JP6981102B2 - エアレスタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、エアレスタイヤに関する。
近年、エアレスタイヤが種々提案されている。エアレスタイヤは、高圧空気を用いずに、自らの構造部材によって荷重を支持することができる。したがって、エアレスタイヤは、パンクしないという利点を有している。
例えば、下記特許文献1には、走行時に接地するトレッドリングと、トレッドリングのタイヤ半径方向内側に位置するハブと、トレッドリングとハブとを結合する複数のスポークとを有するエアレスタイヤが記載されている。このスポークは、トレッドリング側の圧縮剛性をハブ側の圧縮剛性よりも大きくすることで、耐久性を向上させている。
特開2017−081199号公報
特許文献1のエアレスタイヤにおいて、スポークの圧縮剛性を小さくすることで、乗り心地を向上させることができるが、転がり抵抗が大きくなるおそれがある。一方、スポークの圧縮剛性を大きくすることで、転がり抵抗を低減させることができるが、乗り心地が悪化するおそれがある。このため、エアレスタイヤにおいて、耐久性と乗り心地とを両立しつつ、転がり抵抗を低減させるために、更なる改善が求められていた。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、第1スポークと第2スポークとをタイヤ周方向から視て交差させることを基本として、耐久性と乗り心地とを両立し、かつ、転がり抵抗を低減させたエアレスタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、走行時に接地するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に位置するハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを結合する複数のスポークとを有するエアレスタイヤであって、前記スポークは、前記ハブ側の第1内端から前記トレッドリング側の第1外端に延びる第1スポークと、前記ハブ側の第2内端から前記トレッドリング側の第2外端に延びる第2スポークとを含み、前記第1内端及び前記第2外端は、タイヤ幅方向の一方側に位置し、前記第2内端及び前記第1外端は、タイヤ幅方向の他方側に位置し、前記第1内端から前記第1外端までの前記第1スポークに沿った第1長さは、前記ハブと前記トレッドリングとのタイヤ半径方向の間隔の180%以下であることを特徴とする。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記第2内端から前記第2外端までの前記第2スポークに沿った第2長さは、前記第1長さに等しいのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記第1長さは、前記第1内端と前記第1外端との第1距離の110%以下であるのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記スポークは、タイヤ周方向の幅がタイヤ軸方向の厚さよりも大きいのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記スポークは、タイヤ子午線断面において湾曲しているのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記スポークは、前記ハブから前記トレッドリングまでの区間で、タイヤ周方向の幅が同一であるのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記スポークは、前記ハブから前記トレッドリングまでの区間で、タイヤ周方向の幅が減少する凹部が形成されているのが望ましい。
本発明に係るエアレスタイヤにおいて、前記第1スポークと前記第2スポークとは、タイヤ周方向に交互に配されるのが望ましい。
本発明のエアレスタイヤは、スポークが、ハブ側の第1内端からトレッドリング側の第1外端に延びる第1スポークと、ハブ側の第2内端からトレッドリング側の第2外端に延びる第2スポークとを含んでいる。このようなスポークは、その長さをハブとトレッドリングとのタイヤ半径方向の間隔よりも大きくできるので、走行時のトレッドリングの撓みによるスポークに生じる歪を低減することができる。このため、本発明のエアレスタイヤは、耐久性を向上させることができる。
本発明のエアレスタイヤは、第1内端及び第2外端が、タイヤ幅方向の一方側に位置し、第2内端及び第1外端が、タイヤ幅方向の他方側に位置している。このようなスポークは、第1スポークと第2スポークとがタイヤ周方向から視て交差しており、エアレスタイヤの縦ばね定数を低減させても適切な剛性を維持することができる。また、このスポークは、トレッドリングを均一に支持できるので、不快な振動を抑制することができる。このため、本発明のエアレスタイヤは、乗り心地を向上させることができる。
本発明のエアレスタイヤは、第1内端から第1外端までの第1スポークに沿った第1長さが、ハブとトレッドリングとのタイヤ半径方向の間隔の180%以下である。このようなスポークは、タイヤ半径方向の剛性が大きく、走行時のトレッドリングの撓みを抑制することができる。このため、本発明のエアレスタイヤは、転がり抵抗を低減することができる。
本発明のエアレスタイヤの一実施形態を示す斜視図である。 図1のエアレスタイヤの側面図である。 図2のA−A線の断面図である。 図2のB−B線の断面図である。 他の実施形態のスポークの側方斜視図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のエアレスタイヤ1を示す斜視図であり、図2は、エアレスタイヤ1の側面図である。図1及び図2に示されるように、本実施形態のエアレスタイヤ1は、走行時に接地するトレッドリング2と、トレッドリング2のタイヤ半径方向内側に位置するハブ3と、トレッドリング2とハブ3とを結合する複数のスポーク4とを有している。
このようなエアレスタイヤ1は、高圧空気を用いずに、ハブ3及びスポーク4によってトレッドリング2に作用する荷重を支持することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、パンクするおそれがない。
図3は、図2のA−A線の断面図であり、図4は、図2のB−B線の断面図である。図2〜図4に示されるように、本実施形態のスポーク4は、第1スポーク5と第2スポーク6とを含んでいる。第1スポーク5は、ハブ3側の第1内端5aからトレッドリング2側の第1外端5bに延びるのが望ましい。第2スポーク6は、ハブ3側の第2内端6aからトレッドリング2側の第2外端6bに延びるのが望ましい。なお、図2において、理解を助けるために、第1スポーク5と第2スポーク6とは、異なる色で薄く着色されている。
このようなスポーク4は、その長さをハブ3とトレッドリング2とのタイヤ半径方向の間隔Dよりも大きくできるので、走行時のトレッドリング2の撓みによりスポーク4に生じる歪を低減することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、耐久性を向上させることができる。
図3及び図4に示されるように、本実施形態の第1内端5a及び第2外端6bは、タイヤ幅方向の一方側S1に位置している。また、第2内端6a及び第1外端5bは、タイヤ幅方向の他方側S2に位置している。
このようなスポーク4は、第1スポーク5と第2スポーク6とがタイヤ周方向から視て交差しており(図1参照)、トレッドリング2の適切な剛性を維持した状態で、エアレスタイヤ1の縦ばね定数を低減させることができる。また、このスポーク4は、トレッドリング2を均一に支持できるので、不快な振動を抑制することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、乗り心地を向上させることができる。
図3に示されるように、第1内端5aから第1外端5bまでの第1スポーク5に沿った第1長さL1は、好ましくは、ハブ3とトレッドリング2とのタイヤ半径方向の間隔Dの180%以下である。ここで、第1スポーク5に沿った第1長さL1とは、第1スポーク5のタイヤ軸方向の厚さt1の中心線5Cにおける第1内端5aから第1外端5bまでの長さである。
このような第1スポーク5は、タイヤ半径方向の剛性が大きく、走行時のトレッドリング2の撓みを抑制することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、転がり抵抗を低減することができる。
上述のように、本実施形態のエアレスタイヤ1は、第1スポーク5と第2スポーク6とをタイヤ周方向から視て交差させ、かつ、その長さを特定することで、耐久性と乗り心地とを両立し、かつ、転がり抵抗を低減させることができる。以下、本実施形態のエアレスタイヤ1のより好ましい態様が説明される。
図1に示されるように、本実施形態のトレッドリング2は、走行時に接地するトレッド面7を含んでいる。トレッド面7には、溝8と、溝8により区分される複数の陸部9とが形成されるのが望ましい。
溝8は、タイヤ周方向に延びる複数の、本実施形態では2本の周方向主溝10を含んでいる。陸部9は、周方向主溝10間に位置するクラウン陸部11と、周方向主溝10のタイヤ軸方向外側に位置する一対のショルダー陸部12とを含むのが望ましい。
陸部9には、タイヤ軸方向に延びる複数のサイプ13が形成されるのが望ましい。本実施形態のサイプ13は、クラウン陸部11に形成されるクラウンサイプ14と、ショルダー陸部12に形成される第1ショルダーサイプ15及び第2ショルダーサイプ16とを含んでいる。
本実施形態のクラウンサイプ14は、2本の周方向主溝10に連通している。また、本実施形態の第1ショルダーサイプ15は、周方向主溝10に連通しており、第2ショルダーサイプ16は、周方向主溝10に連通することなく、ショルダー陸部12内で終端している。このようなサイプ13は、トレッド面7の剛性を適切なものとし、乗り心地を向上させることができる。
図1及び図2に示されるように、本実施形態のハブ3は、車軸に固定される固定部17と、スポーク4に連結される円筒部18と、固定部17と円筒部18とを連結する連結部19とを含んでいる。本実施形態の連結部19は、複数のスポーク状に形成されている。連結部19の数は、スポーク4の数よりも少ないのが望ましい。このようなハブ3は、軽量化と剛性とを両立することができる。なお、連結部19は、ディスク状であってもよい。
本実施形態のスポーク4は、第1スポーク5と第2スポーク6とが、タイヤ周方向に交互に配されている。このようなスポーク4は、トレッドリング2を均一に支持できるので、不快な振動を抑制し、乗り心地を向上させることができる。
図2〜図4に示されるように、本実施形態のスポーク4は、板状に形成されている。スポーク4は、タイヤ周方向の幅w1,w2がタイヤ軸方向の厚さt1,t2よりも大きいのが望ましい。すなわち、第1スポーク5は、タイヤ周方向の幅w1がタイヤ軸方向の厚さt1よりも大きい板状に形成されるのが望ましい。また、第2スポーク6は、タイヤ周方向の幅w2がタイヤ軸方向の厚さt2よりも大きい板状に形成されるのが望ましい。このようなスポーク4は、走行時のトレッドリング2の撓みのタイヤ周方向の変動を低減することができ、エアレスタイヤ1の転がり抵抗を低減することができる。
図2に示されるように、本実施形態のスポーク4は、ハブ3からトレッドリング2までの区間で、タイヤ周方向の幅w1,w2が同一である。第1スポーク5のタイヤ周方向の幅w1は、第2スポーク6のタイヤ周方向の幅w2に等しいのが望ましい。このようなスポーク4は、走行時のトレッドリング2の撓みのタイヤ周方向の変動を低減することができ、エアレスタイヤ1の転がり抵抗をより低減することができる。
図3に示されるように、第1スポーク5の第1長さL1は、ハブ3とトレッドリング2とのタイヤ半径方向の間隔Dの、好ましくは110%以上、より好ましくは120%以上である。このような第1スポーク5は、走行時のトレッドリング2の撓みにより第1スポーク5に生じる歪を低減することができ、エアレスタイヤ1の耐久性を向上させ得る。
図4に示されるように、第2内端6aから第2外端6bまでの第2スポーク6に沿った第2長さL2は、好ましくは、ハブ3とトレッドリング2とのタイヤ半径方向の間隔Dの180%以下である。ここで、第2スポーク6に沿った第2長さL2とは、第2スポーク6のタイヤ軸方向の厚さt2の中心線6Cにおける第2内端6aから第2外端6bまでの長さである。
このような第2スポーク6は、タイヤ半径方向の剛性が大きく、走行時のトレッドリング2の撓みを抑制することができる。このため、本実施形態のエアレスタイヤ1は、転がり抵抗を低減することができる。
第2スポーク6の第2長さL2は、ハブ3とトレッドリング2とのタイヤ半径方向の間隔Dの、好ましくは110%以上、より好ましくは120%以上である。このような第2スポーク6は、走行時のトレッドリング2の撓みにより第2スポーク6に生じる歪を低減することができ、エアレスタイヤ1の耐久性を向上させ得る。
第2スポーク6の第2長さL2は、第1スポーク5の第1長さL1に等しいのが望ましい。このようなスポーク4は、走行時のトレッドリング2の撓みを均一に抑制し、エアレスタイヤ1の転がり抵抗を低減することができる。
図3及び図4に示されるように、本実施形態のスポーク4は、タイヤ子午線断面において湾曲している。第1スポーク5と第2スポーク6とは、タイヤ子午線断面において互いに反対方向に湾曲するのが望ましい。このようなスポーク4は、対象性が向上し、トレッドリング2をより均一に支持することができる。このため、エアレスタイヤ1は、乗り心地をより向上させることができる。
本実施形態の第1スポーク5の第1長さL1は、第1内端5aと第1外端5bとの第1距離d1よりも大きい。また、第2スポーク6の第2長さL2は、第2内端6aと第2外端6bとの第2距離d2よりも大きい。第1長さL1は、好ましくは、第1距離d1の110%以下である。また、第2長さL2は、好ましくは、第2距離d2の110%以下である。このようなスポーク4は、トレッドリング2の適切な剛性を維持することができる。このため、エアレスタイヤ1は、転がり抵抗をより低減することができる。
図5は、他の実施形態のスポーク20の側方斜視図である。上述の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号が付され、その説明が省略される。図5に示されるように、この実施形態のスポーク20は、第1スポーク21と第2スポーク22とを含んでいる。第1スポーク21は、ハブ3側の第1内端21aからトレッドリング2側の第1外端21bに延びるのが望ましい。第2スポーク22は、ハブ3側の第2内端22aからトレッドリング2側の第2外端22bに延びるのが望ましい。
この実施形態の第1内端21a及び第2外端22bは、タイヤ幅方向の一方側S1に位置している。また、第2内端22a及び第1外端21bは、タイヤ幅方向の他方側S2に位置している。
このようなスポーク20は、上述のスポーク4と同様、第1スポーク21と第2スポーク22とが、タイヤ周方向から視て交差しており、トレッドリング2の適切な剛性を維持した状態で、エアレスタイヤ1の縦ばね定数を低減させることができる。また、このスポーク20は、トレッドリング2を均一に支持できるので、不快な振動を抑制することができ、乗り心地を向上させることができる。
この実施形態のスポーク20は、ハブ3からトレッドリング2までの区間で、タイヤ周方向の幅が減少する凹部23が形成されている。このようなスポーク20は、その剛性と軽量化とを両立することができ、乗り心地の向上と転がり抵抗の低減とをバランスよく両立することができる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
図1の基本構造をなすエアレスタイヤ(タイヤサイズ115/85R13に相当するタイヤ)が、表1の仕様に基づき試作され、耐久性、乗り心地及び転がり抵抗がテストされた。テスト方法は、次のとおりである。
<耐久性>
ドラム試験機を用い、荷重1.5kN、速度60km/hの条件で、エアレスタイヤに損傷が生じるまでの走行距離が測定された。結果は、比較例1を100とする指数であり、数値が大きい程、耐久性が優れていることを示す。
<乗り心地>
乗り心地を示す代表的な指標として、荷重1.5kNでの縦バネ定数が測定された。結果は、比較例1を100とする指数であり、数値が小さい程、乗り心地が良好であることを示す。
<転がり抵抗>
転がり抵抗試験機を用い、速度40km/h、荷重1.17kNの条件で、転がり抵抗係数(転がり抵抗/荷重×10)が計測された。結果は、比較例1を100とする指数であり、数値が小さい程、転がり抵抗が小さいことを示す。
テストの結果が表1に示される。
Figure 0006981102
表1から明らかなように、実施例のエアレスタイヤは、比較例に比べて、耐久性、乗り心地及び転がり抵抗をバランスよく向上させていることが確認された。
1 エアレスタイヤ
2 トレッドリング
3 ハブ
4 スポーク
5 第1スポーク
5a 第1内端
5b 第1外端
6 第2スポーク
6a 第2内端
6b 第2外端

Claims (8)

  1. 走行時に接地するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に位置するハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを結合する複数のスポークとを有するエアレスタイヤであって、
    前記スポークは、前記ハブ側の第1内端から前記トレッドリング側の第1外端に延びる第1スポークと、前記ハブ側の第2内端から前記トレッドリング側の第2外端に延びる第2スポークとを含み、
    前記第1内端及び前記第2外端は、タイヤ幅方向の一方側に位置し、
    前記第2内端及び前記第1外端は、タイヤ幅方向の他方側に位置し、
    前記第1内端から前記第1外端までの前記第1スポークに沿った第1長さは、前記ハブと前記トレッドリングとのタイヤ半径方向の間隔の180%以下であり、かつ、前記第1内端と前記第1外端との第1距離の110%以下であり、
    前記スポークは、タイヤ子午線断面において湾曲しているエアレスタイヤ。
  2. 前記スポークは、前記ハブから前記トレッドリングまでの区間で、タイヤ周方向の幅が同一である請求項1に記載のエアレスタイヤ。
  3. 走行時に接地するトレッドリングと、前記トレッドリングのタイヤ半径方向内側に位置するハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを結合する複数のスポークとを有するエアレスタイヤであって、
    前記スポークは、前記ハブ側の第1内端から前記トレッドリング側の第1外端に延びる第1スポークと、前記ハブ側の第2内端から前記トレッドリング側の第2外端に延びる第2スポークとを含み、
    前記第1内端及び前記第2外端は、タイヤ幅方向の一方側に位置し、
    前記第2内端及び前記第1外端は、タイヤ幅方向の他方側に位置し、
    前記第1内端から前記第1外端までの前記第1スポークに沿った第1長さは、前記ハブと前記トレッドリングとのタイヤ半径方向の間隔の180%以下であり、
    前記スポークは、前記ハブから前記トレッドリングまでの区間で、タイヤ周方向の幅が減少する凹部が形成されているエアレスタイヤ。
  4. 前記第1長さは、前記第1内端と前記第1外端との第1距離の110%以下である請求項3に記載のエアレスタイヤ。
  5. 前記スポークは、タイヤ子午線断面において湾曲している請求項3又は4に記載のエアレスタイヤ。
  6. 前記第2内端から前記第2外端までの前記第2スポークに沿った第2長さは、前記第1長さに等しい請求項1〜5のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
  7. 前記スポークは、タイヤ周方向の幅がタイヤ軸方向の厚さよりも大きい請求項1〜6のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
  8. 前記第1スポークと前記第2スポークとは、タイヤ周方向に交互に配される請求項1〜7のいずれかに記載のエアレスタイヤ。
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