JP2008102882A - 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の印刷設定が混在する文書ファイルの中から、複数の異なる印刷設定がなされているページを抽出し、それらページの試し印刷を行うことができる文書処理装置を提供する。
【解決手段】同一の印刷設定対象項目に対して、第1の印刷設定手段10と第2の印刷設定手段10とにより同一ページに異なる設定がなされているか否かについて判定手段22で判定を行い、その判定結果を認識させるための印刷モードを制御手段10により設定し、設定された印刷モードで、送信手段17を介して、印刷ジョブを送信する。
【選択図】図5
【解決手段】同一の印刷設定対象項目に対して、第1の印刷設定手段10と第2の印刷設定手段10とにより同一ページに異なる設定がなされているか否かについて判定手段22で判定を行い、その判定結果を認識させるための印刷モードを制御手段10により設定し、設定された印刷モードで、送信手段17を介して、印刷ジョブを送信する。
【選択図】図5
Description
この発明は、試し印刷時に、印刷設定が異なっているページを抽出し、抽出されたページの印刷を行うことのできる文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラムに関する。
文書作成用アプリケーションソフトとプリンタドライバとのそれぞれに印刷設定が可能である場合、ユーザの意図により、同じページに文書作成用アプリケーションソフトとプリンタドライバとで異なる印刷設定がなされることがある。例えば、紙種別に給紙トレイ設定がなされており、文書作成用アプリケーションソフトとプリンタドライバそれぞれにページ毎の給紙トレイ指定がなされている場合に、通常のページ印刷時にはプリンタドライバと文書作成用アプリケーションソフトとの給紙トレイの設定を一致させ、ユーザが紙種を変える必要があると判断したページでは、文書作成用アプリケーションソフトとプリンタドライバとの給紙トレイの設定を異にし、印刷時には文書作成用アプリケーションソフト側の給紙トレイ設定で印刷を行う時などである。
また、文書作成後に、紙種を変える必要があると判断したページの印刷時の仕上がり具合を確かめたい場合や、上記2つの給紙トレイ設定のうちどちらを用いて印刷をするべきかの判断を行いたい場合がある。このような印刷時の仕上がり具合等を判断する場合には画面プレビューを用いるのが一般的であり、画像イメージの確認用として用いるには十分である。
しかし、この画面プレビューでは紙の質感等までは表現できないため、紙の質感まで含めた印刷時の仕上がり具合や、どの紙種で文書を印刷すべきかの選択で迷った時には、試し印刷を行い、実際に印刷することにより画像イメージを確認する必要がある。
ところが、試し印刷を行う場合、ユーザ自らが試し印刷を必要とするページの検索や試し印刷の設定等を行う必要があるため、文書完成までに要する時間が長くなる問題がある。またユーザの試し印刷の設定ミスにより、同一文書が複数枚出力されることによるトナーや用紙の無駄な消費という問題もある。
そこで、ユーザによって予め設定されたモード(例えば、パンフレットモード等)が選択されたときには、試し印刷モードを自動的に設定し、最初の1部のプリント出力が終了したときに印刷装置を停止させることにより、ユーザの所望の仕上がりではない印刷が複数枚なされてしまうことを防止する技術が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、フィニッシング機能を用いた処理結果を、実際に印刷することなく、パソコン上の画面にイメージ表示することによって、フィニッシング処理の結果を表示する技術が提供されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2000-135838号公報
特開2001-197284号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では試し印刷を行うモード設定をユーザが予め登録しておく必要があり、また試し印刷時には全ページを実画像・実トレイでコピーするため、ページ間の印刷設定の違いや、プリンタドライバと文書作成用アプリケーションソフトとで印刷設定の異なるページ等を確認したいだけのユーザにとっては、紙やトナーといった消費財の無駄になるという問題がある。
また、特許文献2に記載の技術では画面上でフィニッシング処理は分かるが、紙質の違いによる印刷結果のイメージは判定が難しいため、実際に印刷して紙質の違いを確認する必要がある。
この発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、複数の印刷設定が混在する文書ファイルの中から、複数の異なる印刷設定がなされているページを抽出し、それらページの試し印刷を行うことができる文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラムを提供することを目的とする。
上記課題は、以下の手段によって解決される。
(1)複数のページからなる文書の各ページ毎に、1個または2個以上の印刷設定項目について、同一のまたは異なる印刷設定が可能となされている第1および第2の印刷設定手段と、同一の印刷設定対象項目について、前記第1の印刷設定手段によりなされた第1の印刷設定と、第2の印刷設定手段によりなされた第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定する判定手段と、前記判定手段により、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定する制御手段と、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする文書処理装置。
(2)前記試し印刷モードは、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページを第1のモードで印刷し、印刷設定が同じと判定されたページを前記第1のモードとは異なる第2のモードで印刷するモードである前項1に記載の文書処理装置。
