JP2007122590A - 料金情報収集装置、通行料金収受システム、料金情報収集方法、料金情報収集プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】入口ゲートまたは出口ゲートにおいて課金のために必要な情報を車載装置から得られなかった場合においても課金処理が可能な通行料金収受システム等を提供すること
【解決手段】本発明の料金情報収集装置20、30は、有料道路のゲートを通過しようとする車輌1に搭載された車載装置18から車輌番号と支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得手段を備えるとともに、ゲートを通過しようとする車輌を撮影して画像データを取得しこの画像データから抽出された画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段を備えている。固有情報取得手段が固有情報の取得に失敗した場合には、支払方法情報取得手段が、画像由来車輌番号をキーとして車輌番号と支払方法情報をあらかじめ対応付けて登録されている車輌データベースを検索し、画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の料金情報収集装置20、30は、有料道路のゲートを通過しようとする車輌1に搭載された車載装置18から車輌番号と支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得手段を備えるとともに、ゲートを通過しようとする車輌を撮影して画像データを取得しこの画像データから抽出された画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段を備えている。固有情報取得手段が固有情報の取得に失敗した場合には、支払方法情報取得手段が、画像由来車輌番号をキーとして車輌番号と支払方法情報をあらかじめ対応付けて登録されている車輌データベースを検索し、画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する。
【選択図】図1
Description
本発明は、有料道路の通行料金を収受する技術に関し、特に、有料道路のゲートにおいて車載装置から料金情報を取得することができない場合に別途の方法で料金情報を収集する技術に関する。
近年、有料道路の料金所での渋滞緩和等を目的として、料金収受を無線通信により実現するETC(Electonic Toll Collection)システムが、日本全国の有料道路に使用されている。このETCシステムは、料金所に設置された路側アンテナと車輌に搭載され車輌情報が記憶された車載器との間で無線通信を行い、無線通信の情報に基づいて通行料金を収受するようになっている。従って、ETCシステムを用いるとことにより、通行車輌が料金所において一時停止が不要になるので、料金所での車輌の渋滞を緩和することができる。
なお、本明細書で単に「ETCシステム」というときは、この固有のシステムとしてのETCシステムを意味するものとする。
なお、本明細書で単に「ETCシステム」というときは、この固有のシステムとしてのETCシステムを意味するものとする。
しかしながら、上述したETCシステムは、車載器が高価であることと、料金決済用のETCカードを作成し、その決済口座を管理する手間と時間とを要するので、当初の予想に反してその普及率が伸び悩んでいるという問題点があった。
そこで、車載器及びETCカードを必要とせずに、車輌内の携帯電話を用いて課金を行える料金収受システムが提案されている(例えば、特許文献1、及び特許文献2参照)。
また、車載器を必要とするが、従来、車載器に装着するICカードからなるETCカードの代わりに携帯電話を使用した通行料金収受システムが提案されている(例えば、特許文献3及び特許文献4参照)。
上述した特許文献1〜4の通行料金収受システムでは、ETCシステムの普及を向上させる技術が開示されているが、ゲートにおいて車載器または車載器として用いる携帯電話機から決済に必要な情報を得られなった場合の処理方法については開示されていない。そのため、このような場合、利用料金収受システムを用いた通行料金の課金処理ができないという問題点があった。
なお、課金処理を行う際に必要な情報を車載器等から得られない場合として、1)携帯電話に登録されている車輌番号と実際の車輌番号とが相違している場合、2)入口または出口のゲートにおいて携帯電話の電源が切られている場合、3)入口または出口のゲートにおいて携帯電話の電源は入っているが車載装置に搭載または接続されていない場合等が考えられる。
なお、課金処理を行う際に必要な情報を車載器等から得られない場合として、1)携帯電話に登録されている車輌番号と実際の車輌番号とが相違している場合、2)入口または出口のゲートにおいて携帯電話の電源が切られている場合、3)入口または出口のゲートにおいて携帯電話の電源は入っているが車載装置に搭載または接続されていない場合等が考えられる。
本発明は、上述した問題点に鑑み、入口ゲートまたは出口ゲートにおいて課金のために必要な情報を車載装置から得られなかった場合においても課金処理が可能な通行料金収受システム等を提供することを目的とする。
本発明の料金情報収集装置は、有料道路のゲートを通過しようとする車輌に搭載された車載装置から車輌番号と支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得手段を備えるとともに、ゲートを通過しようとする車輌を撮影して画像データを取得しこの画像データから抽出された画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段を備えている。固有情報取得手段が固有情報の取得に失敗した場合には、支払方法情報取得手段が、画像由来車輌番号をキーとして車輌番号と支払方法情報をあらかじめ対応付けて登録されている車輌データベースを検索し、画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する(請求項1ないし請求項4)。
上記料金情報収集装置によれば、たとえば、車輌がゲートを通過しようとする際に車載装置の電源が切られていた等の理由により、車載装置から固有情報を取得できなかった場合でも、画像由来車輌番号取得手段が車輌の画像から画像由来車輌番号を取得し、この画像由来車輌番号と車輌データベースを用いて支払方法情報取得手段が支払方法情報を取得することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
上記料金情報収集装置において、支払方法情報取得手段は、固有情報取得手段による固有情報の取得と画像由来車輌番号取得手段による画像由来車輌番号の取得がいずれも成功した場合にも作動するようにし、固有情報に含まれる車輌番号と画像由来車輌番号が一致しない場合には、固有情報取得手段により取得した支払方法情報を破棄する車輌番号判定手段を備えるようにしてもよい(請求項2)。
このようにすれば、現にゲートを通過しようとする車輌から取得した画像由来車輌番号を料金情報として優先して採用することができる。
そのため、車載装置の盗難や車載装置から送信される固有情報の偽装による不正利用を防止することができる。
このようにすれば、現にゲートを通過しようとする車輌から取得した画像由来車輌番号を料金情報として優先して採用することができる。
そのため、車載装置の盗難や車載装置から送信される固有情報の偽装による不正利用を防止することができる。
上記料金情報収集装置を入り口ゲートに設置し、この入り口ゲートを通過しようとする車輌の車載装置に入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を送信する入り口ゲート情報送信手段と、固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗したときに作動し、入り口ゲート情報を映像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録する入り口ゲート情報登録手段とを備えるようにしてもよい(請求項3)。
