JP2022150377A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2022150377A JP2021052956A JP2021052956A JP2022150377A JP 2022150377 A JP2022150377 A JP 2022150377A JP 2021052956 A JP2021052956 A JP 2021052956A JP 2021052956 A JP2021052956 A JP 2021052956A JP 2022150377 A JP2022150377 A JP 2022150377A
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将行 望月
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Abstract

【課題】誤って使用済のトナーコンテナに交換してしまう可能性を減らす。【解決手段】画像形成装置1は、筐体4と、取り外し可能に装着されるトナーコンテナ7と、トナーコンテナ7が取り外されることを規制するロック機構18と、読取部21とを備える。読取部21は、筐体4に装着されている使用済トナーコンテナと交換される準備トナーコンテナの準備トナー残量を読み取る。画像形成装置1は、使用済トナーコンテナのトナー残量が第1閾値未満であり、かつ準備トナー残量が第2閾値以上である場合、ロック機構18によるロックを解除する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
用紙にトナー画像を印刷する画像形成装置は、トナーコンテナを備える。トナーコンテナには、トナーが収容されている。このような画像形成装置では、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティ(即ち空の状態)のトナー残量になると、トナーコンテナを新品のトナーコンテナに交換する必要がある。このため、トナーコンテナは、装置本体に対して取り外し可能に装着されている。
また、このような画像形成装置は、ロック機構を備える。トナーコンテナ内のトナーが沢山残っているときに、トナーコンテナが交換されることを規制するためである。
ロック機構は、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティのトナー残量より多いときは、トナーコンテナを装置本体にロックする。従って、装置本体からトナーコンテナが取り外されることが規制される。そして、ロック機構は、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティのトナー残量になると、ロックを解除する。従って、トナーコンテナの交換が可能になる。
このような画像形成装置に関する先行技術として、例えば特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。
特開2005-91462号公報
画像形成装置のトナーコンテナを新品のトナーコンテナに交換しようとして、例えば、すでに装置本体から取り外されて保管されていた使用済のトナーコンテナに誤って交換してしまうことがある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、誤って使用済のトナーコンテナに交換してしまう可能性を減らすことが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、装置本体と、トナーコンテナと、ロック機構と、トナー残量センサーと、第1判定部と、ロック制御部と、読取部と、第2判定部とを備える。前記トナーコンテナは、前記装置本体に対して取り外し可能に装着される。前記ロック機構は、前記トナーコンテナを前記装置本体にロックすることで、前記装置本体から前記トナーコンテナが取り外されることを規制する。前記トナー残量センサーは、前記トナーコンテナ内のトナー残量を検出する。前記第1判定部は、前記トナー残量センサーによって検出されたトナー残量が第1閾値以上であるか否かを判定する。前記ロック制御部は、前記ロック機構を制御する。前記読取部は、前記装置本体に装着されている使用済トナーコンテナと交換される準備トナーコンテナの準備トナー残量を読み取る。前記第2判定部は、前記読取部によって読み取られた前記準備トナー残量が第2閾値以上であるか否かを判定する。前記ロック制御部は、前記トナー残量が前記第1閾値以上であると前記第1判定部が判定した場合は、前記トナーコンテナが前記装置本体にロックされるように前記ロック機構を制御し、前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定し、かつ前記準備トナー残量が前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定した場合は、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体へのロックが解除されるように前記ロック機構を制御する。
本発明によれば、誤って使用済のトナーコンテナに交換してしまう可能性を減らすことが可能となる。
本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 読取部の構成及び動作を示す図である。 制御部の構成図である。 操作入力画面の一例を示す図である。 操作入力画面の他の一例を示す図である。 ロック解除用の操作入力画面を示す図である。 ロック解除用の操作入力画面を示す図である。 本実施形態に係る個別解除方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係る一括解除方法を示すフローチャートである。 本実施形態に係るコンテナロック解除方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、トナーを用いて用紙に画像を形成する。画像形成装置1は、筐体4(装置本体)と、給紙カセット5と、複数のトナーコンテナ7と、画像形成部9と、定着部11と、排紙トレイ13と、給紙ローラー14と、搬送ローラー対15と、排紙ローラー対16と、複数のトナー残量センサー17と、複数のロック機構18と、操作パネル19と、制御部20とを備える。
給紙カセット5、複数のトナーコンテナ7、画像形成部9、定着部11、給紙ローラー14、搬送ローラー対15、排紙ローラー対16、複数のトナー残量センサー17、複数のロック機構18、及び、制御部20は、筐体4の内部に配置される。操作パネル19は、例えば、筐体4の外面に配置される。排紙トレイ13は、例えば、筐体4の上面に配置される。
給紙カセット5は、画像形成部9に用紙Pを供給する。給紙カセット5には、複数枚の用紙Pが積載されて収容される。給紙カセット5に収容された複数の用紙Pは、給紙ローラー14によって1枚ずつ繰り出される。そして、繰り出された用紙Pは、搬送ローラー対15によって画像形成部9に搬送される。
