JP6609169B2 - 鞍乗型乗物 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型乗物に関する。
鞍乗型乗物の車体フレームのヘッドパイプには、例えば、一対のフロントフォークとハンドルとを支持するステアリング部材が軸支されると共に、ヘッドランプ等の車載装置や、カウル等を車体フレームに取り付けるためのブラケットが設けられる。また、例えば特許文献1に開示されるように、ヘッドパイプとステアリング部材とには、ヘッドパイプの軸回りのハンドルの回動角度を規定するハンドルストッパ構造が設けられる。
実開昭63−98890号公報
ところで、鞍乗型乗物のヘッドパイプ周辺の構造が複雑化すると、鞍乗型乗物の重量増加を招くと共に、部品点数及び製造工程数の増加によるコストの上昇を招くおそれがある。また、ヘッドパイプ周辺では、ハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースが限られ、ハンドルの回動角度の規定範囲が前記スペースに制約を受ける場合がある。
そこで本発明は、鞍乗型乗物のヘッドパイプ周辺の構造を簡素化することにより、鞍乗型乗物の軽量化と、部品点数及び製造工程数の削減による低コスト化とを図ると共に、ヘッドパイプ周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保して、ハンドルの回動角度の規定範囲を広げ易くすることを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る鞍乗型乗物は、上下方向に延びるヘッドパイプを有する車体フレームと、前記ヘッドパイプに回動自在に支持された状態でハンドルが固定されるステアリング軸と、前記ヘッドパイプの軸線方向一方側に配置された状態で前記ステアリング軸に固定されたステアリングブラケットとを有するステアリング部材と、前記車体フレームに支持される車載装置と、前記ヘッドパイプから前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する方向の外側に突出し、前記車載装置が取り付けられるステー部材と、を備え、前記ステアリングブラケットは、前記ハンドルが所定角度回動したときに前記ステー部材と当接する規制部を有し、前記ステー部材は、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有し且つ前記ハンドルの回動角度を規制する。
上記構成によれば、ステー部材が、車載装置を支持し且つハンドルの回動角度を規制するので、車載装置を車体フレームに取り付けるためのブラケットとハンドルストッパ構造とを別々に設けた場合に比べて、鞍乗型乗物のヘッドパイプ周辺の構造を簡素化し、鞍乗型乗物の軽量化と、部品点数及び製造工程数の削減による低コスト化とを図れる。また、ステー部材が、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有するので、ハンドルを所定角度回動させたときに規制部が移動可能なスペースをヘッドパイプ周辺で広く確保でき、ヘッドパイプ周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保して、ハンドルの回動角度の規定範囲を広げ易くすることができる。
前記ステー部材は、前記ヘッドパイプに形成され且つ前記軸線方向に延びていてもよい。
上記構成によれば、ヘッドパイプに形成されたステー部材がヘッドパイプの軸線方向に延びているので、例えば、ステー部材で支持する重量物の負荷が前記軸線方向にステー部材に及んでも、ステー部材で重量物を安定して支持できるようにステー部材の強度を確保すると共に、ヘッドパイプ周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保しながら鞍乗型乗物の設計自由度を高められる。
前記ヘッドパイプは、前記ステアリング軸を支持する第1支持部と、前記第1支持部の外周面よりも前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する前記方向の外側に位置する外周面を有し且つ前記第1支持部と前記軸線方向に隣接して前記ステアリング軸を支持する第2支持部と、前記第1支持部と前記第2支持部との間に形成された段差部とを有し、前記ステー部材は、前記第1支持部と前記段差部と前記第2支持部とに連続して形成されていてもよい。
