JP2022143823A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トナーコンテナに関するトラブルにより柔軟に対処する。【解決手段】画像形成装置1は、筐体4と、取り外し可能に装着されるトナーコンテナ7と、トナーコンテナ7が取り外されることを規制するロック機構18と、トナーコンテナ7のロックを解除するためのロック解除操作が入力される操作入力部19bと、トナーコンテナ7内のトナー残量が閾値以上であるか否かを判定する判定部201とを備える。画像形成装置1では、通常モードとメンテナンスモードとが、ロック解除操作の入力操作者の種別に応じて切り替わる。ロック機構18は、通常モードにおいて、トナー残量が閾値未満である場合、ロック解除操作に応じてトナーコンテナ7ロックを解除し、メンテナンスモードにおいて、トナー残量によらず、ロック解除操作に応じてトナーコンテナのロックを解除する。【選択図】図1
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
用紙にトナー画像を印刷する画像形成装置は、トナーコンテナを備える。トナーコンテナには、トナーが収容されている。このような画像形成装置では、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティ(即ち空の状態)のトナー残量になると、トナーコンテナを新品のトナーコンテナに交換する必要がある。このため、トナーコンテナは、装置本体に対して取り外し可能に装着されている。
また、このような画像形成装置は、ロック機構を備える。トナーコンテナ内のトナーが沢山残っているときに、トナーコンテナが交換されることを規制するためである。
ロック機構は、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティのトナー残量より多いときは、トナーコンテナを装置本体にロックする。従って、装置本体からトナーコンテナが取り外されることが規制される。そして、ロック機構は、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティのトナー残量になると、ロックを解除する。従って、トナーコンテナの交換が可能になる。
このような画像形成装置に関する先行技術として、例えば特許文献1に記載の画像形成装置が知られている。
トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティより多い場合であってもロックを解除してトナーコンテナを装置本体から取り外したい状況になることがある。特許文献1に記載の画像形成装置では、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティのトナー残量になるまでロックを解除できず、トラブルに柔軟に対処できない。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、トナーコンテナに関するトラブルにより柔軟に対処することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本発明に係る画像形成装置は、装置本体と、トナーコンテナと、ロック機構と、トナー残量センサーと、判定部と、操作入力部と、ロック制御部とを備える。前記トナーコンテナは、前記装置本体に対して取り外し可能に装着される。前記ロック機構は、前記トナーコンテナを前記装置本体にロックすることで、前記装置本体から前記トナーコンテナが取り外されることを規制する。前記トナー残量センサーは、前記トナーコンテナ内のトナー残量を検出する。前記判定部は、前記トナー残量センサーによって検出された前記トナー残量が閾値以上であるか否かを判定する。前記操作入力部は、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体へのロックを解除するためのロック解除操作が入力される。前記ロック制御部は、前記ロック機構を制御する。前記ロック制御部は、前記判定部の判定結果に応じて前記ロック機構が制御される通常モードと、前記判定結果に関わらず前記ロック機構が制御されるメンテナンスモードとを有する。前記通常モードと前記メンテナンスモードとが、前記ロック解除操作の入力操作者の種別に応じて切り替わる。前記ロック制御部は、前記通常モードにおいて、前記トナー残量が前記閾値以上であると前記判定部によって判定された場合、前記トナーコンテナが前記装置本体にロックされるように前記ロック機構を制御し、前記トナー残量が前記閾値未満であると前記判定部によって判定された場合、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する。前記ロック制御部は、前記メンテナンスモードにおいて、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する。
本発明によれば、トナーコンテナに関するトラブルにより柔軟に対処することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置の構成図である。
本実施形態に係る画像形成装置1は、トナーを用いて用紙に画像を形成する。画像形成装置1は、筐体4(装置本体)と、給紙カセット5と、複数のトナーコンテナ7と、画像形成部9と、定着部11と、排紙トレイ13と、給紙ローラー14と、搬送ローラー対15と、排紙ローラー対16と、複数のトナー残量センサー17と、複数のロック機構18と、操作パネル19と、制御部20と、通信部21とを備える。
