JP4948233B2 - 情報処理装置、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、出力装置と接続される情報処理装置、そのような情報処理装置におけるプログラム及びその記録媒体に関する。
ネットワーク又はシリアルで、例えばパーソナルコンピュータ(PC)等のコンピュータと、例えばプリンタ、スキャナ又はファクシミリ(FAX)等の周辺機器とが接続されている場合に、コンピュータは、自身に搭載されたアプリケーションで作成又は閲覧したデータを周辺機器が解釈可能なデータへ変換するためのデバイスドライバを有する。例えば周辺機器がレーザプリンタ(LP)及び複合機能プリンタ(MFP)等の画像形成装置の場合に、コンピュータには、一般的に、その画像形成装置専用のプリンタドライバが組み込まれており、これによって、アプリケーションで作成したデータは、画像形成装置が解釈可能なプリンタ言語(PDL)データへと変換される。
図21は、従来技術に従う画像形成システムにおけるコンピュータの機能構成図である。
図21のコンピュータ1000は、例えばウィンドウズ(登録商標)などのOS(Operating System)に基づくユーザインターフェース(UI)を表示することが可能なコンピュータであって、ネットワーク3000を介して第1及び第2のプリンタ2010、2020に接続されており、文書作成ソフト及び表計算ソフト等のような汎用アプリケーションソフトウェアであるアプリケーション1100と、OS1200と、OS1200の内部命令をプリンタ2010又は2020が解釈可能なデータ、所謂プリンタ言語(PDL)データに変換する1又は複数のプリンタドライバ1310、1320、・・・と、ネットワーク3000を介してプリンタ2010及び2020の夫々との間でデータを送受信する通信部1400とを有する。
アプリケーション1100は、プリンタ2010又は2020によって印刷される印刷データを記憶する出力画像記憶部1102と、用紙サイズ、ステープル及びトレイ等の印刷設定項目に関する設定値を記憶する設定値記憶部1104とを有する。
プリンタドライバ1310は、例えばOS1200がウィンドウズ(登録商標)である場合に、印刷先の対応するプリンタ2010に対して印刷設定を行うための画面を表示させるユーザインターフェース(UI)部1312と、アプリケーション1100で作成した文書等のデータを印刷データに変換し、UI部1312で設定した内容を印刷データに付加する描画部1314とに分かれており、UI部1312で設定した内容を描画部1314が受け取るためのデータ構造としてDEVMODEと呼ばれる構造体が規定されている。他のプリンタドライバも同様に構成される。
図21のコンピュータ1000において、アプリケーション1100で作成した文書データを第1のプリンタドライバ1310に対応する第1のプリンタ2010で印刷する際の印刷設定動作について、図22を参照して説明する。図22は、図21に示された従来のコンピュータの印刷設定動作フローを示す。
OS1200は、アプリケーション1100に対して、どのプリンタドライバが使用されているかを隠蔽する役割を有するので、アプリケーション1100からプリンタドライバ1310への要求は全てOS1200を介する。
最初に、ステップS1001で、ユーザは、キーボード又はマウス等の入力装置(図示せず。)により第1のプリンタ2010の印刷要求を行う。具体的には、OSがウィンドウズ(登録商標)であるならば、この印刷要求は、ユーザが文書データを開いた状態で「ファイル」から「印刷」を選択することにより実行される。
ユーザからの印刷要求を受けて、ステップS1002で、アプリケーション1100は、印刷設定値を保存するための領域サイズを確保するために、OS1200に対してサイズ情報を要求する。ステップS1003で、OS1200は、第1のプリンタ2010に対応して使用される第1のプリンタドライバ1310に対してサイズ情報を要求する。これを受けて、ステップS1004で、プリンタドライバ1310は、印刷設定値を保存するために必要な領域サイズの情報をOS1200へ返す。ステップS1005で、OS1200は、プリンタドライバ1310から返された領域サイズの情報をアプリケーション1100に送る。この情報を基に、アプリケーション1100は、ステップS1006で、その設定値記憶部1104に必要な領域サイズを確保する。
次に、ステップS1007で、アプリケーション1100は、確保した領域に標準値(デフォルト設定)を記入するようOS1200に対して要求する。ステップS1008で、OS1200は、プリンタドライバ1310に対して同様の要求を行う。これを受けて、ステップS1009で、プリンタドライバ1310は、標準設定値の情報をOS1200に返す。ステップS1010で、OS1200は、プリンタドライバ1310から返された標準設定値の情報をアプリケーション1100の設定値記憶部1104の所定の領域に記入する。
印刷に先立って、ステップS1011で、アプリケーション1100は、ユーザに印刷設定を変更させるようOS1200に対して要求する。具体的には、OSがウィンドウズ(登録商標)であるならば、この設定変更要求は、ユーザが文書データを開いた状態で「ファイル」から「印刷」を選択した場合に表示される画面において「プロパティ」を選択することにより実行される。ステップS1012で、OS1200は、プリンタドライバ1310に対して同様の要求を行う。これを受けて、ステップS1013で、プリンタドライバ1310は、UI部1312により印刷設定画面を表示させる。ユーザがこの画面に従って印刷設定の各項目に所望の値を入力すると、ステップS1014で、プリンタドライバ1310は、ユーザが入力した値へ設定値を変更する。その後、ステップS1015で、プリンタドライバ1310は、変更された設定値をOS1200に返す。ステップS1016で、OS1200は、プリンタドライバ1310から返された設定値をアプリケーション1100に送る。ステップS1017で、アプリケーション1100は、OS1200を介してプリンタドライバ1310から返された設定値を設定値記憶部1104に保存する。あるいは、アプリケーション1100は、設定値を文書データとともに出力画像記憶部1102に記憶しても良い。
その後、ステップS1018で、アプリケーション1100は、OS1200を介してプリンタドライバ1310から返された設定値を今回の印刷のための設定値として指定し、印刷を指示する。ステップS1019で、アプリケーション1100からの印刷指示は、OS1200を介してプリンタドライバ1310に送られる。これを受けて、ステップS1020で、プリンタドライバ1310は、描画部1314により、ユーザにより変更された印刷設定値に基づいて、対応する第1のプリンタ2010が解釈可能なデータを生成する。最後に、プリンタドライバ1310で生成されたデータは、通信部1400によりネットワーク3000を介して第1のプリンタ2010に送信される。
このように、コンピュータ1000は、印刷動作を実行する過程で、例えばDEVMODE構造体のような所定の形式で印刷設定値を保存する(ステップS1017)。この印刷設定値の保存の仕方は、プリンタドライバの製造メーカ及び機種の間で異なっており、例えば、用紙サイズに関して、ある機種のプリンタドライバは特定の番号を割り当てるのに対し、他の機種のプリンタドライバは用紙の長さ及び幅を値で設定していることがある。また、アプリケーションによっては、印刷設定値が文書データとともに保存されることがある。
