JP3854741B2 - 印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体 - Google Patents

印刷制御システム及び印刷制御方法、記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、印刷制御システム及び印刷制御方法、該印刷制御をコンピュータで実行するためのプログラムコードを記憶した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
レーザプリンタや複写機など、アプリケーションからの複数ページデータを2つおりにした場合にページ同士が並ぶように配置する製本印刷機能が搭載されている。
【0003】
一方、印刷データを一旦スプールして、体裁を加工するというような、ホスト側での処理方法によつても実現されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在、上記2つの方法によつて製本印刷が可能であるが、印刷工程において、上記のような製本印刷機能を重複して利用可能である場合、印刷設定が独立したユーザインターフェイスからの設定によるものとなるために、製本印刷を設定するユーザの混乱を招く可能性があった。
【0005】
すなわち、それぞれ独立したユーザインターフェイスからの印刷設定により、製本印刷を設定する場合、所望の製本体裁が適切に設定できているか否か、ユーザにとってわかりにくく操作性が悪かった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、統一したユーザインターフェースを用いて印刷制御設定を行い、製本印刷が設定されている場合は、製本体裁の条件を判断し、第一の情報処理装置と第二の情報処理装置とが重複する機能を効率的に制御して、ユーザの設定に対して適切な印刷制御を可能にすることを目的とするものである。前記目的を達成するべく、本発明に関する印刷制御装置、印刷制御方法、記憶媒体は主として以下の構成からなることを特徴とする。
【0007】
即ち、記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムであって、
前記情報処理装置は、
前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力手段と、
アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール手段と、
前記入力手段により分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較手段と
前記製本設定と前記比較手段による比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分手段と、
前記製本設定および前記配分手段による決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置手段と、
前記配置手段により制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理手段とを備え
前記配分手段により分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理手段は、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする。
【0008】
また、記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムにおける印刷制御方法は、
前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力工程と、
アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール工程と、
前記入力工程により分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較工程と
前記製本設定と前記比較工程による比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分工程と、
前記製本設定および前記配分工程による決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置工程と、
前記配置工程により制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理工程とを備え
前記配分工程により分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理工程は、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする。
【0009】
更に、記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムにおける印刷制御方法をコンピュータに実行させる印刷制御プログラムを格納する記憶媒体であって、該制御プログラムが、
前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力工程のコードと、
アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール工程のコードと、
前記入力工程のコードにより分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較工程のコードと
前記製本設定と前記比較工程のコードによる比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分工程のコードと、
前記製本設定および前記決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置工程のコードと、
前記配置工程のコードにより制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理工程のコードとを備え
前記配分工程のコードにより分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理工程のコードは、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を適用するのに好適である一実施形態について説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
