JP2015016618A - 情報処理装置、印刷設定方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、印刷設定方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 適切なステイプル処理の実行をユーザが指示できるようにする。【解決手段】 針ステイプル設定がなされている印刷ジョブで印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合、印刷設定変更ボタン702eを表示して、ステイプル設定を変更できるようにする。また、このとき、エコステイプル処理を行った場合と、針を用いたステイプル処理を行った場合の環境負荷に関する情報(消費電力量とCO2排出量)とコストに関する情報とを表示する。【選択図】 図7

Description

本発明は、情報処理装置、印刷設定方法、及びプログラムに関し、特に、印刷設定を行うために用いて好適なものである。
近年、複写機等の画像形成装置(デバイス)の使用に際し、環境への配慮などの目的からCO2の排出量や消費電力量などの環境負荷を削減したいという要望がある。また、経費節減の目的からデバイスの使用にかかるコストを削減したいという要望もある。ここで、環境負荷が小さい用紙の種類をユーザに選択させるための方法が特許文献1に開示されている。
特開2010−167577号公報
ところで、印刷された用紙に対しステイプル処理の実行が指示されることがある。かかるステイプル処理を実行する場合にも、環境負荷やコストがかかる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ステイプル処理までは考慮していなかった。
そこで、本発明は、適切なステイプル処理の実行をユーザが指示できるようにすることを目的とする。
本発明の情報処理装置は、印刷ジョブに設定されている印刷設定の一つとして針ステイプル処理の実行が指定されているか否かを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段により、前記針ステイプル処理の実行が指定されていると判定された場合、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段により、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定された場合、前記エコステイプル処理の実行が可能であることを示すメッセージを表示する表示手段と、を有し、前記針ステイプル処理は、針を用いたステイプル処理であり、前記エコステイプル処理は、針を用いることなく複数の用紙を綴じる処理であることを特徴とする。
本発明によれば、適切なステイプル処理の実行をユーザが指示できるようになる。
印刷システムの構成を示す図である。 サーバの構成を示す図である。 デバイスの構成を示す図である。 エコステイプル処理がなされた用紙を示す図である。 デバイスの処理の第1の例を説明するフローチャートである。 印刷ジョブの一覧を表示する画面の第1の例を示す図である。 エコ判断結果表示画面の第1の例を示す図である。 プリンタドライバの印刷設定画面を示す図である。 コピーの際に表示される印刷設定画面を示す図である。 デバイスの処理の第2の例を説明するフローチャートである。 エコ判断結果表示画面の第2の例を示す図である。 デバイスの処理の第3の例を説明するフローチャートである。 エコステイプル可否情報と用紙枚数情報のテーブルを示す図である。 印刷ジョブの一覧を表示する画面の第2の例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、印刷システムの構成の一例を示す図である。
デバイス101は、印刷機、複写機またはデジタル複合機などの画像形成装置である。
デバイス101は、プリントやコピーなどの印刷に関する機能と、ネットワーク100に接続する機能と、ネットワーク100を介してサーバ102やPC103などの外部装置と通信する機能と、を有する。
図3は、デバイス101の構成の一例を示すブロック図である。
CPU303は、システム全体を制御するコントローラとして機能する。CPU303は、制御プログラムに基づいてシステムバス300に接続されるプリンタ311およびスキャナ312などの制御を行う。制御プログラムには、後述するフローチャートに基づく処理などを実行するためのプログラムが含まれる。制御プログラムは、ROM304やハードディスクドライブ(HDD)307などに記憶される。
CPU303は、ディスクコントローラ(DKC)306を介して、HDD307にアクセスする。CPU303は、ネットワークインタフェイスカード(NIC)308を介してネットワーク100上の外部装置との通信処理が可能となっている。
RAM305は、CPU303の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
UI309は、印刷システムのユーザによる操作のためのスイッチおよびLED表示器などを有する。UI309は、印刷システムのユーザがUI309に対して行った操作に基づく情報をCPU303に伝える。
カードリーダ310は、ユーザのログイン情報をCPU303に伝える。
ユーザがデバイスにログインする際に、ICカードをカードリーダ310に接触させると、カードリーダ310は、当該ICカードの情報を読み取り、読み取った情報から得られるユーザのログイン情報をCPU303に伝える。
CPU303は、予めHDD307に格納したユーザ情報と、カードリーダ310から受け取ったICカードの情報と、を照合し、ユーザのログイン処理を行う。
サーバ102は、印刷システムにおける複数のユーザに関する情報として、印刷ジョブを含む情報などの管理・記憶を行うコンピュータである。
サーバ102は、このような管理・記憶を行う機能と、ネットワーク100に接続する機能と、ネットワーク100を介してデバイス101およびPC103と通信を行う機能と、を有する。
図2は、サーバ102の構成の一例を示す図である。
CPU201は、RAM203をワークメモリとして、ROM202およびハードディスクドライブ(HDD)208に格納されたプログラムを実行し、システムバス200を介して後述する各構成を制御する。
HDD208は、オペレーティングシステム(OS)や各種プログラムやデータを格納する。CPU201は、ディスクコントローラ(DKC)206を介して、HDD208およびディスクドライブ209にアクセスし、各種プログラム等をHDD208にインストールする。
CPU201は、ネットワークインタフェイスカード(NIC)207を介して、ネットワーク100を介した外部装置(デバイス101およびPC103など)とも通信可能である。
CPU201は、プログラムに従い、ビデオカード(VC)205を介してモニタ211にユーザインタフェイス(UI)を表示する。ユーザは、キーボード(KB)210やマウスなどのポインティングデバイスを操作して、UIに対する指示や入力を行う。CPU201は、キーボードコントローラ(KBC)204を介して、ユーザによる指示入力を受け付け、当該ユーザによる指示入力に応じて様々な処理を実行する。
PC103は、サーバ102と同様の図2の構成を有するコンピュータである。
本実施形態では、印刷により発生する消費電力量・CO2排出量・コストを削減する印刷設定(ステイプル処理)を表示する(ユーザに提示する)。
デバイス101で印刷を行う場合の方法として、プルプリントという方法がある。プルプリントとは、サーバ102上に各ユーザの印刷ジョブを保存しておき、任意のデバイス101がサーバ102から印刷ジョブを取得して印刷を実行する方法である。
プルプリントで印刷を行う場合、PC103は、ユーザによるPC103の操作に基づいて、サーバ102に印刷ジョブを送信し、サーバ102に印刷ジョブを保存する。その際、各印刷設定情報が付加された印刷ジョブがサーバ102に保存される。
印刷設定情報とは、原稿サイズ、印刷部数、片面・両面印刷の設定、集約設定、ステイプル設定などである。ステイプル設定には、エコステイプル設定または針ステイプル設定がある。
ここで、針ステイプルとは、針を用いたステイプル処理をいう。一方、エコステイプルとは、針を使用せずに用紙の一部を切り取って折り返すことで、複数の用紙を綴じる機能である。針を必要としないエコステイプルを使用することで、針のステイプルを使用した際にかかる環境負荷・コストを削減することができる。図4は、エコステイプル処理がなされた用紙の一例を概念的に示す図である。図4に示す例では、グレーの部分が切り取られた部分401であり、その切り取られた部分401を上方向に折り返すことで複数の紙402が綴じられていることを示している。なお、エコステイプルは、図4に記載の方法に限らず、針を用いずに複数の紙を綴じる方法であれば良い。例えば、複数のシートの上下から圧力をかけて、複数のシートを密着させて綴じても良い。具体的には、凸形状の刃で構成される上金型が複数のシートを上から押さえつけ、複数の凹部で構成される下金型が複数のシートを受け止めることで、複数の紙を綴じても良い。