この場合に、保存された印刷設定値が他の機種のプリンタを対象としたものであって、ユーザによる印刷設定値の変更(ステップS1014)までの一連の処理が省略され、単に印刷指示が出されるならば、プリンタドライバは、アプリケーションから他の機種のプリンタを対象とした印刷設定値を受け取ることとなるが、この印刷設定値には、そのプリンタドライバが理解不能な情報が含まれうる。
このような、プリンタドライバが理解不能な情報が含まれ得る場合への対応として、例えば特開2002−248831号(特許文献1)には、たとえプリンタドライバが理解することができない無効な印刷設定値があったとしても、その印刷設定値を標準値(デフォルト設定)とすることにより、印刷ジョブを中断させることなく、高い処理効率を実現することができる画像形成装置を開示している。
特開2002−248831号(公報)
しかし、上記特許文献1は、プリンタドライバが理解不能な情報を標準値に訂正することにより処理を続行するために、実際にユーザが期待する印刷結果は得られないという問題があった。また、アプリケーション側でプリンタドライバが理解不能な情報となりうることを把握可能であるようアプリケーションを開発することは非常に困難である。さらに、印刷設定値が文書データとともに保存されるアプリケーションをユーザに意識させることは現実的では無い。
本発明は、上記問題の少なくとも1つに鑑み、出力設定情報に理解不能な情報が含まれる場合にも、適切に出力処理を実行可能な情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の情報処理装置は、出力装置と接続される情報処理装置であって、前記出力装置が実行可能な機能情報を記憶する機能情報記憶手段と、出力時の出力設定情報を受信する受信手段と、該受信手段で受信した前記出力設定情報と、前記機能情報記憶手段に記憶された前記機能情報とに基づき、前記出力設定情報において当該情報処理装置が理解不能な設定を検出する検出手段と、該検出手段によって検出された前記理解不能な設定に関して、当該情報処理装置が理解可能な設定の選択肢を選択するための画面を表示する表示手段と、該表示手段によって表示された画面で選択された前記選択肢に基づき、前記理解不能な設定を、当該情報処理装置が理解可能な設定に訂正する訂正手段を有することを特徴とする。
これにより、受信した出力設定情報に当該情報処理装置が理解不能な設定が含まれていたとしても、その設定を単に標準値に訂正するのではなく、当該情報処理装置が理解可能であって、ユーザによって選択された設定に訂正することができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置は、前記訂正手段による訂正の内容を訂正履歴情報として保存する訂正情報記憶手段を更に有し、前記訂正履歴情報は、前記検出手段によって検出された前記理解不能な設定と、該設定に対する前記訂正手段による訂正の内容とを含む。
これにより、以前に理解不能であると検出されたことがある設定については、ユーザによる選択を伴わずに、自動的に以前の訂正内容と同じ訂正をすることができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記訂正履歴情報は、前記出力設定情報に関するユーザ名、アプリケーション名、及びデータ名の少なくとも1つを更に含む。
これにより、特定のユーザ若しくはアプリケーションに関するデータ、又は特定のデータについて、以前に理解不能であると検出されたことがある設定については、ユーザによる選択を伴わずに、自動的に以前の訂正内容と同じ訂正をすることができる。
望ましくは、本発明の情報処理装置において、前記訂正手段は、前記訂正履歴情報を参照して、前記検出手段によって検出された前記理解不能な設定が理解可能な所定の設定に訂正されたことがある場合には、前記表示手段に、前記理解不能な設定を前記理解可能な所定の設定に訂正するかどうかを選択するための画面を表示させる。
これにより、以前に理解不能であると検出されたことがある設定については、自動的に以前の訂正内容と同じ訂正をするかどうかについて、ユーザに選択を促すこともできる。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、出力装置と接続される情報処理装置に、出力時の出力設定情報と、前記出力装置が実行可能な機能に係る機能情報とに基づき、前記出力設定情報において当該情報処理装置が理解不能な設定を検出する検出手順と、該検出手順によって検出された前記理解不能な設定に関して、当該情報処理装置が理解可能な設定の選択肢を選択するための画面を表示する表示手順と、該表示手順によって表示された画面で選択された前記選択肢に基づき、前記理解不能な設定を、当該情報処理装置が理解可能な設定に訂正する訂正手順とを実行させることを特徴とする。
上記目的を達成するために、本発明のプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録される。
本発明により、出力設定情報に理解不能な設定が含まれる場合にも、その設定を単に標準値に訂正するのではなく、当該情報処理装置が理解可能であって、ユーザによって選択された設定に訂正することができるので、適切に出力処理を実行可能な情報処理装置、プログラム及びその記録媒体を提供することが可能となる。
本発明を実施するための最良の形態について添付の図面を参照して説明する。
〔構成〕
図1は、本発明の一実施形態であるパーソナルコンピュータ(以下、単にPCという)を用いた画像形成システムの一例を表す。
図1において、画像形成システム1は、コンピュータ10と、出力装置の一例としての第1及び第2のプリンタ21、22と、それらを相互に接続して、データ通信を可能にするネットワーク30とを有する。
PC10は、OS(Operating System)に基づくユーザインターフェース(UI)を表示することが可能なコンピュータである。このコンピュータとしては他にPDA(Personal Digital Assistants)又は携帯電話等を適用してもよい。
第1及び第2のプリンタ21、22は、PC10からの要求に基づいてプリント処理をするもので、例えばレーザプリンタ(LP)又は複合機(MFP)等である。なお説明を分かりやすくするために、第1及び第2のプリンタ21、22は、異なる機種であるとする。
図1で、PC及びプリンタは、夫々、1台又は2台ずつしか示されていないが、実際には複数台であっても良い。また、PCとプリンタとの間の接続は、図1に示されるようなローカルエリアネットワーク(LAN)やインターネット等のネットワーク形式はもちろん、例えばUSB等のようなシリアル形式であっても良い。
図2は、図1に示されたPC10のハードウェア構成の一例を表す。図2に示されるように、PC10は、バス16によって相互に接続されたドライブ装置11と、補助記憶装置12と、メモリ装置13と、演算処理装置14と、インターフェース装置15とを有する。PC10での処理を実現するプログラムは、CD−ROM等の記録媒体17によって提供される。
ドライブ装置11は、記録媒体17を読み取るための装置である。プログラムを記録した記録媒体17がドライブ装置11にセットされると、プログラムが記録媒体17からドライブ装置11を介して補助記憶装置12にインストールされる。なお、本実施例では、記録媒体に記録されたプログラムとしては、出力装置に出力するためのデバイスドライバが適用可能であるが、説明を分かりやすくするためにプリンタドライバを例として説明する。
