JP6624348B1 - 溶融亜鉛浴設備 - Google Patents

溶融亜鉛浴設備 Download PDF

Info

Publication number
JP6624348B1
JP6624348B1 JP2019526027A JP2019526027A JP6624348B1 JP 6624348 B1 JP6624348 B1 JP 6624348B1 JP 2019526027 A JP2019526027 A JP 2019526027A JP 2019526027 A JP2019526027 A JP 2019526027A JP 6624348 B1 JP6624348 B1 JP 6624348B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
angle
zinc bath
molten zinc
entry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019526027A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2019188503A1 (ja
Inventor
祐輔 入江
祐輔 入江
川村 三喜夫
三喜夫 川村
功太郎 大野
功太郎 大野
晋平 吉田
晋平 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6624348B1 publication Critical patent/JP6624348B1/ja
Publication of JPWO2019188503A1 publication Critical patent/JPWO2019188503A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/04Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor characterised by the coating material
    • C23C2/06Zinc or cadmium or alloys based thereon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C2/00Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor
    • C23C2/34Hot-dipping or immersion processes for applying the coating material in the molten state without affecting the shape; Apparatus therefor characterised by the shape of the material to be treated
    • C23C2/36Elongated material
    • C23C2/40Plates; Strips

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Coating With Molten Metal (AREA)

