JP6617684B2 - レンジ切替装置のディテント機構 - Google Patents

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本発明は車両に搭載されるレンジ切替装置のディテント機構に係る。
従来、特許文献1に開示されているように、運転者のシフト操作に従ってシフトレンジを切り替えるレンジ切替装置にはディテント機構が備えられている。
このディテント機構は、前記シフト操作に従ってパーキング機構を作動させるもの(パーキングロック状態とパーキングアンロック状態とを切り替えるもの)として使用されたり、自動変速機の油圧制御装置に備えられたマニュアルバルブを作動させるもの(マニュアルバルブの位置を、Pレンジ位置、Rレンジ位置、Nレンジ位置、Dレンジ位置等の間で切り替えるもの)として使用されたりする。また、このディテント機構は、前記シフト操作に従って回動するディテントレバー、このディテントレバーの回動位置を規制(保持)するためのローラ、このローラをディテントレバーの外周面に押し付けるためのディテントスプリングを備えている。
ディテントレバーは、その外周面に、各シフトレンジに対応した複数の凹部と、これら凹部同士の間に位置する凸部とを備えている。ディテントスプリングは、帯状の板バネで成り、その長手方向の一端側が固定されている一方、他端側(自由端側)には前記凹部に係合可能な前記ローラが設けられている。このローラはディテントスプリングの弾性力によってディテントレバーの外周面に対し所定の押し付け荷重によって押し付けられている。これにより、ローラがディテントレバーの凹部に係合された状態でディテントレバーの回動位置が規制される。そして、ローラが前記凹部に係合している状態で、運転者がシフト操作を行ってディテントレバーが回動すると、ローラが前記凸部を乗り越えて他の凹部に係合する。つまり、ローラはディテントレバーの外周面に沿って凹部、凸部、凹部の順に相対移動していく。これにより、前記パーキング機構や前記マニュアルバルブが作動することになる。
特開2010−48297号公報
ところで、前記ディテントレバーは、金属製の平板であって、一般的にはプレス加工やファインブランキング加工等の打ち抜き加工によって作製される。このため、前記凹部および前記凸部が形成されているディテントレバーの外周面には、ディテントレバーの板厚方向の一方側(パンチによる打ち抜き方向の上流側)に剪断面が存在しており、板厚方向の他方側(パンチによる打ち抜き方向の下流側)に破断面が存在している。前記剪断面は面粗度(面粗さ)が比較的小さい平滑な面である。これに対し、前記破断面は面粗度が比較的大きい面(微小な凹凸が存在する面)となっている。
図8は、従来技術におけるディテントレバーaとローラbとの接触部分を示す図(ディテントレバーaの回動軸心(図中の左右方向に延びる回動軸心)に沿う方向での断面図であって、ディテントレバーaの下側からローラbが押し付けられる形態とされたもの)である。ディテントレバーaの外周面dのうち、図8における領域Aが剪断面の領域(以下、剪断面領域Aという)であり、領域Bが破断面の領域(以下、破断面領域Bという)である。前記ローラbは、その両端がディテントスプリングcによって回転自在に支持されており(板バネで成るディテントスプリングcの先端部分が二股に分けられ、それぞれがローラbの端部を支持した構成とされており)、前述したようにディテントスプリングcの弾性力によりディテントレバーaの外周面dに対して所定の押し付け荷重(図中の矢印Fを参照)によって押し付けられている。そして、従来技術にあっては、ローラbの押し付け荷重は、ディテントレバーaの板厚方向(図中の左右方向)の全領域(剪断面領域Aおよび破断面領域Bを含む全領域)に亘って均等となっている。
このため、シフト操作に従ってディテントレバーaが回動して、ローラbがディテントレバーaの外周面dに沿って相対移動していく際には、ローラbが破断面領域Bの微小な凹凸に比較的大きな接触力で接触しながら移動していくことになり、ローラbとディテントレバーaとの間で振動が発生してしまうことになる。そして、例えばディテントレバーaが図示しないコントロールロッドを介してシフトレバーに連結された構成のものにあっては、この振動がコントロールロッドを介してシフトレバーに伝達されてしまい、運転者に違和感を与えてしまう虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、ディテントレバーが回動する際に、このディテントレバーとローラとの間での振動の発生を抑制できるレンジ切替装置のディテント機構を提供することにある。
