JP6602382B2 - 画像形成装置、画像形成システム、および、制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システム、および、制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、シートを綴じるための綴じ処理に関する。
ステイプルを使用して複数のシートを綴じる処理(ステイプル綴じ処理)を行う画像形成装置がある。従来、ステイプル綴じ処理が実行可能な画像形成装置に対してステイプル綴じ処理の実行を指示する場合、ホストPCなどのユーザーシステムは、綴じ処理の実行を指示する情報を含む所定形式の印刷データを画像形成装置に入力していた。
一方で、上述のステイプル綴じ処理の他、ステイプルを用いない綴じ処理もある。特許文献1は、ステイプル綴じ処理と、複数のシートを圧着して綴じる処理(圧着綴じ処理)との両方が実行可能な画像形成装置を開示している。この画像形成装置は、綴じ処理の種類を指定するための情報を含む所定形式の印刷データをユーザーシステムから受けとり、その印刷データに含まれる綴じ処理の種類を指定するための情報に従って綴じ処理を実行する。ステイプル綴じ処理を指定するための情報が印刷データに含まれればステイプル綴じ処理が行われ、圧着綴じ処理を指定するための情報が印刷データに含まれれば圧着綴じ処理が行われるのである。
特開2004−167700号公報
上述したように、ユーザーシステムによって、綴じ処理の実行を指示する場合の綴じ処理の種類を指定するための方法は異なる。すなわち、あるユーザーシステムは、綴じ処理の種類を指定するための情報を含む第1形式の印刷データを出力するように構成されており、また別のユーザーシステムは、綴じ処理の種類を指定するための情報を含まない第2形式の印刷データを出力するように構成されている。そこで本発明は、2つの形式の綴じ処理の実行を指示する印刷データを適切に取り扱うことを目的とする。
本発明の画像形成装置は、印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を制御する画像形成装置であって、 綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第1の形式の綴じ処理設定に基づいて、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第2の形式の綴じ処理設定に基づいて、ステイプルを用いる綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、綴じ処理の種類を含む形式の印刷データも、綴じ処理の種類を含まない形式の印刷データも、適切に取り扱うことができる。
画像形成装置のハードウェア構成の例を示すブロック図。 シート綴じ処理に関する設定画面を示す図。 後処理機構の構成の例を示す図。 印刷データに含まれる綴じ処理に関するオペレータの一例を説明する図。 印刷フローを示す図。 実施例1の綴じ処理に関する設定情報を解析する処理フローを示す図。 実施例2の綴じ処理に関する設定情報を解析する処理フローを示す図。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
(実施例1)
<画像形成装置のハードウェア構成>
図1は、本実施例の画像形成装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。画像形成装置100は、コントローラ200、操作部210、プリント装置202を有する。
操作部210は、タッチスクリーンであり、画面を表示し、その画面上でのユーザーの操作を受け付けるユーザーインターフェースである。操作部210は、表示される画面をコントローラ200から受信し、ユーザーの操作によって入力された情報をコントローラ200に送信する。この操作部210は、綴じ処理に関する設定画面(図2参照)を表示し、そこでのユーザー操作によって入力された設定情報をコントローラ200に送信する。
プリント装置202は、少なくとも1つ以上のプロセッサーを有する不図示のCPUと、プリント機構と、後処理機構(図3参照)を有する。このCPUはコントローラ200からの通知された情報に基づいて、プリント機構および後処理機構を制御する。
本実施例のプリント機構は、電子写真方式のプリントエンジンを有し、コントローラ200から受信された画像データに基づいて、電子写真方式によって画像をシートに印刷する。具体的には、プリントエンジンは、コントローラ200から受信された画像データ(ビデオデータ)に従ってレーザを感光体に発光して潜像を形成する。次にプリントエンジンは、潜像を現像剤(トナー)で現像して現像されたトナー像(画像)をシートに転写・定着する。またプリント機構は、印刷されたシートを後処理機構に搬送する機構(搬送ローラ)を備える。プリントエンジンは、インクジェット方式、感熱方式、その他の印刷方式でも良い。
後処理機構は、図3に示されるように、搬送ローラを用いるシート搬送路301、搬送されたシートに綴じ処理を行うために1枚以上のシートを一時的に保持する保持ローラ302を有する。また後処理機構は、保持ローラ302によって保持された1枚以上のシート303に対して綴じ処理を行う綴じ処理機構304A、Bを有する。
綴じ処理機構304Aは、ステイプルによって複数のシートを綴じる処理(ステイプル綴じ処理:第1の綴じ処理)を、保持されたシートに行うステイプル綴じ処理機構である。また綴じ処理機構304Bは、シート自体を圧着によって加工することで複数のシートを綴じる処理(圧着綴じ処理:第2の綴じ処理)を、保持されたシートに行うステイプル綴じ処理機構である。つまり後処理機構は、2種類の綴じ処理を選択的に実行可能な綴じ処理機構でもある。
綴じ処理機構304Aまたは304Bによって綴じ処理が施されたシートは、保持ローラ302から解放されて、不図示の搬送ローラによって搬送され、排紙トレイに排出される。このようにして綴じ処理済みのシート(製本物)が得られる。
コントローラ200は、少なくとも1つ以上のプロセッサーを含むCPU205、揮発性メモリであるRAM206、不揮発性メモリであるROM207、HDD208を有する。またコントローラ200は、操作部IF(インターフェース)209、ネットワークIF211、RIP(ラスターイメージプロセッサ−)216、プリントIF217を有する。なおこれらの各部は、バス213に接続しており、バス213を介して互いに通信が可能である。
