JP2550639Y2 - 気密材挿入機 - Google Patents

気密材挿入機

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JP2550639Y2
JP2550639Y2 JP4563491U JP4563491U JP2550639Y2 JP 2550639 Y2 JP2550639 Y2 JP 2550639Y2 JP 4563491 U JP4563491 U JP 4563491U JP 4563491 U JP4563491 U JP 4563491U JP 2550639 Y2 JP2550639 Y2 JP 2550639Y2
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将哉 村越
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Fujisash Co Ltd
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Fujisash Co Ltd
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  • Forwarding And Storing Of Filamentary Material (AREA)
  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は押出し形材の条溝へ気密
材を挿入するために用いられる気密材挿入機に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム窓、戸等の開口枠、障子に
は気密材が多用されている。これら、気密材のサッシバ
ーへの取付けは一部突条に係止するものがあるが大部分
は条溝に取付ける。気密材の取付けられる条溝は断面は
口部がせまく奥部がせまく、典型的な形状はT溝であ
る。
【0003】気密材を形材の条溝へ取付けるには条溝端
部から、気密材を挿入し、条溝の長手方向に気密材の取
付部を滑らせて挿入する方法と、条溝口部外側に気密材
の取付部を沿わせて、気密材の弾力に抗して気密材取付
部を圧縮して条溝口部から条溝中へ押込み、条溝の奥部
で該取付部が拡大することにより気密材が条溝から外れ
ないようにする方法がある。これら各々の気密材取付方
法では形材の条溝断面、気密材の取付部形状により何れ
かが適することになることが多いが、一方積極的にこれ
らの何れかの取付方法に適するように形材及び気密材の
断面を設計することもある。
【0004】上記気密材の形材への取付作業は手作業
か、一部、機械器具を用いるものが殆どである。
【0005】機械器具を用いるものは形材の条溝端部か
ら形材の条溝内へ気密材を挿入する場合に、挿入側入口
側にローラ対を備え、ローラ対の近接対向又は圧接する
周面間に気密材を挿入するものである。この場合、挿入
後の気密材の切断、形材への固定は工具を用いて手作業
となる。
【0006】従来の形材への気密材の取付けは手作業又
は一部のみ機械器具を用いるものであり、自動化されて
いない。そのため、窓、出入口等のサッシの開口枠、障
子を組立てる際に、形材へ気密材を取付けるのに時間が
かかる。形材の条溝から気密材を挿入するため手の力で
挿入するので挿入する際に気密材に加わる力が一定しな
いので形材の条溝へ納まった状態では条溝の長手方向の
位置で所々に特に圧縮が強くされた部分が生じ、気密材
のひれ部分の長手方向の一様性に影響を与える。
【0007】このような点から、形材への気密材取付け
の時間短縮、取付けの正確さに対する強い要請があり、
これらの要請を如何に解決すべきかということを課題の
解決を与えるものとして本考案者は先に特願平2−34
0821号に係わる発明を提案している。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上記本考案者が提案し
た先発明の気密材挿入機は気密材を挿入される条溝を備
えた押出し形材を支持する機台上に備えた形材受と、形
材受に支持した形材の長手方向の一方の延長上に設けら
れ、形材の端部条溝部のかしめ手段、気密材の切断手段
及び往復動自在で駆動装置に連結され、形材の端面への
当接部を備えた位置決め戻し手段を機台上に備えた気密
材挿入側の位置決め端末加工装置と、形材受に支持した
形材の長手方向の他方の延長上に設けられ、形材の端部
条溝部のかしめ手段、及び形材の端面への当接部材を往
復動自在に設けられて、当接部材を駆動装置に結合さ
れ、機台上に備えた反気密材挿入側の位置決め端末加工
装置と、形材の長手方向に関し、気密材挿入側位置決め
端末加工装置の外側に配設され、互いに当接又は近接し
て少なくとも一方のローラが回転駆動手段に連結され、
その対向周面間に気密材を通過させて、気密材を形材の
条溝へ送る送りローラ対と、送りローラ対に近い側に位
置した状態における気密挿入側の位置決め端末加工装置
の形材の端面への当接部との間に配設された気密材の案
内部材とこれらの内の可動部材を制御する制御装置とを
有するものであり、これによって自動で気密材の挿入が
極めて早く、正確に行われる効果がある。然し乍ら、従
来の気密材挿入機はこのように気密材の形材への挿入長
を自動位置決めし、挿入後の切断、気密材を固定するた
めの形材のかしめを自動で行う全自動のもの、或は気密
材の形材への送り込みのみローラ対で行うようにしたも
のを問わず、一対のローラにて気密材を送り込む構造で
あり、機械一台で、一種類の気密材しか挿入できず、多
種類の気密材を挿入するためには、その台数分の機械が
必要であり、材料のロットが大きいなら、有効な機械で
あったが、多品種少量生産の傾向が強まる中、機械稼動
率が低くなり、問題となっている。
【0009】本考案は多種類の気密材を形材へ挿入でき
る安価な気密材挿入機を提供することを提案するもので
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は気密材挿入側の
外側で形材の長手方向に交叉方向に配された複数の回転
自在なローラを有し、前記各ローラに当接又は近接して
一本の共通のローラ軸が回転駆動手段に連結され、その
対向周面間に気密材を通過させて、気密材を形材の条溝
へ送る送りローラ対と、各送りローラの前後に夫々配設
され、送りローラ対の共通接線上に直線状の案内を備え
た気密材の案内部材と、前記各ローラを夫々個別にロー
ラ軸に対して進退する往復動装置を有する気密材挿入機
である。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。図1,2,3は本考案の全体を示す三面図であって
図1は正面図、図2は平面図、図3は側面図である。自
在キャスタ26付の架台25上には上面全面が一平面の
台座22が固定されている。台座22上には気密材送り
装置A,B,C,D,Eが配設されている。気密材送り
装置Eは左右対称に気密材を送り込むためのもので一対
となっている。台座22の長手方向両端部には軸受27
が固定されている。両軸受27にはローラ軸23の両端
部が支持され、ローラ軸23の一端は軸受27を挿通し
た端部にプーリ28が固定されている。架台25の側面
に固定されたモータ取付板24に固定されたモータ29
の軸端にはプーリ31が固定され、プーリ28,31間
にはベルト32が巻掛けてある。
【0012】図4は図2のZ−Z拡大矢視図である。気
密材送り装置A〜Eは何れも同構成であり、図4におい
てローラ軸23に接触又は近接可能なローラ2は支持具
34に固定した固定軸33に回転自在に取付けられてい
る。支持具34を固定したローラ受金具3を先端に取付
けられたピストンロッドを有する流体圧シリンダ35は
台座22に立設した逆L型のスタンド1に固定されてい
る。台座22上に固定した固定台4a,4bはローラ軸
23の両側に配設されている。固定台4a上には挿入側
気密材受5が固定され、固定台4b上には送り出し側気
密材受7が固定されている。両気密材受5,7上には左
右対称に気密材ガイド8,9が固定されている。(図5
参照)図2のX−X拡大矢視図の図5に示すように気密
材受7の上面は一平面で、その上に当接する気密材ガイ
ド8,9の左右の対向部により、気密材を案内する気密
材案内条溝36が形成されている。この条溝36の底面
は気密材受5,7の上面であり、気密材案内条溝36の
底面はローラ2とローラ軸23の幅方向中央をとおる共
通接線の方向である。ローラ2がローラ軸23と接触又
は接近する状態において、ローラ2と気密材ガイド8,
9が干渉しないように気密材ガイド8,9は切欠いてあ
る。
【0013】以上において各気密材送り装置の挿入側に
は異なる形状の気密材を捲回した巻取りドラム(図示さ
れない)が夫々配され、各巻取りドラムからくり出され
た気密材は挿入側の気密材案内条溝36を挿通して、送
り出し側の気密材ガイド8,9の出口側で切断されてい
る。この気密材ガイド8,9の出口側には夫々形材の気
密材を挿入する条溝と気密材カイド7が一直線上になる
ように形材受け(図示されない)を台座22上に取り付
ける図示されないが各形材送り装置の流体圧シリンダ3
5は各個に夫々操作可能としてあり、非作用時はローラ
2が上昇位置にあるようにピストンロッドを引っ込んで
いる。
【0014】次に作用を説明する。モータ29は常時回
転しておいてもよいし、ローラ2の下降を検知して回転
するようにしてもよい。形材は台座22上のその形材に
