JP4464312B2 - 画像形成システム、情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置、クライアントコンピュータ、およびこれらを接続するネットワークを備えた画像形成システムに関し、特に、そのようなネットワーク上に存在する後処理装置の利用技術に関する。
一般に、画像形成装置とクライアントコンピュータが接続された印刷システムにおいて、断裁や製本等を行うためのフィニッシャが存在するものが知られている。この種の印刷システムにおいては、印刷ジョブの生成時に、当該システムにおいて利用可能な後処理装置(フィニッシャ)の特性情報を利用してフィニッシャに関する種々の設定を行うことができる。印刷ジョブの生成時においてフィニッシャの特性情報を利用する方法としては、(1)印刷時に印刷属性を制御する方法や、(2)プリンタドライバのユーザインターフェースの機能項目を制御する方法があった。
上記(1)の方法、すなわち、フィニッシャの特性情報を利用して印刷時に印刷属性を制御する方法としては、プリンタドライバが、フィニッシャの特性情報に応じて印刷ジョブ生成時に印刷属性を自動設定する方法がある。特許文献1によれば、プリンタドライバは製本機にかかわる以下の2項目の情報、すなわち、
・『セットした原稿スタックの「最上位」からピックアップするか「最下位」からピックアップするか』と、
・『原稿はフェースアップでセットするかフェースダウンでセットするか』
とを取得する。そして、プリンタドライバはこの2項目の情報に基づいて、印刷出力物をそのまま製本機にセットして正常に製本処理できるようにページ出力順(昇順/降順)とページ出力面(フェースアップ/フェースダウン)の設定を自動的に行う。このようにプリンタドライバが制御することにより、製本機に関するこれら2項目の情報についてユーザが把握することを不要としている。
また、上記の(2)の方法、すなわち、フィニッシャの特性情報を利用してプリンタドライバのユーザインターフェースの機能項目を制御する方法としては、プリンタに装着されているフィニッシャの種類を、手動あるいは自動識別して、ユーザインターフェースの機能項目を制御する方法が提案されている。
また、特許文献2には、製本形式をユーザに選択させ、ユーザが選択した製本形式に従って製本用印刷データを変換し、この製本形式に従って変換された製本用印刷データを印刷して製本原本を出力することが記載されている。特許文献2の構成によれば、ユーザが指定した製本形式に基づいて生成される製本物のプレビュー画面を表示することで、ミスなくユーザが望む製本原本を出力することができ、作業効率の向上、費用削減及び資源保護が可能となる。
特開2004−078449号公報 特開2001−125765号公報
上述のように、プリンタドライバを用いて印刷を行う場合、プリンタや複合機(MFP:Multi Function Peripheral)などの画像形成装置とそれに接続されたインラインフィニッシャで行われる作業内容を、プリンタドライバの設定画面において設定して印刷指示を行うことができる。即ち、画像形成装置とインラインフィニッシャの両方をプリンタドライバから制御することが可能である。ここで、インラインフィニッシャとは、画像形成装置のオプション装置として、画像形成装置と物理的に接続されており、画像形成装置で出力された印刷物を人の手を介することなくフィニッシャに搬送可能な後処理装置のことである。また、インラインフィニッシャは単体ではホストコンピュータと通信できないが、画像形成装置またはプリンタドライバを用いて、フィニッシャでの処理内容(例えば、ステイプル処理)を指定した印刷ジョブを生成することができる。
しかしながら、ユーザにとっては、それらの多数のデバイスを自ら選定し、それぞれに対して所望の設定を行うためには、どのデバイスにどの機能がついているか、どういった設定をすべきかをいちいち把握して設定していく必要があり、煩雑である。そのため、設定が分かりにくく、また、設定抜けがあった場合には再度出力しなおすなど無駄な出力が発生してしまう場合もある。
また、インラインフィニッシャだけではなく、ニアラインフィニッシャやオフラインフィニッシャといった画像形成装置から出力された紙が自動で搬送されない後処理装置を用いて製本作業を行う場合がある。なお、ニアラインフィニッシャとは、コンピュータや画像形成装置といった外部装置と通信する手段を備え、フィニッシャにおいて行う処理内容を、フィニッシャの操作部から入力可能なだけでなく、ネットワークを介して別の機器、例えばホストコンピュータから処理内容(ジョブチケット)を入力することで設定できるようにしたものである。なお、ニアラインフィニッシャはインラインフィニッシャと異なり、画像形成装置とは物理的につながっておらず、画像形成装置で出力された紙はオペレータによって運ばれるものである。また、オフラインフィニッシャとは、ニアラインフィニッシャと同様、画像形成装置とは物理的につながっていないだけでなく、ニアラインフィニッシャが有するような外部装置と通信する手段に有していない後処理装置である。
さて、ニアラインフィニッシャやオフラインフィニッシャといった後処理装置を用いる場合には、プリンタドライバ設計時にオプションとして考慮済みのインラインフィニッシャと異なり、それぞれの後処理装置の能力をドライバ側で認識できない。このため、オペレータ自身がそれぞれの後処理装置で実行する処理を想定しながら、最終的に所望する製本形態とするためのデバイスの決定や印刷時における設定を行う必要があり、更に高度な知識や経験を要求されることになる。
対して、特許文献2では、製本物を生成する原本となる製本データをいくつかの選択式画面を通して設定することが開示されている。しかしながら特許文献2の技術では、最終的な製本物として欲しいもののイメージは有しているが、そのイメージを元に使用デバイスの決定や設定を行うことができないユーザに対する操作性は考慮していない。特許文献2に開示の技術では、予め決められた製本機に限定して出力形態を選び、ユーザが選んだ設定による出力形態がどうなるかを図5などに示されたプレビューイメージ画面として表示しているだけである。また、システム構成が複雑化した場合やシステム構成が変更された場合の対応が開示されていない。例えば、複数の後処理装置が利用可能なケースや、新たな後処理装置がシステムに追加され、実施可能な製本形態が増加した場合等に柔軟に対応することができない。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、所望する最終成果物を得るために必要なデバイスの選択と設定を容易に行わせることを可能にすることを目的とする。
上記の課題を解決するための本発明の一態様による情報処理装置は以下の構成を備える。すなわち、
少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスを有する画像形成システムに接続可能な情報処理装置であって、
前記複数のデバイスの機能情報を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された機能情報に基づいて、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいた選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース手段と、
前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み手段と、
1つの処理段階について、前記インターフェース手段と絞り込み手段を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御手段とを備える。
また、上記の課題を解決するための本発明の他の態様による画像形成システムは以下の構成を備える。すなわち、
少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスと情報処理装置とを含む画像形成システムであって、
前記複数のデバイスの機能情報を保持する保持手段と、
前記保持手段に保持された機能情報に基づいて、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいた選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース手段と、
前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み手段と、
1つの処理段階について、前記インターフェース手段と絞り込み手段を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御手段とを備える。
さらに、上記の課題を解決するための本発明の他の態様による情報処理装置の制御方法は、
