JP6618171B2 - 冷温蔵装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷温蔵装置に関する。
従来、冷温蔵装置として、例えば、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1には、ステーションと、ステーションに対して出し入れ可能なカートと、を備えた冷温蔵装置が記載されている。ステーションには、冷却部及び加熱部が設けられ、カートに配された食品を冷却又は加熱することが可能となっている。
特開2011−43310号公報
ところで、上記構成の冷温蔵装置において、カートに配された食品が正しく加熱(又は冷却)されていないなどの不具合が生じた場合には、不具合の原因を特定し、これを解決することが求められる。このような不具合の原因としては、例えば、機器の動作不良や、使用者の操作ミスなどを例示することができる。不具合の原因の特定方法としては、例えば、ステーションの記憶部に機器の動作状態を記憶しておく方法が考えられる。これにより、不具合の原因が機器の動作不良であるか否かを判断することができる。
しかしながら、上記方法では、不具合の原因が使用者の操作ミスであることを特定することは困難である。特に、上述の冷温蔵装置においては、使用者がステーションにカートを出し入れする作業を行うため、この作業に起因した不具合が起こる可能性があり、不具合の原因をより特定し難いという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、不具合の原因をより容易に特定することが可能な冷温蔵装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の冷温蔵装置は、貯蔵室を構成する断熱箱を有するカートと、前記カートが出し入れ可能に格納されるステーションと、を備える冷温蔵装置であって、前記ステーションは、熱交換室と、前記熱交換室に収容され、前記貯蔵室を加熱することが可能な加熱部と、前記熱交換室に収容され、前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却部と、前記加熱部及び前記冷却部の動作を制御することが可能な制御部と、前記熱交換室から前記貯蔵室側に延び、前記熱交換室と前記貯蔵室とを連通する伸縮可能なダクトと、前記ダクトを伸縮させることで、前記貯蔵室に対する前記ダクトの接続及び非接続を切り替える切替部と、前記ダクトの伸縮状態を検知するダクト検知部と、前記カートが前記ステーション内に格納されているか否かを検知するカート検知部と、現在時刻を計時することが可能な計時部と、前記ダクト検知部によって検知された前記ダクトの伸縮状態と、前記カート検知部によって検知された前記カートの格納状態と、がそれぞれ前記計時部によって計時された現在時刻と対応付けて記憶される記憶部と、前記記憶部に記憶された前記現在時刻、前記ダクトの前記伸縮状態、及び前記カートの前記格納状態を表示することが可能な表示部と、を備えることに特徴を有する。
本発明によれば、ダクトの伸縮状態及びカートの格納状態を検知することができる。これにより、貯蔵室に対してダクトが接続されていることを確認することができる。そして、ダクトの伸縮状態及びカートの格納状態をそれぞれ現在時刻と関連付けて記憶することができ、これらの情報を表示部に表示することができる。この結果、冷温蔵装置において、ステーションに対してカートが出し入れされた時刻を推定することができ、不具合の原因をより容易に特定することができる。
また、前記制御部は、予め設定された複数種類の運転コースのうち、いずれかの運転コースに基づいて前記加熱部及び前記冷却部の動作を制御するものとされ、前記記憶部には、前記計時部によって計時された現在時刻とその現在時刻における前記運転コースの種類とが対応付けて記憶され、前記表示部は、前記記憶部に記憶された前記運転コースの種類を表示することが可能であるものとすることができる。運転コースの種類を現在時刻と共に記憶することで、不具合の原因をより容易に特定することができる。