操作部IF209は、操作部210と通信するためのインターフェースである。ネットワークIF211は、PDLデータなどのデータを外部装置から受信するためのインターフェースでありネットワークインターフェースカードなどである。RIP216は、受信されたPDLデータに基づくビットマップ画像を生成する。プリントIF217は、プリント装置202に綴じ処理に関する情報および画像データをコントローラ200から送信するためのインターフェースである。CPU205は、ROM207に記憶されている各プログラムを実行し、この実行中のプログラムに従って、各部の動作を制御することで、後述の各フローチャートの処理が実行される。
<綴じ処理の設定画面>
また、CPU205は、ROM207に記憶されている操作部210に制御プログラムを実行することで、図2に示される画面を生成し、操作部209IFを介して操作部210に表示させる。また、操作部210を介したユーザー操作に対応する情報(例えばどのボタンが押下されたのか)が操作部209IFによって取得され、その情報がCPU205に通知される。そしてCPU205は通知された情報に従った処理を実行する。このように綴じ処理に関する設定がなされる。なお綴じ処理に関する各設定は、RAM206に登録されることになる。例えば綴じ処理を行うか否かを示す情報、綴じ処理を行う場合には綴じ位置を示す情報が、画像形成装置100の綴じ処理に関する設定として、RAM206に登録される。このようにユーザー指示に基づいて登録された各設定情報(ユーザー指定の設定情報)は、後述するように、PDLデータに綴じ処理を指定するための情報が含まれていない場合や、PDLデータに含まれている綴じ処理に関するオペレータの数が不足している後述の場合などにおいて、CPU205によって参照されて利用される。
図2(a)は、操作部210を介したユーザー操作に基づいてCPU205によって生成され、操作部210によって表示される。この画面2000は、画像形成装置100の設定として、印刷されたシートに対して、ステイプル綴じ処理を行う設定、圧着綴じ処理を行う設定、いずれの綴じ処理も行わない設定の何れかをユーザーに選択させるための画面である。ボタン2001は、印刷されたシートに対して、いずれの綴じ処理も行わない設定を選択するためのボタンである。ボタン2002は、印刷されたシートに対して、ステイプル綴じ処理を行う設定を選択するためのボタンである。ボタン2003は、印刷されたシートに対して、圧着綴じ処理を行う設定を選択するためのボタンである。なお圧着綴じのことを図2(a)、(c)ではエコステイプルと呼ぶ。
CPU205は、ボタン2001、2002、2003のうち、ユーザーが押下したボタンをハイライトする。なおCPU205は、現在どのボタンをハイライトしているのかを示す情報をRAM206に記憶している。このような状態で、ユーザーがOKボタン2005を押下すると、CPU205は、RAM206に記憶されているその情報を参照して、ハイライトされているボタンに対応する設定を、画像形成装置100の設定として、RAM206に登録する。例えば、図2のようにボタン2003がハイライトされている状態でユーザーがOKボタン2005を押下すると、CPU205は、圧着綴じ処理を行う設定を、画像形成装置100の設定として、RAM206に登録する。一方でキャンセルボタン2004が押下されると、CPU205はRAM206に登録されている綴じ処理に関する各設定を変更せずに、綴じ処理に関する設定を終了する。
また図2(a)の状態で、ユーザーがボタン2002を押下すると、CPU205は、操作部210に表示する画面を図2(b)に示される画面2010に遷移する。また、また図2(a)の状態で、ユーザーがボタン2003を押下すると、CPU205は、操作部210に表示する画面を図2(c)に示される画面2020に遷移する。
図2(b)に示される画面2010は、ステイプル綴じ処理を行う際のステイプルの綴じ位置を指定するための画面である。ボタン2011、2012、2013、2014は、ステイプルの綴じ位置をシートの四隅(左上、右下、左下、右下)のうちから1つに指定するためのボタンである。すなわち、本実施例において、ステイプル綴じ処理が可能な綴じ位置は、左上、右下、左下、右下のいずれかのみである。
CPU205は、ユーザーによって押下されたボタンを判定し、そのボタンをハイライトし、ハイライトされたボタンに対応する綴じ位置の情報をRAM206に記憶する。例えばボタン2011をユーザーが押下すると、CPU205は、ステイプルの綴じ位置が左上であることを示す情報をRAM206に記憶する。またこの後にユーザーがボタン2014を押下すると、CPU205は、ステイプルの綴じ位置が右下であることを示す情報で既にRAM206に記憶されているステイプルの綴じ位置の情報を更新する。ユーザーによってOKボタン2016が押下されると、CPU205は、RAM206に記憶されている綴じ位置の情報を、ステイプル綴じ処理を行う際のステイプルの綴じ位置としてRAM206に登録する。またキャンセルボタン2015が押下されると、CPU205は、RAM206上の綴じ位置の登録を変更せずに、操作部210に表示される画面を画面2010から画面2000に遷移させる。
図2(c)に示される画面2020は、圧着綴じ処理を行う際のシートにおける圧着位置(綴じ位置)を指定するための画面である。ボタン2021、2022、2023、2024は、綴じ位置をシートの四隅(左上、右下、左下、右下)のうちから1つに指定するためのボタンである。すなわち、本実施例において、圧着綴じ処理が可能な綴じ位置は、左上、右下、左下、右下のいずれかのみである。
CPU205は、ユーザーによって押下されたボタンを判定し、そのボタンをハイライトし、ハイライトされたボタンに対応する綴じ位置の情報をRAM206に記憶する。例えばボタン2021をユーザーが押下すると、CPU205は、圧着による綴じ位置が左上であることを示す情報をRAM206に記憶する。またこの後にユーザーがボタン2024を押下すると、CPU205は、綴じ位置が右下であることを示す情報で既にRAM206に記憶されているステイプルの綴じ位置の情報を更新する。ユーザーによってOKボタン2026が押下されると、CPU205は、RAM206に記憶されている綴じ位置の情報を、圧着綴じ処理を行う際の綴じ位置としてRAM206に登録する。またキャンセルボタン2025が押下されると、CPU205は、RAM206上の綴じ位置の登録を変更せずに、操作部210に表示される画面を画面2010から画面2000に遷移させる。