エコステイプル設定がなされている場合、PC103もしくはサーバ102は、該当する印刷ジョブの印刷枚数が、エコステイプルが可能な枚数であるか否かを判定する。
この判定の結果、該当する印刷ジョブの印刷枚数が、エコステイプルが不可能な枚数である場合、PC103もしくはサーバ102は、サーバ102に当該印刷ジョブを保存しない。PC103もしくはサーバ102は、PC103もしくはサーバ102に接続されているモニタ211にエラーメッセージを表示する。
ユーザは、サーバ102と通信可能なデバイス101の内、ユーザ自身からの距離が近いデバイスなど、ユーザにとって都合の良いデバイス101を選んでログインし、サーバ102に保存した印刷ジョブの印刷の実行を指示する。
図5は、ステイプル設定に基づくメッセージを表示する際のデバイス101の処理の一例を説明するフローチャートである。図5のフローチャートは、例えば、デバイス101が、前述した制御プログラムを実行することにより実現される。
デバイス101は、ユーザのログイン処理を行うと、ログインしたユーザの印刷ジョブの一覧の情報をサーバ102から取得し、UI309に表示する(ステップS500)。
図6は、印刷ジョブの一覧を表示する画面の一例を示す図である。図6において、画面600は、UI309に表示される印刷ジョブの一覧の表示画面である。画面600には、選択ボタン600a、600b、600cが表示される。ユーザは、選択ボタン600a、600b、600cの何れかを選択して、画面600に表示された印刷ジョブの一覧から、印刷したい印刷ジョブを選択する。
図7は、ステイプル設定に基づくメッセージ(エコ判断結果表示画面)の一例を示す図である。具体的に図7(a)は、ステイプル設定がなされていない場合のメッセージの一例を示し、図7(b)は、針ステイプル設定がなされている場合のメッセージの一例を示し、図7(c)は、エコステイプル設定がなされている場合のメッセージの一例を示す。図6の選択ボタン600aが押下された場合には、後述するステップS505において図7(a)に示す画面701が表示される。図6の選択ボタン600bが押下された場合には、後述するステップS507において図7(b)に示す画面702が表示される。図6の選択ボタン600cが押下された場合には、後述するステップS509において図7(c)に示す画面703が表示される。
デバイス101は、印刷する印刷ジョブの選択を受け付けると、サーバ102から、該当する印刷ジョブを取得する(ステップS501)。前述したように、この印刷ジョブには印刷設定情報が付加されている。
デバイス101は、ステップS501で取得した印刷ジョブおよび当該印刷ジョブに付加されている印刷設定情報に基づいて、当該印刷ジョブの印刷にかかる消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(ステップS502)。消費電力量・CO2排出量・コストの算出方法の一例については後述する。このように本実施形態では、例えば、ステップS502の処理を実行することにより、第1の取得手段・工程が実現される。また、本実施形態では、消費電力量・CO2排出量が、環境に与える負荷の一例である。
デバイス101は、ステップS501で取得した印刷設定情報に基づいて、当該印刷設定情報が付加されている印刷ジョブに対するステイプル設定を判定する(ステップS503)。このように本実施形態では、例えば、ステップS503の処理を実行することにより、第1の判定手段・工程が実現される。
この判定の結果、該当する印刷ジョブにステイプル設定がなされていない場合、デバイス101は、ステップS502で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)をUI309に表示する(ステップS505)。このステップS505では、図7(a)に示す画面701が表示される。画面701には、現在の印刷設定の表示欄701aと、ステップS502で算出された結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄701bと、印刷ボタン701cとが含まれる。ユーザは、画面701内の消費電力量・CO2排出量・コストを確認してから、印刷ボタン701を押下して、該当する印刷ジョブの実行を指示する操作を行う。これにより、デバイス101は、印刷設定に基づいた印刷を実行する。
図5の説明に戻り、ステップS503の判定の結果、該当する印刷ジョブに針ステイプル設定がなされている場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、ステップS501で取得した印刷設定情報に基づいて、印刷枚数が、エコステイプルが可能な枚数か否かを判定する(ステップS504)。このように本実施形態では、例えば、ステップS504の処理を実行することにより、第2の判定手段・工程が実現される。
この判定の結果、印刷枚数が、エコステイプル可能な枚数の上限値を超える場合、デバイス101は、ステップS502で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)をUI309に表示する(ステップS505)。このステップS505では、図7(a)に示す画面701に対し、現在の印刷設定の表示欄701aを「針ステイプル」とした画面が表示される。そして、印刷ボタン701cが押下されると、デバイス101は、印刷設定に基づいた印刷を実行する。
一方、印刷枚数が、エコステイプル可能な枚数である場合、デバイス101は、該当する印刷ジョブのステイプル設定を、針のステイプル設定からエコステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(ステップS506)。このように本実施形態では、例えば、ステップS506の処理を実行することにより、第2の取得手段・工程が実現される。
次に、デバイス101は、ステップS502、S506で算出して結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)と、印刷設定変更ボタンとをUI309に表示する(ステップS507)。このステップS507では、例えば、図7(b)に示す画面702が表示される。
画面702には、図7(a)に示した画面701aと同様に、現在の印刷設定の表示欄702aと、ステップS502で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄702bと、印刷ボタン702cとが含まれる。さらに、画面702には、ステップS506で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄702dと、印刷設定変更ボタン702eと、が含まれる。また、ステップS506で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄702dには、針ステイプル設定がなされる場合とエコステイプル設定がなされる場合の消費電力量・CO2排出量・コストの相違も表示される。具体的に説明すると、この表示欄702dには、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを示す情報が表示される。
ユーザは、消費電力量・CO2排出量・コストの削減量や、印刷目的などを考慮することを行って、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更するか否かを判定する。ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更すると判定した場合、ユーザは、印刷設定変更ボタン702eを押下する。そうすると、デバイス101は、ステップS501で取得した印刷設定情報に含まれるステイプル設定を、針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更する。その後、ユーザによって印刷ボタン702cが押下された場合、デバイス101は、印刷設定情報に含まれるステイプル設定を、針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更した印刷設定情報に基づいて、印刷ジョブを実行する(すなわち印刷を行う)。
一方、ユーザによって、印刷設定変更ボタン702eが押下されずに印刷ボタン702cが押下された場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、ステップS501で取得した印刷設定情報に含まれるステイプル設定を針ステイプル設定のまま変更せずに、当該印刷設定情報に基づいて印刷ジョブを実行する。
このように、図7(b)に示す画面702では、印刷ジョブの印刷設定情報として針ステイプル設定がなされている場合でも、エコステイプル処理を実行することが可能になる。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS507の処理を実行することにより、表示手段・工程、受け付け手段・工程、実行手段・工程が実現される。
図5の説明に戻り、ステップS503の判定の結果、該当する印刷ジョブにエコステイプル設定がなされている場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、該当する印刷ジョブのステイプル設定をエコステイプル設定から針ステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(ステップS508)。
次に、デバイス101は、ステップS502、S508で算出して結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)をUI309に表示する(ステップS509)。このステップS509では、例えば、図7(c)に示す画面703が表示される。
画面703には、図7(a)に示した画面701aと同様に、現在の印刷設定の表示欄703aと、ステップS502で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄703bと、印刷ボタン703cとが含まれる。さらに、画面703には、ステップS508で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄703dが含まれる。また、ステップS508で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄703dには、針ステイプル設定がなされる場合とエコステイプル設定がなされる場合の消費電力量・CO2排出量・コストの相違も表示される。具体的に説明すると、この表示欄703dには、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを示す情報が表示される。これにより、ユーザは、該当する印刷ジョブのステイプル設定がエコステイプル設定であることにより、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを確認することができる。
ここで、現在のエコステイプル設定の方が針ステイプル設定よりも消費電力量・CO2排出量・コストを削減できているため、画面702とは異なり、画面703には、印刷設定を変更するためのボタンは設けない。そして、印刷ボタン703cが押下されると、デバイス101は、ステップS501で取得した印刷設定情報に基づいた印刷を実行する。
消費電力量・CO2排出量・コストの算出パラメータは、例えば以下のように設定される。
デバイス101を使用する際の基本的な消費電力量・CO2排出量として、印刷用紙の製造時の消費電力量・CO2排出量と、印刷実行時の消費電力量・CO2排出量と、がある。
それに加えて、ステイプル印刷の場合には、フィニッシャーを稼働する際の消費電力量・CO2排出量がある。また、フィニッシャーには、デバイス101に外付けするタイプの大型のフィニッシャーと、デバイス101内に組み込むタイプの小型のフィニッシャーが存在する。
大型のフィニッシャーの方が小型のフィニッシャーよりも消費電力量・CO2排出量が多い。例えば、針のステイプルは大型フィニッシャーで実現し、エコステイプルは小型フィニッシャーで実現するデバイスの場合、針のステイプルとエコステイプルとでは、フィニッシャー使用における消費電力量・CO2排出量にも差異が出る。
また、消費電力量に応じたコストも発生する。
さらに、針のステイプルの場合、針を製造・輸送するのにかかるCO2排出量やコストが加算されるとともに、印刷物の廃棄時に廃棄物の分別のため、針を外す処理に掛かる人件費などが加算される。
また、デバイス101における消費電力量やCO2排出量は、同じ印刷を行った場合でもデバイス機種ごとに異なる。したがって、消費電力量・CO2排出量の各計算においては、印刷を実行しようとしているデバイスの機種情報を加味する。
以上のような観点から、消費電力量・CO2排出量・コストの算出パラメータを予め決定しておき、算出パラメータの各値を、デバイス101のHDD307に予め保持しておく。また、消費電力量・CO2排出量・コストごとに、算出パラメータと変数との線形和の式をデバイス101のHDD307に予め記憶させておく。そして、デバイス101は、印刷設定情報やデバイスの機種情報に応じて各変数を決定し、決定した変数を前記式に代入して計算することにより、消費電力量・CO2排出量・コストを算出する。
以上のように本実施形態では、針ステイプル設定がなされている印刷ジョブで印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合、印刷設定変更ボタン702eを表示して、ステイプル設定を変更できるようにした。したがって、印刷された用紙に対して行われるステイプル処理における環境負荷やコストの低減を図ることができる。また、このとき、エコステイプル処理を行った場合と、針を用いたステイプル処理を行った場合の環境負荷に関する情報(消費電力量とCO2排出量)とコストに関する情報とを表示する。したがって、ユーザは、これらの情報を、ステイプル設定を、針ステイプルからエコステイプルへ変更する際の判断材料にすることができる。よって、ユーザは、印刷物に応じた適切な印刷設定を選択することができる。
本実施形態では、デバイス101が、消費電力量・CO2排出量・コストを計算する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、消費電力量・CO2排出量・コストをサーバ102で計算してもよい。
このようにする場合、サーバ102は、前述した消費電力量・CO2排出量・コストの算出パラメータの各値を、デバイス101などの外部装置との通信やユーザによる入力操作などに基づいて記憶しておく。
そして、図5のステップS501において、デバイス101は、サーバ102に印刷ジョブの取得のリクエストを送信する際に、デバイス101自身の機種情報をサーバ102に送る。サーバ102は、デバイス101の機種情報に応じて、リクエストのあった印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストを計算し、計算した結果をデバイス101に返信する。この場合、サーバ102は、針ステイプル処理とエコステイプル処理とを行った場合のそれぞれの印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストを計算して返信する。また、前述したように、このときサーバ102は、印刷ジョブと印刷設定情報もデバイス101に返信する。
また、印刷ジョブがサーバ102に保存された際に、サーバ102が、当該印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストを予め計算してもよい。このようにする場合、図5のステップS500でサーバ102がデバイス101に印刷ジョブの一覧を送信する際に、サーバ102が、各印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストの計算結果を併せて送信する。この場合も、サーバ102は、鉄ステイプル処理とエコステイプル処理とを行った場合のそれぞれの印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストを計算して送信する。
また、本実施形態では、プルプリントで印刷する場合を例に挙げて説明した。しかしながら、PC103にインストールされているプリンタドライバから特定のデバイスに印刷を実行する場合にも本実施形態の手法を適用することができる。
図8は、PC103にインストールされたプリンタドライバの印刷設定画面の一例を示す図である。具体的に図8(a)は、プリンタドライバの印刷設定画面800の一例を示し、図8(b)は、プリンタドライバの印刷設定画面800のエコ判断ボタン800gが押下されたときに表示されるエコ判断結果表示画面801の一例を示す図である。
ユーザは、印刷設定画面800を操作して印刷設定を行う。
印刷設定画面800には、印刷設定情報として、原稿サイズ、印刷部数、片面・両面印刷の設定、集約設定、ステイプル設定のメニュー800a〜800e(プルダウンメニューなど)と、印刷ボタン800fと、エコ判断ボタン800gとが含まれる。
PC103(プリンタドライバ)は、ユーザによるエコ判断ボタン800gの押下を受け付けると、サーバ102に、印刷しようとしている印刷ジョブの消費電力量・CO2排出量・コストの算出リクエストを送信する。その際、PC103(プリンタドライバ)は、印刷先のデバイス101のデバイス機種情報とメニュー800a〜800eで指示されている印刷設定情報も併せて送信する。