上記構成によれば、第1支持部と段差部と第2支持部とに連続してステー部材をヘッドパイプに形成することで、前記軸線方向に平坦な外周面のヘッドパイプにステー部材を形成した場合に比べて、ヘッドパイプのステー部材が形成されている部分の長さを長く確保し、ヘッドパイプとステー部材との強度を高めることができる。
前記ハンドルが前記所定角度回動したときに、前記ステー部材のうち前記第2支持部に形成された部分の側部が前記規制部と当接してもよい。
上記構成によれば、ステー部材のうち第2支持部に形成された部分の側部が規制部と当接することにより、ステー部材と規制部との当接部分に、ヘッドパイプのステー部材が形成された部分を近づけることができる。よって、ヘッドパイプのステー部材が形成された部分において、ステー部材と規制部とが当接する衝撃に耐えられる強度を確保し易くすることができる。
前記車体フレームは、前記第1支持部から車体後方に延びるメインフレーム部と、前記メインフレーム部と前記ヘッドパイプの前記軸線方向一方側に離隔して前記第2支持部の前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する前記方向の外側に配置された補強部材と、を有し、前記第2支持部が、前記第1支持部よりも前記ヘッドパイプの前記軸線方向一方側に配置され、前記ステー部材が、前記ヘッドパイプの前側領域に設けられ、前記規制部が、前記ステアリングブラケットの前側領域から上方に突出していてもよい。
上記構成によれば、規制部が、ステアリングブラケットの前側領域から上方に突出しているので、ステアリングブラケットの後側領域から規制部を上方に突出させた場合に比べて、ステアリングブラケットの後側領域の位置が、規制部によって制約を受けるのを防止できる。これにより、ステアリングブラケットの後側領域と補強部材との間の距離を広げ、ハンドルを回動させたときにステアリングブラケットの後側領域を補強部材に当たりにくくして、ハンドルの回動角度の規定範囲を広げ易くすることができる。
前記ステー部材は、前記上下方向と、前記軸線方向と直交する方向とに延びる板部材でもよい。
上記構成によれば、ステー部材を、その上下方向と、前記軸線方向と直交する方向とに延びる部分で規制部と当接させることができるので、ステー部材と規制部とが当接するときに、ステー部材に局所的に面圧が集中するのを防止できる。
本発明によれば、鞍乗型乗物のヘッドパイプ周辺の構造を簡素化することにより、鞍乗型乗物の軽量化と、部品点数及び製造工程数の削減による低コスト化とを図れると共に、ヘッドパイプ周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保して、ハンドルの回動角度の規定範囲を広げ易くすることができる。
実施形態に係る鞍乗型乗物の前部の右側面図である。 図1のステアリング部材の右側面図である。 図1のステアリング部材の左斜め前方から見た斜視図である。 図1のアンダーブラケットの右斜め前方から見た斜視図である。 図1のステー部材の部分的な正面図である。
本発明の実施形態について、各図を参照して説明する。以下に記載する各方向は、鞍乗型乗物1の車体の搭乗者から見た各方向を基準とする。
図1は、実施形態に係る鞍乗型乗物1の前部の右側面図である。図1に示すように、鞍乗型乗物1は、一例として自動二輪車であって、車体フレーム2、走行用駆動ユニット3、燃料タンク4、ステアリング部材5、ステー部材6、一対のフロントフォーク7、前輪8、ハンドル9、カウル10、及びヘッドランプ装置11を備える。また、鞍乗型乗物1は、図示しない車体後部において、前記搭乗者が騎乗するシート、後輪、及び前記後輪を軸支するスイングアームを備える。
車体フレーム2は、前後方向に延びている。車体フレーム2は、ヘッドパイプ2a、メインフレーム部2b、補強フレーム部2c、2d、接続フレーム部2e、2f、及び補強部材12を有する。ヘッドパイプ2aは、車体フレーム2の前部で上下方向に延びている。後述するように、ヘッドパイプ2aには、ステー部材6が形成され、ステー部材6には、取付フレーム13が支持されている(図2参照)。取付フレーム13は、車載装置(ここではヘッドランプ装置11)とカウル10とを支持している。なお、前記車載装置は、ヘッドランプ装置11に限定されず、例えば、レギュレータ等の各種電装品や、各種計器でもよい。
メインフレーム部2bは、ヘッドパイプ2aから後方に延びている。補強フレーム部2c、2dは、メインフレーム部2bの下方でヘッドパイプ2aから左右に分かれて後方に延び、メインフレーム部2bに接続されている。接続フレーム部2e、2fは、メインフレーム部2bと補強フレーム部2c、2dとの間でメインフレーム部2bの前部から左右に分かれて後方に延び、補強フレーム部2c、2dに接続されている。補強部材12は、板材を屈曲させてなるガセット部材であり、補強フレーム部2c、2dの前部を覆いながら、補強フレーム部2c、2dを補強している。
走行用駆動ユニット3は、前記後輪を回転駆動させるための駆動力を出力する。走行用駆動ユニット3は、車体フレーム2の下方に配置され、車体フレーム2に支持されている。走行用駆動ユニット3は、一例としてエンジンであるが、これに限定されず、例えば、走行用電動モータでもよいし、エンジンと走行用電動モータとの両方でもよい。燃料タンク4は、走行用駆動ユニット3に供給する燃料を貯留する。燃料タンク4は、車体フレーム2の上方に配置され、車体フレーム2に支持されている。
ステアリング部材5は、前記搭乗者のハンドル9の操作に伴って、鞍乗型乗物1の進行方向を変更する。ステアリング部材5は、ステアリング軸15と、ステアリング軸15に固定された一対のステアリングブラケット(アンダーブラケット16及びアッパーブラケット17)とを有する。ステアリング軸15は、ヘッドパイプ2aに挿通されてヘッドパイプ2aに回転自在に支持されている。ステアリング軸15がヘッドパイプ2aに支持された状態で、ステアリング軸15には、アッパーブラケット17を介してハンドル9が固定されている。
アンダーブラケット16とアッパーブラケット17とは、互いに上下方向に離隔している。アンダーブラケット16は、ヘッドパイプ2aの軸線方向Xの一方側(ここでは下方側)の位置に配置された状態で、ステアリング軸15に固定されている。アッパーブラケット17は、ヘッドパイプ2aの軸線方向Xの他方側(ここでは上方側)の位置に配置された状態で、ステアリング軸15に固定されている。アンダーブラケット16とアッパーブラケット17とは、一対のフロントフォーク7を保持している。一対のフロントフォーク7は、その下端部で前輪8を軸支している。
前記搭乗者のハンドル9の操作に伴って、ハンドル9の回動角度が変更されると、ステアリング軸15が回転し、一対のフロントフォーク7がヘッドパイプ2aの周方向に移動する。これにより、鞍乗型乗物1の進行方向が変更される。
ステー部材6は、ヘッドパイプ2aに形成されてヘッドパイプ2aの軸線方向Xに延びている。ステー部材6は、ここではヘッドパイプ2aの前側領域2gに設けられ、ヘッドパイプ2aから軸線方向Xと直交する方向(以下、単に直交方向と称する。)の外側に突出している。ステー部材6は、一例として、ヘッドパイプ2aに溶接されているが、ステー部材6とヘッドパイプ2aとは、一体形成されていてもよい。ステー部材6は、前記車載装置とカウル10とを車体フレーム2に取り付けるブラケットとして用いられる。
ここで鞍乗型乗物1は、ステー部材6とアンダーブラケット16の後述する規制部16a(図2参照)とによりハンドル9の回動角度を規制するハンドルストッパ構造を備えている。ステー部材6は、規制部16aと当接することによりハンドル9の回動角度を規制する。このようにステー部材6は、前記ブラケットとしての機能と、前記ハンドルストッパ構造のストッパ部材としての機能とを兼ね備えている。
カウル10は、フロントカウル部10aとサイドカウル部10bとを有する。フロントカウル部10aは、ヘッドランプ装置11のランプ部11aの周囲と一対のフロントフォーク7の上端部とを覆っている。サイドカウル部10bは、フロントカウル部10aの後方で、車体フレーム2の左右側部と走行用駆動ユニット3の上部とを覆っている。ヘッドランプ装置11は、車体の前部に配置され、ランプ部11aの前面を前方に向けた状態で車体フレーム2に支持されている。
図2は、図1のステアリング部材5の右側面図である。図2に示すように、鞍乗型乗物1は、カウル10とヘッドランプ装置11とをステー部材6に取り付けるための取付フレーム13を備えている。取付フレーム13は、センターフレーム部13a、サイドフレーム部13b、13c、及びフロントフレーム部13dを有する。
センターフレーム部13aは、車体の左右方向中央の位置で、前後方向に延びている。センターフレーム部13aの長手方向後端には、上下方向と前後方向とに延びるプレート部13eが設けられている。プレート部13eは、ステー部材6に固定されている。サイドフレーム部13b、13cは、センターフレーム部13aの左右方向両側の位置で、前後方向に延びている。サイドフレーム部13b、13cの長手方向後端は、補強フレーム部2c、2dに固定されている。フロントフレーム部13dは、センターフレーム部13aの長手方向前端と、サイドフレーム部13b、13cの長手方向前端とに接続されている。フロントフレーム部13dには、カウル10とヘッドランプ装置11とが固定されている。
アンダーブラケット16は、ハンドル9が所定角度回動したときにステー部材6と当接する一対の規制部16aを有する。アンダーブラケット16は、前後方向に補強フレーム部2c、2d及び補強部材12と離間している。ハンドル9の回動角度の規定範囲内でハンドル9を回動させた場合、アンダーブラケット16は、補強フレーム部2c、2dと補強部材12とのいずれにも干渉することなくヘッドパイプ2aの周方向に回動する。
ヘッドパイプ2aは、第1支持部2h、第2支持部2i、及び段差部2jを有する。第1支持部2hは、軸線方向Xに延び、ステアリング軸15を支持する。第2支持部2iは、第1支持部2hの外周面よりも前記直交方向の外側に位置する外周面を有し、第1支持部2hと軸線方向Xに隣接してステアリング軸15を支持する。第2支持部2iは、第1支持部2hよりもヘッドパイプ2aの軸線方向Xの少なくとも一方側(ここでは上方側及び下方側)の位置に配置されている。段差部2jは、第1支持部2hと第2支持部2iとの間に形成されている。
第2支持部2iは、ヘッドパイプ2aの第1支持部2hの軸線方向Xの一方側の位置のみに設けられていてもよい。また、ヘッドパイプ2aは、第1支持部2h、第2支持部2i、及び段差部2jを有していなくてもよく、例えば、軸線方向Xに平坦な外周面を有していてもよい。また、ヘッドパイプ2aは、第1支持部2h、第2支持部2i、及び段差部2jを一体とした鋳物で形成されてもよい。
メインフレーム部2bは、第1支持部2hに接続されて第1支持部2hから車体後方に延びている。補強フレーム部2c、2dは、第1支持部2hとメインフレーム部2bとの接続部分と軸線方向Xに離隔した位置で第1支持部2hに接続され、第1支持部2hから車体後方に延びてメインフレーム部2bに接続されている。補強部材12は、メインフレーム部2bと軸線方向X一方側(ここでは下方側)に離隔して、前記直交方向の外側に配置されている。
ステー部材6は、アッパーブラケット17の下方に位置し、軸線方向Xと、ヘッドパイプ2aの軸心を通って軸線方向Xと直交する方向とに延びている。ステー部材6は、第1支持部2hと段差部2jと第2支持部2iとに連続して形成されている。ステー部材6には、カウル10と前記車載装置とをステー部材6に取り付けるための少なくとも1つの取付部6aが設けられている。具体的にステー部材6は、ステー上部6bとステー下部6cとを有する。ステー上部6bは、第1支持部2hに形成されている。ステー上部6bには、2つの取付部6aが軸線方向Xに間隔をおいて並設されている。取付部6aには、締結部材を用いてプレート部13eが固定されている。ステー下部6cは、ステー上部6bから下方に延びている。ステー下部6cは、ハンドル9が所定角度回動されたときに規制部16aと当接する当接部6dを有する。当接部6dは、ここでは、ステー部材6のうち第2支持部2iに形成された部分の側部である。
ステー部材6の軸線方向Xの寸法は、ステー部材6がアンダーブラケット16とアッパーブラケット17とに干渉しない範囲の値に適宜設定できる。一例として、ステー部材6の軸線方向Xの寸法は、アンダーブラケット16とアッパーブラケット17との軸線方向X間の距離の10%以上90%以下の範囲の値が望ましく、30%以上70%以下の範囲の値がより望ましく、40%以上60%以下の範囲の値が一層望ましい。
また、ヘッドパイプ2aにおけるステー部材6の軸線方向Xの位置は、適宜設定できるが、一例として、ステー部材6の軸線方向Xの中央の位置が、ヘッドパイプ2aの軸線方向Xの中央の位置よりも下方となるようにステー部材6をヘッドパイプ2aに形成すると、当接部6dを規制部16aに近づけ易くできるので望ましい。
また、ステー部材6における取付部6aの軸線方向Xの位置は、適宜設定できるが、一例として、少なくとも1つの取付部6aの軸線方向Xの位置が、ステー部材6の軸線方向Xの中央の位置よりも上方となるように取付部6aをステー部材6に形成すると、プレート部13eの軸線方向Xの寸法を小さくして、ヘッドパイプ2aの周辺構造を簡素化し易くできるので望ましい。
図3は、図1のステアリング部材5の左斜め前方から見た斜視図である。図4は、図1のアンダーブラケット16の右斜め前方から見た斜視図である。図3及び4に示すように、アンダーブラケット16とアッパーブラケット17とは、左右方向に延びている。アンダーブラケット16の左右方向中央の位置には、アンダーブラケット16にステアリング軸15の下端部を固定するステアリング軸固定部16bが設けられている。アンダーブラケット16のステアリング軸固定部16bの左右方向両側の位置には、アンダーブラケット16にフロントフォーク7を固定するフロントフォーク固定部16cが設けられている。アンダーブラケット16のフロントフォーク固定部16cよりも前側に位置する前端面16dは、アンダーブラケット16のステアリング軸固定部16bの前側に位置する前端面16eよりも前方に位置している。また、アンダーブラケット16のフロントフォーク固定部16cの後側に位置する後端面16fは、アンダーブラケット16のステアリング軸固定部16bの後側に位置する後端面16gよりも前方に位置している。
一対の規制部16aは、鞍乗型乗物1が直進する角度にハンドル9の回動角度が設定された状態で、ステアリング軸15の左右方向両側でステー部材6との間の左右方向の距離が互いに等距離となるアンダーブラケット16の位置に設けられている。規制部16aは、アンダーブラケット16の前側領域16hから上方に突出している。規制部16aは、軸線方向Xと、ヘッドパイプ2aの軸心を通って軸線方向Xと直交する方向とに延びる側面16a1を有する。側面16a1は、ハンドル9が所定角度回動したときにステー部材6の側面6d1と当接する(図5参照)。アンダーブラケット16の後側領域16iは、ハンドル9の回動角度の規定範囲内で、補強部材12及び補強フレーム部2c、2dと離隔している。
アッパーブラケット17の左右方向中央の位置には、アッパーブラケット17にステアリング軸15の軸方向他端を固定するステアリング軸固定部17aが設けられる。アッパーブラケット17のステアリング軸固定部17aの左右方向両側の位置には、アッパーブラケット17にフロントフォーク7の上端部を固定するフロントフォーク固定部17bが設けられる。
ステー部材6は、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有する。ここで言うステー部材6の幅方向寸法とは、前記直交方向のうちヘッドパイプ2aの軸心とステー部材6の見掛けの左右方向中央の位置とが重なる方向から見たときのステー部材6の左右方向寸法を指す。ステー部材6は、一例として、幅方向に垂直な板面を有する板部材である。ステー上部6bの板面とステー下部6cの板面とは、面一に形成されている。取付部6aには、ステー部材6を幅方向に挿通する挿通孔が設けられている。
ステー部材6は、基部6eと先端部6fとを有する。基部6eは、ステー下部6cの当接部6dよりも前記直交方向にヘッドパイプ2aに近接する位置に配置されている。先端部6fは、ステー上部6bの取付部6aよりも前記直交方向にヘッドパイプ2aから離隔する位置に配置されている。基部6eは、先端部6fよりもヘッドパイプ2aの前記直交方向にヘッドパイプ2aに近接する位置に配置されている。
図5は、図1のステー部材6の部分的な正面図である。図5では、ステー部材6が規制部16aに当接したときのステー部材6の部分的な正面図を示している。図5に示すように、ステー部材6の当接部6dは、軸線方向Xと、ヘッドパイプ2aの軸心を通って軸線方向Xと直交する方向とに延びる側面6d1を有する。当接部6dの側面6d1と規制部16aの側面16a1とは、平坦面であり、ハンドル9が所定角度回動したときに互いに面接触する。
以上説明したように、鞍乗型乗物1によれば、ステー部材6が、前記車載装置を支持し且つハンドル9の回動角度を規制するので、前記車載装置を車体フレーム2に取り付けるためのブラケットと、ハンドルストッパ構造とを別々に設けた場合に比べて、鞍乗型乗物1のヘッドパイプ2a周辺の構造を簡素化し、鞍乗型乗物1の軽量化と、部品点数及び製造工程数の削減による低コスト化とを図れる。
ここで、仮に幅方向寸法が上下方向寸法以上の形状を有するストッパ部材をヘッドパイプに設け、ハンドルが所定角度回動したときに当該ストッパ部材を規制部と当接させてハンドルの回動角度を規制するハンドルストッパ構造を鞍乗型乗物に設けた場合、ハンドルを回動させたときに規制部が移動可能なスペースをヘッドパイプ周辺で確保しにくく、ハンドルの回動角度の規定範囲が狭くなるおそれがある。これに対して鞍乗型乗物1では、ステー部材6が、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有するので、ハンドル9を所定角度回動させたときに規制部16aが移動可能なスペースをヘッドパイプ2a周辺で広く確保でき、ヘッドパイプ2a周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保して、ハンドル9の回動角度の規定範囲を広げ易くすることができる。
また、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有するステー部材6を用いることにより、ハンドル9を所定角度回動させたときにヘッドパイプ2a周辺で規制部16aが移動可能なスペースを確保し易くなるため、前記ストッパ部材をヘッドパイプに設ける場合に比べて、アンダーブラケット16の前側領域16hから規制部16aを上方に突出させ易くすることができる。このように、アンダーブラケット16の前側領域16hから規制部16aを上方に突出させることで、アンダーブラケット16の後側領域16iから規制部16aを上方に突出させた場合に比べて、アンダーブラケット16の規制部16aを設けた部分が補強フレーム部2c、2dに近づくのを防止できる。これにより、アンダーブラケット16の後側領域16iと補強フレーム部2c、2dとの間の距離を広げ、ハンドル9を回動させたときにアンダーブラケット16の後側領域16iを補強部材12と補強フレーム部2c、2dとに当たりにくくして、ハンドル9の回動角度の規定範囲を広げ易くすることができる。
また、ステー部材6が軸線方向Xに延びているので、例えば、ステー部材6で支持する前記車載装置の重量負荷が軸線方向Xにステー部材6に及んでも、ステー部材6で前記車載装置を安定して支持可能なステー部材6の強度を確保しつつ、ヘッドパイプ2a周辺でハンドルストッパ構造を動作させるためのスペースを効率よく確保しながら、鞍乗型乗物1の設計自由度を高めることができる。
また、第1支持部2hと段差部2jと第2支持部2iとに連続してステー部材6をヘッドパイプ2aに形成しているので、軸線方向Xに平坦な外周面のヘッドパイプにステー部材を形成した場合に比べて、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分の長さを長く確保し、ヘッドパイプ2aとステー部材6との強度を高めることができる。
また、ステー部材6のうち第2支持部2iに形成された当接部6dが規制部16aと当接するので、ステー部材6と規制部16aとの当接部分に、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分を近づけることができる。よって、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分において、ステー部材6と規制部16aとが当接する衝撃に耐えられる強度を確保し易くすることができる。
また、ステー部材6が、上下方向と前記直交方向とに延びる板部材であるため、ステー部材6の上下方向と前記直交方向とに延びる部分を規制部16aに当接させることにより、ステー部材6と規制部16aとが当接する衝撃を側面16a1、6d1の接触領域の全体に分散でき、ステー部材6に局所的に面圧が集中するのを防止できる。
なお、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分には、前記車載装置の重量負荷に耐える強度と、ステー部材6と規制部16aとが当接する衝撃に耐えられる強度とを有することが求められる。鞍乗型乗物1では、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分が軸線方向Xに長く確保され、ヘッドパイプ2aにステー部材6が高い強度で形成されている。従って、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分に、前記車載装置の重量負荷や、ステー部材6と規制部16aとが当接する衝撃が及んでも、ステー部材6、又は、ヘッドパイプ2aのステー部材6が形成された部分が損傷するのを良好に防止できる。