少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスを有する画像形成システムに接続可能な情報処理装置の制御方法であって、
前記複数のデバイスの機能情報を保持する保持工程と、
前記保持工程に保持された機能情報に基づいて、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいた選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース工程と、
前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み工程と、
1つの処理段階について、前記インターフェース工程と絞り込み工程を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御工程とを備える。
本発明によれば、ユーザが所望する最終成果物を得るために必要なデバイスの選択と設定を、確実かつ容易に行わせることが可能となる。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。
<第1実施形態>
以下に説明する本実施形態の印刷システムは、画像形成装置、フィニッシャ、プリンタドライバが搭載されたクライアントコンピュータ、およびこれらを接続するネットワークから構成される。この印刷システムにおいて、プリンタドライバは、フィニッシャの特性を記述するファイルを用いてフィニッシャの設定処理を実行する。また、本実施形態では、ウィザード形式の設定画面を提供することにより、ユーザはこの設定画面を通して、所望する最終出力形態から適宜設定を行うことにより、使用するフィニッシャや画像形成装置を決定し印刷設定を行うことが可能である。
[システム構成]
図1は、第1実施形態における印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。図1に示されるように、本実施形態の印刷システムは、情報処理装置としてのクライアントPC11,12、画像形成装置13,14、中綴じ製本機としてのニアラインフィニッシャ15とから構成されている。また、画像形成装置13には、インラインフィニッシャ13aが接続されている。これらの各装置はネットワーク16を介して通信可能に接続されている。なお、図1の印刷システム構成には、ネットワーク16との接続ができないオフラインフィニッシャは示されていないが、本印刷システムがオフラインフィニッシャを有していてもよい。
上述した従来の技術でも記載したが、改めて、インライン、ニアライン、オフラインフィニッシャの各用語について説明する。まず、フィニッシャに対する処理制御の方法の観点から区別して説明する。インラインフィニッシャとは、単体ではホストコンピュータと通信することができないが、フィニッシャにおいて行う処理内容を画像形成装置または画像形成装置を介してホストコンピュータから設定することが可能なものである。オフラインフィニッシャとは、外部装置と通信するための手段を備えず、フィニッシャにおいて行う処理内容をフィニッシャ自身において設定するものである。ニアラインフィニッシャとは、外部装置と通信するための手段を備え、フィニッシャにおいて行う処理内容を、フィニッシャ自身においてのみならず、ネットワークを介して別の機器(例えば、クライアントPC11,12)からも設定できるようにしたものである。
また、印刷出力物の搬送経路(紙パス)におけるインライン、ニアライン、オフラインの特徴を述べる。インラインフィニッシャは、画像形成装置と物理的につながっているフィニッシャであり、画像形成装置の印刷出力した紙が搬送経路(紙パス)を通ってフィニッシャに直接かつ速やかに送られる構成を有する。オフラインフィニッシャは、画像形成装置とは物理的につながっておらず、画像形成装置の印刷出力した紙は台車やトレイ、ベルトコンベアなどで一旦バッファされ、その後にフィニッシャの入力部にユーザによってセットされる。ニアラインフィニッシャは、オフラインフィニッシャと同様に、一旦バッファされた後にその入力部にオペレータによってセットされる。
[プリンタドライバ構成の説明]
クライアントPC11,12は所謂パーソナルコンピュータによって実現されるものであり、そのハードウエア構成はよく知られているので、ここでは図示及び説明を省略する。クライアントPC11とクライアントPC12は同様の構成を有するので、以下クライアントPC11について説明することにする。
図2はプリンタドライバを含むクライアントPC11の内部のソフトウエア構成例を示したものである。クライアントPC11にはオペレーティングシステム(OS)21が搭載されている。プリンタドライバ24やアプリケーションプログラム27はこのOS21上にインストールされ、OS21により制御される。
プリンタドライバ24は、ユーザI/Fの表示や設定の保存などを行うユーザI/Fドライバ25とアプリケーションからOSを通して指示される印刷描画命令を画像形成装置が解釈可能なコードに変換するグラフィックドライバ26から構成されている。なお、OS21が管轄する保存領域内に、プリンタドライバ設定保存領域22が設けられている。ユーザI/Fドライバ25を介してユーザが設定した印刷属性はこのプリンタドライバ設定保存領域22に保存される。また、ユーザI/Fドライバ25、グラフィックドライバ26、アプリケーションソフトウエア27はOS21を介してこのプリンタドライバ設定保存領域22にアクセスすることができ、ユーザが設定した印刷属性を読み取ることが可能である。プロファイル保存領域23は、プリンタドライバ24が画像形成装置13を介して、またはフィニッシャから直接取得したフィニッシャプロファイルを保存するOS21内の記憶領域である。プロファイル保存領域23に保存されるフィニッシャプロファイルついては図4、図5により後述する。
さらに、クライアントPC11の通信I/F28と画像形成装置13(及び/又は14)側の通信I/F29とはネットワーク16などの通信媒体で接続されている。グラフィックドライバ26はOS21を介して画像形成装置13,14に印刷データの送信が可能であり、また画像形成装置13,14の構成情報やステータスなどをOS21を介して取得することも可能である。なお、画像形成装置13,14に対してそれぞれ専用のプリンタドライバが設けられる。
[画像形成装置の構成]
図3は本実施形態に係る画像形成装置13の構成を示すブロック図である。本実施形態では、画像形成装置13として複合機(MFP)を用いる。図3に示すように、画像形成装置は、画像の読み取りを行なうスキャナ入力部301と、ファクシミリなどに代表される電話回線を利用した画像の送受信を行なうFAX部302を有する。また、ネットワークを利用して画像データや装置情報をやりとりするNIC(Network Interface Card)部303と、他の画像形成装置やフィニッシャ、ホストコンピュータ等との間で情報の送受信を行なうことが可能な専用I/F部304を備えている。更に、USB(Universal Serial Bus)メモリに代表されるUSB機器と画像データの書き込みや読み出しを行なうためのUSBインターフェース(I/F部)305を備えている。なお、図2の通信I/F29はNIC部303に対応する。
ジョブ制御部300は、画像形成装置の用途に応じて画像データを一時的に保存し、その画像データ等を適宜読み出して、出力するための処理工程(処理経路)を制御することができる。また、ジョブ制御部300は、操作部313を介して操作者からの指示により、保存したハードディスク等のメモリから読み出した画像データを、専用I/F部304等を経由してクライアントPC11,12や他の画像形成装置等の外部装置にデータ転送を制御することができるものとする。
文書格納部307は、複数の画像データを格納することが可能なハードディスク等のメモリを具備している。例えば、スキャナ入力部301からの画像データ、FAX部302を介して入力されたファクシミリジョブの画像データ、NIC部303を介して入力されたコンピュータ等の外部装置からの画像データ、専用I/F部304を介して入力された他の画像形成装置からの画像データ等、複数種類の画像データを、ハードディスク等のメモリに格納することができる。そして、ジョブ制御部300は、プリンタ部310等の出力部における処理に従い、ハードディスク等のメモリに格納した画像データを適宜読み出して、プリンタ部310等の出力部に転送制御する。
画像データを文書格納部307に格納する際に、圧縮伸張部306は、必要に応じて、画像データを圧縮して格納したり、逆に圧縮して格納された画像データを読み出す際に元の画像データに伸張して戻したりする処理を行なう。また、画像データがネットワークを経由する際には、JPEG、JBIG、ZIPなど圧縮データを使用することも可能であり、画像データが画像形成装置に入力された後、圧縮伸張部306は圧縮データを伸張することができる。