PC103から算出リクエストを受信すると、サーバ102は、プルプリントで印刷する場合と同様の処理(図5のステップS502)を行う。すなわち、サーバ102は、メニュー800a〜800eで指示されている印刷設定情報と、デバイス機種情報とに基づいて、消費電力量・CO2排出量・コストを算出する。
さらに、メニュー800eで、針ステイプルが設定されており、かつ、印刷枚数が、エコステイプルが可能な枚数である場合、サーバ102は、図5のステップS506と同様の処理を行う。すなわち、サーバ102は、エコステイプル処理をした場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する。
また、メニュー800eで、エコステイプルが設定されている場合、サーバ102は、図5のステップS508と同様の処理を行う。すなわち、サーバ102は、針ステイプル処理をした場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する。
サーバ102は、以上のようにして算出した消費電力量・CO2排出量・コストをPC103(プリンタドライバ)に返信する。
ユーザによってエコ判断ボタン800gが押下されると、プリンタドライバは、メニュー800eで指示されている内容と、サーバ102から返信された情報(消費電力量・CO2排出量・コスト)とに基づいてエコ判断結果表示画面801を生成する。そして、プリンタドライバは、エコ判断結果表示画面801を印刷設定画面800の上に重ねて表示する。
具体的に、メニュー800eでステイプル設定が「なし」になっている場合には、図7(a)に示す画面701の印刷ボタン701cの代わりに戻るボタンを設定したエコ判断結果表示画面を、印刷設定画面800の上に重ねて表示する。また、メニュー800eでステイプル設定が「針ステイプル」になっている場合には、図7(b)に示す画面702の印刷ボタン702cの代わりに戻るボタンを設定した画面を、印刷設定画面800の上に重ねて表示する。また、メニュー800eでステイプル設定が「エコステイプル」になっている場合には、図7(c)に示す画面703の印刷ボタン703cの代わりに戻るボタンを設定した画面を、印刷設定画面800の上に重ねて表示する。
図8(b)では、メニュー800eでステイプル設定が「針ステイプル」になっている場合のエコ判断結果表示画面801の一例を示す。
図8(b)に示すエコ判断結果表示画面801には、現在の印刷設定801aの表示欄と、針ステイプル処理、エコステイプル処理を行った場合の消費電力量・CO2排出量・コストの表示欄801b、801dとが含まれる。また、エコ判断結果表示画面801には、戻るボタン801cと、印刷設定変更ボタン801eと、が含まれる。
戻るボタン801cがユーザにより押下された場合、PC103(プリンタドライバ)は、エコ判断結果表示画面801を消して、図8(a)に示す状態に戻す。ユーザによって印刷設定変更ボタン801eが押下された場合、PC103(プリンタドライバ)は、図7(b)の印刷設定変更ボタン702eが押下された場合と同様に、ステイプル設定を、針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更する。なお、図7、図8では、電力量や削減量を数字で表現したが、その他にも棒グラフ等の絵を使って表現しても良い。
また、コピー印刷を行う場合も本実施形態の手法を適用することができる。
図9は、コピーの際にUI309に表示される印刷設定画面の一例を示す図である。
ユーザは、UI309に表示された印刷設定画面900を操作して印刷設定を行う。
印刷設定画面900には、印刷設定情報として、用紙トレイ、印刷部数、片面・両面印刷の設定、集約設定、ステイプル設定のメニュー900a〜900e(プルダウンメニューなど)と、印刷ボタン900fと、エコ判断ボタン900gとが含まれる。
デバイス101は、ユーザによるエコ判断ボタン900gの押下を受け付けると、印刷枚数を取得するために、先に印刷ジョブのスキャンを行う。
デバイス101は、印刷枚数を取得した後に、プルプリントで印刷する場合と同様の処理(図5のステップS502)を行う。すなわち、デバイス101は、メニュー900a〜900eで指示されている印刷設定情報と、デバイス機種情報とに基づいて、消費電力量・CO2排出量・コストを算出する。
さらに、メニュー900eで、針ステイプルが設定されており、かつ、印刷枚数が、エコステイプルが可能な枚数である場合、デバイス101は、図5のステップS506と同様の処理を行う。また、メニュー900eで、エコステイプルが設定されている場合、デバイス101は、図5のステップS508と同様の処理を行う。
そして、印刷設定画面900の上に、図8に示したようなエコ判断結果表示画面を重ねて表示する。エコ判断結果表示画面の内容は、図8を参照しながら説明したのと同じであるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
また、本実施形態は、デバイス101がエコステイプル処理に対応していることが前提である場合を例に挙げて説明した。しかしながら、デバイス101がエコステイプル処理を行うことが可能なフィニッシャーを持っていない場合、エコステイプルに対応している代替機をUI309上に表示するようにしてもよい。このようにする場合、例えば、サーバ102にエコステイプルが可能なデバイスの一覧を保持しておき、デバイス101がサーバ102に代替機を問い合わせることができる。また、このようにする場合、例えば、図7(b)の画面702において、印刷設定変更ボタン702eの代わりに、代替機を特定する情報の表示を行うことができる。
以上のように、本実施形態では、デバイス101を情報処理装置としても、サーバ102を情報処理装置としても、PC103を情報処理装置としてもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合に、ステイプル設定を、針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更して印刷する場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数の上限値を超える場合に、印刷枚数を、エコステイプルが可能な枚数に収めるように印刷設定を変更したシミュレーションを行う。このように本実施形態とでは、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数の上限値を超える場合の処理の一部が主として異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1の実施形態と同一の部分については、図1〜図9に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
図10は、ステイプル設定に基づくメッセージを表示する際のデバイス101の処理の一例を説明するフローチャートである。図10のフローチャートは、例えば、デバイス101が、前述した制御プログラムを実行することにより実現される。
ステップS1000〜S1004の処理は、第1の実施形態で説明した図5のステップS500〜S504と同じである。また、ステップS1003で、該当する印刷ジョブにステイプル設定がなされていないと判定された場合の処理(ステップS1012)は、第1の実施形態で説明したステップS505の処理と同じである。また、ステップS1003で、該当する印刷ジョブにエコステイプル設定がなされている場合の処理(ステップS1015、S1016)は、第1の実施形態で説明したステップS508、S509の処理と同じである。また、ステップS1004で、印刷枚数が、エコステイプルが可能な枚数である場合の処理(ステップS1013、S1014)は、第1の実施形態で説明したステップS506、S507の処理と同じである。以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1002の処理を実行することにより、第1の取得手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1003の処理を実行することにより、第1の判定手段・工程が実現され、ステップS1004の処理を実行することにより、第2の判定手段・工程が実現される。
ステップS1004の判定の結果、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数の上限値を超える場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、ステップS1001で取得した印刷設定情報に基づいて、該当する印刷ジョブの印刷設定が両面設定であるか否かを判定する(S1005)。
この判定の結果、印刷設定が両面設定である場合には、ステップS1006、S1007を省略して後述するステップS1008に進む。
一方、印刷設定が片面設定である場合、デバイス101は、該当する印刷ジョブの印刷設定を両面設定にした場合の印刷枚数を算出する。そして、デバイス101は、印刷設定を両面設定にすれば、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数に収まるか否かを判定する(ステップS1006)。
この判定の結果、印刷設定を両面設定にしても、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数に収まらない場合には、ステップS1007を省略して後述するステップS1008に進む。
一方、印刷設定を両面印刷に変更すれば、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数になる場合、ステップS1007に進む。そして、デバイス101は、該当する印刷ジョブの印刷設定を両面設定かつエコステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(S1007)。なお、以下の説明では、ステップS1007の算出結果を必要に応じて結果(A)と称する。
次に、デバイス101は、該当する印刷ジョブの集約率を高くすれば、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数に収まるか否かを判定する(S1008)。
ここで、集約率を高くするとは、例えば、該当する印刷ジョブに集約印刷の設定がされていない場合、2ページを1ページに集約したり、4ページを1ページに集約したりするなど、印刷設定を変更することを示す。また、例えば、既に該当する印刷ジョブの印刷設定が、2ページを1ページに集約して印刷する設定になっていた場合、さらに多いページ数を1ページに集約して印刷する設定に変更する。このように集約率を高くするとは、1物理ページあたりの論理ページを現在の論理ページの数よりも多くすることをいう。また、集約可能なページ数の最大値は、デバイス101の性能で対応可能な集約ページ数に従う。例えば、デバイス101が、最大で16ページを1ページに集約することができる場合、集約可能なページ数の最大値は、「16」になる。
ステップS1008の判定の結果、該当する印刷ジョブの集約率を高くすれば、印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数に収まる場合には、ステップS1009に進む。ステップS1009に進むと、デバイス101は、該当する印刷ジョブの印刷設定において集約印刷の集約率を高くするとともに、当該印刷ジョブの印刷設定をエコステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(S1009)。なお、以下の説明では、ステップS1009の算出結果を必要に応じて結果(B)と称する。
次に、デバイス101は、該当する印刷ジョブを、エコステイプル処理が可能な枚数に分割してエコステイプル処理した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(S1010)。なお、以下の説明では、ステップS1010の算出結果を必要に応じて結果(C)と称する。
デバイス101は、元々の印刷設定で印刷した場合と、結果A、結果B、結果Cの場合の消費電力量・CO2排出量・コストの算出結果と、印刷設定変更ボタンとをUI309に表示する(ステップS1011)。
図11は、ステイプル設定に基づくメッセージ(エコ判断結果表示画面)の一例を示す図である。図11は、図7(b)に示した画面702の代わりに表示されるものである。
エコ判断結果表示画面1101には、現在の印刷設定の表示欄1101aと、ステップS1002で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄1101bと、印刷ボタン1101cとが含まれる。
さらに、本実施形態では、以下の表示がなされる。
まず、エコ判断結果表示画面1101には、ステップS1107で算出した結果(A)の表示欄1101dと、当該結果(A)に印刷設定を変更するための印刷設定変更ボタン1101eと、が含まれる。この表示欄1101dには、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを示す情報も表示される。
また、エコ判断結果表示画面1101には、ステップS1109で算出した結果(B)の表示欄1101fと、当該結果(B)に印刷設定を変更するための印刷設定変更ボタン1101gと、が含まれる。この表示欄1101fには、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを示す情報も表示される。
また、エコ判断結果表示画面1101には、ステップS1110で算出した結果(C)の表示欄1101hと、当該結果(C)に印刷設定を変更するための印刷設定変更ボタン1101iと、が含まれる。この表示欄1101hには、針ステイプル設定がなされる場合に比べて、消費電力量・CO2排出量・コストをどれだけ削減できるのかを示す情報も表示される。
なお、図10のステップS1007の処理が行われなかった場合には、ステップS1107で算出した結果(A)の表示欄1101dと、当該結果(A)に印刷設定を変更するための印刷設定変更ボタン1101eは表示されない。また、図10のステップS1009の処理が行われなかった場合には、ステップS1109で算出した結果(B)の表示欄1101fと、当該結果(B)に印刷設定を変更するための印刷設定変更ボタン1101gは表示されない。
ユーザは、消費電力量・CO2排出量・コストの削減量や、印刷目的などを考慮することを行って、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更するか否かを判断する。また、ユーザは、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更する場合、両面印刷にするか、集約率を高くするか、印刷ジョブを分割するか、の何れを採用するのかも併せて判断する。そして、ユーザにより印刷ボタン1101cが押下されると、デバイス101は、変更前または変更後の印刷設定に基づいた印刷を実行する。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1006、S1008の処理を実行することにより第3の判定手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1013、S1007、S1009の処理を実行することにより第2の取得手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1014、S1011の処理を実行することにより、表示手段・工程、受け入れ手段・工程、実行手段・工程が実現される。
以上のように本実施形態では、針ステイプル設定がなされている印刷ジョブで印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数以下でない場合にも、印刷設定の変更により、ステイプル設定を変更できるようにした。したがって、第1の実施形態に比べて、変更可能な印刷設定の選択肢を増やすことができる。
本実施形態では、両面印刷・集約率の向上・印刷ジョブの分割のいずれか1つを実行して印刷する用紙の枚数を削減したシミュレーションを行う方法を示した。しかしながら、必ずしもこのようにする必要はない。例えば、両面印刷・集約率の向上・印刷ジョブの分割の少なくともいずれか2つを組み合わせた場合のシミュレーションの結果を示し、その結果に印刷設定を変更してもよい。
また、本実施形態でも、第1の実施形態で説明した種々の変形例を採用することができる。例えば、消費電力量・CO2排出量・コストの算出は、サーバ102で実施してもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。前述した第1、第2の実施形態では、印刷する用紙の種類が同じである場合を例に挙げて説明した。これに対し、本実施形態では、印刷する用紙の種類が複数の種類の中から選択される場合について説明する。このように本実施形態と第1、第2の実施形態とは、印刷する用紙の種類が複数の種類の中から選択されることによる処理が主として異なる。したがって、本実施形態の説明において、第1、第2の実施形態と同一の部分については、図1〜図11に付した符号と同一の符号を付すなどして詳細な説明を省略する。
用紙の種類によってエコステイプル処理による対応の可否が異なるケースがある。例えば、薄紙は強度が弱いのでエコステイプル処理に向かないといった場合や、エコステイプル処理は紙を折り返す構造のため、エコステイプル処理による対応が可能な枚数が普通紙よりも厚紙の方が少なくなる場合がある。そこで、本実施形態では、以下のようにして、印刷設定を針のステイプル設定からエコステイプル設定に変更するとともに、用紙を厚紙または薄紙から普通紙に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを参照する。
図12は、ステイプル設定に基づくメッセージを表示する際のデバイス101の処理の一例を説明するフローチャートである。図12のフローチャートは、例えば、デバイス101が、前述した制御プログラムを実行することにより実現される。
図12のフローチャートの実行に先立ち、デバイス101のHDD307に、用紙の種類ごとに、エコステイプル処理が可能か否かを示すエコステイプル可否情報と、エコステイプル処理が可能な用紙の枚数の上限値を示す用紙枚数情報とを保持しておく。
図13は、用紙の種類ごとに、エコステイプル可否情報と用紙枚数情報とを相互に関連付けて記憶したテーブル1300の一例を示す図である。図13に示すテーブル1300では、普通紙の方が、薄紙および厚紙よりも、エコステイプル処理が可能な用紙の枚数の上限値が大きいことを示す。
図12のステップS1200〜S1203の処理は、第1の実施形態で説明した図5のステップS500〜S503と同様である。ただし、消費電力量・CO2排出量・コストの算出の際に用紙の種類を考慮することができる。また、該当する印刷ジョブに、ステイプル設定がなされていない場合の処理(S1206)と、エコステイプル設定がなされている場合の処理(S1215、S1216)も、第1の実施形態と同様である(図5のS505、S508、S509)。以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1202の処理を実行することにより、第1の取得手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1203の処理を実行することにより、第1の判定手段・工程が実現され、ステップS1204の処理を実行することにより、第2の判定手段・工程が実現される。
図14は、印刷ジョブの一覧を表示する画面の一例を示す図である。図14において、画面1400は、ユーザが印刷ジョブを選択する際に、デバイス101のUI309に表示される。図14に示す画面1400は、図6に示した画面600に対し、印刷に使用するトレイ(用紙)を選択するプルダウンメニュー1400aが付加されたものである。ユーザは、このプルダウンメニュー1400aを操作することにより、印刷時に用紙が格納されているトレイを選択し、印刷したい用紙の種類を選択することができる。
図12の説明に戻り、該当する印刷ジョブに、針ステイプル設定がなされている場合、デバイス101は、画面1400で設定されている用紙の種類を判定する(S1204)。
この判定の結果、用紙の種類が普通紙である場合、デバイス101は、テーブル1300から、エコステイプル処理が可能な普通紙の枚数の上限値(普通紙に対する用紙枚数情報)を参照する。デバイス101は、処理しようとしている印刷枚数が参照した枚数以下であるかを判定することにより、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する(S1205)。
この判定の結果、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数でない場合には、ステップS1206に進む。前述したように、ステップS1206の処理は、図5のステップS505の処理と同じである。本実施形態では、例えば、図7(a)に示すエコ判断結果表示画面に対して、消費電力量・CO2排出量・コストの算出に使用した用紙の種類の情報を追加したエコ判断結果表示顔面を表示することができる。
一方、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合には、ステップS1208に進む。ステップS1208、S1211の処理は、それぞれ、図5のステップS506、S507と同じである。
ステップS1204の判定の結果、用紙の種類が厚紙である場合、デバイス101は、テーブル1300から、エコステイプル処理が可能な厚紙の枚数の上限値(厚紙に対する用紙枚数情報)を参照する。デバイス101は、処理しようとしている印刷枚数が参照した枚数であるか否かを判定することにより、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する(S1207)。
この判定の結果、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合には、ステップS1208に進む。前述したように、ステップS1208、S1211の処理は、それぞれ、図5のステップS506、S507と同じである。
一方、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数の上限値を超えている場合、デバイス101は、テーブル1300から、エコステイプル処理が可能な普通紙の枚数の上限値(普通紙に対する用紙枚数情報)を参照する。そして、デバイス101は、処理しようとしている印刷枚数が参照した枚数以下であるか否かを判定することにより、普通紙であれば、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数になるか否かを判定する(S1209)。
この判定の結果、処理しようとしている印刷枚数が、普通紙でもエコステイプル処理が可能な枚数にならない場合、デバイス101は、ステップS1202の算出結果をUI309に表示して処理を終了する(S1206)。
一方、普通紙に変更すれば、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数になる場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、該当する印刷ジョブで使用する用紙の種類を厚紙から普通紙に変更し、かつ、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(ステップS1210)。
次に、デバイス101は、ステップS1202、S1210で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)と、印刷設定変更ボタンとをUI309に表示する(ステップS1211)。ここでは、例えば、図7(b)に示した画面702の現在の印刷設定の表示欄702aに、ステイプル設定が針ステイプル設定であることに加えて、用紙の種類が厚紙であることが表示される。また、ステップS1210で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄702dの表題として「エコステイプルの場合」の代わりに、例えば「エコステイプルおよび普通紙の場合」が表示される。
ユーザは、消費電力量・CO2排出量・コストの削減量や、印刷目的などを考慮することを行って、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更するとともに用紙の種類を厚紙から普通紙に変更するか否かを判定する。
ステップS1204の判定の結果、用紙の種類が薄紙である場合、テーブル1300より、エコステイプル処理が不可である。このため、デバイス101は、テーブル1300から、エコステイプル処理が可能な普通紙の枚数の上限値を参照する。デバイス101は、処理しようとしている印刷枚数が参照した枚数以下であるか否かを判定することにより、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する(S1212)。
この判定の結果、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が不可能な枚数である場合、デバイス101は、ステップS1202の算出結果をUI309に表示する。そして、デバイス101は、ユーザによる印刷ボタンの押下に基づいて、ステップS1201で取得した印刷設定情報に基づく印刷を行って処理を終了する(S1206)。
一方、処理しようとしている印刷枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数である場合、デバイス101は、次の処理を行う。すなわち、デバイス101は、該当する印刷ジョブで使用する用紙の種類を薄紙から普通紙に変更し、かつ、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更した場合の消費電力量・CO2排出量・コストを算出する(S1213)。
次に、デバイス101は、ステップS1202で算出した消費電力量・CO2排出量・コストよりも、ステップS1213で算出した消費電力量・CO2排出量・コストの方が小さいか否かを判定する(S1214)。すなわち、デバイス101は、用紙が元の薄紙であり、かつ、針ステイプル設定である場合よりも、用紙が普通紙であり、かつ、エコステイプル設定である場合の方が消費電力量・CO2排出量・コストの削減量が小さいか否かを判定する。例えば、ステップS1202で算出した値よりも、ステップS1213で算出した値の方が、消費電力量・CO2排出量・コストの全てで小さいか否かを判定することができる。また、ステップS1202で算出した値よりも、ステップS1213で算出した値の方が、消費電力量・CO2排出量・コストの一部(1つまたは2つ)で小さいか否かを判定することができる。また、消費電力量・CO2排出量・コストの、重み付き線形和を比較してもよい。
