JP6607994B2 - 二輪車用車体カバー - Google Patents
二輪車用車体カバー Download PDFInfo
- Publication number
- JP6607994B2 JP6607994B2 JP2018089218A JP2018089218A JP6607994B2 JP 6607994 B2 JP6607994 B2 JP 6607994B2 JP 2018089218 A JP2018089218 A JP 2018089218A JP 2018089218 A JP2018089218 A JP 2018089218A JP 6607994 B2 JP6607994 B2 JP 6607994B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motorcycle
- body cover
- cover
- peripheral edge
- bottom opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)
Description
その構成は、車体カバーの前部上下方向に前部スライドファスナーを設け、カバーの後部上下方向に後部スライドファスナーを設けたものである。
これら両スライドファスナーを開放してカバーを略平面状態として自転車に被覆し、その後両スライドファスナーを閉鎖して被覆装着が完了する。
その構成は、車体カバーの側面部の上下方向にスライドファスナーを設け、スライダーを2個設ける。上スライダー及び下スライダーを上端部に位置させた状態でスライドファスナーは全開となり、使用者は車体カバー20を二輪車に被覆できる。
従って、その開閉部であるスライドファスナーを設けずとも実施することができ、或いはその開閉部をカバーの後部上下方向に1ヶ所のみに設けるだけで、その開閉部を開放して簡単に二輪車の全体に被覆装着できるものを提供することをその課題としている。
本発明は、このような場合に、車体の後部側の位置からカバーを車体の全体に被覆し易くすることを念頭において開発を行ったものである。
本発明においては、バイクや自転車が駐車場又は駐輪場で縦方向に駐車又は駐輪し、その両側にスペースが無い状態にあっても、その後方側からいわば投網を投げ掛けるようにして車体に被覆することができるのである。
即ち、この重り部材が金属製チェーン、若しくは、複数の金属球を間隔を維持して又は連続的に紐状部材で連結したものであることを特定した。これらの重り部材は線状で変形可能で、カバーの底面開口周縁部の挿通部内に配設できることとなるのである。
駐車場のスペースが狭く、バイク同士の間隔が狭い場合、その狭い隙間でもカバーの裾を下方に落とし込むことができ、前から後ろへと掛けて行くことによってカバーの全体が素直に自然に金属製チェーンの重みで下方に落下し、非常に掛け易いものとなる。
この重り部材が無い場合には、風等の作用によりカバーの裾が捲り上がることがあり、掛け難くなるのであるが、本発明においてはこの重り部材の作用により簡単には捲り上がらず、非常に掛け易いものとなっているのである。
本発明においては、この開閉部を設けずとも実施することができるが、より容易に二輪車にカバーを被覆し易くするために、この開閉部をカバーの後部に設けたものである。
これにより、カバーの底面開口周縁部が収束され、車体カバーは二輪車にフィットするように装着される。
上記持ち手は、カバーを車体から取り外す場合に、使用者がこの持ち手を把持してカバーを取り外すことが容易となり、上記錠挿通孔にはリング錠を取り付け、二輪車の盗難防止と共に、カバーの盗難防止にも寄与する。
図1は、本発明の一実施形態に係る車体カバーをバイクに被覆した状態の前方側から見た斜視説明図である。
図2は、上記実施形態の後方側から見た斜視説明図である。
そして、本発明の特徴部分である重り部材は、車体カバー10の底面開口の周縁部に設けた挿通部20の内部に配設される。
この挿通部20内に重り部材が配設されるのであるが、この実施形態では金属製チェーン20cを重り部材として採用した。
この金属製チェーン20cは、図中では、破線で示している。
そして、その金属製チェーン20の両端部は上記挿通部20の両端部内に縫製糸により固定されている。
従って、バイクの後部から前方に向かって、車体カバー10の前方の底面開口周縁部を両手で把持してバイクのハンドル部に投げ掛けるようにして、いわば漁網の投網の如くに投げ掛けるようにしてバイクの前方ハンドル部に被覆させ、その後金属製チェーン20cの重力により車体カバー10は、バイクの外形に沿うようにして被覆され、その後にバイクの後部に被覆し装着することができる。
この開閉部は、車体カバー10をバイクに被覆する際に、底面開口周縁部をより大きく広げ、掛けやすくするために設けたものであるが、この開閉部を設けずに実施することも可能である。
換言すると、側面構成生地14の下端の底面開口周縁部の後面構成生地14寄りの部分に挿通部25を設け、この内部に収束帯状部材25b、25bを配設して、これら収束帯状部材25bにより、底面開口周縁部を収束させて装着できるようにしている。
また、その挿通部25の長さも適宜自由に設定することができる。
側面構成生地13の両側に設けた場合には、その挿通部25の前後長さは短いもので足りる。上記収束帯状部材は、伸縮自在の弾性を有するものであってもよい。
これらの把持部12hを把持して上方に引き上げることにより車体カバー10をバイクから取り外すことができる。
