JP2017146754A - 情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラムを提供する。【解決手段】ネットワーク410を介して接続された機器からの要求を処理するサーバは、ネットワークを介して接続された少なくとも1の機器がネットワークに参加するのを許可する機器情報管理部416と、ネットワークを介して接続される少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録する機器状態情報管理部418と、機器から送付された要求を管理する要求管理部419と、機器から送付された要求と、要求を実行するための属性情報とを機器に送付するジョブ管理部413と、機器から送付される情報を使用して要求を属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索する機器検索部417と、を含む。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理装置、情報処理方法、情報処理システムおよびプログラムに関する。
近年オフィスなどではロケーションプリンタが一般化し、ジョブをパーソナル・コンピュータ(以下、PCとして参照する。)などからサーバに送った後、好きな複合機・プリンタで印刷できるのが一般的となっている。また一方でクラウド技術も進み、各機器の状態、実行されたジョブ情報などをクラウド上に保存し、機器管理に利用することも一般化している。
そこでユーザが事前にジョブをクラウド上に登録し、その後機器からジョブをクラウド上から取得して実行し、その結果、情報をクラウド上で保存するという方法が既に知られている。
例えば、特開2014−179909号公報(特許文献1)には、画像処理装置で印刷することができない場合に、少ない手間で他の画像処理装置で代行印刷をさせる目的で、近距離無線通信によって画像処理装置を検索して、印刷情報を検索された画像処理装置に送信することによって代行印刷を行う方法が開示されている。
しかし、今までのジョブを事前にクラウド上に登録し、後からユーザが実行したい機器からクラウド上へジョブ情報を取得する方法では実行したいジョブと実行したい機器の状態、スペックが食い違った場合に、ユーザは実行したいジョブを実行できる機器を自力で探さなければならないという問題があった。例えばホチキス止めを行うジョブを実行するのにホチキスのフィニッシャがない機器で実行した場合や、認証がかかっているジョブを実行する際に認証機能がない機器で実行してしまった場合など、自分でジョブを実行できる機器まで移動して再度ジョブを実行しなければならないという問題があった。
本発明は、情報処理装置に集められた各機器の情報を抽出してユーザに提示し、ネットワーク・プリント機能の利便性を高めることを目的とする。
すなわち、本発明によれば、
ネットワークを介して接続された機器からの要求を処理する情報処理装置であって、
前記ネットワークを介して接続される前記少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録する手段と、
前記機器から送付された要求を管理する手段と、
前記機器から送付された要求と、前記要求を実行するための属性情報とを前記機器に送付する手段と、
前記機器から送付される情報を使用して前記要求を前記属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索する手段と
を含む情報処理装置が提供される。
本発明によれば、サーバ上に集められた各機器の情報から実行可能な機器を抽出してユーザに提示し、利便性を高めることが可能となる。
本実施形態の情報処理システム100の概略図。 本実施形態のサーバ110のハードウェアブロック200を示す図。 例示の目的でPC103のハードウェアブロックを説明した図。 本実施形態のサーバ110の機能ブロック400を示す図。 本実施形態における画像処理装置102の機能ブロック500を占めす図。 本実施形態において情報処理システム100の特定の団体、企業、部門の管理者が、画像処理装置102などを登録する処理の概略図。 本実施形態においてユーザが印刷を実行させる場合の処理の概略図。 本実施形態において、画像処理装置102が、動作を開始する場合の処理のフローチャート。 本実施形態の画像処理装置102が実行する処理のフローチャート。 、本実施形態において、クラウド・サービスを提供するサーバ110の機器情報管理部416が管理する機器状況リスト1000の実施形態を示す図。 本実施形態でユーザ認証を、一時コードを使用して行う際の画面表示1100の実施形態を示す図。 本実施形態で、図9のステップS911でユーザに提示される代替機器一覧1300の実施形態を示す図。 本実施形態において、画像処理装置102を変えることなく、ユーザが現在印刷しようとする画像処理装置102の設定を変更する実施形態のフローチャート。 本実施形態で、ユーザが設定変更を行うことを可能とする場合に、ユーザに提示される画面表示1500の実施形態を示した図。 本実施形態において、ユーザが複数のジョブを、クラウド・サービスを介して実行要求を行う処理のフローチャート 本実施形態において、ユーザに提示される画面表示1700を示した図。 ユーザに対して実行できるジョブのみを先に印刷させる実施形態において表示される画面表示を示した図。
以下、本発明を実施形態を使用して説明するが、本発明は後述する実施形態に限定されるものではない。図1は、本実施形態の情報処理システム100の概略図である。図1に示した情報処理システム100は、ネットワーク101に複数の情報処理装置が接続されて構成されている。ネットワーク101は、インターネットまたはローカルエリア・ネットワーク(LAN)のいずれか一方または両方を含んで構成することができる。