前記の目的を達成するための本発明の解決手段は、板厚方向に沿って延びる回動軸心回りに回動可能であり且つ外周面の周方向に亘ってシフトレンジに対応した複数の凹部が形成されたディテントレバーと、このディテントレバーの回動に伴って前記外周面上を相対移動可能なローラと、このローラの軸心方向の両端を支持し且つ前記ディテントレバーの前記外周面に向かう前記ローラの押し付け荷重を発生させるディテントスプリングとを備えたレンジ切替装置のディテント機構を前提とする。そして、このディテント機構は、前記ディテントレバーの前記外周面において当該ディテントレバーの板厚方向の一方側に存在する破断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重が、前記ディテントレバーの前記外周面において当該ディテントレバーの板厚方向の他方側に存在する剪断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重よりも小さくなるように、または、前記破断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重が零となるように、前記ローラおよび前記ディテントスプリングの少なくとも一方の形状を、前記破断面領域側と前記剪断面領域側とで互いに異ならせた構成となっている。
この特定事項により、ディテントレバーの回動に伴って、このディテントレバーの外周面上をローラが相対移動していき、ディテントレバーの回動位置に応じて所定のシフトレンジが成立することになる。そして、本解決手段では、ディテントレバーの外周面の破断面領域に向かうローラの押し付け荷重は、ディテントレバーの外周面の剪断面領域に向かうローラの押し付け荷重よりも小さくなっている。または、ディテントレバーの外周面の破断面領域に向かうローラの押し付け荷重は零となっている。このため、ローラが前記破断面領域に接触する接触力は小さくなり、または、ローラが前記破断面領域に接触しないことになり、ローラとディテントレバーとの間で発生する振動を抑制することができる。
本発明では、ディテントレバーの外周面の破断面領域に向かうローラの押し付け荷重が、ディテントレバーの外周面の剪断面領域に向かうローラの押し付け荷重よりも小さくなるようにしている。または、前記破断面領域に向かうローラの押し付け荷重が零となるようにしている。このため、ローラが破断面領域に接触する接触力は小さくなり、または、ローラが破断面領域に接触しないことになり、ローラとディテントレバーとの間で発生する振動を抑制することができる。
実施形態に係るレンジ切替装置の概略構成を示す図である。 第1実施形態におけるディテントスプリングおよびローラの斜視図である。 第1実施形態におけるディテントレバーとローラとの接触部分を示す図である。 第2実施形態におけるディテント機構を下側から見た図である。 第3実施形態におけるディテントレバーとローラとの接触部分を示す図である。 第4実施形態におけるディテントレバーとローラとの接触部分を示す図である。 第5実施形態におけるディテントレバーとローラとの接触部分を示す図である。 従来技術におけるディテントレバーとローラとの接触部分を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
−レンジ切替装置の概略構成−
図1は、本実施形態に係るレンジ切替装置1の概略構成を示す図である。このレンジ切替装置1は、運転者のシフト操作に従って、図示しない有段式の自動変速機のシフトレンジを切り替えるものである。自動変速機は、車両の運転席近傍に設置されたシフトレバー2の操作に従ってレンジ切替装置1が作動することにより、パーキングレンジ,リバースレンジ,ニュートラルレンジ,ドライブレンジの何れかが成立する構成となっている。
本実施形態におけるレンジ切替装置1は、レンジ切替用のマニュアルバルブ3、パーキング機構4、および、ディテント機構5を備えている。
マニュアルバルブ3は、自動変速機の変速機構部(図示省略)に備えられる各種のブレーキやクラッチ等の摩擦係合要素の係合動作を制御する油圧制御装置の構成要素の一つである。
なお、前記油圧制御装置は、一般的に公知であり、前記マニュアルバルブ3の他に、前記摩擦係合要素の係合動作を制御する複数のリニアソレノイドバルブを備えており、シフトレバー2が操作されたときに、マニュアルバルブ3が作動されて前記各リニアソレノイドバルブに対する作動油供給経路が変更されることによって、前記シフトレバー2の操作位置に応じたシフトレンジを自動変速機に成立させるものである。
