JP6599227B2 - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動変速機の制御装置に関する。
近年、エンジンを駆動源とする車両には、燃費の向上などの目的で、いわゆるアイドリングストップ制御が広く採用されている。アイドリングストップ制御では、たとえば、ブレーキペダルが運転者の足で踏み込まれて、ブレーキが作動し、車速が所定のアイドリングストップ実施車速以下に低下すると、エンジンが自動停止(アイドリングストップ)される。エンジンの自動停止後は、たとえば、ブレーキペダルから足が離されて、ブレーキが解除されると、エンジンが自動的に再始動(アイドリングストップから復帰)される。
アイドリングストップ制御を採用した車両において、変速機として、有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)を搭載したものがある。自動変速機には、Pレンジ(駐車レンジ)、Rレンジ(後進レンジ)、Nレンジ(中立レンジ)およびDレンジ(前進レンジ)が設けられている。これらのレンジは、車室内に配設されたシフトレバーの操作により選択され、その選択されたレンジに応じて、自動変速機に備えられているクラッチ(ブレーキ)が係合/解放される。具体的には、PレンジおよびNレンジでは、すべてのクラッチが解放される。Rレンジでは、特定のクラッチが係合される。Dレンジでは、Rレンジで係合されるクラッチが解放され、それ以外のクラッチの係合および解放の組合せにより、複数の変速段が選択的に構成される。クラッチは、油圧により係合/解放される。
図7および図8は、アイドリングストップからの復帰時におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化の一例を示す図である。図7は、アイドリングストップからの復帰時にタービン回転数が0である場合の一例を示し、図8は、アイドリングストップからの復帰時にタービン回転数が0でない場合の一例を示す。
エンジンを再始動させて、アイドリングストップから復帰するため、エンジンのクランキングが開始される(時刻T101)。そして、エンジンがクランキングされながら、エンジンの点火プラグがスパークされる。
アイドリングストップ中は、エンジンの動力により駆動される機械式オイルポンプが停止しているので、自動変速機の各クラッチから油圧が抜け、各クラッチが解放される。そのため、アイドリングストップからの復帰時には、自動変速機を制御する制御装置により、クラッチ(たとえば、シフトレバーがDレンジに対応するDポジションに位置する場合、1速段を構成するクラッチ)を係合させる係合制御が行われる。
係合制御では、たとえば、クラッチに供給される油圧を制御するためのソレノイドバルブがノーマルオープンタイプである場合、エンジンのクランキングの開始後もソレノイドバルブの指示電流値(ソレノイドバルブに供給される電流の目標値)が0に保持される。指示電流値が0に保持されることにより、ソレノイドバルブが全開に保持され、ソレノイドバルブに供給される油圧(機械式オイルポンプの発生油圧)の上昇に伴って、ソレノイドバルブからクラッチに供給される油圧が上昇する。
エンジンが完爆すると、エンジン回転数が上昇し、エンジン回転数の上昇に伴って、自動変速機に入力される回転数であるタービン回転数(トルクコンバータのタービンランナの回転数)が上昇する。充填処理は、タービン回転数がタービン回転判定値に上昇するか、または、エンジン回転数がエンジン回転判定値に上昇するまで続けられる(時間T101−T102)。エンジン回転判定値およびタービン回転判定値は、それぞれ一定値であり、エンジンおよびトルクコンバータが正常に作動する状態では、タービン回転数がタービン回転判定値に上昇するよりも後にエンジン回転数がエンジン回転判定値に達するような値に設定されている。
タービン回転数がタービン回転判定値に上昇すると、第1初期処理が実行される。第1初期処理では、ソレノイドバルブの指示電流値が0から第1初期電流値に上げられる(時刻T102)。その後、ソレノイドバルブの指示電流値が第1初期電流値に保持される。この間に、クラッチへのオイルの充填が完了する。クラッチへのオイルの充填が完了して、クラッチプレートとクラッチディスクとを圧接させて摩擦力を生じさせるためのピストンがクラッチプレートに当接すると、クラッチが滑りながら係合し始める。これに伴って、クラッチのトルク伝達容量が上昇し、タービン回転数が降下する。