ネットワーク101には、情報処理装置の例示として画像処理装置102、スマートフォン105、パーソナル・コンピュータ103(以下、PC103として参照する。)およびタブレットPC104が接続されている。ネットワーク101に接続される情報処理装置はこれらに限定されることはなく、ネットワーク101を介して情報通信を行うことができる機器であれば特に限定はない。
例えばPC103は、ユーザの属性に応じて、ユーザが管理者である場合、PCが出力するべき画像処理装置102の設置場所、表示名などを設定することができる。また、PC103のユーザが一般ユーザである場合、PC103は、PC103で作成した情報を、サーバ110にアップロードし、指定した画像処理装置102により印刷出力する機能を提供する。またスマートフォン105やタブレット端末104についても、作成した情報やダウンロードした情報を、印刷出力するべき画像処理装置102を指定して印刷出力することが可能とされている。本実施形態における機器には、画像処理装置102には、多機能複写機(MFP)、ページプリンタ、スキャナが含まれるがこれらに限定されるものではない。
サーバ110は、本実施形態では、情報処理装置からの印刷要求を受領し、画像処理装置102からのジョブ・データ要求に応答して、PDF、Postscript(登録商標)、EMFその他、機種非依存のフォーマットに変換されたジョブ・データを要求元の画像処理装置102に送付する。なお、この際、サーバ110は、ステープル処理、パンチ処理その他の印刷属性情報と共に要求元の画像処理装置102に送付してオプション処理に対応した印刷を可能とさせている。
サーバ110は、いわゆるクラウド機能を提供するように構成され、ウェブ・サーバ、ストレージ・サーバ、メール・サーバ、認証サーバなどの複数の機能を提供する。図1に示した実施形態では、サーバ110は、アプライアンス・サーバを複数台含むラックマウント型サーバとして示しているが、他の実施形態では、複数台のスタンドアローン・サーバが連携してクラウド環境下でのサービスを提供することもできる。
また、サーバ110は、複数の論理ボリュームを生成し、論理ボリュームごとに特定の企業、団体、その他のユーザドメインを割り当て、それぞれが排他的に、サーバ110のハードウェア資源を利用するように構成することができる。この際、サーバ110は、適切なハイパーバイザ上に構成することができ、複数の論理ボリュームに対して共通の、または独立したソフトウェア機能を提供することができる。また、論理ドメインごとにオペレーティング・システムが異なっていても良い。
図2は、本実施形態のサーバ110のハードウェアブロック200を示す。サーバ110は、ワークステーション、サーバ専用機、または汎用コンピュータとして実装することができる。サーバ110は、システムバス211により相互接続されたCPU201キャッシュ・メモリ213、RAM202、ROM203およびディスプレイ装置204を含んで構成されている。
ディスプレイ装置204は、サーバ110のOSやアプリケーションの状態を管理する機能を提供し、VGA、DVI、HDMI(登録商標)といった適切なプロトコルを使用してビデオ情報を液晶ディスプレイに表示させている。また通信装置205は、ネットワークインタフェース・カード(NIC)を含んで構成されており、イーサネット(登録商標)、FTTHなど光通信のためのプロトコルを使用してLAN、イーサネット(登録商標)を介して、HTTP、FTP、POP、SMTPといった通信プロトコルを使用したデータ転送を可能としている。
システムバス211には、PCI、PCIExpressなどのバスブリッジ206を介してI/Oバス212が接続されている。I/Oバス212には、SATAといった適切なプロトコルを介して、HDDといった記憶装置207、DVDといった光学記録装置208、キーボード、マウスといった入出力装置が接続されていて、サーバ110の処理を可能としている。さらに補助的な記憶装置として、EEPROM(登録商標)、EPROM(登録商標)を使用し、USBバス接続可能なUSBデバイス210も接続することができる。
サーバ110が使用するCPUとしては、より具体的には、例えば、PENTIUM(登録商標)〜PENTIUM IV(登録商標)、ATOM(登録商標)、CORE2DUO(登録商標)、CORE2QUAD(登録商標)、COREi(登録商標)シリーズなどの他、XEON(登録商標)、PENTIUM(登録商標)互換CPU、POWER PC(登録商標)などを挙げることができるがこれらに限定されるものではない。また、CPU201は、マルチコアでもシングルコアでも構わない。
使用するオペレーティング・システム(OS)としては、WindowsServer(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、OPENBSDまたはそれ以外の適切なOSを挙げることができる。さらに、サーバ110は、上述したOS上で動作する、アセンブラ言語、C、C++、Visual C++、VisualBasic、Java(登録商標)、JavaScript(登録商標)、Perl、Rubyなどのプログラミング言語により記述されたアプリケーション・プログラムを格納し、実行することができる。
図3は、例示の目的でPC103のハードウェアブロックを説明した図である。PC103は、システムバス305により相互接続されたCPU301、RAM302、ROM303および通信装置304を含んで構成されている。システムバス305には、PCI、PCIExpressなどのバスブリッジを介してI/Oバス306が接続されている。