以上が綴じ処理に関する設定画面についての説明である。なお、以下の説明では、RAM206には、綴じ処理に関するユーザー指定の設定情報として、「圧着綴じ処理を、シートの左上に行う」の設定が登録されているものとする。
<綴じ処理の動作を指定する情報>
ネットワークIF211を介して外部装置(例えばホストコンピュータ)から受信される印刷要求(印刷データ)に含まれる、綴じ処理に関する情報について説明する。本実施例では、図4(a)〜(d)を用いて、印刷データとして、ポストスクリプト(登録商標)で記述されたPDLデータを例にして説明する。
ポストスクリプトでは、文字列「/Staple」が、綴じ処理の実行に関する情報(ステイプルオペレータ)として定義されている。またポストスクリプトでは、そのステイプルオペレータ「/Staple」に関して、画像形成装置ごとの独自の機能を制御する詳細設定オペレータが存在する。「/StapleDetails」は、綴じの位置などの詳細設定が次の記述から始まることを示すオペレータとして機能する。文字列「/Position」は、綴じ処理を行う際のステイプルや圧着による綴じ位置を指定するためのオペレータとして機能する。文字列「/EcoStaple」は、綴じ処理の種類を指定するためのオペレータとして機能する。なお、それぞれの特定の文字列(「/Staple)など」は、所定の形式に従って記載されることで、動作を指示する情報(オペレータ)として機能する。すなわち、PDLデータが「/Staple」などの特定文字列を含んでいるだけでは、オペレータとして機能しない。以下では、オペレータが含まれるとは、そのオペレータに対応する特定文字列が所定の形式に従って記載されていることをいう。所定の形式とは、画像形成装置100が内容を理解できる記載形式である。例えば図4(a)のように、「<<」、「/Staple」、数値、「/StapleDetails」、「<<」、「/Type21」、/Position(*)」、「/EcoStaple」、ブール値、「>>」、「>>」の順に文字列が記載される形式である。この所定の形式は図4(a)の記載形式に限られず、図4(b)、(c)のような記載形式もある。
以下で各オペレータについての説明を補足する。
図4(a)のオペレータ401は、ステイプルオペレータ「/Staple」である。このステイプルオペレータによって数値「0」以外が指定される場合に、PDLオペレータは綴じ処理の実行を指示する。一方でステイプルオペレータによって数値「0」が指定されている場合には、PDLオペレータは綴じ処理を実行しないことを明示的に指定している。これは図4(b)のオペレータ405に示される。
図4(a)のオペレータ402は、綴じの位置などの詳細設定が次の記述から始まることを示すオペレータ「/StapleDetails」である。詳細設定は画像形成装置が有する機能にあわせて任意に定義することが許容されている。
詳細設定のオペレータとして図4(a)のオペレータ403がある。オペレータ403は、綴じ位置を指定するためのオペレータ「/Position(TopLeft)」によって綴じ位置を左上(TopLeft)とすることを指定する。なお本実施例におけるステイプル綴じ処理および圧着綴じ処理で許される綴じ位置は、図2(b)、(c)を用いて説明したように、左上、右上、左下、右下のいずれかである。つまり、オペレータ「/Position(TopLeft)」、「/Position(TopRight)」「/Position(BottomLeft)」「/Position(BottomRight)」の4つが処理可能である。この4つのオペレータ以外の「/Position(*)」(例えば/Position(Upper)など)が用いられると、PDLデータは構文エラーとして処理される。
また、詳細設定のオペレータとして図4(a)のオペレータ404がある。オペレータ404は、綴じ処理の種類として、ステイプル綴じ処理か、圧着綴じ処理(エコステイプル綴じ処理)の何れかを指定するためのオペレータ「/EcoStaple」である。このオペレータのブール値が「true」であれば、圧着綴じ処理(エコステイプル綴じ処理)が指定され、「false」であれば、ステイプル綴じ処理が指定されることになる。「/EcoStaple」の後にこの2つブール値以外の値(空欄も含む)が指定されると、PDLデータは構文エラーとして処理される。
以上まとめると、図4(a)は、綴じ位置を左上にした圧着綴じ処理を指定するオペレータ群である。
一方で図4(b)のオペレータ405は、綴じ処理を実行しないことを明示的に「/Staple 0」で指定している。このようなオペレータ405が入力されると、画像形成装置100は、綴じ処理自体を行わない。
次に図4(c)のオペレータ群について説明する。図4(c)のオペレータ群は、綴じ処理の種類を指定するオペレータ「/EcoStaple」を含まないが、綴じ処理の実行を指定するステイプルオペレータ「/Staple 3」と、綴じ位置を指定する有効な詳細設定オペレータ「/Position(TopLeft)」を含む。このオペレータ群は、ステイプル綴じ処理は実行できるが圧着綴じ処理は実行できない画像形成装置が記載内容を理解できる形式(サポートする形式)に従って記載されたものである。そしてこのオペレータ群は、指定された綴じ位置にステイプル綴じ処理を実行することを指示する有効なオペレータ群である。このオペレータ群の取り扱いが、後述するように、本実施例では特徴的である。
次に図4(d)のオペレータ群について説明する。図4(d)のオペレータ群は、綴じ位置を指定するためのオペレータ「/Position(*)」を含まないが、綴じ処理の実行を指示するステイプルオペレータ「/Staple 3」と、綴じ処理の種類を指定するためのオペレータ「/EcoStaple」を含む。このオペレータ群は、ポストスクリプトの構文としてはエラーではないが、本実施例の画像形成装置100がサポートする所定の形式に従っていない無効なものである。
次に図4(e)のオペレータについて説明する。図4(e)のオペレータは、綴じ位置を指定するための有効な詳細設定オペレータ「/Position(*)」および綴じ処理の種類を指定するためのオペレータ「/EcoStaple *」を含まないが、綴じ処理の実行を指示するステイプルオペレータ「/Staple 3」を含む。このオペレータは、図4(d)と同じく、ポストスクリプトの構文としてはエラーではないが、本実施例の画像形成装置100にとっては、所定の形式に従っていない無効なものである。
<無効なオペレータ群の取り扱い>
まずは、画像形成装置100におけるオペレータの取り扱いについて説明する。
画像形成装置100は、PDLデータが、綴じ処理の実行を指示するオペレータ「/Staple 3」を含む場合には、そのPDLデータに次の3つのオペレータが含まれることを要求する。(1)オペレータ「/StapleDetail」、(2)綴じ位置を指定するための有効なオペレータ「/Position」、(3)綴じ処理の種類を指定するための有効なオペレータ「/EcoStaple」である。そのため、図4(a)のようなオペレータ群が所定の形式に従った有効なものである。
しかしながら、ユーザーシステムの不備などにより、画像形成装置100に入力されるPDLデータにおいて、構文エラーではないが、綴じ処理に関するオペレータが不足していることがある。そのような場合に本実施形態の画像形装置100は、PDLデータに含まれる綴じ処理に関するオペレータを無視し、図2で説明したRAM206の登録情報を用いることで、印刷および綴じ処理動作を止めることなく、ジョブを遂行する。なお、オペレータが不足しているからといって、エラー処理(ジョブの実行中止)を行わないのは、PDLデータ内の記述自体はページ記述言語の構文規則に従った正常なものだからである。
例えば、図4(d)のオペレータ群は、綴じ位置を指定するためのオペレータが不足しているので、画像形成装置100にとっては無効なものであるが、この画像形成装置100は、RAM206に登録されている綴じ処理の設定情報を用いる。また図4(e)のオペレータは、詳細設定のオペレータが不足しているので、画像形成装置100にとっては無効なものであるが、この画像形成装置100は、RAM206に登録されている綴じ処理の設定情報を用いる。すなわち、いずれの場合も、本実施例では、ユーザー指定に従って登録されている設定情報に従って、画像形成装置100は、シートの左上に圧着綴じ処理実行する。
<オペレータの取り扱いの例外>
一方で、図4(c)のオペレータ群は、綴じ処理の実行を指示するオペレータも綴じ位置を指定するための有効なオペレータも含まれるが、綴じ処理の種類を指定するためのオペレータが不足している。図4(c)のオペレータ群に対しても、上記の<無効なオペレータ群の取り扱い>で説明したように取り扱っても良いが、本実施例の画像形成装置100は、次のような対応を採る。
画像形成装置100は、綴じ処理の実行を指示するオペレータも綴じ位置を指定するための有効なオペレータも含まれるが、綴じ処理の種類を指定するためのオペレータが不足している所定形式に従った有効なオペレータ群を含むPDLデータを受信する。この場合に、「オペレータによって指定された綴じ位置にステイプル綴じ処理を実行」する。例えば図4(c)のオペレータ群に対しては、画像形成装置100は、シート左上にステイプル綴じ処理を実行する。なぜこのような対応を採るかを次に説明する。
例えばユーザーシステムが図4(c)のオペレータ群を含むPDLデータを、ステイプル綴じ処理は実行できるが圧着綴じ処理は実行できない画像形成装置に入力したとする。この場合、この画像形成装置は図4(c)のオペレータ群の形式をサポートしているので、シート左上にステイプル綴じ処理を行う。一方でこのユーザーシステムが図4(c)のオペレータ群を含むPDLデータを、ステイプル綴じ処理も圧着綴じ処理も実行可能な画像形成装置に入力したとする。この場合、そのオペレータ群を無効なものとして取り扱うと、RAM206の登録情報に従って綴じ処理が実行されるのでステイプル綴じ処理が実行されないことがある。つまりユーザーシステムが同じPDLデータを入力したとしても、画像形成装置によっては、ステイプル綴じ処理が実行されたり、されなかったりする。
そこで、ステイプル綴じ処理は実行できるが圧着綴じ処理は実行できない画像形成装置に対してこれまでPDLデータを入力してきたユーザーシステムが、本実施例の画像形成装置100に対してもPDLデータを入力してきた場合を考慮した対応を採る。すなわち、前者の画像形成装置において有効なオペレータ群を含むPDLデータが本実施例の画像形成装置100に入力された場合、本実施例の画像形成装置100は、その前者の画像形成装置がその有効なオペレータ群に従って行う動作と同じ動作を行う。このようにすることで、画像形成装置ごとにPDLデータの内容を変更することなく、同じ綴じ処理(ここではステイプル綴じ処理)が行われた製本物を得ることができる。
<画像形成処理の処理フロー>
図5は本実施例の画像形成装置100の実行する処理のフローチャートである。このフローチャートは、ネットワークIF211が、外部装置(ホストPC)からPDLデータを印刷データとして受信してHDD208に格納記憶ことをトリガーとして、CPU205がROM207に記憶されているプログラムを実行することで開始される。CPU205は、プログラムにしたがって、図1に示される各部を統括的に制御する。
S1001において、CPU205は、HDD208に記憶されたPDLデータの1ページ目のデータに対して、綴じ処理設定の解析処理を行う。すなわち、ここではCPU205は、PDLデータの綴じ処理設定の解析処理を実行する解析手段として機能する。具体的にはPDLデータの構文を解析する。なお1ページ目だけに限定されず、全ページ分のPDLデータに対してこの解析処理を実行しても良い。解析処理の詳細は図6を用いて後述する。そしてCPU205は、綴じ処理設定の解析結果を、プリント装置202に送る。後述のようにこの解析結果に従って、プリント装置202は、綴じ処理を制御する。なお、このS1001における解析の結果、解析手段がPDLデータに含まれる綴じ処理設定に関するオペレータが構文エラーを有していると判定した場合に、直ちに処理を停止し、操作部IF209を介して操作部210にエラー通知を表示させる。以下では、構文エラーのない有効なオペレータ群がPDLデータに含まれているとして説明を続ける。