本発明によれば、不具合の原因をより容易に特定することが可能な冷温蔵装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る冷温蔵装置の分解斜視図 冷温蔵装置を示す断面図(正面側から視た断面図) 断熱室及びダクト付近を示す断面図 ステーションを示す斜視図 ダクト部を示す斜視図 ダクト検知部を示す正面図 カート検知部を示す模式図 冷温蔵装置の電気的構成を示すブロック図 運転状態の履歴を表示した表示画面を示す図 カート検知部の状態及びダクト検知部の状態の履歴を表示した表示画面を示す図 タッチパネル上のスイッチ操作の履歴を表示した表示画面を示す図
本発明の一実施形態を図1ないし図11によって説明する。本実施形態の冷温蔵装置1は、図1に示すように、カート10(断熱カート)とカート10を出し入れ可能に格納するステーション30とを備えている。カート10は断熱室11Bを構成する断熱箱11Aを有するカート本体11と、トレイ40を収納するフレームカート20とを備えている。
カート本体11は前後両面が開放され、前後の開口をそれぞれ開閉する観音開き式の断熱扉12が装着されている。なお、図1では前側の開口の右側の開閉扉については省略して示している。また、カート本体11の底面にはキャスタ13が設けられている。
フレームカート20はキャスタ22を設けた底板21の左右の側縁から金属製のフレーム23が立ち上げられた構造である。フレームカート20はカート本体11内に前面側から出し入れ可能となっている。フレームカート20の左右方向の略中央部分には前後方向全域に亘って断熱製の仕切壁24が設けられている。仕切壁24は複数の単位仕切壁24Aを積み上げた形状である。トレイ40は前後両面から上下の単位仕切壁24Aの間を貫通しつつ複数段に亘って収納される。
図2に示すように、フレームカート20がカート本体11内に収納されると仕切壁24によって断熱室11B(貯蔵室)が左右に仕切られることにより、左側に冷温蔵室25Hが形成され、右側に冷蔵室25Cが形成される。
カート本体11の内側には左側の断熱壁から間隔をおいて左側インナーパネル14Aが設けられており、左側の断熱壁と左側インナーパネル14Aとによって第1の空気循環通路41が形成されている。また、図2では省略しているが、カート本体11の内側には右側の断熱壁から間隔をおいて右側インナーパネルが左側インナーパネル14Aと同様に設けられており、右側の断熱壁と右側インナーパネルとによって第2の空気循環通路42が形成されている。左側インナーパネル14A、及び、右側インナーパネルにはカート本体11内に空気を流入させるための複数の孔が形成されている。
図1に示すように、断熱箱11Aの天井15には複数の開口17A〜17Dが形成されている。開口17Aは、図3に示すように、第1の空気循環通路41の上方に形成されており、開口17Bは冷温蔵室25Hの上方に形成されている。また、開口17Cは冷蔵室25Cの上方に形成されており、開口17Dは第2の空気循環通路42の上方に形成されている。
ステーション30は正面に開口を有する略箱形をなしている。ステーション30の上部には機械室36が区画形成されている。機械室36には冷却装置37を構成する圧縮機38や凝縮器(図示せず)などが収容されている。図2に示すように、機械室36の下には第1の熱交換室31と第2の熱交換室32とが左右に並んで区画形成されている。第1の熱交換室31は冷温蔵室25Hの上方に配されている。第1の熱交換室31には第1の蒸発器33A(冷却器)、ヒータ34、及び、第1の循環ファン35Aが収容されている。第1の蒸発器33Aは冷却装置37の一部を構成するものであり、冷却部の一例である。また、第1の熱交換室31は熱交換室の一例であり、ヒータ34は加熱部の一例である。
第2の熱交換室32は冷蔵室25Cの上方に配されている。第2の熱交換室32には第2の蒸発器33B(冷却器)、及び、第2の循環ファン35Bが収容されている。第2の蒸発器33Bは冷却装置37の一部を構成するものである。第1の蒸発器33A及び第2の蒸発器33Bは、冷媒管や開閉弁(図示せず)を介して圧縮機38や凝縮器と並列接続されている。制御部80(後述)は開閉弁を切り替えることにより、蒸発器33A、33Bに対する冷媒の供給を制御することができる。これにより、制御部80は、第1の蒸発器33Aと第2の蒸発器33Bとが両方作動している状態、第1の蒸発器33Aのみが作動している状態、及び、第2の蒸発器33Bのみが作動している状態を切り替えることができる。また、熱交換室31には、冷温蔵室25Hの温度を検知する温度センサ61Hが配され、熱交換室32には、冷蔵室25Cの温度を検知する温度センサ61Cが配されている。
図4に示すように、熱交換室31,32の下方には、ダクト部50が配されている。ダクト部50は、図3及び図5に示すように、ダクト本体51、4つのダクト52,53,54,55、ダクト本体51を上側に引っ張るバネ部材56、及び、ダクト本体51を昇降させて、各ダクト52〜55を伸縮させるための操作レバー57(切替部)を備えている。熱交換室31,32と、断熱室11Bとは、ダクト52〜55を介して連通される構成となっている。
図5に示すようにダクト本体51は上方に開口する箱状をなしており、その4隅が4つのバネ部材56(図3参照)によって吊り下げられている。なお、バネ部材56の上端は、例えば、熱交換室31,32を構成する底壁に取り付けられている。また、図2ではバネ部材56が2つしか示されていないが、バネ部材56は合計4つ設けられている。
ダクト本体51において、断熱箱11Aの天井15に形成されている各開口17A,17B,17C,17Dに対応する位置には各開口51A,51B,51C,51Dがそれぞれ形成されている。ダクト52〜55は、熱交換室31(又は熱交換室32)から下方(断熱室11B側)に延びている。ダクト52〜55は、ゴム材で形成された蛇腹状の部材であり、上下方向に伸縮可能となっている。図3に示すように、ダクト52はフランジ52Aと、フランジ52Bとを有している。上側のフランジ52Aは第1の熱交換室31の底壁に形成されている通口を囲むようにしてその底壁に固定されている。
下側のフランジ52Bは二重に形成されており、二重に形成されているフランジ52Bの間にダクト本体51の開口51Aの周辺縁部が差し込まれることによって開口51Aに接続されている。ダクト52の下側はダクト本体51よりも下に伸びており、ダクト52の下端部52Cがラッパ状に広がっている。なお、ダクト53〜55の構成は基本的にはダクト52と同様である。ダクト53〜55は、その上端において対応する熱交換室の底壁に固定され、下側のフランジにおいて、対応する開口51B〜51Dに接続されている。また、図5に示すように、ダクト52,55は、互いに同じ形状をなし、ダクト53,54は、互いに同じ形状をなしている。なお、ダクト52,55(開口51A,51D)は、ダクト53,54(開口51B,51C)に比べて、前後方向の長さが大きく設定され、左右方向の長さが小さく設定されている。
操作レバー57はステーション30の前後方向(図3の紙面垂直方向)に伸びるパイプ57A、パイプ57Aにおける前端部に取り付けられている把手57B、及び、パイプ57Aに取り付けられているカム57Cを備えている。なお、カム57Cはパイプ57Aの軸方向に離間して二つ設けられている。また、ダクト本体51の前側の壁部には、図5に示すように、上方に開口された切欠部51Eが形成されている。ダクト本体51が上昇位置にある状態(図4の状態)では、パイプ57Aは、切欠部51Eに嵌合されている。
図3及び図4に示す状態から、作業者が把手57Bを時計回りに回動操作するとカム57Cが回動し、図2に示すようにダクト本体51が押し下げられる。ダクト本体51が押し下げられるとダクト52〜55がカート10の断熱室11B側に伸び、各ダクト52〜55の下端部のラッパ状の部分が断熱箱11Aの天井15の開口17A〜17Dを囲むようにして天井15に当接する。これにより、ダクト52によって第1の熱交換室31と第1の空気循環通路41とを連通する空気循環路が形成され、ダクト53によって第1の熱交換室31と冷温蔵室25Hとを連通する空気循環路が形成される。また、ダクト54によって第2の熱交換室32と冷蔵室25Cとを連通する空気循環路が形成され、ダクト55によって第2の熱交換室32と第2の空気循環通路42とを連通する空気循環路が形成される。
また、図2に示す状態から作業者が把手57Bを反時計回りに回動操作するとカム57Cによるダクト本体51の押圧が解除され、バネ部材56が弾性復帰することで、ダクト本体51が上に引き上げられる。これにより、ダクト52〜55が縮むことで、各ダクト52〜55の下端が天井15から離間する。このように、本実施形態では、操作レバー57を操作することで、ダクト52〜55を伸縮させることができ、断熱室11Bに対するダクト52〜55の接続及び非接続を切り替えることができる。これにより、カート10に対してステーション30を出し入れする際に、ダクト52〜55とカート10とが干渉する事態を抑制することができる。
上述した空気循環路が形成されている状態で第1の循環ファン35Aが回転すると、冷温蔵室25H内の空気がダクト53から第1の熱交換室31に吸い込まれる。第1の熱交換室31に吸い込まれた空気は、第1の蒸発器33Aによって冷却され(又はヒータ34によって加熱され)、ダクト52から第1の空気循環通路41に送り込まれる。第1の空気循環通路41に送り込まれた空気は左側インナーパネル14Aに形成されている複数の孔から冷温蔵室25Hに流入する。
また、上述した空気循環路が形成されている状態で第2の循環ファン35Bが回転すると、冷蔵室25C内の空気がダクト54から第2の熱交換室32に吸い込まれる。第2の熱交換室32に吸い込まれた空気は第2の蒸発器33Bによって冷却され、ダクト55から第2の空気循環通路42に送り込まれる。第2の空気循環通路42に送り込まれた空気は右側インナーパネルに形成されている複数の孔から冷蔵室25Cに流入する。
(ダクト検知部及びカート検知部の構成)
本実施形態では、ダクト52〜55の伸縮状態を検知するダクト検知部60と、カート10がステーション30の正しい位置に格納されているか否かを検知するカート検知部70と、を備えている。ダクト検知部60はダクト52〜55が断熱室11B側に伸ばされているか否かを検知するものである。ダクト検知部60は、図6に示すように、ダクト本体51に設けられている磁石60Aと、ダクト本体51が押し下げられたときに磁石60Aの上方となる位置に設けられている磁気近接センサ60Bと、を備えている。磁石60Aは、図6に示すように、例えば、ダクト本体51の前側の壁部の裏面に取り付けられている。また、磁気近接センサ60Bは、例えば、熱交換室31,32を構成する底壁部において、パイプ57Aの近傍となる位置に取り付けられている。なお、磁気近接センサ60Bとしては、例えば、リードスイッチなどを例示することができるが、これに限定されない。
磁気近接センサ60Bは、ダクト本体51が押し下げられた状態(図6の状態)では、磁石60Aの磁気を検知しないオフ状態となる。また、ダクト本体51が引っ張り上げられた状態では、磁石60Aと磁気近接センサ60Bとが互いに接近し、磁気近接センサ60Bは、磁石60Aの磁気を検知するオン状態となる。つまり、磁気近接センサ60Bがオフ状態のとき、ダクト52〜55は伸びた状態であり、磁気近接センサ60Bがオン状態のとき、ダクト52〜55は縮んだ状態である。なお、磁石60A及び磁気近接センサ60Bの設置箇所は適宜変更可能であり、例えば、ダクト52〜55が伸びた状態において磁気近接センサ60Bがオン状態となり、ダクト52〜55が縮んだ状態において磁気近接センサ60Bがオフ状態となるような位置関係で、磁石60A及び磁気近接センサ60Bが設置されていてもよい。
カート検知部70は、図4及び図7に示すように、ステーション30の奥壁30Aの内面に対してブラケット71を介して取り付けられている。カート検知部70は、カート10の天井15と当接する当接部72を備えている。カート10が正規の位置に格納されていない状態では、当接部72の下端がブラケット71から下方に突出する形で配されている(図7の状態)。この状態から、カート10が正規の位置に格納されると、当接部72がカート10(断熱箱11A)の上部に押されることで、図7の反時計回りに回動し、カート検知部70がオンとなる。
つまり、カート検知部70がオフ状態のときは、カート10が正規の位置に格納されていない状態であり、カート検知部70がオン状態のときは、カート10が正規の位置に格納された状態である。なお、ステーション30に対するカート10の正規の位置とは、ダクト52〜55の下方に、対応する開口17A〜17Dがそれぞれ配される位置のことである。また、カート検知部70は、カート10が正規の位置に格納された状態でオフ状態となり、カート10が正規の位置に格納されていない状態でオン状態となる構成であってもよい。
(冷温蔵装置の電気的構成)
次に、冷温蔵装置1の電気的構成について説明する。図8に示すように、冷温蔵装置1は、制御部80を備えている。制御部80には、操作部81A、表示部81B、温度センサ61H,61C、循環ファン35A,35B、ヒータ34、冷却装置37(より具体的には圧縮機38や開閉弁)、計時部62、記憶部63、カート検知部70、ダクト検知部60が電気的に接続されている。
制御部80は、例えばCPUを主体に構成され、記憶部63は、例えばROMやRAMなどによって構成されている。制御部80は、記憶部63に記憶されたプログラムを実行することで、制御部80に接続された表示部81B、循環ファン35A,35B、ヒータ34、冷却装置37(ひいては蒸発器33A,33B)の動作を制御することが可能となっている。なお、制御部80及び記憶部63は、例えば、機械室36内に配置された電装箱内に収容されているが、これに限定されない。また、図1に示すように、ステーション30の前壁部には、タッチパネル81(より詳しくはタッチパネル付き液晶パネル)が設けられている。タッチパネル81は、操作部81A及び表示部81Bを構成するものとされる。作業者は、タッチパネル81に表示されるスイッチを操作することで、冷温蔵装置1の運転に関する操作や各種設定(例えば、調理完了時刻や目標温度などの入力)、及び運転履歴の確認などを行うことができる。計時部62(内蔵時計)は、現在時刻を計時するものとされ、制御部80は、計時部62の現在時刻に基づいて、各機器の制御を行うことが可能となっている。
(冷温蔵装置の使用形態の一例)
次に、本実施形態の冷温蔵装置1の使用形態の一例を説明する。まず、作業者は調理等の準備をした温食と冷食とをトレイ40に分けて盛り付け、各トレイ40をフレームカート20に収納し、その後にフレームカート20をカート本体11に収納する。そして、作業者はカート10をステーション30に格納し、操作レバー57を操作してダクト本体51を押し下げる。これにより、ダクト52〜55が断熱箱11Aに接続され、ダクト検知部60がオフ状態(ダクトが伸びている状態)になる。また、カート10がステーション30に格納されることで、カート検知部70はオン状態になる。
そして、作業者は、予め設定された複数種類の運転コース(後述)からいずれか一つを選択し、タッチパネル81上に表示される運転スイッチをオンにする。運転スイッチがオンにされると制御部80は冷温蔵装置1の運転を開始する。なお、本実施形態では、ダクト検知部60がオフ状態且つカート検知部70がオン状態であることを、運転開始の条件としている。運転が開始されると、制御部80は、選択された運転コースに基づいて、各機器(ヒータ34、冷却装置37、循環ファン35A,35B)の制御を行う。一例としては、制御部80は、計時部62によって計時される現在時刻と予め設定された調理完了時刻を比較しつつ、温度センサ61H,61Cによる検知温度が予め設定された目標温度となるように、各機器の制御を行う。調理完了時刻になると、制御部80は、各機器の作動を停止させる。運転が完了した後、作業者は、操作レバー57を操作して、断熱箱11Aに対するダクト52〜55の接続を解除し、カート10をステーション30から引き出して配膳に供する。
(運転情報の記憶処理)
本実施形態では、冷温蔵装置1の電源がオンされている場合において、制御部80は、運転情報を計時部62の現在時刻と関連付けて記憶部63に記憶する処理を行う。ここで言う運転情報とは、例えば、以下の情報(A)〜(E)を例示することができる。