マニュアルバルブ3は、一般的に公知のスプールバルブと呼ばれるものであって、バルブボディ31およびスプール32を備えている。そして、このスプール32の後端(図1における左端)が、後述するディテント機構5のディテントレバー51に連結されていて、このディテントレバー51の回動に応じてスプール32が移動(作動)し、前記作動油供給経路が変更されるようになっている。
パーキング機構4は、自動変速機のアウトプットシャフト6を回転不能とするパーキングロック状態と、アウトプットシャフト6を回転可能とするパーキングアンロック状態との間で切り替えられるものであって、パーキングギヤ41、パーキングロックポール42、および、パーキングロッド43を備えている。
パーキングギヤ41は、前記アウトプットシャフト6に一体回転可能に外装固定されている。
パーキングロックポール42は、パーキングギヤ41の近傍(パーキングギヤ41の下方)において図1の紙面に略直交する方向に延びる部材で成り、その長手方向の一端側を支点として揺動(移動)自在となるように配設されている。また、このパーキングロックポール42の長手方向の途中には、パーキングギヤ41の歯41a,41a同士の間に挿入または歯41a,41a同士の間から離脱される爪42aが設けられている。そして、このパーキングロックポール42の移動により、前記爪42aがパーキングギヤ41の歯41a,41a同士の間に挿入されるとパーキングロック状態となり、前記爪42aがパーキングギヤ41の歯41a,41a同士の間から離脱されるとパーキングアンロック状態となる。
なお、パーキングロックポール42は、図示しないバネによってパーキングギヤ41から後退する方向(図中の下方)に常時付勢されている。
パーキングロッド43は、前記アウトプットシャフト6と略平行に延び、その延びる方向に沿って移動可能に配設されている。
このパーキングロッド43は、その後端(図1における左端)が、ディテント機構5のディテントレバー51に連結されていて、このディテントレバー51の回動に応じて移動する。
また、パーキングロッド43の前端(図1における右端)には、パーキングロックポール42を揺動(上下方向に移動)させるためのテーパコーン47が設けられている。このテーパコーン47は、コイルスプリング48により、パーキングロッド43の前端側へ押圧されている。このコイルスプリング48は、パーキングロッド43に外装されており、その一端(図中の左端)が、パーキングロッド43に固定されたストッパ49によって支持されている。
ディテント機構5は、シフトレバー2で選択されたシフトレンジ(P,R,N,D)を成立させるために、前記マニュアルバルブ3および前記パーキング機構4を作動させるものである。
このディテント機構5は、マニュアルバルブ3のスプール32やパーキング機構4のパーキングロッド43を段階的に押し引きして位置決めするものであって、ディテントレバー51、コントロールレバー52、ディテントスプリング53、および、ローラ57を備えている。
ディテントレバー51は、金属製の平板で形成されており、例えばトランスミッションケース(図示省略)上で、回動軸50によって回動自在に支持されている。
このディテントレバー51の上端部には、前記コントロールレバー52が一体的に連結されている。このコントロールレバー52の上端部は、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に連結されている。このため、シフトレバー2が操作されると、その操作力がコントロールロッド7を介してコントロールレバー52およびディテントレバー51に伝達され、これらコントロールレバー52およびディテントレバー51が、前記回動軸50を回動軸心として回動する。このコントロールレバー52およびディテントレバー51の回動により、マニュアルバルブ3のスプール32やパーキング機構4のパーキングロッド43が押し引きされる。
具体的に、前記回動軸50よりも下側の位置には、前記マニュアルバルブ3のスプール32の後端が連結されている。また、前記回動軸50よりも上側の位置には、前記パーキング機構4のパーキングロッド43の後端が連結されている。これにより、コントロールレバー52およびディテントレバー51が回動すると、マニュアルバルブ3のスプール32が軸方向に沿って移動するとともに、パーキングロッド43が軸方向に沿って移動することになる。