更に、このエアー流通孔は、それぞれの側面構成生地13の後方上部のコーナー部に設けることも自由である。
後面構成生地に設けられた開閉部であるスライドファスナー30のスライダー30sを把持して上方に引き上げて開放する。
車体カバー10の底面開口周縁部に配設された重り部材の前方部分を把持して、漁網の投網を行うようにして、バイクの後方からハンドル部に向かって投げ掛ける。
その後、車体カバー10の後方部分をバイクに順次被覆して後面構成生地のスライドファスナー30のスライダー30sを引き下げ、閉鎖して被覆が完了する。
その後に収束帯状部材25b、25bを収束させてカバーの装着が完了する。
車体カバーのサイズやその形態は、バイク又は自転車の種々のタイプに適合するように設計変更可能である。
その構成生地の形状・大きさ・枚数も自由に設定し、設計変更することができる。
他方、重り部材を挿通する挿通部を形成する生地としては、ターポリン(繊維生地を軟質の合成樹脂フィルムでサンドイッチした複合シート、例えば、ナイロン生地の表裏をPVCでサンドイッチしたシート)等の生地を使用して、より強い生地を用いて縫製することもできる。
これらの重り部材は、線状のものであって、自由に屈曲可能で変形自在のものであればよく、車体カバーの底面開口周縁部に設けた挿通部内に配設でき、その両端部が前記挿通部内の両端部に固定できるものであれば、どのような重り部材でもよい。
この場合には、この重り部材を配設するための挿通部を設けずに実施することもできる。
この持ち手は、カバーの上部前端部に設けたものを赤や黄色に着色することにより、その着色によりそれが前端部であることを識別できるようにすることも可能である。
このベンチレーターとしの孔部には、雨水等の侵入を防止するために、これらの小孔を被覆するカバー生地を設けて二重構造とすることが肝要である。
この被覆帯状部材を付加することにより雨水等の侵入を防止することが可能となる。
11 前面構成生地
12 上面構成生地
12h 把持部(持ち手)
13 側面構成生地
13j 錠挿通孔
13v エアー挿通孔
14 後面構成生地
20、25 挿通部
20c 金属製チェーン(重り部材)
25b 収束帯状部材
25d 出口部(挿通部の)
25f バックル
25s 先端部(収束帯状部材の)
30 スライドファスナー
30s スライダー
Claims (5)
- 二輪車の車体の全体を被覆できる立体的形状に形成した底面開口の二輪車用車体カバーにおいて、
前記底面開口の周縁部の全体又は一部に重り部材を配設し、
前記底面開口の周縁部を二輪車の上方から投げ掛け被覆するようにして、前記重り部材の重力によって前記二輪車用車体カバーの底面開口周縁部が下方に落下して前記二輪車の全体を被覆するようにして装着することができ、
前記重り部材が線状で且つ変形自在に形成されたものから成り、
この重り部材を前記二輪車用車体カバーの底面開口周縁部に設けた挿通部内に挿通配設したことを特徴とする二輪車用車体カバー。 - 前記重り部材が金属製チェーン、若しくは、複数の金属球を間隔を維持して又は連続的に紐状部材で連結したものであることを特徴とする請求項1に記載の二輪車用車体カバー。
- 前記二輪車用車体カバーの後部上下方向にスライドファスナーを設けて開閉部としたことを特徴する請求項1又は2に記載の二輪車用車体カバー。
- 前記二輪車用車体カバーの底面開口周縁部の後方側に挿通部を更に設け、この挿通部の略中央部には出口部を設け、この挿通部内に前記底面開口周縁部を収束するための収束帯状部材を少なくとも一対配設し、この一対の収束帯状部材の一方端部は挿通部内の両端に固定し、その他方端部はそれぞれ前記出口部から外部に取り出し相互に係着して前記底面開口周縁部を収束できることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の二輪車用車体カバー。
- 前記二輪車用車体カバーの上部前端部又は上部後端部に持ち手を設け、前記二輪車用車体カバーの下方部の前方部又は下方部の後方部にはリング錠を挿通するための錠挿通孔を設けたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の二輪車用車体カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018089218A JP6607994B2 (ja) | 2018-05-07 | 2018-05-07 | 二輪車用車体カバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018089218A JP6607994B2 (ja) | 2018-05-07 | 2018-05-07 | 二輪車用車体カバー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019196026A JP2019196026A (ja) | 2019-11-14 |
JP6607994B2 true JP6607994B2 (ja) | 2019-11-20 |
Family
ID=68538611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018089218A Active JP6607994B2 (ja) | 2018-05-07 | 2018-05-07 | 二輪車用車体カバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6607994B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020011733A (ja) * | 2019-10-07 | 2020-01-23 | 早哉斗 高野 | 重り付き自転車カバー |
JP7269654B2 (ja) * | 2020-05-25 | 2023-05-09 | 有限会社川住製作所 | 二輪車用車体カバー |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS598879U (ja) * | 1982-07-09 | 1984-01-20 | 菅原 弘志 | 自転車保護カバ− |
AT395307B (de) * | 1989-02-10 | 1992-11-25 | Reiter Klaus | Zusammenlegbare abdeckung fuer motorraeder |
JP3089886U (ja) * | 2002-05-10 | 2002-11-15 | 省二 小松 | 飛散防止用シートカバー |
JP3124817U (ja) * | 2006-06-17 | 2006-08-31 | 有限会社大久保製作所 | 自転車等用車体カバー |
JP3125504U (ja) * | 2006-07-12 | 2006-09-21 | 有限会社川住製作所 | 二輪車用車体カバー |
JP3178602U (ja) * | 2012-07-11 | 2012-09-20 | 有限会社大久保製作所 | 自転車用車体カバー |
JP3184048U (ja) * | 2013-02-26 | 2013-06-13 | 有限会社川住製作所 | 取っ手付自転車カバー |
-
2018
- 2018-05-07 JP JP2018089218A patent/JP6607994B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019196026A (ja) | 2019-11-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6607994B2 (ja) | 二輪車用車体カバー | |
US20160145786A1 (en) | Towel Device for Spin Biking | |
US11591035B2 (en) | Bicycle cover | |
JP5517498B2 (ja) | 自転車用ハンドルカバー | |
JP3173532U (ja) | 自転車用車体カバー | |
US5651141A (en) | Garment and landing net combination | |
JP3192626U (ja) | 二輪車用車体カバー | |
JP3141734U (ja) | 自転車搭乗用レインポンチョ | |
TWM638386U (zh) | 具有扣環結構的車用掛鈎架 | |
US20160101820A1 (en) | Bicycle seat and cover | |
JP6884544B2 (ja) | 自転車乗車用雨除けポンチョ | |
US9988119B1 (en) | Protective cover for small land vehicles | |
WO2013182195A1 (en) | Helmet attachment system | |
JP2019064375A (ja) | 鞍乗り型車両用カバー | |
JP2008049719A (ja) | 二輪車の車体カバー | |
JP2015120495A (ja) | 二輪車用車体カバー | |
JP3173284U (ja) | 荷かご用カバー | |
JP3185770U (ja) | 自転車チャイルドシート用の子供保護具 | |
JP3112350U (ja) | 二輪車用車体カバー | |
JP2010095822A (ja) | 自転車乗車用レインコート | |
JP3173644U (ja) | 自転車等乗物乗者用合羽状体 | |
JP2013173456A (ja) | 自転車ハンドルカバー | |
JP3109596U (ja) | 自転車用防寒・防雨カバー | |
JP3133353U (ja) | 紐とじ紙バッグ | |
JP6893597B2 (ja) | 背負い鞄に取り付ける収納袋 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20180529 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190322 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190520 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20191008 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20191021 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6607994 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |