JP6750467B2 - トレッドリングの剛性測定装置、及びトレッドリングの剛性測定方法 - Google Patents

トレッドリングの剛性測定装置、及びトレッドリングの剛性測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、エアレスタイヤ用のトレッドリング単体の直径方向の剛性を容易に測定でき、例えば製品になったエアレスタイヤのタイヤ剛性を予測するのに役立つトレッドリングの剛性測定装置、及びトレッドリングの剛性測定方法に関する。
エアレスタイヤとして、先行して形成したトレッドリングとハブとを、例えば注型成形される高分子材のスポークによって一体化したものが提案されている(例えば下記の特許文献1参照)。
このようなエアレスタイヤでは、想定された荷重に対して適切な撓みが必要であり、撓み量が大き過ぎるとスポークの損傷につながり、逆に撓み量が少な過ぎると乗り心地の悪化を招く。従って、トレッドリングを性能面で見たとき、ユニフォミティに加えて、トレッドリング全体の剛性も重要な要因となる。
また車両に取り付けられたタイヤは、車両の荷重を支えており、荷重一定で、撓み量が変動して走行している。従って、トレッドリング全体の剛性を判断する場合、トレッドリングに、基準となる一定荷重を直径方向に負荷し、そのとき生じる直径方向の撓み量に基づいて剛性を求めることが必要である。なお、トレッドリング全体の剛性が過大であったり過小であったりする場合、トレッドリングとハブとスポークと一体化する前に、トレッドリング全体の剛性を調整したり、或いは一体化せずにトレッドリングを廃棄することが、生産性の観点から望まれる。
下記の特許文献2には、エアレスタイヤ用のトレッドリングの剛性測定装置が提案されている。具体的には、上記提案の剛性測定装置は、トレッドリングを回転可能に保持するサポート治具を含み、このサポート治具は、トレッドリングの円周方向の一部分(例えば接地長さの範囲の部分)を変形可能に露出させ、他の部分を変形しないように拘束して保持する。そして、露出する前記一部分を、例えばドラム、平板等に押圧させながら、トレッドリングを回転させ、これにより、トレッドリングの一部分の剛性を、全周にわたって連続的に測定している。即ち、上記提案の剛性測定装置は、トレッドリングの周方向の均一性を判断するもので、トレッドリング全体の剛性を測定するものとは相違する。
特開2015−231681号公報 特開2015−123729号公報
そこで本発明は、トレッドリング全体の剛性を容易に測定しうるトレッドリングの剛性測定装置、及びトレッドリングの剛性測定方法を提供することを課題としている。
本願第1の発明は、接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークとを備えたエアレスタイヤに用いられる前記トレッドリング単体の剛性を測定するための剛性測定装置であって、
前記トレッドリングを支持する支持手段と、
前記支持されたトレッドリングに、一定の荷重Fを直径方向に負荷する荷重負荷手段と、
前記荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング全体の直径方向の撓み量を測定する測定手段とを具えることを特徴としている。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定装置では、前記支持手段は、トレッドリングを垂直な縦置き状態で支持する支持部を具え、
前記支持部は、前記接地面に沿って湾曲し、かつ前記縦置き状態のトレッドリングの下端部を受ける載置面を具えることが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定装置では、前記支持手段は、前記載置面以外はトレッドリングと非接触であることが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定装置では、前記荷重負荷手段は、錘体を有し、前記錘体が、前記縦置き状態のトレッドリングの上端部上に載置されることにより、一定の荷重Fを直径方向に負荷することが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定装置では、前記荷重負荷手段は、前記錘体を上下移動自在に支持する錘受け部を含むことが好ましい。
本願第2の発明は、接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークとを備えたエアレスタイヤに用いられる前記トレッドリング単体の剛性を測定するためのトレッドリングの剛性測定方法であって、
支持手段によって支持されたトレッドリングに、一定の荷重Fを直径方向に負荷する荷重負荷工程と、
荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング全体の直径方向の撓み量を測定する撓み測定工程とを含むことを特徴としている。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定方法では、前記撓み測定工程は、前記荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmを測定することが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定方法では、前記基準時間Tmは、2〜200秒の範囲であることが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定方法では、前記荷重Fは、荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmが、荷重Fを負荷していない状態のトレッドリングの直径Dbの0.1%〜5.0%となる荷重としたことが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定方法では、前記荷重Fは、荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmが、荷重Fを負荷する前のトレッドリングの直径Dbの0.2%〜3.0%となる荷重であることが好ましい。
本発明に係るトレッドリングの剛性測定方法では、前記測定工程による測定結果に基づいてトレッドリングの良否を判定する判定工程を含むとともに、
前記判定工程は、前記荷重Fを除去したときのトレッドリングの直径Daと、荷重Fを負荷する前のトレッドリングの直径Dbとの比Da/Dbを、判定基準の一つとしたことが好ましい。
本発明は叙上の如く、一定の荷重下におけるトレッドリング全体の直径方向の撓み量を測定でき、トレッドリング全体の剛性を、実使用に沿った状態で測定することができる。なお得られた測定結果は、例えば、トレッドリングの剛性の調整、及び廃棄等を判断するために用いることができる。
本発明のトレッドリングの剛性装置の一実施例を示す斜視図である。 図1の剛性装置の主要部の正面図である。 図1の剛性装置の主要部の断面図である。 荷重負荷工程によるトレッドリングの撓みを示す概念図である。 トレッドリングを用いたエアレスタイヤを示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。
図1〜3に示すように、本実施形態のトレッドリングの剛性測定装置(以下、単に「剛性測定装置」という場合がある。)1は、接地面Sを有する円筒状のトレッドリング100を支持する支持手段2と、支持されたトレッドリング100に一定の荷重Fを直径方向に負荷する荷重負荷手段3と、荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング100全体の直径方向の撓み量h(図4に示す)を測定する測定手段4とを具える。
前記トレッドリング100は、エアレスタイヤ用のトレッドリングの単体を意味する。図5に示すように、エアレスタイヤ101は、トレッドリング100と、トレッドリング100の半径方向内側に配されかつ車軸(図示しない)に固定されるハブ102と、スポーク103とを具える。スポーク103は、例えばウレタン樹脂等の高分子材料からなり、先行して形成したトレッドリング100とハブ102とを、注型成形によって一体に連結する。
図1〜3に示すように、剛性測定装置1の前記支持手段2は、本例では、トレッドリング100を垂直な縦置き状態で支持する支持部5を具える。
本例の支持部5は、例えばテーブル状のフレーム台6に取り付く載置台5Aとして形成される。この載置台5Aの上面には、縦置き状態のトレッドリング100の下端部ELを受ける載置面5Sが配される。載置面5Sは、前記接地面Sに沿って湾曲し、トレッドリング100を位置ずれすることなく縦置き状態で安定して支持する。なお載置面5Sのタイヤ周方向の巾Wは、特に規制されないが、タイヤ中心角θ(図2に示す)に換算して5〜30度の範囲が好ましい。小さ過ぎると安定性が不足傾向となり、大き過ぎると異なるサイズのタイヤを測定するのが難しくなる。
本例の支持手段2は、載置面5S以外は、トレッドリング100とは非接触であり、載置面5Sのみトレッドリング100と接触する。
荷重負荷手段3は、錘体7を有する。この錘体7が、縦置き状態のトレッドリング100の上端部EU上に載置されることにより、トレッドリング100に一定の荷重Fが、直径方向(本例では、タイヤ軸心jを通る垂直な直径方向)に負荷される。
本例では、錘体7が、錘受け部8を介してトレッドリング100の上端部EU上に載置される。錘受け部8は、水平な底面を有する受け皿状をなし、前記フレーム台6から立ち上がる支柱9により、上下移動自在に案内される。錘体7を載せた錘受け部8は、その重さによって下降でき、トレッドリング100の上端部EUと接するとともに、荷重Fを直径方向に負荷できる。
なお錘受け部8のタイヤ軸方向の巾W(図3に示す)は、トレッドリング100のタイヤ軸方向の巾W100の20%以上であるのが好ましい。