ディテントレバー51は、シフトレバー2の操作により選択されたシフトレンジに対応して例えば4段階に回動されて、その回動姿勢に応じてマニュアルバルブ3のスプール32を軸方向に4段階に変位(移動)させるようになっている。つまり、シフトレンジを、パーキングレンジ、リバースレンジ、ニュートラルレンジおよびドライブレンジの何れかにするようにディテントレバー51が回動されて、マニュアルバルブ3のスプール32を軸方向に沿って移動させるようになっている。
また、前述したように、ディテントレバー51の回動によって、パーキング機構4は、パーキングロック状態とパーキングアンロック状態との間で切り替えられる。つまり、シフトレバー2がパーキング位置(P)に操作されると、ディテントレバー51の回動により、パーキング機構4をパーキングロック状態(パーキングロックポール42の爪42aがパーキングギヤ41の歯41a,41a同士の間に挿入された状態)となる。一方、シフトレバー2がリバース位置(R)、ニュートラル位置(N)またはドライブ位置(D)に操作された場合には、ディテントレバー51の回動により、パーキング機構4をパーキングアンロック状態(パーキングロックポール42の爪42aがパーキングギヤ41の歯41a,41a同士の間から離脱された状態)となる。
ディテントレバー51の下端には波形部54が設けられている。この波形部54には、複数の凸部55,55,…および複数の凹部56,56,…がディテントレバー51の周方向に亘って交互に形成されている。この波形部54における各凹部56,56,…の位置は、各シフトレンジ(マニュアルバルブ3のスプール32における各シフトレンジに応じた移動位置)に対応している。本実施形態における波形部54は、各凹部56,56,…の形状が、その底を中心として左右対称とされているが、この形状は任意である。
ディテントスプリング53およびローラ57は、ディテントレバー51の4段階の回動姿勢を個別に位置決め保持(ディテントレバー51の回動位置を保持)するものである。図2は、ディテントスプリング53、および、このディテントスプリング53に回転自在に支持されたローラ57の斜視図である。この図2に示すようにディテントスプリング53は、可撓性を有する帯状の板バネから成り、その先端部分が二股に分かれており、それぞれの先端部分が所定の曲率で曲げられてローラ支持部53a,53bが形成されている。そして、これらローラ支持部53a,53bに亘ってローラ軸57aが挿通され、このローラ軸57aの回りにローラ本体57bが回転自在に支持されている。このローラ本体57bの具体構成については後述する。
また、図1に示すようにディテントスプリング53の一端側は、例えばトランスミッションケース等に備えられたスプリング支持部8にボルト止め等の手段によって固定されている。また、ローラ57は、ディテントレバー51の波形部54における何れかの凹部56に係合されるが、その状態において、ディテントスプリング53が弾性変形して反った姿勢となるように設置することによって、ディテントスプリング53の弾性力でローラ57を凹部56の底に押し付けるように作用させて、係合状態を強くする形態となっている。そして、ローラ57が凹部56に係合している状態で、運転者がシフトレバー2を操作してディテントレバー51が回動すると、ローラ57が凸部55を乗り越えて他の凹部56に係合し、この状態でディテントレバー51の回動位置が保持される。つまり、ローラ57はディテントレバー51の外周面51aに沿って凹部56、凸部55、凹部56の順に相対移動していくことになる。
−振動抑制構造−
前記ディテントレバー51は、金属製の平板であって、プレス加工やファインブランキング加工等の打ち抜き加工によって作製されている。このため、前記凸部55および前記凹部56が形成されているディテントレバー51の外周面51aには、ディテントレバー51の板厚方向の一方側(パンチによる打ち抜き方向の上流側)に剪断面が存在しており、板厚方向の他方側(パンチによる打ち抜き方向の下流側)に破断面が存在している。前記剪断面は面粗度(面粗さ)が比較的小さい平滑な面である。これに対し、前記破断面は面粗度が比較的大きい面(微小な凹凸が存在する面)となっている。また、前記ローラ57は、その両端がディテントスプリング53のローラ支持部53a,53bによって支持されており、ディテントスプリング53の弾性力によりディテントレバー51の外周面51aに対して所定の押し付け荷重によって押し付けられている。
従来技術にあっては、図8で示したように、ローラbの押し付け荷重は、ディテントレバーaの板厚方向の全領域(剪断面領域Aおよび破断面領域Bを含む全領域)に亘って均等となっている。このため、シフト操作に従ってディテントレバーaが回動して、ローラbがディテントレバーaの外周面dに沿って相対移動していく際には、ローラbが破断面領域Bの微小な凹凸に比較的大きな接触力で接触しながら移動していくことになり、ローラbとディテントレバーaとの間で振動が発生し、この振動がコントロールロッドを介してシフトレバーに伝達されてしまう虞がある。つまり、シフトレバーが振動することで運転者に違和感を与えてしまう虞がある。
本実施形態は、この点に鑑み、ディテントレバー51が回動する際に、このディテントレバー51とローラ57との間での振動の発生を抑制できるようにしている。
具体的には、図2および図3(ディテントレバー51およびローラ57の接触部分を示す図)に示すように、ディテントレバー51の外周面51aの剪断面領域Aに対向する領域を大径とし、破断面領域Bに対向する領域を小径とするように、ローラ57のローラ本体57bが円錐台形状に形成されている。つまり、ローラ57の形状を、破断面領域B側(図3における右側)と剪断面領域A側(図3における左側)とで互いに異ならせている。これにより、ローラ57の外周面のうち大径部分である剪断面領域Aに対向する領域が、主にディテントレバー51の外周面51aに当接することになり、ローラ57の外周面のうち小径部分である破断面領域Bに対向する領域は、ディテントレバー51の外周面51aに殆ど接触しないことになる。このため、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の一方側(図3における右側)に存在する破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の他方側(図3における左側)に存在する剪断面領域Aに向かうローラ57の押し付け荷重(図3中の矢印F1を参照)よりも小さくなる。または、前記破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が零となる。
このため、ローラ57が破断面領域Bに接触する接触力は小さくなり、または、ローラ57が破断面領域Bに接触しないことになる。従って、ローラ57とディテントレバー51との間で発生する振動を抑制することができる。その結果、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に伝達される振動が抑制され、シフトレバー2が振動することに起因する運転者の違和感を招くことがなくなる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態について説明する。前述した第1実施形態では、ローラ57の形状を破断面領域B側と剪断面領域A側とで互いに異ならせることによって前記振動の発生を抑制するようにしていた。本実施形態は、それに代えて、ディテントスプリング53の形状を破断面領域B側と剪断面領域A側とで互いに異ならせることによって前記振動の発生を抑制するものである。その他の構成および動作は前記第1実施形態のものと同様であるため、ここでは、第1実施形態との相違点について主に説明する。
図4は、本実施形態におけるディテント機構5を下側から見た図である。この図4に示すように、ディテントスプリング53は、ローラ57におけるその回動軸心に沿う方向での中心位置(図中の一点鎖線を参照)よりも図中の右側の領域の幅寸法t1と図中の左側の領域の幅寸法t2とが互いに異なっている。この右側の領域は前記破断面領域B側の領域である。以下、この領域を破断面側弾性領域53Bという。また、前記左側の領域は前記剪断面領域A側の領域である。以下、この領域を剪断面側弾性領域53Aという。図4ではディテントレバー51の外周面51aにおける破断面領域Bに斜線を付している。
そして、このディテントスプリング53は、前記剪断面側弾性領域53Aの幅寸法t2が破断面側弾性領域53Bの幅寸法t1よりも大きく設定されている。例えば、剪断面側弾性領域53Aの幅寸法t2が破断面側弾性領域53Bの幅寸法t1の2倍程度に設定されている。なお、本実施形態にあっては、ディテントスプリング53の板厚寸法は、ディテントスプリング53の全体に亘って均一となっている。
また、このディテントスプリング53では、トランスミッションケースに支持するためのボルト孔53cが前記剪断面側弾性領域53Aに位置しており、このボルト孔53cにボルトB1が挿通されてディテントスプリング53がトランスミッションケースに支持されている。
これによれば、ディテントスプリング53において、前記剪断面側弾性領域53Aの剛性が破断面側弾性領域53Bの剛性よりも高くなる。このため、ディテントスプリング53からローラ57に作用する弾性力の大部分は、ローラ57において前記剪断面領域Aに対向する領域に作用することになる。
このため、本実施形態にあっても、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の一方側(図4における右側)に存在する破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の他方側(図4における左側)に存在する剪断面領域Aに向かうローラ57の押し付け荷重よりも小さくなる。または、前記破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が零となる。
つまり、本実施形態にあっても、ローラ57が前記破断面領域Bに接触する接触力は小さくなり、または、ローラ57が前記破断面領域Bに接触しないことになる。従って、ローラ57とディテントレバー51との間で発生する振動を抑制することができる。その結果、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に伝達される振動が抑制され、シフトレバー2が振動することに起因する運転者の違和感を招くことがなくなる。
また、本実施形態は、ディテントスプリング53の形状を変更するものであるため、生産が容易である。
なお、本実施形態の構成は、前記第1実施形態の構成と組み合わせることも可能である。
(第3実施形態)
次に第3実施形態について説明する。本実施形態は、前述した第2実施形態と同様に、ディテントスプリング53の形状を破断面領域B側と剪断面領域A側とで互いに異ならせることによって前記振動の発生を抑制するものである。その他の構成および動作は前記第1実施形態のものと同様であるため、ここでも、第1実施形態との相違点について主に説明する。
図5は、本実施形態におけるディテントレバー51とローラ57との接触部分を示す図である。この図5に示すように、ディテントスプリング53の各ローラ支持部53a,53bのうち、前記剪断面側弾性領域53Aの板厚寸法が破断面側弾性領域53Bの板厚寸法よりも大きく設定されている。例えば、剪断面側弾性領域53Aの板厚寸法が破断面側弾性領域53Bの板厚寸法の2倍程度に設定されている。この場合、剪断面側弾性領域53A全体の板厚寸法が破断面側弾性領域53B全体の板厚寸法よりも大きく設定されていてもよいし、各ローラ支持部53a,53bにおいてのみ、剪断面側弾性領域53Aの板厚寸法が破断面側弾性領域53Bの板厚寸法よりも大きく設定されていてもよい。
これによれば、ディテントスプリング53において、前記剪断面側弾性領域53Aの剛性が破断面側弾性領域53Bの剛性よりも高くなる。このため、ディテントスプリング53からローラ57に作用する弾性力の大部分は、ローラ57において前記剪断面領域Aに対向する領域に作用することになり、ローラ57の外周面のうち、ディテントレバー51の剪断面領域Aに対向する領域が、主にディテントレバー51の外周面51aに当接することになる一方、ローラ57の外周面のうち、ディテントレバー51の破断面領域Bに対向する領域は、ディテントレバー51の外周面51aに殆ど接触しないことになる。
このため、本実施形態にあっても、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の一方側(図5における右側)に存在する破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の他方側(図5における左側)に存在する剪断面領域Aに向かうローラ57の押し付け荷重(図中の矢印F2を参照)よりも小さくなる。または、前記破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が零となる。
つまり、本実施形態にあっても、ローラ57が前記破断面領域Bに接触する接触力は小さくなり、または、ローラ57が前記破断面領域Bに接触しないことになる。従って、ローラ57とディテントレバー51との間で発生する振動を抑制することができる。その結果、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に伝達される振動が抑制され、シフトレバー2が振動することに起因する運転者の違和感を招くことがなくなる。
