JP6614361B1 - クリップガイド端末加工装置 - Google Patents

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Abstract

容易に均一な精度でクリップガイドの端末を面取りすることができるクリップガイド端末加工装置を提供する。この発明に係るクリップガイド端末加工装置は、挿入口(8,9)が形成された筐体(6)と、筐体(6)の内部に設けられ、一部分が挿入口(8,9)と重なるように配置された面取り用ローラー(16)と、を備え、挿入口(8,9)は、挿入された乗客コンベアのクリップガイド(5)が開口形状に沿って筐体(6)に対して相対的に移動されることで面取り用ローラー(16)によって当該クリップガイド(5)の端末が面取りされるように形成されたものである。

Description

この発明は、クリップガイド端末加工装置に関する。
乗客コンベアの移動手摺を案内するガイドレールには、例えば、クリップガイドが取り付けられる。移動手摺は、例えば、クリップガイドの上からガイドレールに取り付けられる。下記特許文献1には、クリップガイドの取り付けに関する技術が記載されている。
日本特開2015−212193号公報
乗客コンベアの保守員は、クリップガイドの交換時に、新しいクリップガイドを適切な長さに切断し、切り口を面取りしてからガイドレールに取り付ける。このため、交換作業を行う保守員によって面取りの精度にばらつきが生じ得る。
この発明は、上記の課題を解決するためになされた。その目的は、容易に均一な精度でクリップガイドの端末を面取りすることができるクリップガイド端末加工装置を提供することである。
この発明に係るクリップガイド端末加工装置は、挿入口が形成された筐体と、筐体の内部に設けられ、一部分が挿入口と重なるように配置された面取り用ローラーと、を備え、挿入口は、挿入された乗客コンベアのクリップガイドが開口形状に沿って筐体に対して相対的に移動されることで面取り用ローラーによって当該クリップガイドの端末が面取りされるように形成されたものである。
この発明によれば、挿入口に挿入された乗客コンベアのクリップガイドが開口形状に沿って筐体に対して相対的に移動されることで面取り用ローラーによって当該クリップガイドの端末が面取りされる。このため、容易に均一な精度でクリップガイドの端末を面取りすることができる。
エスカレーターの要部を示す図である。 移動手摺およびガイドレールの断面図である。 クリップガイドの斜視図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の斜視図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の内部構造を示す正面図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第1の図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第2の図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第3の図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第4の図である。 実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の内部の要部拡大図である。
以下、添付の図面を参照して実施の形態について説明する。各図において、同一または相当する部分には同一の符号が付される。重複する説明は、適宜簡略化あるいは省略する。
実施の形態では、乗客コンベアの一例として、エスカレーターについて具体的に説明する。動く歩道等の他の乗客コンベアについては、説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、エスカレーターの要部を示す図である。図1は、エスカレーターの下部乗降口と下部乗降口から上方に延びる部分とを示している。
エスカレーターは、ステップ1、移動手摺2および欄干3を備える。ステップ1および移動手摺2は、上階と下階との間を循環移動する。欄干3は、ステップ1の左右両側に設けられる。欄干3の縁部には、図1に図示しないガイドレールが設けられる。移動手摺2は、ガイドレールによって案内される。
図2は、移動手摺およびガイドレールの断面図である。
移動手摺2は、断面がC字状を呈する。ガイドレール4は、基部4aおよび2つの縁部4bを備える。一方の縁部4bは、基部4aの左側に突出する。他方の縁部4bは、基部4aの右側に突出する。
クリップガイド5は、ガイドレール4の縁部4bを包み込むように取り付けられる。一方の縁部4bに取り付けられるクリップガイド5は、他方の縁部4bに取り付けられるクリップガイド5とは左右反転した向きで取り付けられる。クリップガイド5は、例えば、弾性を有する長尺の部材である。クリップガイド5は、例えば、合成樹脂等の材質で形成される。移動手摺2は、クリップガイド5の上からガイドレール4に取り付けられる。クリップガイド5は、移動手摺2の内側表面に接触する。
図3は、クリップガイドの斜視図である。
クリップガイド5は、例えば、爪部5a、上側平坦部5b、屈曲部5cおよび下側平坦部5dを備える。爪部5a、上側平坦部5b、屈曲部5cおよび下側平坦部5dのそれぞれは、クリップガイド5の長手方向に沿って設けられる。
爪部5aは、上側平坦部5bの一縁部から下方に連続する。上側平坦部5bの他縁部は、屈曲部5cの上部に連続する。屈曲部5cの下部は、下側平坦部5dに連続する。下側平坦部5dは、上側平坦部5bと対向する。下側平坦部5dは、例えば、上側平坦部5bよりも短く形成される。
図2に示すようにクリップガイド5がガイドレール4に取り付けられた状態において、少なくとも上側平坦部5bおよび屈曲部5cは、移動手摺2の内側表面に接触し得る。このため、クリップガイド5の端末のうち、少なくとも上側平坦部5bおよび屈曲部5cを面取りする必要がある。
図4は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の斜視図である。
クリップガイド端末加工装置は、筐体6を備える。筐体6は、例えば、携帯可能な大きさに形成される。
筐体6には、切断用溝7が形成される。切断用溝7は、例えば、筐体6の上面から一定の深さまで形成される。切断用溝7は、例えば、筐体6の正面および背面を横切るように形成される。
切断用溝7の幅は、例えば、クリップガイド5の厚みに対応する。クリップガイド5の厚みとは、例えば、図3に示す上側平坦部5bの上面から屈曲部5cの下端または下側平坦部5dの下面までの長さである。
切断用溝7の深さは、例えば、クリップガイド5の横幅よりも大きい。クリップガイド5の横幅とは、例えば、図3に示す爪部5aの右端から屈曲部5cの左端までの長さである。
筐体6には、挿入口が形成される。挿入口は、筐体6の内部に通じる開口である。挿入口は、例えば、スライド移動案内部および回転移動案内部を備える。
図4は、筐体6の正面に挿入口として第1挿入口8および第2挿入口9が形成された場合を示している。
第1挿入口8は、スライド移動案内部8aおよび回転移動案内部8bを備える。スライド移動案内部8aは、例えば、矩形を呈する。回転移動案内部8bは、例えば、扇形を呈する。
スライド移動案内部8aの短辺の長さは、例えば、クリップガイド5の厚みに対応する。スライド移動案内部8aの長辺の長さは、例えば、クリップガイド5の横幅に対応する。回転移動案内部8bの扇形の半径は、例えば、クリップガイド5の横幅に対応する。回転移動案内部8bの扇形の中心角は、例えば、直角である。回転移動案内部8bの扇形の中心角は、例えば、鈍角でもよい。
回転移動案内部8bの扇形の中心部分は、スライド移動案内部8aの下側の短辺に連続する。回転移動案内部8bの扇形の左側の半径部分は、スライド移動案内部8aの左側の長辺と同一直線上に位置する。
第2挿入口9は、スライド移動案内部9aおよび回転移動案内部9bを備える。スライド移動案内部9aは、例えば、矩形を呈する。回転移動案内部9bは、例えば、扇形を呈する。
スライド移動案内部9aの短辺の長さは、例えば、クリップガイド5の厚みに対応する。スライド移動案内部9aの長辺の長さは、例えば、クリップガイド5の横幅に対応する。回転移動案内部9bの扇形の半径は、例えば、クリップガイド5の横幅に対応する。回転移動案内部9bの扇形の中心角は、例えば、直角である。回転移動案内部9bの扇形の中心角は、例えば、鈍角でもよい。
回転移動案内部9bの扇形の中心部分は、スライド移動案内部9aの下側の短辺に連続する。回転移動案内部9bの扇形の右側の半径部分は、スライド移動案内部9aの右側の長辺と同一直線上に位置する。