複数のトナーコンテナ7の各々は、複数色(例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))のトナーの各々を収容し、収容したトナーを画像形成部9に供給する。各トナーコンテナ7は、筐体4に対して取り外し可能に装着される。以後、各色Y,M,C,Kの各々のトナーを収容したトナーコンテナ7をそれぞれ、トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kとも記載する。
複数のトナー残量センサー17の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各トナー残量センサー17は、対応するトナーコンテナ7内のトナー残量を検出する。各トナー残量センサー17は、例えば透磁率センサーであり、トナーコンテナ7内のトナーの透磁率を検出することで、トナーコンテナ7内のトナー残量を検出する。以後、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対応する各トナー残量センサー17をそれぞれ、トナー残量センサー17Y,17M,17C,17Kとも記載する。
なお、本実施形態では、各トナー残量センサー17は、筐体4に配置されるが、対応するトナーコンテナ7に配置されてもよい。
複数のロック機構18の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各ロック機構18は、対応するトナーコンテナを筐体4にロック解除可能にロックする。このロックによって、トナーコンテナ7は、筐体4から取り外されることが規制される。以後、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対応する各ロック機構18をそれぞれ、ロック機構18Y,18M,18C,18Kとも記載する。なお、ロック機構18の構成については、図2を参照して後述する。
画像形成部9は、トナーを用いて、画像データが表す画像を用紙Pに形成する。画像形成部9は、複数の画像形成ユニット91と、中間転写ベルト92と、駆動ローラー93と、従動ローラー94と、二次転写ローラー95とを備える。
複数の画像形成ユニット91の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各画像形成ユニット91には、対応するトナーコンテナ7からトナーが供給される。各画像形成ユニット91は、画像データに基づいて、各色のトナー像を中間転写ベルト92の表面に形成する。各色のトナー像は、中間転写ベルト92上で重ねられる。その結果、中間転写ベルト92の表面には、カラーのトナー像が形成される。
各画像形成ユニット91は、感光体ドラム91aと、帯電装置91bと、露光装置91cと、現像装置91dと、一次転写ローラー91fと、クリーニング装置91gとを備える。
感光体ドラム91aは、その表面に感光層を有する。帯電装置91bは、感光体ドラム91aの表面を所定電位に均一に帯電させる。露光装置91cは、帯電された感光体ドラム91aの表面にレーザー光を照射する。この結果、感光体ドラム91aの表面に、画像データが表す画像に対応する静電潜像が形成される。現像装置91dは、トナーを用いて、感光体ドラム91aの表面の静電潜像をトナー像として現像する。
一次転写ローラー91fは、感光体ドラム91aの表面のトナー像を中間転写ベルト92の表面に転写する。一次転写ローラー91fは、中間転写ベルト92を介して感光体ドラム91aと圧接する。この圧接による圧接領域は、一次転写ニップ領域を形成する。一次転写ローラー91fの表面には、一次転写電圧が印加される。その結果、感光体ドラム91aの表面のトナー像は、一次転写ニップ領域を通過したときに、一次転写ローラー91fの静電引力によって中間転写ベルト92に転写される。クリーニング装置91gは、転写後の感光体ドラム91aの表面の残留トナーを除去する。
中間転写ベルト92は、その表面のカラートナー像を、二次転写ローラー95に搬送する。中間転写ベルト92は、無端ベルトであり、駆動ローラー93と従動ローラー94とによって張架されて支持される。中間転写ベルト92は、駆動ローラー93の回転駆動によって周回移動される。この結果、中間転写ベルト92の表面のトナー像は、二次転写ローラー95に搬送される。
二次転写ローラー95は、中間転写ベルト92の表面のトナー像を用紙Pに転写する。二次転写ローラー95は、中間転写ベルト92を介して駆動ローラー93と圧接する。この圧接による圧接領域は、二次転写ニップ領域を形成する。二次転写ローラー95には、二次転写電圧が印加される。この結果、中間転写ベルト92の表面のトナー像が、用紙Pと共に、二次転写ニップ領域を通過すると、二次転写ローラー95の静電引力によって、トナー像が用紙Pに転写される。
定着部11は、用紙Pを加熱及び加圧することで、用紙Pに転写されたトナー像を定着させる。この結果、用紙Pに画像が形成される。画像が形成された用紙Pは、排紙ローラー対16によって排紙トレイ13に排出される。
操作パネル19には、画像形成装置1を操作するための各種の操作が入力される。各種の操作には、ロック解除操作が含まれる。ロック解除操作は、各トナーコンテナ7に対する各ロック機構18のロックを解除するための操作である。
操作パネル19は、例えばタッチパネルであり、表示部19aと、操作入力部19bとを備える。
表示部19aは、例えば液晶表示装置であり、操作入力画面を表示する。操作入力画面は、各種の操作を入力するための画面である。操作入力部19bは、例えばタッチセンサーであり、表示部19aに対するタッチ位置を検出する。タッチ位置は、使用者が、表示部19aの画面をタッチ操作した位置である。従って、使用者は、表示部19aに表示された操作入力画面に対してタッチ操作することで、操作入力が可能である。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサー200と、半導体メモリー及びHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部300とを備える。記憶部300は、制御プログラムを記憶している。プロセッサー200は、制御プログラムを実行することによって、画像形成装置1の各部(複数のトナーコンテナ7、画像形成部9、定着部11、給紙ローラー14、搬送ローラー対15、排紙ローラー対16、ロック機構18及び操作パネル19)を制御する。なお、制御部20の構成については、図3を参照して後述する。
例えば、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量に基づいて、ロック機構18を制御する。具体的には、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量が閾値以上であるか否かを判定する。制御部20は、検出したトナー残量が閾値(エンプティ)以上である場合は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する。ここで、エンプティは、トナーコンテナ7が空の状態に相当する値である。
