JP4645381B2 - ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法 - Google Patents

ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4645381B2
JP4645381B2 JP2005270086A JP2005270086A JP4645381B2 JP 4645381 B2 JP4645381 B2 JP 4645381B2 JP 2005270086 A JP2005270086 A JP 2005270086A JP 2005270086 A JP2005270086 A JP 2005270086A JP 4645381 B2 JP4645381 B2 JP 4645381B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
wheel
wheeled
mounting shaft
load
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005270086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007078624A (ja
Inventor
克理 関根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokohama Rubber Co Ltd
Original Assignee
Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokohama Rubber Co Ltd filed Critical Yokohama Rubber Co Ltd
Priority to JP2005270086A priority Critical patent/JP4645381B2/ja
Publication of JP2007078624A publication Critical patent/JP2007078624A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4645381B2 publication Critical patent/JP4645381B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Testing Of Balance (AREA)
  • Tires In General (AREA)

Description

本発明は、ホイール付きタイヤの動的試験を実施するための試験装置及び試験方法に関し、更に詳しくは、ホイール付きタイヤをタイヤ取り付け軸に対して偏心させることなく装着し、それによって正確な試験結果を得ることを可能にしたホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法に関する。
従来から、空気入りタイヤについて、回転時のアンバランスを測定するための動的釣合試験や回転時に発生する力のバラツキを測定するためのユニフォミティ試験が実施されている。
このような動的釣合試験やユニフォミティ試験を実施するための装置として、回転軸を鉛直方向に向けたホイール架台を備え、該ホイール架台に回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸と該タイヤ取り付け軸の周囲に同軸的に配置されてホイールのハブ穴内に挿入される拡縮自在のコレット部材とタイヤ取り付け軸の基端部から放射方向に広がるフランジ面とを設け、タイヤ取り付け軸にフランジ面から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面を形成する一方で、コレット部材にフランジ面から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面を形成したホイール付きタイヤの試験装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記試験装置を用いた試験方法においては、ホイール付きタイヤをコレット部材がハブ穴内に挿入されるようにフランジ面に密着させ、コレット部材をフランジ面側に押し付けて該コレット部材の外径をハブ穴の内径まで増大させ、該コレット部材により位置決めされた状態のホイール付きタイヤをホイール架台に固定し、しかる後、ホイール架台を回転させながらホイール付きタイヤの動的試験を実施している。
このような試験装置について、ホイール付きタイヤの取り扱い上の利便性から、ホイール架台の回転軸を水平方向に配向させることが望まれている。しかしながら、ホイール架台の回転軸を水平方向に配向させた場合、ホイール付きタイヤの自重の影響によりコレット部材が均等に拡張せず、ホイール付きタイヤがタイヤ取り付け軸に対して偏心するという問題がある。そして、ホイール付きタイヤが偏芯した状態で動的釣合試験やユニフォミティ試験を実施すると、その試験結果の精度が低下することになる。
特開2003−4597号公報