(3)印刷設定が異なっていると判定されたページの他にその周辺のページを前記第1のモードで印刷する前項2に記載の文書処理装置。
(4)前記第1のモードは、前記第1および第2の印刷設定のうちのいずれかにて実画像を印刷するモードであり、第2のモードはテストパターンで印刷するモードである前項2または3に記載の文書処理装置。
(5)前記テストパターンで印刷するモードは、画像の位置を示す枠線を印刷するモードである前項4に記載の文書処理装置。
(6)前記試し印刷モードは、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページまたはそのページと周辺のページのみを印刷するモードである前項1に記載の文書処理装置。
(7)第1の印刷設定手段は、文書作成用アプリケーションソフトソフトによってその機能が実現され、第2の印刷設定手段は、プリンタドライバによってその機能が実現される前項1に記載の文書処理装置。
(8)印刷設定対象項目が印刷装置の給紙トレイの設定に関するものである前項7に記載の文書処理装置。
(9)複数ページからなる文書の各ページ毎に、1個または2個以上の印刷設定対象項目について、同一または異なる印刷設定が可能となされている印刷設定手段と、同一の印刷設定対象項目について、前記印刷手段によりなされた印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定する判定手段と、前記判定手段により、前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定する制御手段と、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、を備えたことを特徴とする文書処理装置。
(10)前記試し印刷モードは、前記印刷設定が他のページと異なっていると判定されたページの実画像を、その印刷設定で印刷するモードである前項9に記載の文書処理装置。
(11)同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている第1および第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、を備えたことを特徴とする文書処理方法。
(12)同一の印刷設定項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じ判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、を備えたことを特徴とする文書処理方法。
(13)同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている第1および第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
(14)同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
前項(1)に記載の発明によれば、同一の印刷設定対象項目に対して、異なる複数の印刷設定手段により同一ページに異なる設定がなされているか否かについてページ毎に判定し、その判定結果により試し印刷モードを設定してその印刷モードの印刷ジョブを送信するから、ユーザは試し印刷モードを登録しておかなくても、自動的に試し印刷を行うことができる。しかも、印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとが区別して印刷されるから、ユーザは印刷設定が異なっているページを容易に確認でき、紙質の違い等を確認することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、印刷設定が異なっていると判定されたページには第1の印刷モードでの印刷が、印刷設定が同じであると判定されたページには第2の印刷モードでの印刷が可能となる。
前項(3)に記載の発明によれば、印刷設定が異なっていると判定されたページ及びその周辺ページに対して、第1の印刷モードでの印刷が可能となる。
前項(4)に記載の発明によれば、印刷設定が異なっていると判定されたページでは第1の印刷設定又は第2の印刷設定で実画像の印刷が可能となり、また印刷設定が同一であると判定されたページではテストパターンでの印刷が可能であるため、ユーザは印刷設定の異なるページの実画像だけを入手できる。
前項(5)に記載の発明によれば、テストパターンで印刷するモード時に、実画像の位置を示す枠線を印刷することができるため、トナー消費を抑えることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、印刷設定が異なっていると判定されたページまたはそのページと周辺ページを印刷することにより、ユーザはページ設定の違いによる印刷の出力状況を確認することができる。
前項(7)に記載の発明によれば、文書作成用アプリケーションソフトの印刷設定とプリンタドライバの印刷設定との異同を判定の対象とすることができる。
前項(8)に記載の発明によれば、文章作成用アプリケーションソフトとプリンタドライバとの給紙トレイの設定の異同を判定の対象とすることができる。
前項(9)に記載の発明によれば、同一の印刷設定対象項目を対象としての設定の異同の判定をページ間で行い、その判定結果に応じて印刷モードを設定し、その印刷モードで印刷ジョブを印刷装置に送信するから、ユーザは試し印刷モードを登録しておかなくても、自動的に試し印刷を行うことができる。しかも、印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとが区別して印刷されるから、ユーザは印刷設定が異なっているページを容易に確認でき、紙質の違い等を確認することができる。
前項(10)に記載の発明によれば、印刷設定が他のページと異なっているページの実画像を印刷することができる。
前項(11)に記載の発明によれば、同一の印刷設定対象項目に対して、異なる複数の印刷設定手段により同一ページに異なる設定がなされているか否かについてページ毎に判定し、その判定結果により試し印刷モードを設定してその印刷モードの印刷ジョブを送信することにより、ユーザは、同じ印刷設定対象項目で異なる印刷設定がなされているページを確認することができる。