他方、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量がエンプティ未満である場合は、操作パネル19に入力されたロック解除操作に応じて、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックが解除されるように、ロック機構18を制御する。
従って、トナーコンテナ7内のトナー残量がエンプティ未満のトナー残量である場合は、操作パネル19にロック解除操作を入力することで、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することができる。この結果、必要に応じて、トナーコンテナ7を新規のトナーコンテナに交換することができる。
以上のように、画像形成装置1によれば、トナーが沢山残っているトナーコンテナ7の交換を規制しつつ、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティ未満のトナー残量であるときは、必要に応じてトナーコンテナ7を交換することが可能である。
次に、図1及び図2を参照して、ロック機構18の構成について説明する。図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。
筐体4は、収容凹部42を備える。収容凹部42は、トナーコンテナ7を収容する空間を有する。収容凹部42は、筐体4の側面44に設けられる。収容凹部42は、開口43を有する。開口43は、収容凹部42の開放面であり、トナーコンテナ7を出し入れするための開口である。開口43は、側面44に設けられる。開口43から収容凹部42内にトナーコンテナ7が収容される。この結果、筐体4にトナーコンテナ7が装着される。
ロック機構18は、ロックカバー181と、駆動部182とを備える。
ロックカバー181は、収容凹部42の開口43を開閉する。ロックカバー181は、例えば矩形の平板状である。ロックカバー181は、回動軸線Lを中心に回動可能に筐体4に支持される。回動軸線Lは、例えば、ロックカバー181の主面181aの下端側に位置し、且つ主面181aの左右方向(即ち図2の紙面垂直方向)に沿って伸びている。また、回動軸線Lは、例えば、開口43よりも下側に位置する。
駆動部182は、ロックカバー181を回動軸線Lを中心に回動させる。駆動部182は、例えば、収容凹部42の下側に配置される。駆動部182は、駆動棒182aを有する。駆動棒182aの先端は、ロックカバー181の連結点Poに連結される。連結点Poは、ロックカバー181において、回動軸線Lよりも下側に位置する。
駆動部182は、駆動棒182aを駆動部182から押し出すことで、ロックカバー181を閉方向に回動させる。この結果、ロックカバー181が開口32を閉じることで、収容凹部42内のトナーコンテナ7が筐体4にロックされる。また、駆動部182は、駆動棒182aを駆動部182内に引き込むことで、ロックカバー181を開方向に回動させる。この結果、ロックカバー181が開口32を開くことで、収容凹部42内のトナーコンテナ7に対してロックが解除される。このように、トナーコンテナ7に対するロックは、ロックカバー181の開閉と連動する。
例えば、装置本体に装着されている使用済トナーコンテナを新規のトナーコンテナに交換しようとして、すでに装置本体から取り外されて保管されていた使用済トナーコンテナに誤って交換してしまうことがある。これを防ぐため、本実施形態において、画像形成装置1は、読取部21を備える。読取部21は、例えば、パッシブ型のRFID(Radio Frequency Identification)リーダーであり、筐体4の外面に配置される。読取部21は、制御部20の制御により、使用済トナーコンテナと交換するためのトナーコンテナ7(準備トナーコンテナ)のトナー残量(準備トナー残量)を読み取る。
次に、図1及び図3を参照して、読取部21について説明する。図3は、読取部21の構成及び動作を示す図である。
読取部21は、例えば、送信部211と、受信部212とを有する。送信部211は、画像形成装置1の外部へ電磁波を放出する。具体的には、読取部21が電磁誘導方式である場合、送信部211は、磁界を発生させる。読取部21が電波方式である場合、電波を画像形成装置1の外部へ送信する。
本実施形態において、トナーコンテナ7(準備トナーコンテナ)は、RFIDタグ71と、トナー残量センサー72とを有する。RFIDタグ71は、後述する準備トナー残量情報を読取部21に送信する。トナー残量センサー72は、例えば、トナー残量センサー17と同じ透磁率センサーである。
RFIDタグ71及びトナー残量センサー72は、読取部21からの電磁波を受けて起動する。具体的には、準備トナーコンテナが読取部21に近づくと、RFIDタグ71が送信部211からの電磁波を受けて起動し、トナー残量センサー72に電力を供給する。トナー残量センサー72は、電力が供給されると準備トナーコンテナ内のトナーの透磁率を検出し、準備トナーコンテナ内のトナー残量(準備トナー残量)を検出する。
RFIDタグ71は、トナー残量センサー72によって検出された準備トナー残量を取得し、トナーの色と対応付けて準備トナー残量情報として読取部21へ送信する。読取部21の受信部212は、RFIDタグ71から送信された準備トナー残量情報を受信する。
本実施形態において、制御部20は、使用済トナーコンテナのトナー残量に加えて、更に、このように読み取った準備トナー残量に基づいて、ロック機構18を制御する。
次に、図4を参照して、制御部20の構成について説明する。図4は、制御部20の構成図である。
制御部20は、第1判定部201と、表示制御部202と、ロック制御部203と、第2判定部204とを備える。
第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であるか否かを判定する。
第2判定部204は、読取部21が読み取った準備トナー残量を取得し、準備トナー残量が閾値(フル)以上であるか否かを判定する。ここで、フルは、例えばトナーコンテナ7のトナー容量の9割に相当する値である。
表示制御部202は、表示部19aの表示を制御する。表示制御部202は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると第1判定部201が判定し、更に、読取部21が読み取った準備トナー残量がフル以上であると第2判定部204が判定した場合は、ロック解除用の操作入力画面を表示部19aに表示する。ロック解除用の操作入力画面は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するロック解除操作を入力するための画面である。
従って、トナーコンテナ7が空であり、かつ準備トナーコンテナに十分な量のトナーが残っている場合は、ロック解除用の操作入力画面に対してロック解除操作を入力することで、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することが可能である。操作入力画面の一例については、図5~図8を参照して後述する。
他方、表示制御部202は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合は、ロック解除用の操作入力画面を表示部19aに表示しない。ロック解除用の操作入力画面は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためのロック解除操作を入力するための画面である。
従って、トナーコンテナ7内のトナー残量が空ではない場合は、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除するための操作入力画面が表示されないため、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することができない。
ロック制御部203は、複数のロック機構18を制御する。詳しくは、ロック制御部203は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する。
また、ロック制御部203は、表示部19aに表示されたロック解除用の操作入力画面にロック解除操作が入力されたときは、ロック機構18のロックが解除されるように、ロック機構18を制御する。
他方、ロック制御部203は、ロック解除用の操作入力画面にロック解除操作が入力されないときは、ロック機構18がトナーコンテナ7をロックするように、ロック機構18を制御する。
図5~図8を参照して、操作入力画面の一例について説明する。図5は、操作入力画面の一例を示す図である。図5に示す操作入力画像は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上である場合に表示部19aに表示される。図6は、操作入力画面の他の一例を示す図である。図6に示す操作入力画面は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満である場合に表示部19aに表示される。図7及び図8は、ロック解除用の操作入力画面を示す図である。
全てのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合は、図4に示すように、表示制御部202は、操作入力画面G1を表示部19aに表示する。
操作入力画面G1は、例えば調整/メンテナンス用の操作入力画面である。操作入力画面G1には、各種のボタン画像BGが表示される。各種のボタン画像BGは、画像形成装置1の各種の機能の設定を調整するためのボタン画像、又は各種の機能のメンテナンスを実行するためのボタン画像である。
各種の機能の設定としては、例えば「自動カラー判別基準」、「自動キャリブレーションサイクル」、「ファーストプリント位置」及び「階調調整」が例示される。また、各種の機能のメンテナンスとしては、例えば「キャリブレーション」、「レーザースキャナークリーニング」、「カラー印刷位置補正」、及び「現像リフレッシュ」が例示される。
そして、いずれかのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると第1判定部201が判定すると、図5に示すように、表示制御部202は、例えばロック解除用の操作入力画面G2(第1操作入力画面)を表示部19aに表示する。
操作入力画面G2は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するロック解除操作を入力するための画面である。即ち、操作パネル19には、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためにロック解除操作が入力可能である。操作入力画面G2は、操作入力画面G1にボタン画像BGaが追加された画面である。ボタン画像BGaは、「ロック解除」を選択するボタン画像である。「ロック解除」は、操作パネル19へのロック解除操作によって、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除させる機能である。
そして、操作入力画面G2においてボタン画像BGaがタッチ操作されると(即ち操作入力部19bがボタン画像BGa上でタッチ位置を検出すると)、図7に示すように、表示制御部202は、例えばロック解除用の操作入力画面G3(第2操作入力画面)を表示部19aに表示する。操作入力画面G3は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のうち、どのロック機構18のロックを解除するかを選択するための画面である。
操作入力画面G3には、例えば、ロック解除ボタン画像が表示される。ロック解除ボタン画像は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためのボタン画像である。
具体的には、操作入力画面G3には、複数のロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKが表示される。各ロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKはそれぞれ、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対するロック機構18のロックを解除するためのボタン画像である。以下、ロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKのうちのいずれかをロック解除ボタン画像BGXとする場合がある。
図7においては、複数のロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKは、非通常表示(即ち淡色表示)で表示される。ロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKは、タッチ操作によって選択不可能である。
また、操作入力画面G3には、準備トナーコンテナの準備トナー残量を読取部21に読み取らせる読取ボタン画像RGが通常表示(即ち濃色表示)で表示される。読取ボタン画像RGは、タッチ操作によって選択可能である。
操作入力画面G3において読取ボタン画像RGがタッチ操作されると(即ち操作入力部19bが読取ボタン画像RG上でタッチ位置を検出すると)、制御部20は、読取部21を起動させて、読取部21が準備トナー残量の読み取りが可能になるように制御する。
読取部21が起動した状態において、準備トナーコンテナが読取部21に近づけられると、読取部21は、準備トナーコンテナの準備トナー残量を読み取る。
図7に示す例において、例えば、トナー残量センサー17Y,17Kがそれぞれ検出したトナー残量が、エンプティ未満であり、トナー残量センサー17M,17Cがそれぞれ検出したトナー残量が、エンプティ以上であるとする。
トナーコンテナ7Yが準備トナーコンテナとして読取部21に近づけられて、読取部21がトナーコンテナ7Yの準備トナー残量を読み取ると、第2判定部204は、読取部21が読み取った準備トナー残量がトナーコンテナ7Yに対応しているか否かを判定する。準備トナー残量がトナーコンテナ7Yに対応していると、第2判定部204は、準備トナー残量がフル以上であるか否かを判定する。