補助記憶装置12は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイル及びデータ等を格納する装置である。メモリ装置13は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置12からプログラムを読み出して格納する装置である。演算処理装置14は、メモリ装置13に格納されたプログラムに従って、PC10の各機能を実行する装置である。インターフェース装置15は、PC10を図1のネットワーク30へ接続するための装置である。
図3は、図1に示されたPC10の機能構成の一例を表す。
図3において、PC10は、ネットワーク30を介して第1及び第2のプリンタ21、22に接続されており、文書作成ソフト及び表計算ソフト等のような汎用アプリケーションソフトウェアであるアプリケーション110と、例えばウィンドウズ(登録商標)などのOS(Operating System)120と、OS120の内部命令をプリンタ21又は22が解釈可能なデータ、所謂プリンタ言語(PDL)データに変換する1又は複数のプリンタドライバ130a、130b等と、ネットワーク30を介してプリンタ21及び22の夫々との間でデータを送受信する通信部140と、アプリケーション110からプリンタドライバ130a、130b等へ送信された印刷設定情報にそのプリンタドライバが理解不能な項目又は値が含まれる場合に、この項目等をそのプリンタドライバが理解可能な適切な値に訂正する設定値訂正部150とを有する。
アプリケーション110は、プリンタ21又は22の印刷対象となる文書データを記憶する出力画像記憶部112と、用紙サイズ、ステープル及びトレイ等の印刷設定項目に関する設定値を含む印刷設定内容を記憶する設定値記憶部114とを有する。
プリンタドライバ130aは、例えばOS120がウィンドウズ(登録商標)である場合に、印刷設定を行うための画面を表示させるユーザインターフェース(UI)部132と、アプリケーション110で作成した文書データを印刷データに変換し、UI部132で設定した内容を印刷データに付加する描画部134とを有し、UI部132で設定した内容を描画部134が受け取るためのデータ構造としてDEVMODEと呼ばれる構造体が規定されている。他のプリンタドライバも同様に構成される。本実施例では、第1のプリンタドライバ130aは第1のプリンタ21に対応し、第2のプリンタドライバ130bは第2のプリンタ22に対応するとする。
設定値訂正部150は、対象のプリンタドライバが理解不能な情報に対する訂正の内容を訂正履歴データとして記憶する訂正データ記憶部152を有する。
図4は、図1に示されたPC10の更に詳細な機能構成の一例を表す。 図4において、PC10は、アプリケーション110と、第1のプリンタドライバ130aと、設定値訂正部150とを有する。
アプリケーション110は、図3に示される出力画像記憶部112及び設定値記憶部114に加え、画面表示部116、設定入力部118及びデータ送信部119を更に有する。画面表示部116は、アプリケーション110で作成された文書データ及び関連する画面をディスプレイ等の表示装置(図示せず。)に表示させる役割を有している。設定入力部118は、画面表示部116によって表示された画面に従ってユーザがキーボード及びマウス等の入力装置(図示せず。)を用いて入力したデータを受ける役割を有している。データ送信部119は、出力画像データ記憶部112に記憶された印刷データ及び設定値記憶部114に記憶された対応する印刷設定内容を含む出力データをプリンタドライバ130aへ送信する役割を有している。
第1のプリンタドライバ130aは、図3に示されるUI部132及び描画部134に加え、データ受信部131、機能情報記憶部136及び検出部138を有する。データ受信部131は、アプリケーション110から送信された出力データを受信する役割を有している。機能情報記憶部136は、プリンタドライバ130aに対応する第1のプリンタ21の機能情報を記憶する役割を有している。検出部138は、機能情報記憶部136に記憶された機能情報を参照して、データ受信部131で受信した出力データに含まれる印刷設定内容から理解不能な項目又は値を検出する役割を有している。図4には示されないが、第2のプリンタドライバ130bも、基本的には同様の構成を有する。
設定値訂正部150は、図3に示される訂正データ記憶部152に加え、訂正実行部154を有する。訂正実行部154は、ユーザ指示に従って、プリンタドライバの検出部138によって検出された理解不能な項目又は値を適切な値に訂正する役割を有している。
〔データ構造〕
図5は、第1のプリンタドライバ130aの機能情報記憶部136に記憶される機能情報スキーマ50の一例を表す。なお、図5は図5a及び図5bから成り、夫々の図に示されるスキーマ50はひと続きのデータである。また、本実施例において、スキーマ50は、XML(Extensible Markup Language)形式で記述される。
図5の機能情報スキーマ50は、プリンタドライバ130aに対応する第1のプリンタ21の機能及びそれら機能のオプション設定値を定義するデータ構造体であって、データの最初に記述された<Capabilities>と、最後に記載された</Capabilities>との間に、設定可能な機能を記述される。機能情報スキーマ50は、記述<Capabilities>と</Capabilities>との間に、「用紙サイズ」設定項目5100と、「両面」設定項目5200と、「ステープル」設定項目5300とを有する。これらの設定項目5100、5200及び5300は、夫々、記述<Feature>と</Feature>との間に記述される。最初の記述<Feature>は、実際には、図5に示されるように、<Feature:name="PaperSize" DisplayName="用紙サイズ">と記される。「name="PaperSize"」はコンピュータが認識可能な機能名称であり、「DisplayName="用紙サイズ"」はディスプレイ等の表示装置に表示され、ユーザが認識可能な機能名称である。
例えば、そのうちの用紙サイズ設定項目5100は、その設定項目について選択されるオプション5110、5120及び5130を含む。オプション5110、5120及び5130は、夫々、記述<Option>と</Option>との間に記述される。
更に、そのうちのオプション5110において、最初の記述<Option>は、実際には、図5に示されるように、<Option:name="A4" DisplayName="A4:210mm×297mm">と記される。「name="A4"」はコンピュータが認識可能な機能名称であり、「DisplayName="A4:210mm×297mm"」はディスプレイ等の表示部に表示され、ユーザが認識可能な機能名称である。
オプション5110は、また、そのオプションの属性5111、5112及び5113を含む。属性5111、5112及び5113は、夫々、記述<Property>と</Property>との間に記述され、オプション5110を一意に定義する値Valueが定義されている。
用紙サイズ設定項目5100は、更に、その設定項目の属性5140を含む。属性5140は、やはり、記述<Property>と</Property>との間に記述され、その設定項目に関して、例えば、コンボボックス、チェックボックス、又は値入力等の設定方法を定義する。本実施例では、設定方法は、その設定項目に含まれるオプションのいずれか1つを選択する方式とする。