(A)運転状態(運転コース及び運転動作)
(B)温度センサ61H,61Cによる検知温度
(C)カート検知部70の状態(カート10の格納状態)
(D)ダクト検知部60の状態(ダクト52〜55の伸縮状態)
(E)タッチパネル81上のスイッチ操作
制御部80は、上記情報(A)、(B)については、例えば、予め設定された所定時間(例えば、分単位や秒単位)毎に記憶部63に記憶する処理を行う。また、制御部80は、情報(C)、(D)、(E)については、信号が変化したタイミングで、記憶部63に記憶する処理を行う。例えば、上記(C)、(D)については、各検知部がオン状態又はオフ状態に切り替わったタイミングで現在時刻と共に記憶部63に記憶し、上記(E)については、作業者によって何らかのスイッチ操作がされたタイミングで、操作されたスイッチの種類を現在時刻と共に記憶部63に記憶する。
(運転情報の表示)
記憶部63に記憶された各種運転情報(A)〜(E)及び、各運転情報と対応付けられた現在時刻は、タッチパネル81(表示部81B)上に履歴として表示することが可能となっている。タッチパネル81の表示画面の一例を図9〜図11に示す。作業者はタッチパネル81を操作することで各表示画面を切り替えることが可能となっている。
図9は、運転状態(運転コース及び運転動作)の履歴を示す表示画面の一例である。本実施形態における運転動作としては、待機、両チルド運転、加熱運転,蒸らし運転、保温運転、予冷運転、クーリング運転、エラー停止などを例示することができる。なお、両チルド運転とは、両室25C,25Hをチルド冷蔵する運転であり、加熱運転とは、冷蔵室25Cを保冷し、冷温蔵室25Hを加熱する運転である。また、蒸らし運転とは、加熱運転後、冷蔵室25Cの保冷は継続し、ヒータ34による冷温蔵室25Hの加熱を停止した状態で循環ファン35Aを作動させる運転である。そして、予冷運転とは、加熱運転後、次の食事を入れる前に空の状態の断熱室11B内を冷やすための運転であり、循環ファン35A,35B及び冷却装置37を駆動させる運転のことである。また、クーリング運転とは、冷却装置37を駆動せず、循環ファン35A,35Bを駆動させることで冷却装置37に負荷を掛けずに断熱室11Bの冷却を行う運転のことである。
本実施形態における運転コースとは、予め設定された一つ以上の上記運転動作を計時部の現在時刻等に基づいて実行するものである。運転コースとしては、朝食運転、昼食運転、夕食運転、手動運転、保温運転などを例示することができる。朝食運転は、例えば、次のように設定された運転コースである。朝食運転では、まず、冷蔵室25C及び冷温蔵室25Hの保冷運転(例えば、両チルド運転)を行い、その後、予め設定された加熱完了時刻(配膳時刻)から逆算した時刻になると、冷温蔵室25Hについては保冷運転を停止し、加熱運転に切り替える。これにより、冷蔵室25Cの冷食を保冷しつつ、冷温蔵室25Hの温食を再加熱することができる。また、朝食運転として、加熱運転の後、蒸らし運転が行われてもよい。
昼食運転及び夕食運転は、例えば、朝食運転と同様の運転動作で構成されている。朝食運転、昼食運転、及び夕食運転については、各運転動作における目標保冷温度、目標加熱温度、加熱完了時刻などがそれぞれ個別で設定されている。これにより、朝食、昼食、夕食に適した加熱完了時刻や目標加熱温度を運転コース毎に設定し、適宜実行することができる。また、手動運転とは、作業者が目標温度及び調理時間を入力した後、運転開始ボタンを押圧すると同時に運転を行う運転コースのことであり、保温運転とは、冷蔵室25C及び冷温蔵室25Hをそれぞれ予め設定された温度で維持するように運転を行う運転コースのことである。
図9に示すように、本実施形態では、現在時刻と、その時刻に実行されていた運転コースの種類、及びその時刻に実行されていた運転動作を履歴として表示することが可能となっている。また、本実施形態では、制御部80は、各運転コース、各運転動作をそれぞれ数字に置き換えて、記憶部63に記憶し(図9の表示領域H1、H2参照)、この数字と時刻とを対応付けて表示する構成となっている。例えば、朝食運転であれば「1」、昼食運転であれば「2」、夕食運転であれば「4」に置き換えて記憶及び表示を行う。このようにすることで、例えば文字情報としてデータを取り扱う場合と比べてデータ量を少なくすることができ、より多くの運転情報を記憶部63に記憶させることができる。
次に、図10においてカート検知部70の状態及びダクト検知部60の状態の履歴を示す表示画面を示す。図10における「操作レバーの発報時刻」とは、例えば、ダクト検知部60がオン状態(ダクト52〜55の接続が解除された状態)になった時刻のことであり、「カートの発報時刻」とは、例えば、カート検知部70がオフ状態(カート10が取り出された状態)になった時刻のことである。また、図10における「操作レバーの復旧時刻」とは、ダクト検知部60がオフ状態になった時刻のことであり、「カートの復旧時刻」とは、カート検知部70がオン状態になった時刻のことである。
次に、図11においてタッチパネル81上のスイッチ操作の履歴を示す表示画面を示す。本実施形態では、スイッチ操作が行われた際の現在時刻と、操作されたスイッチの種類とを履歴として表示することが可能となっている。スイッチの種類としては、タッチパネル81に表示されている表示画面を他の表示画面と切り替える切替スイッチ、電源スイッチ、運転開始スイッチ、運転停止スイッチなどを例示することができる。
次に本実施形態の効果について説明する。本実施形態において、カート10(断熱室11B)に対してダクト52〜55を接続するためには、カート10がステーション30内の正しい位置に格納されている状態で、ダクト52〜55を伸ばした状態にする必要がある。本実施形態では、ダクト検知部60及びカート検知部70を備えることで、ダクト52〜55の伸縮状態及びカート10の格納状態を検知することができる。これにより、断熱室11Bに対してダクト52〜55が接続されていることを確認することができる。また、本実施形態では、ダクト検知部60がオフ状態且つカート検知部70がオン状態であることを、運転開始の条件としている。つまり、カート10が正しい位置に格納されていること、及びダクト52〜55が伸びている状態であることを運転開始の条件としている。これにより、断熱室11Bに対してダクト52〜55が確実に接続されている状態で運転を行うことができる。
また、本実施形態では、ダクト52〜55の伸縮状態及びカート10の格納状態をそれぞれ現在時刻と関連付けて記憶することができ、これらの情報を表示部81Bに表示することができる。この結果、冷温蔵装置1において、ステーション30に対してカート10が出し入れされた時刻を推定することができ、不具合の原因をより容易に特定することができる。
従来、例えば「加熱調理を実行した後にも関わらず温食が冷めている」という事態が発生した場合には、その原因が「ステーション30側の機器(例えばヒータ34の動作やダクトの接続)に起因したもの」であるのか、「ステーション30からカート10を取り出した結果、温食の温度が低下しただけであるのか」を判断することが難しく、原因の特定が困難となる場合があった。本実施形態では、ステーション30に対してカート10が出し入れされた時刻や、ダクト52〜55とカート10とが接続されている時刻を履歴として確認することができるので、不具合の原因を特定し易い。
また、制御部80は、予め設定された複数種類の運転コースのうち、いずれかの運転コースに基づいてヒータ34及び冷却装置37の動作を制御するものとされ、記憶部63には、計時部62によって計時された現在時刻とその現在時刻における運転コースの種類とが対応付けて記憶され、表示部81Bは、記憶部63に記憶された運転コースの種類を表示することができる。運転コースの種類を現在時刻と共に記憶することで、不具合の原因をより容易に特定することができる。
例えば、作業者が、選びたい運転コースと異なる運転コースを誤って選択していた場合や、運転コースにおける各設定値(調理時間や目標温度)を誤って入力していた場合などに、運転コースの履歴を確認することで、これらの入力ミスを確認することができる。また、本実施形態では、タッチパネル81上のスイッチ操作の履歴も確認することができるので、不具合の原因をより容易に特定することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)運転コース及び運転動作は、上記実施形態で例示したものに限定されず、適宜変更可能である。