第2判定部204がフル以上であると判定すると、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGYを通常表示(即ち濃色表示)で表示する。これにより、ロック解除ボタン画像BGYは、タッチ操作によって選択可能になる。
同様に、トナーコンテナ7Kの準備トナー残量が読み取られ、トナーコンテナ7Kの準備トナー残量がフル以上である場合、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGKを通常表示(即ち濃色表示)で表示する。トナーコンテナ7Y,7Kの準備トナー残量が読み取られた後の操作入力画面G3を図8に示す。
このように、トナー残量がエンプティ未満であるトナーコンテナ7の色ごとに、個別に準備トナー残量を判定する手法を第1モードとする。第1モードを用いると、使用済トナーコンテナに誤って交換してしまうことをより確実に防ぐことができる。
なお、図7に示す例において、トナーコンテナ7Y及びトナーコンテナ7Kの一方の準備トナー残量がフル以上であると判定されると、ロック解除ボタン画像BGY及びロック解除ボタン画像BGKの両方を通常表示(即ち濃色表示)で表示してもよい。このように、トナー残量がエンプティ未満であるトナーコンテナ7のうちの少なくとも1つの色に対応する準備トナー残量に基づいて、トナー残量がエンプティ未満であるすべてのロックを解除するか否かを判定する手法を第2モードとする。第2モードを用いると、一度の読み取りで、交換が必要なトナーコンテナ7のすべてのロックを解除できるため、トナーコンテナ7の交換に要する時間を短縮できる。
例えば、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対するロック機構18のロックを個別に解除可能(第1モード)にするか、一括で解除可能(第2モード)にするかは、例えば、使用者のモード切替操作入力によって切り替え可能である。
具体的には、操作入力画面G3に第1モード及び第2モード(個別/一括)を切り替えるための切替ボタン画像CBが表示され、使用者が切替ボタン画像CBをタッチ操作するたびに、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対するロック機構18のロックを個別に解除可能にするか、一括で解除可能にするかが切り替わる。
操作入力画面G3(図8)において、ロック解除ボタン画像BGYがタッチ操作されると、ロック制御部203は、ロック機構18Yのロックを解除するように、ロック機構18Yを制御する。また、ロック解除ボタン画像BGKがタッチ操作されると、ロック制御部203は、ロック機構18Kのロックを解除するように、ロック機構18Kを制御する。従って、トナーコンテナ7Y,7Kを新品のトナーコンテナに交換することが可能になる。なお、トナーコンテナ7M,7Cは、ロックされたままであるため、トナーコンテナ7M,7Cを新品のトナーコンテナに交換することはできない。表示制御部202は、表示部19aの画面を操作入力画面G3から操作入力画面G2に切り替える。
そして、トナーコンテナ7Y,7Kがそれぞれ筐体4から取り外され、準備トナーコンテナが筐体4に装着される。即ち、トナーコンテナ7Y,7Kがそれぞれ新品のトナーコンテナに交換される。
本実施形態において、トナーコンテナ7に対するロックがロックカバー181の開閉と連動する構成したが、これに限らず、トナーコンテナ7に対するロックとロックカバー181の開閉とは、連動しなくてもよい。
例えば、図2に示すロック機構18が、ロックカバー181とは別に、コンテナロック(不図示)を備え、コンテナロックがトナーコンテナ7を筐体4に機械的にロックして筐体4からトナーコンテナ7が取り外されることを規制する。例えば、コンテナロックは、ロックカバー181の閉方向への回動に伴って、トナーコンテナ7を筐体4にロックする。言い換えると、ロックカバー181が開口32を閉じると、トナーコンテナ7が筐体4にロックされ、ロックカバー181が開口32を閉じている間は、トナーコンテナ7が筐体4にロックされ続ける。なお、トナーコンテナ7が筐体4にロックされた状態において、ロックカバー181は、開方向への回動が可能である。トナーコンテナ7が筐体4にロックされた状態でロックカバー181が開口32を開いた場合、コンテナロックによるロックは解除されない。
例えば、コンテナロックによるロックは、制御部20の制御により駆動するソレノイドによって解除される。具体的には、図8に示す操作入力画面G3(図8)において、いずれかのロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されると、ロック制御部203は、対応するソレノイドを駆動させてコンテナロックによるロックを解除するように制御する。
上記のように、ロックカバー181が開口32を閉じている間、トナーコンテナ7が筐体4にロックされ続けるため、ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作される際、ロックカバー181が開口32を閉じているとコンテナロックによるロックを解除できない。
これを解決するため、例えば、制御部20は、コンテナロックによるロックの解除を許可するロック解除許可情報を、記憶部300に記憶させる。記憶部300に記憶されたロック解除許可情報は、例えば、所定期間の経過又は、画像形成装置1の電源OFFにより消去される。制御部20は、例えば、ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されると、ロック解除許可情報を記憶部300に記憶させる。
また、制御部20は、ロックカバー181の開閉を検知し、ロックカバー181が開口32を開いたことを検知すると、コンテナロックによるロックを解除するか否かを判定する。制御部20は、検知部の一例である。
具体的には、制御部20は、ロックカバー181が開口32を開いたことを検知すると、記憶部300にロック解除許可情報が記憶されているか否かを判定する。
記憶部300にロック解除許可情報が記憶されている場合、制御部20は、ロック解除許可情報に対応するロック機構18のコンテナロックによるロックを解除する。
一方、記憶部300にロック解除許可情報が記憶されていない場合、制御部20は、各ロック機構18のコンテナロックによるロックを解除しない。
次に、図9を参照して、本実施形態に係る画像形成装置におけるロックの個別解除方法を説明する。図9は、本実施形態に係る個別解除方法を示すフローチャートである。図9は、トナーコンテナ7に対するロックと、ロックカバー181の開閉とが連動する画像形成装置1における個別解除方法を示す。
第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であるか否かを判定する(ステップS11)。各トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合(ステップS11でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS11)。
一方、少なくとも1つのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると第1判定部201が判定した場合(ステップS11でYes)、読取部21は、使用者による読取ボタン画像RGのタッチ操作に応じて、準備トナー残量を読み取る(ステップS12)。
第2判定部204は、読取部21によって読み取られた準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応する色であるか否かを判定する(ステップS13)。
準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応する色である場合(ステップS13でYes)、第2判定部204は、準備トナー残量がフル以上であるか否かを判定する(ステップS14)。
第2判定部204が準備トナー残量がフル以上であると判定すると(ステップS14でYes)、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGXを通常表示で表示する(ステップS15)。ロック制御部203は、ロック解除操作の入力を待ち受ける(ステップS16)。ロック解除操作の入力がされない場合(ステップS16でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS11)。
なお、準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応しない色である場合(ステップS13でNo)、又は、第2判定部204が準備トナー残量がフル未満であると判定する場合(ステップS14でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS11)。
ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されるロック解除操作が操作入力画面G3に入力されると(ステップS16でYes)、ロック制御部203は、対応するロック機構18のロックを解除するように、ロック機構18を制御する(ステップS17)。
画像形成装置1において、使用済トナーコンテナが準備トナーコンテナに交換される(ステップS18)。ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS11)。
次に、図10を参照して、本実施形態に係る画像形成装置におけるロックの一括解除方法を説明する。図10は、本実施形態に係る一括解除方法を示すフローチャートである。図10は、トナーコンテナ7に対するロックと、ロックカバー181の開閉とが連動する画像形成装置1における一括解除方法を示す。
第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であるか否かを判定する(ステップS21)。各トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合(ステップS21でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS29)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS21)。
一方、少なくとも1つのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると第1判定部201が判定した場合(ステップS21でYes)、読取部21は、使用者による読取ボタン画像RGのタッチ操作に応じて、準備トナー残量を読み取る(ステップS22)。
第2判定部204は、読取部21によって読み取られた準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17のいずれかに対応する色であるか否かを判定する(ステップS23)。
準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17のいずれかに対応する色である場合(ステップS23でYes)、第2判定部204は、準備トナー残量がフル以上であるか否かを判定する(ステップS24)。
第2判定部204が準備トナー残量がフル以上であると判定すると(ステップS24でYes)、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるエンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17のすべてに対応するロック解除ボタン画像BGXを通常表示で表示する(ステップS25)。ロック制御部203は、ロック解除操作の入力を待ち受ける(ステップS26)。ロック解除操作の入力がされない場合(ステップS26でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS29)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS21)。
なお、準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17のいずれにも対応しない色である場合(ステップS23でNo)、又は、第2判定部204が準備トナー残量がフル未満であると判定する場合(ステップS24でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS29)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS21)。
ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されるロック解除操作が操作入力画面G3に入力されると(ステップS26でYes)、ロック制御部203は、対応するロック機構18のロックを解除するように、ロック機構18を制御する(ステップS27)。
画像形成装置1において、使用済トナーコンテナが準備トナーコンテナに交換される(ステップS28)。ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS29)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS21)。
次に、図11を参照して、本実施形態に係る画像形成装置におけるコンテナロック解除方法を説明する。図11は、本実施形態に係るコンテナロック解除方法を示すフローチャートである。図11は、トナーコンテナ7に対するロックと、ロックカバー181の開閉とが連動しない画像形成装置1におけるコンテナロック解除方法を示す。
第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であるか否かを判定する(ステップS31)。各トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると第1判定部201が判定した場合(ステップS31でNo)、第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する。処理は、ステップS40へ進む。