他の設定項目5200及び5300並びにそれらのオプションも同様に記述される。
ユーザが印刷設定を伴う印刷要求を行う場合に、アプリケーション110は、この機能情報スキーマ50に基づく印刷設定画面を画面表示部116により表示する。
図6は、図5に示された機能情報スキーマ50に基づいてアプリケーション110が表示する印刷設定画面の一例である。
図6の印刷設定画面60は、「用紙サイズ」を設定するための選択肢を含む第1のグループボックス610と、「両面設定」を設定するための選択肢を含む第2のグループボックス620と、「ステープル」を設定するための選択肢を含む第3のグループボックス630とを表示する。第1のグループボックス610は、図5の機能情報スキーマ50に含まれる用紙サイズ設定項目5100に基づいて表示され、第2のグループボックス620は両面設定項目5200に基づいて表示され、第3のグループボックス630はステープル設定項目5300に基づいて表示される。夫々のグループボックスに含まれる選択肢は、機能情報スキーマ50に含まれる夫々の対応する設定項目において定義されるオプションに相当する。
ユーザは、この印刷設定画面60に従って印刷先の第1のプリンタ21の各機能を設定する。本実施例では、ユーザは、複数の選択肢の中から1つを選択することによって印刷時の印刷設定をすることができる。この印刷設定を受けて、アプリケーション110は、設定入力部118により、図7のような印刷設定情報を設定値記憶部114に格納する。
図7は、図6の印刷設定画面60に従ってユーザが印刷設定を行う場合にアプリケーション110の設定値記憶部114に格納される印刷設定情報70のデータ構造の一例を表す。
図7の印刷設定情報70は、第1のプリンタドライバ130aに対応するプリンタ21の各機能に対する印刷設定内容を表すデータ構造体であって、データの最初に記述された<Ticket>と、最後に記載された</Ticket>との間に、各機能の設定内容を記述される。印刷設定情報70は、記述<Ticket>と</Ticket>との間に、「用紙サイズ」設定項目7100と、「両面」設定項目7200と、「ステープル」設定項目7300とを有する。これらの設定項目7100、7200及び7300は、夫々、記述<Feature>と</Feature>との間に記述される。夫々の設定項目において、最初の記述<Feature>は、図5の機能情報スキーマ50と同様に、コンピュータが認識可能な機能名称と、ディスプレイ等の表示部に表示され、ユーザが認識可能な機能名称とを含む。
例えば、そのうちの用紙サイズ設定項目7100は、その設定項目について、図6の印刷設定画面60に従ってユーザが選択した選択肢に対応するオプション7110を含む。このオプション7110は、例えば、図6の印刷設定画面において、「用紙サイズ」を設定するための選択肢を含む第1のグループボックス610において選択肢「A4」が選択される場合に、図5の機能情報スキーマ50の用紙サイズ設定項目5100に含まれオプション5110、51120及び5130のうち、選択肢「A4」に対応するオプション5110である。
他の設定項目7200及び7300並びにそれらのオプションも同様に記述される。
印刷設定情報70は、アプリケーション110の設定値記憶部114に記憶され、その後、印刷される文書データとともに、印刷先のプリンタ21に対応する第1のプリンタドライバ130aに送信される。
一方、図8は、第2のプリンタドライバ130bに記憶される機能情報スキーマに基づく印刷設定情報80のデータ構造の一例を表す。
図8の印刷設定情報80は、第2のプリンタドライバ130bに対応する第2のプリンタ22の各機能に対する設定内容を表すデータ構造体であって、図7の印刷設定情報70と同様に、データの最初に記述された<Ticket>と、最後に記載された</Ticket>との間に、各機能の設定内容を記述される。印刷設定情報80は、記述<Ticket>と</Ticket>との間に、「用紙サイズ」設定項目8100と、「パンチ」設定項目8200と、「ステープル」設定項目8300とを有する。これらの設定項目8100、8200及び8300は、夫々、記述<Feature>と</Feature>との間に記述される。
本実施例において第1のプリンタ21と第2のプリンタ22とは異なる機種であるため、図8の印刷設定情報80は、図7の印刷設定情報70と同じく「用紙サイズ」設定項目8100を有するが、そのオプション8110の属性の記述が異なっている項目があること、及び、図7の印刷設定情報70に含まれない「パンチ」設定項目8200を有することに留意すべきである。
〔動作〕
次に、PC10による印刷設定情報の訂正について説明する。この訂正は、一のプリンタで文書データの印刷を行った後、異なる機種のプリンタで同じ文書データの印刷を行う場合に、ユーザが印刷設定を伴わない印刷要求を行うことにより実行されうる。印刷設定を伴わない印刷要求とは、具体的には、例えばOSがウィンドウズ(登録商標)であるならば、ツールバーに表示されたプリンタのアイコンをクリックすることによる印刷指示のことである。
例えば、本実施例のPC10において、アプリケーション110により作成されたある文書データを第2のプリンタ22で印刷し、その後、同じ文書データを第1のプリンタ21で印刷する場合を考える。この場合に、最初の第2のプリンタ22による印刷動作では印刷設定が実行されたとする。従って、次に第1のプリンタ21で同じ文書データを印刷しようとする際には、第2のプリンタ22による印刷時に設定された印刷設定情報80(図8参照。)がアプリケーション110の設定値記憶部114に予め記憶されている。このような状況で、ユーザが第1のプリンタ21に印刷設定を伴わない印刷要求を行う場合の動作について図9を参照して説明する。
図9は、図4に示されたプリンタドライバ130aによる訂正動作を説明するシーケンス図である。
最初に、ステップS101で、ユーザは、キーボード又はマウス等の入力装置(図示せず。)により第1のプリンタ21の印刷要求を行う。この印刷要求は、印刷設定を伴わないので、図5〜7を参照して説明したような第1のプリンタ21に関する印刷設定情報はアプリケーション110で生成されない。従って、ステップS102で、第1のプリンタ21に対応するプリンタドライバ130aは、アプリケーション110から、受信部131で、設定値記憶部114に記憶された前回の印刷設定情報、即ち、本実施例では第2のプリンタ22に関する印刷設定情報80(図8参照。)を受信する。
ステップS103で、第1のプリンタドライバ130aは、検出部138により、機能情報記憶部136に記憶された第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマ50(図5参照。)を参照して、アプリケーション110から受信した印刷設定情報80に当該プリンタドライバ130aが理解不能な項目又は値が含まれているかどうかを判断する。理解不能な項目が含まれていた場合には、ステップS104で、プリンタドライバ130aは、これらの項目を抜き出して、設定値訂正部150に渡す。ステップS105で、設定値訂正部150は、プリンタドライバ130aのUI部132に、プリンタドライバ130aが理解不能な項目又は値についてユーザに適切な値を設定させるための画面を表示させる。ステップS106で、ユーザは、表示された画面に従って、プリンタドライバ130aが理解不能な項目又は値について訂正内容を入力する。