また、I/Oバス306には、適切なプロトコルを介してマウス、キーボードといった入出力装置307およびHDDといった記憶装置308が接続されている。なお入出力装置307は、情報処理装置が、スマートフォン105やタブレットPC104の場合、タッチセンサを含む操作パネルとして構成することができる。記憶装置308は、OS、ドライバ、各種アプリケーションといったソフトウェアを格納し、CPU301の要求に応じて、RAM302にプログラムを読み込ませ、各種の処理の実行を可能とする。
PC103が使用するCPU301としては、情報処理装置の種類に応じて、PENTIUM(登録商標)〜PENTIUM IV(登録商標)、ATOM(登録商標)、CORE2DUO(登録商標)、CORE2QUAD(登録商標)、COREi(登録商標)シリーズなどの他、PENTIUM(登録商標)互換CPU、POWER PC(登録商標)、MIPS、その他、携帯端末が専ら使用するTegra(登録商標)、Exynos(登録商標)、Snapdragon(登録商標)などを挙げることができる。
使用するオペレーティング・システム(OS)としては、MacOS(商標)、iOS(登録商標)、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、CHROME(登録商標)、ANDROID(登録商標)またはそれ以外の適切なOSを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。さらに、PC103は、上述したOS上で動作する、アセンブラ言語、C、C++、Visual C++、VisualBasic、Java(登録商標)、Perl、Rubyなどのプログラミング言語により記述されたアプリケーション・プログラムを格納し、実行することができる。
また、情報処理装置がスマートフォン105であっても、電話通信機能を備える点を除き、図3に示したハードウェア構成は概ね同等のもとのとすることができる。さらに、画像処理装置102については、スキャナ、印刷エンジンなどの画像形成に必要とされる機能手段がI/Oバス306を介して接続されるものの、基本的な情報処理部分は同様の構成を採用することができる。
図4は、本実施形態のサーバ110の機能ブロック400を示す図である。サーバ110は、通信制御部411を備えていてネットワーク401を介してデータの送受信を行う。さらにサーバ110は、各種の機能処理部が、信号バス420を介して相互接続されている。信号バス420の紙面上側に記載する機能ブロックが、ストレージおよび印刷処理を可能とする機能ブロックであり、信号バス420の紙面下側に記載する機能ブロックが機器管理および要求管理を行うための機能ブロックである。なお、図4に示す各機能ブロックは、サーバ110のCPU201が、RAM202に本実施形態の装置実行可能なプログラムを読み込んで実行することにより、ハードウェアを機能させることで情報処理上に実現される機能手段である。
情報処理装置から送付された要求は、要求管理部419に管理され、先入先出(FIFO)方式その他適切な管理方式に従ってジョブ処理が行われる。要求管理部419が、本実施形態における要求を管理する手段に相当する。ファイル管理部412は、要求が、ストレージ・サービスを要求する場合に呼出され、送付された情報を適切なデータベースに格納する。ファイル管理部412が、本実施形態におけるストレージ・サーバ手段に相当する。ジョブ管理部413は、適切な基準に基づいてジョブの実行を制御し、本実施形態においては、機器が要求されたジョブを実行可能か否かの判断を行いジョブ制御および機器制御を可能とする。
印刷変換処理部414は、アプリケーション・ファイルまたは機種依存の形式で送付されるジョブ・データを、PDFといった機種非依存のフォーマットに変換し、機種非依存の印刷処理を可能とする。印刷変換処理部414および要求管理部419が、本実施形態におけるプリンタ・サーバ手段に相当する。認証処理部415は、クラウド・サービスを使用することができるユーザを識別し、権限のないユーザによるサービスの使用を防止する機能を提供する。また本実施形態では、ユーザから送付される一時コードを認証し、一時コードを使用した認証処理も行う。
さらにサーバ110の機能ブロックを説明する。機器情報管理部416は、情報処理システム100に接続されている画像処理装置の機器識別値(機器ID)、設置場所、および名称などを管理する。機器情報管理部416が、本実施形態における少なくとも1の機器がネットワークに参加するのを許可する手段に相当する。機器検索部417は、要求されたジョブを指定された画像処理装置が実行できない場合、適切な画像処理装置を検索し、ユーザに対して要求に対応する印刷が可能な画像処理装置を、その設置場所と共に検索する機能を提供する。
機器状態情報管理部418は、画像処理装置から送付される機器の状態を、機器ごとに管理し、機器の最新の状態を管理する機能を提供する。機器状態情報管理部418が本実施形態の少なくとも1の機器の最新の状態を記録する手段に相当する。機器検索部417は、機器状態情報管理部418に対して照会を発行し、実行するべきジョブが可能な機器を検索し、機器リストを取得する。機器検索部417が、本実施形態における代替機器を検索する手段に相当する。ジョブ管理部413は、代替可能な機器があった場合その他、印刷がユーザの要求通りに実行できないことを要求元のPC103に返し、ユーザによる画像処理装置の選択または印刷条件の選択を可能としている。
図5は、本実施形態における画像処理装置102の機能ブロック500を占めす図である。画像処理装置102は、制御部514とジョブ実行部510とを含んでおり、制御部514は、画像処理装置102全体の機能を制御する。ジョブ実行部510は、実行するべきジョブを実行するべく、印刷エンジンなどのハードウェアを制御する機能を提供する。さらに画像処理装置102は、代替機器管理部511、機器一覧取得部512および実行判断部513を含んでいる。