この判定の結果、ステップS1202で算出した消費電力量・CO2排出量・コストよりも、ステップS1213で算出した消費電力量・CO2排出量・コストの方が大きい場合には、ステップS1206に進む。ステップS1206に進むと、デバイス101は、ステップS1202の算出結果をUI309に表示する。そして、デバイス101は、ユーザによる印刷ボタンの押下に基づいて、ステップS1201で取得した印刷設定情報に基づく印刷を行って処理を終了する(S1206)。
一方、ステップS1202で算出した消費電力量・CO2排出量・コストよりも、ステップS1213で算出した消費電力量・CO2排出量・コストの方が小さい場合には、ステップS1211に進む。
ステップS1211に進むと、デバイス101は、ステップS1202、S1213で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)と、印刷設定変更ボタンとをUI309に表示する(ステップS1211)。ここでは、例えば、図7(b)に示した画面702の現在の印刷設定の表示欄702aに、ステイプル設定が針ステイプル設定であることに加えて、用紙の種類が薄紙であることが表示される。また、ステップS1213で算出した結果(消費電力量・CO2排出量・コスト)の表示欄702dの表題として「エコステイプルの場合」の代わりに、例えば「エコステイプルおよび普通紙の場合」が表示される。
ユーザは、消費電力量・CO2排出量・コストの削減量や、印刷目的などを考慮することを行って、ステイプル設定を針ステイプル設定からエコステイプル設定に変更するとともに用紙の種類を薄紙から普通紙に変更するか否かを判定する。そして、ユーザによる印刷設定変更ボタンの押下により印刷設定の変更が行われ、印刷ボタンの押下により印刷が実行される。
以上のように本実施形態では、例えば、ステップS1209、S1212の処理を実行することにより第3の判定手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1208、S1210、S1213の処理を実行することにより第2の取得手段・工程が実現される。また、例えば、ステップS1211の処理を実行することにより、表示手段・工程、受け入れ手段・工程、実行手段・工程が実現される。
以上のように本実施形態では、印刷に用いる用紙として指定された厚紙・薄紙ではエコステイプル処理ができない場合であって、普通紙でエコステイプル処理が可能な枚数である場合に、印刷設定の変更により、ステイプル設定を変更できるようにした。したがって、用紙の種類を変えればエコステイプル処理が可能であることをユーザに報知することができる。したがって、第1の実施形態で説明した効果に加えて、エコステイプル処理ができないのにエコステイプル処理への変更を促すことを可及的に抑制することができるという効果が得られるとともに、変更可能な印刷設定の選択肢を増やすことができる。
本実施形態では、用紙の種類が普通紙・厚紙・薄紙の場合を例に挙げて説明したが、用紙の種類は、この3種類に限らない。
また、本実施形態では、用紙が元の薄紙であり、かつ、針ステイプル設定である場合よりも、用紙が普通紙であり、かつ、エコステイプル設定である場合の方が消費電力量・CO2排出量・コストの削減量が小さいか否かを判定した(ステップS1214)。このようにすれば、ユーザに不要な比較をさせる必要がなくなる。ただし、用紙が元の薄紙であり、かつ、針ステイプル設定である場合よりも、用紙が普通紙であり、かつ、ステイプル設定がエコステイプル設定である場合の方が消費電力量・CO2排出量・コストの削減量が小さいときにも、これらをユーザに比較させてもよい。すなわち、図12のステップS1214の処理を行わないようにしてもよい。
また、本実施形態では、第1の実施形態を基に説明したが、第2の実施形態に対して本実施形態の処理を適用することもできる。例えば、図12のステップS1205、S1209、S1212でNoと判定された場合に、ステップS1206を行わずに、図10のS1005〜S1011の処理を行うことができる。
また、本実施形態でも、第1、第2の実施形態で説明した種々の変形例を採用することができる。例えば、消費電力量・CO2排出量・コストの算出は、サーバ102で実施してもよい。
尚、前述した実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
(その他の実施例)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、まず、以上の実施形態の機能を実現するソフトウェア(コンピュータプログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)が当該コンピュータプログラムを読み出して実行する。
100 ネットワーク、101 デバイス、102 サーバ、103 PC

Claims (17)

  1. 印刷ジョブに設定されている印刷設定の一つとして針ステイプル処理の実行が指定されているか否かを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段により、前記針ステイプル処理の実行が指定されていると判定された場合、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段により、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定された場合、前記エコステイプル処理の実行が可能であることを示すメッセージを表示する表示手段と、を有し、
    前記針ステイプル処理は、針を用いたステイプル処理であり、前記エコステイプル処理は、針を用いることなく複数の用紙を綴じる処理であることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記印刷ジョブに設定された前記印刷設定のうち、前記針ステイプル処理とは異なる少なくとも一つの印刷設定を変更することにより、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になるか否かを判定する第3の判定手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第2の判定手段により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数でないと判定され、かつ、前記第3の判定手段により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になると判定された場合、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記針ステイプル処理を前記エコステイプル処理に変更するとともに、前記印刷される用紙として指定された種類の用紙を当該種類と異なる種類の用紙に変更することにより、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になるか否かを判定する第3の判定手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第2の判定手段により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数でないと判定され、かつ、前記第3の判定手段により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になると判定された場合、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示し、
    前記印刷される用紙として指定された種類の用紙よりも、当該種類と異なる種類の用紙の方が、前記エコステイプル処理が可能な枚数の上限値が大きいことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記印刷される用紙として指定された種類の用紙が、前記エコステイプル処理が不可能であると設定されている用紙である場合には、前記第2の判定手段による判定を行わないことを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記針ステイプル処理が指定された前記印刷設定に基づいて印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第1の取得手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第1の取得手段により取得された前記情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に、前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第2の取得手段をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第2の取得手段により取得された前記情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブに基づいて印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第1の取得手段と、