タービン回転数が第1所定量降下すると、第2初期処理が実行される。第2初期処理では、ソレノイドバルブの指示電流値が第1初期電流値から第2初期電流値に上げられる(時刻T103)。その後、ソレノイドバルブの指示電流値が第2初期電流値に保持される。
タービン回転数の降下が進み、タービン回転数が第1所定量よりも大きい第2所定量降下すると(時刻T104)、スイープ処理が実行される。スイープ処理では、ソレノイドバルブの指示電流値が第2初期電流値からスイープにより一定の時間変化率で漸減される。
クラッチの係合が完了し、クラッチの滑りがなくなると、タービン回転数の降下が止まり、タービン回転数が1速同期回転数(1速段が構成されている状態での自動変速機のアウトプット回転数と同期する回転数)と一致する。このタービン回転数の同期が検出された時点(時刻T105)において、ソレノイドバルブの指示電流値が0でない場合には、指示電流値が0に下げられて、係合制御が終了される。
特開2015−117738号公報
アイドリングストップからの復帰は、車両の停車中に限らず、車両の走行中に行われる場合もある。すなわち、アイドリングストップ後、車両が停車する前の走行中に、ブレーキペダルから足が離されて、アイドリングストップからの復帰となる場合がある。この場合、図8に示されるように、アイドリングストップからの復帰時にタービン回転数が0でなく、図7と比較して理解されるように、充填処理の開始後に短時間で、タービン回転数がタービン回転判定値に上昇して、充填処理が終了となる。そのため、充填処理におけるクラッチへのオイルの充填量が少なく、クラッチの係合制御の開始からクラッチが伝達トルク容量を持ち始めるまで(エンジンのクランキングの開始から車両が動き出すまで)のタイムラグが長くなる。これを回避するため、タービン回転判定値を大きな値に設定した場合、クラッチへのオイルの充填が過多となって、クラッチが伝達トルク容量を持ち始める時にショックが発生するおそれがある。
本発明の目的は、車両の走行中に係合制御が開始される場合にも、タイムラグの短縮とショックの抑制とを両立させることができる、自動変速機の制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するため、本発明に係る自動変速機の制御装置は、油圧回路から供給される油圧により係合する係合要素と、トルクコンバータから入力されるタービン回転数が所定変速段の同期回転数以上である場合に係合するワンウェイクラッチとを備え、係合要素およびワンウェイクラッチの両方が係合した状態で所定変速段を構成する自動変速機の制御装置であって、自動変速機の油圧回路を制御して、自動変速機の係合要素を係合させる係合制御を実行し、当該係合制御において、当該係合制御の開始から所定条件が成立するまでの間、油圧回路を制御するための指示値を充填値に設定する充填処理と、充填処理後、充填処理時よりも係合要素に供給される油圧が制限されるように、指示値を充填値から初期値に変更する初期処理とを実行し、所定条件には、タービン回転数が同期回転数に応じて設定される判定値に上昇するという条件が含まれる。
この構成によれば、自動変速機の係合要素を係合させる係合制御では、まず、充填処理が実行される。充填処理では、その開始から所定条件が成立するまでの間、油圧回路を制御するための指示値が充填値に設定される。充填処理により、係合要素にオイルを早く充填することができ、係合要素の応答性の向上を図ることができる。所定条件が成立すると、初期処理が開始される。初期処理では、指示値が充填値から初期値に変更されることにより、係合要素に供給される油圧が充填処理時よりも制限される。
所定条件には、タービン回転数が判定値に上昇するという条件が含まれ、その判定値は、所定変速段の同期回転数に応じて設定される。同期回転数が車両の車速に対応するので、車両の走行中に係合制御が開始された場合、車両の停車中に係合制御が開始される場合と比較して、判定値が大きな値に設定される。そのため、車両の走行中に係合制御が開始された場合に、充填処理の開始後に短時間で、タービン回転数が判定値に上昇して充填処理が終了されることを抑制できる。その結果、充填処理の実行時間が長くなる。その結果、充填処理におけるクラッチへのオイルの充填量を確保することができ、係合制御の開始から終了までのタイムラグを短縮することができる。
また、タービン回転数が同期回転数に上昇するまでは、ワンウェイクラッチが係合せずに空転しているので、係合要素のピストンがプレートに当接しても、車両の駆動輪にトルクが伝達されないのでショックが発生しない。