代替機器管理部511は、機器一覧取得部512が取得したジョブを実行可能な機器のリストを取得し、ユーザに対して代替機器として表示させる処理を実行する。実行判断部513は、サーバ110からダウンロードしたジョブおよび当該ジョブの属性を判断し、自機での実行が可能か否かを判断する。判断の結果、自機で実行可能な場合は、ジョブ実行部510を呼び出し、ジョブ・データの処理を開始させる。一方、自機で実行できないと判断した場合、機器一覧取得部512に通知し、サーバ110に対して当該属性のジョブ実行が可能な画像処理装置の情報を要求させる。
さらに画像処理装置102は、ブラウザ処理部515、状態管理部516、および画面表示情報管理部517を含んでいる。ブラウザ処理部515は、画面表示情報管理部517から表示するべき構造化文書を取得し、画像処理装置102のオペレーション・パネル上に、次に操作するべき操作を可能とするインタフェースをグラフィカルに表示させる。なお、ブラウザ処理部515は、JavaScript(登録商標)の実行が可能とされていて、画像処理装置102の各種の処理を支援する。
状態管理部516は、画像処理装置102の現在の状態、各種センサの値から判断される、例えば用紙量、トナー量、ジャム状態、ステープル状態、パンチ状態などを登録する機能を提供する。さらに、画面表示情報管理部517は、画像処理装置102の操作パネル上に各種操作を可能とする。画像処理装置102は、通信制御部518を含んでいて、ネットワーク519を介してサーバ110その他への通信が可能とされている。
図6は、本実施形態において情報処理システム100の特定の団体、企業、部門の管理者が、画像処理装置102などを登録する処理の概略図である。図6では、PC103は、管理者が管理するものとし、以下管理者PC103として参照する。管理者が、情報処理システム100に対して機器を登録する場合、サーバ110の適切なURLにアクセスし、登録のための画面表示をデスクトップ上に表示させる。デスクトップ上には、例えば画面表示610が表示される。画面表示610は、現時点で情報処理システム100に登録されている画像処理装置102の機器ID、設置建物および設置階といった設置場所情報、および画像処理装置102に人間が認識しやすい形式で付される名称などが表示されている。
管理者は、画面表示610を見ながら画像処理装置102の登録を管理する。例えば管理者PC103において新たに情報処理システム100に参加した画像処理装置102を発見する。管理者は、管理者PC103の画面上で、「編集」ボタンを選択すると、表示画面620が表示される。管理者は、追加したい画像処理装置102の機器ID、設置場所情報および名称を入力する。入力後、「送信」ボタンを選択すると、追加された画像処理装置102の情報がサーバ110に登録される。
一方、画像処理装置102は、自機の機器ID、管理ID、および最新の機器情報を、例えばユーザが画像処理装置102にアクセスし、省電力状態から復帰するとサーバ110にアップロードすることで、自機の最新状態を通知する。なお管理IDは、管理者が画像処理装置102の機器情報にアクセスすることを制限する管理用のパスワードである。以上の処理によって、サーバ110は、画像処理装置102の動作開始前の最新の機器情報を収集することが可能となる。この機能は、例えば、SNMPのトラップ機能を使用して実装することができる。
管理者によって登録された情報は、設置場所を示すマップ630に登録され、ユーザに対して目的とする画像処理装置102の所在を通知するために使用される。なお、マップは、HTMLなど適切な構造化文書で作成することができ、マップの画像処理装置102の設置位置に、管理者から送付された値をセットして表示させることができる。
図7は、本実施形態においてユーザが印刷を実行させる場合の処理の概略図である。図7では、PC103は、一般ユーザがアクセスするものとし、一般のユーザPC103として参照する。ユーザPC103は、ユーザの操作に応じて、アプリケーション・プログラムを動作させ、印刷するべき情報を生成する。その後、ユーザは、印刷を、アプリケーション・プログラムが提供する印刷ウィザードを介して指令する。
本実施形態では、印刷ウィザードに登録されるプリンタ・ドライバは、ネットワーク101を介してサーバに対して印刷を指令する機能を有する。例えば、プリンタ・ドライバは、サーバが提供するURLへと印刷するべき情報をアップロードする、例えばFTPまたはHTTP機能を提供するように実装することができる。さらにプリンタ・ドライバは、画像処理装置102の使用したい機能、例えば、スキャン・アプリ、プリント・アプリ、スキャン条件、プリント条件、ステープル条件などを、サーバ110に送付する。
サーバ110は、印刷するべき情報を受領すると、印刷変換処理部414を呼出して、ジョブ・データを機種非依存の形式に変換する。その後、指定された画像処理装置102に対してジョブ・データを、その属性情報と共に送付する。属性情報は、本実施形態において、画像処理装置102の機能属性を指定する情報である。機能属性とは、スキャンの解像度、カラー情報、印刷部数、カラー出力情報、用紙サイズ、縮約印刷情報、パンチ機能利用、ステープル機能利用その他の情報を含み、特に限定されるものではない。
画像処理装置102では、送付された属性情報を、自機の状態と比較し、印刷の実行判断を行う。ジョブが実行できると判断した場合には、ユーザ認証を行った後、処理を実行する。ジョブが実行できないと判断した場合には、ユーザに対してジョブが実行できないこと、それに対応することができる画像処理装置102をサーバ110に問い合わせ、ユーザに対して対応情報を提示する。