前項(12)に記載の発明によれば、ページ間で、同一の印刷設定対象項目を対象としての設定の異同の判定、その判定結果に応じて印刷モード設定し、その印刷モードで印刷ジョブを印刷装置に送信することにより、ユーザは他のページとは異なる印刷設定がなされているページを確認することができる。
前項(13)に記載の発明によれば、同一の印刷設定対象項目に対して、異なる複数の印刷設定手段により同一ページに異なる設定がなされているか否かについてのページ毎の判定、その判定結果により試し印刷モードの設定及び前記印刷モードでの印刷ジョブの送信という一連の動作をコンピュータに実行させることができる。
前項(14)に記載の発明によれば、同一の印刷設定対象項目を対象としてのページ間での印刷設定の異同の判定、その判定結果に応じての印刷モード設定及び前記印刷モードで印刷ジョブを印刷装置への送信という一連の動作をコンピュータに実行させることができる。
以下、この発明の一実施形態について図面を用いて説明する。
(実施形態1)
図1は、この発明の一実施形態に係る文書処理装置が用いられたネットワークシステムである。
(実施形態1)
図1は、この発明の一実施形態に係る文書処理装置が用いられたネットワークシステムである。
このシステムは、パーソナルコンピュータである文書処理装置1と印刷装置2とから構成されており、ネットワーク3を介して、互いに接続されている。
図2は、図1に示された文書処理装置1の構成を示すブロック図である。
この文書処理装置1は、前述したようにパーソナルコンピュータからなり、CPU10のバスライン20に、ROM11、RAM12、CRT13、HDD14、キーボード15、マウス16、通信インターフェイス17(通信I/F)及びCD−ROMドライブ18がそれぞれ接続されている。
CPU10は、文書処理装置1の全体を総括的に制御するが、詳細については後述する。
ROM11は、CPU10の動作用プログラムやその他のデータを記憶する。
RAM12は、CPU10が動作用プログラムに従って動作する際の作業領域を提供するものである。
CRT13は、各種のメッセージ及びユーザに対する入力受付画面、選択画面等を表示したり、ユーザの作成文書等を表示する。
HDD14は、キーボード15やマウス16の操作により作成された文書データや画像データ等のデータファイル、アプリケーションソフトソフト、プリンタドライバ、その他のデータを記憶するものである。
キーボード15及びマウス16は、ユーザによる入力操作に用いられる。
通信インターフェイス17は、図1に示されている印刷装置2との間で、ネットワーク3を介して、データの送受信を行う通信手段として機能する。
CD―ROMドライブ18は、CD−ROMを駆動するものである。
(文書処理装置の動作用アプリケーションソフト)
ここでは、文書処理装置1の機能を発揮するために必要なアプリケーションソフトについて説明する。
(文書処理装置の動作用アプリケーションソフト)
ここでは、文書処理装置1の機能を発揮するために必要なアプリケーションソフトについて説明する。
この文書処理装置1には、図3に示すように文書作成用アプリケーションソフト28及びプリンタドラバ29を含む当該文書処理装置1の動作のために必要なソフトウェアがHDD14やROM11に保存されている。
文書作成用アプリケーションソフト28はユーザが文書、画像等の作成を行うためのプログラムから成り、またプリンタドライバ29は、文書作成用アプリケーションソフト28から送られてきた印刷命令と、後述する試し印刷用処理部19から送られてきた印刷設定情報から印刷ジョブを作成し、通信インターフェイス17を介して、当該印刷ジョブを印刷装置2に送信する。
文書作成用アプリケーションソフト28及びプリンタドライバ29は、CPU10を動作させることによってそれぞれ文書の各ページ毎に印刷時における給紙トレイの設定、その他の印刷設定を行う機能を有している。この実施形態では、文書作成用アプリケーションソフト28により、アプリ給紙トレイ設定リスト48(図4に示す)に示されているように1ページ目にはトレイ1が、2ページ目にはトレイ2が、3ページ目にはトレイ2が、4ページ目にはトレイ3が、5ページ目にはトレイ2が、6ページ目から100ページ目にはトレイ2がそれぞれ指定されている。
またプリンタドライ29により、ドライバ給紙トレイ設定リスト49(図4に示す)に示されているようにトレイ2が指定されている。なお、各給紙トレイに設定されている用紙の種別については、図4に示す用紙種別表50の通りであり、トレイ1には色紙が、トレイ2には普通紙が、トレイ3には厚紙が、トレイ4には再生紙がそれぞれ収納されている。
(試し印刷用処理部)
次に、試し印刷用処理部19の構成について、図3を用いて説明する。
(試し印刷用処理部)
次に、試し印刷用処理部19の構成について、図3を用いて説明する。
図3は、試し印刷用処理部19の機能ブロック図を示したものである。なお、試し印刷用処理部19は、実際にはCPU10がROM11等に保存されている動作プログラムに従って動作することにより、その機能が発揮される。
試し印刷用処理部19は、図3に示すように印刷設定情報抽出部21、比較判定部22、印刷モード設定部23、テストイメージ選択部24、テストイメージ作成部25及び印刷画像作成部26から構成されている。
印刷設定情報抽出部21は、文書のページ毎に設定されている、文書作成用アプリケーションソフト28の印刷設定情報と、それに対応するプリンタドライバ29で設定されている印刷設定情報と、をページ毎に抽出する。
なお、この印刷設定情報とは、1個又は複数個の印刷設定対象項目についての印刷設定情報であり、例えば、この実施形態では、文書作成用アプリケーションソフト28でページ毎に設定されている給紙トレイの設定値とプリンタドライバ29で設定されている給紙トレイの設定値を例示するが、これに限定されるものではない。
比較判定部22は、印刷設定情報抽出部21によって抽出された上記2つの印刷設定情報が一致するか否かについての判定を行う。
テストイメージ選択部24は、印刷時に印字されるテストパターン(実画像の位置を示す枠線等から構成される画像)を、文書作成用アプリケーションソフト28及びプリンタドライバ29の設定から作成するのか、或いは実画像のイメージデータから作成するのかについての選択をユーザから受け付ける。
なお、文書作成用アプリケーションソフト28及びプリンタドライバ29の設定からテストイメージを作成する場合、用紙サイズや余白などの情報から枠線データを作成するため早くデータ作成ができる。また、実画像のイメージデータから作成する場合には、当該イメージデータからページ毎の印字開始位置と終了位置を抽出して実際に印字される範囲の枠線データを作成するため正確な位置が判別できる。ユーザは用途にあわせてどちらかを選択できるものとする。
テストイメージ作成部25は、テストイメージ選択部24で選択された作成方法によりテストイメージデータを作成する。
印刷モード設定部23は、比較判定部22の判定結果に応じて、実画像を印刷する実画像印刷モードか、テストパターンで印刷を行うテストパターン印刷モード或いは印刷を行わない印刷キャンセルモードの設定を行う。
印刷画像作成部26は、テストイメージ作成部25及び印刷モード設定部23からの指示を受けて、印刷画像の作成を行う。
次に、この実施形態1に係る印刷命令、印刷データ等を含む印刷ジョブの作成手順について説明する。
図5は、この文書処理装置1内での印刷ジョブの作成手順を説明するための図である。
まず、ユーザは、文書作成用アプリケーション28で文書作成後、印刷指示を行うと、印刷命令がプリンタドライバ29へ送られる。それと同時に、試し印刷用処理部19は、ユーザの指示により事前に設定された試し印刷用処理を施し、その結果をプリンタドライバ29へ送る。CPU10は、プリンタドライバ29のプログラムに従って、文書作成用アプリケーション28の印刷命令と試し印刷用指示部19からの試し印刷用の処理結果とから印刷ジョブを作成し、その印刷ジョブを印刷装置2へ送出する。
(文書処理装置の動作)
次に、この実施形態1に係る文書処理装置1の動作について、図6を用いて説明する。なお、この図6に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では、文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとするが、プリンタドライバ29で設定されている給紙トレイを用いて印刷しても良い。
(文書処理装置の動作)
次に、この実施形態1に係る文書処理装置1の動作について、図6を用いて説明する。なお、この図6に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では、文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとするが、プリンタドライバ29で設定されている給紙トレイを用いて印刷しても良い。
ユーザからの印刷指示により、CPU10は、CRT13に図7に示す試し印刷確認画面45を表示し(ステップS31)、ユーザからの試し印刷指示を待つ(ステップS32)。
「YES」ボタン46が押された場合(ステップS32でYES)、CPU10は変数Nの値を1に設定し(ステップS33)、印刷設定情報抽出部21を介して、文書作成用アプリケーションソフト28のNページ目の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29のNページ目の給紙トレイ設定値とを抽出し(ステップS34)、ステップS36へ進む。一方、ステップS32で、「NO」ボタン47が押された場合(ステップS32でNO)、処理を終了する。
次に、ステップS36で、CPU10は、比較判定部22を介して、これら2つの設定値が同じか否かの判定を行う。
ステップS36で、これら2つの設定値が同じでないと判定された場合(ステップS36でNO)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目の文書を印刷する用紙の給紙トレイを文書作成用アプリケーションソフト28で設定されている給紙トレイに設定し(ステップS37)、Nページ目を印字する画像は、実画像とし(ステップS38)、ステップS39へ進む。一方、ステップS36で、前記2つの値が同じであると判定された場合(ステップS36でYES)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目に印字する画像をテストパターンとする設定を行い(ステップS43)、ステップS39へ進む。
次に、ステップS39では、CPU10は、Nページ目がこの文書の最終ページであるか否かの判定を行う。
ステップS39で、Nページ目がこの文書の最終ページであると判定された場合には(ステップS39でYES)、ステップS40へ進む。一方、ステップS39で、Nページ目がこの文書の最終ページでないと判定された場合(ステップS39でNO)、CPU10は、変数Nに1を加え(ステップS42)、ステップS34へ戻る。
ステップS40では、CPU10は、プリンタドライバ29のプログラムに従って印刷ジョブを作成し、当該印刷ジョブを印刷装置2に送信後(ステップS41)、処理を終了する。
例えば、1ページ目から100ページ目まである文書の各ページに設定されている給紙トレイの設定値が、文書作成用アプリケーションソフト28では図4に示すアプリ給紙トレイ設定リスト48であり、またプリンタドライバ29では図4に示すドライバ給紙トレイ設定リスト49であるとする。
この場合、N=1の時、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値は「トレイ1」である一方、プリンタドライバ29の給紙トレイ設定値は「トレイ2」である。よって、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定値とが異なるため、文書作成用アプリケーションソフト28の設定給紙トレイである「トレイ1」の色紙を用いて、1枚目には、1ページ目の実画像である実画像52(図8に示す)が印字される。
次に、N=2及びN=3の時、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定値とが共に「トレイ2」であり、この場合には給紙トレイ設定値が一致するため「トレイ2」の普通紙を用いて、2枚目と3枚目には、図8に示すテストパターン画像53及びテストパターン画像54が印刷装置2より印刷される。
さらに、N=4の時、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値は「トレイ3」である一方、プリンタドライバ29の給紙トレイ設定値は「トレイ2」である。よって、給紙トレイの設定値が一致しないため、文書作成用アプリケーションソフト28の設定給紙トレイである「トレイ3」の厚紙を用いて、4枚目には、4ページ目の実画像である実画像55が印字される。
残りの5枚目から100枚目までは、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29との給紙トレイ設定値が共に「トレイ2」であり、給紙トレイの設定値が一致するためそれぞれのページで「トレイ2」の普通紙を用いて、テストパターン画像群56(図8に示す)が印刷装置2より印刷される。
なお、上記の例では、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値と、プリンタドライバ29の給紙トレイ設定値とが異なる1ページ及び4ページのみを実画像で印字したが、図9に示すように実画像を印字するページが1ページ目及び4ページ目のみではなく、それらの周辺ページ、例えば2ページ目、3ページ目及び5ページ目にも実画像を印字し、6ページ目から100ページ目まではテストパターンを印字するものとしても良い。
さらには、図10に示すように1枚目から5枚目までは、それぞれに対応するページの実画像を印字し、6枚目から100枚目までは、テストパターンを「トレイ4」の再生紙に印字するものとしても良い。
この実施形態によれば、文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29との給紙トレイに関して印刷設定の異なるページが抽出され、設定が異なるページまたは設定が異なるページとその周辺ページを実画像で、設定が同一のページはテストパターンで、それぞれ印字されることにより、トナーなどの記録材消費量を低減させることが可能となる。また設定の異なるページ又は設定の異なるページとその周辺ページについては、実画像・実トレイで印刷するため、実際の印刷イメージを正確に確認することができる。
(実施形態2)
次に、この発明に係る実施形態2について説明する。
(実施形態2)
次に、この発明に係る実施形態2について説明する。
文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定値とが一致するページの場合、実施形態1ではテストパターンを印字するものとしたが、この実施形態2では、当該ページの印刷を行わないものとしたものである。
なお、実施形態2に係るネットワークシステム、文書処理装置1の構成等については、図1〜図3に示した実施形態1と同様なので、ここでは省略する。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態2に係る文書処理装置1の動作について、図11を用いて説明する。なお、この図11に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとする。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態2に係る文書処理装置1の動作について、図11を用いて説明する。なお、この図11に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとする。
ユーザからの印刷指示により、CPU10は、CRT13に図7に示す試し印刷確認画面45を表示し(ステップS101)、ユーザからの試し印刷指示を待つ(ステップS102)。
「YES」ボタン46が押された場合(ステップS102でYES)、CPU10は、変数Nの値を1に設定し(ステップS103)、印刷設定情報抽出部21を介して、文書作成用アプリケーションソフト28のNページ目の給紙トレイの設定値とプリンタドライバ29のNページ目の給紙トレイ設定値とを抽出し(ステップS104)、ステップS106へ進む。一方、ステップS102で、「NO」ボタン47が押された場合には(ステップS102でNO)、処理を終了する。
次に、ステップS106では、CPU10は、比較判定部22を介して、これら2つの設定値が同じか否かの判定を行う。
ステップS106で、これら2つの設定値が同でないと判定された場合(ステップS106でNO)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目の文書を印刷する用紙の給紙トレイを文書作成用アプリケーションソフト28で設定されている給紙トレイに設定し(ステップS107)、Nページ目を印字する画像は、実画像とし(ステップS108)、ステップS109へ進む。一方、ステップS106で、2つの設定値が同じであると判定された場合(ステップS106でYES)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目の印刷は行わない旨の設定を行い(ステップS112)、ステップS109へ進む。
次に、ステップS109で、CPU10は、Nページ目がこの文書の最終ページあるか否かの判定を行う。
ステップS109で、Nページ目がこの文書の最終ページであると判定された場合(ステップS109でYES)、ステップS110へ進む。一方、ステップS109で、Nページ目が最終ページでないと判定された場合(ステップS109でNO)、CPU10は、変数Nに1を加え(ステップS113)、ステップS104へ戻る。
次に、ステップS110で、CPU10は、プリンタドライバ29のプログラムに従って印刷ジョブを作成し、作成された印刷ジョブを文書処理装置2に送信して(ステップS111)、処理を終了する。
例えば、1ページ目から100ページ目まである文書の各ページの給紙トレイ設定が、文書作成用アプリケーションソフト28では図4に示すアプリ給紙トレイ設定リスト48であり、またプリンタドライバ29では図4に示すドライバ給紙トレイ設定リスト49であるとする。
この場合に、このフローチャートを実行すると、図12に示すように文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29との給紙トレイ設定値が異なる1ページ目と4ページのみそれぞれの実画像が印刷装置2より印刷され、その他のページは印刷されない。
なお、この時、図13に示すように設定が異なる1ページ目と4ページ目とを実画像で印刷し、これらページの周辺ページである2ページ目と3ページ目とをテストイメージ画像で印刷しても良い。
この実施形態によれば、設定が異なるページは実画像で印刷され、また設定が同じページの印刷は行われないことにより、印刷設定が異なるページの実画像の確認のみを希望するユーザにとっては無駄なページの印刷を防止することができ、トナー消費量及び紙消費量を低減させるとともに、試し印刷の生産性も向上させることができる。
(実施形態3)
次に、この発明に係る実施形態3について説明する。
(実施形態3)
次に、この発明に係る実施形態3について説明する。
実施形態2は、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定値とが異なるページでは当該ページ内容を実画像で試し印刷を行ったが、実施形態3では、これに代えて、テストパターンの印刷を行うとしたものである。
なお、この実施形態3に係るネットワークシステム、文書処理装置1の構成については、実施形態1と同様なので、ここでは省略する。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態3に係る文書処理装置1の動作について、図14を用いて説明する。なお、この図14に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとする。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態3に係る文書処理装置1の動作について、図14を用いて説明する。なお、この図14に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。また、この実施形態では文書作成用アプリケーションソフト28とプリンタドライバ29とで給紙トレイ設定が異なっている場合には、文書作成用アプリケーション28で設定されている給紙トレイの方を優先して用いることとする。
ユーザからの印刷指示により、CPU10は、CRT13に、図7に示す試し印刷確認画面45を表示し(ステップS131)、ユーザからの試し印刷指示を待つ(ステップS132)。
「YES」ボタン46が押された場合(ステップS132でYES)、CPU10は、変数Nの値を1に設定し(ステップS133)、印刷情報抽出部21を介して、文書作成用アプリケーションソフト28のNページ目の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29のNページ目の給紙トレイ設定値とを抽出し(ステップS134)、ステップS136へ進む。一方、ステップS132で、「NO」ボタン47が押された場合には(ステップS132でNO)、処理を終了する。
次に、ステップS136で、CPU10は、比較判定部22を介して、これら2つの設定値が同じか否かの判定を行う。
ステップS136で、これら2つの設定値が同じでないと判定された場合(ステップS136でNO)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目の文書を印刷する用紙の給紙トレイを文書作成用アプリケーションソフト28で設定されている給紙トレイに設定し(ステップS137)、Nページ目を印字する画像は枠線などを示すテストパターンとする設定を行い(ステップS138)、ステップS139へ進む。一方、ステップS136でこれら2つの設定値が同じであると判定された場合(ステップS136でYES)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目の印刷を行わない旨の設定を行い(ステップS142)、ステップS139へ進む。
次に、ステップS139で、CPU10は、Nページ目がこの文書の最終ページであるか否かの判定を行う。
ステップS139で、Nページ目がこの文書の最終ページであると判定された場合には(ステップS139でYES)、ステップS140へ進む。一方、ステップS139で、Nページ目が最終ページでないと判定された場合(ステップS139でNO)、CPU10は、変数Nに1を加え(ステップS143)、ステップS134へ戻る。
ステップS140で、CPU10は、プリンタドライバ29のプログラムに従って印刷ジョブを作成し、作成された印刷ジョブを文書処理装置2に送信後(ステップS141)、処理を終了する。
例えば、1ページ目から100ページ目まである文書の各ページの給紙トレイ設定が、文書作成用アプリケーションソフト28では図7に示すアプリ給紙トレイ設定リスト48であり、またプリンタドライバ29では図7に示すドライバ給紙トレイ設定リスト49であるとする。
この場合に、このフローチャートを実行すると、文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定とプリンタドライバ29との給紙トレイ設定とが異なる1ページ目と4ページ目とが、図15に示すテストパターン画像として印刷装置2より印刷される。
この実施形態によれば、文書作成用アプリケーション28とプリンタドライバ29とで異なる給紙トレイ設定がなされているページにおいて、テストパターン画像が印字されるから、どちらの給紙トレイ設定が優先して使用されるのかを確認できれば良いユーザにとっては、実施形態2よりもさらにトナー消費量を減らすことができ、生産性の向上を図ることができる。
なお、上記実施形態1、2及び3では文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定のうち、文書作成用アプリリケーション28の給紙トレイ設定を優先している。これは、文書作成用アプリケーションソフトでページ毎に給紙トレイが設定されている場合には、ユーザが何らかの意図をもってそのページの画像に有効な紙種が設定されている場合が多いからである。しかし、上記2つの設定のうちどちらを優先するかは予め設定されていても良いし、試し印刷モードの実行時にユーザに選択させても良い。