本発明の目的は、ホイール付きタイヤをタイヤ取り付け軸に対して偏心させることなく装着し、それによって正確な試験結果を得ることを可能にしたホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明のホイール付きタイヤの試験装置は、回転軸を水平方向に向けたホイール架台を備え、該ホイール架台に回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸と該タイヤ取り付け軸の周囲に同軸的に配置されてホイールのハブ穴内に挿入される拡縮自在のコレット部材と前記タイヤ取り付け軸の基端部から放射方向に広がるフランジ面とを設け、前記タイヤ取り付け軸に前記フランジ面から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面を形成する一方で、前記コレット部材に前記フランジ面から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面を形成したホイール付きタイヤの試験装置において、
前記ホイール付きタイヤを中心軸が水平方向を向くように支持しながら移送するタイヤ支持手段と、前記タイヤ取り付け軸に負荷される鉛直方向の荷重を検出する荷重検出手段とを設けたことを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明のホイール付きタイヤの試験方法は、回転軸を水平方向に向けたホイール架台を備え、該ホイール架台に回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸と該タイヤ取り付け軸の周囲に同軸的に配置されてホイールのハブ穴内に挿入される拡縮自在のコレット部材と前記タイヤ取り付け軸の基端部から放射方向に広がるフランジ面とを設け、前記タイヤ取り付け軸に前記フランジ面から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面を形成する一方で、前記コレット部材に前記フランジ面から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面を形成した試験装置を用いたホイール付きタイヤの試験方法において、
前記ホイール付きタイヤを中心軸が水平方向を向くようにタイヤ支持手段により支持しながら移送し、該ホイール付きタイヤを前記コレット部材が前記ハブ穴内に挿入されるように前記フランジ面に密着させ、前記タイヤ取り付け軸に負荷される鉛直方向の荷重を荷重検出手段により検出し、該タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が減少するように前記タイヤ支持手段により前記ホイール付きタイヤの位置を調整し、前記コレット部材をフランジ面側に押し付けて該コレット部材の外径を前記ハブ穴の内径まで増大させ、該コレット部材により位置決めされた状態の前記ホイール付きタイヤを前記ホイール架台に固定し、しかる後、前記ホイール架台を回転させながら前記ホイール付きタイヤの動的試験を実施することを特徴とするものである。
本発明では、ホイール付きタイヤの試験装置に、ホイール付きタイヤを中心軸が水平方向を向くように支持しながら移送するタイヤ支持手段と、タイヤ取り付け軸に負荷される鉛直方向の荷重を検出する荷重検出手段とを設け、これらタイヤ支持手段及び荷重検出手段を利用することで、ホイール付きタイヤの自重がコレット部材の均等な拡張を阻害するのを防止する。そのため、ホイール付きタイヤをタイヤ取り付け軸に対して偏心させることなく装着することを可能にし、延いては、動的釣合試験やユニフォミティ試験を含むホイール付きタイヤの動的試験の精度を高めることが可能になる。
本発明において、コレット部材の収縮状態での外径はホイールのハブ穴の内径よりも0.01mm〜0.5mm小さくすることが好ましい。これにより、内径が公差範囲内にある種々のハブ穴に対応することができる。
荷重検出手段は、ホイール架台に設置しても良く、或いは、タイヤ支持手段に設置しても良い。これにより、タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重をホイール架台に設置された荷重検出手段又はタイヤ支持手段に設置された荷重検出手段により検出することができる。
本発明では、タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が減少するようにタイヤ支持手段によりホイール付きタイヤの位置を調整するが、その際、タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重は10N以下にすることが好ましい。そこで、ホイール付きタイヤの試験装置において、荷重検出手段の検出結果に基づいてタイヤ支持手段を制御する制御手段を設けると良い。この場合、タイヤ支持手段によりホイール付きタイヤの位置を調整する際にタイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が10N以下になるように荷重検出手段の検出結果に基づいてタイヤ支持手段を制御することができる。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の第1実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のホイール架台を示し、図2は該ホイール付きタイヤの試験装置のタイヤ支持手段を示すものである。図1及び図2において、ホイール付きタイヤ1は空気入りタイヤ2とホイール3とから構成されている。ホイール3はリムから中心軸側に向かって延在するディスク部4を備えており、該ディスク部4の内縁にハブ穴5が形成されている。また、ディスク部4にはホイール3を車両に固定するための複数のボルト孔6が形成されている。