また、本実施形態は、ディテントスプリング53の板厚寸法を変更するものであるため、高精度の加工が不要であり生産が容易である。
なお、本実施形態の構成は、前記第1実施形態の構成および前記第2実施形態の構成の一方または両方と組み合わせることも可能である。
(第4実施形態)
次に第4実施形態について説明する。本実施形態は、前述した第1実施形態と同様に、ローラ57の形状を破断面領域B側と剪断面領域A側とで互いに異ならせることによって前記振動の発生を抑制するものである。その他の構成および動作は前記第1実施形態のものと同様であるため、ここでも、第1実施形態との相違点について主に説明する。
図6は、本実施形態におけるディテントレバー51とローラ57との接触部分を示す図である。この図6に示すように、本実施形態では、ローラ本体57bに形成されているシャフト孔57cの内径が、剪断面領域A側の領域から破断面領域B側の領域に向けて次第に大きくなるように設定されている。つまり、円錐台形状の空間としてシャフト孔57cが形成されている。具体的に、剪断面領域A側(図中の左側)の端部におけるシャフト孔57cの内径は、ローラ軸57aの外径と略同一、または、このローラ軸57aの外径よりも僅かに大きく設定されている。一方、破断面領域B側(図中の右側)の端部におけるシャフト孔57cの内径は、ローラ軸57aの外径よりも大幅に大きく(例えばローラ軸57aの外径の1.5倍程度に)設定されている。
これによれば、ローラ57では、破断面領域B側に対向する領域が下方に変位可能となる。つまり、ディテントレバー51の外周面51aの破断面領域Bから後退することが可能になる。図6は、このローラ57において破断面領域Bに対向する領域が下方に後退した状態を示している。これにより、ローラ57の外周面のうち、ディテントレバー51の剪断面領域Aに対向する領域が、主にディテントレバー51の外周面51aに当接することになる一方、ローラ57の外周面のうち、ディテントレバー51の破断面領域Bに対向する領域は、ディテントレバー51の外周面51aに殆ど接触しないことになる。
このため、本実施形態にあっても、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の一方側(図6における右側)に存在する破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の他方側(図6における左側)に存在する剪断面領域Aに向かうローラ57の押し付け荷重(図中の矢印F3を参照)よりも小さくなる。または、前記破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重が零となる。
つまり、本実施形態にあっても、ローラ57が前記破断面領域Bに接触する接触力は小さくなり、または、ローラ57が前記破断面領域Bに接触しないことになる。従って、ローラ57とディテントレバー51との間で発生する振動を抑制することができる。その結果、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に伝達される振動が抑制され、シフトレバー2が振動することに起因する運転者の違和感を招くことがなくなる。
また、本実施形態は、ローラ本体57bの形状を変更するものであり、既存のディテントスプリング53を流用することが可能である。
なお、本実施形態の構成は、前記第1実施形態の構成、前記第2実施形態の構成、および、前記第3実施形態の構成のうちの一つまたは複数と組み合わせることも可能である。
(第5実施形態)
次に第5実施形態について説明する。本実施形態も、前述した第1実施形態および第4実施形態と同様に、ローラ57の形状を破断面領域B側と剪断面領域A側とで互いに異ならせることによって前記振動の発生を抑制するものである。その他の構成および動作は前記第1実施形態のものと同様であるため、ここでも、第1実施形態との相違点について主に説明する。
図7は、本実施形態におけるディテントレバー51とローラ57との接触部分を示す図である。この図7に示すように、本実施形態では、ローラ57のローラ本体57bに、大径ローラ部57dと小径ローラ部57eとを備えさせている。大径ローラ部57dは、ディテントレバー51の外周面51aの剪断面領域Aに対向する領域に形成されている。一方、小径ローラ部57eは、ディテントレバー51の外周面51aの破断面領域Bに対向する領域に形成されている。