(実施形態4)
次に、この発明に係る実施形態4について説明する。
(実施形態4)
次に、この発明に係る実施形態4について説明する。
この実施形態4と、実施形態1、2及び3とでは、比較判定する印刷設定情報が異なっている。即ち、実施形態1,2及び3では、比較判定する印刷設定情報が、各項における文書作成用アプリケーションソフト28の給紙トレイ設定値とプリンタドライバ29の給紙トレイ設定値であったが、この実施形態4では、1つのアプリケーション、例えば文書作成用アプリケーションソフト28により設定されたページ間での印刷設定を比較する。
なお、実施形態4に係るネットワークシステム、文書処理装置1の構成等については、実施形態1と同様なので、ここでは省略する。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態4に係る文書処理装置1の動作について、図16を用いて説明する。なお、この図16に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。
(文書処理装置の動作)
ここでは、実施形態4に係る文書処理装置1の動作について、図16を用いて説明する。なお、この図16に示すフローチャートで示される処理は、CPU10がROM11又はHDD14等の記憶媒体に記録されている動作プログラムを読出して実行することにより、遂行される。
ユーザからの印刷指示により、CPU10は、CRT13に、図7に示す試し印刷確認画面45を表示し(ステップS161)、ユーザからの試し印刷指示を待つ(ステップS162)。
「YES」ボタン46が押された場合(ステップS162でYES)、CPU10は、変数Nの値を2に設定し(ステップS163)、印刷設定情報抽出部21を介して、Nページ目のページ設定情報とN−1ページ目のページ設定情報とを取り出し(ステップS164)、ステップS166へ進む。一方、ステップS162で、「NO」ボタン47が押された場合(ステップS162でNO)、処理を終了する。
次に、ステップS166では、CPU10は、比較判定部22を介して、Nページ目のページ設定とN−1ページ目のページ設定とが同じであるか否かの判定を行う(ステップS166)。
ステップS166で、2つのページ設定が同じであると判定された場合(ステップS166でYES)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目とN−1ページ目とは印刷を行わない旨の設定を行い(ステップS171)、ステップS168へ進む。一方、ステップS166で、2つのページ設定が異なると判定された場合(ステップS166でNO)、CPU10は、印刷モード設定部23を介して、Nページ目を印刷する設定を行い(ステップS167)、ステップS168へ進む。
次に、ステップS168で、CPU10は、Nページ目がこの文書の最終ページであるか否かの判定行う。ステップS168で、Nページ目がこの文書の最終ページであると判定された場合には(ステップS168でYES)、ステップS169へ進む。一方、ステップS168で、Nページ目が最終ページでないと判定された場合(ステップS168でNO)、CPU10は、変数Nに1を加え(ステップS171)、ステップS134へ戻る。
ステップS169では、CPU10は、プリンタドライバ29のプログラムに従って印刷ジョブを作成し、作成した印刷ジョブを文書処理装置2に送信後(ステップS170)、処理を終了する。
例えば、全3ページからなる文書において、1ページ目と2ページ目とは同じ印刷設定がなされており3ページ目の印刷設定だけが異なるとする。例えば1ページ目と2ページ目とは1ページ分の原稿を1枚の用紙に出力する1in1が、3ページ目は2ページ分の原稿を1枚の用紙に出力する2in1が設定されていた場合である。この場合に、このフローチャートを実行すると、1ページ目と2ページ目とでは印刷設定が同じであるため、2ページ目は印刷されず、2ページ目と3ページ目とでは印刷設定が異なるため、図17に示すように3ページ目が、3ページ目の印刷設定で文書処理装置2より印刷される。
この実施形態によれば、印刷設定が異なるページの印刷のみを行うことにより、印刷設定が異なるページの印刷結果だけをユーザに提供することができ、無駄なページの印刷を防止することが可能となる。
1・・・文書処理装置
2・・・印刷装置
3・・・ネットワーク
10・・・CPU
11・・・ROM
12・・・RAM
13・・・CRT
14・・・HDD
15・・・キーボード
16・・・マウス
17・・・通信インターフェイス
18・・・CD−ROM
19・・・試し印刷用処理部
20・・・バスライン
2・・・印刷装置
3・・・ネットワーク
10・・・CPU
11・・・ROM
12・・・RAM
13・・・CRT
14・・・HDD
15・・・キーボード
16・・・マウス
17・・・通信インターフェイス
18・・・CD−ROM
19・・・試し印刷用処理部
20・・・バスライン
Claims (14)
- 複数のページからなる文書の各ページ毎に、1個または2個以上の印刷設定項目について、同一のまたは異なる印刷設定が可能となされている第1および第2の印刷設定手段と、
同一の印刷設定対象項目について、前記第1の印刷設定手段によりなされた第1の印刷設定と、第2の印刷設定手段によりなされた第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定する制御手段と、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする文書処理装置。 - 前記試し印刷モードは、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページを第1のモードで印刷し、印刷設定が同じと判定されたページを前記第1のモードとは異なる第2のモードで印刷するモードである請求項1に記載の文書処理装置。