S1002において、CPU205は、HDD208に記憶されたPDLデータのうち、描画データが未解析の1ページ分の描画データを取得し、取得された描画データを解析する。具体的にはPDLデータの構文を解析する。描画データとは、文字、図形、イメージなどの描画コマンドやその実体データのことである。そしてCPU205は、描画データの解析結果をRIP216に送る。ここではCPU205は、PDLデータの描画データの解析処理を実行することで、その解析結果をRIP216に送信する解析手段として機能する。
S1003において、RIP216は、描画データの解析結果に基づいてラスタライズ処理を行うことで、1ページ分のビットマップ画像データを生成し、生成されたビットマップ画像データをRAM206に記憶する。このRIP216は、ラスタライズ手段として機能する。
S1004において、プリントIF217は、RAM206に記憶されたビットマップ画像データを、プリント装置202が印刷可能なデータ(ビデオデータ)に変換して、そのビデオデータをプリント装置202に送る。そしてプリント装置202は、プリント機構によって、そのビデオデータに基づいて1ページ分の画像をシートに印刷し、印刷された1ページ分のシートを後処理機構に搬送する。搬送された印刷物(印刷済みのシート)は後処理機構の保持ローラで保持される。
このように、S1002〜S1004の処理が行われることで、1ページ分の印刷済みシートが得られる。そしてこのS1002〜S1004の処理を、PDLデータの全ページ分行うことで、複数枚の印刷済みシートが後処理機構の保持ローラで保持されることになる。
S1005において、PDLデータの全ページ分の印刷済みシートが後処理機構において保持されると、プリント装置202は、S1001でCPU205から送られた綴じ処理設定の解析結果に従って、複数枚の印刷済みシートに対して綴じ処理を行う。綴じ処理設定の解析結果は、次の情報である。1.綴じ処理の実行有無、2.綴じ処理を実行する場合の綴じ位置、3.綴じ処理を実行する場合の綴じ処理の種類である。この情報に従って、プリント装置202は、綴じ処理を実行しない、あるいは、指定の綴じ位置にステイプル綴じ処理を行う、あるいは、指定の綴じ位置に圧着綴じ処理を行う。そしてプリント装置202は、綴じ処理済みのシートを、排紙トレイに排出する。
以上が、本実施例の画像形成装置100の実行する処理のフローチャートである。
<綴じ処理設定の解析処理>
図6は、S1001で行われる綴じ処理設定の解析処理の処理フローを示す。この解析処理では、PDLデータがオペレータ「/Staple 3」・「/Position」・「/EcoStaple」を含む有効なオペレータ群を含むかを判定する。そしてこの判定に加えて、PDLデータに含まれるオペレータ群が、「/EcoStaple」を含まないが「/Staple 3」、「/Position」を含む有効なオペレータ群であるかも判定する。前者の判定では、PDLデータのオペレータ群が、ステイプル綴じ処理も圧着綴じ処理も両方が可能な画像形成装置100がサポートする所定形式のオペレータ群であるかが判定される。後者の判定では、PDLデータのオペレータ群が、ステイプル綴じ処理を行うために、ステイプル綴じ処理のみが可能な画像形成装置に入力されるべきオペレータ群であるかが判定される。
まずS2001において、解析手段として機能しているCPU205は、PDLデータに綴じ処理の実行に関する情報(ステイプルオペレータ)が含まれるかを判定する。ステイプルオペレータがPDLデータに含まれると、処理はS2002に進み、そうでなければ処理はS2010に進む。
次にS2002において、解析手段は、そのステイプルオペレータが綴じ処理を実行しないことを指示するものであるかを判定する。本実施例においては、ステイプルオペレータ「/Staple 0」がPDLデータに含まれていれば、解析手段は、S2007に処理を進めて、綴じ処理を実行しない旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。そうでなければ、解析手段は、S2003に処理を進めて、綴じ位置を指定するためのオペレータがPDLデータに含まれているかを判定する。本実施例においては、画像形成装置100が許容する所定の4つの有効なオペレータ(/Position(TopLeft)、/Position(TopRight)、/Position(BottomLeft)、/Position(BottomRight))のうちのいずれかがPDLデータに含まれているか、が判定される。
綴じ位置を指定するためのオペレータがPDLデータに含まれていれば、S2004において、解析手段は、綴じ処理の種類を指定するための有効なオペレータがPDLデータに含まれているかを判定する。綴じ処理の種類を判定するオペレータがPDLデータに含まれているならば、処理はS2005に進み、そうでなければ処理はS2006に進む。
S2005において、解析手段は、PDLデータに含まれるオペレータ群が、画像形成装置100のサポートする所定の形式(第1の所定形式)で記載された有効なオペレータ群であるかを判定する。例えば図4(a)に示したような、ステイプル綴じ処理も圧着綴じ処理も実行可能な本実施例の画像形成装置100において、オペレータによって指定された種類の綴じ処理の実行を指示するための形式のオペレータ群である。所定の形式の有効な形式のオペレータ群がPDLデータに含まれると判定されれば、処理はS2009へ移行し、そうでなければ、処理はS2010へ移行する。
S2006において、解析手段は、PDLデータに含まれるオペレータ群が、画像形成装置100のサポートする所定の形式(第2の所定形式)で記載された有効なオペレータ群であるかを判定する。例えば図4(c)に示したような、ステイプル綴じ処理のみが実行可能な画像形成装置において利用される、ステイプル綴じ処理の実行を指示するため形式のオペレータ群である。また、ここでの所定の形式の有効なオペレータ群とは、S2005における所定の形式の有効なオペレータ群から、綴じ処理の種類を示すオペレータが欠落した、オペレータ数が少ない形式のものである。所定の形式の有効なオペレータ群がPDLデータに含まれると判定されれば、処理はS2008へ移行し、そうでなければ、処理はS2010へ移行する。S2008へ処理が移行することで、画像形成装置100の互換性が高まる。すなわちS2006の判定によって、オペレータ群の記載形式がS2005で判定される所定形式とは別の形式であれば、基本的には、S2010の処理が実行されるが、オペレータ群の記載形式が特定の形式であれば、例外的に、S2008の処理が実行される。
S2008において、解析手段は、「/Position」オペレータによって指定された綴じ位置にステイプル綴じ処理を実行する旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。
S2009において、解析手段は、「/Position」オペレータによって指定された綴じ位置に、「/EcoStaple」オペレータによって指定された種類の綴じ処理を実行する旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。
S2010において、解析手段は、RAM206にすでに登録されているユーザー指定の設定情報を参照し、その設定情報に対応する綴じ処理を実行する旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。本実施例では、RAM206に登録されているユーザー指定の設定情報にしたがって「シートの左上に圧着綴じ処理」を実行する旨を示す情報が、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶される。
そしてS2011において、解析手段は、S2007乃至S2010に何れかのステップでRAM206に記憶された綴じ処理設定の解析結果を、プリントIF217を介してプリント装置202に送信する。
以上がS1001の解析処理の処理フローである。
以上説明したように、本実施例の画像形成装置100は、所定の正規な形式のオペレータ群を含むPDLデータ(印刷データ)に従って、指定された綴じ位置に指定された種類の綴じ処理を実行できる。さらにはこの画像形成装置100は、ステイプル綴じ処理のみ実行可能な画像形成装置において有効な形式のオペレータ群であれば、指定された綴じ位置にステイプル綴じ処理を実行できる。これにより、本実施例の画像形成装置100は、ステイプル綴じ処理のみ実行可能な画像形成装置とのオペレータ群との互換性を高めている。
以上、本実施例における綴じ処理に関する設定のPDLデータ解析処理は、画像形成装置100とは異なる情報処理装置(ホストコンピュータ)上で行い、綴じ処理設定の解析結果を画像形成装置に通知するように構成することもできる。その場合、画像形成装置は、後処理機構を用いて、通知された綴じ処理設定の解析結果に従って綴じ処理を実行する。
また、本実施例における画像形成装置100の後処理機構は、画像形成装置100自体と着脱可能な別個の装置であってもよい。例えばその別個の後処理機構は、画像形成装置100から受信された綴じ処理設定の解析結果に基づいて、画像形成装置100のプリント機構で印刷された印刷物に対して綴じ処理を実行する構成であればよい。
すなわち、PDLデータの解析処理、PDLデータに基づく印刷、その印刷で得られる印刷物に対する綴じ処理を、それぞれ異なる装置で行うようなシステムも本発明の範疇である。
(実施例2)
実施例1では、ステイプルオペレータを「/Staple」のみであるケースを扱っていたが、本実施例ではステイプル綴じ処理のステイプルオペレータを「/Staple」とし、圧着綴じ処理のステイプルオペレータを「/EcoStaple」としたケースを説明する。本実施例における画像形成装置100は、実施例1における画像形成装置100と同様の構成のため、重複する箇所の説明は割愛する。すなわち、S1001の解析処理に係る事項について説明する。
図4(f)は、圧着綴じ処理のステイプルオペレータである「/EcoStaple」オペレータ406を示す。このオペレータ群は、シート左上に圧着綴じ処理を行うことを指示する。なお圧着綴じ処理のステイプルオペレータでも綴じ処理をおこなわないことを明示的に示す場合には、「/EcoStaple 0」が用いられる。
図7では、ステイプル綴じ処理のステイプルオペレータだけでなく、圧着綴じ処理のステイプルオペレータにも対応する画像形成装置100におけるS1001で行われる解析処理のフローチャートを示す。
まずS3001において、解析手段として機能しているCPU205は、PDLデータにステイプル綴じ処理を指定するステイプルオペレータあるいは圧着綴じ処理を指定するステイプルオペレータが含まれるかを判定する。それらのステイプルオペレータがPDLデータに含まれると、処理はS3002に進み、そうでなければ処理はS3010に進む。
次にS3002において、解析手段は、そのステイプルオペレータが綴じ処理を実行しないことを指示するものであるかを判定する。本実施例においては、ステイプルオペレータ「/Staple 0」あるいは「/EcoStaple 0」がPDLデータに含まれていれば、解析手段は、S3007に処理を進める。そうでなければ、解析手段は、綴じ処理を実行しない旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。そうでなければ、解析手段は、S3003に処理を進めて、綴じ位置を指定するオペレータがPDLデータに含まれているかを判定する。本実施例においては、画像形成装置100が許容する所定の4つの有効なオペレータ(/Position(TopLeft)、/Position(TopRight)、/Position(BottomLeft)、/Position(BottomRight))のうちのいずれかがPDLデータに含まれているか、が判定される。
綴じ位置を指定するためのオペレータがPDLデータに含まれていれば、S3005において、解析手段は、PDLデータに含まれるオペレータ群が、画像形成装置100のサポートする所定の形式で記載された有効なオペレータ群であるかを判定する。有効なオペレータ群とは、例えば図4(a)、(c)、(f)に示した形式のオペレータ群である。所定の形式の有効な形式のオペレータ群がPDLデータに含まれると判定されれば、処理はS3009へ移行し、そうでなければ、処理はS3010へ移行する。
S3009において、解析手段は、「/Position」オペレータによって指定された綴じ位置に、ステイプルオペレータ(/Staple、あるいは、/EcoStaple)によって指定された種類の綴じ処理を実行する旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。
S3010において、解析手段は、RAM206にすでに登録されているユーザー指定の設定情報を参照し、その設定情報に対応する綴じ処理を実行する旨を示す情報を、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶する。本実施例では、RAM206に登録されているユーザー指定の設定情報にしたがって「シートの左上に圧着綴じ処理」を実行する旨を示す情報が、綴じ処理設定の解析結果としてRAM206に記憶される。
そしてS3011において、解析手段は、S3007、S2009、S3010に何れかのステップでRAM206に記憶された綴じ処理設定の解析結果を、プリントIF217を介してプリント装置202に送信する。
以上が本実施例でのS1001の解析処理の処理フローである。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。

Claims (19)

  1. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を制御する画像形成装置であって、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第1の形式の綴じ処理設定に基づいて、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第2の形式の綴じ処理設定に基づいて、ステイプルを用いる綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を制御する画像形成装置であって、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、ステイプルを用いる綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を制御する画像形成装置であって、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定であって、有効な綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合には、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して、ステイプルを用いない綴じ処理が実行されることはなく、当該場合には当該印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第1の綴じ処理手段および前記第2の綴じ処理手段をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. ユーザーによって指定された綴じ処理の種類を予め記憶しておく記憶手段をさらに有し、
    前記受信手段はさらに、前記第1の形式の綴じ処理設定でも前記第2の形式の綴じ処理設定でもない、第3の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを受信可能であり、
    前記制御手段はさらに、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれた前記第3の形式の綴じ処理設定に基づいて、前記記憶手段によって予め記憶された種類の綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. ユーザーによって指定された綴じ処理の種類を予め記憶しておく記憶手段をさらに有し、
    前記受信手段はさらに、綴じ処理の設定を含まない印刷データを受信可能であり、
    前記制御手段はさらに、綴じ処理の設定を含まない前記印刷データに基づいて得られた印刷物に対して前記記憶手段によって予め記憶された種類の綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することが可能であることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1の形式の綴じ処理設定では、綴じ処理の実行を指示するための所定の情報と、綴じ処理の種類を指定するための前記情報としての前記第1の情報か前記第2の情報が記述され、
    前記第2の形式の綴じ処理設定では、綴じ処理の実行を指示するための前記所定の情報が記述されるが、綴じ処理の種類を指定するための前記情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されないことを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の形式の綴じ処理設定でも、前記第2の形式の綴じ処理設定でも、綴じ位置を指定するための情報が記述され、
    前記制御手段は、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第1の形式の綴じ処理設定または前記第2の形式の綴じ処理設定に基づいて、綴じ処理が、当該第1の形式の綴じ処理設定または当該第2の形式の綴じ処理設定に記述される、綴じ位置を指定するための情報によって指定された綴じ位置に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1の綴じ処理手段は、ステイプルを用いて複数のシートを綴じる綴じ処理を実行し、
    前記第2の綴じ処理手段は、シート自体を加工することで複数のシートを綴じる綴じ処理を実行することを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の画像形成装置。
  10. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、
    印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第1の形式の綴じ処理設定に基づいて、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第2の形式の綴じ処理設定に基づいて、綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  11. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、
    印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  12. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、