Abstract

【課題】Vゾーン内外の浴置換効果に優れた溶融亜鉛浴設備を提供する。【解決手段】溶融亜鉛浴内整流板は、スナウト6とシンクロール3との間であって、溶融亜鉛浴2に進入する側の鋼板である進入側鋼板5とシンクロール3との接触部Qの上方に配置された、複数の板状整流片12を有する。板状整流片12のそれぞれは、進入側鋼板5の面に対して45°以上、135°以下の角度θ2をなし、かつ、進入側鋼板5の面に平行な断面が、進入側鋼板5の板幅方向に対して0°超、90°未満の角度θ1をなすように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板の溶融亜鉛めっきラインに用いられる溶融亜鉛浴設備に関するものである。
鋼板の溶融亜鉛めっきラインに用いられる溶融亜鉛浴設備は、溶融亜鉛浴中にシンクロールとサポートロールとを設け、鋼板をスナウトから溶融亜鉛浴中に斜め下向きに進入させ、シンクロールの下面に沿って進行方向を上向きに変換し、サポートロールでガイドしつつ溶融亜鉛浴から垂直に引き上げ、この間に鋼板の表面に溶融亜鉛を付着させるようにしたものである。
亜鉛めっき鋼板の品質を安定化させるためには、溶融亜鉛浴中のAl濃度を厳格管理する必要がある。例えばAl濃度が高過ぎると合金化不良が発生し、Al濃度が低過ぎると浴中でボトムドロスが生成・蓄積し鋼板に付着することでドロス疵が発生する。
現在、溶融亜鉛浴中のAl濃度は、Zn−Al合金の小型インゴットを特定箇所から投入することで調整をしている。しかし、溶融亜鉛浴内でシンクロール上の鋼板で囲まれた、通称Vゾーンと呼ばれる領域は、鋼板で囲まれているため、Vゾーン内外の浴の置換率が悪く、浴が滞留しやすく、かつ鋼板通過によりAlが消費され、相対的にAl濃度が低くなり易い。そのため、ドロス疵の原因であるボトムドロスが生成・蓄積しやすい領域といえる。
そこでドロス疵を発生させないように、前述のZn−Al合金の小型インゴット投入量を増加させると、逆に合金化不良を招いてしまう。また、Vゾーン内外のAl濃度差を解消するために、Vゾーン内にZn−Al合金の小型インゴットを投入すれば、Alの局所濃化による合金化不良の発生を招いたり、投入箇所が増えることにより操業オペレーターの作業負荷が増加してしまう。
そこで特許文献1には、シンクロールの上方のVゾーン内に整流板を配置し、Vゾーン内外の浴置換を促進する技術が提案されている。この特許文献1の整流板は、平板をその中心線を境として屈曲又は湾曲させたものであり、この中心線を溶融亜鉛浴に進入する側の鋼板の進行方向に沿って配置している。シンクロールの入側では斜め下向きに進む鋼板に沿って生じる随伴流がシンクロールに衝突して上向きの亜鉛流れとなるが、この亜鉛流れを整流板に当てて鋼板の板幅方向外側に向け、Vゾーン内外の浴置換を促進しようとするものである。
しかしこの整流板では、整流板に対して上記の上向きの亜鉛流れが当たる角度が浅いため、上向きの流れを板幅方向外側に向ける整流化作用が弱く、Vゾーン内のAl濃度の低下を十分に解消できない。このためボトムドロスを抑制する効果に乏しいという問題があった。
特開2016−156077号公報
従って本発明の目的は、上記した従来の問題点を解決し、Vゾーン内外の浴置換効果に優れた溶融亜鉛浴設備を提供することである。
上記の課題を解決するためになされた本発明の溶融亜鉛浴設備は、溶融亜鉛浴と、溶融亜鉛浴の内部に、スナウトとシンクロールとの間であって、溶融亜鉛浴に進入する側の鋼板である進入側鋼板とシンクロールとの接触部の上方に配置された複数の板状の整流片を有する溶融亜鉛浴整流板と、を備え、整流片のそれぞれは、進入側鋼板の面に対して45°以上、135°以下の角度θ2をなし、かつ、進入側鋼板の面に平行な断面が、進入側鋼板の板幅方向に対して0°超、90°未満の角度θ1をなすように配置されている。
なお、角度θ2は、60°以上、120°以下であることが好ましく、角度θ1は、20°以上、60°以下であることが好ましい。また、複数の整流片は、シンクロールの胴長方向中心に対して対称であることが好ましい。
本発明によれば、進入側鋼板の随伴流と、シンクロール及びシンクロールの随伴流との衝突により発生する上向きの亜鉛流れを、効率よく整流して鋼板幅方向の外側向きの流れに変換できるので、Vゾーンと呼ばれるシンクロール上の鋼板で囲まれた領域の浴置換を促進し、この領域のAl濃度の低下を防止することができる。この結果、溶融亜鉛浴中のボトムドロス量を低減し、ボトムドロスに起因する溶融亜鉛めっき鋼板の欠陥を抑制することができる。
第1の実施形態の溶融亜鉛浴設備を示す断面模式図である。 第1の実施形態の溶融亜鉛浴設備の要部を示す平面図である。 図1のIII−III矢視図である。 図3のIV−IV矢視方向から溶融亜鉛浴整流板及び鋼板の一部を見た図である。 図3のV−V矢視図である。 第1の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。 第2の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。 第3の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。 第4の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。 第5の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。 第6の実施形態の溶融亜鉛浴整流板の構造を説明する図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。図1は第1の実施形態の溶融亜鉛浴設備を示す断面模式図、図2はその要部を示す平面図であり図1のII−II矢視図、図3は要部のIII−III矢視図、図4は図3のIV−IV矢視方向から溶融亜鉛浴整流板8及び鋼板5の一部を見た図、図5は図3のV−V矢視図である。図1において、1は溶融亜鉛槽、2はその内部の溶融亜鉛浴、3は溶融亜鉛浴2中に設置されたシンクロール、4はサポートロールである。鋼板5はスナウト6から溶融亜鉛浴2中に斜め下向きに進入し、シンクロール3の下面を回って上向きとなり、サポートロール4にガイドされて垂直上向きに引き上げられる。シンクロール3より上には、鋼板5で囲まれたVゾーンと呼ばれる領域7が形成される。
以下、説明のため、図中に直交座標系を設定する。シンクロール3の軸線30に対し直交する水平方向にx軸を設け、垂直方向にy軸を設ける。垂直方向上側をy軸正方向とする。シンクロール3の軸線30に沿って水平方向にz軸を設ける。また、溶融亜鉛浴2に進入する側の鋼板5(以下、進入側鋼板5ともいう。)の面に沿って、進入側鋼板5の進行方向と平行にX軸を設け、進入側鋼板5の進行方向と反対側をX軸正方向とする。進入側鋼板5の面に直交するY軸を設け、鋼板5で囲まれたVゾーンと呼ばれる領域7において、進入側鋼板5の面から離れる側をY軸正方向とする。シンクロール3の軸線30に沿ってZ軸を設ける。
溶融亜鉛浴2は亜鉛の他にAlを含有するものである。前記した通り、溶融亜鉛浴2中のAl濃度は、Zn−Al合金の小型インゴットを特定箇所から投入することで調整をしているが、シンクロール3より上の鋼板5で囲まれたVゾーンと呼ばれる領域7は両側が鋼板5で囲まれているために浴2の置換率が悪く、Al濃度が低下してボトムドロスを発生させる原因となっている。そこで本実施形態では、スナウト6とシンクロール3との間であって、進入側鋼板5とシンクロール3との接触部Qの上方に溶融亜鉛浴整流板8を配置した。なお、溶融亜鉛浴整流板8は、例えば、シンクロール3等を支持する架台に接続された部材により、溶融亜鉛槽1の内部に支持されうる。
図1に示すように、Vゾーンと呼ばれる領域7においては、進入側鋼板5の随伴流9と、シンクロール3の回転に随伴する随伴流10との衝突により、上向きの亜鉛流れ11が発生する。本実施形態の溶融亜鉛浴整流板8は、複数枚の板状整流片12からなるものであり、この上向きの亜鉛流れ11を鋼板幅方向の外側に向くように整流し、浴2の置換率を高める役割を持つ。
図1〜図6に示す第1の実施形態においては、各板状整流片12は幅W、長さLの四角形の平板からなり、上側(すなわちX軸正方向側)が鋼板幅方向の外側に向くように、上向きに(すなわちX軸正方向側へ向かうにつれて)開く形態で配置されている。ここで幅Wは、進入側鋼板5の面に対して直交する方向(Y軸方向)における板状整流片12の幅をいう。長さLは、進入側鋼板5の進行方向(通板方向であるX軸方向)における板状整流片12の長さをいう。
図6は、第1の実施形態の溶融亜鉛浴整流板8の構造を説明する図であり、進入側鋼板5の面に平行な面で各板状整流片12を切った断面、すなわち各板状整流片12の、進入側鋼板5の面に平行な断面を示す。各板状整流片12は、CLと表示されたシンクロール3の胴長方向(すなわちZ軸方向)の中心に対して左右対称(すなわちZ軸方向で対称)に配置されている。各板状整流片12は、シンクロール3の軸線30(図1,3参照)に対して角度θ1、間隔P1で等間隔に配置されている。角度θ1は、各板状整流片12の、進入側鋼板5の面に平行な断面が、進入側鋼板5の板幅方向(Z軸方向)に対してなす角度に相当する。各板状整流片12同士の間隔P1は、互いに隣接し対向する2枚の板状整流片12の間の、シンクロール3の軸線30の方向(Z軸方向)における距離である。板状整流片12の枚数Nを数える際、角度θ1が0°超である2つの部分がつながっている板状整流片12Aについては、これを2枚と数える。よって、板状整流片12の枚数Nは6である。
さらに各板状整流片12は、図4に示すように進入側鋼板5の面に対して45°〜135°の角度θ2で配置されている。θ2の値は90°であることが好ましいが、90°を中心として±45°の範囲で進入側鋼板5の面に対して傾斜させてもよい。各板状整流片12が進入側鋼板5の側から浴面20の側に(y軸正方向に)向かうにつれて進入側鋼板5の板幅方向外側へ傾く(言い換えると、いわば開く)ように配置される場合、角度θ2は90°より小さくなる。例えば、進入側鋼板5の法線に対し板幅方向外側へ30°傾いた板状整流片12の角度θ2は、60°である。一方、各板状整流片12が進入側鋼板5の側から浴面20の側に向かうにつれて進入側鋼板5の板幅方向内側へ傾く(言い換えると、いわば閉じる)ように配置される場合、角度θ2は90°より大きくなる。例えば、進入側鋼板5の法線に対し板幅方向内側へ30°傾いた板状整流片12の角度θ2は、120°である。
以下、溶融亜鉛浴整流板8の構造について第2〜第6の実施形態を説明する。これら第2〜第6の実施形態の溶融亜鉛浴整流板8をシンクロール3の軸線30の方向(Z軸方向)から見ると、第1の実施形態と同じく、図5のようになる。図7に示す第2の実施形態のように、各板状整流片12は、進入側鋼板5の進行方向と反対側(X軸正方向側)に膨らむように湾曲した、曲率半径Rの曲面板であり、左右対称、かつ互いに等間隔に配置されていてもよい。また図8に示す第3の実施形態のように、各板状整流片12は、図7とは逆方向に(すなわちX軸負方向側に膨らむように)湾曲した曲面板であってもよい。何れの場合にも、各板状整流片12は、互いの上部(X軸正方向端)の間隔と下部(X軸負方向端)の間隔とが等しくなっている。また、図7及び図8に示すように、角度θ1は、各板状整流片12の断面の長手方向両端を結ぶ仮想的な直線が、進入側鋼板5の板幅方向(Z軸方向)に対してなす角度として算出可能である。
また図9に示す第4の実施形態では、各板状整流片12が、四角形の平板からなり、互いに等間隔であるが、左右非対称に配置されている。言い換えると、シンクロール3の軸線30の方向(Z軸方向)で、複数の板状整流片12の中心(具体的には板状整流片12Aの頂点120)が、シンクロール3の胴長方向中心CLに対して距離Dだけオフセットしている。また図10に示す第5の実施形態では、各板状整流片12が、四角形の平板からなり、互いに同一方向に傾斜して、互いに等間隔で配置されている。さらに図11に示す第6の実施形態では、各板状整流片12が、四角形の平板からなり、左右対称であるが、互いに不等間隔P1、P2で配置されている。なお、シンクロール3の軸線30の方向(Z軸方向)におけるいずれかの位置を境に複数の板状整流片12の配列が異なっている場合(例えば上記位置に対して複数の板状整流片12が対称に配置されている場合)、上記位置を跨いで対向する板状整流片12(例えば板状整流片12Aを構成する2つの平板)同士の間隔は、間隔P1、P2として考慮しない。
これらの実施形態に示したように、各板状整流片12の配置については第1の実施形態以外にも様々な変更が可能である。これらの実施形態において、角度θ1又は角度θ2は、各板状整流片12同士で同じ値でなくてもよい。言い換えると、隣接する板状整流片12同士が平行でなくてもよい。また、頂点120を挟んで両側の部分が互いにつながっている板状整流片12Aは、上記両側の部分が互いに切り離されていてもよい。さらに、板状整流片12の枚数Nは、複数(2以上)であればよく、6に限らず、4、5、7、8等であってもよい。
このように構成された溶融亜鉛浴整流板8をVゾーンと呼ばれる領域7に配置すれば、進入側鋼板5の随伴流9と、シンクロール3及びシンクロール3の随伴流10との衝突により発生する上向きの亜鉛流れ11を、各板状整流片12により、効率よく鋼板幅方向の外側に整流することができる。なお、領域7における溶融亜鉛浴整流板8の設置範囲は、上向きの亜鉛流れ11が各板状整流片12の少なくとも一部に当たる範囲であればよい。図1に一点鎖線で囲んで示すように、進入側鋼板5とシンクロール3との接触部Qから上方(y軸正方向)に所定範囲内(例えば1000mm以内)、接触部Qからスナウト6の側へ水平方向(x軸正方向)に所定範囲内(例えば500mm以内)、かつ、鋼板5の板幅方向の中心(又はシンクロール3の胴長方向の中心CL)から板幅方向(z軸方向)に所定範囲内(例えば±1000mm以内)に、各板状整流片12の少なくとも一部が配置されるようにしてもよい。
特に、各板状整流片12を、進入側鋼板5の面に対して45°以上、135°以下の角度θ2で配置し、かつ、各板状整流片12の、進入側鋼板5の面に平行な断面を、進入側鋼板5の板幅方向に対して0°超、90°未満の角度θ1で配置することで、整流板の屈曲又は湾曲の中心線を進入側鋼板の進行方向に沿って配置していた従来の整流板よりも、上向きの亜鉛流れ11を各板状整流片12に対して大きい角度で当てることができ、従来よりも浴2の置換率を高めることができる。その結果、Vゾーンと呼ばれる領域7のAl濃度の低下を防止することができ、ボトムドロスに起因する溶融亜鉛めっき鋼板の欠陥を抑制することができる。出願人会社の実績によれば、ボトムドロスの発生量を従来の半分以下にまで低減させることができた。以下に上記各実施形態の実施例を説明する。
板状整流片12のサイズW、L、角度θ1、曲率半径R、枚数N、間隔P1、P2、中心オフセットD、角度θ2を様々に変化させ、浴2の置換率ηをFLUENT(CFDシミュレーションソフト)を用いて数値計算した。ここで置換率ηは、Vゾーンと呼ばれる領域7における、鋼板5を通板する前の浴2の体積に対する、鋼板5を2分間通板した後に新たに流入した浴2の体積の割合である。なお、鋼板5の通板速度は120m/min、板幅は1600mmとした。その結果を表1に示す。
Figure 0006624348
表1に示されるように、溶融亜鉛浴整流板8がない比較例1では、浴2の置換率ηは31%であったが、各実施例によれば置換率ηを41〜88%にまで大幅に高めることができた。なお、シミュレーション上では、置換率ηを95%まで高めることが可能であった。
比較例2は、上記の特開2016−156077号公報の図2に記載された整流板と同様、平板をその中心線を中心として屈曲させ、この中心線を進入側鋼板5の進行方向に沿って配置したものであり、角度θ2が20°(すなわち45°未満)であって、角度θ1が90°である。この比較例2では、置換率ηが36%と小さかった。これは、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12にあたる角度が浅いため、上向きの亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側に向ける整流化作用が弱く、Vゾーンと呼ばれる領域7内のAl濃度の低下を十分に解消できないためであると考えられる。