図1に示すように、ホイール付きタイヤ1が装着されるホイール架台11は、その回転軸Aが水平方向に向くように設置されている。このホイール架台11には、回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸12と、タイヤ取り付け軸12の周囲に同軸的に配置されてホイール3のハブ穴5内に挿入される拡縮自在のコレット部材13と、タイヤ取り付け軸12の基端部から放射方向に広がるフランジ面14とが設けられている。タイヤ取り付け軸12の先端側にはボルト部材15が配設されており、このボルト部材15に対してコレット部材13を押圧するためのナット部材16が螺合されている。また、フランジ面14にはホイール3の複数のボルト孔6に対応する位置に複数本のボルト17が突設されており、これらボルト17に対してホイール付きタイヤ1を所定の位置に配置した状態でナット18を締め付けるようになっている。
タイヤ取り付け軸12にはフランジ面14から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面12aが形成されている。一方、コレット部材13にはフランジ面14から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面13aが形成されている。テーパ面12aの傾斜とテーパ面13aの傾斜とは実質的に同一である。そのため、ナット部材16の締付によってコレット部材13をフランジ面14側に押し付けると、コレット部材13はテーパ面12aに沿って移動しながら外径を増大させる。コレット部材13の収縮状態での外径はホイール3のハブ穴5の内径よりも0.01mm〜0.5mm小さく設定されている。コレット部材13の具体的な構造は、特に限定されるものではないが、例えば、合成樹脂製の円筒管に軸方向の両端側から軸方向に延びる切り込みを交互に入れたものを使用することができる。
また、ホイール架台11にはホイールダイナモ等の動力計19(荷重検出手段)が設置されている。この動力計19はタイヤ取り付け軸12に負荷される鉛直方向の荷重を検出するものである。動力計19の検出結果は制御回路20(制御手段)に供給される。この制御回路20は動力計19の検出結果に基づいて後述するタイヤ支持手段を制御するものであるが、必ずしも必要ではない。
一方、図2に示すように、ホイール架台11の近傍には、ホイール付きタイヤ1を中心軸が水平方向を向くように支持しながら移送するリフター21(タイヤ支持手段)が設置されている。このリフター21は、ホイール付きタイヤ1を立てた状態で保持するタイヤ保持部22と、タイヤ保持部22を鉛直方向に移動させる屈伸部23とを備えている。つまり、リフター21はホイール付きタイヤ1の荷重を支持しつつ、その位置を調整するものである。
図1及び図2において、ホイール架台11を回転駆動するための手段、ホイール付きタイヤ1に対して動的試験を実施するための手段は省略されているが、これら手段としては従来から公知のものを使用することができる。
次に、上述した試験装置を用いたホイール付きタイヤの試験方法について説明する。先ず、ホイール付きタイヤ1を中心軸が水平方向を向くようにリフター21により支持しながら移送し、ホイール付きタイヤ1をコレット部材13がハブ穴5内に挿入されるようにフランジ面14に密着させる。ここで、タイヤ取り付け軸12に負荷される鉛直方向の荷重をホイール架台11に設置された動力計19により検出し、タイヤ取り付け軸12に対する鉛直方向の荷重が0N〜10Nになるようにリフター21によりホイール付きタイヤ1の位置を調整する。調整後、コレット部材13をフランジ面14に向かって押し付けて該コレット部材13の外径をハブ穴5の内径まで増大させ、コレット部材13により位置決めされた状態のホイール付きタイヤ1をタイヤ径方向及び軸方向に不動となるようにホイール架台11に対して固定する。その後、ホイール架台11を回転させながらホイール付きタイヤ1の動的試験を実施する。
上述したホイール付きタイヤの試験方法によれば、コレット部材13の拡張によりホイール付きタイヤ1の位置決めを行う際、リフター21によりホイール付きタイヤ1の荷重を支持しているので、ホイール付きタイヤ1の自重がコレット部材13の均等な拡張を阻害するのを防止することができる。従って、ホイール付きタイヤ1をタイヤ取り付け軸12に対して偏心させることなく装着することができ、延いては、動的釣合試験やユニフォミティ試験を含むホイール付きタイヤの動的試験の精度を高めることができる。
なお、ホイール付きタイヤ1の位置決めを行う際、ホイール付きタイヤ1の自重に起因してタイヤ取り付け軸12に負荷される力が10Nを超えていると、ホイール付きタイヤ1に偏心を生じる恐れがある。
制御回路20を用いて動力計19の検出結果に基づいてリフター21を制御する場合、例えば、以下の方法で制御を行うことができる。即ち、動力計19がタイヤ取り付け軸12に負荷される下方への力を検知したときリフター21を予め設定された量だけ上昇させ、動力計19がタイヤ取り付け軸12に負荷される上方への力を検知したときリフター21を予め設定された量だけ下降させる。そして、動力計19で検出される力が10N以下になるまでリフター21の上昇又は下降を継続する。これにより、動力計19の検出結果に基づいてリフター21を制御し、ホイール付きタイヤ1の位置を自動的に調整することができる。
図3は本発明の第2実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のホイール架台を示し、図4は該ホイール付きタイヤの試験装置のタイヤ支持手段を示すものである。図3及び図4において、前述の実施形態と同一物には同一符号を付してその部分の詳細な説明は省略する。
図3に示すように、ホイール架台11は動力計19を備えていない。一方、図4に示すように、ホイール架台11の近傍には、ホイール付きタイヤ1を中心軸が水平方向を向くように支持しながら移送するバランサ31(タイヤ支持手段)が設置されている。このバランサ31は、ホイール付きタイヤ1を立てた状態で保持するタイヤ保持部32と、タイヤ保持部32を鉛直方向に吊り下げながら移動させる懸架部33とを備えている。つまり、バランサ31はホイール付きタイヤ1の荷重を支持しつつ、その位置を調整するものである。
また、バランサ31の懸架部33には荷重計34(荷重検出手段)が設置されている。この荷重計34はホイール付きタイヤ1の荷重を常に測定し、その変化に基づいてタイヤ取り付け軸12に負荷される鉛直方向の荷重を検出するものである。荷重計34の検出結果は制御回路35(制御手段)に供給される。この制御回路35は荷重計34の検出結果に基づいてバランサ31を制御するものであるが、必ずしも必要ではない。
次に、上述した試験装置を用いたホイール付きタイヤの試験方法について説明する。先ず、ホイール付きタイヤ1を中心軸が水平方向を向くようにバランサ31により支持しながら移送し、ホイール付きタイヤ1をコレット部材13がハブ穴5内に挿入されるようにフランジ面14に密着させる。ここで、タイヤ取り付け軸12に負荷される鉛直方向の荷重をバランサ31に設置された荷重計34により検出し、タイヤ取り付け軸12に対する鉛直方向の荷重が0N〜10Nになるようにバランサ31によりホイール付きタイヤ1の位置を調整する。調整後、コレット部材13をフランジ面14に向かって押し付けて該コレット部材13の外径をハブ穴5の内径まで増大させ、コレット部材13により位置決めされた状態のホイール付きタイヤ1をタイヤ径方向及び軸方向に不動となるようにホイール架台11に対して固定する。その後、ホイール架台11を回転させながらホイール付きタイヤ1の動的試験を実施する。
上述したホイール付きタイヤの試験方法によれば、コレット部材13の拡張によりホイール付きタイヤ1の位置決めを行う際、バランサ31によりホイール付きタイヤ1の荷重を支持しているので、ホイール付きタイヤ1の自重がコレット部材13の均等な拡張を阻害するのを防止することができる。従って、ホイール付きタイヤ1をタイヤ取り付け軸12に対して偏心させることなく装着することができ、延いては、動的釣合試験やユニフォミティ試験を含むホイール付きタイヤの動的試験の精度を高めることができる。
制御回路35を用いて荷重計34の検出結果に基づいてバランサ31を制御する場合、例えば、以下の方法で制御を行うことができる。即ち、荷重計34がホイール付きタイヤ1の自重より小さい値を示すとき、その自重からの減量値がタイヤ取り付け軸12に負荷される下方への力に相当するが、この荷重計34の検出結果に基づいてタイヤ取り付け軸12に負荷される下方への力を検知したときバランサ31を予め設定された量だけ上昇させる。一方、荷重計34がホイール付きタイヤ1の自重より大きい値を示すとき、その自重からの増量値がタイヤ取り付け軸12に負荷される上方への力に相当するが、この荷重計34の検出結果に基づいてタイヤ取り付け軸12に負荷される上方への力を検知したときバランサ31を予め設定された量だけ下降させる。そして、荷重計34を利用して検出される力が10N以下になるまでバランサ31の上昇又は下降を継続する。これにより、荷重計34の検出結果に基づいてバランサ31を制御し、ホイール付きタイヤ1の位置を自動的に調整することができる。
タイヤサイズ225/55R16の空気入りタイヤをリムサイズ16×7.5JJのホイールに組付けてなるホイール付きタイヤについて、図1及び図2に示すホイール付きタイヤの試験装置を用いて、試験速度120km/hの条件でラジアルフォースバリエーション(RFV)の1次成分を測定した(実施例)。
また、上記ホイール付きタイヤについて、実施例と同様のホイール架台を備えたホイール付きタイヤの試験装置を用い、ホイール付きタイヤを手作業でホイール架台に装着した後、試験速度120km/hの条件でラジアルフォースバリエーション(RFV)の1次成分を測定した(従来例)。
これら実施例及び従来例において、それぞれ5回ずつ測定を行い、測定毎にホイール架台に対してホイール付きタイヤを付け直した。その測定結果を表1に示す。
Figure 0004645381
この表1から明らかなように、実施例では従来例に比べて測定結果の標準偏差が小さくなっており、測定精度が高いものであった。
本発明の第1実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のホイール架台の要部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のタイヤ支持手段の要部を示す正面図である。 本発明の第2実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のホイール架台の要部を示す断面図である。 本発明の第2実施形態からなるホイール付きタイヤの試験装置のタイヤ支持手段の要部を示す正面図である。
符号の説明
1 ホイール付きタイヤ
2 空気入りタイヤ
3 ホイール
4 ディスク部
5 ハブ穴
11 ホイール架台
12 タイヤ取り付け軸
12a テーパ面
13 コレット部材
13a テーパ面
14 フランジ面
19 動力計(荷重検出手段)
20 制御回路(制御手段)
21 リフター(タイヤ支持手段)
31 バランサ(タイヤ支持手段)
34 荷重計(荷重検出手段)
35 制御回路(制御手段)