図8は、本実施形態において、画像処理装置102が、動作を開始する場合の処理のフローチャートを示す。処理は、ステップS800から開始し、ステップS801で機器が例えば省電力モードから復帰する。ステップS802で機器が、サーバ110が提供するクラウド・サービスに対して自己の登録を問い合わせる、ステップS803で自機の機器IDが存在するか否かの応答から、自機の機器IDが登録されているか否かを判断する。ステップS803の自機の機器IDが登録されていないと判断された場合(no)、ステップS806で機器IDをクラウド・サービスに登録する。
その後、ステップS804で現在の機器情報を、サーバ110に送付する。一方、自機の機器IDが存在する場合(yes)、ステップS804で直ちに現在の機器情報を通知し、処理をステップS805で終了する。
サーバ110は、ステップS806において機器IDの登録を受け付けた場合、管理者PC103に通知を発行し、当該画像処理装置102の各種情報を登録するように促すことができる。
図9は、本実施形態の画像処理装置102が実行する情報処理方法のフローチャートである。画像処理装置102の処理は、ステップS900から開始し、ステップS901でジョブ実行の指令を、ジョブ・データと共にユーザPC103から受領する。ステップS902で画像処理装置102は、ジョブ・データをクラウド・サービスにアップロードする。この時点で、クラウド・サービスは、ジョブ・データに固有の一時コードを生成し、ステップS103で画像処理装置102に送付する。そして画像処理装置102は、一時コードを、ジョブ要求の発行元に渡す。なお、ステップS103の処理は、画像処理装置102を介することなく、クラウド・サービスがジョブ発行元に、例えば電子メールなどの方法により、送付する処理で置換することができる。
ステップS904で画像処理装置102は、ユーザからの処理指令を受領する。その後、画像処理装置102は、ユーザに対しユーザ認証または一時コードの入力を促す。ステップS906でユーザ認証または一時コードの認証成功の応答があるか否かを判断する。認証に成功した場合(yes)、ステップS907でクラウド・サービスからジョブ・データおよび属性データをダウンロードする。一方、ステップS907の認証に失敗した場合(no)、処理をステップS912に渡して終了する。
ステップS908で属性データを、画像処理装置102の現在の機器状態と照合し、当該ジョブが現在の画像処理装置102で実行可能か否かを判断する。現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能な場合(yes)、ステップS910でジョブを実行する。一方、現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能でない場合(no)、ステップS909でクラウド・サービスにジョブを固有に識別するジョブ識別子などを通知し、当該ジョブを実行できる端末を問い合わせ、クラウド・サービスから該当ジョブを実行可能な機器の情報を取得する。なお、ジョブ識別子(ジョブID)が、本実施形態における機器から送付される情報に相当する。
ステップS911でクラウド・サービスから取得した代替機器一覧を作成してユーザに提示する。なお、他の実施形態では、画像処理装置102にユーザがアクセスすることなく、クラウド・サービスがユーザPC103のデスクトップ上に同等な表示を提供し、画像処理装置102の処理を続行させることができる。
図10は、本実施形態において、クラウド・サービスを提供するサーバ110の機器情報管理部416が管理する機器状況リスト1000の実施形態を示す。機器状況リスト1000には、機器IDごとにカラー対応、対応要旨サイズなどの他、トナー残量、ステープル残量その他、画像処理装置102の現在状況がリストされている。この機器情報リストは、画像処理装置102が、ユーザ・アクセスにより省電力モードから復帰するときに、サーバ110に送付されるので、常時最新の情報で更新される。
サーバ110は、画像処理装置102からジョブ識別子を受領すると、当該ジョブ識別子に付随する属性情報を検索鍵として機器状況リスト1000を検索し、対応可能な画像処理装置102の機器リストを作成する。検索された機器リストは、その後、クラウド・サービスにアクセスしてきた画像処理装置102からみて、同じ建物かつ同じ階にあるもの、同じ建物かつ階数が近いもの、同じ建物にあるものの順にソーティングして表示することができる。
また、他の実施形態では、画像処理装置102がそれぞれグローバルポジショニング・システム(GPS)を搭載している場合には、GPS情報を元に現在機器と距離や高度が近い順に代替機器をソーティングしてもよい。さらに他の実施形態では、該当する画像処理装置が多い場合には、近いものを残し、他のものを表示させることなく、少なく表示しても良い。また、ジョブの属性を変えることで現在の機器で実行可能になる場合にはその選択肢をユーザに提示することもできる。なお、ユーザに対してジョブの属性情報の変更を促す実施形態についてはより詳細に後述する。
図11は、本実施形態でユーザ認証を、一時コードを使用して行う際の画面表示1100の実施形態を示す。なお、図11に示す画面表示は、ユーザによるクラウド・サービスへのアクセス態様に応じて、画像処理装置102の操作パネル上に表示させることもできるし、ユーザPC103のデスクトップ画面上に表示させることもできる。
画面表示1110は、図9のステップS905で、画像処理装置102の操作パネルまたはユーザPC103のデスクトップ画面上に表示される。ユーザは、すでにユーザIDおよびパスワードなどを有している場合、「ログインして実行」を選択する。また、ユーザがユーザIDやパスワードなどを有していない場合、例えば、コンビニエンス・ストアなどに設置された画像処理装置102にアクセスするような場合には、ユーザに発行される一時コードを入力する「一時コードで実行」を選択する。
画面表示1120は、ユーザが「一時コードで実行」を選択した場合に表示される実施形態である。画面表示1120には、一時コードの入力領域と、入力を行うか、訂正するための「OK」ボタンまたは訂正する場合などの「戻る」ボタンが表示される。ユーザは、一時コードを入力した後、@OK」ボタンを選択することで、画面表示1130が表示される。なお、一時コードを使用する実施形態では、予めユーザの情報端末、例えばスマートフォン、またはタブレット端末に一時コードを送付しておき、入力する態様を採用することができる。
なお一時コードは、適切な桁数の10進数とすることもできるし、二次元バーコードまたはQRコード(登録商標)といった情報にエンコードして情報端末に送付することができる。一時コードを、エンコード情報で送付する場合、画面表示1120の一時コードの入力領域を、バーコードリーダまたはQRコード(登録商標)リーダに読み取らせる表示に置換することができる。この実施形態では、バーコードリーダまたはQRコード(登録商標)リーダは、画像処理装置102のスキャナ機能をそのまま使用することが可能となる。
画面表示1120でユーザが「OK」を選択した場合、またはエンコード情報が認証された場合、画面表示1130が表示される。画面表示1130は、画像処理装置102が対象とするジョブ・データを設定された属性で実行することができる場合に表示され、画面表示1130は、現在ジョブを実行していることが示されている。またユーザは、その希望に応じて、ジョブをキャンセルすることもできる。
上述した実施形態のうち、ユーザIDおよびパスワードといった情報でクラウド・サービスにアクセスさせる態様は、例えば企業、団体、官公庁など、予め管理可能なユーザに対して好ましく適用することができる態様である。また、上述した実施形態のうち、一時コードを使用してクラウド・サービスにアクセスさせる態様は、コンビニエンス・ストアその他の公共サイトからアクセスするユーザに対して好ましく適用される態様である。本実施形態では、クラウド・サービスの提供態様に応じていずれの認証方式でも使用することができる。
図12は、本実施形態で、図9のステップS911でユーザに提示される代替機器一覧1200の実施形態である。図12(a)は、オプション機能であるステープル機能が属性データに含まれている場合に、使用しようと考えていた画像処理装置102がホチキス(登録商標)が切れていてステープル機能が使用できない場合に表示される画面表示である。図12(a)では、使用できない画像処理装置102は、C棟19階に設置されており、設定変更を促すメッセージが記載されると共に、使用可能な2の画像処理装置が近い順に表示されている。
また、図12(b)は、使用できない画像処理装置102がC棟18階に設置されており、使用可能な画像処理装置が近い順といった適切な基準に従って選択され、表示されている。ユーザは、図12の表示を参考にして、ユーザが機能する対応を選択し、印刷などの出力を行うことが可能となる。なお、例えばコンビニエンス・ストアなどに画像処理装置102が設置されている実施形態では、ユーザPC103またはユーザの保有する情報端末に使用できる画像処理装置102の設置されたコンビニエンス・ストアを、GPS情報を参照して近い順にマップ上に表示させ、ユーザが無駄足を踏むことがないように構成することができる。
図13は、本実施形態において、画像処理装置102を変えることなく、ユーザが現在印刷しようとする画像処理装置102の設定を変更する実施形態のフローチャートである。処理は図9のステップS908から開始し、ステップS1301で、現在の機器で実行可能か否かを判断する。現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能な場合(yes)、ステップS1317でジョブを実行する。一方、現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能でない場合(no)、ステップS1302でクラウド・サービスにジョブを固有に識別するジョブ識別子などを通知し、当該ジョブを実行できる端末を問い合わせ、クラウド・サービスから該当ジョブを実行可能な機器情報を取得する。
ステップS1303では、適切な基準に従って実行可能な代替機器一覧を作成し、ステップS1304で代替機器一覧と、現在の機器での変更可能な設定を表示する。ステップS1305で現在ジョブを実行している機器の設定を変更するか否かの指令をユーザから待機する。ユーザ指令が、画像処理装置102の設定を変更して印刷することを示す場合(yes)、ステップS1306で他の処理を停止させて設定変更を受け付け、ステップS1307でジョブを実行させ、処理をステップS1308で終了させる。
一方、ユーザが、設定変更を指示しない場合(no)、処理をステップS1308に分岐させ、処理を終了する。この場合、ユーザは、目的とするジョブが実行できる画像処理装置102にアクセスし、目的のジョブを完了させることとなる。
図14は、本実施形態で、ユーザが設定変更を行うことを可能とする場合に、ユーザに提示される画面表示1400の実施形態を示した図である。ユーザが、ジョブを実行しようとして画像処理装置102にジョブをダウンロードした場合に、図13のステップS1304では画面表示1410が表示される。当該画像処理装置102では要求するジョブが実行できない場合、画面表示1410では、ジョブが実行できないことを通知するメッセージに加え、設定の変更か、他の機器を使用することができるというメッセージを表示する。
ユーザは、画面表示1410に従い、「設定を変更する」か、または「候補機器表示」のボタンが選択可能となる。ここで、ユーザが、「設定を変更」を選択すると、画面表示1420が表示され、ジョブが実行できない理由が示され、変更が可能な設定が表示される。ユーザは、画面表示1420の設定変更で満足する場合には、「OK」を選択し、設定を変更して印刷させる。また、設定の変更に満足しない場合には、「戻る」を選択して画面表示1410に戻って、ジョブを実行可能な画像処理装置102を表示させるため「候補機器表示」を選択する。
ユーザが「候補機器表示」を選択すると、画面表示1430が表示され、ジョブを実行可能な画像処理装置102のリストが表示される。ユーザは、画面表示1430を参照して目的のジョブを実行可能な画像処理装置102に対してジョブ実行を指示する。なお、ジョブ実行の指示は、ユーザが画像処理装置102にまで出向き、画像処理装置102から直接指令する方法の他、ユーザPC103からクラウド・サービスに対して指示を発行することにより行うことができる。この実施形態では、ユーザが、充分と考える設定でジョブを実行させることが可能となり、クラウド・プリンティングの利用性を改善することができる。
図15は、本実施形態において、ユーザが複数のジョブを、クラウド・サービスを介して実行要求を行う処理のフローチャートである。ステップS1500から開始し、ステップS1501でジョブ実行の指令を、ジョブ・データと共にユーザPC103から受領する。ステップS1502で画像処理装置102は、ジョブ・データをクラウド・サービスにアップロードする。この時点で、クラウド・サービスは、ジョブ・データに固有の一時コードを生成し、ステップS103で画像処理装置102に送付する。そして画像処理装置102は、一時コードを、ジョブ要求の発行元に渡す。なお、ステップS103の処理は、画像処理装置102を介することなく、クラウド・サービスがジョブ発行元に、例えば電子メールなどの方法により、送付する処理で置換することができる。
ステップS1504で画像処理装置102は、ユーザからの処理指令を受領する。その後、画像処理装置102は、ユーザに対しユーザ認証または一時コードの入力を促す。ステップS1506でユーザ認証または一時コードの認証成功の応答があるか否かを判断する。認証に成功した場合(yes)、ステップS1507でクラウド・サービスからジョブ・データおよび属性データをダウンロードする。そして、ユーザに提示される画面表示を介して実行するジョブを選択する。一方、ステップS1507の認証に失敗した場合(no)、処理をステップS1512に渡して終了する。
ステップS1508で属性データを、画像処理装置102の現在の機器状態と照合し、当該ジョブが現在の画像処理装置102で実行可能か否かを判断する。現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能な場合(yes)、ステップS1510でジョブを実行する。一方、現在の画像処理装置102が該当ジョブを実行可能でない場合(no)、ステップS1509でクラウド・サービスにジョブを固有に識別するジョブ識別子などを通知し、当該ジョブを実行できる端末を問い合わせ、クラウド・サービスから該当ジョブを実行可能な機器の情報を取得する。
ステップS1511でクラウド・サービスから取得した代替機器一覧を作成してユーザに提示する。なお、他の実施形態では、画像処理装置102にユーザがアクセスすることなく、クラウド・サービスがユーザPC103のデスクトップ上に同等な表示を提供し、画像処理装置102の処理を続行させることができる。
図16は、本実施形態において、ユーザに提示される画面表示1600を示した図である。説明する実施形態では、ユーザは、画面表示1610から「ログインして実行」を選択するものとする。なお、一時コードで実行することを排除するものではなく、一般ユーザの場合には、「一時コードで実行」を選択しても以下に説明すると同様の画面表示がなされる。
ユーザが画面表示1610から「ログインして実行」を選択すると、画面表示1620が表示される。ここで、ユーザは、管理者またはクラウド・サービスのプロバイダにより承認されたユーザ名、パスワードを入力し、誤りがない場合、「ログイン」を選択する。すると、画面表示1630が表示される。画面表示1630には、複数登録したジョブJOB1〜JOB6がリストされている。ユーザは、左手側のリストから印刷するべきジョブを1つ以上選択する。
選択したジョブが現在の画像処理装置102で実行できる場合、画面表示1640が表示され、ジョブが実行される。一方、選択したジョブの中に現在の画像処理装置102では印刷できないジョブが含まれていた場合、図18に示す画面表示が提示される。
図17(a)は、ユーザに対して実行できるジョブのみを先に印刷させる実施形態において表示される画面表示であり、図17(b)は、代替装置を使用して印刷を実行させる実施形態において表示される画面表示である。図17(a)では、実行できないジョブのジョブIDを示し、それ以外を、現画像処理装置102で実行させ、他のジョブは、その時点では印刷させず、ユーザが「はい」を選択する場合、一部のジョブが実行され、他のジョブは、実行されない。ユーザが「いいえ」を選択すると、すべてのジョブを実行せずに処理を終了する。
また、図17(b)は、全ジョブを代替装置を使用して実行させる実施形態であり、それぞれ代替装置として使用できる画像処理装置102が、リストされている。ユーザは、図17(b)の画面表示を参考にしながら、ジョブを実行させるべく画像処理装置102を使用してジョブを実行させる。
図17に示した実施形態では、ユーザが複数のジョブをクラウド・サービス上に登録した場合でも、複数のジョブに対し、ジョブごとに効率の良い実行が可能となる。
これまで本発明を、実施形態をもって説明してきたが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、他の実施形態、追加、変更、削除など、当業者が想到することができる範囲内で変更することができ、いずれの態様においても本発明の作用・効果を奏する限り、本発明の範囲に含まれるものである。
100 :情報処理システム
101 :ネットワーク
102 :画像処理装置
103 :コンピュータ