角度θ2が150°(すなわち135°超)である比較例4の置換率η、及び角度θ2が30°(すなわち45°未満)である比較例5の置換率ηは、ともに39%であり小さかった。これに対し、角度θ2が135°である実施例24の置換率η、及び角度θ2が45°である実施例26の置換率ηは、ともに50%であり大きかった。このように、角度θ2を45°以上、135°以下に設定することで、Vゾーンと呼ばれる領域7の浴2の置換を促進できることがわかる。これは、角度θ2の値が45°〜135°の範囲外である場合、図1,2に示す上向きの亜鉛流れ11が各板状整流片12にあたる角度が浅いために、上向きの亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側に向ける整流化作用が弱いのに対し、角度θ2の値が45°〜135°の範囲内である場合、上向きの亜鉛流れ11を効率よく整流して板幅方向の外側向きの流れに変換できるからであると考えられる。
角度θ2が60°であるときの置換率η(実施例25の66%)は、角度θ2が45°であるときの置換率η(実施例26の50%)よりも大きかった。角度θ2が120°であるときの置換率η(実施例23の66%)は、角度θ2が135°であるときの置換率η(実施例24の50%)よりも大きかった。角度θ2が90°であるときに置換率ηは最大となった(実施例21の77%)。角度θ2が45°〜60°のときよりも、角度θ2が60°〜90°のときのほうが、角度θ2の増加に対する置換率ηの増加割合が、小さかった。角度θ2が120°〜135°のときよりも、角度θ2が90°〜120°のときのほうが、角度θ2の減少に対する置換率ηの増加割合が、小さかった。このように、角度θ2を60°以上、120°以下に設定することで、大きな置換率ηが安定的に得られることが分かった。
角度θ1が90°である比較例2の置換率ηは、36%と小さかった。これは、進入側鋼板5の面に沿う方向で見たとき、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に当たることが難しいためであると考えられる。また、角度θ1が0°である比較例3の置換率ηは、32%と小さかった。これは、進入側鋼板5の面に沿う方向で見たとき、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に直角方向に当たることで、亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側に向ける整流化作用がかえって弱められるためであると考えられる。これに対し、角度θ1が45°である実施例22の置換率ηは、53%と大きかった。このように角度θ1を0°超、90°未満の範囲内に設定することで、Vゾーンと呼ばれる領域7の浴2の置換を促進できることがわかる。これは、進入側鋼板5の面に沿う方向で見たとき、上向きの亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側に向ける整流化作用を効率的に発生できるためであると考えられる。
角度θ1が20°であるときの置換率η(実施例9の59%)は、角度θ1が10°であるときの置換率η(実施例8の41%)よりも大きかった。角度θ1が60°であるときの置換率η(実施例13の55%)は、角度θ1が70°であるときの置換率η(実施例14の45%)よりも大きかった。角度θ1が30°であるときに置換率ηは最大となった(実施例11の75%)。角度θ1が10°〜20°のときよりも、角度θ1が20°〜30°のときのほうが、角度θ1の増加に対する置換率ηの増加割合が、小さかった。角度θ1が60°〜70°のときよりも、角度θ1が30°〜60°のときのほうが、角度θ1の減少に対する置換率ηの増加割合が、小さかった。
このように角度θ1を20°以上、60°以下に設定することで、大きな置換率ηを安定的に得られることが分かった。これは、角度θ1の下限値を20°に設定することで、進入側鋼板5の面に沿う方向で見たとき、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に当たる角度が大きくなりすぎることを抑制して整流化作用を確保できるからだけでなく、複数の板状整流片12同士が近接しすぎることを抑制してそれらの間の流路断面積をある程度確保できるからである、と考えられる。また、角度θ1の上限値を60°に設定することで、進入側鋼板5の面に沿う方向で見たとき、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に当たる量をある程度確保し、上向きの亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側へ向かわせることができるからである、と考えられる。さらに、角度θ1を25°以上、40°以下に設定することで、70%以上の置換率ηを安定的に得られることが分かった(実施例10の70%、実施例12の72%)。これは、上記作用がより効果的に得られるからである、と考えられる。
板状整流片12の枚数Nが1である比較例3の置換率ηは、32%と小さかった。これに対し、板状整流片12の枚数Nが2である実施例22の置換率ηは、53%と大きかった。よって、板状整流片12の枚数Nを2以上とすることで、大きな置換率ηを得られることが分かった。
板状整流片12の枚数Nが2のときの置換率ηは66%(実施例15)であり、枚数Nが4のときの置換率ηは75%(実施例11)であり、枚数Nが6のときの置換率ηは85%(実施例16)であり、枚数Nが8のときの置換率ηは88%(実施例17)であった。よって、枚数Nが4以上では、75%以上の大きな置換率ηを得られることが分かった。また、枚数Nが大きくなるほど、得られる置換率ηが大きくなることがわかった。しかし、枚数Nが多すぎると、設備内におけるスペースの制限上、板状整流片12同士が干渉するおそれが高くなる。この観点からは、Nの上限値は、例えば6〜8が好ましいと言える。
板状整流片12の幅Wが150mmであるときの置換率η(実施例2の59%)は、幅Wが50mmであるときの置換率η(実施例1の50%)よりも大きかった。幅Wが250mmであるときの置換率η(実施例3の63%)は、幅Wが150mmであるときの置換率η(実施例2の59%)よりも大きかった。幅Wが350mmであるときの置換率η(実施例4の63%)は、幅Wが250mmであるときの置換率η(実施例3の63%)と同じだった。
このように幅Wを50mm以上に設定することで、大きな置換率ηが安定的に得られることが分かった。幅Wが小さすぎると、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に当たりにくくなり、上向きの亜鉛流れ11を鋼板5の板幅方向外側へ向かわせる整流化作用が弱くなると考えられる。幅Wの下限を50mmに設定することで、上向きの亜鉛流れ11が板状整流片12に当たる量をある程度確保し、鋼板5の板幅方向外側へ向かわせることができる。一方、幅Wが大きすぎると、Vゾーンと呼ばれる領域7内で板状整流片12が鋼板5に近づくことで、板状整流片12と鋼板5との干渉が生じるおそれが高くなると考えられる。幅Wの上限を例えば250mmに設定することで、大きな置換率ηを得つつ、板状整流片12と鋼板5との干渉を抑制することができる。
板状整流片12の長さLが200mmであるときの置換率η(実施例3の63%)は、長さLが100mmであるときの置換率η(実施例5の61%)よりも若干大きかった。長さLが300mmであるときの置換率η(実施例6の63%)は、長さLが400mmであるときの置換率η(実施例7の60%)よりも若干大きかった。このように、長さLを100mm以上に設定することで、大きな置換率ηが安定的に得られることが分かった。また、長さLを200〜300mmに設定することで、大きな置換率ηがより安定的に得られることが分かった。
図8に示す第3の実施形態の一例である実施例28の置換率η(70%)は、図7に示す第2の実施形態の一例である実施例27の置換率η(61%)よりも大きかった。これは、第2の実施形態(図7)では、隣接する板状整流片12間の流路断面積が、流路の入口側(X軸負方向側)よりも出口側(X軸正方向側)のほうで小さくなるのに対し、第3の実施形態(図8)では、上記流路断面積が、流路の入口側(X軸負方向側)よりも出口側(X軸正方向側)のほうで大きくなることで、上向きの亜鉛流れ11が、板状整流片12に沿って、より円滑に流れ得るからである、と考えられる。
板状整流片12同士の間隔P1が300mmであるときの置換率η(実施例11の75%)は、間隔P1が200mmであるときの置換率η(実施例18の70%)及び間隔P1が400mmであるときの置換率η(実施例19の72%)よりも若干大きかった。このように、間隔P1を200〜400mmに設定することで、大きな置換率ηを安定的に得られることが分かった。また、間隔P1を300mm又はその近傍に設定することで、大きな置換率ηをより安定的に得られることが分かった。
板状整流片12同士の間隔が互いに同じであるときの置換率η(実施例20の75%、実施例21の77%)は、間隔が異なるときの置換率η(実施例31の72%)よりも若干大きかった。よって、間隔が同じであるほうが有利な可能性はあるが、間隔がある程度異なっていても置換率ηに与える影響は少ないと考えられる。
シンクロールの胴長方向中心CLに対して、各板状整流片12が対称に配置されているときの置換率η(実施例21の77%)は、各板状整流片12が非対称に配置されているときの置換率η(実施例29の63%)よりも大きかった。このように各板状整流片12がシンクロールの胴長方向中心CLに対して対称に配置されていることで、より大きな置換率ηが得られることが分かった。また、各板状整流片12が対称に配置されている場合、上向きの亜鉛流れ11が鋼板5の板幅方向の片側に偏ることが抑制されるため、鋼板5に模様欠陥が生じることを抑制できると考えられる。
各板状整流片12が異方向に傾斜して配置されているときの置換率η(実施例21の77%)は、各板状整流片12が同方向に傾斜して配置されているときの置換率η(実施例30の66%)よりも大きかった。このように各板状整流片12が異方向に傾斜して配置されていることで、より大きな置換率ηが得られることが分かった。また、各板状整流片12が異方向に傾斜して配置されていることで、上向きの亜鉛流れ11が鋼板5の板幅方向の片側に偏ることが抑制されるため、鋼板5に模様欠陥が生じることを抑制できると考えられる。
1 溶融亜鉛槽
2 溶融亜鉛浴
3 シンクロール
4 サポートロール
5 鋼板
6 スナウト
7 Vゾーンと呼ばれる領域
8 溶融亜鉛浴整流板
9 鋼板の随伴流
10 シンクロールの随伴流
11 上向きの亜鉛流れ
12 板状整流片