- 印刷設定が異なっていると判定されたページの他にその周辺のページを前記第1のモードで印刷する請求項2に記載の文書処理装置。
- 前記第1のモードは、前記第1および第2の印刷設定のうちのいずれかにて実画像を印刷するモードであり、第2のモードはテストパターンで印刷するモードである請求項2または3に記載の文書処理装置。
- 前記テストパターンで印刷するモードは、画像の位置を示す枠線を印刷するモードである請求項4に記載の文書処理装置。
- 前記試し印刷モードは、前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページまたはそのページと周辺のページのみを印刷するモードである請求項1に記載の文書処理装置。
- 第1の印刷設定手段は、文書作成用アプリケーションソフトソフトによってその機能が実現され、第2の印刷設定手段は、プリンタドライバによってその機能が実現される請求項1に記載の文書処理装置。
- 印刷設定対象項目が印刷装置の給紙トレイの設定に関するものである請求項7に記載の文書処理装置。
- 複数ページからなる文書の各ページ毎に、1個または2個以上の印刷設定対象項目について、同一または異なる印刷設定が可能となされている印刷設定手段と、
同一の印刷設定対象項目について、前記印刷手段によりなされた印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定する判定手段と、
前記判定手段により、前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定する制御手段と、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信する送信手段と、
を備えたことを特徴とする文書処理装置。 - 前記試し印刷モードは、前記印刷設定が他のページと異なっていると判定されたページの実画像を、その印刷設定で印刷するモードである請求項9に記載の文書処理装置。
- 同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている第1および第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、
前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、
を備えたことを特徴とする文書処理方法。 - 同一の印刷設定項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、
前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じ判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、
を備えたことを特徴とする文書処理方法。 - 同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている第1および第2の印刷設定が同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、
前記第1および第2の印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、
をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。 - 同一の印刷設定対象項目について、複数ページからなる文書の各ページ毎になされている印刷設定が他のページと同じか否かを、ページ毎に判定するステップと、
前記印刷設定が異なっていると判定されたページと同じと判定されたページとを区別して認識させるための試し印刷モードを設定するステップと、
前記設定された試し印刷モードの印刷ジョブを印刷装置に送信するステップと、
をコンピュータに実行させるための文書処理プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006287016A JP2008102882A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006287016A JP2008102882A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2008102882A true JP2008102882A (ja) | 2008-05-01 |
Family
ID=39437145
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006287016A Pending JP2008102882A (ja) | 2006-10-20 | 2006-10-20 | 文書処理装置、文書処理方法及び文書処理プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008102882A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010147796A (ja) * | 2008-12-18 | 2010-07-01 | Sharp Corp | 画像形成装置及び画像処理システム |
JP2014225078A (ja) * | 2013-05-15 | 2014-12-04 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理方法およびプログラム |
JP2015079326A (ja) * | 2013-10-16 | 2015-04-23 | シャープ株式会社 | 印刷制御プログラム |
JP2017213734A (ja) * | 2016-05-31 | 2017-12-07 | キヤノン株式会社 | 印刷装置および印刷物の検品方法 |
-
2006
- 2006-10-20 JP JP2006287016A patent/JP2008102882A/ja active Pending
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