(2)ダクト検知部及びカート検知部の構成は、上記実施形態で例示したものに限定されず、適宜変更可能である。
(3)記憶部63に記憶される運転情報は、上述したものに限定されない。例えば、各機器で発生したエラー情報などを記憶部63に記憶し、履歴としてタッチパネル81に表示可能としてもよい。
(4)上記実施形態では、操作部及び表示部として、タッチパネル81を例示したが、これに限定されない。例えば、操作部として機械式のスイッチなどを用いてもよい。
1…冷温蔵装置、10…カート、11A…断熱箱、11B…断熱室(貯蔵室)、25H…冷温蔵室(貯蔵室の一部)、30…ステーション、31…第1の熱交換室、33A…第1の蒸発器(冷却部)、34…ヒータ(加熱部)、52,53…ダクト、57…操作レバー(切替部)、60…ダクト検知部、62…計時部、63…記憶部、70…カート検知部、80…制御部、81B…表示部

Claims (2)

  1. 貯蔵室を構成する断熱箱を有するカートと、
    前記カートが出し入れ可能に格納されるステーションと、を備える冷温蔵装置であって、
    前記ステーションは、
    熱交換室と、
    前記熱交換室に収容され、前記貯蔵室を加熱することが可能な加熱部と、
    前記熱交換室に収容され、前記貯蔵室を冷却することが可能な冷却部と、
    前記加熱部及び前記冷却部の動作を制御することが可能な制御部と、
    前記熱交換室から前記貯蔵室側に延び、前記熱交換室と前記貯蔵室とを連通する伸縮可能なダクトと、
    前記ダクトを伸縮させることで、前記貯蔵室に対する前記ダクトの接続及び非接続を切り替える切替部と、
    前記ダクトの伸縮状態を検知するダクト検知部と、
    前記カートが前記ステーション内に格納されているか否かを検知するカート検知部と、
    現在時刻を計時することが可能な計時部と、
    前記ダクト検知部によって検知された前記ダクトの伸縮状態と、前記カート検知部によって検知された前記カートの格納状態と、がそれぞれ前記計時部によって計時された現在時刻と対応付けて記憶される記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記現在時刻、前記ダクトの前記伸縮状態、及び前記カートの前記格納状態を表示することが可能な表示部と、を備え、
    前記カート検知部は、前記カートが前記ステーション内に格納される際に前記カートと当接する当接部を備えると共に、前記カートが前記ステーション内に格納される際に前記当接部が前記カートによって押されることで前記カートが前記ステーション内に格納されていることを検知する構成とされ、
    前記制御部は、前記ダクトが伸びていることを前記ダクト検知部が検知している状態、且つ前記カートが前記ステーション内に格納されていることを前記カート検知部が検知している状態において、前記加熱部及び前記冷却部のうち一方を動作させるものとされ、
    前記表示部は、前記記憶部に記憶された前記現在時刻、前記ダクトの前記伸縮状態、及び前記カートの前記格納状態として、前記ダクトが伸縮された時刻及び前記ステーションに対して前記カートが出し入れされた時刻を表示する冷温蔵装置。
  2. 前記制御部は、
    予め設定された複数種類の運転コースのうち、いずれかの運転コースに基づいて前記加熱部及び前記冷却部の動作を制御するものとされ、
    前記記憶部には、
    前記計時部によって計時された現在時刻とその現在時刻における前記運転コースの種類とが対応付けて記憶され、
    前記表示部は、
    前記記憶部に記憶された前記運転コースの種類を表示することが可能である請求項1に記載の冷温蔵装置。
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