JP6608637B2 - モード動的解析におけるラグランジュ乗数を回復するシステムおよび方法 - Google Patents

モード動的解析におけるラグランジュ乗数を回復するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

本発明は、一般的に、コンピュータプログラムおよびコンピュータシステムの分野に関し、詳細には、コンピュータ支援設計(CAD)、コンピュータ支援エンジニアリング(CAE)、モデリング、および、シミュレーションの分野に関する。
パーツまたはパーツのアセンブリの設計のためのシステムおよびプログラムが多く市場に提供されている。これらの、いわゆるCADシステムは、ユーザに、オブジェクトまたはオブジェクトのアセンブリの複雑な三次元モデルを構築および操作させることができる。よって、CADシステムは、辺または線を用いて、場合によっては、面を用いて、モデル化されたオブジェクト表現を提供する。線、辺、面、または、多角形は、例えば、非一様有理Bスプライン(NURBS)などの、様々な方法で表してよい。
これらのCADシステムは、主に形状の仕様であるモデル化されたオブジェクトのパーツまたはパーツのアセンブリを管理する。具体的には、CADファイルは、形状を生成するための仕様を含む。形状から、表現が生成される。仕様、形状、および、表現は、単一のCADファイルに記憶してもよく、複数のCADファイルに記憶してもよい。CADシステムは、モデル化されたオブジェクトを設計者に示すグラフィックツールを含み、これらのツールは、複雑なオブジェクトの表示に用いられる。例えば、アセンブリは、何千ものパーツを含むことがある。CADシステムは、オブジェクトのモデルを管理するように使用でき、オブジェクトのモデルは電子ファイルの形で記憶される。
CADシステムおよびCAEシステムの出現は、オブジェクト表現の可能性の範囲を広げる。このような表現の1つが、有限要素解析(FEA)モデルである。FEAモデル、有限要素モデル(FEM)、有限要素メッシュ、および、メッシュという語は、ここでは交換可能に用いられる。FEMは、典型的には、CADモデルを表すので、1つもしくは複数のパーツ、または、アセンブリ全体を表す。FEMは、ノード(node)と呼ばれる点が相互に接続されて、メッシュと呼ばれる格子を形成するシステムである。FEMは、FEMが表す基礎となる1つまたは複数のオブジェクトの特性を有するように、プログラムされてよい。FEMは、このようにプログラムされて、FEMが表すオブジェクトのシミュレーションの実行に用いられてよい。例えば、FEMは、乗り物の内部の空洞、構造を取り囲む音響流体、および、ステントなどの医療装置を含む任意の数の現実世界のオブジェクトを表すために用いられてもよい。所与のFEMがオブジェクトを表し、それに応じてプログラムされると、現実世界のオブジェクト自体をシミュレーションするために、そのFEMが用いられる。例えば、ステントを表すFEMは、現実世界の医療現場でのステントの使用をシミュレーションするために用いられる。
本発明は、モード動的解析におけるラグランジュ乗数を回復するための改善されたシステムおよび方法を提供する。
本発明の実施形態は、モード解析を実行するための方法および装置を提供する。少なくとも1つの実施形態例によれば、有限要素モデル(FEM)を提供するステップであって、該FEMは、ラグランジュ乗数を使用して前記FEMの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される、該ステップと、補正項を計算するステップと、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用してモード解析を変更するステップとを備えたモード解析を実行する方法を提供する。
前記方法の実施形態において、前記補正項を計算するステップは、疎行列を用いて連立一次代数方程式を解くことによって、前記FEMの運動の連立方程式を解くステップを含む。そのような一実施形態によれば、前記連立一次代数方程式の前記疎行列は、前記モード解析において一度因数分解される。変形された実施形態において、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用して前記モード解析を変更するステップは、前記ラグランジュ乗数と関連付けられた1または複数の自由度を変更するステップを含む。
また他の実施形態によれば、前記モード解析は、前記FEMの構造応答を固有モードの重ね合わせとしてモデル化する。その実施形態において、前記固有モードは、前記モード解析の構成要素である周波数抽出解析において獲得される。また、他の実施形態において、前記ラグランジュ乗数は、前記モード解析のすべての周波数ポイントについて補正される。
