JP6610161B2 - エアレスタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、高圧空気を用いることなく、自らの構造によって荷重を支持することができるエアレスタイヤに関する。
近年、下記特許文献1乃至4等によって、エアレスタイヤが種々提案されている。エアレスタイヤは、高圧空気を用いることなく、自らの構造によって荷重を支持することができる。従って、エアレスタイヤは、パンクしないという利点を有する。
図6には、典型的なエアレスタイヤ100の側面図が示されている。エアレスタイヤ100は、弾性体からなる接地面を有する円筒状のトレッドリング102と、トレッドリング102の半径方向内側に配されかつ車軸104に固定される金属製のハブ部106と、トレッドリング102とハブ部106とを連結するための複数のスポーク108とを具えている。各スポーク108は、例えば、比較的柔軟なエラストマー材料からなり、トレッドリング102側に固定された外端108aと、ハブ部106側に固定された内端108bとを有する。この例では、タイヤに荷重が負荷されていない状態において、各スポーク108は、タイヤ放射面110(タイヤ回転軸CLを含む平面)に沿って直線状にのびている。
上記のようなエアレスタイヤ100では、トレッドリング102の剛性がタイヤ周方向に不均一になる。例えば、トレッドリング102のうち、スポーク108の外端108aが接続されている部分は、スポーク108が接続されていない部分よりも高い剛性を具えている。換言すれば、この種のエアレスタイヤ100は、トレッドリング102の剛性の大きい部分及び小さい部分が交互に接地するので、走行時に振動が発生し、乗り心地が悪いという欠点があった。
上記欠点を解消するために、図7(a)及び(b)に示されるようなエアレスタイヤ200が下記特許文献4で提案されている。このエアレスタイヤ200は、図7(a)に示されるように、トレッドリング202とハブ部206とを連結するためのスポーク208が、タイヤ放射面110に対して角度θで斜めに傾けられている。このようなスポーク208は、タイヤ放射面に110に沿ったスポークに比べて、トレッドリング202の剛性がタイヤ周方向に急激に変化するのを防止し、上記のような走行中の振動を防止して、優れた乗り心地を提供するという効果が期待されている。
また、図7(b)は、トレッドリング202を内周面側から見た展開図であり、上下方向がタイヤ周方向に対応している。図7(b)から明らかなように、この例のエアレスタイヤにおいては、トレッドリング202の円周方向において、常に、スポーク208が路面と接地する(実際には、トレッドリング202を介して接地する)ように構成されている。従って、この場合のエアレスタイヤ200は、上記のような走行中の振動をさらに効果的に防止して、優れた乗り心地を提供するという効果が期待されている。
特許第4852767号公報 特許第4914211号公報 特許第4855646号公報 特許第5539479号公報
エアレスタイヤの負荷走行中、各スポークは、伸長及び曲げを繰り返す。例えば、図6に戻ると、トレッドリング102の接地面の直上に位置するスポーク108には、相対的に大きな曲げが作用する一方、ハブ部106の直上に位置するスポークは、垂直荷重を受けるハブ部106によって相対的に大きく引き伸ばされることが理解される。従って、スポークには、主として、曲げ及び引張の繰り返し変形に耐え得る構造が必要である。
さらに、図8(a)には、エアレスタイヤ200の無負荷時の部分側面図が示されており、図8(b)には、垂直荷重を受けて接地した状態が示されている。図8(a)のように、無負荷時では、トレッドリング202に斜めに接続されたスポーク208の外端208aは、トレッドリング202の円弧状内周面形状に沿った円弧状を呈する。一方、図8(b)のように、荷重を受けてトレッドリング202が路面に接地した場合、その接地面の直上の位置において、スポーク208の外端208aは、フラットになったトレッドリング202の内周面に沿うように直線状に変化する。このとき、スポーク208の外端208a側の部分には曲げ変形が生じ、その変形量は、周方向の中央部付近で最も大きく、両端部に向かって徐々に小さくなる。
一方、エアレスタイヤ200のハブ部206は、実質的に変形しない金属材料で形成されている。従って、ハブ部206側に固定されているスポーク208の内端208b側の部分は、単純に長さが短くなる方向に曲げられるだけである。
以上のように、乗り心地を向上させるために、タイヤ放射面に対して傾斜するように配置されたスポークを有するエアレスタイヤでは、当該スポークのタイヤ半径方向の外端側に歪が集中しやすく、その部分を起点として早期に損傷が生じるという問題があった。
