JP6615694B2 - 暖房機器 - Google Patents

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Description

本発明は、暖房機器に関する。
灯油を燃焼部で燃焼させて赤熱体を加熱し、赤熱体の熱を室内に輻射させる輻射式の暖房機器(石油ストーブ)では、燃焼部を有する本体装置を平板状の下皿に載置している。
下皿は、本体装置を安定させるとともに、本体装置から灯油が漏れた場合に、灯油を受けるための置台である。従来の暖房機器では、本体装置の下面の四隅にそれぞれ脚部が取り付けられており、四本の脚部によって本体装置と下皿との間に空間が形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭62−29863号公報
前記した従来の暖房機器では、複数の脚部が設けられており、部品点数が多くなるため、製造コストが高くなる。また、前記した従来の暖房機器では、本体装置と下皿との間に塵が入り込み易い。
そこで、本体装置に脚部を設けることなく、本体装置を下皿に直接取り付けることが好ましい。しかしながら、従来の暖房機器において、本体装置を下皿に直接取り付けた場合には、燃焼部の熱が下皿に伝わり易くなるため、床面温度が高くなるという問題がある。
本発明は、前記した問題を解決し、本体装置を下皿に直接取り付けるとともに、燃焼部の熱を床面に伝わり難くすることができる暖房機器を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、本体装置と、板状の下皿とを備えている暖房機器である。前記本体装置は、前記下皿の上面に取り付けられた箱状のベース部材と、前記ベース部材の上面に設けられた燃焼部と、前記ベース部材に被せられた箱状の外装部材と、前記外装部材内に配置された送風装置と、を備えている。前記ベース部材内に空間が形成され、前記ベース部材には、前記外装部材内と前記空間とを連通させる開口部が貫通している。前記ベース部材と前記下皿との間には、前記本体装置の外面側に開口するとともに、前記空間に連通する通風口が形成されている。
本発明の暖房機器では、燃焼部の熱がベース部材内の空間に遮られて、床面に伝わり難くなる。さらに、送風装置が送風すると、ベース部材の開口部から空間に空気が流入し、ベース部材内の空間の空気は通風口から排出される。これにより、ベース部材内の空間の温度上昇を抑えることができ、ベース部材内の空間による遮熱効果を高めることができる。したがって、本発明の暖房機器では、本体装置を下皿に直接取り付けるとともに、床面温度の上昇を抑えることができる。
本発明の暖房機器では、本体装置を下皿に直接取り付けており、本体装置と下皿との間に脚部を設けていないため、部品点数を少なくすることができ、製造コストが低減することができる。
本発明の暖房機器では、本体装置を下皿に直接取り付けているため、本体装置と下皿との間に塵が入り込むのを防ぐことができる。
本発明の暖房機器では、本体装置と下皿とは製造時に連結されるため、暖房機器を床面に設置するときに、下皿に対して本体装置の傾きを調整する必要がなくなり、暖房機器を容易に設置することができる。
前記した暖房機器において、前記外装部材には、前記燃焼部の上端部が配置された輻射室が形成されている。そして、前記輻射室および前記通風口を前記本体装置の前面側に開口させ、熱の輻射方向と同じ方向に向けて通風口から空気を排出することが好ましい。
前記した暖房機器において、前記送風装置を前記燃焼部の後方に配置し、前記ベース部材には、前記燃焼部の前方および後方に前記開口部を形成することが好ましい。
この構成では、燃焼部の後方の開口部からベース部材内の空間に流入した空気によって、ベース部材内の空間には前方に向けて空気の流れが生じる。これにより、燃焼部の前方の開口部には、吸気作用が生じるため、燃焼部の前方の高温の空気を開口部からベース部材内の空間および通風口を通じて排出することができる。
前記した暖房機器において、前記下皿の上面には、前記通風口に対応する位置に突起部を形成し、外側から通風口に入り込もうとする塵を突起部によって遮ることが好ましい。
前記した暖房機器の前記本体装置において、前記下皿には、上方に向けて突出した取付台座を形成し、前記取付台座の上面に前記ベース部材を取り付け、前記取付台座内に他の空間を形成することが好ましい。
この構成では、ベース部材の空間と、下皿の他の空間とが上下に積層されるため、暖房機器を床面に設置したときに、燃焼部と床面との間に二層の空気層が介在することになる。これにより、燃焼部の熱が二層の空気層に遮られて、床面に伝わり難くなるため、床面温度の上昇を効果的に抑えることができる。
本発明の暖房機器では、ベース部材内の空間を空気が流通することで、燃焼部の熱が床面に伝わり難くなるため、本体装置を下皿に直接取り付けるとともに、床面温度の上昇を抑えることができる。これにより、暖房機器の製造コストを低減するとともに、本体装置と下皿との間に塵が入るのを防ぐことができ、さらに、暖房機器を容易に設置することができる。
本発明の実施形態に係る暖房機器を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る暖房機器の外装部材、ベース部材および下皿の分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る暖房機器を示した正面断面図である。 本発明の実施形態に係る暖房機器を示した側断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態の暖房機器1は、図1に示すように、本体装置20と、板状の下皿10と、を備え、下皿10の上面に本体装置20が取り付けられている。暖房機器1は、本体装置20で灯油を燃焼させ、その熱を室内に輻射させる石油ストーブである。
本体装置20は、図3に示すように、ベース部材40と、ベース部材40の上面に設けられた燃焼部50および送気装置70と、ベース部材40に被せられた箱状の外装部材30(図1参照)と、外装部材30内に設けられた送風装置60と、を備えている。
ベース部材40は、図1に示すように、金属製の箱体であり、本体装置20の底部を構成するものである。ベース部材40は、前後左右の縁部の長さよりも上下の高さが小さく形成されている。また、箱状のベース部材40の下面は開口している。
ベース部材40には、図2に示すように、長方形の平板41と、平板41の外周縁部から下方に向けて延びている前後左右四つの側壁42と、側壁42の下縁部から内方に向けて延びている取付板43と、が形成されている。平板41は、前後方向の長さよりも左右方向の長さが大きく形成されている。
側壁42は、平板41の縁部に沿って帯状に形成されている。側壁42は、平板41に対して下方に向けて垂直に折り曲げられている(図3および図4参照)。
取付板43は、側壁42の下縁部に沿って帯状に形成されている。取付板43は、側壁42に対して内方に向けて垂直に折り曲げられている(図3および図4参照)。
ベース部材40の前後左右の側部には、平板41の側縁部、側壁42および取付板43によって、軸断面がC形状(コの字形状)の脚部が形成されている(図3および図4参照)。
ベース部材40は、平板41と各取付板43とが上下方向に間隔を空けて配置されており、平板41と各取付板43との間には、各側壁42に囲まれた上側空間S1が形成されている。
ベース部材40の下面の前後左右の縁部には、各取付板43が配置されており、各取付板43に囲まれた開口部が形成されている。
平板41の上面の中央部には、円形の空気流出穴44が貫通している。また、平板41の上面(ベース部材40の上面)には、図3に示すように、燃焼部50が取り付けられており、燃焼部50の吸気口(図示せず)が空気流出穴44に連通している。
燃焼部50は、バーナーや燃料供給部などを有するポット式の熱源である。燃焼部50には、空気流出穴44から空気が供給される。
平板41において、燃焼部50の側方には、図2に示すように、空気流入穴45が貫通している。また、平板41の上面(ベース部材40の上面)には、図3に示すように、送気装置70が取り付けられており、送気装置70の送風口(図示せず)が空気流入穴45に連通している。
送気装置70は、送風ファン(図示せず)を有しており、空気流入穴45に空気を送り込むように構成されている。
送気装置70には、供給管53が連結されている。供給管53は、外装部材30の側壁を貫通して、本体装置20の側方に延びている。室外から供給管53を通じて、送気装置70に空気が取り入れられる。
平板41の下面には、空気流入穴45と、空気流出穴44とを連通させる筒状の導風部46が設けられている(図2参照)。すなわち、導風部材46は、ベース部材40の上側空間S1内に配置されている。
導風部46は、外周壁46aと、外周壁46aの下面を塞いでいる底板46bと、を備え、外周壁46aの上面は、平板41によって塞がれている。このように、外周壁46a、底板46bおよび平板41によって筒状の導風部46が形成されている。
導風部46の一端は、空気流入穴45に連通し、導風部46の他端は、空気流出穴44に連通している。導風部46は、図2に示すように、空気流入穴45と空気流出穴44との間に直線状に配置されている。
送気装置70は、図3に示すように、空気流入穴45から導風部46および空気流出穴44を通じて、燃焼部50に空気を送り込むように構成されている。