ステップS107で、設定値訂正部150は、プリンタドライバ130aから、ユーザが入力した訂正内容を受け取る。設定値訂正部150は、先にプリンタドライバ130aから理解不能な項目又は値を受け取っているので、ステップS108で、訂正実行部154により、それらの項目又は値をユーザによって入力された訂正内容に基づいて適切な値に訂正する。その後、ステップS109で、設定値訂正部150は、理解不能な情報を如何に訂正したかという訂正履歴をデータとして訂正データ記憶部152に保存する。
〔理解不能な項目の訂正〕
図9を参照して述べたように、プリンタドライバは、アプリケーションから受信した印刷設定情報にそのプリンタドライバが理解不能な項目が含まれているかどうかを判断し、含まれていた場合には対象となる項目を抜き出す。本実施例では、印刷先のプリンタとして第1のプリンタ21が選択されている状態で、対応する第1のプリンタドライバ130aに前回の印刷設定情報、即ち第2のプリンタ22に関する印刷設定情報をアプリケーションから受信するので、第1のプリンタドライバ130aは、検出部138により、機能情報記憶部136に記憶された第1のプリンタ21に関する機能情報を参照して、アプリケーションから受信した印刷設定情報から理解不能な項目を検出する。第1のプリンタ21に関する機能情報は、図5で機能情報スキーマ50として示され、アプリケーションから送信された(第2のプリンタ22に関する)印刷設定情報は、図8で印刷設定情報80として示される。ここで、図5と図8とを比較すると、図10に表されるように、図8に示される前回の印刷設定情報80には、現在の第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目が含まれる。
図10は、第2のプリンタ22に関する印刷設定情報において第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目を明示する。図10において、第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目は、説明のために丸で囲まれる。
印刷設定情報80は用紙サイズ設定項目8100を含み、更にその用紙サイズ設定項目8100内に「A4」オプション8110を含む。同様に、機能情報スキーマ50は用紙サイズ設定項目5100を含み、更にその用紙サイズ設定項目5100内に「A4」オプション5110を含む。しかし、印刷設定情報80に含まれる「A4」オプション内で定義される属性名は"MediaWidth"及び"MediaLength"であるが、機能情報スキーマ50に含まれる「A4」オプション5110で定義される属性名は"MediaSizeX"及び"MediaSizeY"である。
また、印刷設定情報80はパンチ設定項目8200を含むが、この設定項目は機能情報スキーマ50には含まれない。
従って、第1のプリンタドライバ130aは、アプリケーションから受け取った印刷設定情報80のこれら項目について理解することができない。この場合に、第1のプリンタドライバ130aは、設定値訂正部150に対して、印刷設定情報80においてプリンタドライバ130aが理解不能な項目と、印刷先の第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマ50と、印刷要求を行ったユーザのユーザ名と、印刷要求されたアプリケーション110のアプリケーション名と、印刷する文書データのデータ名とを渡す。あるいは、第1のプリンタドライバ130aは、設定値訂正部150に対して、印刷設定情報80全体を渡しても良い。
次に、設定値訂正部150は、理解不能な項目に対する訂正方法についてユーザに尋ねるために、第1のプリンタドライバ130aのUI部132に図11及び図12のような訂正要求画面を表示させる。
図11は、図10の印刷設定情報80において第1のプリンタドライバ130aが理解不能な属性名を含む「A4」オプション8110に関して訂正をするための訂正要求画面の一例である。
図11の訂正要求画面90aは、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれる理解不能な「A4」オプション8110の内容を示す表示92aと、「A4」オプション8110の設定に対する訂正方法に関する選択肢を含むグループボックス94aとを表示する。グループボックス94aは、この設定を無視すること(標準値に訂正すること含む)又は第1のプリンタドライバ130aが理解可能ないずれかの設定値に訂正することを選択するための選択肢を含む。この場合に、第1のプリンタドライバ130aが理解可能な設定値とは、第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマ50に含まれる用紙サイズ設定項目5100のオプション5110、5120及び5130の夫々に定義される値である。
図12は、図10の印刷設定情報80において第1のプリンタドライバ130aが理解不能なパンチ設定項目8200に関して訂正をするための訂正要求画面の一例である。
図12の訂正要求画面90bは、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれる理解不能なパンチ設定項目8200の項目名を示す表示96bと、パンチ設定項目8200の設定に対する訂正方法に関する選択肢を含むグループボックス98bとを表示する。グループボックス98bは、この設定を無視すること(標準値に訂正すること及び設定を"Off"にすること含む。)又は第1のプリンタドライバ130aが理解可能ないずれかの設定値に訂正することを選択するための選択肢を含む。この場合に、第1のプリンタドライバ130aが理解可能な設定値とは、第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマ50に含まれる設定項目5100、5200及び5300の夫々に定義される値である。
ユーザは、図11及び図12に示された訂正要求画面に従って訂正内容を入力する。設定値訂正部150は、訂正実行部154で、ユーザの選択に基づいて印刷設定情報80の理解不能な項目を適切な値に訂正する。
このように、あるプリンタによって印刷されたデータと同一のデータを、そのとき設定された印刷設定値を用いて別のプリンタで印刷する際に、この設定値に理解不能な項目等が含まれていたとしても、その項目等を単に標準値に訂正するのではなく、接続対象プリンタが理解可能な値であって、ユーザが選択した値に訂正することができる。
またこの例では、あるプリンタへの印刷に用いた印刷設定を、他のプリンタへの印刷に用いた際に理解不能な設定があったときの処理を説明しているが、プリンタドライバが知らないプリンタに対して印刷指示がされた場合であっても、理解不能な印刷設定を、理解可能な印刷設定に訂正することにより、適切な印刷を行えるようになる。即ち、理解不能な印刷設定を理解可能な印刷設定に訂正することが可能となる。
〔訂正履歴データの保存〕
また、設定値訂正部150は、対象のプリンタドライバが理解不能な項目に対する訂正を行う際に、その訂正内容を訂正履歴データとして訂正データ記憶部152に保存する。
図13は、訂正データ記憶部に記憶される訂正履歴データである。
図13の訂正履歴データ300aは、本実施例ではテーブル形式であるが、他の形式であっても良い。訂正履歴データ300aは、実行された1回の訂正毎に割り当てられた履歴IDと、ユーザ名と、アプリケーション名と、文書データ名と、印刷先プリンタの機種名と、アプリケーションから送信された印刷設定情報における訂正前後の設定項目名及びオプション定義とを含む。
本実施例では、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれる用紙サイズ設定項目8100に関して、そのオプション設定が、第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目として検出され、訂正される。例えば、このオプション設定を、ユーザが、図11の設定要求画面に従って、第1のプリンタドライバ130aが理解可能な設定値として、第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマ50に含まれる用紙サイズ設定項目5100の第1のオプション5110に定義される値に訂正するよう指示したとする。この場合に、然るべく訂正が実行された後、訂正履歴データ300aには、図13に示されるように、履歴ID="H1"として、「ユーザ"SUZUKI"がアプリケーション"WORD"(即ち、アプリケーション110。)を使って文書"Doc1"を"機種A"(即ち、第1のプリンタ21。)に出力しようとしたときに、"PaperSize(コンピュータが認識可能な機能名称であって、表示装置上では「用紙サイズ」と表される。)"設定項目にある"A4"オプションが理解不能であったので、機種Aの"A4"オプションに訂正した」ことを意味する訂正内容が保存される。同様に、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれるパンチ設定項目8200が理解不能な項目として検出され、訂正される場合に、図12の設定要求画面において、ユーザがこの項目の設定を無視することを選択するならば、訂正履歴データ300aには、図13に示されるように、履歴ID="H2"として、「ユーザ"SUZUKI"がアプリケーション"WORD"を使って文書"Doc1"を"機種A"に出力しようとしたときに、"Punch(コンピュータが認識可能な機能名称であって、表示装置上では「パンチ」と表される。)"設定項目を無視した("Ignore")」ことを意味する訂正内容が保存される。
図13の訂正履歴データ300aが予め保存されている場合に、訂正履歴データ300aに含まれるユーザ名と同じ名称を有するユーザが、同じアプリケーションを使って、同じ文書データを同じ機種のプリンタに出力しようとするならば、以前に訂正が実行された場合と同じ設定項目についてプリンタドライバが理解不能であると判断されることがある。この場合に、設定値訂正部150は、図11及び図12の訂正要求画面90a、90bをUI部132に表示させる前に、訂正履歴データとして保存されている訂正内容に従って訂正を行うかどうかをユーザに確認するために、第1のプリンタドライバ130aのUI部132に図14のような訂正確認画面を表示させる。
図14は、訂正履歴データとして保存された訂正内容を用いて訂正を実行するかどうかをユーザが選択するための訂正確認画面である。
図14の訂正確認画面90cは、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれる理解不能な「A4」オプション8110の内容を示す表示92cと、同じアプリケーションによる同じ文書データに対して前回実行された訂正内容を示す表示96cと、前回の訂正内容を用いて訂正をするかどうかを選択する選択肢を含むグループボックス94cとを表示する。グループボックス94cは、新たに訂正すること、今回だけ前回と同じ訂正をすること、この文書に対して(今回を含め)以降も前回と同じ訂正をすること、又は、このアプリケーションに対して(今回を含め)以降も前回と同じ訂正をすることのいずれか1つを選択するための選択肢を含む。
即ち、ユーザは、図14の訂正確認画面90cに従って訂正内容を繰り返すか否かを入力する。設定値訂正部150は、このときのユーザの選択を繰り返し設定データとして訂正データ記憶部152に保存する。
図15は、訂正データ記憶部152に記憶される繰り返し設定データである。
図15の繰り返し設定データ300bは、本実施例ではテーブル形式であるが、他の形式であっても良い。繰り返し設定データ300bは、図13の訂正履歴データ300aとして保存されている以前の訂正内容を用いて訂正を実行するための繰り返し設定毎に割り当てられた繰り返しIDと、以前の訂正内容による訂正の繰り返しを選択したユーザの選択ユーザ名と、訂正を繰り返し実行する際に用いられる訂正内容に割り当てられた訂正履歴データ300aにおける履歴IDと、訂正を繰り返し実行するための条件とを含む。なお、訂正を繰り返し実行するための条件とは、図14の訂正確認画面90cにおいてグループボックス94cからユーザが選択した選択肢の内容を表す。
本実施例では、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80に含まれる用紙サイズ設定項目8100に関して、そのオプション設定が、第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目として検出され、訂正される。この訂正内容は、図13の訂正履歴データ300aに履歴ID"H1"を割り当てられて記録される。この場合に、再び同じユーザが同じアプリケーションにより同じ文書を今度は第1のプリンタ21に出力しようとするならば、設定値訂正部150は、第1のプリンタドライバ130aのUI部132に図14の設定確認画面90cを表示させる。この画面において、ユーザが、印刷される文書データが同じである場合に、(今回を含め)以降も前回と同じ訂正をすることを選択するならば、繰り返し設定データ300bには、図15に示されるように、繰り返しID="R1"として、「ユーザ"SUZUKI"に対しては、履歴ID"H1"の内容を"文書に対して有効"にするよう繰り返し指示がされた」ことを意味する内容が保存される。
ここまで説明した設定値訂正部150の訂正動作を図16に示す。
最初に、第1のプリンタドライバ130aが、データ受信部131によりアプリケーション110から印刷設定情報を受信し、この印刷設定情報に理解不能な項目が含まれていることを検出部138により検出すると、ステップS201で、設定値訂正部150は、第1のプリンタドライバ130aから、印刷設定情報において第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目と、印刷先の第1のプリンタ21に関する機能情報スキーマと、印刷要求を行ったユーザのユーザ名と、印刷要求されたアプリケーション110のアプリケーション名と、印刷する文書データのデータ名とを受け取る。あるいは、設定値訂正部150は、第1のプリンタドライバ130aから印刷設定情報全体を受け取っても良い。この場合、検出部138は、第1のプリンタドライバ130aではなく、設定値訂正部150に設けられても良い。
ステップS202で、設定値訂正部150は、受け取った一連の情報を基に、訂正データ記憶部152に記憶された訂正履歴データを参照して、該当項目に関して訂正履歴が残っているかどうかを判断する。訂正履歴が残っている場合には、ステップS203で、設定値訂正部150は、その訂正履歴に割り当てられた履歴IDを基に、訂正データ記憶部152に記憶された繰り返し設定データを参照して、その訂正履歴の訂正内容について繰り返し設定があるかどうかを判断する。繰り返し設定がある場合には、ステップS204で、設定値訂正部150は、訂正実行部154により、繰り返し設定された訂正履歴の訂正内容に従って該当項目を訂正する。訂正後、ステップS213で、設定値訂正部150は、訂正した項目を第1のプリンタドライバ130aに返す。