給紙カセット5、複数のトナーコンテナ7、画像形成部9、定着部11、給紙ローラー14、搬送ローラー対15、排紙ローラー対16、複数のトナー残量センサー17、複数のロック機構18、制御部20、及び、通信部21は、筐体4の内部に配置される。操作パネル19は、例えば、筐体4の外面に配置される。排紙トレイ13は、例えば、筐体4の上面に配置される。
通信部21は、有線LAN(Local Area Network)及び無線LAN等の外部ネットワークを介して、パーソナルコンピューター(PC)、タブレット端末及びスマートフォン等の他の機器と情報を送受信する。
給紙カセット5は、画像形成部9に用紙Pを供給する。給紙カセット5には、複数枚の用紙Pが積載されて収容される。給紙カセット5に収容された複数の用紙Pは、給紙ローラー14によって1枚ずつ繰り出される。そして、繰り出された用紙Pは、搬送ローラー対15によって画像形成部9に搬送される。
複数のトナーコンテナ7の各々は、複数色(例えばY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))のトナーの各々を収容し、収容したトナーを画像形成部9に供給する。各トナーコンテナ7は、筐体4に対して取り外し可能に装着される。以後、各色Y,M,C,Kの各々のトナーを収容したトナーコンテナ7をそれぞれ、トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kとも記載する。
複数のトナー残量センサー17の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各トナー残量センサー17は、対応するトナーコンテナ7内のトナー残量を検出する。各トナー残量センサー17は、例えば透磁率センサーであり、トナーコンテナ7内のトナーの透磁率を検出することで、トナーコンテナ7内のトナー残量を検出する。以後、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対応する各トナー残量センサー17をそれぞれ、トナー残量センサー17Y,17M,17C,17Kとも記載する。
なお、本実施形態では、各トナー残量センサー17は、筐体4に配置されるが、対応するトナーコンテナ7に配置されてもよい。
複数のロック機構18の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各ロック機構18は、対応するトナーコンテナを筐体4にロック解除可能にロックする。このロックによって、トナーコンテナ7は、筐体4から取り外されることが規制される。以後、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対応する各ロック機構18をそれぞれ、ロック機構18Y,18M,18C,18Kとも記載する。なお、ロック機構18の構成については、図2を参照して後述する。
画像形成部9は、トナーを用いて、画像データが表す画像を用紙Pに形成する。画像形成部9は、複数の画像形成ユニット91と、中間転写ベルト92と、駆動ローラー93と、従動ローラー94と、二次転写ローラー95とを備える。
複数の画像形成ユニット91の各々は、複数のトナーコンテナ7の各々に対応する。各画像形成ユニット91には、対応するトナーコンテナ7からトナーが供給される。各画像形成ユニット91は、画像データに基づいて、各色のトナー像を中間転写ベルト92の表面に形成する。各色のトナー像は、中間転写ベルト92上で重ねられる。その結果、中間転写ベルト92の表面には、カラーのトナー像が形成される。
各画像形成ユニット91は、感光体ドラム91aと、帯電装置91bと、露光装置91cと、現像装置91dと、一次転写ローラー91fと、クリーニング装置91gとを備える。
感光体ドラム91aは、その表面に感光層を有する。帯電装置91bは、感光体ドラム91aの表面を所定電位に均一に帯電させる。露光装置91cは、帯電された感光体ドラム91aの表面にレーザー光を照射する。この結果、感光体ドラム91aの表面に、画像データが表す画像に対応する静電潜像が形成される。現像装置91dは、トナーを用いて、感光体ドラム91aの表面の静電潜像をトナー像として現像する。
一次転写ローラー91fは、感光体ドラム91aの表面のトナー像を中間転写ベルト92の表面に転写する。一次転写ローラー91fは、中間転写ベルト92を介して感光体ドラム91aと圧接する。この圧接による圧接領域は、一次転写ニップ領域を形成する。一次転写ローラー91fの表面には、一次転写電圧が印加される。その結果、感光体ドラム91aの表面のトナー像は、一次転写ニップ領域を通過したときに、一次転写ローラー91fの静電引力によって中間転写ベルト92に転写される。クリーニング装置91gは、転写後の感光体ドラム91aの表面の残留トナーを除去する。
中間転写ベルト92は、その表面のカラートナー像を、二次転写ローラー95に搬送する。中間転写ベルト92は、無端ベルトであり、駆動ローラー93と従動ローラー94とによって張架されて支持される。中間転写ベルト92は、駆動ローラー93の回転駆動によって周回移動される。この結果、中間転写ベルト92の表面のトナー像は、二次転写ローラー95に搬送される。
二次転写ローラー95は、中間転写ベルト92の表面のトナー像を用紙Pに転写する。二次転写ローラー95は、中間転写ベルト92を介して駆動ローラー93と圧接する。この圧接による圧接領域は、二次転写ニップ領域を形成する。二次転写ローラー95には、二次転写電圧が印加される。この結果、中間転写ベルト92の表面のトナー像が、用紙Pと共に、二次転写ニップ領域を通過すると、二次転写ローラー95の静電引力によって、トナー像が用紙Pに転写される。
定着部11は、用紙Pを加熱及び加圧することで、用紙Pに転写されたトナー像を定着させる。この結果、用紙Pに画像が形成される。画像が形成された用紙Pは、排紙ローラー対16によって排紙トレイ13に排出される。
操作パネル19には、画像形成装置1を操作するための各種の操作が入力される。各種の操作には、ロック解除操作が含まれる。ロック解除操作は、各トナーコンテナ7に対する各ロック機構18のロックを解除するための操作である。
操作パネル19は、例えばタッチパネルであり、表示部19aと、操作入力部19bとを備える。
表示部19aは、例えば液晶表示装置であり、操作入力画面を表示する。操作入力画面は、各種の操作を入力するための画面である。操作入力部19bは、例えばタッチセンサーであり、表示部19aに対するタッチ位置を検出する。タッチ位置は、使用者が、表示部19aの画面をタッチ操作した位置である。従って、使用者は、表示部19aに表示された操作入力画面に対してタッチ操作することで、操作入力が可能である。
制御部20は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサー200と、半導体メモリー及びHDD(Hard Disk Drive)等の記憶部300とを備える。記憶部300は、制御プログラムを記憶している。プロセッサー200は、制御プログラムを実行することによって、画像形成装置1の各部(複数のトナーコンテナ7、画像形成部9、定着部11、給紙ローラー14、搬送ローラー対15、排紙ローラー対16、ロック機構18及び操作パネル19)を制御する。なお、制御部20の構成については、図3を参照して後述する。
例えば、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量に基づいて、ロック機構18を制御する。具体的には、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量が閾値以上であるか否かを判定する。制御部20は、検出したトナー残量が閾値(エンプティ)以上である場合は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する。ここで、エンプティは、トナーコンテナ7が空の状態に相当する値である。
他方、制御部20は、複数のトナー残量センサー17の各々が検出したトナー残量がエンプティ未満である場合は、操作パネル19に入力されたロック解除操作に応じて、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックが解除されるように、ロック機構18を制御する。
従って、トナーコンテナ7内のトナー残量がエンプティ未満のトナー残量である場合は、操作パネル19にロック解除操作を入力することで、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することができる。この結果、必要に応じて、トナーコンテナ7を新規のトナーコンテナに交換することができる。
以上のように、画像形成装置1によれば、トナーが沢山残っているトナーコンテナ7の交換を規制しつつ、トナーコンテナ内のトナー残量がエンプティ未満のトナー残量であるときは、必要に応じてトナーコンテナ7を交換することが可能である。
次に、図1及び図2を参照して、ロック機構18の構成について説明する。図2は、図1のII-II線に沿った断面図である。
筐体4は、収容凹部42を備える。収容凹部42は、トナーコンテナ7を収容する空間を有する。収容凹部42は、筐体4の側面44に設けられる。収容凹部42は、開口43を有する。開口43は、収容凹部42の開放面であり、トナーコンテナ7を出し入れするための開口である。開口43は、側面44に設けられる。開口43から収容凹部42内にトナーコンテナ7が収容される。この結果、筐体4にトナーコンテナ7が装着される。
ロック機構18は、ロックカバー181と、駆動部182とを備える。
ロックカバー181は、収容凹部42の開口43を開閉する。ロックカバー181は、例えば矩形の平板状である。ロックカバー181は、回動軸線Lを中心に回動可能に筐体4に支持される。回動軸線Lは、例えば、ロックカバー181の主面181aの下端側に位置し、且つ主面181aの左右方向(即ち図2の紙面垂直方向)に沿って伸びている。また、回動軸線Lは、例えば、開口43よりも下側に位置する。
駆動部182は、ロックカバー181を回動軸線Lを中心に回動させる。駆動部182は、例えば、収容凹部42の下側に配置される。駆動部182は、駆動棒182aを有する。駆動棒182aの先端は、ロックカバー181の連結点Poに連結される。連結点Poは、ロックカバー181において、回動軸線Lよりも下側に位置する。
駆動部182は、駆動棒182aを駆動部182から押し出すことで、ロックカバー181を閉方向に回動させる。この結果、ロックカバー181が開口32を閉じることで、収容凹部42内のトナーコンテナ7が筐体4にロックされる。また、駆動部182は、駆動棒182aを駆動部182内に引き込むことで、ロックカバー181を開方向に回動させる。この結果、ロックカバー181が開口32を開くことで、収容凹部42内のトナーコンテナ7に対してロックが解除される。このように、トナーコンテナ7に対するロックは、ロックカバー181の開閉と連動する。
次に、図3を参照して、制御部20の構成について説明する。図3は、制御部20の構成図である。
制御部20は、判定部201と、表示制御部202と、ロック制御部203とを備える。
判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であるか否かを判定する。
表示制御部202は、表示部19aの表示を制御する。表示制御部202は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると判定部201が判定した場合は、ロック解除用の操作入力画面を表示部19aに表示する。ロック解除用の操作入力画面は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するロック解除操作を入力するための画面である。