このようにすれば、通行料金を算出するために必要な入り口ゲート情報を画像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録しておくことができる。
そのため、出口ゲートにおいて車載装置から入り口ゲート情報を取得できない場合においても、車輌データベースから入り口ゲート情報を取得できるようになる。
このようにすれば、通行料金を算出するために必要な入り口ゲート情報を画像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録しておくことができる。
そのため、出口ゲートにおいて車載装置から入り口ゲート情報を取得できない場合においても、車輌データベースから入り口ゲート情報を取得できるようになる。
上記料金情報収集装置を出口ゲートに設置し、この出口ゲートを通過しようとする車輌の車載装置から送信された車両が通過した入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、入り口ゲート情報取得手段による入り口ゲート情報の取得に失敗した場合に作動し、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索し画像由来車輌番号に対応する入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報検索手段とを備えるようにしてもよい(請求項4)。
このようにすれば、出口ゲートにおいて入り口ゲート情報を車載装置から取得できない場合でも、車輌データベースから取得することができる。
このようにすれば、出口ゲートにおいて入り口ゲート情報を車載装置から取得できない場合でも、車輌データベースから取得することができる。
本発明の通行料金収受システムは、入り口ゲートに設置された入り口側料金情報収集装置と、出口ゲートに設置された出口側料金情報収集装置と、車輌に搭載された車載装置とを備えている。
入り口側料金情報収集装置および出口側料金情報収集装置は、それぞれ、車載装置の固有情報送信手段により送信された固有情報を取得する固有情報取得手段を備えるとともに、ゲートを通過しようとする車輌を撮影して画像データを取得しこの画像データから抽出された画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段を備えている。また、料金情報収集装置は、固有情報取得手段が固有情報の取得に失敗した場合に、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索し、画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する支払方法情報取得手段も備えている(請求項5ないし請求項11)。
入り口側料金情報収集装置および出口側料金情報収集装置は、それぞれ、車載装置の固有情報送信手段により送信された固有情報を取得する固有情報取得手段を備えるとともに、ゲートを通過しようとする車輌を撮影して画像データを取得しこの画像データから抽出された画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段を備えている。また、料金情報収集装置は、固有情報取得手段が固有情報の取得に失敗した場合に、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索し、画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する支払方法情報取得手段も備えている(請求項5ないし請求項11)。
上記通行料金収受システムによれば、たとえば、車輌がゲートを通過しようとする際に車載装置の電源が切られていた等の理由により、車載装置から固有情報を取得できなかった場合でも、画像由来車輌番号取得手段が車輌の画像から画像由来車輌番号を取得し、この画像由来車輌番号と車輌データベースを用いて支払方法情報取得手段が支払方法情報を取得することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
上記通行料金収受システムにおいて、支払方法情報取得手段は、固有情報取得手段による固有情報の取得と車輌番号取得手段による車輌番号の取得がいずれも成功した場合にも作動するようにし、入り口側および出口側料金情報収集装置は、固有情報に含まれる車輌番号と画像由来車輌番号が一致しない場合に固有情報取得手段により取得した支払方法情報を破棄する車輌番号判定手段を備えるようにしてもよい(請求項6)。
このようにすれば、現にゲートを通過しようとする車輌から取得した画像由来車輌番号を料金情報として優先して採用することができる。
そのため、車載装置の盗難や車載装置から送信される固有情報の偽装による不正利用を防止することができる。
このようにすれば、現にゲートを通過しようとする車輌から取得した画像由来車輌番号を料金情報として優先して採用することができる。
そのため、車載装置の盗難や車載装置から送信される固有情報の偽装による不正利用を防止することができる。
上記通行料金収受システムにおいて、入り口側料金情報収集装置は、入り口ゲートを通過しようとする車輌の車載装置に入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を送信する入り口ゲート情報送信手段と、固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗したときに作動し、入り口ゲート情報を映像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録する入り口ゲート情報登録手段とを備えるようにし、出口側料金情報収集装置は、出口ゲートを通過しようとする車輌の車載装置から送信された入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、入り口ゲート情報取得手段による入り口ゲート情報の取得に失敗した場合に作動し、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索し画像由来車輌番号に対応する入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報検索手段とを備えるようにし、車載装置は、入り口ゲートを通過しようとする際に入り口側料金情報収集装置から送信された入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、入り口ゲートを通過しようとする際に出口側料金情報収集装置に入り口ゲート情報を送信する車載装置側入り口ゲート情報送信手段とを備えようにしてもよい(請求項7)。
このようにすれば、入り口側料金情報収集装置は、通行料金を算出するために必要な入り口ゲート情報を車載装置に送信するとともに画像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録しておくことができる。
そのため、出口側料金情報収集装置が、車載装置から入り口ゲート情報を取得できない場合においても、画像由来車輌番号をキーにして検索し、車輌データベースから入り口ゲート情報を取得できるようになる。
このようにすれば、入り口側料金情報収集装置は、通行料金を算出するために必要な入り口ゲート情報を車載装置に送信するとともに画像由来車輌番号と対応付けて車輌データベースに登録しておくことができる。
そのため、出口側料金情報収集装置が、車載装置から入り口ゲート情報を取得できない場合においても、画像由来車輌番号をキーにして検索し、車輌データベースから入り口ゲート情報を取得できるようになる。