よって、車両の走行中に係合制御が開始される場合にも、タイムラグの短縮と同期ショックの抑制とを両立させることができる。
所定条件には、タービン回転数が同期回転数に応じて設定される判定値に上昇するという条件以外に、エンジン回転数が所定のエンジン回転判定値に上昇するという条件が含まれてもよい。この場合、一方の条件が成立したことに応答して、充填処理が終了されて、初期処理が開始される。
本発明によれば、車両の走行中に係合制御が開始される場合にも、タイムラグの短縮と同期ショックの抑制とを両立させることができる。
本発明の一実施形態に係る制御装置が搭載された車両の要部の構成を示す図である。 車両の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。 Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジにおける各係合要素の状態を示す図である。 係合制御の内容を示すフローチャート(その1)である。 係合制御の内容を示すフローチャート(その2)である。 アイドリングストップからの復帰時におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化を示す図であり、1速同期回転数が相対的に低い場合の一例を示す。 アイドリングストップからの復帰時におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化を示す図であり、1速同期回転数が相対的に高い場合の一例を示す。 従来の係合制御におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化を示す図であり、アイドリングストップからの復帰時にタービン回転数が0である場合の一例を示す。 従来の係合制御におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化を示す図であり、アイドリングストップからの復帰時にタービン回転数が0でない場合の一例を示す。
以下では、本発明の実施の形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。
<車両の要部構成>
図1は、本発明の一実施形態に係る制御装置が搭載された車両1の要部の構成を示す図である。
車両1は、エンジン2を駆動源とする自動車である。
エンジン2の出力は、トルクコンバータ3および有段式の自動変速機(AT:Automatic Transmission)4を介して、車両1の駆動輪(たとえば、左右の前輪)に伝達される。エンジン2には、エンジン2の燃焼室への吸気量を調整するための電子スロットルバルブ71、燃料を吸入空気に噴射するインジェクタ(燃料噴射装置)72および燃焼室内に電気放電を生じさせる点火プラグ73などが設けられている。また、エンジン2には、その始動のためのスタータ(図示せず)が付随して設けられている。
車両1には、CPU、ROMおよびRAMなどを含む構成の複数のECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)が備えられている。ECUには、エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDS(アイドリングストップ)ECU14が含まれる。複数のECUは、CAN(Controller Area Network)通信プロトコルによる双方向通信が可能に接続されている。
エンジンECU11には、アクセルセンサ21、エンジン回転数センサ22およびスロットル開度センサ23などが接続されている。
アクセルセンサ21は、運転者により操作されるアクセルペダル(図示せず)の操作量に応じた検出信号を出力する。エンジンECU11は、アクセルセンサ21から入力される信号に基づいて、アクセルペダルの最大操作量に対する操作量の割合、つまりアクセルペダルが踏み込まれていないときを0%とし、アクセルペダルが最大に踏み込まれたときを100%とする百分率であるアクセル開度を演算する。
エンジン回転数センサ22は、エンジン2の回転(クランクシャフトの回転)に同期したパルス信号を検出信号として出力する。エンジンECU11は、エンジン回転数センサ22から入力されるパルス信号の周波数をエンジン2の回転数(エンジン回転数)に換算する。
スロットル開度センサ23は、電子スロットルバルブ71の開度(スロットル開度)に応じた検出信号を出力する。