測定手段4は、例えばレーザ変位計等の非接触形の変位センサ4Aを具える。本例の変位センサ4Aは、例えば前記支柱9に固定され、変位センサ4Aから、前記上端部EUにおけるトレッドリング100の内周面までの距離Lを、直径方向線上で測定する。従って、測定手段4は、荷重Fを負荷する前の状態にける前記距離Lと、荷重負荷状態における前記距離Lとの差から、荷重負荷状態におけるトレッドリング100全体の直径方向(荷重方向)の撓み量hを測定することができる。なお変位センサ4Aとして、超音波センサなど種々の非接触形の変位センサが採用しうる。
このような剛性測定装置1は、前記荷重Fと撓み量hとから、トレッドリング100全体の直径方向の剛性を容易に求めることができる。しかも、下端部ELのみの支持であるため、トレッドリング100を、迅速に載せ替えでき、迅速な測定を可能とする。又荷重負荷手段3として錘体7を用いているため、一定の荷重Fを迅速かつ正確に負荷させることができる。又支持手段2が、載置面5S以外、トレッドリング100と非接触であるため、撓み変形を正確に発生させることができ、測定精度を高めうる。
従って、例えば同一ロットで生産された複数のトレッドリング100に対して、各トレッドリング100の剛性を、精度良く迅速に測定でき、また、その結果に基づいて各トレッドリング100の剛性の良否を判定することができる。なお前記剛性は、同一ロットの場合、例えば、撓み量h、撓み率h/Db、荷重Fに対する撓み量の比h/F、荷重Fに対する撓み率の比(h/Db)/Fなどにて評価することができる。なおDbは、荷重Fを負荷する前のトレッドリングの直径を意味する。
良品と判定されたトレッドリング100は、次工程(例えば、トレッドリングとハブとスポークとを一体化するためのスポークの注型成形の工程)に搬送される。又不良と判定されたトレッドリング100は、剛性を修正する工程や破棄へと搬送される。
次に、前記剛性測定装置1を用いた剛性測定方法を説明する。この剛性測定方法は、荷重負荷工程と、撓み測定工程とを含む。
図1〜3に示すように、前記荷重負荷工程では、支持手段2によって支持されたトレッドリング100に、荷重負荷手段3により一定の荷重Fを直径方向に負荷する。又前記撓み測定工程では、図4に示すように、荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング100全体の直径方向(負荷方向)の撓み量hを、前記測定手段4によって測定する。なお図4では、トレッドリング100の厚さを省略して概念的に示している。
このとき、本例の撓み測定工程では、荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmを測定している。その理由としては、荷重Fを負荷したとき、撓み量hは、時間経過とともに増加する傾向があり、その時、撓み量hは、増加率を漸減しながら収束値に近づく。従って、トレッドリング100の剛性値を比較する場合、同じ時間(基準時間Tm)を経過したときの撓み量hmを測定する必要がある。
基準時間Tmとしては、2〜200秒の範囲が好適であり、2秒を下回ると、誤差が大きくなって測定精度の低下を招く。逆に200秒を越えると、測定時間が長くなり測定効率を低下させる。このような観点から、基準時間Tmの下限は15秒以上、上限は90秒以下がさらに好ましい。
又荷重Fが小さすぎると、ゲインが小さくなって測定精度の低下を招く。逆に大きすぎると、撓み量hmも過大となり、荷重Fを除去した後も撓み変形が残って、トレッドリング100のユニフォーミティの低下を招く。そのため、荷重Fは、前記撓み量hmが、前記直径Dbの0.1%〜5.0%の範囲となる荷重とすることが好まし。特には、直径Dbの0.2%〜3.0%の範囲となる荷重とするのがさらに好ましい。
又前記剛性測定方法では、前記測定工程による測定結果に基づいてトレッドリング100の良否を判定する判定工程を含む。
この判定工程は、本例では第1、第2の判定工程を有する。第1の判定工程では、前述の如く、例えば、撓み量hm、撓み率hm/Db、荷重Fに対する撓み量の比hm/F、荷重Fに対する撓み率の比(hm/Db)/Fなどにて評価する剛性を第1の判定基準として、トレッドリング100の良否を判定する。
又第2の判定工程では、荷重Fを除去ときのトレッドリングの直径Daと、前記直径Dbとの比Da/Dbを、第2の判定基準として、トレッドリング100の良否を判定する。第2の判定基準は、ユニフォーミティに係わるもので、比Da/Dbが大なほど、ユニフォーミティが低下する。なお、第2の判定基準の閾値として99.7%が好ましい。
なお本発明の剛性測定装置1では、トレッドリング100を水平な横置き状態で支持し、この横置き状態のトレッドリング100に対して、一定の荷重を水平な直径方向に負荷するとともに、その負荷方向の撓み量を測定する如く構成することもできる。以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
図1〜3に示す構造の剛性測定装置を用い、同一ロットのトレッドリングの剛性を、表1の仕様にもとづいて測定した。
実施例1〜8は、荷重F同一であり、基準時間Tmのみ相違している。即ち、荷重Fを負荷してから、所定時間(基準時間Tm)を経過したときの撓み量hmを測定している。なお実施例8では、トレッドリングの最大巾位置にてトレッドリングと接触し、変形を拘束している。表1に示すように、撓み量hmは、時間経過とともに増加する傾向があり、経過時間が少ないうちは、撓み量hmの変動が大きく。従って、撓み量hmを測定するための基準時間Tmとしては、2.0秒(実施例3)以上、さらには3.0秒(実施例2)以上、特には15秒(実施例1)以上であるのが好ましい。なお、実施例7のように、基準時間Tmが長くなりすぎると、比Da/Dbが小となるなど、荷重除去後に撓み変形が元に戻りにくくなってユニフォーミティの低下を招く。
Figure 0006750467
@0001
(2)実施例9〜16は、基準時間Tmを一定(15秒)とし、荷重Fをそれぞれ変化させて、撓み量hmを測定した。表2に示すように、荷重Fを小さくし過ぎると、実施例11、12のように、撓み量hmのゲインが小となって測定精度が低下する恐れを招く。又荷重Fが大き過ぎると、実施例16に示すように、比Da/Dbが小となるなど、荷重除去後に撓み変形が元に戻りにくくなってユニフォーミティの低下を招く。
Figure 0006750467
@0002
1 剛性測定装置
2 支持手段
3 荷重負荷手段
4 測定手段
5 支持部
5S 載置面
7 錘体
100 トレッドリング
101 エアレスタイヤ
102 ハブ
103スポーク
S 接地面

Claims (11)

  1. 接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークとを備えたエアレスタイヤに用いられる前記トレッドリング単体の剛性を測定するための剛性測定装置であって、
    前記トレッドリングを支持する支持手段と、
    前記支持されたトレッドリングに、一定の荷重Fを直径方向に負荷する荷重負荷手段と、
    前記荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング全体の直径方向の撓み量を測定する測定手段とを具えることを特徴とするトレッドリングの剛性測定装置。
  2. 前記支持手段は、トレッドリングを垂直な縦置き状態で支持する支持部を具え、
    前記支持部は、前記接地面に沿って湾曲し、かつ前記縦置き状態のトレッドリングの下端部を受ける載置面を具えることを特徴とする請求項1記載のトレッドリングの剛性測定装置。
  3. 前記支持手段は、前記載置面以外はトレッドリングと非接触であることを特徴とする請求項2記載のトレッドリングの剛性測定装置。
  4. 前記荷重負荷手段は、錘体を有し、前記錘体が、前記縦置き状態のトレッドリングの上端部上に載置されることにより、一定の荷重Fを直径方向に負荷することを特徴とする請求項2又は3記載のトレッドリングの剛性測定装置。
  5. 前記荷重負荷手段は、前記錘体を上下移動自在に支持する錘受け部を含むことを特徴とする請求項4記載のトレッドリングの剛性測定装置。
  6. 接地面を有する円筒状のトレッドリングと、前記トレッドリングの半径方向内側に配されかつ車軸に固定されるハブと、前記トレッドリングと前記ハブとを連結するスポークとを備えたエアレスタイヤに用いられる前記トレッドリング単体の剛性を測定するためのトレッドリングの剛性測定方法であって、
    支持手段によって支持されたトレッドリングに、一定の荷重Fを直径方向に負荷する荷重負荷工程と、
    荷重Fの負荷状態におけるトレッドリング全体の直径方向の撓み量を測定する撓み測定工程とを含むことを特徴とするトレッドリングの剛性測定方法。
  7. 前記撓み測定工程は、前記荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmを測定することを特徴とする請求項6記載のトレッドリングの剛性測定方法。
  8. 前記基準時間Tmは、2〜200秒の範囲であることを特徴とする請求項7記載のトレッドリングの剛性測定方法。
  9. 前記荷重Fは、荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmが、荷重Fを負荷していない状態のトレッドリングの直径Dbの0.1%〜5.0%となる荷重としたことを特徴とする請求項7又は8記載のトレッドリングの剛性測定方法。
  10. 前記荷重Fは、荷重Fを負荷してから基準時間Tm経過したときの撓み量hmが、荷重Fを負荷する前のトレッドリングの直径Dbの0.2%〜3.0%となる荷重であることを特徴とする請求項7又は8記載のトレッドリングの剛性測定方法。
  11. 前記測定工程による測定結果に基づいてトレッドリングの良否を判定する判定工程を含むとともに、
    前記判定工程は、前記荷重Fを除去したときのトレッドリングの直径Daと、荷重Fを負荷する前のトレッドリングの直径Dbとの比Da/Dbを、判定基準の一つとしたことを特徴とする請求項6〜10の何れかに記載のトレッドリングの剛性測定方法。
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