また、当接部6dを有するステー下部6cが、ステー上部6bから下方に向けて延びているので、当接部6dと当接可能に規制部16aをアンダーブラケット16に設けるために、例えば、アンダーブラケット16の上下方向寸法を増大させなくてもよい。このため、アンダーブラケット16の重量増加を防止できると共に、アンダーブラケット16と前記車載装置とを上下方向に離隔させて、アンダーブラケット16が前記車載装置と干渉するのを防止できる。
また、ステー部材6の板面が、ステー上部6bとステー下部6cとで面一に形成されているので、ステー部材6と規制部16aとが当接するときにステー上部6bとステー下部6cとの間に局所的に面圧が集中するのを抑制でき、ステー上部6bとステー下部6cとの間でステー部材6が折れ曲がったり、ステー上部6bとステー下部6cとの間でステー部材6にクラックが生じたりするのを防止できる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除できる。また、鞍乗型乗物は、当然ながら自動二輪車に限定されず、その他の各種の乗物、例えば、三輪車、小型滑走艇(PWC:Personal Water Craft)、スノーモービル、及びATV(全地形走行車)等のいずれかでもよい。
X ヘッドパイプの軸線方向
1 鞍乗型乗物
2 車体フレーム
2a ヘッドパイプ
2b メインフレーム部
2c、2d 補強部材
2g ヘッドパイプの前側領域
2h 第1支持部
2i 第2支持部
2j 段差部
5 ステアリング部材
6 ステー部材
6c ステー下部(ステー部材のうち第2支持部に形成された部分の側部)
9 ハンドル
11 ヘッドランプ装置(車載装置)
12 補強部材
15 ステアリング軸
16 アンダーブラケット(ステアリングブラケット)
16a 規制部

Claims (5)

  1. 上下方向に延びるヘッドパイプを有する車体フレームと、
    前記ヘッドパイプに回動自在に支持された状態でハンドルが固定されるステアリング軸と、前記ヘッドパイプの軸線方向一方側に配置された状態で前記ステアリング軸に固定されたステアリングブラケットとを有するステアリング部材と、
    前記車体フレームに支持される車載装置と、
    前記ヘッドパイプから前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する方向の外側に突出し、前記車載装置が取り付けられるステー部材と、を備え、
    前記ステアリングブラケットは、前記ハンドルが所定角度回動したときに前記ステー部材と当接する規制部を有し、
    前記ステー部材は、上下方向寸法が幅方向寸法よりも大きい形状を有し且つ前記ハンドルの回動角度を規制し、
    前記ヘッドパイプは、前記ステアリング軸を支持する第1支持部と、前記第1支持部の外周面よりも前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する前記方向の外側に位置する外周面を有し且つ前記第1支持部と前記軸線方向に隣接して前記ステアリング軸を支持する第2支持部と、前記第1支持部と前記第2支持部との間に形成された段差部とを有し、
    前記ステー部材は、前記第1支持部と前記段差部と前記第2支持部とに連続して形成されている、鞍乗型乗物。
  2. 前記ステー部材は、前記ヘッドパイプに形成され且つ前記軸線方向に延びている、請求項1に記載の鞍乗型乗物。
  3. 前記ハンドルが前記所定角度回動したときに、前記ステー部材のうち前記第2支持部に形成された部分の側部が前記規制部と当接する、請求項1又は2に記載の鞍乗型乗物。
  4. 前記車体フレームは、前記第1支持部から車体後方に延びるメインフレーム部と、前記メインフレーム部と前記ヘッドパイプの前記軸線方向一方側に離隔して前記第2支持部の前記ヘッドパイプの前記軸線方向と直交する前記方向の外側に配置された補強部材とを有し、
    前記第2支持部が、前記第1支持部よりも前記ヘッドパイプの前記軸線方向一方側に配置され、
    前記ステー部材が、前記ヘッドパイプの前側領域に設けられ、
    前記規制部が、前記ステアリングブラケットの前側領域から上方に突出している、請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗型乗物。
  5. 前記ステー部材は、前記上下方向と、前記軸線方向と直交する方向とに延びる板部材である、請求項1〜のいずれか1項に記載の鞍乗型乗物
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