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、スポークの耐久性を向上させることが可能なエアレスタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、エアレスタイヤであって、弾性体からなる接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に配されかつ車軸に固定される実質的に非伸張性材料からなるハブ部と、弾性材料からなりかつ前記トレッドリングと前記ハブ部とを連結するための複数のスポークとを具えており、前記各スポークは、前記トレッドリング側に固定された外端と、前記ハブ部側に固定された内端とを有し、前記外端及び前記内端は、いずれも、タイヤ軸方向に対して斜めにのびており、前記スポークの前記外端側の圧縮剛性Sは、前記スポークの前記内端側の圧縮剛性Sよりも大きいエアレスタイヤである。
本発明の他の態様では、前記圧縮剛性の比S/Sが0.95以下であるのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記圧縮剛性の比S/Sが0.20〜0.95であるのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記各スポークにおいて、前記外端から前記内端までの実長Lsは、前記外端から前記内端までの最短距離Ldの1.01〜1.10倍であるのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記スポークの前記外端側の厚さtは、前記スポークの前記内端側の厚さtよりも大きくすることができる。この場合、スポークの前記外端側の厚さtは、前記スポークの前記内端側の厚さtの1.2倍以下であるのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記スポークのタイヤ半径方向に沿った横断面において、前記スポークの前記内端側の曲率半径Rは、前記スポークの前記外端側の曲率半径Rよりも小さいのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記各スポークの前記外端及び前記内端は、タイヤ回転軸を通る同一の放射方向線上に設けられているのが望ましい。
本発明の他の態様では、前記各スポークの前記外端側の前記放射方向線に対する傾斜角度が、前記内端側の前記放射方向線に対する傾斜角度よりも小さいことが望ましい。
タイヤ放射面に対して斜めに傾けられたスポークを持つエアレスタイヤにおいて、荷重負荷時のスポークの主な変形は、タイヤの撓み量に伴う変形である。また、スポークの外端側については、接地時、円弧状の外端が直線状となる変形がさらに加わる。一方、ハブ部側であるスポークの内端側の変形は、基本的には、上記撓み量による変形だけである。従って、従来のエアレスタイヤのスポークに生じる歪は、内端側よりも外端側でより大きくなる傾向がある。スポークの耐久性は、その変形の繰り返しによる歪及びそれによる発熱に支配される。従って、スポークの耐久性を高めるためには、スポークに局所的に大きな歪が生じないように、歪を極力分散させることが重要である。
本発明のエアレスタイヤは、スポークの外端側の圧縮剛性Sが、スポークの内端側の圧縮剛性Sよりも大きく構成されている。これにより、タイヤ走行時、スポークの外端側に生じる歪を相対的に低減させる一方、スポークの内端側に生じる歪を相対的に増加させることができる。これにより、タイヤ走行中に各スポークに作用する歪が分散乃至均一化され、ひいては、スポークの耐久性が向上する。
以上のような作用により、斜めスポークを有する本発明のエアレスタイヤは、優れた乗り心地を維持しながら、耐久性を大幅に向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るエアレスタイヤの全体側面図である。 図1のエアレスタイヤの部分斜視図である。 スポークの断面図である。 (a)はスポークの外端側の圧縮剛性を説明するための断面図、(b)はスポークの内端側の圧縮剛性を説明するための断面図である。 スポークの他の実施形態を示す断面図である。 従来のエアレスタイヤの側面図である。 (a)は従来のエアレスタイヤの斜視図、(b)はそのトレッドリングを内周面側から見た展開図である。 (a)は図7のエアレスタイヤの無負荷状態の部分側面図、(b)はその接地状態の図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は本実施形態のエアレスタイヤ1の全体側面図、図2はその部分斜視図が示されている。図1及び図2に示されるように、本実施形態のエアレスタイヤ1は、弾性体からなる円筒状のトレッドリング2と、トレッドリング2のタイヤ半径方向内側に配されるハブ部3と、弾性材料からなりかつトレッドリング2とハブ部3とを連結するための複数のスポーク4とを具えている。この実施形態では、例えば、乗用車用に設計されたエアレスタイヤが示されているが、本発明は、あらゆる車両用のタイヤとして適用される。
トレッドリング2は、連続した環状体であって、路面に接地する接地面2aと、その反対側の面である内周面2bとを有する。トレッドリング2は、例えば、耐摩耗性に優れたゴムと、その内部に配されたコード補強層とを含んで構成され得る。これらの詳細については、慣例に従って種々の態様が採用される。図1の側面視から理解されるように、接地面2a及び内周面2bは、いずれも円筒面として形成されている。接地面2aには、溝、凹部、さらには貫通孔等、路面の水をタイヤの外部に排出するための種々なパターンが提供され得る。
ハブ部3は、空気入りタイヤに装着されるいわゆるホイールリムに相当する部分であって、図示しない車軸に固定される。ハブ部3は、例えば、スチール、アルミ合金又はマグネシウム合金等の実質的に非伸張性の材料で構成されている。
図1に示されるように、スポーク4は、タイヤ周方向に複数設けられている。図2から理解されるように、各スポーク4は板状の形状を有している。図2において、スポーク4のタイヤ半径方向に沿った横断面が薄く着色されて示されている。本実施形態において、スポーク4は、熱硬化性樹脂、より具体的にはポリウレタン樹脂による注型成形体によって形成される。例えば、金型内に、予めトレッドリング2とハブ部3とが配置され、それらを連結するように、金型内に熱硬化性樹脂が充填される。加熱によって高分子材料が硬化することによって、トレッドリング2とハブ部3とを連結するスポーク4が成形される。
図1に示されるように、本実施形態では、トレッドリング2の内周面2b及びハブ部3の外周面3aには、タイヤ周方向に環状に連続する接着層5が形成されている。本実施形態の接着層5は、例えば、各スポーク4と実質的に同一の材料で形成されている。このような接着層5は、各スポーク4の外端6及び内端7を、それぞれトレッドリング2及びハブ部3に、より強固に接続することができる。本実施形態の接着層5は、例えば、1〜3mm程度の厚さで形成されている。
各スポーク4は、トレッドリング2側に固定された外端6と、ハブ部3側に固定された内端7とを有する。
本実施形態のように、スポーク4が、接着層5(図1に示す)を介して、トレッドリング2に固着されている場合、スポーク4の外端6は、接着層5を除いた端部(端面)として定義される。同様に、スポーク4の内端7は、接着層5を除いた端部(端面)として定義される。
本実施形態のように、スポーク4と接着層5とが一体的に連結されている場合、スポーク4が設けられていない接着層5の表面を仮想的にかつ滑らかに繋ぐことで、スポーク4の外端6及び内端7を確定することができる。
図2から明らかなように、スポーク4の外端6及び内端7は、いずれも、タイヤ幅方向の一端側から他端側へ、タイヤ軸方向に対して斜めにのびている。スポーク4の外端6は、タイヤ回転軸CLを含むタイヤ放射面110に対して、角度θ1で傾けられている。同様に、スポーク4の内端7は、タイヤ回転軸CLを含むタイヤ放射面110に対して、外端6と同じ向きに角度θ2で傾けられている。このような斜めのスポーク4は、タイヤ周方向でのトレッドリング2の剛性変化を緩和し、タイヤ走行中の振動を抑制して、優れた乗り心地を提供するのに役立つ。
エアレスタイヤ1の横剛性を維持しながら乗り心地を十分に高めるために、上記スポーク4の各角度θ1及びθ2は、好ましくは10〜70度程度が望ましい。本実施形態では、上記角度θ1は、角度θ2と実質的に同一とされているが、このような態様に限定されるものではない。
また、スポーク4のタイヤ周方向の配置ピッチが、例えば、スポーク4のタイヤ周方向の長さ以下とされた場合、各スポーク4が、トレッドリング2を介して、途切れることなく連続的に地面に接地することができる。このようなエアレスタイヤ1は、さらに優れた乗り心地を提供することができる。
スポーク4が、タイヤ放射面110に対して斜めに配置されること、及び、トレッドリング2の内周面2bが円筒面であることより、スポーク4の外端6は、タイヤ半径方向外側に凸となる円弧状面のように形成される。一方、スポーク4が、タイヤ放射面110に対して斜めに配置されること、及び、ハブ部3の外周面3aが円筒面であることより、スポーク4の内端7は、凹円弧面で形成される。