    前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に、前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第2の取得手段と、をさらに有し、
    前記表示手段は、前記第1の取得手段により取得された前記情報と、前記第1の取得手段により取得された前記情報との相違を示す情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージに対する操作に基づいて、
    前記印刷設定の変更を受け付ける受け付け手段と、
    前記受け付け手段により、前記印刷設定の変更が受け付けられた後に、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷を実行する実行手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 印刷ジョブに設定されている印刷設定の一つとして針ステイプル処理の実行が指定されているか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程により、前記針ステイプル処理の実行が指定されていると判定された場合、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程により、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定された場合、前記エコステイプル処理の実行が可能であることを示すメッセージを表示する表示工程と、を有し、
    前記針ステイプル処理は、針を用いたステイプル処理であり、前記エコステイプル処理は、針を用いることなく複数の用紙を綴じる処理であることを特徴とする印刷設定方法。
  10. 印刷ジョブに設定されている印刷設定の一つとして針ステイプル処理の実行が指定されているか否かを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程により、前記針ステイプル処理の実行が指定されていると判定された場合、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、エコステイプル処理が可能な枚数であるか否かを判定する第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程により、前記印刷ジョブに基づいて印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定された場合、前記エコステイプル処理の実行が可能であることを示すメッセージを表示する表示工程と、をコンピュータに実行させ、
    前記針ステイプル処理は、針を用いたステイプル処理であり、前記エコステイプル処理は、針を用いることなく複数の用紙を綴じる処理であることを特徴とするプログラム。
  11. 前記印刷ジョブに設定された前記印刷設定のうち、前記針ステイプル処理とは異なる少なくとも一つの印刷設定を変更することにより、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になるか否かを判定する第3の判定工程をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示工程は、前記第2の判定工程により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数でないと判定され、かつ、前記第3の判定工程により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になると判定された場合、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  12. 前記針ステイプル処理を前記エコステイプル処理に変更するとともに、前記印刷される用紙として指定された種類の用紙を当該種類と異なる種類の用紙に変更することにより、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になるか否かを判定する第3の判定工程をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示工程は、前記第2の判定工程により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数でないと判定され、かつ、前記第3の判定工程により、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数になると判定された場合、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示し、
    前記印刷される用紙として指定された種類の用紙よりも、当該種類と異なる種類の用紙の方が、前記エコステイプル処理が可能な枚数の上限値が大きいことを特徴とする請求項10に記載のプログラム。
  13. 前記印刷される用紙として指定された種類の用紙が、前記エコステイプル処理が不可能であると設定されている用紙である場合には、前記第2の判定工程による判定を行わないことを特徴とする請求項12に記載のプログラム。
  14. 前記針ステイプル処理が指定された前記印刷設定に基づいて印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第1の取得工程をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示工程は、前記第1の取得工程により取得された前記情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項10〜13のいずれか1項に記載のプログラム。
  15. 前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に、前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第2の取得工程をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示工程は、前記第2の取得工程により取得された前記情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項10〜14のいずれか1項に記載のプログラム。
  16. 前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブに基づいて印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第1の取得工程と、
    前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に、前記針ステイプル処理が指定された前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷を実行する場合の、環境に与える負荷とコストとの少なくともいずれかに関する情報を取得する第2の取得工程と、をさらにコンピュータに実行させ、
    前記表示工程は、前記第1の取得工程により取得された前記情報と、前記第1の取得工程により取得された前記情報との相違を示す情報が含まれるように、前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージを表示することを特徴とする請求項10〜15のいずれか1項に記載のプログラム。
  17. 前記エコステイプル処理が可能であることを示すメッセージに対する操作に基づいて、
    前記印刷設定の変更を受け付ける受け付け工程と、
    前記受け付け工程により、前記印刷設定の変更が受け付けられた後に、前記印刷される用紙の枚数が、前記エコステイプル処理が可能な枚数であると判定されたときの印刷設定に前記印刷ジョブにおける印刷設定を変更して印刷の実行を指示する実行工程と、をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載のプログラム。
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