エンジンECU11は、各種センサの検出信号から取得した情報および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、エンジン2の始動、停止および出力調整のため、エンジン2に設けられた電子スロットルバルブ71、インジェクタ72および点火プラグ73などを制御する。
ATECU12には、シフトポジションセンサ24およびタービン回転数センサ25などが接続されている。
シフトポジションセンサ24は、シフトレバー(セレクトレバー)のポジションに応じた検出信号を出力する。シフトレバーのポジションとして、たとえば、Pポジション(パーキングポジション)、Rポジション(リバースポジション)、Nポジション(ニュートラルポジション)およびDポジション(ドライブポジション)が設けられている。Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションは、それぞれPレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジに対応する。シフトレバーは、Pポジション、Rポジション、NポジションおよびDポジションの間でシフト操作することができ、そのシフト操作により、レンジの切り替えを指示することができる。
タービン回転数センサ25は、トルクコンバータ3のタービンランナ32(図2参照)の回転に同期したパルス信号を検出信号として出力する。ATECU12は、タービン回転数センサ25から入力されるパルス信号の周波数をタービンランナ32の回転数であるタービン回転数に換算する。
ATECU12は、各種センサの検出信号から取得した情報および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、自動変速機4のレンジまたは変速段を変更するため、自動変速機4の各部に油圧を供給するための油圧回路74に含まれるバルブを制御する。
バルブには、クラッチC2(図2参照)に供給される油圧を制御するためのC2ソレノイドバルブ75などが含まれる。C2ソレノイドバルブ75には、電流値により出力油圧を制御可能なバルブ、たとえば、ノーマルオープンタイプのリニアソレノイドバルブが用いられている。
ブレーキECU13には、ブレーキセンサ26および車速センサ27などが接続されている。
ブレーキセンサ26は、車室内に配設されたブレーキペダルの操作量に応じた検出信号を出力する。
車速センサ27は、たとえば、車両1の走行に伴って回転する磁性体からなるロータと、ロータと非接触に設けられた電磁ピックアップとを備えている。ロータが一定角度回転する度に、電磁ピックアップからパルス信号が検出信号として出力される。パルス信号の周波数は、車速に対応するので、ブレーキECU13は、車速センサ27から入力されるパルス信号の周波数を車速に換算する。
ブレーキECU13は、各種センサの検出信号から取得した情報(ブレーキペダルの操作量、車両1の車速)および/または他のECUから入力される種々の情報などに基づいて、ブレーキアクチュエータ76などを制御し、車両1の姿勢が安定に保たれた状態で車両1が制動されるように、各ブレーキから車輪に付与される制動力を制御する。
車両1は、アイドリングストップ機能を搭載している。IDSECU14は、アイドリングストップ機能のための制御であるアイドリングストップ制御を実行する。このアイドリングストップ制御に必要な情報として、IDSECU14には、ブレーキECU13から車速およびブレーキペダルの操作量などの情報が入力される。
アイドリングストップ制御では、車両1の走行中に、ブレーキペダルが操作される(踏み込まれる)と、IDSECU14により、所定のアイドリングストップ条件が成立しているか否かが繰り返し判断される。アイドリングストップ条件は、たとえば、車速が所定のアイドリングストップ実施車速(たとえば、10km/h)以下であり、かつ、ブレーキペダルが一定時間以上操作されているという条件である。アイドリングストップ条件が成立すると、IDSECU14からエンジンECU11にIDS要求が出力され、エンジンECU11により、エンジン2が自動停止(アイドリングストップ)される。
アイドリングストップ中は、所定の再始動条件が成立しているか否かが繰り返し判断される。再始動条件は、たとえば、エンジン2の自動停止中に、ブレーキペダルの操作が解除される(ブレーキペダルから運転者の足が離される)という条件である。再始動条件が成立すると、IDSECU14からエンジンECU11に再始動要求が出力される。この再始動要求を受けて、エンジンECU11により、エンジン2が再始動(アイドリングストップから復帰)される。
<駆動系統の構成>