本実施形態では、スポーク4の外端6側の圧縮剛性Sは、スポーク4の内端7側の圧縮剛性Sよりも大きく設定されている。背景技術で述べた通り、スポーク4には、自らの撓みによる曲げが生じるが、スポーク4の外端6側については、さらに、円弧状面の外端6が直線状となる変形が加わる。一方、ハブ部3側であるスポーク4の内端7側の変形は、基本的には、上記撓み量による変形だけである。従って、スポーク4に生じる歪は、内端7側よりも外端6側でより大きくなる傾向がある。一方、スポークの耐久性を高めるためには、スポーク4に局所的に大きな歪が生じないように、歪を極力分散させることが重要である。
本実施形態のエアレスタイヤ1は、上述の通り、スポーク4の外端6側の圧縮剛性Sが、スポーク4の内端7側の圧縮剛性Sよりも大きく構成されている。タイヤ走行時、スポーク4の外端6側が接地してフラットに撓む際、スポーク4の内端7側に生じる歪を、従来に比して増加させることで、スポーク4の外端6側の撓みを相対的に低減させることができる。これにより、タイヤ走行中に各スポーク4に作用する歪が分散乃至均一化され、ひいては、スポーク4の耐久性が向上する。つまり、本実施形態のエアレスタイヤ1は、斜めスポーク4による優れた乗り心地を維持しながら、耐久性を大幅に向上させることができる。
図3には、図2に示したスポーク4のタイヤ半径方向に沿った横断面図(図2で薄く着色されている部分)が示されている。本実施形態において、スポーク4の外端6及び内端7は、タイヤ回転軸CLを通る同一の放射方向線11上に設けられている。このようなスポーク4も、タイヤ走行中の振動、特にタンジェントフォースバリエーション(TFV)やラテラルフォースバリエーション(LFV)を向上させるのに有効である。
各スポーク4の外端6側の圧縮剛性Sは、エアレスタイヤ1の無負荷状態において、スポーク4の外端6からタイヤ放射方向内側に距離Aまでの外端側部分8の圧縮剛性と定義される。同様に、スポーク4の内端7側の圧縮剛性Sは、スポーク4の内端7から放射方向外側に距離Bまでの内端側部分9の圧縮剛性と定義される。距離A及びBは、それぞれ、スポーク4の放射方向の長さ(この例では、図3のスポーク最短距離Ldに一致)の20%とされる。この部分が、特に、スポークの端部側の剛性としての寄与が大きいためである。
外端側部分8及び内端側部分9のそれぞれの圧縮剛性は、次のように測定される。先ず、図4(a)及び図4(b)に示されるように、スポーク4から外端側部分8及び内端側部分9が切り出される。各外端側部分8及び内端側部分9の両端は、それらが使用される形状(無負荷時の形状)を維持したまま治具10、10に固定される。次に、治具10に、図3の放射方向線11に沿った向きの荷重Wを作用させ、各部分8及び9の放射方向線11に沿った撓み量δが測定される。そして、荷重Wと撓み量δとの比W/δによって、外端側部分8及び内端側部分9のそれぞれの圧縮剛性が得られる。
スポーク4の前記圧縮剛性の比S/Sは、特に限定されるものではないが、好ましくは0.95以下、さらに好ましくは0.90以下とされる。これにより、タイヤ走行時にスポーク4に作用する歪を内端7側により効果的に分散させることができる点で好ましい。前記圧縮剛性の比S/Sの下限値についても、特に限定されるものではないが、小さすぎると、タイヤ走行時にスポーク4に作用する歪が内端7側に集中するおそれがあるので、好ましくは0.05以上、より好ましくは0.10以上、さらに好ましくは0.20以上が望ましい。
スポーク4の外端6側の圧縮剛性S及び内端7側の圧縮剛性Sを調節する手段としては、種々の態様が挙げられる。
図3の実施形態では、一つの例として、スポーク4の外端側部分8が、放射方向に沿って配置される一方、スポーク4の内端側部分9が、放射方向に対してより大きく傾斜するように配置された態様が示されている。これにより、スポーク4に圧縮荷重が作用したときに、外端側部分8は撓み難くなる一方、内端側部分9は、撓み易く構成され得る。図3に示される実施形態では、全体形状として、スポーク4は、外端6から放射方向に沿ってほぼ真っ直ぐにのびた後、タイヤ周方向の一方側に滑らかに凸となるように湾曲して内端7に至っている。
図3に示されるように、各スポーク4において、外端6から内端7までの実長(形状にそって測定される長さ)Lsは、外端6から内端7までの最短距離Ldよりも大きく形成されているのが望ましい。これにより、例えば、タイヤ回転中、ハブ部3の直上に位置するスポーク4に荷重を支えるための伸びしろを与えることができる。このような作用を確実に発揮させるために、スポーク4の実長Lsは、前記最短距離Ldの1.01倍以上であるのが望ましい。一方、スポーク4の実長Lsが過度に大きくなると、タイヤ回転中、ハブ部3の直上に位置するスポーク4が荷重を支持できないおそれがある。このような観点より、スポーク4の実長Lsは、前記最短距離Ldの1.10倍以下であるのが望ましい。
本実施形態では、スポーク4の外端6側の厚さtは、スポーク4の内端7側の厚さtと実質的に等しく設定されている(0.8≦t/t≦1.2)。しかし、スポーク4の外端6側の圧縮剛性S及び内端7側の圧縮剛性Sを調節する他の手段として、スポーク4の外端6側の厚さtが、スポーク4の内端7側の厚さtよりも大きくされても良い。
スポーク4の厚さを変えて剛性を調整する手段は、前記態様と併用されても良いし、別個独立して採用されても良い。このような態様によっても、スポーク4の外端6側の圧縮剛性Sを、スポーク4の内端7側の圧縮剛性Sよりも大きく設定することができる。上記各厚さt、tは、図4(a)及び図4(b)に示したように、スポーク4から切り出された各部分8及び9の平均厚さとして定義され、トレッドリング2又はハブ部3との境界部分に、面取り等が設けられているような場合、これらの面取りを除いた厚さとして定義される。
一方、スポーク4の厚さを異ならせて圧縮剛性を調節するような場合、設定された厚さによっては、厚さtが小さい内端7側において、耐久性の悪化が生じるおそれがある。従って、好ましい態様としては、スポーク4の外端6側の厚さtは、スポーク4の内端7側の厚さt1.2倍以下であることが望ましい。
スポーク4の外端6側の圧縮剛性S及び内端7側の圧縮剛性Sを調節するさらに他の手段として、図4(a)及び(b)に示されるように、スポーク4のタイヤ半径方向に沿った横断面において、スポーク4の内端7側(内端側部分9)の曲率半径Rが、スポーク4の外端6側(外端側部分8)の曲率半径Rよりも小さく設定される。この手段は、前記各態様と併用されても良いし、別個独立して採用されても良い。
上記曲率半径が大きい場合、その部分の耐圧縮剛性が高められる一方、上記曲率半径が小さい場合、その部分を起点として撓みやすくなる。図4(a)では、外端側部分8の曲率半径Rはほぼ無限大であり、内端側部分9は一方側にのみ凸となる曲率を有しかつその曲率半径Rは、曲率半径Rよりも小さく設定されている。なお、外端側部分8又は内端側部分9において、曲率半径が連続的に変化する場合、上記曲率半径R又はRは、当該部分の両端20、20とそれらの間の中間部30との3点を通る単一円弧を持って特定される。
図5には、他の実施形態のスポーク4のタイヤ半径方向に沿った横断面が示されている。図5に示される実施形態では、全体形状として、スポーク4は、外端6から放射方向に沿ってほぼ真っ直ぐにのびた後、タイヤ周方向の一方側に滑らかに凸となるように湾曲する第1湾曲部13と、タイヤ周方向の他方側に滑らかに凸となるように湾曲する第2湾曲部14とを有して内端7に至っている。このような実施形態のスポーク4は、外端6側の圧縮剛性Sを内端7側の圧縮剛性Sよりも大きく設定される。
詳細な図示していないが、例えば、図5のスポークの横断面形状において、放射方向にのびる直線部分を取り除いたようなS字状の横断面形状が採用されても良い。この場合、2つの湾曲部13と14とで、曲率半径又は厚さを変えることで、各々の圧縮剛性を調整することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。特に、スポーク4の具体的な形状については、本発明の要旨であるスポーク4の外端6側の圧縮剛性Sが内端7側の圧縮剛性Sよりも大きいものであれば、あらゆる態様が含まれるものである。
図1〜4の基本構造をなすエアレスタイヤ(タイヤサイズ125/80R13に相当するタイヤ)が試作され、耐久性、タイヤ重量及びTFVがテストされた。各タイヤともスポーク以外の構成は実質的に同一仕様とされた。スポークは、ウレタン樹脂(熱硬化性樹脂)による注型成形法により、トレッドリング及びハブ部と接着層を介して一体成形された。主な共通仕様は、次の通りである。
スポークの最短距離Ld:80mm
スポークの内端側の厚さt:3mm
スポークの角度θ1、θ2:20度
テスト方法は、次の通りである。
<耐久性>
FMVSS109に準拠し、各テストタイヤが、荷重1.5kNの下、ドラム試験機上を走行し、タイヤが故障するまでの走行時間が測定された。結果は、比較例1の走行時間を100とする指数であり、数値が大きいほど良好であることを示す。
<タイヤ重量>
エアレスタイヤ1本当たりの重量が測定された。結果は、比較例1の重量を100とする指数であり、数値が小さいほど良好であることを示す。
<TFV>
ユニフォミティ試験器を用い、以下の条件にて、タンジェンシャルフォースバリエーション(TFV)が測定された。結果は、比較例2のTFVを100とする指数であり、数値が小さいほど良好であることを示す。