スライド移動案内部9aの長辺は、スライド移動案内部8aの長辺と平行である。回転移動案内部9bの右側の半径部分は、回転移動案内部8bの左側の半径部分と平行である。
スライド移動案内部9aは、スライド移動案内部8aを左右反転した形状を呈する。回転移動案内部9bは、回転移動案内部8bを左右反転した形状を呈する。つまり、第2挿入口9は、第1挿入口8を左右反転した形状を呈する。
図5は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の内部構造を示す正面図である。図5において、筐体6の輪郭は破線で示されている。
筐体6の内部には、例えば、回転カッター10およびセンサ11が設けられる。
回転カッター10は、切断用溝7の内側に刃が露出するように配置される。回転カッター10は、切断用溝7の幅方向に沿って刃が回転するように配置される。センサ11は、切断用溝7に物体が入ったことを検知する。回転カッター10は、例えば、センサ11によって物体が検知されると回転する。
回転カッター10は、例えば、図示しないモーターによって駆動される。回転カッター10のモーターおよびセンサ11は、例えば、図示しない電池から電力供給を受ける。
筐体6の内部には、例えば、可動軸案内部および可動軸が設けられる。図5は、可動軸案内部として第1可動軸案内部12および第2可動軸案内部14が設けられた場合を示している。図5は、可動軸として第1可動軸13および第2可動軸15が設けられた場合を示している。
第1可動軸案内部12は、第1挿入口8と重なる位置に設けられる。第1可動軸案内部12は、例えば、正面視においてスライド移動案内部8aの長辺と平行な直線状のレールまたは溝である。第1可動軸案内部12の上端は、例えば、スライド移動案内部8aの上側の短辺付近に位置する。第1可動軸案内部12の下端は、例えば、回転移動案内部8bの扇形の中心部分に位置する。
第1可動軸13は、クリップガイド5の長手方向に沿って屈曲部5cの内側に入る太さに形成される。第1可動軸13は、第1挿入口8に向かって突出するように第1可動軸案内部12に支持される。第1可動軸13は、第1挿入口8の開口面と平行な方向において、第1可動軸案内部12に沿って移動可能である。
第2可動軸案内部14は、第2挿入口9と重なる位置に設けられる。第2可動軸案内部14は、例えば、正面視においてスライド移動案内部9aの長辺と平行な直線状のレールまたは溝である。第2可動軸案内部14の上端は、例えば、スライド移動案内部9aの上側の短辺付近に位置する。第2可動軸案内部14の下端は、例えば、回転移動案内部9bの扇形の中心部分に位置する。
第2可動軸15は、クリップガイド5の長手方向に沿って屈曲部5cの内側に入る太さに形成される。第2可動軸15は、第2挿入口9に向かって突出するように第2可動軸案内部14に支持される。第2可動軸15は、第2挿入口9の開口面と平行な方向において、第2可動軸案内部14に沿って移動可能である。
第2可動軸案内部14の上端は、例えば、正面視において第1可動軸案内部12の上端と同じ高さに設けられる。第2可動軸案内部14の下端は、例えば、正面視において第1可動軸案内部12の下端と同じ高さに設けられる。
筐体6の内部には、面取り用ローラー16が設けられる。面取り用ローラー16は、例えば、回転軸が筐体6の正面側を向いて設けられた円錐型のローラーである。
面取り用ローラー16は、正面視において一部分が挿入口と重なるように配置される。面取り用ローラー16の右側の一部分は、例えば、回転移動案内部8bの扇形の中心部分と重なる。面取り用ローラー16の左側の一部分は、例えば、回転移動案内部9bの扇形の中心部分と重なる。面取り用ローラー16の回転軸は、例えば、正面視において第1可動軸案内部12の下端および第2可動軸案内部14の下端と同じ高さに設けられる。
面取り用ローラー16の回転軸は、正面視において、第1挿入口8の左端からの距離と第2挿入口9の右端からの距離とが等しい位置に設けられる。また、上述したとおり、第2挿入口9は、第1挿入口8を左右反転した形状を呈する。つまり、第2挿入口9は、正面視において、面取り用ローラー16の中心を通る直線を対象軸として第1挿入口8と線対称に形成される。
面取り用ローラー16は、例えば、図示しないモーターによって駆動される。面取り用ローラー16のモーターは、例えば、図示しない電池から電力供給を受ける。面取り用ローラー16は、例えば、図示しないスイッチに対する操作に応じて回転を開始または停止する。面取り用ローラー16は、例えば、挿入口から筐体6の内部に挿入された物体を検知する図示しないセンサの検知結果に基づいて回転を開始または停止してもよい。
エスカレーターの保守員は、クリップガイド5の交換時に、クリップガイド端末加工装置を使用する。以下、図6から図9を参照して、クリップガイド端末加工装置の使い方を説明する。
図6は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第1の図である。
図6は、クリップガイド5を適切な長さに切断する作業を示す。
保守員は、図6に矢印で示すように、クリップガイド5を切断用溝7の内側に降ろしていく。センサ11でクリップガイド5が検知されると、回転カッター10によってクリップガイド5が切断される。
図7は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第2の図である。図8は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第3の図である。図9は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の使い方を示す第4の図である。
図7から図9は、クリップガイド5の一方の端末を面取りする作業を示す。
保守員は、図7に示すように、上側平坦部5bを左に向けた状態で、第1可動軸13が屈曲部5cの内側に入るようにして、クリップガイド5の一方の端末をスライド移動案内部8aから筐体6の内部に挿入する。このとき、当該端末の上側平坦部5bのうち爪部5a付近の部分が、面取り用ローラー16に接触して削られる。その後、保守員は、図7に矢印で示すように、クリップガイド5を筐体6に対して相対的にスライド移動させていく。
第1可動軸13が第1可動軸案内部12の上端から下端に至るまで相対的なスライド移動が行われると、図8に示す状態となる。このスライド移動の間に、当該端末の上側平坦部5b全体が削られている。その後、保守員は、図8に矢印で示すように、回転移動案内部8bの弧に沿って、クリップガイド5を筐体6に対して相対的に回転移動させていく。
爪部5aが右向きになるまで相対的な回転移動が行われると、図9に示す状態となる。この相対的な回転の間に、当該端末の屈曲部5c全体が削られている。その後、保守員は、クリップガイド5の当該端末を筐体6から抜き取る。
図7から図9で説明したように、クリップガイド5の一方の端末は、第1挿入口8の開口形状に沿って相対的に移動することで面取りされる。相対的な移動とは、例えば、筐体6を保持してクリップガイド5を動かすことであってもよいし、クリップガイド5を保持して筐体6を動かすことであってもよい。なお、図9に示す状態から図7に示す状態に至るように逆の手順で面取りを行うことも可能である。
クリップガイド5の他方の端末は、第2挿入口9の開口形状に沿って相対的に移動することで面取りされる。他方の端末の面取り作業は、図7から図9で説明した内容を左右反転したものであるため、説明を省略する。
図10は、実施の形態1におけるクリップガイド端末加工装置の内部の要部拡大図である。
図10は、図7における面取り用ローラー16周辺を筐体6の底面側から見た状態を示す。面取り用ローラー16は、例えば、クリップガイド5の端末が第1可動軸案内部12等に当たって進まなくなるまで筐体6の内部に挿入されることで当該端末を適切な量だけ面取りするように設けられる。クリップガイド5の端末は、面取り用ローラー16の側面の傾斜角に応じた角度で面取りされる。面取り用ローラー16の側面の傾斜角は、例えば、45度である。
実施の形態1によれば、クリップガイド端末加工装置の筐体6には、挿入口が形成されている。面取り用ローラー16は、筐体6の内部に設けられ、一部分が挿入口と重なるように配置されている。挿入口は、挿入された乗客コンベアのクリップガイド5が開口形状に沿って筐体6に対して相対的に移動されることで面取り用ローラー16によって当該クリップガイド5の端末が面取りされるように形成されている。このため、クリップガイド端末加工装置を使用すれば、容易に均一な精度でクリップガイド5の端末を面取りすることができる。つまり、誰でも基準通りにクリップガイド5の加工を行うことが可能となる。その結果、乗客コンベアの移動手摺2の不具合発生を防止できる。