従って、トナーコンテナ7が空である場合は、ロック解除用の操作入力画面に対してロック解除操作を入力することで、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することが可能である。操作入力画面の一例については、図4~図6を参照して後述する。
他方、表示制御部202は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると判定部201が判定した場合は、ロック解除用の操作入力画面を表示部19aに表示しない。ロック解除用の操作入力画面は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためのロック解除操作を入力するための画面である。
従って、トナーコンテナ7内のトナー残量が空ではない場合は、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除するための操作入力画面が表示されないため、トナーコンテナ7に対するロック機構18のロックを解除することができない。
ロック制御部203は、複数のロック機構18を制御する。詳しくは、ロック制御部203は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると判定部201が判定した場合は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する。
また、ロック制御部203は、表示部19aに表示されたロック解除用の操作入力画面にロック解除操作が入力されたときは、ロック機構18のロックが解除されるように、ロック機構18を制御する。
他方、ロック制御部203は、ロック解除用の操作入力画面にロック解除操作が入力されないときは、ロック機構18がトナーコンテナ7をロックするように、ロック機構18を制御する。
図4~図6を参照して、操作入力画面の一例について説明する。図4は、操作入力画面の一例を示す図である。図4に示す操作入力画像は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上である場合に表示部19aに表示される。図5は、操作入力画面の他の一例を示す図である。図5に示す操作入力画面は、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満である場合に表示部19aに表示される。図6は、ロック解除用の操作入力画面を示す図である。
全てのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると判定部201が判定した場合は、図4に示すように、表示制御部202は、操作入力画面G1を表示部19aに表示する。
操作入力画面G1は、例えば調整/メンテナンス用の操作入力画面である。操作入力画面G1には、各種のボタン画像BGが表示される。各種のボタン画像BGは、画像形成装置1の各種の機能の設定を調整するためのボタン画像、又は各種の機能のメンテナンスを実行するためのボタン画像である。
各種の機能の設定としては、例えば「自動カラー判別基準」、「自動キャリブレーションサイクル」、「ファーストプリント位置」及び「階調調整」が例示される。また、各種の機能のメンテナンスとしては、例えば「キャリブレーション」、「レーザースキャナークリーニング」、「カラー印刷位置補正」、及び「現像リフレッシュ」が例示される。
そして、いずれかのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると判定部201が判定すると、図5に示すように、表示制御部202は、例えばロック解除用の操作入力画面G2(第1操作入力画面)を表示部19aに表示する。
操作入力画面G2は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するロック解除操作を入力するための画面である。即ち、操作パネル19には、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためにロック解除操作が入力可能である。操作入力画面G2は、操作入力画面G1にボタン画像BGaが追加された画面である。ボタン画像BGaは、「ロック解除」を選択するボタン画像である。「ロック解除」は、操作パネル19へのロック解除操作によって、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除させる機能である。
そして、操作入力画面G2においてボタン画像BGaがタッチ操作されると(即ち操作入力部19bがボタン画像BGa上でタッチ位置を検出すると)、図6に示すように、表示制御部202は、例えばロック解除用の操作入力画面G3(第2操作入力画面)を表示部19aに表示する。操作入力画面G3は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のうち、どのロック機構18のロックを解除するかを選択するための画面である。
操作入力画面G3には、例えば、ロック解除ボタン画像が表示される。ロック解除ボタン画像は、いずれかのトナー残量センサー17に対応するロック機構18のロックを解除するためのボタン画像である。
具体的には、操作入力画面G3には、複数のロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKが表示される。各ロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKはそれぞれ、各トナーコンテナ7Y,7M,7C,7Kに対するロック機構18のロックを解除するためのボタン画像である。以下、ロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKのうちのいずれかをロック解除ボタン画像BGXとする場合がある。