テストの結果は表1に示される。なお、表1中、実施例1〜3は、スポークの圧縮剛性比S/Sが変わらないように、スポークの長さ比が調節された。また、実施例4−5,6−7では、スポークの内端側及び外端側の傾斜を変えることで、スポークの圧縮剛性比S/Sを変化させた。
Figure 0006610161
Figure 0006610161
表1に示されるように、実施例のタイヤは、TFVを小さく維持しながら、耐久性を向上や生産性を犠牲にすることなく、転がり抵抗を低減していることが確認できた。
1 エアレスタイヤ
2 トレッドリング
3 ハブ部
4 スポーク

Claims (8)

  1. エアレスタイヤであって、
    弾性体からなる接地面を有する円筒状のトレッドリングと、
    前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に配されかつ車軸に固定される実質的に非伸張性材料からなるハブ部と、
    弾性材料からなりかつ前記トレッドリングと前記ハブ部とを連結するための複数のスポークとを具えており、
    前記各スポークは、前記トレッドリング側に固定された外端と、前記ハブ部側に固定された内端とを有し、
    前記外端及び前記内端は、いずれも、タイヤ軸方向に対して斜めにのびており、
    前記スポークの前記外端側の圧縮剛性Srは、前記スポークの前記内端側の圧縮剛性Shよりも大きく、
    前記各スポークにおいて、前記外端から前記内端までの実長Lsは、前記外端から前記内端までの最短距離Ldの1.01〜1.10倍であるエアレスタイヤ。
  2. エアレスタイヤであって、
    弾性体からなる接地面を有する円筒状のトレッドリングと、
    前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に配されかつ車軸に固定される実質的に非伸張性材料からなるハブ部と、
    弾性材料からなりかつ前記トレッドリングと前記ハブ部とを連結するための複数のスポークとを具えており、
    前記各スポークは、前記トレッドリング側に固定された外端と、前記ハブ部側に固定された内端とを有し、
    前記外端及び前記内端は、いずれも、タイヤ軸方向に対して斜めにのびており、
    前記スポークの前記外端側の圧縮剛性Srは、前記スポークの前記内端側の圧縮剛性Shよりも大きく、
    前記スポークのタイヤ半径方向に沿った横断面において、前記スポークの前記内端側の曲率半径Rhは、前記スポークの前記外端側の曲率半径Rrよりも小さいエアレスタイヤ。
  3. エアレスタイヤであって、
    弾性体からなる接地面を有する円筒状のトレッドリングと、
    前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に配されかつ車軸に固定される実質的に非伸張性材料からなるハブ部と、
    弾性材料からなりかつ前記トレッドリングと前記ハブ部とを連結するための複数のスポークとを具えており、
    前記各スポークは、前記トレッドリング側に固定された外端と、前記ハブ部側に固定された内端とを有し、
    前記外端及び前記内端は、いずれも、タイヤ軸方向に対して斜めにのびており、
    前記スポークの前記外端側の圧縮剛性Srは、前記スポークの前記内端側の圧縮剛性Shよりも大きく、
    前記各スポークの前記外端側の放射方向線に対する傾斜角度が、前記内端側の前記放射方向線に対する傾斜角度よりも小さいエアレスタイヤ。
  4. 前記圧縮剛性の比Sh/Srが0.95以下である請求項1乃至3のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
  5. 前記圧縮剛性の比Sh/Srが0.20〜0.95である請求項1乃至3のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
  6. 前記スポークの前記外端側の厚さtrは、前記スポークの前記内端側の厚さthよりも大きい請求項1乃至のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
  7. 前記スポークの前記外端側の厚さtrは、前記スポークの前記内端側の厚さthの1.2倍以下である請求項記載のエアレスタイヤ。
  8. 前記各スポークの前記外端及び前記内端は、タイヤ回転軸を通る同一の放射方向線上に設けられている請求項1乃至7のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
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