実施の形態1によれば、クリップガイド端末加工装置の筐体6は、携帯可能な大きさに形成されている。このため、乗客コンベアの設置場所で必要に応じてクリップガイド5の加工を行うことができる。
実施の形態1によれば、挿入口は、スライド移動案内部および回転移動案内部を備える。スライド移動案内部は、矩形を呈する。回転移動案内部は、扇形を呈し、扇形の中心部分がスライド移動案内部の短辺のうち一方に連続し、扇形の半径部分のうち一方がスライド移動案内部の長辺のうち一方と同一直線上に位置する。面取り用ローラー16は、挿入口の縁のうちスライド移動案内部の長辺および回転移動案内部の半径部分の双方を含む直線状の縁と重なる位置に設けられている。このため、クリップガイド5の端末の上側平坦部5bおよび屈曲部5cを面取りすることができる。
実施の形態1によれば、筐体6には、挿入口として第1挿入口8および第2挿入口9が同じ面に形成されている。第2挿入口9は、面取り用ローラー16の中心を通る直線を対象軸として第1挿入口8と線対称に形成されている。このため、クリップガイド5の一方の端末および他方の端末の双方を1つのクリップガイド端末加工装置で面取りすることができる。
実施の形態1によれば、可動軸は、クリップガイド5の屈曲部5cの内側に入る太さに形成されている。可動軸は、筐体6の内部から挿入口に向かって突出し、挿入口と重なる一定範囲を移動可能に設けられている。このため、挿入口の開口形状に沿ったクリップガイド5の相対的な移動を正確に行うことができる。
実施の形態1によれば、回転カッター10は、筐体6の対向する2つの面を横切るように形成された切断用溝7の内側に刃が露出するように設けられている。このため、クリップガイド端末加工装置を使用すれば、クリップガイド5を安全に切断することができる。
この発明は、クリップガイドの端末を面取りする装置に利用できる。
1 ステップ
2 移動手摺
3 欄干
4 ガイドレール
4a 基部
4b 縁部
5 クリップガイド
5a 爪部
5b 上側平坦部
5c 屈曲部
5d 下側平坦部
6 筐体
7 切断用溝
8 第1挿入口
8a スライド移動案内部
8b 回転移動案内部
9 第2挿入口
9a スライド移動案内部
9b 回転移動案内部
10 回転カッター
11 センサ
12 第1可動軸案内部
13 第1可動軸
14 第2可動軸案内部
15 第2可動軸
16 面取り用ローラー

Claims (5)

  1. 挿入口が形成された筐体と、
    前記筐体の内部に設けられ、一部分が前記挿入口と重なるように配置された面取り用ローラーと、
    を備え、
    前記挿入口は、挿入された乗客コンベアのクリップガイドが開口形状に沿って前記筐体に対して相対的に移動されることで前記面取り用ローラーによって当該クリップガイドの端末が面取りされるように形成されたクリップガイド端末加工装置。
  2. 前記挿入口は、
    矩形を呈するスライド移動案内部と、
    扇形を呈し、扇形の中心部分が前記スライド移動案内部の短辺に連続し、扇形の半径部分が前記スライド移動案内部の長辺と同一直線上に位置する回転移動案内部と、
    を備えた請求項1に記載のクリップガイド端末加工装置。
  3. 前記筐体には、前記挿入口として第1挿入口および第2挿入口が同じ面に形成され、
    第2挿入口は、前記面取り用ローラーの中心を通る直線を対象軸として前記第1挿入口と線対称に形成された請求項1または請求項2に記載のクリップガイド端末加工装置。
  4. クリップガイドの屈曲部の内側に入る太さに形成され、前記筐体の内部から前記挿入口に向かって突出し、前記挿入口と重なる一定範囲を移動可能に設けられた可動軸、
    を更に備えた請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のクリップガイド端末加工装置。
  5. 前記筐体の内部に設けられ、前記筐体の対向する2つの面を横切るように形成された切断用溝の内側に刃が露出する回転カッター、
    を更に備えた請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のクリップガイド端末加工装置。
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