本発明の実施形態は、モード解析を実行するためのシステムを導く。その実施形態において、該システム、有限要素モデル(FEM)を提供するように構成されたシミュレーションモジュールを含み、該FEMは、ラグランジュ乗数を使用して前記FEMの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される。その実施形態において、該システムは、前記シミュレーションモジュールに動的に結合され、および、補正項を計算して、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用してモード解析を変更するように構成された補正モジュールをさらに含む。
前記システムの実施形態によれば、前記補正モジュールは、疎行列を用いて連立一次代数方程式を解くことによって前記FEMの運動の連立方程式を解くことによる、前記補正項を計算するように構成された。その実施形態において、前記補正モジュールは、前記連立一次代数方程式の前記疎行列が、前記モード解析において一度因数分解されるように構成された。また他の実施形態において、前記補正モジュールは、前記ラグランジュ乗数と関連付けられた1または複数の自由度を変更することによって、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用して前記モード解析を変更するように構成された。
前記システムの実施形態によれば、前記モード解析は、前記FEMの構造応答を固有モードの重ね合わせとしてモデル化する。その実施形態において、前記シミュレーションモジュールは、前記モード解析の構成要素である周波数抽出解析において前記固有モードを獲得するように構成された。前記システムの変形された実施形態において、前記補正モジュールは、前記モード解析のすべての周波数ポイントについて前記ラグランジュ乗数を補正するように構成された。
また本発明の他の実施形態は、モード解析を実行するためのクラウドコンピューティング実施を導く。その実施形態は、1つ又は複数のクライアントとネットワークを通して通信するサーバによって実行されるコンピュータプログラム製品を導く。その十誌携帯において、該コンピュータプログラム製品は、プログラム命令を含むコンピュータ読取可能媒体を有し、該プログラム命令は、プロセッサによって実行されるとき、有限要素モデル(FEM)を提供することであって、該FEMは、ラグランジュ乗数を使用して前記FEMの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される、該提供することと、補正項を計算することと、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用してモード解析を変更することとを行なわせる。
そのようなクラウドコンピューティング実施形態において、前記補正項を計算することは、疎行列を用いて連立一次代数方程式を解くことによって、前記FEMの運動の連立方程式を解くことを含む。さらにまた、別の実施形態において、コンピュータプログラム製品は、前記連立一次代数方程式の前記疎行列を、前記モード解析において一度因数分解するように構成された。さらにコンピュータプログラム製品の実施形態において、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用して前記モード解析を変更することは、前記ラグランジュ乗数と関連付けられた1または複数の自由度を変更することを含む。コンピュータプログラム製品の実施形態によれば、前記モード解析は、前記FEMの構造応答を固有モードの重ね合わせとしてモデル化する。その実施形態において、前記固有モードは、前記モード解析の構成要素である周波数抽出解析において獲得される。
上述したことは、添付の図面に示されるように、本発明の実施形態例の下記の特別な記述から明らかであり、図中の参照される文字は異なる見地を通じて同じ部分を示す。図面は、本発明の実施形態を図解したときのものに代わって、必ずしも拡大、強調される必要はない。
少なくとも1つの実施形態例に対応した、モード解析を実行する方法を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に対応したモード解析を実行するためのシステムの簡略化したブロック図である。 本発明の実施形態が実行されるコンピュータネットワーク環境の簡略化した図である。
本発明の例示的な実施形態の説明は、以下の通りである。
モード解析は、FEMを利用する1つのシミュレーション技法である。モード解析は、振動など動的加振下における機械的構造の動力学的特性または構造特性を研究する。モード解析は、Dassault Systemes Simulia Corp.によって提供されるAbaqus(登録商標)などのシミュレーションソフトウェアを使用して実行される。さらに、モード解析は、様々な方法で実行されるが、モード解析を実行する1つのそのような方法は、FEMの構造応答を、周波数抽出解析において固有値ソルバによって獲得される固有モードの重ね合わせとして計算することである。本発明の1または複数の実施形態は、モード構造応答におけるラグランジュ乗数の自由度の正確さを改善することによって、この技法を改良する。
ハイブリッド結合、接触結合、コネクタ結合、分布結合、および他の要素種類などの、多くの有限要素定式化は、ラグランジュ乗数の概念に基づいている。ラグランジュ乗数を含むFEMのためのモード動的解析は、極めて不正確な応力結果および反力結果を生成し、解析において使用される固有モードの数を増やすことによって、これらの結果についての許容可能な正確さを達成することは、非常に困難であり、実際的には不可能でさえある。
本発明の実施形態は、モード動的解法においてラグランジュ乗数の計算された値を補正することによって、これらの既存の方法の短所を克服する。例示的な実施形態では、疎行列を用いて連立一次代数方程式を解くことによって、補正項が計算される。そのような実施形態の1つの利点は、連立方程式の行列が、解析中にただ一度因数分解されればよく、したがって、解法全体の計算的性能にほとんど影響を及ぼさないことである。
図1は、本発明の実施形態による、モード解析を実行するための方法110のフロー図である。方法110は、FEMを提供することによって開始する(111)。ブロック111において提供されるFEMは、ラグランジュ乗数を使用してFEMの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される。FEMは、当技術分野において知られた任意の手段を通して提供/獲得される。例えば、コンピューティングデバイス上で実行される方法110の実施形態において、FEMは、当技術分野において知られた任意の手段を介してコンピューティングデバイスに通信可能に結合された任意のポイントを介して提供される。例えば、FEMは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供される。FEMを利用するモード解析は、本明細書で説明される原理に従って変更される、Abaqusなどの、任意の既存のCAD/CAE/シミュレーションツールを使用して実施される。
方法110は、続いて、補正項を計算する(112)。方法110の実施形態によれば、補正項を計算すること(112)は、疎行列を用いて連立一次代数方程式を解くことによって、FEMの運動の連立方程式を解くことを含む。そのような実施によれば、実施形態では、連立一次代数方程式の疎行列は、モード解析中に一度因数分解される。方法110の別の実施形態では、補正項は、以下で説明されるように計算される。
方法110は、最後に、ラグランジュ乗数を修正するために補正項を使用してモード解析を変更する(113)。方法110の実施形態によれば、ラグランジュ乗数を修正することは、ラグランジュ乗数と関連付けられた1または複数の自由度を変更することを含む。方法110のまた別の実施形態では、ラグランジュ乗数は、モード解析のすべての周波数ポイントについて補正される。なおさらにまた、補正項を使用してモード解析を変更すること(113)は、モード解析結果を変更することを含む。さらに、モード解析を変更すること(113)は、本明細書で説明される任意の方法に従って実行される。
方法110の実施形態によれば、モード解析は、FEMの構造応答を固有モードの重ね合わせとしてモデル化する。そのような実施形態では、固有モードは、モード解析の構成要素である周波数抽出解析において獲得される。さらにまた、方法110の例示的な実施形態によれば、ラグランジュ乗数は、モード解析のすべての周波数ポイントについて補正される。
本明細書で説明される方法110の例示的な実施形態は、多くの異なる方法で実施されることが理解される。いくつかの例では、様々な実施形態は、各々、物理的、仮想、またはハイブリッド汎用コンピュータによって実施される。例えば、コンピューティングデバイスにおいて実施される方法110の実施形態では、方法110を実行するためのソフトウェア命令が、メモリにロードされ、1または複数のプロセッサによって実行される。さらにまた、例示的な実施形態では、方法110の様々な構成要素は、モード解析を実行するための既存のシステムおよび/またはソフトウェアアプリケーション/スイート内に組み込まれる。
上で説明されたように、方法110の実施形態によれば、補正項を計算すること(112)は、FEMの運動の連立方程式を解くことを含む。そのような実施形態によれば、方法110は、拘束系の運動の方程式を定義することを含む。例えば、自由度がnであるFEMについての運動の連立方程式は、
と定義され、ここで、u=u(t)は、変位ベクトルであり、Kは、剛性行列であり、Cは、減衰(粘性減衰)行列であり、Mは、質量行列であり、f(t)は、時間に依存することができる右側ベクトルである。上部のドットは、時間微分を表す。FEMが、それが表す現実世界のオブジェクトをシミュレートするように、剛性行列K、減衰行列C、質量行列M、右側f(t)は、当技術分野において知られた原理に従って定義される。そのような実施形態では、解uが以下の一次拘束方程式