一方、ステップS203において繰り返し設定があると判断されなかった場合には、ステップS205で、設定値訂正部150は、図14に示したような訂正確認画面を第1のプリンタドライバ130aのUI部132に表示させる。ステップS206で、ユーザは、表示された訂正確認画面において、前回の訂正内容を用いて訂正をするかどうかを選択する。前回の訂正内容を用いて訂正することが選択された場合には、ステップS207で、設定値訂正部150は、訂正実行部154により、前回の訂正履歴の訂正内容に従って該当項目を訂正する。訂正後、ステップS208で、設定値訂正部150は、繰り返し処理の内容を繰り返し設定データとして訂正データ記憶部152に記憶する。その後、ステップS213で、設定値訂正部150は、訂正した項目を第1のプリンタドライバ130aに返す。
一方、ステップS202において訂正履歴が残っていると判断されなかった場合、又は、ステップS206において前回の訂正内容を用いて訂正することが選択されなかった場合には、ステップS209で、設定値訂正部150は、図11及び図12に示したような訂正要求画面を第1のプリンタドライバ130aのUI部132に表示させる。ステップS210で、ユーザは、表示された訂正要求画面において、該当項目を訂正するかどうかを選択する。該当項目を訂正することが選択された場合には、ステップ211で、設定値訂正部150は、訂正実行部154により、訂正要求画面においてユーザにより設定された訂正内容に従って該当項目を訂正する。訂正後、ステップS212で、設定値訂正部150は、訂正内容を訂正履歴データとして訂正データ記憶部152に記憶する。その後、ステップS213で、設定値訂正部150は、訂正した項目を第1のプリンタドライバ130aに返す。
一方、ステップS210において該当項目を訂正することが選択されなかった場合には、ステップS214で、設定値訂正部150は、訂正を行わずに、印刷の中断を第1のプリンタドライバ130aに返す。
このように、以前に検出されたものと同じ項目又は値についてプリンタが理解不能な項目又は値であることが検出された場合に、ユーザによる選択を伴わずに、該当項目等に対して自動的に以前の訂正内容と同じ訂正をするか、あるいは、新たに、プリンタが理解可能な値であって、ユーザが選択した値に訂正するかを選択することができる。また、更に、本実施例により、そのような選択的な訂正を、ユーザ、アプリケーション又はデータの少なくとも1つを特定して行うこともできる。
次に、複数のユーザによって訂正データが共有される場合の本発明に従う実施例について説明する。
図17に示される画像形成システムは、PC10及び10と、第1及び第2のプリンタ21、22と、サーバ23と、それらを相互に接続して、データ通信を可能にするネットワーク30とを有する。
PC10及び10は、夫々、ネットワーク30を介して第1及び第2のプリンタ21、22並びにサーバ23に接続されており、アプリケーション110及び110と、OS120及び120と、1又は複数のプリンタドライバ130a、130b、・・・及び130a、130b、・・・と、通信部140及び140と、設定値訂正部150及び150とを有する。
PC10及び10は、基本的には、図3に示された実施例1に従うPC10と同じ構成を有するが、訂正データ記憶部232が、夫々のPCの設定値訂正部150及び150ではなく、サーバ23に設けられている点で異なる。
図13に示される訂正履歴データ300aのように訂正データ記憶部232に記憶された訂正履歴データにユーザ名が含まれる場合には、設定値訂正部150及び150は、ユーザに、印刷する文書データに関して現在のユーザ以外の者によって実行された訂正の履歴が存在することを通知するとともに、この訂正履歴の内容を用いて訂正を実行するかどうかを尋ねるために、印刷先のプリンタに対応するプリンタドライバのUI部に図18のような設定確認画面を表示させる。
図18は、訂正履歴データに保存された他のユーザによる訂正内容を用いて訂正を実行するかどうかをユーザが選択するための訂正確認画面である。
図18の訂正確認画面90dは、例えば一のPC10において、アプリケーション110から送信された印刷設定情報80(図8参照。)に印刷先の第1のプリンタ21に対応する第1のプリンタドライバ130aが理解不能な項目が含まれる場合に、理解不能な項目である「A4」オプション8110の内容を示す表示92dと、同じアプリケーションによる同じ文書データに対する印刷設定値が他のユーザにより訂正されたこと及びその訂正内容を通知する表示96dと、他のユーザによる前回の訂正内容を用いて訂正をするかどうかを選択するグループボックス94dとを表示する。表示96dは、図18に示されるように、訂正履歴データ300a(図13参照。)に含まれるユーザ名及び訂正前後の設定項目名又はオプション定義に基づいて表示される。
本実施例のようにネットワークに接続された複数のPCがアクセス可能なサーバに訂正データ記憶部を設けて、複数のPC間で訂正履歴データを共有することは、複数人によって用いられる変更不可のマスターデータについて夫々のユーザが印刷を行う場合に有用である。そしてこのような場合、あるユーザによるマスターデータの印刷設定値に対する訂正内容を他のユーザも利用することができる。
〔変形例〕
上記実施例において、設定値訂正部は、プリンタドライバとは別に設けられていたが、図19に示されるように、プリンタドライバに含まれても良い。あるいは、設定値訂正部は、図20に示されるように、プリンタに設けられも良い。図20に示されるように設定値訂正部が夫々のプリンタに設けられる場合には、プリンタドライバがアプリケーションから受け取った印刷設定情報に含まれる理解不能な項目若しくは値、又は印刷設定情報全体は、PCからネットワークを介して対象のプリンタへ送信される。この場合に、印刷設定情報が図7及び図8に示したようにXML形式で記述されるならば、設定値訂正部をウェブサービスとしてプリンタに設け、印刷設定情報の内容をアプリケーション又はプリンタドライバによってSOAPメッセージとしても良い。
また、上記実施例では、プリンタドライバに関して説明したが、アプリケーションからの指示を機器が解釈可能なデータに変換するソフトウェアであれば、スキャナドライバ及びPC−FAXドライバ等の他のデバイスドライバにも適用することができる。また、本発明の実施例は、デバイスドライバドライバ及びそれに準じるモジュールの形態に限定されず、アプリケーション自身に適用させても良い。
また、本発明は、情報処理装置に置いてハードウェアとして実現されても良く、あるいは、ハードディスク(HDD)及び読出し専用メモリ(ROM)等のメモリに格納され、コンピュータで実行されるプログラムとして実現されても良い。
以上、発明を実施するための最良の形態について説明を行ったが、本発明は、この最良の形態で述べた実施の形態に限定されるものではない。本発明の主旨を損なわない範囲で変更することが可能である。