    印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信手段と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定であって、有効な綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信手段が受信した場合には、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して、ステイプルを用いない綴じ処理が実行されることはなく、当該場合には当該印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成システム。
  13. ユーザーによって指定された綴じ処理の種類を予め記憶しておく記憶手段をさらに有し、
    前記受信手段はさらに、前記第1の形式の綴じ処理設定でも前記第2の形式の綴じ処理設定でもない、第3の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを受信可能であり、
    前記制御手段はさらに、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれた前記第3の形式の綴じ処理設定に基づいて、前記記憶手段によって予め記憶された種類の綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することを特徴とする請求項10乃至12のいずれか一項に記載の画像形成システム。
  14. ユーザーによって指定された綴じ処理の種類を予め記憶しておく記憶手段をさらに有し、
    前記受信手段はさらに、綴じ処理の設定を含まない印刷データを受信可能であり、
    前記制御手段はさらに、前記受信手段によって、綴じ処理の設定を含まない印刷データが受信された場合でも、前記記憶手段によって予め記憶された種類の綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することが可能であることを特徴とする請求項10乃至1の何れか1項に記載の画像形成システム。
  15. 前記第1の形式の綴じ処理設定では、綴じ処理の実行を指示するための所定の情報と、綴じ処理の種類を指定するための前記情報としての前記第1の情報か前記第2の情報が記述され、
    前記第2の形式の綴じ処理設定では、綴じ処理の実行を指示するための前記所定の情報が記述されるが、綴じ処理の種類を指定するための前記情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されないことを特徴とする請求項10乃至1の何れか1項に記載の画像形成システム。
  16. 前記第1の形式の綴じ処理設定でも、前記第2の形式の綴じ処理設定でも、綴じ位置を指定するための情報が記述され、
    前記制御手段は、前記受信手段によって受信された印刷データに含まれる前記第1の形式の綴じ処理設定または前記第2の形式の綴じ処理設定に基づいて、綴じ処理が、当該第1の形式の綴じ処理設定または当該第2の形式の綴じ処理設定に記述される、綴じ位置を指定するための情報によって指定された綴じ位置に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御することを特徴とする請求項10乃至1の何れか1項に記載の画像形成システム。
  17. 前記第1の綴じ処理手段は、ステイプルを用いて複数のシートを綴じる綴じ処理を実行し、
    前記第2の綴じ処理手段は、シート自体を加工することで複数のシートを綴じる綴じ処理を実行することを特徴とする請求項10乃至16の何れか1項に記載の画像形成システム。
  18. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を有する画像形成システムの制御方法であって、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信工程と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信工程で受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信工程で受信した場合に、綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
  19. 印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理を実行する第1の綴じ処理手段と、印刷物に対してステイプルを用いない綴じ処理を実行する第2の綴じ処理手段と、を有する画像形成システムの制御方法であって、
    綴じ処理の種類を指定する情報として、ステイプルを用いる綴じ処理を指定する第1の情報か、ステイプルを用いない綴じ処理を指定する第2の情報かのいずれかが記述された第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、綴じ処理の種類を指定するための情報としての前記第1の情報も前記第2の情報も記述されない第2の形式の綴じ処理設定を含む印刷データと、のいずれも受信可能な受信工程と、
    前記第1の形式の綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信工程で受信した場合に、当該第1の形式の綴じ処理設定に記述された綴じ処理の種類を指定するための前記情報によって指定された種類の綴じ処理が、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して実行されるように、前記第1の綴じ処理手段または前記第2の綴じ処理手段を制御し、
    前記第2の形式の綴じ処理設定であって、有効な綴じ処理設定を含む印刷データを前記受信工程で受信した場合には、当該印刷データに基づいて得られる印刷物に対して、ステイプルを用いない綴じ処理が実行されることはなく、当該場合には当該印刷物に対してステイプルを用いる綴じ処理が実行されるように、前記第1の綴じ処理手段を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成システムの制御方法。
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