Tu=0
を満たすように、m<nであるm個の拘束が適用されることが仮定される。ここで、Gは、一次拘束方程式の係数を含む行列である。これ以降、上付き文字Tは、行列の転置を示す。そのような実施形態では、rank(G)=mであることがさらに仮定される。したがって、n×m行列Gの列は、線形独立である。
定義された運動の方程式は、補正項を計算するために(112)、さらに利用される。実施形態によれば、ラグランジュ乗数法を使用すると、自由度がnである元のモデルについての制約付き問題は、解ベクトルが
の形式を取る、自由度が(n+m)である系についての制約なし問題として定式化される。
解ベクトルを上で示されたように定式化した後、次に、運動の連立方程式は、
と書き表され、ここで、ベクトルλは、ラグランジュ乗数の集合を表す。
上記の連立方程式を用いると、方法110は、(補正項を計算する)ブロック112において、次に、解の表現を開発し始めることができる。そのような実施形態は、制約付き動的問題の解の表現に適したRn+mにおける基底を構成することによって開始する。そのような基底は、ベクトルの3つの集合、具体的には、Φ−固有ベクトル(モード部分空間)、Ψ−ラグランジュ乗数補正、およびZ−補基底ベクトルからなる。
Φ−固有ベクトルは、以下の一般化された固有値問題
の固有ベクトルを含み、ここで、Ω=diag(ω1,ω2,...)は、固有角周波数からなる対角行列であり、Φは、モード形の行列
である。行列Φの列によって表される部分空間Φのベクトルは、以下の特性
を有する。uが物理的自由度、すなわち、変位を表し、λがラグランジュ乗数を表す場合、最後の方程式から、ベクトル
の形式で書き表されることができる行列Φの任意の列について、物理的自由度は、いずれもゼロではない、すなわち、u≠0であることが導かれる。
ラグランジュ乗数補正ベクトルΨは、ゼロ変位の自由度および非ゼロのラグランジュ乗数を有するベクトルからなる部分空間である。m個のベクトルからなるこの部分空間における自然基底は、
である。そのような実施形態では、ベクトルとして扱われる行列Ψのすべての列は、拘束方程式を満たすことに留意されたい。部分空間Ψに属するベクトルは、特定の力学的意味を有する。静的に一様外圧をかけられた非圧縮性弾性材料から作られた球体が、解展開が部分空間Ψに属するベクトルだけを含む場合の例を与える。この場合、解における(変位の)物理的自由度のすべては、ゼロであるが、ラグランジュ乗数は、そうではない。したがって、解ベクトルは、部分空間Ψに含まれる。構成によって、部分空間Ψに属するベクトルは、部分空間Φに属するベクトルとは線形独立である。
制約付き動的問題の解の表現に適したベクトルからなる第3の集合は、補基底ベクトルZである。Rn+mにおける完全基底を構成するために、m個の線形独立ベクトルからなる追加的なグループが必要とされる。以下の行列の列は、ベクトルからなるこのグループを表す。
行列Zの列によって表される部分空間Zに属するベクトルは、rank(G)=mであるので、線形独立である。さらに、これらのベクトルは、部分空間Ψに属するベクトルに対して線形独立である。部分空間Zに属するベクトルと部分空間Φに属するベクトルとは、固有ベクトルが以下の拘束方程式
を満たすので、線形独立である。しかしながら、部分空間Zに属するベクトルは、行列Gの列が線形独立であるので、拘束方程式を満たさず、
である。したがって、部分空間Zに属するベクトルは、制約付き問題の解に寄与することができない。
基底ベクトル、すなわち、Φ−固有ベクトル、Ψ−ラグランジュ乗数補正、およびZ−補基底ベクトルの特性を要約すると、制約付き動的問題に対する解は、以下の形式
で表されることができ、ここで、qは、一般化変位からなるベクトルであり、ξは、ラグランジュ乗数補正からなるベクトルであると結論付けられることができる。そのような実施形態では、ベクトルξのサイズは、mである。ベクトルqのサイズは、モード部分空間Φのモード成分によって定義される部分空間内のベクトルの数に等しい。通常、モード解析では、部分空間Φは、トランケート(truncate)され、実際の工学用途の場合、dim(q)<n−mである。
方法110のそのような実施形態は、引き続き、過渡モード動的解析(113)においてラグランジュ乗数を補正する。一般化変位からなるベクトルqは、以下の運動の連立モード微分方程式
を解くことによって獲得され、ここで
、および
は、以下のように定義される。
ラグランジュ乗数補正を計算するために、解が、
の形式で書き表され、運動の有限要素連立方程式の残差ベクトルrが計算され、
である。残差ノルムが、最小化され、以下に示されるラグランジュ乗数補正のための連立方程式を獲得する。
行列A=GTGは、有限要素解析中に一度だけ因数分解されるm×m疎行列である。さらに、実施形態によれば、上で定義されたベクトルηの要素は、拘束方程式において使用されるラグランジュ乗数の自由度についてだけ計算されればよい。さらにまた、そのような実施形態によれば、ラグランジュ乗数のリカバリは、モード解析の完了後、時間増分のすべてについて同時に実行されることができる。
本発明の実施形態は、有限要素シミュレーションの周波数応答解析におけるラグランジュ乗数を補正する。そのような実施形態では、周波数領域における運動の方程式は、
以下の形式
(−ω2M+iωC+K+iS)u=f
を有し、ここで、K、C、およびMは、それぞれ、上で説明されたような、剛性行列、粘性減衰行列、および質量行列である。さらに、Sは、構造減衰行列を表し、fおよびuは、それぞれ、複素加重振幅および複素応答振幅である。そのような実施形態では、制限付き問題についての連立方程式は、
の形式を取ることができる。さらに、解(周波数応答)は、
の形式で表され、ここで、qは、以下の方程式
を解くことによって獲得されるモード周波数応答であり、ここで、
である。FEM連立方程式の残差は、
の形式を有する。
上記を使用すると、ラグランジュ乗数補正計算についての連立方程式は、残差ノルムを最小化することによって獲得されることができる。
行列A=GTGは、実施形態によれば、解析中にただ一度因数分解されるm×m疎行列である。さらに、複素ベクトルηの要素は、拘束方程式において使用される自由度についてだけ計算される。ラグランジュ乗数のリカバリは、モード解析が完了した後、周波数ポイントのすべてについて同時に実行されることができる。
モード解析を実行し、ラグランジュ乗数を補正する補正項を決定するための上で説明されたプロセスは、方法110のブロック112および113において実施される。例えば、コンピューティングデバイスによって実施される方法110の実施形態では、上で説明されたプロセスは、コンピュータプログラム命令の実行によって実施される。
図2は、本発明の実施形態による、モード解析を実行するために使用されるコンピュータベースのシステム220の簡略ブロック図である。システム220は、バス225を備える。バス225は、システム220の様々な構成要素間の相互接続としての役割を果たす。バス225には、キーボード、マウス、ディスプレイ、スピーカなど、様々な入力デバイスおよび出力デバイスをシステム220に接続するための、入力/出力デバイスインターフェース228が接続される。中央処理装置(CPU)222は、バス225に接続され、コンピュータ命令の実行を提供する。メモリ227は、コンピュータ命令を実施するために使用されるデータのための揮発性記憶を提供する。ストレージ226は、オペレーティングシステム(図示されず)などのソフトウェア命令のための不揮発性記憶を提供する。システム220は、ワイドエリアネットワーク(WAN)およびローカルエリアネットワーク(LAN)を含む、当技術分野で知られた任意の様々なネットワークに接続するための、ネットワークインターフェース221も備える。
さらに、バス225には、シミュレーションモジュール223が接続される。シミュレーションモジュール223は、FEMを提供するように、またラグランジュ乗数を使用してFEMの応力および反力をモデル化するモード解析においてFEMを利用するように構成される。シミュレーションモジュール223は、当技術分野で知られた任意の手段を通して、FEMを提供する。例えば、シミュレーションモジュール223は、ユーザによるFEMの構成を容易にする。また別の実施形態では、シミュレーションモジュール223は、ストレージデバイス226またはメモリ227上に記憶されたFEMを獲得する。さらにまた、シミュレーションモジュール223は、ネットワークインターフェース221および/または入力/出力デバイスインターフェース228を介してシステム220に通信可能に結合された任意のポイントから、FEMを提供する。
システム220は、シミュレーションモジュール223に通信可能/動作可能に結合された補正モジュール224をさらに備える。補正モジュール224は、補正項を計算するように、またラグランジュ乗数を修正するために計算された補正項を使用することによってモード解析を変更するように構成される。
本明細書で説明された例示的な実施形態は、多くの異なる方法で実施されることを理解されたい。いくつかの例では、本明細書で説明された様々な方法および機械は、各々、コンピュータシステム220などの、物理的、仮想、またはハイブリッド汎用コンピュータによって実施される。コンピュータシステム220は、例えば、ソフトウェア命令を、CPU222による実行のために、メモリ227または不揮発性ストレージ226にロードすることによって、本明細書で説明された方法を実行する機械に変換される。さらに、シミュレーションモジュール223および補正モジュール224は、別個のモジュールとして示されているが、例示的な実施形態では、これらのモジュールは、様々な構成を使用して実施される。