対応する形材受けにて一端を支持して端部を気密ガイド
8,9と、気密材受け7の垂直面となった端面37に接
近して設けた形材受けのストッパに突き当て、他端を形
材の気密材を挿入する条溝が気密材案内溝36と一直線
上にあるように支持脚で支える。これによって形材の気
密材を送り込む側の端面と気密材ガイド8,9側の端面
37間には薄刃のカッタを挿入する隙間ができるように
なっている。図示されない押ボタンを押すとシリンダ3
5は下向きに付勢されてローラ2は下降する。少なくと
もローラ2が気密材カイド8,9中を挿通する気密材に
接するまでにはローラ軸23は図4において反時計回り
に回転しているが気密材と接するるだけでローラ軸23
と気密材間には圧接力は働かず気密材は停止している。
【0015】ローラ2が下降して気密材をローラ軸23
に向って圧することにより、ローラ軸23との摩擦力に
より気密材は図4において左方へ送られ形材の条溝へ挿
入される。ローラ2は従動回転する。所要長さ形材に気
密材が挿入されると図示されない押ボタンから指を離す
と、流体圧シリンダ35は上昇方向へ付勢され、ローラ
2は上昇するので気密材は停止する。そこで気密材ガイ
ド8,9側端面37と形材端面間の隙間にカッタを挿入
して気密材を切断し、気密材入りの形材を取外す。
【0016】各気密材送り装置について同様であるか
ら、本装置においては5種類の気密材を各種型材に挿入
出来る。尚気密材送り装置Eは同一気密材を左右対称に
して挿入するようにしてあるので一つの形材の気密材用
の左右対称な条溝があれば形材を裏返すことなく、挿入
できる。
【0017】形材へ気密材を挿入切断後は形材の端部を
かしめ気密材を固定する。この気密材挿入、気密材切
断、形材のかしめは本考案者が先に提案した気密材挿
入、切断、かしめを自動で行なう気密材挿入機によって
も行うことができる。気密材挿入機を本考案の装置とす
ることにより、切断、かしめ装置を一台とし多種類の形
材に対応できる。図6はかかる場合の模式図であり、切
断、かしめ装置40と本装置の気密材挿入機41を示し
ている。例えば、切断かしめ装置40と直交する図示矢
印イの方向へ気密材挿入機41を手動又は自動割出し可
能とする。又は逆に気密材挿入機41を固定しておい
て、気密材挿入機41に沿って切断し、かしめ装置40
を割出し移動するようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】本考案は複数のローラに対して、一本の
ローラ軸により、各々ローラ対を対設したため、 (1) 多種類の気密材が一台の機械で挿入可能となり
機械稼動率が向上する。 (2) 機械設置面積が減少する。 (3) 駆動側のローラは一本の軸となり、その支持軸
受も少なくてすみ、駆動モータも一つですみ、多数の気
密材挿入機を用いるのに比べてきわめて部品が少なく設
備コストが減少する。 (4) 多種の気密材を送ることができ、且つ気密材を
送ることのみにて構成できるので、1台の気密材切断、
形材のかしめを行う機械と組合せ用い或は一体的にして
多種の気密材を割出しして挿入可能とできるので応用範
囲が広い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図2の側面図である。
【図4】図2のZ−Z矢視拡大図である。
【図5】図2のX−X矢視拡大図である。
【図6】本考案の応用例を示す模式図である。
【符号の説明】
2・・ローラ 5・・挿入側気密材受 7・・送り出し
側気密材受 8,9・・気密材ガイド 23・・ローラ
軸 35・・流体圧シリンダ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気密材挿入側の外側で形材の長手方向に
    交叉方向に配された複数の回転自在なローラを有し、前
    記各ローラに当接又は近接して一本の共通のローラ軸が
    回転駆動手段に連結され、その対向周面間に気密材を通
    過させて、気密材を形材の条溝へ送る送りローラ対と、
    各送りローラの前後に夫々配設され、送りローラ対の共
    通接線上に直線状の案内を備えた気密材の案内部材と、
    前記各ローラを夫々個別にローラ軸に対して進退する往
    復動装置を有する気密材挿入機。
JP4563491U 1991-05-20 1991-05-20 気密材挿入機 Expired - Lifetime JP2550639Y2 (ja)

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JPH04129297U JPH04129297U (ja) 1992-11-25
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