JP2916493B2 - 気密材挿入機 - Google Patents

気密材挿入機

Info

Publication number
JP2916493B2
JP2916493B2 JP34082190A JP34082190A JP2916493B2 JP 2916493 B2 JP2916493 B2 JP 2916493B2 JP 34082190 A JP34082190 A JP 34082190A JP 34082190 A JP34082190 A JP 34082190A JP 2916493 B2 JP2916493 B2 JP 2916493B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
profile
airtight material
terminal processing
airtight
processing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP34082190A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04209284A (ja
Inventor
将哉 村越
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisash Co Ltd
Original Assignee
Fujisash Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujisash Co Ltd filed Critical Fujisash Co Ltd
Priority to JP34082190A priority Critical patent/JP2916493B2/ja
Publication of JPH04209284A publication Critical patent/JPH04209284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2916493B2 publication Critical patent/JP2916493B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は押出し形材の条溝へ気密材を挿入するために
用いられる気密材挿入機に関する。
「従来の技術」 アルミニウム窓、戸等の開口枠、障子には気密材が多
用されている。これら、気密材のサッシバーへの取付け
は一部突条に係止するものがあるが大部分は条溝に取付
ける。気密材の取付けられる条溝は断面は口部がせまく
奥部がせまく、典型的な形状はT溝である。
気密材を形材の条溝へ取付けるには条溝端部から、気
密材を挿入し、条溝の長手方向に気密材の取付部を滑ら
せて挿入する方法と、条溝口部外側に気密材の取付部を
沿わせて、気密材の弾力に抗して気密材取付部を圧縮し
て条溝口部から条溝中へ押込み、条溝の奥部で該取付部
が拡大することにより気密材が条溝から外れないように
する方法がある。これら各々の気密材取付方法では形材
の条溝断面、気密材の取付部形状により何れかが適する
ことになることが多いが、一方積極的にこれらの何れか
の取付方法に適するように形材及び気密材の断面を設計
することもある。
上記気密材の形材への取付作業は手作業が殆んどであ
るが、一部、機械器具を用いるものがある。
機械器具を用いるものは形材の条溝端部から形材の条
溝内の気密材を挿入する場合に、挿入側入口側にローラ
対を備え、ローラ対の近接対向又は圧接する周面間に気
密材を挿入するものである。この場合、挿入後の気密材
の切断、形材への固定は工具を用いて手作業となる。
「発明が解決しようとする課題」 従来の形材への気密材の取付けは手作業又は一部のみ
機械器具を用いるものであり、自動化されていない。そ
のため、窓、出入口等のサッシの開口枠、障子を組立て
る際に、形材へ気密材を取付けるのに時間がかかる。形
材の条溝から気密材を挿入するため手の力で挿入するの
で挿入する際に気密材に加わる力が一定しないので形材
の条溝へ納まった状態では条溝の長手方向の位置で所々
に特に圧縮が強くされた部分が生じ、気密材のひれ部分
の長手方向の一様性に影響を与える。
このような点から、形材への気密材取付けの時間短
縮、取付けの正確さに対する強い要請があり、本発明は
これら要請を如何に解決すべきかということを課題とす
るものである。
「課題を解決するための手段」 本発明の第1の発明は気密材を挿入される条溝を備え
た押出し形材を支持する機台上に備えた形材受と、形材
受に支持した形材の長手方向の一方の延長上に設けら
れ、形材の端部条溝部のかしめ手段、気密材の切断手段
及び往復動自在で駆動装置に連結され、形材端面への当
接部を備えた位置決め戻し手段を機台上に備えた気密材
挿入側の位置決め端末加工装置と、形材受に支持した形
材の長手方向の他方の延長上に設けられ、形材の端部条
溝部のかしめ手段、及び形材の端面への当接部材を往復
動自在に設けられて、当接部材を駆動装置に結合され、
機台上に備えた反気密材挿入側の位置決め端末加工装置
と、形材の長手方向に関し、気密材挿入側位置決め端末
加工装置の外側に配設され、互いに当接又は近接して少
なくとも一方のローラが回転駆動手段に連結され、その
対向周面間に気密材を通過させて、気密材を形材の条溝
へ送る送りローラ対と、送りローラ対に近い側に位置し
た状態における気密材挿入側の位置決め端末加工装置の
形材の端面への当接部との間に配設された気密材の案内
部材とこれらの内の可動部材を制御する制御装置とを有
する気密材挿入機である。
本発明の第2の発明は気密材挿入側の位置決め端末加
工装置に向って反気密材挿入側の位置決め端末加工装置
を送るように反気密材挿入側の位置決め端末加工装置の
駆動装置を付勢して形材受上の形材を送り、送りローラ
対の回転駆動手段を駆動して気密材を送り込み、反気密
材挿入側の位置決め端末加工装置の当接部に当接したこ
とを検知して送りローラ対を停止し、かしめ手段、切換
手段を駆動して形材の条溝の両側をかしめて、気密材を
切断して復動し、反気密材挿入側の位置決め端末加工装
置の位置決め戻し手段の駆動装置を復動し、気密材挿入
側の位置決め端末加工装置の駆動装置を復動させる制御
装置を備えた第1の発明に記載の気密挿入機である。
本発明の第3の発明は形材に気密材挿入後、反気密材
挿入側の位置決め端末加工機のかしめ手段を駆動後に、
送りローラ対をわずかに逆転して、気密材挿入側の位置
決め端末加工機のカッタかしめ手段を駆動することを特
徴とする制御装置を備えた第2の発明に記載の気密材挿
入機である。
本発明の第4の発明は形材受の傍に配設され、機外へ
向って下るように傾斜した排出シュートと、形材受上の
形材の側方を押して排出シュート上部へ気密材の挿入さ
れた形材を押し出すプッシャーを備えた第1の発明から
第3の発明の何れか1つに記載の気密材挿入機である。
本発明の第5の発明は形材受は気密材挿入側と反気密
材挿入側に設けられ、反気密材挿入側の形材受は反気密
材挿入側の位置決め端末加工装置に固定されていること
を特徴とする第1の発明に記載の気密材挿入機である。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は正面図、第2図は第1図の平面図、第3図は
第1図の一部図略した側面図、第4図は気密材Wの断面
図、第15図は第1図の右上側の一部拡大図、第16図は第
1図の左上側の一部拡大図である。気密材Wは形材1の
T溝形の条溝2中に挿入される取付部3と、形材1が例
えば障子の框とした場合相手の開口枠4に弾力で接する
ひれ5を備えている。気密材Wはポリ塩化ビニルPVCに
滑性剤が入ったものであり、取付部3はスプリング硬度
HS90゜、ひれ5はスプリング硬度HS65゜の二種の材で形
成され、取付部3は材質と形状でもって比較的剛性をも
たせ、ひれ5は軟質材で弾力を生じ易い形状である。
機台6にはその下面4つの角に車輪7を備えている。
機台6上面には直線状の案内8が設けてある。案内8は
その摺動面8が断面鳩尾形状である。機台6上には固定
形材受11が支持台25を介して固定され、又、第1図、第
2図の左側の反気密材挿入側の位置決め端末加工装置13
に移動形材受12が設けられている。反気密材挿入側の位
置決め端末加工装置13に対向して機台6上には気密材挿
入側の位置決め端末加工装置14が配設されている。
反気密材挿入側の位置決め端末加工装置13は形材受1
1,12に支持した形材1の長手方向の延長上に設けられ、
その構成は以下のとおりである。機台6上の案内8に移
動自在に摺動台15が滑合し、摺動台15にねじ込んだボル
ト16をボルト16に固定した固定ハンドル17でねじ込み、
ボルト16で案内8の側部を押圧し、位置を調節可能とし
て固定するようにしてある。摺動台15には前記移動形材
受12が固定されており、並列する流体圧駆動のクランプ
シリンダ18のピストンロッド19端がスタンド21を介して
固定されている。クランプシリンダ18には、反気密材挿
入側の形材1の端部近くの条溝2の周辺のかしめ手段2
2、形材1の端部に当接する当接部材23及び気密材端部
検出手段24を備えている。
気密材挿入側の位置決め端末加工装置14は形材受11,1
2上に支持した形材1の長手方向の延長上に設けられ、
その構成は以下のとおりである。機台6上に固定された
支持台25上には形材1の端部近くの条溝2の周辺のかし
め手段26、気密材Wの切断手段27が設定されている。
又、形材1の端面への当接部材28が往復動自在に設けら
れ、当接部材28は駆動装置の形材戻しシリンダ29のピス
トンロッド31端に固定されている。該当接部材28は形材
受11,12に支持した形材1の長手方向に平行な図示され
ない案内に案内されている(詳細な説明は後述)。上記
において、かしめ手段26には切断手段27が付設されてお
り、かしめ手段26は支持台25上に立設したスタンド32に
固定された上下動する流体圧駆動のカットかしめシリン
ダ37のピストンロッド端に固定した工具台33の下端部に
かしめ工具34及びカッタ35を取付けてあるカッタ35は斜
設した切刃を備えており、当接部材28が右行した右行限
位置において、当接部材28の当接面36とカッタ35の左側
面が一致する位置にある(第11図、第15図参照。)工具
台33は平行平面の外側面を持ち第5図に示すようにスタ
ンド32上部から垂下された2枚の平行平板の案内38に該
外側面が滑合している。
反気密材挿入側の位置決め端末加工装置13のかしめ手
段22は第6図に示すようにクランプシリンダ18上に立設
したスタンド39に固定された上下動する流体圧駆動のか
しめシリンダ41のピストンロッド端に固定した工具台33
の下端部にかしめ工具34が固定されている。工具台33は
平行平面の外側面を持ち、スタンド39上部から垂下して
いる平行平板の案内42に該外側面が滑合している。
クランプシリンダ18上に設けた当接部材23の当接面44
は形材受11,12上に置かれた形材1の条溝2の端部をふ
さがないように形材1の端面に当接するように設けてあ
る。
クランプシリンダ18上に固定した気密材端部検出手段
24例えばマイクロスイッチのアクチュエータ46は形材受
11,12上に置かれた形材1の条溝2と一致し条溝2に入
り得る大きさであり、クランプシリンダ18の右行と共に
右行した該アクチュエータ46はマイクロスイッチの非作
動(押されていない状態)状態で条溝2中へ入り、クラ
ンプシリンダ18の右行限位置において、形材1の条溝2
中の該アクチュエータ46を押すと、アクチュエータ46端
面が形材1の端面と一致するわずかに手前でマイクロス
イッチが作動するようになっている。
気密材挿入側の位置決め端末加工装置14の外側には送
りローラ51,52対が配設されている。送りローラ対51,52
はその外周が互いに当接又は近接して少なくとも一方の
ローラが回転駆動手段のモータ53により駆動されるもの
である。
第7図は送りローラ対の正面図、第8図は第7図の側
面図、第9図は第7図のA−A断面図である。送り下ロ
ーラ52は機台6に固定した下部軸受箱54に装着した軸受
55により支持された送り下ローラ軸56に固定されてい
る。下部軸受箱54の側方には垂直方向の案内部材57が固
定されており、該案内部材57には上部軸受箱58が移動自
在に嵌合し、上部軸受箱58に装着した軸受59に支持され
た送りローラ軸61に送り上ローラ51が固定されている。
該上部軸受箱58はばね装置62で下部軸受箱54に向って付
勢されており、ばね力による移動限位置では送り上ロー
ラ51と下ローラ52は近接又は圧接している。送り上ロー
ラ軸61は平行掛けのベルト装置60を介してモータ53は連
結されている。該ベルト装置60のベルト63の張設部には
アイドルプーリ64が押圧されている。アイドルプーリ64
は不動位置に設けた回転自在な根本軸65に固定された揺
動アーム66端に固定された軸67に回転自在に支持されて
いる。揺動アーム66はベルト63に張力を与えるようにベ
ルト63を押圧した上図示されない固定手段で固定されて
いる。
下部軸受箱54には気密材案内部材68,69が一直線上に
固定されている。該案内部材68,69には気密材Wが送り
ローラ対51,52の対向周面間をとおり接線方向にのびる
案内条溝71が設けてある。案内条溝71は気密材Wの取付
部3が滑合できる口部より奥側の広い溝を有する。本例
ではT溝となっている。気密材Wの取付部3は該案内状
溝71のT溝に入り、ひれ5はT溝外へ出るようになって
いる。これによって、気密材Wの取付部底面は送り下ロ
ーラ52の周面に接し、ひれ5は送り上ローラ51の周面に
より圧せられ、断面が折曲しているひれ5は取付角θ
1、折曲角θ2が夫々小さくなり、送りローラ対51,52
との間に圧接力が生じ、気密材Wの送り力が生ずるよう
になっている。
第10図は第1図のB−B断面図であり、形材受け及び
シュートを示してある。形材受11,12はこれらを取付け
る部材を異にする外は同一である。形材受11は機台6
に、形材受12は反気密材挿入側の位置決め端末加工装置
13に、固定されるスタンド47を備え、スタンド47には受
金48が固定されている。受金48は形材1の内側材部70
(第12図参照)を接して形材1を載置する形材載置面49
と形材1の短手方向を位置決めするため、形材1の内部
側フランジ74端面を当接する位置決め面73と内部側フラ
ンジ74が当らないようにする逃げ溝75を備え、形材載置
面49の端部には導出斜面50が設けられ、導出斜面50の下
方に機台6の長手方向に対して横方向に下るシュート6
の上端部が位置する。シュート76は摺動台15、支持台25
に固定されている。第2図に示すように機台6及び摺動
台15上に夫々設けたブラケット77には形材1の長手方向
に直交して形材を押出す2組の形材押出しシリンダ78が
設けてある。
第11図は気密材挿入側の位置決め端末加工装置14の当
接部材回りの詳細を示す平面図、第12図は第11図の側面
図である。第1図で右行端にある当接部材28の当接面36
よりも退いた位置に基部85を持つ一組の位置決め部材79
が支持台25に固定されている。形材1の内側材部70と外
側材部80をつなぐ中空部形成用連結材部81及び中空部内
連結材部82の互いに反対向側の面に当接する内側ガイド
部83,84が位置決め部材79の基部85から突出している。
内側ガイド部83,84は形材1の長手方向を向いて基部85
から突出しており、先細となっている。又、形材1の中
空部を形成する他の連結材部86、及び前述した中空部を
構成する連結材部81に隣って外側材部80から分れた突条
87に当接する外側ガイド部88,89を備える。これらは位
置決め部材79として機能するが外側ガイド部89も支持台
25に固定されている。外側ガイド部88,89の先端部の対
向部及び対向部近くの上下面を斜設にして先細とした導
入部91,92を備えている。
当接部材28はL形をしており、第12図に示すように支
持台25上の案内93に滑合しており、その垂直材部95は内
側ガイド部84と外側ガイド部89の間を通過可能とし、又
水平材部94上面は内側ガイド部84に接するようになって
いる。
第13図は各動作部材の運動位置の検出手段の位置を示
す。各シリンダ、即ち、クランプシリンダ18、かしめシ
リンダ41、カッタかしめシリンダ37、形材戻しシリンダ
29、形材押出しシリンダ78は空気又は油圧等の流体圧源
と四方切換弁を介して連通している。本例では簡単のた
め四方切換弁をスプリングオフセット形として説明し、
上記各シリンダ夫々の後退位置は四方切換弁のソレノイ
ド消勢状態で達せられ、各シリンダの前進位置において
マイクロスイッチLS1,LS2,LS3,LS5,LS6が作用するもの
とする。従ってマイクロスイッチは各シリンダの運動部
に固定した部材によって動作するようにし、通常は図示
されないこれら各部材に固定したドッグによりマイクロ
スイッチは動作する。ただし、気密材端部検出手段24の
マイクロスイッチMSは気密材Wの先端が直接そのアクチ
ュエータを押すことにより作動するようになっているこ
とは既にのべたとおりである。マイクロスイッチLS4は
かしめカッタシリンダ37の後退確認用である。
始動前、通常気密材Wは前回動作で切断手段27のカッ
タ35で切断された位置にある。この場合は直ちに始動ボ
タンPBを押してよい。そうでない場合は気密材案内条溝
71に気密材Wを挿入し、気密材Wの先端部を送り上ロー
ラ51、送り下ローラ52間の周面対向部間に押し込んでお
く。形材1を形材受11,12上に置き形材載置面49に内側
材部70を当接させて形材受の位置決め面73に形材の内部
側フランジ74端面を押し当てる。これによって形材1の
条溝2は気密材Wの進入方向と一致する。
第14図は動作説明図である。始動ボタンPBを押すとリ
レーコイル(以下単にリレーという)R1は付勢されその
自己保持接点R1−1が閉じて自己保持され、リレーR1の
常開接点R1−2は閉じる。これによってクランプシリン
ダ18と流体圧源との間に介装されている図示されない四
方切換弁のソレノイドSOL1は付勢され、クランプシリン
ダ18は前進(第1図において右行)しクランプシリンダ
18と共にかしめ手段22、当接部材23、形材端部検出手段
24は右行し当接部材23の端部当接面は形材1の端部を押
して形材1を形材受11,12上を滑らせて第1図において
右行させる。形材1の進行方向の先端部は気密材挿入側
に設けた内側ガイド部83,84、外側ガイド部88,89に案内
されて進み、形材1の先端面は当接部材の当接面36に当
接する。その際に内側ガイド部83,84の先端が先細であ
り、外側ガイド部88,89に導入部91,92が設けてあるた
め、形材1が形材受11,12上で多少の位置決め不良があ
っても、位置を規正され、気密材案内部材68,69の案内
条溝71を形材1の気密材取付用の条溝2は一致する。
又、これによって形材1は固定される。
クランプシリンダ18の右行端でマイクロスイッチLS1
が押されるとモータ53は回転し、送り上ローラ51は回転
し、気密材Wを介して送り下ローラ52は従動回転し、気
密材Wは気密材案内部材68,69中の案内条溝71をとお
り、形材1の条溝2に向って進み、形材1の条溝2に入
り進み、気密材Wの先端が形材1の端部と一致する位置
にくると形材端部検出手段24のマイクロスイッチMSのア
クチュエータ46が気密材Wにより押され閉じる。
これによってリレーR2が付勢され、その常閉接点R2−
1が開いてモータ53は停止すると共にその常開接点R2−
2が閉じて自己保持され、その常開接点R2−3が閉じ、
かしめ手段22に備えるかしめシリンダ41と流体圧源との
間に介装されている四方切換弁のSOL2が付勢され、反気
密材挿入側のかしめ工具34は降下して形材1の端部をか
しめて気密材Wの挿入した形材1の先端部を変形して気
密材Wを形材1に固定する。
かしめ手段22のかしめ工具34の下降によりその下降端
を検出するマイクロスイッチLS2が閉じるとリレーR3は
付勢され、その常開接点R3−1は開いて、SOL2は消勢さ
れ、常開接点R3−2は閉じて保持され、かしめシリンダ
41は上昇してかしめ工具34は上昇する。同時にタイマ−
TMが動作してその接点T−1は設定時間閉じ、モータ53
を逆転させる。この逆転角は、送りローラ51,52対で気
密材Wを送る際、気密材Wは形材1の条溝2との摩擦抵
抗に抗して進行方向の後から力を加えるために圧縮さ
れ、そのままの状態では曲りがわずかにあり、又応力が
残っているので、わずかに戻して気密材Wを一直線上と
するものであり、既に反気密材挿入側の端部で気密材W
が形材1に固定されているので気密材Wが仮に引張られ
ても抜けることはない。タイマーTMの限時動作により、
モータ53の逆転は接点T−1の開成により停止する。瞬
時動作常開接点T−2は限時動作により、モータ53の逆
転後に合せて瞬時閉じ。リレーR4を付勢して、その常開
接点R4−1が閉じて自己保持され、常開接点R4−2が閉
じてカッタかしめシリンダ37と流体圧源との間に介装し
た四方切換弁のSOL3は付勢されカッタかしめシリンダ37
が下降し、切断手段のカッタ35、かしめ工具34は下降
し、形材1の条溝2近くの気密材Wの挿入側をかしめ、
形材1の端面と併せて気密材Wは切断される。カッタか
しめ手段30が下降端のマイクロスイッチLS3を押すと、
リレーR5は付勢され、その常閉接点R5−1は開いてカッ
タかしめシリンダ37と流体圧源の間に介装した四方切換
弁のソレノイドSOL3は消勢し、その常開接点R5−2は閉
じて自己保持され、カッタかしめシリンダ37は上方へ向
って付勢させ、切断手段のカッタ35、かしめ工具34は上
昇し、上昇端のマイクロスイッチLS4が押されるとタイ
マーTM2は付勢され、その接点TM2−1はしばらく開いて
閉じ、接点TM2−2はしばらく閉じて開き、リレーR1は
消勢されて、その接点R1−1,R1−2は開いてSOL1は消勢
され、クランプシリンダ18と流体圧源との間に介装され
ている四方切断弁は切換えられて、クランプシリンダ18
は第1図において左行する。接点TM2−2が閉じると同
時に形材戻しシリンダ29と流体圧源との間に介装されて
いる四方切換弁のソレノイドSOL4を付勢して、形材戻し
シリンダ29に連結した当接部材28を第1図において左行
させる。当接受材28は形材1を左行させる。当接部材28
の左行限位置においてマイクロスイッチLS5が押される
とリレーR7は付勢され、その常閉接点R7−1は開いてソ
レノイドSOL4を消勢し、当接部材28を第1図において右
行させる。同時にその常開接点R7−2を閉じて自己保持
すると共に形材押出しシリンダ78と流体圧源との間に介
装してあるスプリングオフセットの四方切換弁のソレノ
イドSOL5を付勢し、形材押出しシリンダ78を前進(ピス
トンロッド突出)させて、形材1を形材受11,12からシ
ュート76の上に落すと形材1はシュート76上を滑降し
て、シュート76下端で停止する。形材押出しシリンダ78
の前進端のマイクロスイッチLS6が押されるとリレーR8
が付勢され、その常開接点R8−2は閉じて自己保持さ
れ、その常閉接点R8−1は開いてソレノイドSOL5は消勢
され、流体圧回路は切り換えられ、形材押出しシリンダ
78は後退する。
実施例は気密材挿入側の形材を形材受から搬出するの
に形材押出しシリンダとシュートを用いているが、リフ
ト又はオートアンローダて搬出してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は上記に説明したようにしたから、形材の条溝
へ気密材を挿入するのが著しく早い時間で完了し、且
つ、正確に挿入される効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の正面図、第2図は第1図の平
面図、第3図は第1図の側面図、第4図は気密材の断面
図、第5図はカッタかしめ手段の側面図、第6図はかし
め手段の側面図、第7図は気密材の送り装置の正面図、
第8図は第7図の側面図、第9図は第7図のA−A断面
図、第10図は形材受及びシュートの側面図、第11図は気
密材挿入側の形材位置決め規正部の平面図、第12図は第
11図の側面図、第13図は制御装置の運動部検出手段の配
置図、第14図は動作説明図、第15図、第16図は夫々が第
1図の一部拡大図である。 1……形材、2……条溝、3……取付部、4……開口
枠、5……ひれ、6……機台、7……車輪、8……案
内、9……摺動面、11,12……形材受、13,14……位置決
め端末加工装置、15……摺動台、16……ボルト、17……
固定ハンドル、18……クランプシリンダ、19……ピスト
ンロッド、21……スタンド、22……かしめ手段、23……
当接部材、24……気密材端部検出手段、25……支持台、
26……かしめ手段、27……切断手段、28……当接部材、
29……形材戻しシリンダ、30……カッタかしめ手段、31
……ピストンロッド、32……スタンド、33……工具台、
34……かしめ工具、35……カッタ、36……当接面、37…
…カツタかしめシリンダ、38……案内、39……スタン
ド、41……かしめシリンダ、42……案内、44……当接
面、46……アクチュエータ、47……スタンド、48……受
金、49……形材載置面、50……導出斜面、51,52……送
りローラ対、53……モータ、54……下部軸受箱、55……
軸受、56……送り下ローラ軸、57……案内部材、58……
上部軸受箱、59……軸受、60……ベルト装置、61……送
り上ローラ軸、62……ばね装置、63……ベルト、64……
アイドルプーリ、65……根本軸、66……揺動アーム、67
……軸、68,69……気密材案内部材、70……内側部材、7
1……案内条溝、72……外部側フランジ端面、73……位
置決め面、74……内部側フランジ、75……逃げ溝、76…
…シュート、77……ブラケット、78……形材押出しシリ
ンダ、79……位置決め部材、80……外側材部、81,82…
…連結材部、83,84……内側ガイド部、85……基部、86
……連結材部、87……突条、88,89……外側ガイド部、9
1,92……導入部、93……案内、94……水平材部、95……
垂直材部、W……気密材。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気密材を挿入される条溝を備えた押出し形
    材を支持する機台上に備えた形材受と、形材受に支持し
    た形材の長手方向の一方の延長上に設けられ、形材の端
    部条溝部のかしめ手段、気密材の切断手段及び往復動自
    在で駆動装置に連結され、形材の端面への当接部を備え
    た位置決め戻し手段を機台上に備えた気密材挿入側の位
    置決め端末加工装置と、形材受に支持した形材の長手方
    向の他方の延長上に設けられ、形材の端部条溝部のかし
    め手段、及び形材の端面への当接部材を往復動自在に設
    けられて、当接部材を駆動装置に結合され、機台上に備
    えた反気密材挿入側の位置決め端末加工装置と、形材の
    長手方向に関し、気密材挿入側位置決め端末加工装置の
    外側に配設され、互いに当接又は近接して少なくとも一
    方のローラが回転駆動手段に連結され、その対向周面間
    に気密材を通過させて、気密材を形材の条溝へ送る送り
    ローラ対と、送りローラ対に近い側に位置した状態にお
    ける気密材挿入側の位置決め端末加工装置の形材の端面
    への当接部との間に配設された気密材の案内部材とこれ
    らの内の可動部材を制御する制御装置とを有する気密材
    挿入機。
  2. 【請求項2】気密材挿入側の位置決め端末加工装置に向
    って反気密材挿入側の位置決め端末加工装置を送るよう
    に反気密材挿入側の位置決め端末加工装置の駆動装置を
    付勢して形材受上の形材を送り、送りローラ対の回転駆
    動手段を駆動して気密材を送り込み、反気密材挿入側の
    位置決め端末加工装置の当接部に当接したことを検知し
    て送りローラ対を停止し、かしめ手段、切換手段を駆動
    して形材の条溝の両側をかしめて、気密材を切断して復
    動し、反気密材挿入側の位置決め端末加工装置の位置決
    め戻し手段の駆動装置を復動し、気密材挿入側の位置決
    め端末加工装置の駆動装置を復動させる制御装置を備え
    た請求項1に記載の気密材挿入機。
  3. 【請求項3】形材に気密挿入後、反気密材挿入側の位置
    決め端末加工機のかしめ手段を駆動後に、送りローラ対
    をわずかに逆転して、気密材挿入側の位置決め端末加工
    機のカッタかしめ手段を駆動することを特徴とする制御
    装置を備えた請求項2に記載の気密材挿入機。
  4. 【請求項4】形材受の傍に配設され、機外へ向って下る
    ように傾斜した排出シュートと、形材受上の形材の側方
    を押して排出シュート上部へ気密材の挿入された形材を
    押し出すプッシャーを備えた請求項1から3の何れか1
    つに記載の気密材挿入機。
  5. 【請求項5】形材受は気密材挿入側と反気密材挿入側に
    設けられ、反気密材挿入側の形材受は反気密材挿入側の
    位置決め端末加工装置に固定されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の気密材挿入機。
JP34082190A 1990-11-30 1990-11-30 気密材挿入機 Expired - Lifetime JP2916493B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34082190A JP2916493B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 気密材挿入機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34082190A JP2916493B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 気密材挿入機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04209284A JPH04209284A (ja) 1992-07-30