Claims (11)

  1. 回転軸を水平方向に向けたホイール架台を備え、該ホイール架台に回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸と該タイヤ取り付け軸の周囲に同軸的に配置されてホイールのハブ穴内に挿入される拡縮自在のコレット部材と前記タイヤ取り付け軸の基端部から放射方向に広がるフランジ面とを設け、前記タイヤ取り付け軸に前記フランジ面から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面を形成する一方で、前記コレット部材に前記フランジ面から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面を形成したホイール付きタイヤの試験装置において、
    前記ホイール付きタイヤを中心軸が水平方向を向くように支持しながら移送するタイヤ支持手段と、前記タイヤ取り付け軸に負荷される鉛直方向の荷重を検出する荷重検出手段とを設けたホイール付きタイヤの試験装置。
  2. 前記コレット部材の収縮状態での外径を前記ホイールのハブ穴の内径よりも0.01mm〜0.5mm小さくした請求項1に記載のホイール付きタイヤの試験装置。
  3. 前記荷重検出手段を前記ホイール架台に設置した請求項1又は請求項2に記載のホイール付きタイヤの試験装置。
  4. 前記荷重検出手段を前記タイヤ支持手段に設置した請求項1又は請求項2に記載のホイール付きタイヤの試験装置。
  5. 前記荷重検出手段の検出結果に基づいて前記タイヤ支持手段を制御する制御手段を設けた請求項1〜4のいずれかに記載のホイール付きタイヤの試験装置。
  6. 回転軸を水平方向に向けたホイール架台を備え、該ホイール架台に回転軸方向に延びるタイヤ取り付け軸と該タイヤ取り付け軸の周囲に同軸的に配置されてホイールのハブ穴内に挿入される拡縮自在のコレット部材と前記タイヤ取り付け軸の基端部から放射方向に広がるフランジ面とを設け、前記タイヤ取り付け軸に前記フランジ面から離れるにしたがって外径が小さくなるテーパ面を形成する一方で、前記コレット部材に前記フランジ面から離れるにしたがって内径が小さくなるテーパ面を形成した試験装置を用いたホイール付きタイヤの試験方法において、
    前記ホイール付きタイヤを中心軸が水平方向を向くようにタイヤ支持手段により支持しながら移送し、該ホイール付きタイヤを前記コレット部材が前記ハブ穴内に挿入されるように前記フランジ面に密着させ、前記タイヤ取り付け軸に負荷される鉛直方向の荷重を荷重検出手段により検出し、該タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が減少するように前記タイヤ支持手段により前記ホイール付きタイヤの位置を調整し、前記コレット部材をフランジ面側に押し付けて該コレット部材の外径を前記ハブ穴の内径まで増大させ、該コレット部材により位置決めされた状態の前記ホイール付きタイヤを前記ホイール架台に固定し、しかる後、前記ホイール架台を回転させながら前記ホイール付きタイヤの動的試験を実施することを特徴とするホイール付きタイヤの試験方法。
  7. 前記コレット部材の収縮状態での外径を前記ホイールのハブ穴の内径よりも0.01mm〜0.5mm小さくした請求項6に記載のホイール付きタイヤの試験方法。
  8. 前記タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重を前記ホイール架台に設置された荷重検出手段により検出するようにした請求項6又は請求項7に記載のホイール付きタイヤの試験方法。
  9. 前記タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重を前記タイヤ支持手段に設置された荷重検出手段により検出するようにした請求項6又は請求項7に記載のホイール付きタイヤの試験方法。
  10. 前記タイヤ支持手段により前記ホイール付きタイヤの位置を調整する際に前記タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が10N以下になるようにした請求項6〜9のいずれかに記載のホイール付きタイヤの試験方法。
  11. 前記タイヤ支持手段により前記ホイール付きタイヤの位置を調整する際に前記タイヤ取り付け軸に対する鉛直方向の荷重が10N以下になるように前記荷重検出手段の検出結果に基づいて前記タイヤ支持手段を制御するようにした請求項6〜9のいずれかに記載のホイール付きタイヤの試験方法。
JP2005270086A 2005-09-16 2005-09-16 ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法 Expired - Fee Related JP4645381B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270086A JP4645381B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005270086A JP4645381B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007078624A JP2007078624A (ja) 2007-03-29
JP4645381B2 true JP4645381B2 (ja) 2011-03-09