上記通行料金収受システムにおいて、車輌に搭載され車載装置と通信可能な携帯電話機を備え、車載装置側固有情報取得手段は、携帯電話機から固有情報を取得するようにしてもよい(請求項8)。
このようにすれば、広く普及している携帯電話機を車載装置に固有情報を供給するために用いることができる。そのため、車載装置の構成を簡単にすることができる。
また、携帯電話機と車載装置は物理的に独立しているから、携帯電話機を、ETCシステムにおけるETCカードと同様に、複数の車輌の複数の車載装置に対して用いることができる。
このようにすれば、広く普及している携帯電話機を車載装置に固有情報を供給するために用いることができる。そのため、車載装置の構成を簡単にすることができる。
また、携帯電話機と車載装置は物理的に独立しているから、携帯電話機を、ETCシステムにおけるETCカードと同様に、複数の車輌の複数の車載装置に対して用いることができる。
上記通行料金収受システムにおいて、携帯電話機は、固有情報が記憶された非接触式のICカードと、このICカードが入り口側料金情報収集装置および出口側料金情報収集装置から送信されたウェイクアップ信号を受信したときに車載装置に固有情報を送信するとともに固有情報送信手段を起動するウェイクアップ手段とを備えようにしてもよい(請求項9)。
このようにすれば、車輌の使用者がなんらの操作を行わなくても車載装置は固有情報の送信をすることができる。
このようにすれば、車輌の使用者がなんらの操作を行わなくても車載装置は固有情報の送信をすることができる。
上記通行料金収受システムにおいて、携帯電話機は、固有情報を車輌データベースに登録する固有情報登録手段と、ウェイクアップ手段を実現するためのコンピュータプログラムをサーバ装置からダウンロードするダウンロード手段とを備えるようにしてもよい(請求項10)。
このようにすれば、ETCシステムの普及を阻害する要因となっている利用開始にあたっての情報登録手続きと車載装置の設定の煩雑さを緩和することができる。
このようにすれば、ETCシステムの普及を阻害する要因となっている利用開始にあたっての情報登録手続きと車載装置の設定の煩雑さを緩和することができる。
上記通行料金収受システムにおいて、携帯電話機を車載装置として用いるようにしてもよい(請求項11)。
このようにすれば、携帯電話機と車輌は物理的に接続する必要がないから、ETCシステムでは必要な車載装置の取り付け工事を省略することができる。
このようにすれば、携帯電話機と車輌は物理的に接続する必要がないから、ETCシステムでは必要な車載装置の取り付け工事を省略することができる。
本発明の料金情報収集方法は、有料道路の入り口ゲートまたは出口ゲートを通過しようとする車輌に搭載された車載装置から無線により送信され車輌を特定する車輌番号と通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得工程と、入り口ゲートおよび出口ゲートを通過しようとする車輌を撮影して得られた画像データから抽出された車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得工程と、固有情報取得工程において固有情報の取得に失敗した場合に作動し車輌番号と支払方法情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスし、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索して画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する支払方法情報取得工程とにより料金情報を収集する(請求項12)。
上記料金情報収集方法によれば、たとえば、車輌がゲートを通過しようとする際に車載装置の電源が切られていた等の理由により、車載装置から固有情報を取得できなかった場合でも、画像由来車輌番号取得工程により車輌の画像から画像由来車輌番号を取得し、この画像由来車輌番号と車輌データベースを用いて支払方法情報を取得することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
本発明の料金情報収集プログラムは、コンピュータに、有料道路の入り口ゲートまたは出口ゲートを通過しようとする車輌に搭載された車載装置から無線により送信され車輌を特定する車輌番号と通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得機能と、入り口ゲートおよび出口ゲートを通過しようとする車輌を撮影して得られた画像データから抽出された車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得機能と、固有情報取得機能による固有情報の取得に失敗した場合に作動し車輌番号と支払方法情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスし、画像由来車輌番号をキーとして車輌データベースを検索して画像由来車輌番号に対応する支払方法情報を取得する支払方法情報取得機能とを実行させることにより料金情報を収集する(請求項13)。
上記料金情報収集方法によれば、コンピュータを料金情報収集装置として動作させて、たとえば、車輌がゲートを通過しようとする際に車載装置の電源が切られていた等の理由により、車載装置から固有情報を取得できなかった場合でも、画像由来車輌番号取得機能により車輌の画像から画像由来車輌番号を取得し、この画像由来車輌番号と車輌データベースを用いて支払方法情報を取得することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
すなわち、ゲートにおいて車載装置から料金情報を取得できなかった場合においても、料金情報を別途の方法により収集することができる。
上述したように、本発明によれば、ゲートにおいて料金情報を車載装置から取得できなかった場合においても、画像由来車輌番号取得手段と支払方法情報取得手段により料金情報を収集することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る実施形態の通行料金収受システムの構成を示すブロック図である。この実施形態の通行料金収受システムは、ETCシステムを利用する際の通行料金収受システムであって、図1に示すように、車輌1内の車載器(車載装置)18に装着されている携帯電話(携帯電話機)10と、入口ゲート2に設置されている路側サーバ(入り口側料金情報収集装置)20及び車輌番号認識装置21と、出口ゲート3に設置されている路側サーバ(出口側料金情報収集装置)30及び車輌番号認識装置31と、中央管理センター4に設置されている車輌管理サーバ40と、電子化サービス会社5に設置されている電子化サービスサーバ50と、クレジット会社に設置されているクレジット処理サーバ60とを備えて構成されている。
携帯電話10と路側サーバ20及び路側サーバ30とは、5.8GHz帯の電波を送受信する車載器18を介して無線接続されている。また、携帯電話10と電子化サーバ50とは、基地局7及び通信網8を介して通信接続されている。また、路側サーバ20及び路側サーバ30と車輌管理サーバ40とは、専用回線9を介して通信接続されている。
携帯電話10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit )11と、記憶部12と、操作部13と、非接触ICカード14と、通信制御部15とを備えており、これらは、データバス等の内部バス16により相互に接続されている。CPU11は、記憶部12に記憶されている制御プログラムを実行することにより、通常の携帯電話としての機能を実行するとともに、制御プログラム及びETC機能保持領域12bに記憶されている後述するETC機能プログラムを実行することにより、ETCシステムを利用する機能を実行する。例えば、CPU11は、後述するETC機能プログラムを供給する電子化サービス会社5に設置されている電子化サービスサーバ50から当該プログラムを通信網8を介してダウンロードする。また、CPU11は、路側サーバ20、30との間にETCシステムを利用するに際して必要となる情報の送受信を制御する。
すなわちCPU11は、固有情報登録手段およびダウンロード手段として機能する。
すなわちCPU11は、固有情報登録手段およびダウンロード手段として機能する。
記憶部12は、CPU11が実行する制御プログラム12a、CPU11が実行することにより、携帯電話10がETCシステムを利用可能にするETCカード機能プログラム12b、例えば、通行料金を算出する際に必要となる入口ゲートを識別する入口ゲート識別情報を記憶するETC利用情報保持領域12cを有している。
非接触ICカード14は、携帯電話10の携帯番号及びETCシステムの利用を許可された車輌の車輌番号からなる固有情報が記憶されている。通信制御部15は、車載器18及び出入口ゲートに設けられている路側アンテナ23、33を介して路側サーバ20、30の間で無線により送受信する情報を制御する。
入口ゲートに設置されている路側サーバ20は、図3に示したように、CPU201と、記憶部202と、操作部203と、通信制御部204とを備えており、これらは、データバス等の内部バス205により相互に接続されている。CPU201は、記憶部202に記憶されている制御プログラムを実行することにより、例えば、次のような処理を実行する。
CPU201は、携帯電話10から、携帯電話10の起動を促すウェイクアップ信号に対する応答信号を受信しないときには、車輌管理サーバ40から受信した車輌1に対するETCシステムの利用許可の有無の確認に基づき、車輌1のETCシステムの利用の許可の有無を判定する。また、CPU201は、車輌1がETCシステムの利用を許可されたものと判定された場合には、入口ゲート2を識別する入口ゲート識別情報を車輌管理サーバ40に供給する(CPU201は、入り口ゲート情報登録手段として機能する)。
また、CPU201は、携帯電話10から、ウェイクアップ信号に対する応答信号を受信した場合には、携帯電話10から固有情報を取得する(CPU201は、固有情報取得手段として機能する)。更に、CPU11は、取得した固有情報の中の車輌番号と、車輌番号認識装置21により入力された車輌番号(画像由来車輌番号)とが一致するか否かを判定し、両方の車輌番号が一致するものと判定された場合には、車輌番号を破棄するとともに、入口ゲート識別情報を携帯電話10のETC利用情報保持領域12cに記憶させるために送信する(CPU201は、車輌番号判定手段および入り口ゲート情報送信手段として機能する)。
記憶部202は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、ハードディスク装置により構成されており、CPU201に上述したような処理を実行させる制御プログラム202a、路側サーバ20が設置されているゲートを識別する入口ゲート識別情報としてのゲート識別情報202bが記憶されている。
操作部203は、路側サーバ20を操作する際のスイッチ等が設けられている。通信制御部204は、入口ゲート2に設けられている路側アンテナ23介して携帯電話10の間で無線により送受信する情報を制御する。
車輌番号認識装置21は、CCDカメラ22で撮像された入口ゲート2に入ってきた車輌1のナンバープレートから車輌番号を認識し、この車輌番号を路側サーバ20に出力する。
出口ゲート3に設置されている路側サーバ30は、図4に示すように、CPU301と、記憶部302と、操作部303と、通信制御部304とを備えており、これらは、データバス等の内部バス305により相互に接続されている。CPU301は、記憶部302に記憶されている制御プログラムを実行することにより、例えば、次のような処理を実行する。
CPU301は、携帯電話10から、ウェイクアップ信号に対する応答信号を受信しないときには、車輌管理サーバ40から受信した車輌1に対するETCシステムの利用許可の有無の確認に基づき、車輌1のETCシステムの利用の許可の有無を判定する。また、CPU301は、車輌1がETCシステムの利用を許可されたものと判定された場合には、車輌管理サーバ40から受信した入口ゲート識別情報と、予め記憶する出口ゲートを識別する出口ゲート識別情報とに基づき、車輌1の通行料金を算出する。
また、CPU301は、算出した通行料金及び車輌番号を有する通行料金データを車輌管理サーバ40に送信する。また、CPU301は、携帯電話10から、ウェイクアップ信号に対する応答信号を受信した場合には、携帯電話10から固有情報を無線により取得する(CPU301は、固有情報取得手段として機能する)。
また、CPU301は、取得した固有情報の中の車輌番号と、車輌番号認識装置により入力された前記車輌番号とが一致するか否かを判定し固有情報の車輌番号を破棄するとともに、両方の車輌番号が一致するものと判定された場合には、携帯電話10の記憶部12に記憶されている入口ゲート識別情報を無線により取得する(CPU301は、車輌番号判定手段および入り口ゲート情報取得手段として機能する)。更に、CPU301は、車輌番号認識装置31から入力された車輌番号から車種を特定する。
記憶部302は、RAM、ROM、ハードディスク装置により構成されており、CPU301に上述したような処理を実行させる制御プログラム302a、路側サーバ30が設置されているゲートを識別する出口ゲート識別情報としてのゲート識別情報202bが記憶されている。また、記憶部302は、図5に示すように、車種ごとに、入口ゲート識別情報に対する通行料金が記述された、通行料金の算出用に参照される料金算出リスト302cを記憶する。
操作部303は、サーバ30を操作する際のスイッチ等が設けられている。通信制御部304は、出口ゲート3に設けられている路側アンテナ33を介して携帯電話10との間で無線により送受信する情報を制御する。
車輌番号認識装置31は、CCDカメラ32で撮像された出口ゲート3に入ってきた車輌1のナンバープレートから車輌番号を認識し、この車輌番号を路側サーバ30に出力する。
車輌管理サーバ40は、図6に示すように、CPU401と、記憶部402と、操作部403と、通信制御部404とを備えており、これらは、データバス等の内部バス405により相互に接続されている。CPU401は、記憶部402に記憶されている制御プログラムを実行することにより、例えば、次のような処理を実行する。
CPU401は、車輌1に対するETCシステムの利用許可の有無の確認を、出入口ゲート2、3に設置されている路側サーバ20、30に供給する。また、CPU401は、出口ゲート3に設置されている路側サーバ30に入口ゲート識別情報を送信する。
また、CPU401は、受信した通行料金データに基づき、通行料金を決済するための決済データを生成する。また、CPU401は、生成した決済データを、通行料金を決済する会社に設置されているクレジット処理サーバ60に通信網8を介して送信する。
記憶部402は、RAM、ROM、ハードディスク装置により構成されており、CPU401に上述したような処理を実行させる制御プログラム402a、車輌番号データ登録DB402b、決済用データ登録DB(車輌データベース)402c、及び料金算出用データ登録DB402dを有している。
車輌番号データ登録DB402bには、図7(a)に示すように、ETCシステムの利用を許可された車輌1の車輌番号が記述されている車輌番号データが登録されている。決済用データ登録DB402cは、図7(b)に示すように、通行料金の決済データを生成するための決済用データが登録されている。決済用データは、車輌番号、氏名、住所、電話番号、口座番号を有している。料金算出用データ登録DB402dは、図7(c)に示すように、路側サーバ30が通行料金を算出する際に必要となる料金算出用データを記憶する。料金算出用データは、車輌番号及び入口ゲート識別情報を有している。