【0011】
図1は、本発明の実施形態の一つである印刷制御システムの構成を説明するブロック図である。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単体の機器であつても、複数の機器からなるシステムであっても、LAN、WAN等のネットワークを介して接続が為され処理が行われるシステムであつても本発明を適用できる。
【0012】
同図において、情報処理装置(ホストコンピュータ)3000は、ROM103のプログラム用ROMあるいは外部メモリ111に記憶された文書処理プログラム等に基づいて図形、イメージ、文字、表(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU101を備え、システムバス104に接続される各印刷デバイス(プリンタ)をCPU101が総括的に制御する。
【0013】
また、このROM103のプログラム用ROMあるいは外部メモリ111には、CPU101の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等を記憶し、ROM103のフォント用ROMあるいは外部メモリ111には上記文書処理の際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM103のデータ用ROMあるいは外部メモリ111には上記文書処理等を行う際に使用する各種データを記憶する。RAM102は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等として機能する。
【0014】
キーボードコントローラ(KBC)105は、キーボード109や不図示のポインティングデバイスからのキー入力を制御する。CRTコントローラ(CRTC)106は、CRTディスプレイ(CRT)110の表示を制御する。
【0015】
107はディスクコントローラ(DKC)で、ブートプログラム、各種のアプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル、編集ファイル、プリンタ制御コマンド生成プログラム(以下プリンタドライバ)等を記憶するハードディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)等の外部メモリ111とのアクセスを制御する。
【0016】
プリンタコントローラ(PRTC)108は、双方向性インターフェース(インターフェース)121を介してプリンタ1500に接続されて、プリンタ1500との通信制御処理を実行する。
【0017】
なお、CPU101は、例えばRAM102上に設定された表示情報RAMへのアウトラインフォントの展開(ラスタライズ)処理を実行し、CRTl10上でのWYSIWYG(What You See Is What You Get)を可能としている。
【0018】
また、CPU101は、CRTl10上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のウインドウを開き、種々のデータ処理を実行する。ユーザは印刷を実行する際、印刷の設定に関するウインドウを開き、プリンタの設定や、印刷モードの選択を含むプリンタドライバに対する印刷処理方法の設定を行える。
【0019】
プリンタ1500は、CPUl12により制御される。プリンタCPUl12は、ROMl13のプログラム用ROMに記憶された制御プログラム等あるいは外部メモリ114に記憶された制御プログラム等に基づいてシステムバス115に印刷制御インターフェース116を介して接続される印刷部(プリンタエンジン)117へ出力情報としての画像信号を出力し、印刷部から出力されたシートに対しサドルステッチなどのシート処理を行うシート処理部123へ、シート処理部インターフェース122を介してシート処理信号を出力する。
【0020】
また、このROMl13のプログラムROMには、CPUl12の制御プログラム等を記憶する。ROMl13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ等が記憶され、ROMl13のデータ用ROMには、ハードディスク等の外部メモリ114がないプリンタの場合には、ホストコンピュータ上で利用される情報等が記憶されている。
【0021】
CPUl12は入力部118を介してホストコンピュータとの通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホストコンピュータ3000に通知できる。RAMl19は、CPUl12の主メモリや、ワークエリア等として機能するRAMで、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMにより、メモり容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAMl19は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。前述したハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ114は、メモリコントローラ(MC)120によリアクセスを制御される。外部メモリ114は、オプションとして接続され、フォントデータ、エミュレーションプログラム、フォームデータ等を記憶する。また、124は操作パネルで操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている。
【0022】
また、前述した外部メモリ114は1個に限らず、複数個備えられ、内蔵フォントに加えてオプションカード、言語系の異なるプリンタ制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。更に、図示しないNVRAMを有し、操作パネル124からのプリンタモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0023】
図2は、プリンタ等の印刷装置が直接接続されているか、あるいはネットワーク経由で接続されているホストコンピュータにおける典型的な印刷処理の構成図である。
【0024】
アプリケーション201、グラフィックエンジン202、プリンタドライバ203、およびシステムスプーラ204は、外部メモリ111に保存されたファイルとして存在し、実行される場合にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM102にロードされ実行されるプログラムモジュールである。
【0025】
また、アプリケーション201およびプリンタドライバ203は、外部メモリ111のFDや不図示のCD―ROM、あるいは不図示のネットワークを経由して外部ディスク111のHDに追加することが可能となっている。外部メモリ111に保存されているアプリケーション201はRAM102にロードされて実行されるが、このアプリケーション201からプリンタ1500に対して印刷を行う際には、同様にRAM102にロードされ実行可能となっているグラフィックエンジン202を利用して出力(描画)を行う。
【0026】
グラフィックエンジン202は、印刷装置ごとに用意されたプリンタドライバ203を同様に外部メモリ111からRAM102にロードし、アプリケーション201の出力をプリンタドライバ203に設定する。そして、アプリケーション201から受け取るGDI(Graphic Device Interface)関数からDDI(Device Driver interface)関数に変換して、プリンタドライバ203へDDI関数を出力する。プリンタドライバ203は、グラフィックエンジン202から受け取つたDDI関数に基づいて、プリンタが認識可能な制御コマンド、例えばPDL(Page Description Language)に変換する。変換されたプリンタ制御コマンドは、OSによってRAM2にロードされたシステムスプーラ204を経てインタフェース121経由でプリンタ1500へ印刷データとして出力される仕組みとなっている。
【0027】
本発明の一実施形態である印刷システムは、図2で示したプリンタとホストコンピュータからなる印刷システムに加え、更に図3に示すように、アプリケーションからの印刷データを一旦中間コードデータでスプールする構成を有する。
【0028】
<システムの構成>
図3は、図2のシステムを拡張したもので、グラフィックエンジン202からプリンタドライバ203へDDI関数を送る際に、一旦中間コードからなるスプールファイル303を生成する構成をとる。図2のシステムでは、アプリケーション201が印刷処理から開放されるのはプリンタドライバ203がグラフィンクエンジン202からのすべてのDDI関数をプリンタの制御コマンドヘ変換し終つた時点である。これに対して、図3のシステムでは、スプーラ302がすべてのDDI関数を中間コードデータに変換し、スプールファイル303に出力した時点である。通常、後者の方が短時間で済む。
【0029】
また、図3で示すシステムにおいては、スプールファイル303の内容に対して加工することができる。これによリアプリケーションからの印刷データに対して、拡大縮小、複数ページを1ページに縮小した印刷、および本発明における製本印刷等、アプリケーションの持たない機能を実現する事ができる。
【0030】
印刷データを種々加工可能にして多様な印刷様式で印刷できるようにするために、図2の従前のシステムに対し、図3のような構成として印刷データを中間コードデータでスプールするというシステムの拡張がなされている。
【0031】
なお、印刷データの加工を行うためには、通常プリンタドライバ203が提供するウインドウから設定を行い、プリンタドライバ203がその設定内容をRAM102上あるいは外部メモリ111上に保管する。
【0032】
<データの処理>
以下、図3の詳細を説明する。図に示す通り、この拡張された処理方式では、グラフィンクエンジン202からのDDI関数をディスパッチャ301が受け取る。ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受け取つたDDI関数が、アプリケーション201からグラフィックエンジン202へ発行されたGDI関数の場合には、ディスパッチャ301は外部メモリ111に格納されているスプーラ302をRAM102にロードし、プリンタドライバ203ではなくスプーラ302ヘDDI関数を送付する。
【0033】
スプーラ302は受け取つたDDI関数を中間コードに変換してスプールファイル303に出力する。また、スプーラ302は、プリンタドライバ203に対して設定されている印刷データに関する加工設定をプリンタドライバ203から取得してスプールファイル303に保存する。なお、スプールファイル303は外部メモリ111上にファイルとして生成するが、RAM2上に生成されても構わない。更にスプーラ302は、外部メモリ111に格納されているスプールファイルマネージャ304をRAM102にロードし、スプールファイルマネージャ304に対してスプールファイル303の生成状況を通知する。その後、スプールファイルマネージャ304は、スプールファイル303に保存された印刷データに関する加工設定の内容に従つて印刷を行えるか判断する。
【0034】
スプールファイルマネージャ304はグラフィックエンジン202を利用して印刷を行えると判断した際には、外部メモリ111に格納されているデスプーラ305をRAM102にロードし、デスプーラ305に対して、スプールファイル303に記述された中間コードの印刷処理を行うように指示する。
【0035】
デスプーラ305はスプールファイル303に含まれる中間コードをスプールファイル303に含まれる加工設定の内容に従つて加工し、GDI関数に変換する。そして、グラフィックエンジン202でGDI関数からDDI関数に変換して出力する。
【0036】
ディスパッチャ301がグラフィックエンジン202から受け取つたDDI関数がデスプーラ305からグラフィックエンジン202へ発行されたGDl関数を変換したDDI関数の場合には、ディスパッチャ301はスプーラ302ではなく、プリンタドライバ203にDDI関数を送る。
【0037】
プリンタドライバ203はプリンタ制御コマンド(PDLなど)を生成し、システムスプーラ204経由でプリンタ1500に出力する。
【0038】
このように、図3の印刷処理システムでは、一旦中間コードに変換した印刷ジョブをデスプーラ305によってGDI関数に変換したのち、再びグラフィックエンジンに戻す構成になっている。したがつて、図3の印刷処理システムは、301乃至305の構成をプリンタドライバ毎に変える必要はないという利点がある。
【0039】
<製本印刷>
図4は、製本印刷とその実現結果について説明した一例である。
【0040】
「製本印刷」とは、紙の両面に出力された印刷結果を2つ折りにしたときに、ページ順序があうように印刷ページを並べ替えて印刷することをいい、図4の401もしくは402のようなフォーマットとした印刷である。
【0041】
この製本印刷された401、402は、何らかの方法で403、404のように2つ折りすれば正しいページ順になるようになっている。
【0042】
製本印刷には、大きく分けて以下に述べる2つの方法、「印刷される全ページから製本の枚数単位を求めて印刷する方法」と「任意の指定された枚数を製本の枚数単位として印刷する方法」とがある。ただし、ここでいう製本の枚数単位とは、製本印刷で出力された用紙を何枚単位でまとめて2つ折りにすればよいかをあらわすものである。印刷される全ページから製本の枚数単位を求めて印刷する方法の場合は、図4の印刷物401のような出力を得て、それをまとめて2つ折りにして本とする。任意の指定された枚数を製本の枚数単位として印刷する方法の場合は、図4の印刷物402のような出力を得て、それを枚数単位ごとに2つ折りにし、更にそれを並べて本とする。
【0043】
また、図5に示すように、製本印刷によつて出力される製本の体裁には、「左から昇順にページ配置(左開き)」の場合と、「右から昇順にページ配置(右開き)」の場合とがある。
【0044】
印刷されるページが横向きの場合も、ページの回転を行うだけで、ページの順序は変わらない。これらの設定は、以下に説明する図14および図15に示すような設定画面より指定可能である。
【0045】
<設定画面の説明>
図14は、製本印刷の設定画面の一例である。設定画面はプリンタドライバ202が表示し、必要な割振りを行う。また、図15は製本の開き向きや、製本の枚数単位を設定する画面の一例である。
【0046】
また、図16は内部的に印刷デバイスの機能を用いるか、ホストの機能を用いるかを指定する画面の一例である。1601において、内部処理の選択が可能である。本実施例のように、「自動」「必ずホスト側で処理を行う」「ホスト側での処理を無効にする」の3者択一形式でも良いし、スライダーバー形式によつて、処理の配分を設定するようなユーザインターフェイスでも良い。
【0047】
本実施例においては、「自動」が選択された場合には、設定に応じて印刷デバイスとホストの機能を内部的に決定することとする。また、「必ずホスト側で処理を行う」ではホストの機能、「ホスト側での処理を無効にする」では印刷デバイスの機能を用いることとする。
【0048】
<製本印刷処理の流れ>
図6は、本実施例の処理の流れを示すフローチャートである。
【0049】
ステップ601において、ユーザが製本印刷の設定をしていればステップ602へ進み、していなければ通常の印刷を行うとしてステップ607へ進む。
【0050】
ステップ602において、製本の枚数単位に関する設定と印刷体裁に関する設定を取得する。
【0051】
印刷枚数単位の設定には以下の選択肢がある。
【0052】
「印刷される全ページから製本の枚数単位を求めて製本印刷」
「任意の指定された枚数を製本の枚数単位として製本印刷」
また、印刷体裁の設定には以下の選択肢がある。
【0053】
「左開き」
「右開き」
ステップ603において、製本印刷の枚数単位に全ページが選択されていればステップ604へ進み、選択されていなければステップ605へ進む。
【0054】
ステップ604において、印刷ページ全体から製本の枚数単位を求めて製本印刷を行う。この処理の詳細については後述する。
【0055】
ステップ605において、製本印刷の枚数単位に特定の枚数が選択されていればステップ606へ進み、選択されていなければステップ607へ進む。
【0056】
ステップ606において、指定された枚数単位で製本印刷を行う。この処理の詳細については後述する。
【0057】
ステップ607において、通常の印刷処理を行う。
【0058】
なお、製本印刷の設定や枚数単位の設定は、ホストコンピュータ3000からのオペレータ入力などで行われる。
【0059】
以下に図6におけるステップ604に関する処理(印刷される全ページから製本の枚数単位を求めて製本印刷)を図7、図8を用いて詳しく説明する。
【0060】
ステップ701において、印刷体裁を取得する。
【0061】
ステップ702において、製本処理を印刷デバイスで行うか、ホストで行うかを決定する。決定の方法は後述する。ステップ703において、製本印刷を印刷デバイスで行うか、ホストで行うか判定する。印刷デバイスで行う場合(ステップ703−NO)、ステップ704へ進み、印刷デバイスで製本印刷を行うように印刷設定を行い、図6のステップ607へ処理を進め、ホストでは通常の印刷処理を行う。
【0062】
ホストで製本印刷を行う場合、処理をステップ705へ進める。
【0063】
ステップ705において、印刷ページ数を取得する。この印刷ページはアプリケーションからの印刷データがすべてスプール終了した時点で取得可能である。
【0064】
ステップ706において、製本印刷の進捗カウンタを0にセットする。このカウンタが偶数のときに印刷されるページは織り込まれたときに内側になるように印刷され、奇数のときに印刷されるページは織り込まれたときに外側になるように印刷される。(最初の印刷面は、進捗カウンタが0なので内側になる。)
ステップ707において、使用する紙の枚数を以下の式によつて計算する。
【0065】
用紙枚数=ページ数÷4(小数点以下切り上げ)
ステップ708において、2つ折りにしたとき一番内側になる用紙の内側に印刷されるページ2ページ分を以下の式を用いて計算する。この2ページを基に以降印刷されるページを算出する。
【0066】
基本ページ1=用紙枚数×2+1
基本ページ2=用紙枚数×2
例えば、アプリケーションから50ページの印刷データが送られてきた場合は、製本印刷の結果使用する枚数は50÷4=13枚(小数点以下切り上げ)となり、2つ折りにした時に織り込まれる用紙に印刷される基本ページは基本ページ1=13×2+1=27ページと、基本ページ2=13×2=26ページとなる。図4の例では、印刷物401の最も内側に折り込まれる面である第11ページと第10ページとがこれらに相当する。
【0067】
ステップ709において、製本印刷処理が終了したなら処理を終え、終わつていなかったらステップ710へ進む。具体的には、進捗カウンタが用紙枚数×2に等しければ処理終了とする。
【0068】
ステップ710において、印刷要求を行う2ページを以下の式で計算する。
【0069】
印刷ページ1=基本ページ1+進捗カウンタ
印刷ページ2=基本ページ2−進捗カウンタ
例えば、50ページの製本印刷の場合は、2回目の印刷面に含まれるのは、27+1=28ページと26−1=25ページとなる。
【0070】
以降進捗カウンタが増加するたびに29ページと24ページ、30ページと23ページ・・となつていく。
【0071】
また、始めは進捗カウンタが0なので基本ページが最初の印刷ページとなる。
【0072】
説明を図8のフローチャートに移し、ステップ808において、計算された印刷ページ1がアプリケーションからの印刷ページ数より大きいかどうか判定し、大きくなった場合は余白扱いとなり、ステップ809へ進む。大きくなければステップ810ヘスキップする。
【0073】
ステップ809において、印刷ページ1は余白が配置されるので、例えば余白をあらわすページ番号0を代入する。
【0074】
ステップ810およびステップ811において、印刷体裁(左開きか右開きか)および進捗カウンタから(折り込んだ際に内側にくるか外側にくるか)から計算された2ページの配置を決定する。
【0075】
具体的には、内側/外側の判定は、進捗カウンタ(それまでに出された印刷要求回数)が偶数の場合内側、奇数の場合外側となる。一番最初の印刷面は、それまでに出された印刷要求回数が0回(進捗カウンタが0)なので内側になる。以降、外、内、外・・と交互に続く。ステップ810およびステップ811による判定の結果、次のように処理が進む。
【0076】
左開きで折り込み内側になるページの場合ステップ813へ進む。
【0077】
左開きで折り込み外側になるページの場合ステップ812へ進む。
【0078】
右開きで折り込み外側になるページの場合ステップ813へ進む。
【0079】
右開きで折り込み内側になるページの場合ステップ812へ進む。
【0080】
ステップ812において、印刷ページ1を左側に、印刷ページ2を右側に配置する。
【0081】
ステップ813において、印刷ページ1を右側に、印刷ページ2を左側に配置する。
【0082】
ステップ810からステップ813の処理は、例えば26ページの裏面には25ページを、27ページの裏面には28ページを印刷するための処理である。
【0083】
ステップ814において、印刷進捗カウンタを1増加させる。
【0084】
ステップ815において、デスプーラ305に対して次の印刷要求が可能かどうかを判定し、可能ならばステップ816へ進み、不可能なら次の印刷要求が可能になるまで待つ。
【0085】
ステップ816において、配置先了した印刷ページに対して記録用紙1面分の印刷要求を行う。
【0086】
ステップ817において、次のページの出力要求が可能かどうか判定し、可能ならばステップ706(図7)へ進み、可能でない場合は可能になるまで待機する。以上のようにして印刷出力された印刷物は、重ねた状態にして2つ折りにするだけで製本することができる。
【0087】
図12は、製本印刷を印刷デバイスで行うか、ホストで行うかを判定する処理を示すフローチャートである。
【0088】
ステップ1200において、図16に示す内部スプール処理が「ホスト側で処理を行う」が指定されていればステップ1204へ進み、ホストで製本印刷をするとして処理を抜け、指定されていなければステップ1201へ進む。
【0089】
ステップ1201において、印刷デバイスで製本印刷可能な用紙サイズが指定されていなければステップ1204へ進み、ホストで製本印刷をするとして処理を抜け、指定されていればステップ1202へ進む。
【0090】
ステップ1202において、「ホスト側での処理を無効にする」が指定されていればステップ1205へ進み、印刷デバイスで製本印刷するとして処理を抜ける。
【0091】
ステップ1203において、「自動」が選択されているので、製本印刷の体裁を調べ、全ページ単位の製本印刷であれば、ステップ1205へ進み、そうでなければ指定枚数単位の製本印刷なのでステップ1204へ進む。
【0092】
本実施例では、内部スプール処理に「自動」が選択された場合、製本印刷の体裁によって印刷デバイスとホストの処理を切り替えたが、印刷デバイスで搭載されているメモリ容量など、その他判定基準によってきりかえても差し支えない。
【0093】
次に、図6におけるステップ606に関する処理(任意の指定された枚数を製本の枚数単位として製本印刷)を図9、図10を用いて詳しく説明する。
【0094】
ここでいう枚数単位とは何枚毎に織り込んで製本印刷を行うかを表している。この単位をブロックと称する。例えば、アプリケーションからの40ページの印刷データを2枚単位で製本印刷する場合、2つ折りされた2枚の用紙を1つのブロックとして、1つのブロックには8ページ分のデータが配置されることになる。よつて、印刷データ全体を5ブロックに分けて製本印刷することになる。
【0095】
ステップ901において、印刷体裁および枚数単位を取得する。
【0096】
ステップ902において、印刷終了ページを0にセットする。
【0097】
ステップ903において、製本印刷処理が終わりかどうか判定し、終了ならば処理を終え、終了でなければステップ904へ進む。
【0098】
ステップ904において、製本印刷処理可能になる印刷ページ(製本印刷可能判定ページ)を取得する。ステップ904で求められる製本印刷可能判定ページは、ブロック内の最後のページとなる。初めのブロックにおける製本印刷可能判定ページは以下によって求められる。
【0099】
製本印刷可能判定ページ=枚数単位×4
第2ブロック以降については、製本印刷可能判定ページは以下によって求められる。
【0100】
製本印刷可能判定ページ=(前のブロックの製本印刷可能判定ページ)十(枚数単位×4)
例えば、40ページ2枚単位の製本印刷の場合、最初のブロックにおける製本印刷可能判定ページは2×4=8ページとなり、次のブロックは8+2×4=16ページとなる。以降24ページ、32ページ、40ページとなつていく。
【0101】
ステップ905において、スプーラ303において、スプールが終了しているページ数を取得する。
【0102】
ステップ906において、製本印刷処理可能になる印刷ページ(製本印刷可能判定ページ)までスプール終了しているかあるいは全ページのスプールが終了しているかどうかを判定し、処理可能ならばステップ907へ進み、可能でなければステップ905へ戻る。
【0103】
ステップ907において、進捗カウンタを0にセットする。
【0104】
ステップ908において、2つ折りにしたとき一番内側になる用紙の内側に印刷されるページ2ページ分を以下の式を用いて計算する。この2ページを元に以降印刷されるページを算出する。
【0105】
基本ページ1=製本印刷可能判定ページ−枚数単位×2+1
基本ページ2=製本印刷可能判定ページ−枚数単位×2
ステップ909において、現在のブロックの印刷要求が終了したか判定し、終了ならばステップ903へすすみ、終了していなければステップ910へ進む。具体的には、進捗カウンタが枚数単位×2に等しくなつた場合にブロックの印刷要求が終了したと判定する。
【0106】
ステップ910において、印刷要求を行う2ページを以下の式で計算する。
【0107】
印刷ページ1=基本ページ1+進渉カウンタ
印刷ページ2=基本ページ2−進捗カウンタ
始めは進捗カウンタが0なので基本ページが最初の印刷ページとなる。
【0108】
図10に説明を進めて、ステップ1011において、計算された印刷ページ1または印刷ページ2がアプリケーションからの印刷ページ数より大きいかどうか判定し、大きくなつた印刷ページ1又は印刷ページ2は余白扱いとなり、ステップ1012へ処理を進める。大きくなければステップ1013ヘスキップする。
【0109】
ステップ1012において、印刷ページは余白が配置されるので、例えば余白をあらわすページ番号0を代入する。
【0110】
ステップ1013およびステップ1014において、印刷体裁(左開きか右開きか)および進捗カウンタから(折り込んだ際に内側にくるか外側にくるか)から計算された2ページの配置を決定する。
【0111】
具体的には、内側外側の判定は、進捗カウンタ(印刷要求回数)が偶数の場合内側、奇数の場合外側となる。
【0112】
左開きで折り込み内側になるページの場合ステップ1016へ進む。
【0113】
左開きで折り込み外側になるページの場合ステップ1015へ進む。
【0114】
右開きで折り込み外側になるページの場合ステップ1016へ進む。
【0115】
右開きで折り込み内側になるページの場合ステップ1015へ進む。
【0116】
ステップ1015において、印刷ページ1を左側に、印刷ページ2を右側に配置する。
【0117】
ステップ1016において、印刷ページ1を右側に、印刷ページ2を左側に配置する。
【0118】
ステップ1017において、印刷進捗カウンタを1増加させる。
【0119】
ステップ1018において、次の印刷要求が可能かどうかを判定し、可能ならばステップ1019へ進み、不可能なら次の印刷要求が可能になるまで待つ。
【0120】
ステップ1019において、配置完了した印刷ページに対して記録用紙1面分の印刷要求を行う。
【0121】
ステップ1020において、次のページの出力要求が可能かどうか判定し、可能ならばステップ909へ処理を進め(図9)、可能でない場合は、可能になるまで待機する。
【0122】
以上の手順により発行された印刷要求に対して、プリンタ1500により両面印刷を行えば、印刷出力された用紙を所望の枚数単位ごとに二つ折りにしてやるだけで、製本された印刷物を作成することができる。
【0123】
また、アプリケーションからの全ページをスプール終了してから任意枚数単位の製本印刷処理を行う場合において、その最終ブロックに印刷されるページ数が少ない場合、最終ブロックに限り指定枚数より少ない枚数単位で製本印刷を行うことによつて、使用する用紙を少なくすることが可能である。
【0124】
例えば、残りページ数が3ページに対して枚数単位が2の場合、5ページ分が余白になってしまうが、これを1枚単位に変更した場合、余白は1ページ分ですみ、用紙の枚数が1枚少なくてすむ。
【0125】
<枚数調整処理>
図11を用い、最終ブロックの枚数調整処理について詳しく説明する。
【0126】
図11に示した処理は図9におけるステップ906とステップ907の間において、ステップ906での判定がYESとなった場合に処理することによって上述の用紙の枚数の削減が達成される。
【0127】
ステップ1101において、全ページのスプールが終了したかどうか(印刷ジョブの最終ページのスプールが完了したかどうか)判定し、終了していれば1102に進み、進んでいなければ処理を抜ける。
【0128】
ステップ1102において、残りページ数を以下の式で計算する。
【0129】
残りページ=(アプリケーションからの印刷ページ)−(現在の製本印刷可能判定ページ)
ステップ1103において、現在設定されている枚数単位におけるブロックに収まるページ数と、残りページ数を比較して、残りページが少なければステップ904へすすみ、そうでなければ調整処理は必要ないとして処理を抜ける。
【0130】
ステップ1104において、残りページがおさまるもつとも小さい製本の枚数単位を以下の式によって求める。
【0131】
新しい製本枚数単位=残りページ÷4(小数点以下切り上げ)
こうして得られた新しい製本枚数単位を用いて、ステップ907以降で最後のブロックを印刷すれば、白紙のページは多くても3ページで済み、記録用紙を無駄にせず、また、記録面数も減るため、印刷出力に要する時間も短くなる。
【0132】
これは、印刷ページに対して必要以上に大きい枚数単位が指定された場合にも適用される。例えば、アプリケーションからの30ページの印刷データに対して10枚単位での製本印刷が指定された場合、実際に必要な用紙枚数は8枚なので、枚数単位は10枚から8枚へ調整される。これはページ全体で製本印刷した場合と同じ出力結果になる。
【0133】
以上の処理により、印刷デバイスとホストの機能を併用しながら、製本印刷を行うことが可能となり、ユーザの操作負荷を軽減することが可能となる。
【0134】
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、製本印刷における印刷デバイスとホストの切り替えにおいて、指定枚数単位で製本印刷を行う場合にはホストで製本印刷を行つていたが、本実施形態では、指定枚数単位製本印刷を印刷デバイス側の製本印刷機能を用いて実現する方法について説明する。
【0135】
ここでは、印刷デバイスでの製本機能は、全ページ単位の製本印刷機能しか備えていないことを想定する。具体的には、ホスト側ではデスプーラ305よりジョブの分割処理を行いながら、通常のページ順序で印刷デバイスヘ送信を行う。一方、印刷デバイス側では、前述のジョブ分割処理により、複数のジョブに対して製本印刷するのと同様の動作を行うこととなる。以下、その処理について詳細に説明する。
【0136】
図13は、本実施形態における、製本印刷の印刷デバイスとホスト切り替えの決定処理を示したフローチャートである。図12のフローチャートの処理と共通する部分はステップ番号を共通にして図12の番号を引用する。
【0137】
ステップ1301において、指定枚数あたりの製本印刷において、1ブロックあたりの枚数の閾値を設ける。この値は印刷デバイスのスペックや、ホストの能力などによって調整可能な値であり、製本処理を最適に行うように設定可能である。
【0138】
この設定値に基き以降、図12と同様の処理を行い、ステップ1203において、指定枚数単位の製本印刷が指定されている場合、ステップ1302へ進む。ここで、現在指定されている枚数単位と、ステップ1301における閥値とを比較し、枚数単位が閾値を超えていれば印刷デバイスの製本機能を利用した製本印刷を行い、そうでなければ、第1の実施形態において説明した場合と同様、ホストによって枚数単位の製本印刷を行う。
【0139】
ここで、本実施形態の特徴である、印刷デバイスが有する全ページ単位の製本印刷を利用し、ホストでは通常ページ順で印刷処理を行いながら、その途中でジョブ分割処理を行うことにより、指定枚数単位の製本印刷を実現する方法を図17のフローチャートによつて説明する。
【0140】
はじめに、ステップ1701において、アプリケーションの何ページごとにジョブを分割すればよいかを計算する。指定枚数単位の製本印刷の場合、1ブロックに描画されるページ数Pは、P=枚数×4である。
【0141】
よつて、ジョブ分割するページ単位Dに指定された枚数×4を代入する。
【0142】
ステップ1702において、カウンタNを0に初期化する。
【0143】
ステップ1703において、すべてのページの印刷が終了したかを判定し、終われば処理を抜け、終わつていなければステップ1704へ進み、カウンタNとDを比較する。両者が等しければステップ1705に進み、そうでなければステップ1707に進む。
【0144】
ステップ1705において、印刷ジョブを切る。印刷ジョブの分割を行うことで、プリンタにおいては、ここまで送信されたページに対して製本処理を行うことができる。具体的には、ジョブの分割はデスプーラ305によつて、システムスプーラ204に印刷終了命令が発行され、直後に同様の印刷設定とともに印刷開始命令を発行することによって行われる。
【0145】
ステップ1706において、カウンタNを0に初期化する。
【0146】
ステップ1707において、カウンタNを1増加する。
【0147】
以上の処理により、印刷デバイスがもつ全ページ単位の製本印刷を利用し、ホストでは通常ページ順で印刷処理を行いながら、その途中でジョブ分割処理を行うことにより、指定枚数単位の製本印刷を実現することが可能となり、印刷デバイスとホストの処理の割振りのバリエーションが増大する。
【0148】
【他の実施形態】
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
【0149】
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することによつても、達成される。
【0150】
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
【0151】
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、CD―R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0152】
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0153】
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0154】
本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応するプログラムコードを格納することになるが、簡単に説明すると、図18のメモリマップ例に示す各モジュールを記憶媒体に格納することになる。
【0155】
すなわち、少なくとも「入力モジュール1801」「格納モジュール1802」および「配分モジュール1803」、「配置モジュール1804」、「出力モジュール1805」の各モジュールのプログラムコードを記憶媒体に格納すればよい。
【0156】
上述した、実施形態においては、製本印刷を実現するための処理機能がホストコンピュータとデバイスの双方に備えられている場合について説明したが、必ずしも、かかる機能が両方に備えられていなくても本発明を適用することができる。
【0157】
すなわち、ホストコンピュータにおいて、OSやアプリケーションプログラムと、ドライバ(又は、ユーティリティ)とに、かかる機能が備えられている場合等、1つの製造内に製本印刷を実現するための頁順序の制御機能が複数備えられている場合にも、本発明を適用することが可能である。
【0158】
【発明の効果】
以上説明したように、統一したユーザインターフェースを用いて印刷制御設定を行い、第一の情報処理装置と第二の情報処理装置とが重複する機能を制御して、ユーザの設定に対して適切な印刷制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態にかかる印刷制御システムの構成を説明するブロック図である。
【図2】プリンタが接続されたホストコンピュータの典型的な印刷システムの構成を示すブロック図である。
【図3】アプリケーションからの印刷命令をプリンタ制御コマンドに変換する前に、一旦、中間コードとしてスプールする印刷制御システムの構成を示すブロック図である。
【図4】製本印刷の体裁を説明する図である。
【図5】 製本の開き方向を説明する図である。
【図6】本発明の実施形態にかかる製本印刷の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】全ページ単位製本印刷の処理手順を示すフローチャートである。
【図8】全ページ単位製本印刷の処理手順を示すフローチャートである。
【図9】指定枚数単位製本印刷の処理手順を示すフローチャートである。
【図10】指定枚数単位製本印刷の処理手順を示すフローチャートである。
【図11】指定枚数単位の製本印刷における、最終ブロックの用紙節約における処理手順を示すフローチャートである。
【図12】第1の実施形態における、製本印刷を印刷デバイスで行うか、ホストで行うかを判定する処理を説明するフローチャートである。