実施例1の画像形成システムの一例を表す。 実施例1のPCのハードウェア構成の一例を表す。 実施例1のPCの機能構成の一例を表す。 実施例1のPCの更に詳細な機能構成の一例を表す。 実施例1のプリンタドライバに記憶される機能情報スキーマの一例を表す。 実施例1のプリンタドライバに記憶される機能情報スキーマの一例を表す。 図5の機能情報スキーマに基づいて表示される印刷設定画面の一例である。 図6の印刷設定画面に従ってユーザが印刷設定を行う場合にアプリケーションで生成される印刷設定情報のデータ構造の一例を表す。 実施例1の他のプリンタドライバに記憶される機能情報スキーマに基づく印刷設定情報のデータ構造の一例を表す。 実施例1のプリンタドライバによる訂正動作を説明するシーケンス図である。 図8の印刷設定情報において検出された理解不能な項目を明示する。 図10の印刷設定情報に含まれる理解不能な項目について訂正をするための訂正要求画面の一例である。 図10の印刷設定情報に含まれる理解不能な他の項目について訂正をするための訂正要求画面の一例である。 実施例1の訂正履歴データのデータ構造の一例である。 図13の訂正履歴データとして保存された訂正内容を用いて訂正を実行するかどうかを選択するための訂正確認画面の一例である。 実施例1の繰り返し設定データのデータ構造の一例である。 実施例1の設定値訂正部による訂正動作を説明するフローチャートである。 実施例2の画像形成システムの一例を表す。 図13の訂正履歴データに保存された他のユーザによる訂正内容を用いて訂正を実行するかどうかを選択するための訂正確認画面の一例である。 実施例1及び実施例2の画像形成システムの第1の変形例を表す。 実施例1及び実施例2の画像形成システムの第2の変形例を表す。 従来の画像形成システムにおけるコンピュータの機能構成図である。 図21に示された従来のコンピュータの印刷設定動作フローを示す。
符号の説明
10,10,10,1001,1010 情報処理装置(PC)
110,110,110 アプリケーション
112,112,112 出力画像記憶部
114,114,114 設定値記憶部
116 画像表示部
118 設定入力部
120,120,120 OS
130a,130b,130a,130b,130a,130b プリンタドライバ
132,132,132 UI部
134,134,134 描画部
136 機能情報記憶部
138 検出部
140,140,140 通信部
150,150,150 設定値訂正部
152,232 訂正データ記憶部
154 訂正実行部
21,22 プリンタ
23 サーバ
30 ネットワーク
300a 訂正履歴データ
300c 繰り返し設定データ
50 機能情報スキーマ
60 印刷設定画面
70,80 印刷設定情報
90a,90b 訂正要求画面
90c,90d 訂正確認画面

Claims (11)

  1. 出力装置と接続される情報処理装置であって、
    前記出力装置が実行可能な機能に係る機能情報を記憶する機能情報記憶手段と、
    出力時の出力設定情報を受信する受信手段と、
    該受信手段で受信した前記出力設定情報と、前記機能情報記憶手段に記憶された前記機能情報とに基づき、前記出力設定情報において当該情報処理装置が理解不能な設定を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された前記理解不能な設定に関して、当該情報処理装置が理解可能な設定の選択肢を選択するための画面を表示する表示手段と、
    該表示手段によって表示された画面で選択された前記選択肢に基づき、前記理解不能な設定を、当該情報処理装置が理解可能な設定に訂正する訂正手段と
    前記訂正手段による訂正の内容を訂正履歴情報として保存するとともに、該訂正履歴情報に含まれる過去に訂正されたことがある理解不能な設定が再び検出される場合に該過去の訂正と同じ訂正を行うことを示す繰り返し設定情報を記憶する訂正情報記憶手段と
    を有する情報処理装置。
  2. 記訂正履歴情報は、前記検出手段によって検出された前記理解不能な設定と、該設定に対する前記訂正手段による訂正の内容とを含む、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記訂正履歴情報は、前記出力設定情報に関するユーザ名、アプリケーション名、及びデータ名の少なくとも1つを更に含む、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記訂正手段は、前記訂正履歴情報を参照して、前記検出手段によって検出された前記理解不能な設定が理解可能な所定の設定に訂正されたことがある場合に、該理解不能な設定について前記繰り返し設定情報が記憶されているかどうかを判断し、該繰り返し設定情報が記憶されていない場合に、前記表示手段に、前記理解不能な設定を前記理解可能な所定の設定に訂正するかどうかを選択し且つ前記理解不能な設定が再び検出される場合に前記所定の設定への訂正を繰り返すかどうかを選択するための画面を表示させる、請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 出力装置と接続される情報処理装置に、
    出力時の出力設定情報と、前記出力装置が実行可能な機能に係る機能情報とに基づき、前記出力設定情報において当該情報処理装置が理解不能な設定を検出する検出手順と、
    該検出手順によって検出された前記理解不能な設定に関して、当該情報処理装置が理解可能な設定の選択肢を選択するための画面を表示する表示手順と、
    該表示手順によって表示された画面で選択された前記選択肢に基づき、前記理解不能な設定を、当該情報処理装置が理解可能な設定に訂正する訂正手順と
    前記訂正手順での訂正の内容を訂正履歴情報として保存するとともに、該訂正履歴情報に含まれる過去に訂正されたことがある理解不能な設定が再び検出される場合に該過去の訂正と同じ訂正を行うことを示す繰り返し設定情報を記憶する訂正情報記憶手順と
    を実行させるプログラム。
  6. 記訂正履歴情報は、前記検出手順で検出された前記理解不能な設定と、該設定に対する前記訂正手順での訂正の内容とを含む、請求項5記載のプログラム。
  7. 前記訂正履歴情報は、前記出力設定情報に関するユーザ名、アプリケーション名、及びデータ名の少なくとも1つを更に含む、請求項6記載のプログラム。
  8. 当該情報処理装置に、更に、前記訂正履歴情報を参照して、前記検出手順で検出された前記理解不能な設定が理解可能な所定の設定に訂正されたことがある場合に、該理解不能な設定について前記繰り返し設定情報が記憶されているかどうかを判断し、該繰り返し設定情報が記憶されていない場合に、前記理解不能な設定を前記理解可能な所定の設定に訂正するかどうかを選択し且つ前記理解不能な設定が再び検出される場合に前記所定の設定への訂正を繰り返すかどうかを選択するための画面を表示する手順を実行させる、請求項5乃至7のうちいずれか一項に記載のプログラム。
  9. 請求項5乃至8のうちいずれか一項に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 請求項乃至のうちいずれか一項に記載の情報処理装置とネットワークを介して接続され、該情報処理装置から前記出力設定情報とともに送信されるデータを受信し、該データに対して前記出力設定情報に基づく出力処理を行う出力装置。
  11. 請求項乃至のうちいずれか一項に記載の情報処理装置と、
    請求項10に記載の出力装置と
    を有する情報処理システム。
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