Claims (4)

  1. 溶融亜鉛浴と、
    前記溶融亜鉛浴の内部に、スナウトとシンクロールとの間であって、前記溶融亜鉛浴に進入する側の鋼板である進入側鋼板と前記シンクロールとの接触部の上方に配置された、溶融亜鉛浴の流れに沿う連続した面を有する複数の板状の整流片を有する溶融亜鉛浴整流板と、を備え、
    前記整流片のそれぞれは、前記進入側鋼板の面に対して45°以上、135°以下の角度θ2をなし、かつ、前記進入側鋼板の面に平行な断面が、前記進入側鋼板の板幅方向に対して0°超、90°未満の角度θ1をなすように配置されている、
    溶融亜鉛浴設備。
  2. 前記角度θ2は、60°以上、120°以下である、請求項1に記載の溶融亜鉛浴設備。
  3. 前記角度θ1は、20°以上、60°以下である、請求項1又は請求項2に記載の溶融亜鉛浴設備。
  4. 前記複数の整流片は、前記シンクロールの胴長方向中心に対して対称である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の溶融亜鉛浴設備。
JP2019526027A 2018-03-26 2019-03-18 溶融亜鉛浴設備 Active JP6624348B1 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018057553 2018-03-26
JP2018057553 2018-03-26
PCT/JP2019/011194 WO2019188503A1 (ja) 2018-03-26 2019-03-18 溶融亜鉛浴設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6624348B1 true JP6624348B1 (ja) 2019-12-25
JPWO2019188503A1 JPWO2019188503A1 (ja) 2020-04-30