図6においては、複数のロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKは、それぞれ、非通常表示(即ち淡色表示)又は通常表示(即ち濃色表示)で表示される。
図6に示す例において、例えば、トナー残量センサー17Yが検出したトナー残量が、エンプティ未満であり、トナー残量センサー17M,17C,17Kがそれぞれ検出したトナー残量が、エンプティ以上であるとする。
表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGYを通常表示(即ち濃色表示)で表示する。ロック解除ボタン画像BGYは、タッチ操作によって選択可能である。
一方、表示制御部202は、操作入力画面G3におけるロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKを非通常表示(即ち淡色表示)で表示する。ロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKは、タッチ操作によって選択不可能である。
操作入力画面G3において、タッチ操作によって選択可能なロック解除ボタン画像BGYがタッチ操作されると、ロック制御部203は、対応するロック機構18Yのロックを解除するように、ロック機構18Yを制御する。従って、対応するトナーコンテナ7Yを新品のトナーコンテナ7Yに交換することが可能になる。なお、タッチ操作によって選択可能なロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKに対応するトナーコンテナ7M,7C,7Kは、ロックされたままであるため、新品のトナーコンテナに交換することはできない。表示制御部202は、表示部19aの画面を操作入力画面G3から操作入力画面G2に切り替える。新品に交換されたトナーコンテナ7Yは、トナー残量がエンプティ以上であるため、ロック機構18によって筐体4にロックされる。
以上説明したような、判定部201の判定結果に応じて、ロック機構18が制御される手法を通常モードとする。具体的には、通常モードにおいて、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上である場合(例えばトナーが沢山残っている場合)は、ロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックし、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満である場合は、ロック機構18によるトナーコンテナ7のロックを解除可能にする。
例えば、トナーコンテナ7にトナーが沢山残っており、トナーコンテナ7内でトナーが固まってしまった場合等、通常モードにおいてはトナーコンテナ7を新品のトナーコンテナに交換することができない事態が生じる。
本実施形態において、このような事態を回避するため、画像形成装置1は、通常モードと異なるメンテナンスモードを有する。メンテナンスモードにおいては、判定部201の判定結果に関わらずロック機構18が制御される。通常モードとメンテナンスモードとは、ロック解除操作の入力操作者の種別に応じて切り替わる。
例えば、入力操作者がサービスマンである場合、画像形成装置1は、メンテナンスモードで動作する。一方、例えば、入力操作者が一般ユーザー又は画像形成装置1の管理者である場合、画像形成装置1は、通常モードで動作する。本実施形態において、入力操作者の種別をサービスマン、管理者及び一般ユーザーの3種類(3段階)とするが、入力操作者の種別を2種類(2段階)又は4種類(4段階)以上としてもよい。
具体的には、サービスマンが画像形成装置1を動作させる場合、サービスマンは、例えばログイン入力等の所定の入力操作を操作パネル19に対して行う。制御部20は、操作パネル19に所定の入力操作が行われると、入力操作者がサービスマンであると判定し、画像形成装置1をメンテナンスモードで動作させる。
次に、図7を参照して、メンテナンスモードにおけるロック解除用の操作入力画面について説明する。図7は、メンテナンスモードにおけるロック解除用の操作入力画面を示す図である。
図7に示す例において、例えば、図6に示す例と同様、トナー残量センサー17Yが検出したトナー残量が、エンプティ未満であり、トナー残量センサー17M,17C,17Kがそれぞれ検出したトナー残量が、エンプティ以上であるとする。
メンテナンスモードにおいて、全てのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると判定部201が判定した場合であっても、サービスマンの入力操作に応じてロック解除用の操作入力画面G2(第1操作入力画面)が表示部19aに表示される。
操作入力画面G2においてボタン画像BGaがタッチ操作されると、表示制御部202は、例えばロック解除用の操作入力画面G4(第2操作入力画面)を表示部19aに表示する。
メンテナンスモードにおけるロック解除用の操作入力画面G4においては、エンプティ以上であると検出されるトナー残量センサー17M,17C,17Kに対応するロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKを含むロック解除ボタン画像BGY,BGM,BGC,BGKは、それぞれ、通常表示(即ち濃色表示)で表示される。
このようにメンテナンスモードにおいて、判定部201の判定結果に関わらずロック機構18を制御可能にすることで、トナーコンテナ7内にトナーが残っている場合でも、ロック機構18によるトナーコンテナ7のロックを解除してトナーコンテナ7を交換することが可能になる。これにより、画像形成装置1のトラブルにより柔軟に対処できる。
次に、図8を参照して、入力操作者の種別について説明する。図8は、入力操作者の種別が通常モードに対応するかメンテナンスモードに対応するかを設定するための操作者設定画面を示す図である。
本実施形態において、例えば、サービスマンは、入力操作者の種別が通常モードに対応するかメンテナンスモードに対応するかを設定可能である。
具体的には、サービスマンが操作者設定画面を表示部19aに表示させるための所定の入力操作を操作パネル19に対して行うと、表示部19aに操作者設定画面が表示される。
操作者設定画面では、トナーコンテナ7の色ごとに、メンテナンスモードで動作する種別を示す複数の種別設定ボタン画像が表示される。具体的には、操作者設定画面には、トナーコンテナ7Yに対応する種別設定ボタン画像LGY1~LGY3と、トナーコンテナ7Mに対応する種別設定ボタン画像LGM1~LGM3と、トナーコンテナ7Cに対応する種別設定ボタン画像LGC1~LGC3と、トナーコンテナ7Kに対応する種別設定ボタン画像LGK1~LGK3とが表示される。
また、操作者設定画面では、トナーコンテナ7の色ごとに、1つの種別設定ボタン画像が選択された状態となっている。図8では、選択された種別設定ボタン画像をハッチングで示す。具体的には、トナーコンテナ7Yにおいては種別設定ボタン画像LGY1が選択され、トナーコンテナ7Mにおいては種別設定ボタン画像LGM2が選択され、トナーコンテナ7Cにおいては種別設定ボタン画像LGY3が選択され、トナーコンテナ7Kにおいては種別設定ボタン画像LGK3が選択されている。
種別設定ボタン画像LGY1が選択されていると、入力操作者がサービスマンである場合、ロック制御部203がロック機構18Yをメンテナンスモードで制御する。一方、入力操作者が管理者又は一般ユーザーである場合、ロック制御部203がロック機構18Yを通常モードで制御する。
また、種別設定ボタン画像LGM2が選択されていると、入力操作者がサービスマン又は管理者である場合、ロック制御部203がロック機構18Mをメンテナンスモードで制御する。一方、入力操作者が一般ユーザーである場合、ロック制御部203がロック機構18Mを通常モードで制御する。
また、種別設定ボタン画像LGC3が選択されていると、入力操作者がサービスマン、管理者又は一般ユーザーである場合、ロック制御部203がロック機構18Cをメンテナンスモードで制御する。
また、種別設定ボタン画像LGK3が選択されていると、入力操作者がサービスマン、管理者又は一般ユーザーである場合、ロック制御部203がロック機構18Kをメンテナンスモードで制御する。
操作者設定画面において、選択されていない種別設定ボタン画像を入力操作者がタッチ操作することで、通常モード及びメンテナンスモードにそれぞれ対応する種別を切り替えることができる。
例えば、図8に示す操作者設定画面において、種別設定ボタン画像LGY2がタッチ操作されると、選択されている種別設定ボタン画像が、種別設定ボタン画像LGY1から種別設定ボタン画像LGY2へ変更される。
種別設定ボタン画像LGY2が選択されていると、入力操作者がサービスマン又は管理者である場合、ロック制御部203がロック機構18Yをメンテナンスモードで制御する。一方、入力操作者が一般ユーザーである場合、ロック制御部203がロック機構18Yを通常モードで制御する。
なお、上記の例では、入力操作者の種別が通常モードに対応するかメンテナンスモードに対応するかをサービスマンが設定可能であるとしたが、サービスマンに限らず、管理者及び一般ユーザーが設定可能であってもよい。
次に、図9を参照して、図7と入力操作者の種別が異なる場合のロック解除用の操作入力画面について説明する。図9は、図8に示す設定であって、入力操作者が管理者である場合のロック解除用の操作入力画面G5を示す。
操作入力画面G5において、ロック解除ボタン画像BGYが非通常表示(即ち淡色表示)で表示され、ロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKが通常表示(即ち濃色表示)で表示される。
管理者は、操作入力画面G5におけるロック解除ボタン画像BGYをタッチ操作によって選択不可能であり、ロック解除ボタン画像BGM,BGC,BGKをタッチ操作によって選択可能である。
このように、トナーコンテナ7の色ごとに、メンテナンスモードで動作する種別を選択可能にすることで、画像形成装置1をより柔軟に運用できる。
[リモート操作]
本実施形態において、種別の選択及びロック解除操作が、入力操作者による操作パネル19へのタッチ操作以外の方法で入力されてもよい。例えば、種別の選択及びロック解除操作が外部ネットワークに接続されたスマートフォン40等の他の機器に入力され、入力された種別の選択及びロック解除操作を他の機器が画像形成装置1に向けて送信してもよい。
本実施形態において、種別の選択及びロック解除操作が、入力操作者による操作パネル19へのタッチ操作以外の方法で入力されてもよい。例えば、種別の選択及びロック解除操作が外部ネットワークに接続されたスマートフォン40等の他の機器に入力され、入力された種別の選択及びロック解除操作を他の機器が画像形成装置1に向けて送信してもよい。
例えば、スマートフォン40は、アプリケーションプログラムの実行により、操作者設定画面又は操作入力画面が表示される。例えば、スマートフォン40に表示される操作者設定画面及び操作入力画面は、それぞれ、図8に示す操作者設定画面及び図6、図7又は図9に示すスマートフォン40のユーザーの種別に応じた操作入力画面G3~G5と同じである。
ユーザーがスマートフォン40を操作して通常モード及びメンテナンスモードにそれぞれ対応する種別を切り替える場合、ユーザーは、スマートフォン40に表示された操作者設定画面において、選択されていないいずれかの種別設定ボタン画像(例えば図8に示す種別設定ボタン画像LGK1)をタッチ操作する。
種別設定ボタン画像LGK1がタッチ操作されると、スマートフォン40は、種別設定ボタン画像LGK1が選択された旨の選択情報を外部ネットワークを介して画像形成装置1に送信する。
画像形成装置1における通信部21は、スマートフォン40から送信された選択情報を受信する。制御部20(ロック制御部203)は、通信部21によって受信された選択情報を取得する。ロック制御部203は、取得した選択情報に従って、入力操作者がサービスマンである場合、ロック機構18Kをメンテナンスモードで制御し、入力操作者が管理者又は一般ユーザーである場合、ロック機構18Kを通常モードで制御する。
また、ユーザーがスマートフォン40を操作してロック解除操作を入力する場合、ユーザーは、スマートフォン40に表示された操作入力画面において、タッチ操作によって選択可能なロック解除ボタン画像BGXをタッチ操作する。
ロック解除ボタン画像BGXがタッチ操作されると、スマートフォン40は、対応するロック機構18によるロックを解除させる旨の解除情報を外部ネットワークを介して画像形成装置1に送信する。
画像形成装置1における通信部21は、スマートフォン40から送信された解除情報を受信する。制御部20(ロック制御部203)は、通信部21によって受信された解除情報を取得する。ロック制御部203は、取得した解除情報に従って、対応するロック機構18のロックが解除されるように、ロック機構18を制御する。
[メンテナンスモードで動作する種別の時間変化]
次に、図10を参照して、メンテナンスモードで動作する種別の時間変化について説明する。図10は、時間経過に応じてメンテナンスモードで動作する種別が増加する様子を示す図である。
次に、図10を参照して、メンテナンスモードで動作する種別の時間変化について説明する。図10は、時間経過に応じてメンテナンスモードで動作する種別が増加する様子を示す図である。
例えば、画像形成装置1において、トナーコンテナ7が交換され、ロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックすると、制御部20は、時間の計測を開始する。また、制御部20(ロック制御部203)は、入力操作者がサービスマンである場合、ロック機構18をメンテナンスモードで制御し、入力操作者が管理者又は一般ユーザーである場合、ロック機構18を通常モードで制御する。
制御部20は、計測した時間が所定の期間を超えると、メンテナンスモードで動作する種別、及び通常モードで動作する種別の設定を変更する。例えば、制御部20は、トナーコンテナ7を筐体4にロックされてからの計測時間が1か月を超えると、入力操作者がサービスマン又は管理者である場合、ロック機構18をメンテナンスモードで制御し、入力操作者が一般ユーザーである場合、ロック機構18を通常モードで制御する。また、制御部20は、時間の計測を継続する。
更に、制御部20は、トナーコンテナ7を筐体4にロックされてからの計測時間が2か月を超えると、入力操作者がサービスマン、管理者又は一般ユーザーである場合、ロック機構18をメンテナンスモードで制御する。また、制御部20は、時間の計測を継続する。
このように、時間経過に応じてメンテナンスモードで動作する種別が増加することで、画像形成装置1をより柔軟に運用できる。
次に、図11を参照して、本実施形態に係るロック解除制御方法について説明する。図11は、本実施形態に係るロック解除制御方法を示すフローチャートである。
画像形成装置1において、ロック解除操作が開始されると(ステップS11)、制御部20は、入力操作者が画像形成装置1をメンテナンスモードで動作させる種別に相当するか、画像形成装置1を通常モードで動作させる種別に相当するかを判定する(ステップS12)。
制御部20は、入力操作者が画像形成装置1をメンテナンスモードで動作させる種別であると判定すると(ステップS12でYes)、メンテナンスモードでロック機構18を制御する(ステップS13)。ロック制御部203は、ロック解除操作の入力を待ち受ける(ステップS16)。
一方、制御部20は、入力操作者が画像形成装置1を通常モードで動作させる種別であると判定すると(ステップS12でYes)、通常モードでロック機構18を制御する(ステップS13)。
判定部201は、複数のトナー残量センサー17の各々に対し、トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であるか否かを判定する(ステップS14)。各トナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ以上であると判定部201が判定した場合(ステップS14でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。制御部20は、新たなロック解除操作の開始まで待機する(ステップS11)。
一方、少なくとも1つのトナー残量センサー17が検出したトナー残量がエンプティ未満であると判定部201が判定した場合、(ステップS14でYes)、ロック制御部203は、ロック解除操作の入力を待ち受ける(ステップS16)。
ロック解除操作の入力がされない場合(ステップS16でNo)、ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。制御部20は、新たなロック解除操作の開始まで待機する(ステップS11)。
一方、ロック解除操作が入力されると(ステップS16でYes)、ロック制御部203は、対応するロック機構18のロックを解除するように、ロック機構18を制御する(ステップS17)。