システム220およびその様々な構成要素は、本明細書で説明された本発明の任意の実施形態を実施するように構成される。例えば、システム220は、図1に関連して上で説明された方法110を実施するように構成される。例示的な実施形態では、シミュレーションモジュール223および補正モジュール224は、メモリ227および/またはストレージデバイス226上に記憶されたソフトウェアで実施される。そのような例示的な実施形態では、CPU222およびメモリ227は、メモリ227および/またはストレージデバイス226上に記憶されたコンピュータコード命令を用いて、FEMを提供し、またラグランジュ乗数を使用してFEMの応力および反力をモデル化するモード解析においてFEMを利用する、シミュレーションモジュールを実施する。さらに、システム220の構成要素は、シミュレーションモジュールに動作可能に結合され、補正項を計算するように、またラグランジュ乗数を修正するために補正項を使用してモード解析を変更するように構成された、補正モジュールを実施する。例示的な実施形態では、システム220は、本明細書で説明された1または複数の実施形態に従って、モード解析を実行し、モード解析を変更(および改善)する。また別の実施形態では、システム220は、モード解析を実行するシステムに通信可能に結合され、本明細書で説明されたように、モード解析を変更する役割を果たす。
図3は、本明細書の実施形態が実施される、コンピュータネットワーク環境330を示している。コンピュータネットワーク環境330において、サーバ331は、通信ネットワーク332を通して、クライアント333aないし333nにリンクされる。環境330は、クライアント333aないし333nが、単独で、またはサーバ331と組み合わせて、上で説明された方法のいずれかを実行することを可能にするために使用される。
上で説明された例示的な実施形態は、多くの異なる方法で実施されることを理解されたい。いくつかの例では、本明細書で説明された様々な方法および機械は、各々、物理的、仮想、もしくはハイブリッド汎用コンピュータ、またはコンピュータ環境330などのコンピュータネットワーク環境によって実施される。
実施形態または実施形態の態様は、ハードウェア、ファームウェア、またはソフトウェアの形態で実施される。ソフトウェアで実施される場合、ソフトウェアは、プロセッサがソフトウェアまたはソフトウェアの命令のサブセットをロードすることを可能にするように構成された、任意の非一時コンピュータ可読媒体上に記憶される。プロセッサは、その後、命令を実行し、本明細書で説明されたような方法で、装置を操作させるように、または装置が操作させられるように構成される。
さらに、ファームウェア、ソフトウェア、ルーチン、または命令が、データプロセッサのあるアクションおよび/または機能を実行するかのように本明細書で説明される。しかしながら、本明細書に含まれるそのような説明は、単に便宜的なものに過ぎず、そのようなアクションは、実際には、ファームウェア、ソフトウェア、ルーチン、命令などを実行する、コンピューティングデバイス、プロセッサ、コントローラ、または他のデバイスからもたらされることが理解される。
フロー図、ブロック図、およびネットワーク図は、より多いまたは少ない要素を含み、異なるように配置され、または異なるように表されることを理解されたい。しかし、ある実施は、特定の方法で実施される実施形態の実行を示す、ブロック図およびネットワーク図、ならびにブロック図およびネットワーク図の数を決定付けることがさらに理解される。
したがって、さらなる実施形態は、様々なコンピュータアーキテクチャ、物理的、仮想、クラウドコンピュータ、および/またはそれらの何らかの組み合わせでも実施され、したがって、本明細書で説明されたデータプロセッサは、もっぱら説明を目的としており、実施形態を限定するものとしては意図されていない。
本発明が、本発明の例示的な実施形態を参照して、詳細に示され、説明されたが、添付の特許請求の範囲に包含される本発明の範囲から逸脱することなく、形態および細部における様々な変更がそれに施されることが、当業者によって理解される。

Claims (16)

  1. 現実世界オブジェクトのモード解析を実行するコンピュータ実施方法であって、
    コンピュータによって、
    前記現実世界オブジェクトを表す有限要素モデル(FEM)を提供するステップであって、該FEMは、ラグランジュ乗数を使用して動的加振下における前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される、該ステップと、
    前記ラグランジュ乗数を補正する補正項を計算するステップと、
    前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用してモード解析を変更するステップと
    を備えたことを特徴とするコンピュータ実施方法。
  2. 前記補正項を計算するステップは、疎行列を用いて前記ラグランジュ乗数の補正項のための連立一次代数方程式を解くことによって、前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの運動の連立方程式を解くステップを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ実施方法。
  3. 前記連立一次代数方程式の前記疎行列は、前記モード解析において一度因数分解されることを特徴とする請求項2記載のコンピュータ実施方法。
  4. 前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用して前記モード解析を変更するステップは、前記ラグランジュ乗数の1または複数の自由度を変更するステップを含むことを特徴とする請求項1記載のコンピュータ実施方法。
  5. 前記モード解析は、前記動的加振下における前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの構造応答を、固有値ソルバによって獲得される固有モードの重ね合わせとしてモデル化することを特徴とする請求項1記載のコンピュータ実施方法。
  6. 前記固有モードは、前記現実世界オブジェクトの前記モード解析の一部として実行される周波数抽出解析において前記固有値ソルバによって獲得されることを特徴とする請求項5記載のコンピュータ実施方法。
  7. 前記ラグランジュ乗数は、前記現実世界オブジェクトの前記モード解析において解析されたすべての周波数ポイントについて補正されることを特徴とする請求項1記載のコンピュータ実施方法。
  8. 現実世界オブジェクトのモード解析を実行するためのシステムであって、
    前記現実世界オブジェクトを表す有限要素モデル(FEM)を提供するように構成されたシミュレーションモジュールであって、該FEMは、ラグランジュ乗数を使用して動的加振下における前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの応力および反力をモデル化するためのモード解析において利用される、該シミュレーションモジュールと、
    前記シミュレーションモジュールに動的に結合され、および、前記ラグランジュ乗数を補正する補正項を計算して、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用してモード解析を変更するように構成された補正モジュールと
    を備えたことを特徴とするシステム。
  9. 前記補正モジュールは、疎行列を用いて前記ラグランジュ乗数の補正項のための連立一次代数方程式を解くことによって前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの運動の連立方程式を解くことを含む、前記補正項を計算するように構成されたことを特徴とする請求項8記載のシステム。
  10. 前記補正モジュールは、前記連立一次代数方程式の前記疎行列が、前記モード解析において一度因数分解されるように構成されたことを特徴とする請求項9記載のシステム。
  11. 前記補正モジュールは、前記ラグランジュ乗数の1または複数の自由度を変更することによって、前記ラグランジュ乗数を修正するために前記補正項を使用して前記モード解析を変更するように構成されたことを特徴とする請求項8記載のシステム。
  12. 前記モード解析は、前記動的加振下における前記FEMによって表される前記現実世界オブジェクトの構造応答を、固有値ソルバによって獲得される固有モードの重ね合わせとしてモデル化することを特徴とする請求項8記載のシステム。
  13. 前記シミュレーションモジュールは、前記現実世界オブジェクトの前記モード解析の一部として実行される周波数抽出解析において前記固有値ソルバを使用して前記固有モードを獲得するように構成されたことを特徴とする請求項12記載のシステム。
  14. 前記補正モジュールは、前記現実世界オブジェクトの前記モード解析において解析されたすべての周波数ポイントについて前記ラグランジュ乗数を補正するように構成されたことを特徴とする請求項8記載のシステム。
  15. コンピュータに請求項1ないし7のいずれか1つに記載の方法を実行させることが可能な命令を有することを特徴とするコンピュータプログラム。
  16. 請求項15記載のコンピュータプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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