Family

ID=68061473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019526027A Active JP6624348B1 (ja) 2018-03-26 2019-03-18 溶融亜鉛浴設備

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6624348B1 (ja)
CN (1) CN111406125B (ja)
WO (1) WO2019188503A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7440750B2 (ja) * 2020-02-13 2024-02-29 日本製鉄株式会社 溶融亜鉛浴設備及び溶融金属めっき鋼板の製造方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000119829A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Nkk Corp 鋼帯の連続溶融金属鍍金装置のドロス欠陥抑制装置及びその方法
JP2013224457A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Jfe Steel Corp 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置
JP2016156077A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 Jfeスチール株式会社 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置
JP2018119188A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 鋼帯の溶融亜鉛めっき装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020051514A (ko) * 2000-12-22 2002-06-29 이구택 드로스 결함이 없는 용융금속 도금강판의 제조방법

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000119829A (ja) * 1998-10-12 2000-04-25 Nkk Corp 鋼帯の連続溶融金属鍍金装置のドロス欠陥抑制装置及びその方法
JP2013224457A (ja) * 2012-04-20 2013-10-31 Jfe Steel Corp 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置
JP2016156077A (ja) * 2015-02-26 2016-09-01 Jfeスチール株式会社 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置
JP2018119188A (ja) * 2017-01-26 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 鋼帯の溶融亜鉛めっき装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2019188503A1 (ja) 2020-04-30
CN111406125A (zh) 2020-07-10
CN111406125B (zh) 2022-10-28
WO2019188503A1 (ja) 2019-10-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6222136B2 (ja) 溶融亜鉛めっき鋼板の製造装置
JP6624348B1 (ja) 溶融亜鉛浴設備
US10815559B2 (en) Molten metal plating facility and method
JP5817340B2 (ja) 溶融めっき装置
KR20100052553A (ko) 용융 금속 도금 강대 제조 장치 및 용융 금속 도금 강대의 제조 방법
US8156890B2 (en) Device for preventing winding-up of sheet metal in continuous hot-dipping bath
JP5224006B2 (ja) 溶融金属メッキ槽の整流部材及び連続溶融金属メッキ装置
JP5418550B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯の製造方法
CN106853940B (zh) 电梯装置
JP5246382B2 (ja) 溶融金属メッキ槽の整流部材及び連続溶融金属メッキ装置
JP7440750B2 (ja) 溶融亜鉛浴設備及び溶融金属めっき鋼板の製造方法
JP4816105B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯の製造方法
JP6007764B2 (ja) 溶融亜鉛めっきラインにおけるスナウト内浮遊スカム除去装置
JP2000119829A (ja) 鋼帯の連続溶融金属鍍金装置のドロス欠陥抑制装置及びその方法
JP6825385B2 (ja) 鋼帯の溶融亜鉛めっき装置
KR102156033B1 (ko) 엘리베이터 장치
JP5228657B2 (ja) 溶融めっき浴中のドロス吸着装置
JP5556286B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯のガスワイピング装置
JP5444705B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯製造装置
JP5045133B2 (ja) 鋼の連続鋳造方法、及び表面処理鋼板の製造方法
JP4912831B2 (ja) 合金化溶融亜鉛めっき装置および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JPH04247861A (ja) 連続溶融亜鉛メッキ方法および装置
JP6094362B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯のガスワイピング装置およびワイピング方法
JP5803754B2 (ja) 溶融金属めっき鋼帯の製造方法
JPH07188888A (ja) 溶融金属メッキの付着量制御方法およびその制御装置およびその制御用ノズル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190515

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190515

AA64 Notification of invalidation of claim of internal priority (with term)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764

Effective date: 20190611

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190613

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190820

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191029

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191111

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6624348

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151