操作部403は、サーバ40を操作する際のスイッチ等が設けられている。通信制御部404は、入出力ゲート2、3と間で専用回線9を介して送受信する情報を制御する。
次に、本発明に係る実施形態の通行料金収受システムの動作を説明する。
図8は、携帯電話とクレジット会社との間にクレジット契約を結んだのち、電子化サービス会社から非接触ICカードをETCカードとしての機能させる固有情報を携帯電話にダウンロードさせるまでの処理を示すフローチャートである。
まず、携帯電話10は、基地局7及び通信網8を介して、決済に必要な情報をクレジット処理サーバ60に送信する(ステップ101)。ここで、決済に必要な情報として、車輌番号、氏名、住所、携帯電話の電話番号、及び口座番号がある。
クレジット処理サーバ60は、決済に必要な情報を携帯電話10から受信すると、以後、この携帯電話の所有者がETCシステムを利用した際の決済を管理するための決済管理データを作成し(ステップ201)、このデータを決済管理データ登録DB(図示せず)に登録する(ステップ202)。この決済管理データには、契約者の氏名、住所、電話番号、車輌番号、通行料金の引落とし用の口座番号等が記載されている。その後、クレジット処理サーバ60は、中央管理センタ4に設置されている車輌管理サーバ40に生成した決済管理データを通信網8を介して送信する(ステップ203)。
車輌管理サーバ40は、クレジット処理サーバ60から決済管理データを受信すると、この受信した決済管理データを使用して、図5(b)に示すように、車輌番号、氏名、住所、電話番号、口座番号が記述された決済用データを作成し(ステップ301)、この決済用データを決済用データ登録DB302cに登録する(ステップ302)。次に、車輌管理サーバ40は、受信した決済管理データから、図5(a)に示すように、ETCシステムの利用を許可する車輌番号が記述された車輌番号データを生成し(ステップ303)、このデータを車輌番号データ登録DB302bに登録する(ステップ304)。その後、車輌管理サーバ40は、登録が完了した旨を通信網8を介して、クレジット処理サーバ60に送信する(ステップ305)。
クレジット処理サーバ60は、その後、通信網8及び基地局7を介して携帯電話10にクレジット処理を完了した旨を送信する(ステップ204)。
携帯電話は、クレジット処理サーバ60からクレジット処理を完了した旨を受信すると、所有者の操作により、非接触ICカード14をETCカードとして機能させるために、予め契約してあった電子化サービス会社の電子化サービスサーバに対して、自己の携帯電話10の電話番号及び車輌1の車輌番号の固有情報等をダウンロードする要求を基地局7及び通信網8を介して、電子化サービスサーバ50に送信する(ステップ102)。
電子化サービスサーバ50は、携帯電話10からのダウンロード要求を受信すると(ステップ401)、記憶部に登録されているこの携帯電話に関する固有情報等を読み出し、通信網8及び基地局7を介して携帯電話10に送信する(ステップ402)。
携帯電話10は、電子化サービスサーバ50から受信した固有情報等を非接触ICカード14に記憶させ(ステップ103)、処理を終了する。
図9は、入口ゲートにおける携帯電話の動作を示すフローチャートである。携帯電話10は、入口ゲート2の通信エリアに進入すると路側サーバ20からウェイクアップ信号を受信する(ステップ501)。すると、携帯電話10は、受信したウェイクアップ信号により起動され、ETCシステム利用可能なETCモードで動作を開始し(ステップ502)、携帯電話が起動したことを示す信号を車載器18及び路側アンテナ23を介して路側サーバ20に送信する(ステップ503)。
その後、携帯電話10は、路側サーバ20から路側アンテナ23及び車載器18を介してETCシステムを利用する際に必要となる携帯番号及び車両番号からなる固有情報の送信要求を受信すると(ステップ504)、非接触ICカード14から固有情報を読み出し、この固有情報を車載器18及び路側アンテナ23を介して路側サーバ20に送信する(ステップ505)。その後、携帯電話10は、路側サーバ20から入口ゲート識別情報を車載器18を介して受信すると(ステップ506)、受信した入口ゲート識別情報を記憶部102のETC利用情報保持領域12cに記憶し(ステップ507)、処理を終了する。
図10は、出口ゲートにおける携帯電話の動作を示すフローチャートである。携帯電話10は、出口ゲート3の通信エリアに進入すると路側サーバ30からウェイクアップ信号を受信する(ステップ601)。すると、携帯電話10は、受信したウェイクアップ信号により起動され、ETCモードで動作を開始し(ステップ602)、起動したことを示す信号を車載器18及び路側アンテナ33を介して路側サーバ30に送信する(ステップ603)。
その後、携帯電話10は、路側サーバ30から固有情報の送信要求を受信すると(ステップ604)、非接触ICカード14から固有情報を読み出し、この固有情報を車載器18及び路側アンテナ33を介して路側サーバ30に送信する(ステップ605)。その後、携帯電話10は、路側サーバ30から通行料金の明細情報を車載器18を介して受信すると(ステップ606)、受信した明細情報を表示部(図示せず)に表示し(ステップ607)、処理を終了する。
図11は、入口ゲートに設置されている路側サーバの動作を示すフローチャートである。路側サーバ20は、路側アンテナ23からウェイクアップ信号を定期的に通信エリアに送信させる(ステップ701)。その後、路側サーバ20は、車輌1内の携帯電話10からETCモードで動作の開始を示す起動信号を受信したか否かを判定する(ステップ702)。路側サーバ20は、起動信号を携帯電話10から受信したと判定した場合には(ステップ702;YES)、固有情報の送信要求を携帯電話10に無線により送信する(ステップ703)。一方、路側サーバ20は、起動信号を携帯電話10から受信していないと判定した場合には(ステップ702;NO)、CCDカメラ22が撮像した車輌のプレートナンバーから認識した車輌番号を車輌番号認識装置21から受信したか否かを判定する(ステップ704)。
路側サーバ20は、車輌番号認識装置21から車輌番号を受信していないと判定した場合には(ステップ704;NO)、ステップ701に処理を移行してウェイクアップ信号を通信エリアに送信し続ける。一方、路側サーバ20は、車輌番号認識装置21から車輌番号を受信したと判定した場合には(ステップ704;YES)、入口ゲート2に入ってきた車輌1内の車載器18に携帯電話10が搭載されていないか、または、携帯電話10の電源が切れているものと認識する(ステップ705)。
次に、路側サーバ20は、入口ゲート2に入ってきた車輌1がETCシステムの利用が許可された車輌10であるかの問い合わせを車輌管理サーバ40に専用回線9を介して送信する(ステップ706)。問い合わせには、問い合わせの対象となる車輌1の車輌番号を有している。その後、路側サーバ20は、車輌管理サーバ40から問い合わせに対する応答を受信する(ステップ707)。路側サーバ20は、応答を受信すると、受信した応答からETCシステムの利用を許可する車輌10であるか否かを確認判定する(ステップ708)。
路側サーバ20は、受信した応答からETCシステムの利用を許可する車輌1であると確認した場合には(ステップ708;YES)、記憶部202の料金所識別情報を読み出し、この料金所識別情報を入口ゲート識別情報として、車輌番号とともに専用回線9を介して車輌管理サーバ40に送信する(ステップ709)。その後、路側サーバ20は、入口ゲート2のガードを開けさせ、車輌1を有料道路に進入することを許可させ(ステップ710)、処理を終了する。一方、路側サーバ20は、ETCシステムの利用を不許可する車輌であると確認した場合には(ステップ708;NO)、係員にその旨を表示部(図示せず)に表示して知らせるとともに、電光掲示板(図示せず)にその旨を表示して車輌1の運転者に知らせ(ステップ711)、処理を終了する。なお、この場合には、車輌1は、係員の誘導ものと一般のゲートに移動させられる。
ステップ703において、路側サーバ20は、固有情報の送信要求を携帯電話10に無線により送信した後、携帯電話10から固有情報を受信する(ステップ712)。その後、路側サーバ20は、車輌番号認識装置21からCCDカメラ22で撮影したプレートナンバーから認識した車輌番号が入力される(ステップ713)。次に、路側サーバ20は、固有情報の中の車輌番号と車輌番号認識装置21から受信した車輌番号とが一致するか否かを判定する(ステップ714)。
路側サーバ20は、車輌番号が一致すると判定した場合には(ステップ714;YES)、記憶部202の料金所識別情報記憶領域202bから料金所識別情報を読み出し、読み出したこの識別情報を入口ゲート識別情報として、路側アンテナ23及び車載器18を介して、携帯電話10に送信し、携帯電話10に設けられている記憶部12のETC利用情報保持領域12cに記憶させ(ステップ715)、ステップ709に処理を移行する。一方、路側サーバ20は、車輌番号が不一致と判定した場合には(ステップ714;NO)、本来、使用されるべき携帯電話10でない携帯電話であるものと認識し(ステップ716)、ステップ706に処理を移行し、上述したと同様な処理を行う。
図12は、出口ゲートに設置されている路側サーバ30の動作を示すフローチャートである。路側サーバ30は、路側アンテナ33からウェイクアップ信号を定期的に通信エリアに送信させる(ステップ801)。その後、路側サーバ30は、車輌1内の携帯電話10からETCモードで動作の開始を示す起動信号を受信したか否かを判定する(ステップ802)。路側サーバ30は、起動信号を携帯電話10から受信したと判定した場合には(ステップ802;YES)、固有情報の送信要求を携帯電話10に無線により送信する(ステップ803)。一方、路側サーバ30は、起動信号を携帯電話10から受信していないと判定した場合には(ステップ802;NO)、CCDカメラ32が撮像した車輌のプレートナンバーから認識した車輌番号を車輌番号認識装置31から入力されたか否かを判定する(ステップ804)。
路側サーバ30は、車輌番号認識装置31から車輌番号を受信していないと判定した場合には(ステップ804;NO)、ステップ801に処理を移行して、ウェイクアップ信号を通信エリアに送信し続ける。一方、路側サーバ30は、車輌番号認識装置31から車輌番号を受信したと判定した場合には(ステップ804;YES)、出口ゲート3に入ってきた車輌1内の車載器18に携帯電話10が搭載されていないか、または、携帯電話の電源が切れているものと認識する(ステップ805)。
次に、路側サーバ30は、入口ゲート3に入ってきた車輌1がETCシステムの利用が許可された車輌1であるかの問い合わせを、車輌管理サーバ40に専用回線9を介して送信する(ステップ806)。問い合わせには、問い合わせの対象となる車輌1の車輌番号を有している。その後、路側サーバ30は、車輌管理サーバ40から問い合わせに対する応答を受信する(ステップ807)。路側サーバ30は、応答を受信すると、受信した応答からETCシステムの利用を許可する車輌であるか否かを確認判定する(ステップ808)。
路側サーバ30は、受信した応答からETCシステムの利用を許可する車輌1であると確認した場合には(ステップ808;YES)、車輌1の車輌番号の入口ゲート識別情報の送信要求を専用回線を介して車輌管理サーバ40に送信する(ステップ809)。その後、路側サーバ30は、車輌管理サーバ40から当該車輌1の入口ゲート識別情報を専用回線9を介して受信すると(ステップ810)、記憶部32の料金所識別情報記憶領域302bに記憶されている出口ゲート識別情報としての料金所識別情報を読み出し、この料金所識別情報、先に受信した入口ゲート識別情報、及び、車輌番号認識装置31から入力された車輌番号から求まる車種に基づき、記憶部302の料金算出リスト302cを参照して、当該車輌1の通行料金を算出する(ステップ811)。
その後、路側サーバ30は、算出した通行料金を決済するために必要となる決済情報を専用回線9を介して車輌管理サーバに送信する(ステップ812)。決済情報には、車輌番号及び通行料金を有している。その後、路側サーバ30は、入口ゲート3のガードを開けさせ、車輌1を有料道路から出ることを許可させ(ステップ813)、処理を終了する。
一方、路側サーバ30は、ETCシステムの利用を不許可する車輌であると確認した場合には(ステップ808;NO)、係員にその旨を表示部(図示せず)に表示して知らせるとともに、電光表示板(図示せず)にその旨を表示し、車輌1の運転者に知らせる(ステップ814)。なお、この場合には、車輌1は、係員の誘導ものと料金収受するための所定のゲートに移動させられる。
一方、路側サーバ30は、ETCシステムの利用を不許可する車輌であると確認した場合には(ステップ808;NO)、係員にその旨を表示部(図示せず)に表示して知らせるとともに、電光表示板(図示せず)にその旨を表示し、車輌1の運転者に知らせる(ステップ814)。なお、この場合には、車輌1は、係員の誘導ものと料金収受するための所定のゲートに移動させられる。
ステップ803において、路側サーバ30は、ETCシステムを利用する際に必要となる携帯番号及び車両番号からなる固有情報の送信要求を携帯電話10に無線により送信した後、携帯電話10から固有情報を受信する(ステップ815)。その後、路側サーバ30は、車輌番号認識装置31からCCDカメラ32で撮影したプレートナンバーから認識した車輌番号が入力される(ステップ816)。次に、路側サーバ30は、固有情報の中の車輌番号と車輌番号認識装置31から受信した車輌番号とが一致するか否かを判定する(ステップ817)。
路側サーバ30は、車輌番号が一致すると判定した場合には(ステップ817;YES)、携帯電話10に対して入口ゲート識別情報の送信要求を路側アンテナ33及び車載器18を介して送信する(ステップ818)。その後、路側サーバ30は、携帯電話10から、入口ゲート識別情報を受信すると(ステップ819)、ステップ811に処理を移行し、同様な処理を行う。一方、路側サーバ30は、車輌番号が不一致であると判定した場合には(ステップ817;NO)、本来、使用されるべき携帯電話10でない携帯電話であるものと認識し(ステップ820)、ステップ806に処理を移行し、上述したと同様な処理を行う。
図13は、車輌管理サーバ40の動作を示すフローチャートである。
車輌管理サーバ40は、出口ゲート3の路側サーバ30から専用回線9を介して決済情報を受信すると(ステップ901)、記憶部402の決済用データ登録DB402cから決済情報に有する車輌番号の決済用データを読み出し(ステップ902)、この決済データに先に受信した決済情報に有する通行料金を追加させた通行料金決済データを作成し(ステップ903)、この通行料金決済データを通信網8を介してクレジット処理サーバ60に送信する(ステップ904)。その後、クレジット処理サーバ60から通行料金決済データを受信した旨を受信すると(ステップ905)、処理を終了する。
車輌管理サーバ40は、出口ゲート3の路側サーバ30から専用回線9を介して決済情報を受信すると(ステップ901)、記憶部402の決済用データ登録DB402cから決済情報に有する車輌番号の決済用データを読み出し(ステップ902)、この決済データに先に受信した決済情報に有する通行料金を追加させた通行料金決済データを作成し(ステップ903)、この通行料金決済データを通信網8を介してクレジット処理サーバ60に送信する(ステップ904)。その後、クレジット処理サーバ60から通行料金決済データを受信した旨を受信すると(ステップ905)、処理を終了する。
上述した実施形態によれば、入口ゲート2または出口ゲート3において携帯電話10が車載器18に搭載されていなくても、路側サーバ20または路側サーバ30は車輌管理サーバ40から固有情報を取得できるから、車輌1の運転者はETCシステムを利用することができる。また、入口ゲート2または出口ゲート3において携帯電話10が電源が切られている場合であっても、同様にETCシステムを利用することができる。すなわち、入出ゲートにおいて発生する、課金処理を行う際に必要な情報を携帯電話10から得られない場合についても、別途の方法で料金情報を取得し課金処理を行うことができる。
また、この実施形態によれば、携帯電話10がETCシステムを利用するためのプログラムを電子化サービスサーバ50からダウンロードすることができるので、従来のETCカードを発行してもらうまでの手間を省くことができるとともに、発行までの時間を短縮することができる。
また、この実施形態の通行料金収受システム1は、車載器18を介して携帯電話10と路側サーバ20、30との間で必要な情報を送受信するように構成されているが、これ以外として、携帯電話10が車載装置18の各機能を備えるようにし車載装置として機能するようにしてもよい。
1 車輌
2 入口ゲート
3 入口ゲート
4 中央管理センタ
5 電子化サービス会社
6 クレジット会社
7 基地局
8 通信網
9 専用回線
10 携帯電話
11 CPU
12 記憶部
12a 制御プログラム
12b ETCカード機能保持領域
12c ETC利用情報保持領域
13 操作部
14 非接触ICカード
15 通信制御部
16 内部バス
20 路側サーバ
21 車両番号認識装置
22 CCDカメラ
23 路側アンテナ
30 路側サーバ
31 車輌番号認識装置
32 CCDカメラ
33 路側アンテナ
40 車輌管理サーバ
50 電子化サービスサーバ
60 クレジット処理サーバ
201 CPU
202 記憶部
202a 制御プログラム
202b 料金所識別情報記憶領域
203 操作部
204 通信制御部
205 内部バス
301 CPU
302 記憶部
302a 制御プログラム
302b 料金所識別情報記憶領域
302c 料金算出リスト
303 操作部
304 通信制御部
305 内部バス
401 CPU
402 記憶部
402a 制御プログラム
402b 車輌番号データ登録DB
402c 決済用データ登録DB
402d 料金算出用データ登録DB
2 入口ゲート
3 入口ゲート
4 中央管理センタ
5 電子化サービス会社
6 クレジット会社
7 基地局
8 通信網
9 専用回線
10 携帯電話
11 CPU
12 記憶部
12a 制御プログラム
12b ETCカード機能保持領域
12c ETC利用情報保持領域
13 操作部
14 非接触ICカード
15 通信制御部
16 内部バス
20 路側サーバ
21 車両番号認識装置
22 CCDカメラ
23 路側アンテナ
30 路側サーバ
31 車輌番号認識装置
32 CCDカメラ
33 路側アンテナ
40 車輌管理サーバ
50 電子化サービスサーバ
60 クレジット処理サーバ
201 CPU
202 記憶部
202a 制御プログラム
202b 料金所識別情報記憶領域
203 操作部
204 通信制御部
205 内部バス
301 CPU
302 記憶部
302a 制御プログラム
302b 料金所識別情報記憶領域
302c 料金算出リスト
303 操作部
304 通信制御部
305 内部バス
401 CPU
402 記憶部
402a 制御プログラム
402b 車輌番号データ登録DB
402c 決済用データ登録DB
402d 料金算出用データ登録DB
Claims (13)
- 有料道路の入り口ゲートまたは出口ゲートに設置され前記有料道路を利用する車輌の通行料金を算出および決済するために必要な情報である料金情報を収集する料金情報収集装置において、
前記入り口ゲートまたは前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌に搭載された車載装置から無線により送信され前記車輌を特定する車輌番号と前記通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得手段と、
前記入り口ゲートおよび前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌を撮影して得られた画像データから抽出された前記車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段と、
前記車輌番号と前記支払方法情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスするデータベースアクセス手段と、
前記固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗した場合に作動し前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索して前記画像由来車輌番号に対応する前記支払方法情報を取得する支払方法情報取得手段とを備えたことを特徴とした料金情報収集装置。 - 前記支払方法情報取得手段は、前記固有情報取得手段による前記固有情報の取得と前記画像由来車輌番号取得手段による前記画像由来車輌番号の取得がいずれも成功した場合にも作動し、
前記固有情報に含まれる前記車輌番号と前記画像由来車輌番号が一致しない場合には、前記固有情報取得手段により取得した前記支払方法情報を破棄する車輌番号判定手段を備えたことを特徴とした請求項1に記載の料金情報収集装置。 - 前記入り口ゲートに設置され、
この入り口ゲートを通過しようとする車輌の前記車載装置に前記入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を送信する入り口ゲート情報送信手段と、
前記固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗したときに作動し、前記入り口ゲート情報を前記映像由来車輌番号と対応付けて前記車輌データベースに登録する入り口ゲート情報登録手段とを備えたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の料金情報収集装置。 - 前記出口ゲートに設置され、
この出口ゲートを通過しようとする前記車輌の前記車載装置から送信された前記車両が通過した前記入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、
前記入り口ゲート情報取得手段による入り口ゲート情報の取得に失敗した場合に作動し、前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索し前記画像由来車輌番号に対応する前記入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報検索手段とを備えたことを特徴とした請求項1または請求項2に記載の料金情報収集装置。 - 有料道路の入り口ゲートに設置され前記有料道路を利用する車輌の通行料金を算出および決済するために必要な情報である料金情報を収集する入り口側料金情報収集装置と、前記有料道路の出口ゲートに設置され前記料金情報を収集する出口側料金情報収集装置と、前記車輌に搭載された車載装置とを備えた通行料金収受システムにおいて、
前記入り口側料金情報収集装置および前記出口側料金情報収集装置は、
前記入り口ゲートまたは前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌に搭載された前記車載装置から無線により送信され前記車輌を特定する車輌番号と前記通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得手段と、
前記入り口ゲートおよび前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌を撮影して得られた画像データから抽出された前記車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得手段と、
前記車輌番号と前記支払方法特定情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスするデータベースアクセス手段と、
前記固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗した場合に作動し前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索して前記画像由来車輌番号に対応する前記支払方法情報を取得する支払方法情報取得手段とをそれぞれ備え、
前記車載装置は、
前記固有情報を取得する車載装置側固有情報取得手段と、
前記固有情報を前記入り口側料金情報収集装置と前記出口側料金情報収集装置にそれぞれ無線により送信する固有情報送信手段とを備えたことを特徴とした通行料金収受システム。 - 前記支払方法情報取得手段は、前記固有情報取得手段による前記固有情報の取得と前記画像由来車輌番号取得手段による前記画像由来車輌番号の取得がいずれも成功した場合にも作動し、
前記入り口側料金情報収集装置および前記出口側料金情報収集装置は、前記固有情報に含まれる前記車輌番号と前記画像由来車輌番号が一致しない場合には、前記固有情報取得手段により取得した前記支払方法情報を破棄する車輌番号判定手段を備えたことを特徴とした請求項5に記載の通行料金収受システム。 - 前記入り口側料金情報収集装置は、
前記入り口ゲートを通過しようとする車輌の前記車載装置に前記入り口ゲートを特定する入り口ゲート情報を送信する入り口ゲート情報送信手段と、
前記固有情報取得手段による固有情報の取得に失敗したときに作動し、前記入り口ゲート情報を前記映像由来車輌番号と対応付けて前記車輌データベースに登録する入り口ゲート情報登録手段とを備え
前記出口側料金情報収集装置は、
前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌の前記車載装置から送信された前記入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、
前記入り口ゲート情報取得手段による入り口ゲート情報の取得に失敗した場合に作動し、前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索し前記画像由来車輌番号に対応する前記入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報検索手段とを備え、
前記車載装置は、
前記入り口ゲートを通過しようとする際に前記入り口側料金情報収集装置から送信された前記入り口ゲート情報を取得する入り口ゲート情報取得手段と、
前記出口ゲートを通過しようとする際に前記出口側料金情報収集装置に前記入り口ゲート情報を送信する車載装置側入り口ゲート情報送信手段とを備えたことを特徴とした請求項5または請求項6に記載の通行料金収受システム。 - 前記車輌に搭載され前記車載装置と通信可能な携帯電話機を備え、
前記車載装置側固有情報取得手段は、前記携帯電話機から前記固有情報を取得することを特徴とした請求項5ないし請求項7のいずれかひとつに記載の通行料金収受システム。 - 前記携帯電話機は、前記固有情報が記憶された非接触式のICカードと、このICカードが前記入り口側料金情報収集装置および前記出口側料金情報収集装置から送信されたウェイクアップ信号を受信したときに前記車載装置に前記固有情報を送信するとともに前記固有情報送信手段を起動するウェイクアップ手段とを備えたことを特徴とした請求項8に記載の通行料金収受システム。
- 前記携帯電話機は、
前記固有情報を前記車輌データベースに登録する固有情報登録手段と、
前記ウェイクアップ手段を実現するためのコンピュータプログラムをサーバ装置からダウンロードするダウンロード手段とを備えたことを特徴とした請求項8または請求項9に記載の通行料金収受システム。 - 前記車載装置は、携帯電話機であることを特徴とした請求項5ないし請求項7のいずれかひとつに記載の通行料金収受システム。
- 有料道路を利用する車輌の通行料金を算出および決済するために必要な情報である料金情報を収集する方法において、
前記有料道路の入り口ゲートまたは出口ゲートを通過しようとする前記車輌に搭載された車載装置から無線により送信され前記車輌を特定する車輌番号と前記通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得工程と、
前記入り口ゲートおよび前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌を撮影して得られた画像データから抽出された前記車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得工程と、
前記固有情報取得工程において前記固有情報の取得に失敗した場合に作動し前記車輌番号と前記支払方法情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスし、前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索して前記画像由来車輌番号に対応する前記支払方法情報を取得する支払方法情報取得工程とを備えたことを特徴とした料金情報収集方法。 - 有料道路を利用する車輌の通行料金を算出および決済するために必要な情報である料金情報を収集するためのプログラムにおいて、
コンピュータに、
前記有料道路の入り口ゲートまたは出口ゲートを通過しようとする前記車輌に搭載された車載装置から無線により送信され前記車輌を特定する車輌番号と前記通行料金を支払う方法を特定する支払方法情報を含む固有情報を取得する固有情報取得機能と、
前記入り口ゲートおよび前記出口ゲートを通過しようとする前記車輌を撮影して得られた画像データから抽出された前記車輌番号である画像由来車輌番号を取得する画像由来車輌番号取得機能と、
前記固有情報取得機能による固有情報の取得に失敗した場合に作動し前記車輌番号と前記支払方法情報を対応付けてあらかじめ登録した車輌データベースにアクセスし、前記画像由来車輌番号をキーとして前記車輌データベースを検索して前記画像由来車輌番号に対応する前記支払方法情報を取得する支払方法情報取得機能とを実行させることを特徴とした料金情報収集プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316635A JP2007122590A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 料金情報収集装置、通行料金収受システム、料金情報収集方法、料金情報収集プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005316635A JP2007122590A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 料金情報収集装置、通行料金収受システム、料金情報収集方法、料金情報収集プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007122590A true JP2007122590A (ja) | 2007-05-17 |
Family
ID=38146344
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005316635A Pending JP2007122590A (ja) | 2005-10-31 | 2005-10-31 | 料金情報収集装置、通行料金収受システム、料金情報収集方法、料金情報収集プログラム |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2007122590A (ja) |
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