JP2916493B2 true JP2916493B2 (ja) 1999-07-05

Family

ID=18340608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34082190A Expired - Lifetime JP2916493B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 気密材挿入機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2916493B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2154528B1 (es) * 1997-12-12 2001-11-16 Fivent Sa Maquina para insertar en perfiles, automatica y continuamente, juntas y/o burletes.
JP6184306B2 (ja) * 2013-11-28 2017-08-23 Ykk株式会社 建具用線材の挿入装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04209284A (ja) 1992-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105377464A (zh) 自动化间隔框架制作和方法
CN210632766U (zh) 一种料件偏位自动复位停机保护的连续冲压模具
JP2916493B2 (ja) 気密材挿入機
JPH0340121B2 (ja)
US11697147B2 (en) Apparatus and method for forming duct flanges and duct work
KR840002312B1 (ko) 슬라이더가 부착된 간헐 연속 파스너 체인에 대한 상지구 자동부착방법 및 그 장치
US5365813A (en) System for making picture frames
CN113510182B (zh) 一种型材连续生产线
JP2566538B2 (ja) ピアスナット打込み装置
US7757386B2 (en) Crimping press
CN109720679B (zh) 一种工业标签剪切系统
JP2550639Y2 (ja) 気密材挿入機
US4377893A (en) Apparatus and method for aligning a weatherstrip guideway with a receiving slot
CN116369637B (zh) 一种拉链贴胶冲孔机
CA1208893A (en) Method and apparatus for securing bottom end stop to fastener chain
CN110789936A (zh) 一种led部件的排料执行机构
CN220922502U (zh) 一种汽车密封条冲切机
CN218857773U (zh) 一种弧形工件冷压设备
CN117227196B (zh) 一种铝合金门窗的生产加工设备
EP0150508B1 (en) Method and apparatus for removing coupling elements from slide fastener stringers
CN217242938U (zh) 金属拉链成型上下止、穿头、切断、拉头检测五合一设备
CN110883247B (zh) 一种管件侧孔定位机构
CN114571522B (zh) 密封毛条边沿开槽装置及方法
CN219704056U (zh) 一种保护套的自动装配装置
CN218252405U (zh) 一种链牙冲孔设备