【図13】第2の実施形態における、製本印刷を印刷デバイスで行うか、ホストで行うかを判定する処理を説明するフローチャートである。
【図14】製本印刷の設定画面の一例である。
【図15】製本印刷の詳細を設定する画面の一例である。
【図16】内部的に印刷デバイスの機能を用いるか、ホストの機能を用いるかを指定する画面の一例である。
【図17】第2の実施形態における、印刷デバイスの製本印刷とホストでのジョブ分割処理の組み合わせ処理を示したフローチャートである。
【図18】記憶媒体のメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
l01 CPU
102 RAM
103 ROM
104 システムバス
112 CPU
113 ROM
119 RAM
3000 ホストコンピュータ
1500 プリンタ

Claims (3)

  1. 記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムであって、
    前記情報処理装置は、
    前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力手段と、
    アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール手段と、
    前記入力手段により分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較手段と
    前記製本設定と前記比較手段による比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分手段と、
    前記製本設定および前記配分手段による決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置手段と、
    前記配置手段により制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理手段とを備え
    前記配分手段により分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理手段は、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
    前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする印刷制御システム。
  2. 記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムにおける印刷制御方法であって、
    前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力工程と、
    アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール工程と、
    前記入力工程により分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較工程と
    前記製本設定と前記比較工程による比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分工程と、
    前記製本設定および前記配分工程による決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置工程と、
    前記配置工程により制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理工程とを備え
    前記配分工程により分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理工程は、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
    前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする印刷制御方法。
  3. 記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本印刷機能を有する印刷装置と、該印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブを生成する情報処理装置とを含む印刷制御システムにおける印刷制御方法をコンピュータに実行させる印刷制御プログラムを格納する記憶媒体であって、該制御プログラムが、
    前記記録用紙の全ページをまとめて二つ折りにした場合にページ順が揃う全ページ製本の設定と、ユーザにより指定された枚数の記録用紙を1冊子ブロックとし、該記録用紙を二つ折りにした各冊子ブロックを並べることでページ順が揃う分冊製本の設定のうちの1つを示す製本設定を入力する入力工程のコードと、
    アプリケーションから入力される印刷すべきデータをページ単位に所望の順序で読み出し可能に格納手段にスプールするスプール工程のコードと、
    前記入力工程のコードにより分冊製本の設定が入力されている場合に、指定された記録用紙の枚数と所定値とを比較する比較工程のコードと
    前記製本設定と前記比較工程のコードによる比較結果とに基き、各印刷用紙に配置される各ページの順序付けとレイアウト処理を、前記情報処理装置で行うか、前記印刷装置で行うかを決定する配分工程のコードと、
    前記製本設定および前記決定に従い、前記印刷データのページ配置を制御する配置工程のコードと、
    前記配置工程のコードにより制御されたページ配置に従った順序で前記格納手段から印刷すべきデータを読み出し、前記印刷装置で印刷すべき印刷データの印刷ジョブの出力処理を実行する出力処理工程のコードとを備え
    前記配分工程のコードにより分冊製本の順序付けとレイアウト処理を印刷装置で行うことが決定される場合に、前記出力処理工程のコードは、各冊子ブロックに配置されるページのデータを読み出した後に印刷終了命令を発行し、次の冊子ブロックの読み出し前に印刷開始命令を発行することにより、前記印刷ジョブを分割して複数の印刷ジョブとして出力処理を実行し、
    前記印刷装置が有する全ページ製本印刷機能を利用して、分冊製本の印刷処理を行うことを特徴とする記憶媒体。
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