これによれば、大径ローラ部57dが、主にディテントレバー51の外周面51aに当接することになり、小径ローラ部57eは、ディテントレバー51の外周面51aに殆ど接触しないことになる。このため、ディテントレバー51の外周面51aにおいて当該ディテントレバー51の板厚方向の一方側(図7における左側)に存在する剪断面領域Aには所定の押し付け荷重(図中の矢印F4を参照)によってローラ57が押し付けられるのに対し、前記破断面領域Bに向かうローラ57の押し付け荷重は零となる。
つまり、本実施形態にあっても、ローラ57が前記破断面領域Bに接触しないことになり、ローラ57とディテントレバー51との間で発生する振動を抑制することができる。その結果、コントロールロッド7を介してシフトレバー2に伝達される振動が抑制され、シフトレバー2が振動することに起因する運転者の違和感を招くことがなくなる。
また、本実施形態は、ローラ本体57bの形状を変更するものであり、既存のディテントスプリング53を流用することが可能である。
なお、本実施形態の構成は、前記第2実施形態の構成および前記第3実施形態の構成の一方または両方と組み合わせることも可能である。
−他の実施形態−
なお、今回開示した各実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。従って、本発明の技術的範囲は、前記した各実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、前記各実施形態は、ディテントレバー51の回動によってマニュアルバルブ3およびパーキング機構4を共に作動させるレンジ切替装置1について説明した。本発明はこれに限らず、ディテントレバー51の回動によってマニュアルバルブ3およびパーキング機構4のうちの一方のみを作動させるレンジ切替装置1に適用することも可能である。
また、前記各実施形態は、自動変速機として有段式のものを適用していた。本発明はこれに限らず、ベルト式等の無段変速機を適用することも可能である。
また、前記各実施形態におけるパーキング機構4は、シフトレバー2の操作によって切り替えられるものとしていた。本発明はこれに限らず、Pスイッチの押し込み操作に伴うアクチュエータの作動によってディテントレバーが回動してパーキング機構が切り替えられるものであってもよい。この場合、アクチュエータに伝達される前記振動が抑制されることになり、アクチュエータの耐久性の向上を図ることができる。
また、前記各実施形態は、コントロールレバー52によってシフトレバー2とコントロールロッド7とを連結した構成としていた。本発明はこれに限らず、コントロールケーブルによってシフトレバー2とコントロールロッド7とを連結した構成としてもよい。
また、前記各実施形態では、油圧制御装置にマニュアルバルブ3を備えた構成について説明したが、このマニュアルバルブ3を備えない構成に対しても本発明は適用が可能である。
本発明は、自動変速機のシフトレンジを切り替えるように作動するレンジ切替装置のディテント機構に適用可能である。
1 レンジ切替装置
5 ディテント機構
50 回動軸
51 ディテントレバー
51a 外周面
53 ディテントスプリング
53a,53b ローラ支持部
56 凹部
57 ローラ
A 剪断面領域
B 破断面領域

Claims (1)

  1. 板厚方向に沿って延びる回動軸心回りに回動可能であり且つ外周面の周方向に亘ってシフトレンジに対応した複数の凹部が形成されたディテントレバーと、このディテントレバーの回動に伴って前記外周面上を相対移動可能なローラと、このローラの軸心方向の両端を支持し且つ前記ディテントレバーの前記外周面に向かう前記ローラの押し付け荷重を発生させるディテントスプリングとを備えたレンジ切替装置のディテント機構において、
    前記ディテントレバーの前記外周面において当該ディテントレバーの板厚方向の一方側に存在する破断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重が、前記ディテントレバーの前記外周面において当該ディテントレバーの板厚方向の他方側に存在する剪断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重よりも小さくなるように、または、前記破断面領域に向かう前記ローラの前記押し付け荷重が零となるように、前記ローラおよび前記ディテントスプリングの少なくとも一方の形状を、前記破断面領域側と前記剪断面領域側とで互いに異ならせた構成となっていることを特徴とするレンジ切替装置のディテント機構。
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