導風部46の下端部(底板46b)は、取付板43よりも下方に突出している。すなわち、導風部46の下端部は、ベース部材40の下面の開口部から下方に突出している。
平板41には、複数の開口部47が貫通している。開口部47は、ベース部材40の外側の空間とベース部材40内の上側空間S1とを連通させるものであり、通気用の穴部である。
本実施形態の各開口部47は、平板41の上面に電気部品や燃料ポンプなどの各種部品を取り付けるための取付穴や切り欠き部を兼ねている。
なお、各種部品を取り付けるための取付穴や切り欠き部以外に、通気のみを目的とした開口部47を形成してもよい。
また、開口部47の数や位置は限定されるものではない。本実施形態では、図4に示すように、燃焼部50の前方および後方にそれぞれ開口部47が形成されている。
外装部材30は、図1に示すように、前後左右の側壁および上板が形成された金属製の箱体である。外装部材30は、前後方向の奥行きよりも左右方向の幅が大きく形成されている。また、外装部材30は、図2に示すように、下面全体が開口している。
外装部材30は、図3に示すように、ベース部材40に被せられている。ベース部材40は、外装部材30の下端部の開口部内に配置されており、外装部材30の下端部と、ベース部材40の各側壁42とが複数のボルトB1によって固定されている。
外装部材30の高さ方向の中央部には、図1に示すように、輻射室35が形成されている。輻射室35は、図3および図4に示すように、上下左右後の金属板によって、外装部材30内に区画されている。輻射室35は、外装部材30の前面30aに開口している。 輻射室35の底面には、燃焼部50の上端部が突出している。
また、輻射室35内には、赤熱体51が配置されている。赤熱体51は、金属製の円筒部材である。赤熱体51は、輻射室35の上面から吊り下げられており、燃焼部50の直上に配置されている。赤熱体51は、燃焼部50によって加熱される部材である。
外装部材30内において、輻射室35の上側には、図3に示すように、排気管52の吸気部52aが設けられている。吸気部52aは、赤熱体51の上方に配置されている。また、排気管52は、吸気部52aから外装部材30の側壁を貫通して、本体装置20の側方に延びている。
燃焼部50と、排気管52の吸気部52aとの間には、耐熱性のガラス外筒55が配置されている。ガラス外筒55は、燃焼部50と吸気部52との間に通気路を形成するものである。ガラス外筒55内は、輻射室35内の空間に対して気密性を有している。また、ガラス外筒55内には赤熱体51が収容されている。
そして、燃焼部50の燃焼により、ガラス外筒55内で赤熱体51が加熱されるとともに、燃焼部50からガラス外筒55および排気管52を通じて、室外に燃焼ガスが排気される。
本実施形態では、外装部材30の外部において、排気管52が供給管53内に挿入されている。このように、排気管52と供給管53とが一つの管内に配置された二重構造の給排気管54が設けられている。
外装部材30の後壁の内面には、図4に示すように、送風装置60が設けられている。送風装置60は、送風ファン61を有しており、送風ファン61の回転によって、前方に向けて送風する。
外装部材30の前面30aには、図1に示すように、各種スイッチや表示部などが設けられた操作パネル36が輻射室35の下方に配置されている。
下皿10は、図2に示すように、金属製の平板にプレス加工により凹凸を形成したものである。下皿10は、長方形に形成されており、前後方向の長さよりも左右方向の長さが大きく形成されている。下皿10の上面には、図1に示すように、本体装置20が取り付けられている。
下皿10は、暖房機器1を床面に設置したときに、本体装置20を安定させるとともに、本体装置20から灯油が漏れた場合に、灯油を受けるための置台である。下皿10は、本体装置20の下端部の外形よりも大きく形成されている。
下皿10には、図2に示すように、上方に向けて突出した取付台座11と、取付台座11の外周縁部に形成された外枠部12と、が形成されている。
取付台座11は、金属板をプレス加工して形成された中空な凸部である。下皿10の下面には、図3に示すように、取付台座11が形成されている部位に凹部が形成されている。そして、取付台座11の内部には、下側空間S2が形成されている。
取付台座11は、図2に示すように、平面視で長方形に形成されている。取付台座11の上面11aは、ベース部材40が重ねられる部位であり、ベース部材40の外形と略同じ形状に形成されている。
取付台座11とベース部材40の取付板43とは、図3に示すように、複数のボルトB2によって固定されている。つまり、本実施形態では、ベース部材40が下皿10の取付台座11に直接取り付けられている。
取付台座11の上面11aにベース部材40を取り付けた状態では、ベース部材40の下面が取付台座11の上面11aによって塞がれている。これにより、ベース部材40内の上側空間S1は、平板41、各側壁42および取付台座11の上面11aに囲まれている。
取付台座11の上面11aには、図2に示すように、凹部11bが形成されている。凹部11bは、図3に示すように、ベース部材40の導風部46の直下に形成されており、導風部46の下端部が挿入されている。導風部46の底板46bと凹部11bの底面との間には隙間が形成されている。
取付台座11の上面11aの前縁部には、下方に窪んだ溝部11cが形成されている。溝部11cは、取付台座11の左右方向の中央部に形成されており、前方に向けて開放されている。
図4に示すように、ベース部材40の取付板43と、下皿10の溝部11cの底面との間には、通風口11dが形成されている。
通風口11dは、本体装置20の前面側に開口するとともに、ベース部材40内の上側空間S1に連通している。
通風口11dは、外装部材30の前面の下縁部の下方に配置されている。また、通風口11dは、本体装置20の左右方向の中央部に配置されており、燃焼部50の前方に配置されている。
取付台座11の上面11aにおいて、溝部11cの後方には、図2に示すように、突起部11eが形成されている。突起部11eは、左右方向に延びており、溝部11cの左右方向の長さと、突起部11eの左右方向の長さとが略同じ大きさに形成されている。
突起部11eは、図4に示すように、通風口11dに対応する位置に形成されている。本実施形態では、通風口11dの後方に突起部11eが配置されている。
外枠部12には、図2に示すように、取付台座11の外周部の下縁部から外方に向けて水平に張り出した底部12aと、底部12aの外縁部から上方に向けて立ち上げられた壁部12bとが形成されている。底部12aおよび壁部12bは、取付台座11の全周に亘って環状に形成されている。
図3に示すように、下皿10を床面Fに載置すると、底部12aの下面が床面Fに接して、取付台座11内の下側空間S2が密閉される。そして、取付台座11の上面11aと、床面Fとの間に下側空間S2が介在している。
このように、本実施形態の暖房機器1を床面Fに設置したときには、ベース部材40内の上側空間S1と、下皿10の取付台座11内の下側空間S2とが上下に積層される。つまり、燃焼部50と床面Fとの間に上下二層の空気層が介在している。
本実施形態の暖房機器1によって室内を暖房するときには、図3に示すように、送気装置70から導風部46を通じて燃焼部50に空気を供給し、燃焼部50で灯油を燃焼させる。このとき、送気装置70には、供給管53を通じて室外から空気が取り入れられる。
そして、燃焼部50の燃焼によって赤熱体51が加熱され、赤熱体51の熱が輻射室35から室内に輻射される。
なお、排気管52内を高温の燃焼ガスが通過することで、排気管52が加熱される。したがって、給排気管54内では、排気管52の熱によって供給管53が加熱され、供給管53内の空気が高温となる。そして、高温の空気が送気装置70から導風部46に送り込まれるため、導風部46の温度が高くなる。
また、燃焼部50の燃焼時には、図4に示すように、送風装置60を駆動させ、送風装置60から前方に向けて送風することで、外装部材30内の燃焼部50や電気部品を冷却する。
以上のような暖房機器1では、図3に示すように、ベース部材40の上側空間S1と、下皿10の下側空間S2とが上下に積層されているため、暖房機器1を床面Fに設置したときに、燃焼部50と床面Fとの間に上下二層の空気層が介在することになる。これにより、燃焼部50の熱が二層の空気層に遮られて、床面Fに伝わり難くなる。したがって、暖房機器1では、本体装置20を下皿10に直接取り付けるとともに、床面温度の上昇を抑えることができる。
そして、本体装置20を下皿10に直接取り付けることで、部品点数を少なくすることができ、製造コストを低減することができる。
また、本体装置20を下皿10に直接取り付けることで、本体装置20と下皿10との間に塵が入り込むのを防ぐことができる。
また、本体装置20と下皿10とは製造時に連結されるため、暖房機器1を床面Fに設置するときに、下皿10に対して本体装置20の傾きを調整する必要がなくなり、暖房機器1を容易に設置することができる。
本実施形態の暖房機器1では、図4に示すように、送風装置60が送風すると、ベース部材40の各開口部47から上側空間S1に空気が流入し、上側空間S1の空気は通風口11dから室内に排出される。これにより、上側空間S1の温度上昇を抑えることができるため、上側空間S1および下側空間S2による遮熱効果を高めることができる。