一方、少なくとも1つのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると第1判定部201が判定した場合(ステップS31でYes)、読取部21は、使用者による読取ボタン画像RGのタッチ操作に応じて、準備トナー残量を読み取る(ステップS32)。
第2判定部204は、読取部21によって読み取られた準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応する色であるか否かを判定する(ステップS33)。
準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応する色である場合(ステップS33でYes)、第2判定部204は、準備トナー残量がフル以上であるか否かを判定する(ステップS34)。
第2判定部204が準備トナー残量がフル以上であると判定すると(ステップS34でYes)、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGXを通常表示で表示する(ステップS35)。ロック制御部203は、ロック解除操作の入力を待ち受ける(ステップS36)。ロック解除操作の入力がされない場合(ステップS36でNo)、ロック制御部203は、ロック解除操作の入力の待ち受けを継続する。処理は、ステップS40へ進む。
ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されるロック解除操作が操作入力画面G3に入力されると(ステップS36でYes)、ロック制御部203は、ロック解除ボタン画像BGXに対応するロック機構18によるロックの解除を許可するロック解除許可情報を記憶部300に記憶する(ステップS37)。
ロック解除許可情報が記憶部300に記憶されてから所定期間が経過すると(ステップS38でYes)、ロック制御部203は、ロック解除許可情報を記憶部300から消去する(ステップS39)。処理は、ステップS40へ進む。
一方、ロック解除許可情報が記憶部300に記憶されてから所定期間が経過していない場合(ステップS38でNo)、処理は、ステップS40へ進む。
なお、準備トナー残量に対応する色が、エンプティ未満であると判定されたトナー残量センサー17に対応しない色である場合(ステップS33でNo)、又は、第2判定部204が準備トナー残量がフル未満であると判定する場合(ステップS34でNo)、第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する。処理は、ステップS40へ進む。
制御部20は、ロックカバー181の開閉を検知する(ステップS40)。制御部20は、ロックカバー181が開口32を開いたことを検知すると(ステップS40でYes)、記憶部300にロック解除許可情報が記憶されているか否かを判定する(ステップS41)。
記憶部300にロック解除許可情報が記憶されている場合(ステップS41でYes)、制御部20は、ロック解除許可情報に対応するロック機構18のロックを解除する(ステップS42)。画像形成装置1において、使用済トナーコンテナが準備トナーコンテナに交換される(ステップS43)。ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS44)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS31)。
一方、記憶部300にロック解除許可情報が記憶されていない場合(ステップS41でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS44)。第1判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対する判定を継続する(ステップS31)。
図11では、ロック解除操作の入力後にロックカバー181を開く場合を示しているが、ロックカバー181を開いてからロック解除操作が入力されてもよい。
本実施形態おいて、ロック解除操作に応じてロック機構18によるロックが解除される構成としたが、これに限らず、ロック制御部203は、ロック解除操作によらずロック機構18によるロックを解除する構成であってもよい。例えば、第1判定部201がトナー残量センサー17によって検出されたトナー残量がエンプティ以上であると判定し、かつ第2判定部204が準備トナー残量がフル以上であると判定した場合、ロック制御部203は、対応するロック機構18によるロックを解除するように、ロック機構18を制御する。
本実施形態おいて、ロック解除操作に応じてロック解除許可情報が記憶部300に記憶される構成としたが、これに限らず、制御部20は、ロック解除操作によらずロック解除許可情報を記憶部300に記憶してもよい。例えば、第1判定部201がトナー残量センサー17によって検出されたトナー残量がエンプティ以上であると判定し、かつ第2判定部204が準備トナー残量がフル以上であると判定した場合、制御部20は、ロック解除許可情報を記憶部300に記憶する。
本実施形態おいて、準備トナー残量を読み取るトナー残量センサー72は、トナーコンテナ7に設けられる構成としたが、これに限らず、トナー残量センサー72は、例えば、読取部21に設けられてもよい。この場合、トナー残量センサー72は、読取部21に近づけられた準備トナーコンテナの透磁率を検出して準備トナーコンテナ内のトナー残量を検出する。
以上、図面(図1~図11)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 :画像形成装置
4 :筐体
7、7C、7K、7M、7Y :トナーコンテナ
17、17C、17K、17M、17Y :トナー残量センサー
18、18C、18K、18M、18Y :ロック機構
19 :操作パネル
19a :表示部
19b :操作入力部
20 :制御部
21 :読取部
181 :ロックカバー
201 :第1判定部
202 :表示制御部
203 :ロック制御部
204 :第2判定部
212 :受信部
300 :記憶部

Claims (9)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に対して取り外し可能に装着されたトナーコンテナと、
    前記トナーコンテナを前記装置本体にロックすることで、前記装置本体から前記トナーコンテナが取り外されることを規制するロック機構と、
    前記トナーコンテナ内のトナー残量を検出するトナー残量センサーと、
    前記トナー残量センサーによって検出された前記トナー残量が第1閾値以上であるか否かを判定する第1判定部と、
    前記ロック機構を制御するロック制御部と、
    前記装置本体に装着されている使用済トナーコンテナと交換される準備トナーコンテナの準備トナー残量を読み取る読取部と、
    前記読取部によって読み取られた前記準備トナー残量が第2閾値以上であるか否かを判定する第2判定部と
    を備え、
    前記ロック制御部は、前記トナー残量が前記第1閾値以上であると前記第1判定部が判定した場合は、前記トナーコンテナが前記装置本体にロックされるように前記ロック機構を制御し、前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定し、かつ前記準備トナー残量が前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定した場合は、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体へのロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、
    複数の色にそれぞれ対応する複数の前記トナーコンテナと、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記ロック機構と、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記トナー残量センサーと
    を備え、
    前記トナー残量センサーがそれぞれ検出した前記トナー残量のうち、少なくとも1つの前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定し、かつ対応する色の前記準備トナー残量が前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定した場合、前記ロック制御部は、前記色ごとに、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項1の記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、
    複数色にそれぞれ対応する複数の前記トナーコンテナと、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記ロック機構と、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記トナー残量センサーと
    を備え、
    前記トナー残量センサーがそれぞれ検出した前記トナー残量のうち、2つ以上の前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定した場合、前記2つ以上の前記トナー残量にそれぞれ対応する色の前記準備トナー残量のうちのいずれかが前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定すると、前記ロック制御部は、前記2つ以上の色に対応するすべての前記トナー残量センサーに対応する前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項1の記載の画像形成装置。
  4. 前記画像形成装置は、
    複数色にそれぞれ対応する複数の前記トナーコンテナと、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記ロック機構と、
    前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記トナー残量センサーと
    を備え、
    前記画像形成装置は、第1モードと、第2モードとを有し、
    前記第1モードにおいて、前記トナー残量センサーがそれぞれ検出した前記トナー残量のうち、少なくとも1つの前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定し、かつ対応する色の前記準備トナー残量が前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定した場合、前記ロック制御部は、前記色ごとに、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御し、
    前記第2モードにおいて、前記トナー残量センサーがそれぞれ検出した前記トナー残量のうち、2つ以上の前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定した場合、前記2つ以上の前記トナー残量にそれぞれ対応する色の前記準備トナー残量のうちのいずれかが前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定すると、前記ロック制御部は、前記2つ以上の色に対応するすべての前記トナー残量センサーに対応する前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項1の記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成装置は、
    前記ロック機構による前記ロックの解除を許可するロック解除許可情報を記憶する記憶部と、
    前記使用済トナーコンテナを覆うカバーと、
    前記カバーの開閉を検知する検知部と
    を更に備え、
    前記記憶部は、前記トナー残量が前記第1閾値未満であると前記第1判定部が判定し、かつ前記準備トナー残量が前記第2閾値以上であると前記第2判定部が判定した場合は、前記ロック解除許可情報を記憶し、
    前記検知部によって前記カバーが開けられたことが検知されると、前記ロック解除許可情報が前記記憶部に記憶されている場合、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記記憶部に記憶された前記ロック解除許可情報は、所定期間の経過又は、前記画像形成装置の電源の遮断により消去される、請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置は、
    前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックを解除するためのロック解除操作が入力される操作入力部を更に備え、
    前記ロック制御部は、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記画像形成装置は、
    前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックを解除するためのロック解除操作が入力される操作入力部を更に備え、
    前記第1モード及び前記第2モードは、前記操作入力部に入力されたモード切替操作に応じて切り替わる、請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記記憶部は、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック解除許可情報を記憶する、請求項8に記載の画像形成装置。
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