共通DB部308は、フォント、カラープロファイル、ガンマテーブルなど共通に扱われる各種パラメータテーブルなどが格納されており、必要に応じて呼び出すことができる。また、新しいパラメータやテーブルを格納し、修正、更新することができる。例えば、画像形成装置に対して新たに追加登録するニアラインフィニッシャに関する登録データを格納することも可能である。
PDLデータが入力された場合、ジョブ制御部300は、PDL部312によるRIP(Raster Image Processor)処理や、必要に応じて画像処理部311で印刷出力のための画像処理を行なうよう制御する。更に、ジョブ制御部300は、その際に作られる画像データの中間データやプリントレディデータ(印刷出力のためのビットマップデータやそれを圧縮したデータ)を必要に応じて、文書格納部307に再度格納するように、制御することもできる。
そして、ジョブ制御部300は、上述のプリントレディデータをプリンタ部310に送り、プリンタ部310でプリントアウトされた記録媒体(記録紙)は後処理部309で、仕分け処理や、製本等の仕上げ処理が行われる。すなわち、後処理部309はインラインフィニッシャを含む。
ジョブ制御部300は、画像形成装置の使い方に応じて、例えば、以下のようにパスの切り替えを行なうことができる。
複写機能 :スキャナ入力部→画像処理部→プリンタ部
FAX受信機能 :FAX部→画像処理部→プリンタ部
ネットワークスキャン :スキャナ入力部→NIC部
ネットワークプリント :NIC部→PDL部→画像処理部→プリンタ部
外部装置へのスキャン :スキャナ入力部→専用I/F部
外部装置からのプリント :専用I/F部→画像処理部→プリンタ部
外部メモリへのスキャン :スキャナ入力部→USB I/F部
外部メモリからのプリント:USB I/F部→PDL部→画像処理部→プリンタ部
ボックススキャン機能 :スキャナ入力部→画像処理部→文書格納部
ボックスプリント機能 :文書格納部→プリンタ部
ボックス受信機能 :NIC部→PDL部→画像処理部→文書格納部
ボックス送信機能 :文書格納部→NIC部
プレビュー機能 :文書格納部→操作部
上記以外にも、E−mailサービスやWebサーバ機能を初めとして、様々な機能との組み合わせが考えられるが、ここでは割愛する。
また、ボックススキャン、ボックスプリント、ボックス受信、あるいは、ボックス送信とは、文書格納部307を利用したデータの書き込みや、読み出しを伴う画像形成装置の処理機能である。この処理機能は、ジョブ毎やユーザ毎に文書格納部307内のメモリを分割して、一次的にデータを保存して、ユーザIDやパスワードを組み合わせてデータの入出力を行なうことができる。
更に、操作部313は、上記の様々なフローや機能を選択したり操作指示したりするためのものであるが、操作部313の表示装置の高解像度化に伴い、文書格納部307にある画像データをプレビューし、確認後OKならばプリントすることもできる。
[プロファイルの内部構造]
次に、クライアントPC11のプロファイル保存領域23に保存されるフィニッシャプロファイルについて説明する。
本実施形態では、画像形成装置、フィニッシャ等のそれぞれのデバイスはそれぞれの能力をXML形式で記述したプロファイル情報を有する。フィニッシャは、製本機、裁断機、折機など種類が多様であり、それぞれの種類ごとに機能が大きく異なる。また、新規機能の追加などにより情報の変化が激しい。そのため、本実施形態では、それらに適切に対応できるタグ形式で記述したXMLをフィニッシャプロファイルに用いる。もちろん、新規機能追加等に対して適応的に記述できる形式であればどのような記述形式であっても問題はない。また、フィニッシャプロファイルは、フィニッシャ毎に用意される。
図4は製本機のフィニッシャプロファイルを記述した例を示す図であり、図5は裁断機のフィニッシャプロファイルを記述した例を示す図である。両図において、「FinishingType」は製本機、裁断機などの種類を、「Manufacturer」は製造したメーカ名、「ProductName」は型式を表している。よって、図4は「ABC社が製造した11ABCという型式の製本機(Type : Bookbinding)」を表している。また、図5は「XYZ社が製造した10XYZという型式の裁断機(Type : Cutting)」を表している。なお、図4の〈Booklet〉や図5の〈Cutting〉といったタグは製本機や裁断機の固有の能力を記述したものである。このように各フィニッシャの固有の機能に対しては、それぞれ個別にタグで定義することでプロファイルとしての記述が可能となる。これらのプロファイル情報は、例えば、フィニッシャの記憶装置に保存されており、画像形成装置に読み出されて収集されるか、ホストコンピュータとしての情報処理装置が備えるプリンタドライバの制御により、直接ニアラインフィニッシャから収集される。
[フィニッシャプロファイルの管理]
図6は画像形成装置13のフィニッシャプロファイルに関連するモジュールを説明する図である。図2でも説明したように画像形成装置13は外部との通信を行うための通信I/F29を有する。フィニッシャプロファイル制御部51は、外部からのフィニッシャプロファイルの取得要求に対してフィニッシャプロファイルの送信などを行う。フィニッシャ管理テーブル52は、フィニッシャの名称や対応するフィニッシャプロファイル名、接続状況などを管理するテーブルである(図7により後述する)。フィニッシャプロファイル保存領域53は、図4や図5で説明したようなフィニッシャプロファイルの実体を保存する。なお、画像形成装置13に接続可能なフィニッシャは予め登録されており、フィニッシャ名称などの情報はフィニッシャ管理テーブル13に、それぞれのフィニッシャに対応するプロファイルはフィニッシャプロファイル保存領域53に保存されている。ここで、画像形成装置13に接続可能なフィニッシャとはインラインフィニッシャ、ニアラインフィニッシャを含む。
図7は、フィニッシャ管理テーブル52のデータ構成例を示す図である。フィニッシャ管理テーブル52には画像形成装置13に接続可能なフィニッシャの情報が予め格納されている。本実施形態のフィニッシャ管理テーブル53は、データ項目として、管理番号101(変数型はUnsigned Short)、フィニッシャ名称102(変数型はString)、メーカ名称103(変数型はString)、対応するプロファイルのファイル名称104(変数型はString)、フィニッシャの接続状況105(変数型はBooleanで、falseの場合は未接続、trueの場合は接続を示す)を有する。例えば、管理番号101が「#5」の欄は、フィニッシャ名称102が「Finisher-X」、メーカ名称103が「XYZ」社、対応するプロファイルのプロファイル名称104は「finisher-x-of-xyz.XML」、また接続状況105は「true」であるため接続されていることを示している。他の欄についても同様に解釈することができる。但し、図7のテーブルでは、管理番号「#5」のフィニッシャ以外は未接続状態となっている。本実施形態において、Finisher-Xはインラインフィニッシャ15に対応しているものとする。ネットワークへのニアラインフィニッシャ等の接続に応じたフィニッシャ管理テーブル52の更新処理等については第2実施形態(図19)を参照して説明する。
<フィニッシャプロファイルの取得>
プリンタドライバが画像形成装置からニアラインフィニッシャのフィニッシャプロファイルを取得、保存する手順を説明する。
図2の構成において、プロファイル保存領域23はプリンタドライバ24が画像形成装置13から取得したフィニッシャプロファイルを保存するOS内の記憶領域である。プリンタドライバ24は、OSのAPI(Application Programming Interface)を通してプロファイル取得モジュールを起動し、このプロファイル取得モジュールを用いて画像形成装置からフィニッシャプロファイルを取得し、プロファイル保存領域23に保存する。プロファイル取得モジュールは、プリンタドライバ24の一部のモジュールとして構成してもよいし、OS21の一部の機能として提供されてもよい。また、フィニッシャプロファイルの要求や送信を行うために、クライアントPC側の通信I/F28と画像形成装置側の通信I/F29間で、通信媒体が使用される。なお通信に用いるプロトコルは、プリンタドライバからのフィニッシャプロファイル取得の要求、及びフィニッシャプロファイルの実体の送信が行えれば、プロトコルの指定はない。次に、フローチャートを元にプリンタドライバが画像形成装置からフィニッシャプロファイルを取得する方法を説明する。図8はこの手順を示すフローチャートである。図8の処理は、たとえばコンピュータの電源投入時に行われたり、印刷処理の指示がユーザによりされた場合に行われたり、あるいはユーザによる明示的な指示に応じて行われる。
はじめにステップS1501において、プリンタドライバ24は、画像形成装置13に対して、当該画像形成装置に接続登録されているフィニッシャプロファイルの取得を要求する。このプリンタドライバからの取得要求に応じて、画像形成装置13は、フィニッシャプロファイル保存領域53に保存しているフィニッシャプロファイルをプリンタドライバが動作するクライアントPC11へ送信する。
要求を受信した画像形成装置(図8ではMFP)は、まずステップS1511において、画像形成装置はフィニッシャ管理テーブルを上から順に閲覧し、各フィニッシャの接続状態を確認する。例えば、画像形成装置が図7に示すフィニッシャ管理テーブル52を保持していた場合、はじめのステップで、画像形成装置13は一番上の行の「Finisher-A」の接続状態を確認する。このテーブルではフィニッシャの接続状態は、利用可能でないことを示す「false」となっている。続いてステップS1512にて接続状態の条件判断を行う。「Finisher-A」は接続状態が「false」であるため、ステップS1514に進む。ステップS1505ではすべてのフィニッシャについて確認したかどうか判断する。まだすべてのフィニッシャの確認をしていなければステップS1511に戻る。このステップを「Finisher-B」「Finisher-C」「Binder-ABC」について同様に繰り返す。
次に、ステップS1511にて次のエントリである「Finisher-X」の接続状態を確認する。「Finisher-X」の接続状態は、利用可能であることを示す「true」であるので、次のステップS1512の条件判断ではステップS1513に進む。ステップS1513においては、画像形成装置は、利用可能なステータスで管理されている各フィニッシャ(すなわちフィニッシャ管理テーブル上で現在着目しているフィニッシャ)のフィニッシャプロファイルをプリンタドライバに送信する。そのために画像形成装置は、フィニッシャ管理テーブル52から、対応するフィニッシャプロファイル名称「finisher-x-of-xyz.xml」を読む。そしてフィニッシャプロファイル保存領域53からこのファイル名のファイルを取り出し、プリンタドライバに送信する(ステップS1513)。
以上のステップS1511〜S1513の処理をフィニッシャ管理テーブル52に登録されているフィニッシャすべてに対して繰り返す。フィニッシャ管理テーブルの最後のフィニッシャの確認が終わると、ステップS1515においてすべての確認が終了したことを示す情報をプリンタドライバに送信してこのフローチャートの処理は終了する。
一方、プリンタドライバは、画像形成装置から応答を受信し(ステップS1502)、その内容が、「終了」でないか判定する(ステップS1503)。「終了」でなければ、受信したデータはフィニッシャプロファイルであるから、それを保存領域に保存する(ステップS1504)。このようにして、プリンタドライバは、画像形成装置から接続状態(すなわち利用可能な状態)にあるニアラインフィニッシャのフィニッシャプロファイルを取得する。
なおインラインフィニッシャのプロファイルもニアラインフィニッシャと同様に取得できる。またインラインフィニッシャについては、画像形成装置に接続可能なものが限られているために、すべてのニアラインフィニッシャのプロファイルをあらかじめ画像形成装置に保存しておいても良い。この場合、実際に接続されたニアラインフィニッシャのプロファイルに活性化フラグ等が関連づけられて、その接続が示される。したがって、フィニッシャの設定等における処理では、活性化されたインラインフィニッシャが利用可能なフィニッシャということになる。
なお、本実施形態では、画像形成装置13によってニアラインフィニッシャのプロファイルを一元的に管理するので、画像形成装置13よりフィニッシャプロファイルを取得すれば十分であるが、このような構成に限られるものではない。たとえば、プリンタドライバ24が直接ニアラインフィニッシャにアクセスしてフィニッシャプロファイルを取得するようにしてもよい。その場合、プリンタドライバ24はネットワーク16上のニアラインフィニッシャのアドレスを取得する必要があるが、そのようなアドレスの取得方法等については当業者には明らかであろう。また、上述の形態では、プリンタドライバがフィニッシャプロファイルを取得するように構成したが、本発明はその構成に限定されない。取得するのが印刷設定アプリケーション27aであってもよいし、別の取得手段を用いてもよい。
以上、画像形成装置13からのフィニッシャプロファイルの取得、ニアラインフィニッシャからのフィニッシャプロファイルの取得をプリンタドライバ24の通信機能により実現する構成を示した。このようなフィニッシャプロファイルの取得は、例えばポーリングにより適当なタイミングで行われるようにしてもよいし、以下で説明するウィザード生成時に実行されてもよい。また、ニアラインフィニッシャやオフラインフィニッシャをマニュアルで登録できるようにしてもよい。なお、上述したように、画像形成装置13が利用可能な全てのフィニッシャ(インラインフィニッシャ、ニアラインフィニッシャ、オフラインフィニッシャ)のプロファイルがフィニッシャ管理テーブル52に登録されるのであれば、プリンタドライバ24は画像形成装置13から当該印刷システムの全てのフィニッシャプロファイルを取得できる。また、インラインフィニッシャのプロファイルはフィニッシャ管理テーブル52を用いず、画像形成装置13からプリンタドライバ24に別途通知されるようにしてもよい(この場合、フィニッシャ管理テーブル52にはインラインフィニッシャを登録されない)。
[機能テーブルの生成]
クライアントPC11に保持されている印刷設定アプリケーション27aは、プロファイル保存領域23に保存されたフィニッシャプロファイルと各プリンタドライバが保持している画像形成装置の能力情報に基づいて、ユーザが印刷設定を指示するための印刷設定ウィザードを生成する。なお、印刷設定ウィザードと称しているが、このウィザードは、データの印刷に関する設定に留まらず、印刷された用紙を各フィニッシャを用いて製本などの後処理を実行するための設定も行うことが可能である。
なお、ウィザードとは、利用者に対して対話形式のガイダンスを表示し、いくつかの選択肢の中からガイドに従って選択させることで、複雑なソフトウェアの操作や設定を容易に行なえるようにする機能及びその表示画面を指している。コンピュータにアプリケーションソフトウェアをインストールする場合に、インストールする機能やインストール先のディレクトリなどを順に表示するウィザード画面などがよく知られている。
印刷設定アプリケーション27aは、まず、フィニッシャプロファイルと画像形成装置の能力情報を収集し、プロファイルの内容を機能毎に分析する。そして、印刷機能、製本機能、断裁機能など、各処理段階の機能単位にまとめられた機能テーブルを作成する。なお、本実施形態では、処理段階を「印刷段階」と「後処理段階」の2種類にまとめる。
図9はプリンタドライバ24が取得した各装置の能力及び機能情報のうち、画像形成装置13とインラインフィニッシャ13aの能力及び機能情報を模式的に示した図である。なお、ここで説明する「機能」とは、例えば、印刷処理や、綴じ処理といった、実行可能な処理を指し、「能力」とは、例えば、印刷速度や綴じ枚数といった、上記機能が有するスペックを指している。しかしながら、以後、説明を簡略化するために、能力及び機能情報を単に能力情報とだけ記載する場合がある。実際には図4又は図5で説明したようなXMLで表記された情報である。また、図10は印刷設定アプリケーション27aによるテーブル生成を示す図である。なお、画像形成装置やそれに付属するインラインフィニッシャについては、プリンタドライバ設計時点でそれらの能力及び機能が把握可能であるため、上述したXMLで記述されたプロファイルである必要は無い。
本実施形態においては、画像形成装置13(図9の(a))はカラー機(モノクロも対応可能)で、印字スピードは100枚/毎分、対応用紙サイズはA4,A3…等であることを表している。また、インラインフィニッシャ13aは画像形成装置13に接続されているインラインフィニッシャであり、その能力(図9の(b))は、対応用紙サイズはA4,A3、搭載用紙枚数が16枚、綴じ方法が端部綴じ、…などであることを示している。印刷設定アプリケーション27aはこれらの能力情報を装置毎に登録した装置テーブル120を生成する。
次に、印刷設定アプリケーション27aは、装置テーブル120から機能テーブル130を生成する。例えば、印刷設定アプリケーション27aは、印刷システムによる処理を印刷処理や印刷後処理といった複数の処理段階に分け、各処理段階の機能(印刷機能や製本機能)毎に能力情報を収集して機能テーブル130を生成する。たとえば、各画像形成装置の能力情報(画像形成装置13の能力情報121,画像形成装置14の能力情報122)を収集して、印刷機能を収集した印刷テーブル131を作成する。また、各フィニッシャの能力情報(インラインフィニッシャ13aの能力情報124、ニアラインフィニッシャ15の能力情報125、オフラインフィニッシャ(不図示)の能力情報125)を収集して、製本機能を収集した製本テーブル132を作成する。図11に本実施形態における機能テーブル(印刷テーブルと製本テーブル)のデータ構成例を示す。
[ウィザードジェネレータによるウィザード画面の生成処理]
印刷設定アプリケーション27aは上述した機能テーブル130を読み込んで印刷設定ウィザードを構築するウィザードジェネレータ140(図10)を有する。ウィザードジェネレータ140は図11に示されるような機能テーブル130(画像形成機能をまとめた印刷テーブル131と主にフィニッシャ機能をまとめた製本テーブル132を有する)を参照して、後述の印刷設定処理で用いられるウィザード画面を生成する。ウィザードジェネレータは、ディスプレイに表示させるためのウィザード画面の生成と、画面間の遷移条件などが記述された制御プログラムとを生成するアプリケーションである。
図12は、ウィザードによる製本デバイスの選択、設定を行う処理を説明するフローチャートである。なお、図12では、機能テーブルのうち、処理の最終形態、即ち、最終成果物である製本物を生成するための最終段階である製本処理に対応する製本テーブルから参照してウィザード画面の生成が開始される。
ステップS201において、ウィザードジェネレータ140は、機能テーブル130に製本テーブルが存在するかどうかを判断する。製本テーブルが存在する場合は、ステップS202に進み、製本をするかどうかを問い合わせるウィザード画面を生成する。このウィザード画面の例を図13に示す。
続いて、ステップS203では、ウィザードジェネレータ140は、製本テーブル132に複数の製本種別が存在するかどうかを判断する。複数の製本種別が存在する場合、ステップS202で生成したウィザード画面での「製本する」の指定だけでは、どのような製本種別で製本を行うか、また、どのようなフィニッシャを使用するか確定できない。そこで、ステップS203において、複数の製本種別がある場合はステップS204へ移行する。そして、ステップS204において製本種別を選択するためのウィザード画面を生成する。
ここで、ステップS203における判断、及びステップS204におけるウィザード画面の生成について具体的に説明する。まず、ステップS203では、製本テーブル132の中の「綴じ機能」の内容を参照し、「綴じ機能」に複数の綴じ機能が存在するか否かを判定する。図11に示した製本テーブル132の「綴じ機能」を参照すると、インラインフィニッシャ13aは端部綴じの機能を有していることがわかる。また、ニアラインフィニッシャ15は端部綴じの機能と中綴じの機能を有していることがわかる。つまり、製本の形態としては、端部綴じによる製本物と、中綴じによる製本物の生成が可能であり、複数の製本種別が選択できなければならない。
このように、ステップS203において、複数の製本種別(製本の形態)が存在すると判断した場合は、ステップS204に移行する。ステップS204では、ステップS203で判断された複数の製本種別をユーザに選択させるための製本種別選択用ウィザード画面を生成する。上述した例では、端部綴じと中綴じの2種類が存在するので、これらのうちのどちらかを選択する画面を生成する。このときのウィザード画面の例を図14に示す。
ステップS205では、図14に示すウィザード画面による機能種別の選択の結果、使用するフィニッシャが単一に定まる場合にはデバイスを確定し、ステップS206からステップS207へ処理を進める。つまり、ステップS204で生成された製本種別選択用ウィザード画面に表示された複数の製本種別のどちらを選択したとしても、選択された製本種別に対応するフィニッシャが決定される場合には、この段階でユーザが望む製本処理を実行するフィニッシャが確定できる。
一方、ステップS205で、少なくとも1つの製本種別を選択しただけでは、使用するデバイス(フィニッシャ)が確定しないとウィザードジェネレータ140が判断した場合には、ステップS205からステップS204へ戻り、後述のフィニッシングデバイス選択ルールに従って使用デバイスを決定するためのウィザード画面を生成する。
少なくとも1つの製本種別を選択しただけでは、使用するデバイス(フィニッシャ)が確定しない場合の具体例を挙げる。例えば、製本テーブル132が参照され、機能種別として「端部綴じ」が選択された場合、インラインフィニッシャ13aとニアラインフィニッシャ15のいずれにおいてもこの機能を実現できる。従ってこの段階では使用デバイスを決定できない。そこで本実施形態では、ステップS205でフィニッシングデバイス選択ルールに従ったウィザードの生成が行われることになる。
また、たとえば綴じ機能が一種類しか存在しないような場合は、当該綴じ機能が設定される。ここでフィニッシングデバイスが確定できない場合(たとえば端部綴じ機能を有するフィニッシャが複数ある場合)は、後述するフィニッシングデバイス選択ルールに従ってウィザード画面が生成されることになる。なお、このとき、存在する綴じ機能を示すとともに、綴じ機能の選択の余地がないことを通知するような画面を生成してもよい。
以下、図11の機能テーブルを元に、フィニッシングデバイス(フィニッシャ)選択ルールを説明する。なお、この選択ルールは一例であり、本発明の構成を限定するものではない。
(フィニッシングデバイス選択ルール例)
製本テーブル132に複数の製本デバイスが存在する場合は、予め決められた所定の問い合わせの順序に従って双方の機能を比較し、機能情報の内容が異なるものに関してどの機能を選択するかを問い合わせる画面を作成する。図11の製本テーブルの例ではインラインフィニッシャ13aとニアラインフィニッシャ15といった2種類のデバイスが存在する。この場合、例えば「綴じ機能」→「対応用紙サイズ」→「積載枚数」…の順序で機能比較を行い、双方で機能情報が異なっているもののみウィザードを作成する。以下、具体的に説明する。なお、このフィニッシングデバイス選択ルール例では、ステップS204の処理について説明する。
(1)最初に綴じ機能を比較して、端部綴じであるか中綴じであるかを選択するウィザード(図14)を作成する。ここで、このウィザード画面を通してユーザが中綴じ機能を選択した場合にはフィニッシングデバイスはニアラインフィニッシャに特定されるので、この画面から遷移する画面として、ニアラインフィニッシャ固有の設定を行う画面を生成し、設定する。
(2)端部綴じ機能が選択された場合はフィニッシングデバイスを確定できない。そこで、両デバイスの「対応用紙サイズ」を比較する。図11の機能テーブル132に格納された情報によると、「対応用紙サイズ」の仕様が双方で同じであるからウィザードは作成しない。なお、ここで「対応用紙サイズ」の仕様が異なる場合には用紙サイズを選択するウィザードを作成することになる。
(3)(2)でデバイスが確定しない場合は、「積載枚数(綴じ可能上限枚数)」を比較する。図11の機能テーブルの例では「積載枚数」は双方で異なるので、印刷範囲(ページ数)と印刷レイアウトとを問い合わせるウィザードを生成する。このウィザード画面の表示例を図15に示す。印刷範囲1701では、印刷対象ドキュメントの全ページを印刷するか、指定されたページを印刷するか等の設定を行える。印刷レイアウト1702では用紙に対するページデータのレイアウトが設定される。図15ではプルダウン選択方式によるレイアウト選択が示されている。こうして設定された内容から綴じる対象の用紙枚数の演算を行い、枚数が16枚より多い場合には、使用すべきデバイスがニアラインフィニッシャ15に確定される。しかし、枚数が16枚以下の場合には更に別の機能の問い合わせウィザードを生成する。なお、印刷対象ドキュメントのページ数は、後述する印刷実行時に、ドキュメントデータをウィザードプラグインが参照することで取得可能である。もちろん、ドキュメントデータを生成したアプリケーションからページ数を取得する構成であってもよい。
(4)問い合わせるべき項目を全て終了してもデバイスが特定されない場合にはインラインフィニッシャを優先的に選択する。それでも確定できない場合は、デバイスの登録順、名前順、処理速度など所定の選択ルールに従って確定することになる。このとき処理速度優先などのように、ユーザが選択ルールを設定できるようにしてもよい。或いは、最後まで残ったフィニッシャを表示してユーザに選択させるようにしてもよい。
上述のフィニッシングデバイス選択ルールに基づくステップS204の処理により、ステップS205において、製本種別に対応するフィニッシャが確定できると判断した場合は、ステップS206に移行する。ステップS206では、製本種別に対応するフィニッシャを使用するための設定必要条件(綴じ位置、用紙サイズ、枚数、…)を設定するためのウィザード画面を生成する。このウィザード画面は、各フィニッシャ毎に処理可能な設定項目を一括表示した画面であってもよいし、設定項目を段階的に設定させるウィザード形式の画面群であってもよい。例えば、インラインフィニッシャ13aに関する画面では、綴じ方向(長辺綴じなのか、短辺綴じなのか)や綴じ位置といった各種の設定項目を1つの画面内に表示させるような画面を生成してもよい。また、最初に綴じ方向だけを選択させる画面を生成し、その画面の次に表示する画面として、綴じ位置だけを選択させる画面を生成してもよい。
なお、上記の例では、綴じ機能を有する複数のフィニッシャが存在する場合を挙げたが、フィニッシャの中には、紙を裁断する裁断機などのようなものが存在する。例えば、裁断機が存在する場合には、図12のフローチャートのステップS201から、「裁断機能があるか否か」に応じて、ウィザード画面を生成していけばよい。そして、製本機能に関して生成されたウィザード画面と、裁断機能に関して生成されたウィザード画面との遷移条件を決定すればよい。つまり、図13で示したウィザード画面の「製本しない」をユーザが選択した場合には、裁断機能に関して生成されたウィザード画面である「裁断する」「裁断しない」を選択するウィザード画面に遷移するように関連付けを行う。また、図13で示したウィザード画面の「製本する」をユーザが選択した場合には、上述の製本内容に関する設定を行った後、「裁断する」「裁断しない」を選択するウィザード画面に遷移するように関連付けを行う。もちろん、「製本する」をユーザが選択し、設定した製本内容が裁断機で裁断可能な能力と合致しない場合には、裁断に関するウィザードを表示させないか、裁断機能が利用できない旨の通知をユーザに行う画面を生成しておき、当該画面を表示するように関連づければよい。例えば、製本に関するウィザード画面においてユーザが決定した用紙種別が、裁断機で裁断可能な用紙種別で無い場合には、たとえ裁断機能の使用に関する要否を問うウィザード画面を用意しておいたとしても、表示しないようにする。または、「製本設定で決定された用紙種別では裁断機能は利用できません」との通知を行う画面を表示するように遷移条件を決定しておく。
以上の処理により、製本やその他の後処理に関する設定を行うことを目的としたウィザード画面群の作成が完了する。続いて、印刷に関する設定を行うことを目的としたウィザード画面群の生成処理に移行する。
ステップS207では、印刷デバイスを確定するためのウィザード画面の生成を行う。ここでは、印刷デバイスの選択ルール例を挙げて、生成処理を説明する。
(印刷デバイス選択ルール例)
1つの印刷テーブルに複数の印刷デバイスが存在する場合は、所定の順序に従って双方の機能を比較する。そして、機能情報の内容が異なるものに関してどの機能を選択するかを問い合わせるウィザード画面を作成する。本実施形態では、「カラー選択」→「対応用紙サイズ」→「印字スピード」…の順序で機能・能力比較を行い、双方で情報が異なっているものについてウィザードを生成する。以下、図11の印刷テーブル131を例として、具体的な手順を説明する。
(1)「カラー選択」機能を比較し、図16に示すようにカラーで出力するか白黒で出力するかを選択するウィザードを作成する。
(2)(1)で生成された画面の選択項目に従って遷移する画面を生成する。(1)でカラー出力が選択されたとした場合には、カラー印刷に対応する画像形成装置は画像形成装置13のみであるので、遷移画面は画像形成装置13が選択される。よって、印刷デバイスを特定するための画面ではなく、画像形成装置13固有の各種設定を行う画面を生成する。白黒印刷が選択されたとした場合には、画像形成装置を特定することができないので、ウィザードジェネレータ140は「対応用紙サイズ」に対応したウィザード画面を生成する。この場合、出力する用紙を選択するウィザード画面(図17)を生成する。ここではプルダウン選択方式(1901)による用紙選択画面を示している。ここでA3が選択された場合、A3の出力ができない画像形成装置14は除外され、画像形成装置13が印刷デバイスとして選択される。しかし、A4が選択された場合にはまだデバイスは特定されない。
(3)(2)の段階で1つの印刷デバイス(画像形成装置)が特定されなければ、上述した製本デバイスを特定するウィザードで決定されたフィニッシングデバイスがインラインフィニッシャであるかどうかを判別するルーチンを設ける。そして、実際にウィザードを用いてユーザが印刷設定を実行する過程において、印刷デバイスを特定する以前の処理で確定したフィニッシングデバイスがインラインフィニッシャであり、当該インラインフィニッシャに接続されている印刷デバイスが(2)の判断終了時点で候補に含まれていれば、その印刷デバイスを選択する。
(4)(3)においても印刷デバイスが決定されない場合(フィニッシングデバイスがインラインフィニッシャではない場合、もしくは(2)の後に候補として残った印刷デバイスにはフィニッシングデバイス選択において決定されたインラインフィニッシャが接続されていない場合)、複数ある印刷デバイスのうち、予め指定しておいた優先順や、出力速度の速いデバイスなど、所定の選択ルールに従って印刷デバイスを決定するルーチンとする。なお、この決定のために、ユーザの好み(スピード優先/ランニングコスト優先など)を設定可能としてもよい。或いは、最後まで残った印刷デバイスを表示する画面を生成し、この画面を通してユーザに選択させるようにしてもよい。
(5)最後に、デバイス固有の設定を行うための画面を生成する。
そして、ウィザード画面生成処理を終了する。
以上が、ウィザードジェネレータ140による、印刷設定ウィザード生成処理である。なお、ウィザードジェネレータ140で生成されたウィザードは、図2に示したホストコンピュータの印刷設定アプリケーションとして保存される。また、画面群や画面間の遷移条件もあわせて保存される。
[ウィザードを用いた印刷設定処理]
続いて、上述した手順で生成されたウィザードを用いた印刷設定について説明する。ユーザは、アプリケーションとして保存されている「印刷設定ウィザード」を起動する。そして、まずは印刷設定ウィザードに、ユーザが印刷を所望する原稿データ(例えば、PDFファイル)を認識させる。これは、ウィザードにファイルを指定するための参照画面を表示させ、ユーザが印刷を所望する原稿データのデータパスを指定するなどで対応できる。ファイルが特定されると、クライアントPCの画面上に図13に示した画面が表示される。
以後、ユーザは表示される画面を通して、自らが望む内容を入力しながら画面を遷移させることで、フィニッシングデバイス及び印刷デバイスを自動的に決定することができる。
ここで、ウィザードを通して入力された設定情報は、OSによって随時ウィザード(印刷設定アプリケーション)が有する一時的な格納領域に記憶される。印刷デバイスが確定すると、印刷設定アプリケーションが、当該印刷デバイスに対応するプリンタドライバの設定保存領域22に、印刷設定アプリケーションが有する格納領域に格納された設定情報を記憶させる。これにより、通常のプリンタドライバを介して印刷設定された場合と同様の状態が得られる。
上述したウィザードでは、全ての設定が終了すると、「印刷を開始するか否か」をユーザに指定させる画面を表示する。この画面において印刷を開始する場合には、ユーザが「印刷を開始する」旨の指定を入力する。
印刷開始が指示された場合、印刷設定アプリケーションは、利用する印刷デバイスのプリンタドライバを起動させる。プリンタドライバは、設定保存領域22に保存された印刷設定を用いて、ウィザードで指定されている原稿データを受け取る。
以後、設定されている印刷設定を反映させた印刷対象データと、デバイスに対する指示や制御を実行するためのコマンドを含む印刷ジョブを生成する。
プリンタドライバで生成された印刷ジョブはネットワークを介して印刷デバイスに送信され、設定された印刷条件で印刷が行われる。
なお、ニアラインフィニッシャを利用する印刷設定の場合には、ニアラインフィニッシャに対して設定情報を通知することになる。ニアラインフィニッシャに対する設定情報の通知は、後処理内容を記述したジョブ制御情報として通知される。ジョブ制御情報はジョブチケットとも称されるものであり、ニアラインフィニッシャが解釈可能な構造化言語で記述されている。プリンタドライバが生成したジョブチケットを画像形成装置経由、または直接ニアラインフィニッシャに送信する。それを受け取ったニアラインフィニッシャはジョブ制御情報を解釈し、画像形成装置で出力された印刷物の後処理に必要な設定を自動的に行うことができる。なお、本発明は、プリンタドライバから画像形成装置、インラインフィニッシャ、ニアラインフィニッシャに対する印刷ジョブの生成や送信、印刷ジョブのデータ形式などは如何なるものであってもよい。
なお、上記処理ではウィザードの生成を前もって実行し、ユーザが印刷を実行する場合にこのウィザードを用いて最終成果物から対話的に条件を設定することで、容易に印刷設定及び後処理装置設定を行うことを説明した。しかし、ウィザードを表示する時点でウィザード画面を生成するように構成してもよい。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ユーザが所望する最終成果物から必要事項を対話的に入力させるための印刷設定ウィザードを生成し、本ウィザードを用いて印刷及び後処理に関する設定を行うことで、所望する最終成果物を得るための画像形成装置及び、その他必要な装置の選択と設定を容易に行うことができる。
<第2実施形態>
第1実施形態の構成に新たにニアラインフィニッシャを追加した場合のウィザードジェネレータ140の動作に関して、以下、第2実施形態で述べる。
図18は第2実施形態における印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。図1に示した第1の実施形態の印刷システムに、新たにニアラインフィニッシャ17〜19がネットワーク16に接続されている。
図19は、フィニッシャを画像形成装置に登録する手順を説明するフローチャートである。ユーザが新しいフィニッシャを設置しネットワーク16に接続すると、ステップS301において、新たなフィニッシャの接続が検出される。このフィニッシャの検出は、画像形成装置の操作部を介して、新たなフィニッシャのIPアドレスを入力することで、画像形成装置がフィニッシャ認識可能となる。但し、フィニッシャの認識処理は他の方法であっても構わない。
次に、ステップS302において、画像形成装置の操作パネルにおいて接続したフィニッシャの状態を接続状態に変えるためのユーザインターフェースを表示する。このユーザインターフェースを用いた接続操作について図20〜図22を用いて説明する。
図20は画像形成装置13の操作部313における操作画面の初期表示状態を示した図である。ユーザはフィニッシャの接続設定を行うために、まず図20のOptionsボタン2201を押下する。このボタン2201は画像形成装置のオプション設定を行うためのものである。ボタン2201の押下により図21の操作画面が表示される。ユーザはさらに図21の「Finisher Registration」ボタン2301を押下する。このボタン2301の押下により、図22のフィニッシャ接続登録画面が表示される。
図22に示されるフィニッシャ登録画面には登録可能なフィニッシャの一覧が表示され、各フィニッシャの接続登録を行うことができる。フィニッシャの一覧は、フィニッシャ名称2401、メーカ名称2402、接続状況2403から構成される。この一覧表には一度に7個のフィニッシャが表示されているが、これらの7個の前後にリストされるフィニッシャを閲覧するには、表示リストを上下するボタン2404,2405を押下することにより行う。
図22のフィニッシャ登録画面を用いた接続登録あるいは接続登録の解除は次のように行う。まず、対象のフィニッシャの行のどこかの部分をタッチすることにより選択状態とする。図22では行2407が選択状態となっている。このように所望のフィニッシャを選択した状態で、「Connect」ボタン2409にタッチすれば選択状態のフィニッシャが接続登録され、「De-Connect」ボタン2408にタッチすれば選択状態のフィニッシャの接続状態が解除される。
以下、図18に示すように第1実施形態(図1)のシステム構成に対して、Finisher-Y(ニアラインフィニッシャ17)、Finisher-A(ニアラインフィニッシャ18)、Finisher-B(ニアラインフィニッシャ19)を接続登録する場合に関して説明する。
まず、Finisher-Yを登録するために、行2407のどこかの部分にタッチしてFinisher-Yを選択状態とする。次にこの状態で「Connect」ボタン2409にタッチしてこのフィニッシャを接続登録する。同様に、Finisher-A、Finisher-Bをそれぞれ接続登録するために、行2412,行2413に対して上記の登録作業を行う。こうして、Finisher-Y(ニアラインフィニッシャ17)、Finisher-A(ニアラインフィニッシャ18)、Finisher-B(ニアラインフィニッシャ19)がConnect状態となる。
最後に、「OK」ボタン2411にタッチすると、上記の設定を有効にして、画像形成装置本体の操作パネルの初期画面に戻る。なお、上記の登録作業を破棄する場合は、「Cancel」ボタン2410にタッチする。この操作により、上述の操作内容はすべて破棄され、後述する画像形成装置のフィニッシャ管理テーブルの更新作業は行われない。
OKボタン2411の押下により処理はステップS303へ進み、画像形成装置はフィニッシャ管理テーブル52を更新する。以下、フィニッシャ管理テーブル52の更新処理について説明する。図22のフィニッシャ接続登録画面において、ユーザはXYZ社のFinisher-Y、ABC社のFinisher-A、ABC社のFinisher-Bを接続登録したので、図7に示したフィニッシャ管理テーブル52を更新する。上述した接続登録に従って、管理番号#1、#2、#6(Finisher-Y、Finisher-A、Finisher-B)の接続状態の欄をfalseからtrueに書き換える。図7の状態のフィニッシャ管理テーブル52に対してそのような更新が行われた後のフィニッシャ管理テーブル52を図23に示す。図23に示されるように、管理番号101が#1、#2、#6のFinisher-A 、Finisher-B、 Finisher-Yの接続状態はtrueに変更されている。
以上の手順でユーザが設置したフィニッシャの接続登録手順が完了する。なお本実施形態では、フィニッシャ接続後にユーザが画像形成装置の操作パネルでフィニッシャの接続設定を行ったが、フィニッシャ管理テーブルが更新できれば他の方法でも実施が可能である。例えば画像形成装置とフィニッシャは通信媒体で接続されているため、接続時のプロトコルを定義して、画像形成装置とフィニッシャ同士がそのプロトコルに基づき通信することにより、画像形成装置がフィニッシャを自動的に接続登録する方法なども可能である。
その後、上述したフィニッシャプロファイルの取得方法により、ポーリング等の所定のタイミングでクライアントPC11が能力情報の収集(図8)を行うと画像形成装置13からは更新された能力情報が取得される。従ってクライアントPC11は、取得された能力情報に従って機能テーブル130を更新する。以下、機能テーブルの更新処理について説明する。
[機能テーブルの更新]
印刷設定アプリケーション27aはこれら前述のフィニッシャ管理テーブルを参照して、図11に示すような、予め保持していた製本テーブルを新規に追加されたフィニッシャのプロファイルを利用して更新する。図24は本実施例に対応した製本テーブルを示す。なお、ここでは製本テーブルに断裁機(ニアラインフィニッシャ18)、折り機(ニアラインフィニッシャ19)を含めて表示してあるが、これらのフィニッシャはそれぞれ別の機能テーブルとして管理してもよい。
このように、機能テーブルが更新された場合、ウィザードジェネレータ140は、更新された内容が生成されているウィザードと不整合が生じているか否かを判定する。不整合が生じている、即ち、新たな機能が追加されたり、削除されている場合には、ウィザードの構成を構築しなおす。
例えば、図24に示すように、綴じ機能として、くるみ製本機能が追加された場合には、図14で示した製本印刷の方法をユーザが指定する画面に「くるみ製本」を追加するとともに、くるみ製本機固有の情報を設定させるための画面を生成することになる。もちろん、フィニッシャの追加や削除だけでなく、画像形成装置の追加や削除においても同様の処理を行う。
以上説明したように、第2実施形態によれば、機能テーブルの更新処理を行うことにより、ウィザードを再構築し、印刷システム構成の変化に柔軟に対応できる。
<第3実施形態>
[上記ウィザード+デバイスコンフィグ情報による動的再構築]
印刷設定アプリケーション27aを起動した段階で、プロファイル保存領域23または装置テーブルに予め保持してある各デバイスのステータス情報を取得する。そして、このステータス情報に基づいて、動作に支障をきたしているデバイス(例:消耗品無し、故障、ビジーなど)があるかどうかをチェックする。動作に支障のあるデバイスがあればそのデバイスを機能テーブルにおいて選択不許可とするフラグを立てる。
ウィザードジェネレータは、上記フラグが立っているデバイスがある場合、予め生成してあるウィザードの条件分岐において該当するデバイスが関係する画面を特定し、そのデバイスを選択することがないよう、ウィザード画面を構成しなおす。また、ウィザード画面の再構成を行うことで影響を及ぼす他の画面(設定条件)がある場合、その画面についても順次構成を変更する。
以上のように第3実施形態によれば、フィニッシャの状態に応じてウィザード画面を構成できる。例えば、動作に支障のあるフィニッシャは選択の対象からはずすようにウィザード画面を構成できるので、確実に使用できるデバイスが自動的に選択されることになり、操作性が向上する。
第1実施形態における印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。 プリンタドライバを含むクライアントPC11,12の内部のソフトウエア構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 製本機のフィニッシャプロファイルを記述した例を示す図である。 裁断機のフィニッシャプロファイルを記述した例を示す図である。 画像形成装置13のフィニッシャプロファイルに関連するモジュールを説明する図である。 フィニッシャ管理テーブル52のデータ構成例を示す図である。 フィニッシャプロファイルの取得方法を示すフローチャートである。 プリンタドライバ24が取得した各装置のプロファイルのうち、画像形成装置13とインラインフィニッシャ13aの能力情報を模式的に示した図である。 印刷設定アプリケーション27aによるテーブル生成を示す図である。 第1実施形態における機能テーブル(印刷テーブルと製本テーブル)のデータ構成例を示す図である。 ウィザードジェネレータによるういぃざー度画面の生成処理を説明するフローチャートである。 製本するかどうかを問い合わせるウィザード表示画面例を示す図である。 綴じ機能の選択を問い合わせるウィザード表示画面例を示す図である。 印刷範囲(ページ数)と印刷レイアウトとを問い合わせるウィザード画面の表示例を示す図である。 カラーで出力するか白黒で出力するかを選択するウィザード画面の表示例を示す図である。 出力する用紙を選択するウィザード画面の表示例を示す図である。 第2実施形態における印刷システムの構成例を示すシステム構成図である。 フィニッシャを画像形成装置に登録する手順を説明するフローチャートである。 画像形成装置13の操作部313における操作画面の初期表示状態を示した図である。 図20のOptionsボタン2201の押下により表示される操作画面を示す図である。 フィニッシャ接続登録画面の例を示す図である。 図18のシステム構成に対応したフィニッシャ管理テーブルのデータ構成例を示す図である。 図18のシステム構成に対応した機能テーブルのデータ構成例を示す図である。

Claims (16)

  1. 少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスを有する画像形成システムに接続可能な情報処理装置であって、
    前記複数のデバイスの複数の機能項目に関する能力を示す機能情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された機能情報に基づいて、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいて選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース手段と、
    前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み手段と、
    1つの処理段階について、前記インターフェース手段と絞り込み手段を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記複数の処理段階のうちの最終段階から順に処理段階を選択して前記決定制御手段を機能させ、前記複数の処理段階の各処理段階に使用するデバイスを決定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数の処理段階の各々に関して、前記複数のデバイスのうちの利用可能なデバイスについて複数の機能項目とその内容を登録した機能テーブルを生成する生成手段をさらに備え、
    前記インターフェース手段と絞り込み手段は前記機能テーブルを参照してそれぞれの処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記決定制御手段は、前記インターフェース手段と前記絞込み手段の繰り返しによりデバイスを確定できなかった場合に、所定の選択ルールを適用してデバイスを確定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定制御手段で決定されたデバイスのドライバプログラムを起動し、前記インターフェース手段によって提供されたユーザインターフェースを用いて選択された機能を該ドライバプログラムに通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記複数のデバイスについて状態情報を収集し、動作に支障をきたす状態となっているデバイスについては前記インターフェース手段及び前記絞込み手段の対象外とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスと情報処理装置とを含む画像形成システムであって、
    前記複数のデバイスの機能情報を保持する保持手段と、
    前記保持手段に保持された機能情報に基づいて、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいた選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース手段と、
    前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み手段と、
    1つの処理段階について、前記インターフェース手段と絞り込み手段を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御手段とを備えることを特徴とする画像形成システム。
  8. 前記複数のデバイスのうちの少なくとも1つは他のデバイスの機能情報を登録する登録手段を備え、
    前記保持手段は、前記登録手段を有するデバイスより前記複数のデバイスの機能情報を取得して保持することを特徴とする請求項7に記載の画像形成システム。
  9. 少なくとも印刷段階と製本段階を含む複数の処理段階の各々に対応した複数のデバイスを有する画像形成システムに接続可能な情報処理装置の制御方法であって、
    前記複数のデバイスの複数の機能項目に関する能力を示す機能情報を保持した保持手段を参照し、1つの処理段階に対応した複数のデバイスの機能項目の内容に基づいて選択肢を表示し、機能選択のためのユーザインターフェースを提供するインターフェース工程と、
    前記選択肢による選択に基づいて使用可能なデバイスを絞り込む絞込み工程と、
    1つの処理段階について、前記インターフェース工程と絞り込み工程を異なる機能項目について繰り返し機能させて、当該処理段階に用いるべきデバイスを決定する決定制御工程とを備えることを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  10. 前記複数の処理段階のうちの最終段階から順に処理段階を選択して前記決定制御工程を機能させ、前記複数の処理段階の各処理段階に使用するデバイスを決定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  11. 前記複数の処理段階の各々に関して、前記複数のデバイスのうちの利用可能なデバイスについて複数の機能項目とその内容を登録した機能テーブルを生成する生成工程をさらに備え、
    前記インターフェース工程と絞り込み工程は前記機能テーブルを参照してそれぞれの処理を実行することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  12. 前記決定制御工程は、前記インターフェース工程と前記絞込み工程の繰り返しによりデバイスを確定できなかった場合に、所定の選択ルールを適用してデバイスを確定することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  13. 前記決定制御工程で決定されたデバイスのドライバプログラムを起動し、前記インターフェース工程によって提供されたユーザインターフェースを用いて選択された機能を該ドライバプログラムに通知する通知工程をさらに備えることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 前記複数のデバイスについて状態情報を収集し、動作に支障をきたす状態となっているデバイスについては前記インターフェース工程及び前記絞込み工程の対象外とすることを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置の制御方法。
  15. 請求項9乃至14のいずれかに記載の制御方法をコンピュータに実行させるための制御プログラム。
  16. 請求項15に記載の制御プログラムを格納したコンピュータ可読媒体。
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