また、本実施形態の暖房機器1では、燃焼部50の後方の開口部47から上側空間S1に流入した空気によって、上側空間S1には前方に向けて空気の流れが生じる。これにより、燃焼部50の前方の開口部47には、吸気作用が生じるため、燃焼部50の前方の高温の空気を開口部47から上側空間S1および通風口11dを通じて排出することができる。
また、本実施形態の暖房機器1では、熱の輻射方向と同じ方向に向けて通風口11dから温風を排出することができる。
なお、通風口11dに突起部11eが形成されているため、外装部材30の外部から通風口11dに入り込もうとする塵を突起部11eによって遮ることができる。
本実施形態の暖房機器1では、図3に示すように、下皿10の取付台座11の上面11aに形成された凹部11bに、ベース部材40の導風部46の下端部が挿入されているため、暖房機器1を小型化することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
本実施形態の暖房機器1では、図3に示すように、ベース部材40の上側空間S1と、下皿10の取付台座11内の下側空間S2とが上下に積層されている。しかしながら、下皿10全体を平坦に形成し、下皿10に下側空間S2を設けなくてもよい。
本実施形態の暖房機器1では、図3に示すように、ベース部材40の下面が開口しているが、ベース部材40の下面が閉じられていてもよい。すなわち、上下に間隔を空けて配置した二枚の平板と、両平板の外周縁部の間に設けたれた側壁と、によって、ベース部材を箱状に形成してもよい。
本実施形態の暖房機器1では、図1に示すように、本体装置20の前面側に通風口11dが配置されているが、通風口11dの位置は限定されるものではない。
1 暖房機器
10 下皿
11 取付台座
11a 上面
11b 凹部
11c 溝部
11d 通風口
11e 突起部
12 外枠部
12a 底部
12b 壁部
20 本体装置
30 外装部材
30a 前面
35 輻射室
36 操作パネル
40 ベース部材
41 平板
42 側壁
43 取付板
44 空気流出穴
45 空気流入穴
46 導風部
46a 外周壁
46b 底板
47 開口部
50 燃焼部
51 赤熱体
52 排気管
53 供給管
54 給排気管
60 送風装置
70 送気装置
F 床面
S1 上側空間
S2 下側空間

Claims (4)

  1. 本体装置と、板状の下皿とを備えている暖房機器であって、
    前記本体装置は、
    前記下皿の上面に取り付けられた箱状のベース部材と、
    前記ベース部材の上面に設けられた燃焼部と、
    前記ベース部材に被せられた箱状の外装部材と、
    前記外装部材内に配置された送風装置と、を備え、
    前記ベース部材内に空間が形成され、
    前記ベース部材には、前記外装部材内と前記空間とを連通させる開口部が貫通し、
    前記ベース部材と前記下皿との間には、前記本体装置の外面側に開口するとともに、前記空間に連通する通風口が形成されており、
    前記送風装置は、前記燃焼部の後方に配置され、
    前記ベース部材には、前記燃焼部の前方および後方に前記開口部が形成されていることを特徴とする暖房機器。
  2. 本体装置と、板状の下皿とを備えている暖房機器であって、
    前記本体装置は、
    前記下皿の上面に取り付けられた箱状のベース部材と、
    前記ベース部材の上面に設けられた燃焼部と、
    前記ベース部材に被せられた箱状の外装部材と、
    前記外装部材内に配置された送風装置と、を備え、
    前記ベース部材内に空間が形成され、
    前記ベース部材には、前記外装部材内と前記空間とを連通させる開口部が貫通し、
    前記ベース部材と前記下皿との間には、前記本体装置の外面側に開口するとともに、前記空間に連通する通風口が形成されおり、
    前記下皿の上面には、前記通風口に対応する位置に突起部が形成されていることを特徴とする暖房機器。
  3. 請求項1または請求項2に記載の暖房機器であって、
    前記外装部材には、前記燃焼部が配置された輻射室が形成されており、
    前記輻射室および前記通風口は、前記本体装置の前面側に開口していることを特徴とする暖房機器。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の暖房機器であって、
    前記下皿には、上方に向けて突出した取付台座が形成され、
    前記取付台座の上面に前記ベース部材が取り付けられており、
    前記取付台座内に他の空間が形成されていることを特徴とする暖房機器。
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