104 :タブレット端末
105 :スマートフォン
110 :サーバ
200 :ハードウェアブロック
201 :CPU
202 :RAM
203 :ROM
204 :ディスプレイ装置
205 :通信装置
206 :バスブリッジ
207 :記憶装置
208 :光学記録装置
210 :USBデバイス
211 :システムバス
212 :I/Oバス
213 :メモリ
301 :CPU
302 :RAM
303 :ROM
304 :通信装置
305 :システムバス
306 :I/Oバス
307 :入出力装置
308 :記憶装置
400 :機能ブロック
401 :ネットワーク
411 :通信制御部
412 :ファイル管理部
413 :ジョブ管理部
414 :印刷変換処理部
415 :認証処理部
416 :機器情報管理部
417 :機器検索部
418 :機器状態情報管理部
419 :要求管理部
420 :信号バス
500 :機能ブロック
510 :ジョブ実行部
511 :代替機器管理部
512 :機器一覧取得部
513 :実行判断部
514 :制御部
515 :ブラウザ処理部
516 :状態管理部
517 :画面表示情報管理部
518 :通信制御部
519 :ネットワーク
610 :画面表示
620 :表示画面
630 :マップ
特開2014−179909号公報

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続された機器からの要求を処理する情報処理装置であって、
    前記ネットワークを介して接続される前記少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録する手段と、
    前記機器から送付された要求を管理する手段と、
    前記機器から送付された要求と、前記要求を実行するための属性情報とを前記機器に送付する手段と、
    前記機器から送付される情報を使用して前記要求を前記属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索する手段と
    を含む情報処理装置。
  2. 前記機器は、画像処理装置であり、前記属性情報は、前記画像処理装置の機能属性を指定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、ストレージ・サーバ手段、プリンタ・サーバ手段を備え、クラウド環境下での印刷を可能とする、請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. ネットワークを介して接続された情報処理システムが実行する情報処理方法であって、
    ネットワークを介して接続された少なくとも1の機器が前記ネットワークに参加するステップと、
    前記ネットワークを介して接続される前記少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録するステップと、
    前記機器から送付された要求を管理するステップと、
    前記機器から送付された要求と、前記要求を実行するための属性情報とを前記機器に送付するステップと、
    前記機器から送付される情報を使用して前記要求を前記属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索するステップと
    を実行する情報処理方法。
  5. 前記機器は、画像処理装置であり、前記機器が、前記要求を前記属性情報の元で実行できないと判断した場合に前記情報を前記ネットワークを経由して送付するステップを含む、請求項4に記載の情報処理方法。
  6. ネットワークを介して接続された機器からの要求を処理する情報処理システムであって、
    前記ネットワークを介して接続される前記少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録する手段と、
    前記機器から送付された要求を管理する手段と、
    前記機器から送付された要求と、前記要求を実行するための属性情報とを前記機器に送付する手段と、
    前記機器から送付される情報を使用して前記要求を前記属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索する手段と
    前記機器が、前記要求を前記属性情報の元で実行できないと判断した場合に前記機器が前記情報を前記ネットワークを経由して送付する手段と
    を含む、情報処理システム。
  7. 前記機器は、画像処理装置であり、前記属性情報は、前記画像処理装置の機能属性を指定する、請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記情報処理装置は、ストレージ・サーバ手段、プリンタ・サーバ手段を備え、クラウド環境下での印刷を可能とする、請求項6または7に記載の情報処理システム。
  9. 情報処理装置を、
    ネットワークを介して接続された少なくとも1の機器が前記ネットワークに参加するのを許可する手段、
    前記ネットワークを介して接続される前記少なくとも1の機器の最新の機器状態を記録する手段、
    前記機器から送付された要求を管理する手段、
    前記機器から送付された要求と、前記要求を実行するための属性情報とを前記機器に送付する手段、
    前記機器から送付される情報を使用して前記要求を前記属性情報の下で実行することが可能な代替機器を検索する手段
    として機能させる、装置実行可能なプログラム。
  10. 前記機器は、画像処理装置であり、前記属性情報は、前記画像処理装置の機能属性を指定する、請求項9に記載のプログラム。
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