画像形成装置1において、トナーコンテナが交換される(ステップS18)。ロック制御部203は、トナー残量センサー17に対応するロック機構18がトナーコンテナ7を筐体4にロックするように、ロック機構18を制御する(ステップS19)。制御部20は、新たなロック解除操作の開始まで待機する(ステップS11)。
以上、図面(図1~図11)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本発明は、画像形成装置の分野に利用可能である。
1 :画像形成装置
4 :筐体
7、7C、7K、7M、7Y :トナーコンテナ
17、17C、17K、17M、17Y :トナー残量センサー
18、18C、18K、18M、v :ロック機構
19a :表示部
19b :操作入力部
20 :制御部
21 :通信部
201 :判定部
202 :表示制御部
203 :ロック制御部
300 :記憶部
4 :筐体
7、7C、7K、7M、7Y :トナーコンテナ
17、17C、17K、17M、17Y :トナー残量センサー
18、18C、18K、18M、v :ロック機構
19a :表示部
19b :操作入力部
20 :制御部
21 :通信部
201 :判定部
202 :表示制御部
203 :ロック制御部
300 :記憶部
Claims (5)
- 装置本体と、
前記装置本体に対して取り外し可能に装着されたトナーコンテナと、
前記トナーコンテナを前記装置本体にロックすることで、前記装置本体から前記トナーコンテナが取り外されることを規制するロック機構と、
前記トナーコンテナ内のトナー残量を検出するトナー残量センサーと、
前記トナー残量センサーによって検出された前記トナー残量が閾値以上であるか否かを判定する判定部と、
前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体へのロックを解除するためのロック解除操作が入力される操作入力部と、
前記ロック機構を制御するロック制御部と、
を備え、
前記ロック制御部は、前記判定部の判定結果に応じて前記ロック機構が制御される通常モードと、前記判定結果に関わらず前記ロック機構が制御されるメンテナンスモードとを有し、
前記通常モードと前記メンテナンスモードとが、前記ロック解除操作の入力操作者の種別に応じて切り替わり、
前記ロック制御部は、前記通常モードにおいて、前記トナー残量が前記閾値以上であると前記判定部によって判定された場合、前記トナーコンテナが前記装置本体にロックされるように前記ロック機構を制御し、前記トナー残量が前記閾値未満であると前記判定部によって判定された場合、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御し、
前記ロック制御部は、前記メンテナンスモードにおいて、前記操作入力部に入力された前記ロック解除操作に応じて、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、
複数色にそれぞれ対応する前記トナーコンテナと、
前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記ロック機構と、
前記トナーコンテナにそれぞれ対応する前記トナー残量センサーと
を有し、
前記トナーコンテナごとに、前記通常モードと前記メンテナンスモードとが、前記種別に応じて切り替わる、請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記画像形成装置は、他の機器と情報を送受信する通信部を更に備え、
前記通信部は、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックを解除する旨のロック解除指示を受信し、
前記ロック制御部は、前記通信部によって受信された前記ロック解除指示に従って、前記ロック機構による前記トナーコンテナの前記装置本体への前記ロックが解除されるように前記ロック機構を制御する、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記種別が前記通常モードに対応するか前記メンテナンスモードに対応するかが前記入力操作者によって設定される、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記メンテナンスモードに対応する前記種別が時間経過に応じて増加する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021044547A JP2022143823A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021044547A JP2022143823A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022143823A true JP2022143823A (ja) | 2022-10-03 |
Family
ID=83454397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021044547A Pending JP2022143823A (ja) | 2021-03-18 | 2021-03-18 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2022143823A (ja) |
-
2021
- 2021-03-18 JP JP2021044547A patent/JP2022143823A/ja active Pending
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