Family

ID=37939098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005270086A Expired - Fee Related JP4645381B2 (ja) 2005-09-16 2005-09-16 ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4645381B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6567388B2 (ja) * 2015-10-20 2019-08-28 株式会社小野測器 タイヤ装着システム
KR102254145B1 (ko) * 2019-12-04 2021-05-21 넥센타이어 주식회사 타이어 시험 장치

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040258U (ja) * 1973-08-08 1975-04-24
JPS57205423U (ja) * 1981-06-25 1982-12-27
JPH0210432Y2 (ja) * 1983-12-16 1990-03-15
JPH0351560A (ja) * 1989-07-19 1991-03-05 Zouken:Kk 動力伝達装置及びホイールバランサ
JPH0523103U (ja) * 1991-09-10 1993-03-26 株式会社テイアンドテイ タイヤ試験機のリム保持装置
JPH05180382A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 配管の接続装置
JPH08166310A (ja) * 1994-10-14 1996-06-25 Kyowa Seisakusho:Kk ホイ−ルバランサ−用車輪取付装置
JPH0911716A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Shimadzu Corp タイヤ試験機
JP2003004597A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Kokusai Keisokki Kk ホイール付きタイヤのユニフォーミティおよび/または動釣合釣合試験装置
JP2003337155A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 検査冶具

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5040258U (ja) * 1973-08-08 1975-04-24
JPS57205423U (ja) * 1981-06-25 1982-12-27
JPH0210432Y2 (ja) * 1983-12-16 1990-03-15
JPH0351560A (ja) * 1989-07-19 1991-03-05 Zouken:Kk 動力伝達装置及びホイールバランサ
JPH0523103U (ja) * 1991-09-10 1993-03-26 株式会社テイアンドテイ タイヤ試験機のリム保持装置
JPH05180382A (ja) * 1991-12-26 1993-07-20 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 配管の接続装置
JPH08166310A (ja) * 1994-10-14 1996-06-25 Kyowa Seisakusho:Kk ホイ−ルバランサ−用車輪取付装置
JPH0911716A (ja) * 1995-06-30 1997-01-14 Shimadzu Corp タイヤ試験機
JP2003004597A (ja) * 2001-06-20 2003-01-08 Kokusai Keisokki Kk ホイール付きタイヤのユニフォーミティおよび/または動釣合釣合試験装置
JP2003337155A (ja) * 2002-05-17 2003-11-28 Furukawa Electric Co Ltd:The 検査冶具

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007078624A (ja) 2007-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6658936B2 (en) Apparatus and method for measuring uniformity and/or dynamic balance of tire
US9731566B1 (en) Tire changer with actuated load roller
JP4694792B2 (ja) フォースバリエーション測定機でタイヤのバランスを測定する装置と方法
CN108780018B (zh) 动平衡试验装置与动平衡试验方法
JP2018155574A (ja) 風車用軸受の試験装置
JP2013170824A (ja) タイヤ試験装置
JP2006308320A (ja) タイヤ複合測定装置
JP4645381B2 (ja) ホイール付きタイヤの試験装置及び試験方法
CN100462246C (zh) 安装轮胎的方法和装置以及分析所述轮胎的方法
EP2604990A1 (en) Method and system for determining and improving running characteristics of a pneumatic tyre of a vehicle wheel
US20040083810A1 (en) Wheel balancing system with integrated wheel lift, loaded mode testing, and wheel imaging system
JP4767808B2 (ja) タイヤ試験機の精度検査方法
CN112207760B (zh) 垂直式低压涡轮单元体组装装置及其组装方法
JP2003004597A (ja) ホイール付きタイヤのユニフォーミティおよび/または動釣合釣合試験装置
JP4014822B2 (ja) タイヤのユニフォーミティ及び動釣合複合試験装置
JP2002350273A (ja) タイヤの動釣合及びユニフォーミティ試験装置
JP2005069886A (ja) ホイール付きタイヤのユニフォーミティ及び/または動釣合試験装置
JP6798862B2 (ja) タイヤの動バランス及びユニフォーミティの測定装置
JP4746755B2 (ja) タイヤのユニフォーミティ及び/または動釣合試験装置
JP2018080975A (ja) トレッドリングの剛性測定装置、及びトレッドリングの剛性測定方法
JP4456126B2 (ja) タイヤのユニフォーミティ試験装置
JP2011107163A (ja) タイヤ試験システム用の振動補正システム
CN220960437U (zh) 一种主轴动平衡试验标定工装
US20060288804A1 (en) Method and device for testing a run-flat tire support
CN216308824U (zh) 一种城轨弹性车轮跳动检测装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080903

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101109

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4645381

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131217

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees