JP6624044B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナーコンテナが交換可能に構成された画像形成装置に関し、特に、トナーコンテナの取付け口を開閉するコンテナカバーがロックされる画像形成装置に関する。
従来、複写機や複合機等の画像形成装置においては、トナーコンテナに収容されているトナーを用いて画像形成を行っており、トナーコンテナ内のトナーがなくなると、トナーを収容した新しいトナーコンテナに交換できるように構成されている。このような画像形成装置においては、トナーを使い切る前に自由にトナーコンテナが交換されることを防止するため、ロック可能にコンテナカバーを設けたものがある(例えば、特許文献1を参照)。コンテナカバーは、トナーコンテナ内のトナーがなくなったことが検出されると、ロック解除され、開くことが可能になる。トナーコンテナと現像部との間に中間ホッパーを有する画像形成装置においては、トナーコンテナのトナーを一旦中間ホッパーに収容し、中間ホッパーから現像部にトナーを送り込んでいる(例えば、特許文献2を参照)。そのため、特許文献2の技術では、トナー残量を検知する検知センサーを中間ホッパー内に設け、検知センサーにより中間ホッパー内のトナーがなくなったことを検知した場合に、トナーコンテナ内のトナーがなくなったものとして、コンテナカバーのロックを解除している。
特開平6−258941号公報 特開2011−8142号公報
ところで、画像形成装置においては、トナーコンテナ内のトナーが締まり、中間ホッパーに供給されないことがある。この場合、トナーコンテナを取り外して振ってから再セットすることにより、トナーコンテナ内のトナー絞まりが解消され、トナーコンテナの継続使用が可能となる。
しかしながら、従来技術では、トナーコンテナ内にトナーが残っているにも関わらず、中間ホッパーにトナーが供給されない場合も、トナーコンテナ内のトナーがなくなった場合と同様に、コンテナカバーのロックを解除していたため、ユーザーがトナーコンテナを交換してしまうことがあった。そのため、トナーを使い切ってからトナーコンテナを廃棄できるようにロック制御していたはずが、トナーが残った状態で廃棄されるトナーコンテナが生じていたという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、中間ホッパー内にトナーがないことが検出された場合に、誤ってトナーコンテナにトナーが残った状態で廃棄されることを防止することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、トナーコンテナに収容されているトナーを用いてトナー像を現像する現像部と、前記トナーコンテナの取付け口を開閉するコンテナカバーと、前記トナーコンテナ内のトナー残量を認識するトナー認識部と、前記トナーコンテナ内にトナーが残っている間は前記コンテナカバーを閉状態でロックするロック部とを備えた画像形成装置であって、前記トナーコンテナと前記現像部との間に設けられ、前記トナーコンテナのトナーを前記現像部に補給する中間ホッパーと、前記中間ホッパー内のトナー量が規定量以下となる中間ホッパーエンプティを検知するエンプティ検知部と、前記トナー認識部により前記トナーコンテナ内にトナーが残っていると認識されているにも関わらず、前記エンプティ検知部により前記中間ホッパーエンプティが検知された場合に、例外的に前記ロック部に前記コンテナカバーのロックを解除させるロック制御部と、前記トナーコンテナに取付けられている識別情報記憶部に記憶されている識別情報を通信により取得する識別情報取得部と、前記コンテナカバーの開閉を検知する開閉検知部と、前記コンテナカバーが開かれる前に前記識別情報取得部によって取得された識別情報と、前記コンテナカバーが閉じられた後に前記識別情報取得部によって取得された識別情報とを照合する照合部と、前記中間ホッパーエンプティの検知後に、前記照合部による照合結果が不一致だった場合に、前記トナーコンテナの再セットを促す報知部とを備え、前記ロック制御部は、前記中間ホッパーエンプティの検知後に、非純正の前記トナーコンテナの装着により、前記照合部による照合結果が不一致だった場合に、前記ロック部に前記コンテナカバーをロックさせないまま前記トナーコンテナを使用可能にすることを特徴とする。
また、前記ロック制御部は、前記中間ホッパーエンプティの検知後に、前記照合部による照合結果が一致した場合に、前記ロック部に前記コンテナカバーをロックさせて前記トナーコンテナを使用可能にしてもよい
本発明によれば、中間ホッパー内にトナーがないことが検出された場合に、誤ってトナーコンテナにトナーが残った状態で廃棄されることを防止することができる。
本発明に係る画像形成装置の実施の形態の内部構成を示す概略模式断面図である。 図1に示す画像形成装置の概略制御構成を示すブロック図である。 図1に示す画像形成装置のコンテナカバーのロック制御処理の流れを説明するフローチャートである。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。本実施の形態の画像形成装置1は、図1を参照すると、原稿読取部2と、原稿給送部3と、本体部4と、操作部5とを備えている。原稿読取部2は、本体部4の上部に配設され、原稿給送部3は、原稿読取部2の上部に配設されている。操作部5は、本体部4の手前側に配設されている。
原稿読取部2は、スキャナー21と、プラテンガラス22と、原稿読取スリット23とを備える。スキャナー21は、露光ランプ24及びCCD(Charge Coupled Device)センサー25等から構成され、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス22は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット23は、原稿給送部3による原稿MSの搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
プラテンガラス22に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、プラテンガラス22に対向する位置に移動され、プラテンガラス22に載置された原稿MSを走査しながら原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。また、原稿給送部3により搬送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー21は、原稿読取スリット23と対向する位置に移動され、原稿読取スリット23を介し、原稿給送部3による原稿MSの搬送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得し、取得した画像データを本体部4に出力する。
原稿給送部3は、原稿載置部31と、原稿排出部32と、原稿搬送機構33とを備えている。原稿載置部31に載置された原稿MSは、原稿搬送機構33によって、1枚ずつ順に繰り出されて原稿読取スリット23に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部32に出力される。なお、原稿給送部3は、可倒式に構成され、原稿給送部3を上方に持ち上げることで、プラテンガラス22の上面を開放させることができる。
本体部4は、記録部6を備えると共に、給紙部41と、給紙ローラー42と、搬送ローラー43と、排出ローラー44と、排出空間45とを備えている。給紙部41は、複数枚の記録紙Pが収納される給紙カセットであり、本体部4の下部に配置されている。給紙ローラー42は、給紙部41から記録紙Pを1枚ずつ搬送ローラー43に向けて繰り出す。搬送ローラー43は、給紙部41からの記録紙Pを記録部6に搬送する。記録部6によって印刷が施された記録紙Pは、排出ローラー44によって、原稿読取部2と本体部4との間に形成された排出空間45に排出される。
記録部6は、像担持体である感光体ドラム61と、帯電部62と、露光部63と、現像部64と、転写部65と、定着装置66と、クリーニング部67とを備えている。露光部63は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットである。帯電部62は、感光体ドラム61を一様に帯電させる帯電ローラーである。露光部63は、帯電部62に一様に帯電された感光体ドラム61に対し、画像データに基づくレーザー光を出力して露光し、感光体ドラム61の表面に静電潜像を形成する。現像部64は、トナーを用いて感光体ドラム61に形成された静電潜像を現像する現像ユニットであり、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム61上に形成させる。転写部65は、現像部64によって感光体ドラム61上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着装置66は、転写部65によってトナー像が転写された記録紙Pを加熱してトナー像を記録紙Pに定着させる。そして感光体ドラム61上に残存するトナーは、クリーニング部67によって除去される。クリーニング部67は、除去したトナーを廃トナーとして廃トナーコンテナに収容する。
また、本体部4には、トナーコンテナ8の取付け口81を開閉するコンテナカバー82が筐体面に設けられると共に、コンテナカバー82の開閉を検知する開閉検知部85と、コンテナカバー82を閉状態でロックするロック部86とが設けられている。コンテナカバー82のロックが解除されると、コンテナカバー82を矢印Aの方向に開くことができ、取付け口81を介してトナーコンテナ8の取り外し及び装着が可能になる。開閉検知部85及びロック部86は公知の技術を用いることができる。
取付け口81からトナーコンテナ8を本体部4に装着すると、トナーコンテナ8は中間ホッパー7に接続される。中間ホッパー7は、現像部64に接続されており、トナーコンテナ8に収容されているトナーを取得して、一旦内部に収容して、現像部64に補給する。中間ホッパー7内のトナー量は、本体部4に設けられたエンプティ検知部71によって監視されており、規定量以下になるとエンプティ検知部71によって中間ホッパーエンプティが検知される。また、本体部4には、トナーコンテナ8に取付けられているICタグ83と通信するタグ通信部84が設けられている。ICタグ83には、トナーコンテナ8の製造番号等である識別情報が記憶されている。なお、トナーコンテナ8には、ICタグ83に限らず、識別情報を記憶した不揮発性メモリー等の識別情報記憶部が取付けられていればよい。
図2には、画像形成装置1の制御構成を示すブロック図が示されている。上述の原稿読取部2、原稿給送部3、操作部5、記録部6(感光体ドラム61、帯電部62、露光部63、現像部64、転写部65、定着装置66)、中間ホッパー7、エンプティ検知部71、開閉検知部85、ロック部86及びタグ通信部84は、制御部11に接続され、制御部11によって動作制御される。また、制御部11には、画像処理部9と、記憶部10とが接続されている。
画像処理部9は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段であり、例えば、回転処理、拡大縮小処理や、階調調整、濃度調整等の画像改善処理が行われる。
記憶部10は、半導体メモリーやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段であり、原稿読取部2によって読み取ったり、画像処理部9によって画像処理を行ったりした画像データが記憶されると共に、各種の管理情報が記憶されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置1の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部11のCPUは、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、操作部5から入力された所定の指示情報等に応じて装置全体の制御を行う。また、制御部11は、トナー認識部111、ロック制御部112、識別情報取得部113、照合部114として機能する。
トナー認識部111は、トナーコンテナ8の使用開始時からの印刷枚数や画像データ等に基づいてトナーコンテナ8のトナー残量を認識する機能を有する。
ロック制御部112は、ロック部86に対してコンテナカバー82のロック/ロック解除を制御することで、トナーコンテナ8内のトナーを使い切るまでトナーコンテナ8を使用させるロック機能を有する。ユーザーは、操作部5を介してロック機能を有効にするか無効にするか設定可能である。ロック機能が無効に設定された場合、ロック制御部112は、ロック部86によるコンテナカバー82のロック制御を行わない。この場合、ユーザーは自由にコンテナカバー82の開閉が可能である。なお、ここでは、ロック機能が有効に設定されているものとして説明する。
ロック機能が有効に設定されている場合、ロック制御部112は、トナー認識部111によってトナーコンテナ8内にトナーが残っていると認識されている間は、ロック部86にコンテナカバー82をロックさせる。
例外的に、トナー認識部111によりトナーコンテナ8内にトナーが残っていると認識されているにも関わらず、エンプティ検知部71により中間ホッパーエンプティが検知された場合に、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82のロックを解除させて、ユーザーにトナーコンテナ8の再セットを要求する。そして、ロック制御部112は、中間ホッパーエンプティ検知前のトナーコンテナ8と同一のトナーコンテナ8が再セットされた場合、ロック部86にコンテナカバー82をロックさせ、装着されたトナーコンテナ8を継続使用可能にする。これにより、トナーコンテナ8内のトナーが自重により締まって、トナーコンテナ8から中間ホッパー7にトナーが供給されない場合にも、ユーザーがトナーコンテナ8を取り外して振ってから再セットすることにより、トナー締まりが解消されたトナーコンテナ8の継続使用が可能になる。再セットされたトナーコンテナ8が、中間ホッパーエンプティ検知前のトナーコンテナ8と異なる場合、ロック制御部112は、ユーザーに正しいトナーコンテナを再セットするように要求する。
識別情報取得部113は、タグ通信部84を介してトナーコンテナ8に取付けられているICタグ83と通信し、トナーコンテナ8の識別情報を取得する機能を有する。識別情報取得部113は、トナーコンテナ8が非純正品のため、正常に通信できなかった場合には、非純正品であることを示す所定の識別情報をトナーコンテナ8の識別情報として取得する。識別情報取得部113は、非純正品であることを示す所定の識別情報を取得の度にランダムに決定してもよい。
照合部114は、コンテナカバー82が開かれる前に識別情報取得部113によって取得されたトナーコンテナ8の識別情報と、コンテナカバー82の開閉後に識別情報取得部113によって取得されたトナーコンテナ8の識別情報とを照合する機能を有する。
次に、図3を参照して、エンプティ検知部71によって中間ホッパーエンプティが検知された場合におけるコンテナカバー82のロック制御の流れを説明する。
エンプティ検知部71が、中間ホッパー7内のトナー量が規定量以下であることを示す中間ホッパーエンプティを検知すると(ステップs11)、トナー認識部111は、トナーコンテナ8内にトナーが存在するか否かを判断する(ステップs12)。
トナー認識部111がトナーコンテナ8にトナーが存在しないと判断した場合(ステップs12でNo)、トナーコンテナ8内のトナーを使い切っているので、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82のロックを解除させ(ステップs13)、操作部5にトナーコンテナ8の交換を促すメッセージを操作部5により報知させ(ステップs14)、本処理を終了する。この場合、トナー認識部111が認識していたトナー残量はクリアされ、トナーコンテナ8の交換時からのトナー残量が認識される。
一方、トナー認識部111がトナーコンテナ8にトナーが存在すると判断した場合(ステップs12でYes)、識別情報取得部113は、タグ通信部84を介してトナーコンテナ8に取付けられているICタグ83と通信し(ステップs15)、トナーコンテナ8の識別情報を取得して記憶部10に記憶する(ステップs16)。
つづいて、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82のロックを解除させ(ステップs17)、トナーコンテナ8の再セットを促すメッセージを操作部5により報知させる(ステップs18)。メッセージは、例えば音声出力や表示部への表示出力により報知される。このメッセージによりユーザーは、コンテナカバー82を開けてトナーコンテナ8を取り外し、振ってからトナーコンテナ8を再セット(再装着)して、コンテナカバー82を閉じる。
識別情報取得部113は、開閉検知部85によりコンテナカバー82が開状態から閉状態になったことが検知されるまで待機する(ステップs19、ステップs19でNo)。開閉検知部85によりコンテナカバーが開状態から閉状態になったことが検知されると(ステップs19でYes)、識別情報取得部113は、タグ通信部84を介してトナーコンテナ8に取付けられているICタグ83と通信し(ステップs20)、トナーコンテナ8の識別情報を取得する(ステップs21)。
つづいて、照合部114は、コンテナカバー82が開かれる前に識別情報取得部113によって取得された識別情報(記憶部10に記憶された識別情報)と、コンテナカバー82が開閉後に識別情報取得部113によって取得された識別情報とを照合する(ステップs22)。
つづいて、ロック制御部112は、照合部114による照合結果が一致したか否かを判断する(ステップs23)。照合部114による照合結果が一致しなかった場合(ステップs23でNo)、ロック制御部112は、識別情報に基づき非純正品か否かを判断する(ステップs24)。非純正品である場合(ステップs24でYes)、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82のロックをさせないままトナーコンテナ8を使用可能にして(ステップs25)、本処理を終了する。非純正品のため、トナーコンテナ8のトナーを使い切るまでコンテナカバー82をロックするという機能を保証できないためである。また、この場合、トナー認識部111が認識していたトナー残量もクリアされる。
一方、純正品である場合(ステップs24でNo)、ロック制御部112は、取り外したトナーコンテナ8を、すなわち正しいトナーコンテナ8を再セットするように操作部5に報知させ(ステップs26)、ステップs19に処理を戻す。
なお、純正品であるが、例えば3回等の所定回数連続して、照合部114による照合結果が不一致になった場合も、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82をロックさせないままトナーコンテナ8を使用可能にしてもよい。この場合も、トナー認識部111が認識していたトナー残量はクリアされる。純正品だとしても、他で使用されていたトナーコンテナ8が装着された可能性があり、トナー認識部111が正確なトナー残量を認識できない虞があるからである。
照合部114による照合結果が一致した場合(ステップs23)、ロック制御部112は、ロック部86にコンテナカバー82をロックさせてトナーコンテナ8を使用可能にして(ステップs27)、本処理を終了する。この場合、トナー認識部111は、トナーコンテナ8のトナー残量を継続して認識する。
このように、本実施形態の画像形成装置1は、トナーコンテナ8に収容されているトナーを用いてトナー像を現像する現像部64と、トナーコンテナ8の取付け口81を開閉するコンテナカバー82と、トナーコンテナ8内のトナー残量を認識するトナー認識部111と、トナーコンテナ8内にトナーが残っている間はコンテナカバー82を閉状態でロックするロック部86とを備えた画像形成装置であって、トナーコンテナ8と現像部64との間に設けられ、トナーコンテナ8のトナーを現像部64に補給する中間ホッパー7と、中間ホッパー7内のトナー量が規定量以下となる中間ホッパーエンプティを検知するエンプティ検知部71と、トナー認識部111によりトナーコンテナ8内にトナーが残っていると認識されているにも関わらず、エンプティ検知部71により中間ホッパーエンプティが検知された場合に、例外的にロック部86にコンテナカバー82のロックを解除させるロック制御部112と、トナーコンテナ8に取付けられている識別情報記憶部(ICタグ83)に記憶されている識別情報を通信により取得する識別情報取得部113と、コンテナカバー82の開閉を検知する開閉検知部85と、コンテナカバー82が開かれる前に識別情報取得部113によって取得された識別情報と、コンテナカバー82が閉じられた後に識別情報取得部113によって取得された識別情報とを照合する照合部114と、中間ホッパーエンプティの検知後に、照合部114による照合結果が不一致だった場合に、トナーコンテナ8の再セットを促す報知部(操作部5)とを備えている。
これにより、エンプティ検知部71により中間ホッパーエンプティが検知されたにも関わらず、トナー認識部111によりトナーコンテナ8内にトナーが残っていると認識されている場合に、ロック制御部112が、ロック部86にコンテナカバー82のロックを解除させた場合でも、トナーが残った状態でトナーコンテナ8が廃棄されることを防止することができる。そのため、廃トナーコンテナがトナーコンテナ8と同一形状であり、使い終わったトナーコンテナ8の容器を廃トナーコンテナとして再利用可能な場合において、トナーが残っているトナーコンテナ8を廃トナーコンテナとして再利用されることを防止することができる。
なお、フルカラー印刷が可能な画像形成装置1においては、異なる4色C(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のカラー画像データを形成できるように、それぞれC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロー)、K(ブラック)のトナーを収容したトナーコンテナ8が装着される。このうち、例えば、C(シアン)のトナーコンテナ8とK(ブラック)のトナーコンテナ8との両方がトナー認識部111によりトナーが存在しないと認識され(ステップs12)、トナーコンテナ8を交換する必要があったとする。そして、空になったK(ブラック)のトナーコンテナ8を廃トナーコンテナとして再利用する必要があった場合には、ロック制御部112は、K(ブラック)のトナーコンテナ8のコンテナカバー82のみを最初にロック部86によりロック解除させる。無事に空になったK(ブラック)のトナーコンテナ8が廃トナーコンテナとして装着された場合に、ロック制御部112は、C(シアン)のトナーコンテナ8に対応するコンテナカバー82のロックを解除させ、カラー色のトナーコンテナ8が誤って廃トナーコンテナに誤装着されることを防止してもよい。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
1 画像形成装置
2 原稿読取部
3 原稿給送部
4 本体部
5 操作部(報知部)
6 記録部
7 中間ホッパー
8 トナーコンテナ
9 画像処理部
10 記憶部
11 制御部
21 スキャナー
22 プラテンガラス
23 原稿読取スリット
24 露光ランプ
25 CCDセンサー
31 原稿載置部
32 原稿排出部
33 原稿搬送機構
41 給紙部
42 給紙ローラー
43 搬送ローラー
44 排出ローラー
45 排出空間
61 感光体ドラム
62 帯電部
63 露光部
64 現像部
65 転写部
66 定着装置
67 クリーニング部
71 エンプティ検知部
81 取付け口
82 コンテナカバー
83 ICタグ(識別情報記憶部)
84 タグ通信部
85 開閉検知部
86 ロック部
111 トナー認識部
112 ロック制御部
113 識別情報取得部
114 照合部
A 矢印
MS 原稿
P 記録紙

Claims (2)

  1. トナーコンテナに収容されているトナーを用いてトナー像を現像する現像部と、前記トナーコンテナの取付け口を開閉するコンテナカバーと、前記トナーコンテナ内のトナー残量を認識するトナー認識部と、前記トナーコンテナ内にトナーが残っている間は前記コンテナカバーを閉状態でロックするロック部とを備えた画像形成装置であって、
    前記トナーコンテナと前記現像部との間に設けられ、前記トナーコンテナのトナーを前記現像部に補給する中間ホッパーと、
    前記中間ホッパー内のトナー量が規定量以下となる中間ホッパーエンプティを検知するエンプティ検知部と、
    前記トナー認識部により前記トナーコンテナ内にトナーが残っていると認識されているにも関わらず、前記エンプティ検知部により前記中間ホッパーエンプティが検知された場合に、例外的に前記ロック部に前記コンテナカバーのロックを解除させるロック制御部と、
    前記トナーコンテナに取付けられている識別情報記憶部に記憶されている識別情報を通信により取得する識別情報取得部と、
    前記コンテナカバーの開閉を検知する開閉検知部と、
    前記コンテナカバーが開かれる前に前記識別情報取得部によって取得された識別情報と、前記コンテナカバーが閉じられた後に前記識別情報取得部によって取得された識別情報とを照合する照合部と、
    前記中間ホッパーエンプティの検知後に、前記照合部による照合結果が不一致だった場合に、前記トナーコンテナの再セットを促す報知部と
    を備え
    前記ロック制御部は、
    前記中間ホッパーエンプティの検知後に、非純正の前記トナーコンテナの装着により、前記照合部による照合結果が不一致だった場合に、前記ロック部に前記コンテナカバーをロックさせないまま前記トナーコンテナを使用可能にする
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロック制御部は、
    前記中間ホッパーエンプティの検知後に、前記照合部による照合結果が一致した場合に、前記ロック部に前記コンテナカバーをロックさせて前記トナーコンテナを使用可能にする
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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