図2は、車両1の駆動系統の構成を示すスケルトン図である。
トルクコンバータ3は、ポンプインペラ31、タービンランナ32およびロックアップクラッチ33を備えている。ポンプインペラ31には、エンジン2の出力軸(E/G出力軸)が連結されており、ポンプインペラ31は、E/G出力軸と同一の回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられている。タービンランナ32は、ポンプインペラ31と同一の回転軸線を中心に回転可能に設けられている。ロックアップクラッチ33は、ポンプインペラ31とタービンランナ32とを直結/分離するために設けられている。ロックアップクラッチ33が係合されると、ポンプインペラ31とタービンランナ32とが直結され、ロックアップクラッチ33が解放されると、ポンプインペラ31とタービンランナ32とが分離される。
ロックアップクラッチ33が解放された状態において、E/G出力軸が回転されると、ポンプインペラ31が回転する。ポンプインペラ31が回転すると、ポンプインペラ31からタービンランナ32に向かうオイルの流れが生じる。このオイルの流れがタービンランナ32で受けられて、タービンランナ32が回転する。このとき、トルクコンバータ3の増幅作用が生じ、タービンランナ32には、E/G出力軸の動力(トルク)よりも大きな動力が発生する。
ロックアップクラッチ33が係合された状態では、E/G出力軸が回転されると、E/G出力軸、ポンプインペラ31およびタービンランナ32が一体となって回転する。
トルクコンバータ3と自動変速機4との間には、オイルポンプ5が設けられている。オイルポンプ5のポンプ軸は、ポンプインペラ31と一体的に回転可能に設けられている。これにより、エンジン2の動力によりポンプインペラ31が回転されると、オイルポンプ5のポンプ軸が回転し、オイルポンプ5が油圧を発生する。油圧回路74には、オイルポンプ5の発生油圧が供給される。
自動変速機4は、前進4段/後進1段の変速段を有する4速ATである。自動変速機4は、インプット軸41、アウトプット軸42、センタ軸43およびラビニヨ型の遊星歯車機構44を備えている。
インプット軸41は、トルクコンバータ3のタービンランナ32に連結され、タービンランナ32と同一の回転軸線を中心に一体的に回転可能に設けられている。
アウトプット軸42は、インプット軸41と平行に設けられている。
センタ軸43は、インプット軸41に対してエンジン2側と反対側に離間して、インプット軸41と同一の回転軸線上に設けられている。
遊星歯車機構44には、フロントサンギヤ51、リヤサンギヤ52、キャリア53、リングギヤ54、ロングピニオンギヤ55およびショートピニオンギヤ56が含まれる。フロントサンギヤ51は、センタ軸43に相対回転可能に外嵌されている。リヤサンギヤ52は、フロントサンギヤ51に対してエンジン2側と反対側に設けられ、センタ軸43に相対回転可能に外嵌されている。キャリア53には、センタ軸43が接続され、キャリア53は、センタ軸43と一体的に回転可能に設けられている。キャリア53は、ロングピニオンギヤ55およびショートピニオンギヤ56を回転可能に支持している。リングギヤ54は、リヤサンギヤ52の回転径方向の外側において、キャリア53の周囲を取り囲む円環状を有し、ロングピニオンギヤ55と噛合している。ロングピニオンギヤ55は、ショートピニオンギヤ56の軸長よりも長い軸長を有しており、フロントサンギヤ51と噛合している。ショートピニオンギヤ56は、リヤサンギヤ52およびロングピニオンギヤ55と噛合している。
リングギヤ54には、第1出力ギヤ61が共通の回転軸線を有するように保持されている。第1出力ギヤ61には、アウトプット軸42に相対回転不能に支持された第2出力ギヤ62が噛合している。また、アウトプット軸42には、第3出力ギヤ63が相対回転不能に支持されており、第3出力ギヤ63は、デファレンシャルギヤ6に備えられたリングギヤ64と噛合している。これにより、リングギヤ54の回転は、第1出力ギヤ61、第2出力ギヤ62、アウトプット軸42および第3出力ギヤ63を経由してデファレンシャルギヤ6に伝達される。
また、自動変速機4は、3個のクラッチC1〜C3、2個のブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFを備えている。
クラッチC1は、インプット軸41とフロントサンギヤ51とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
クラッチC2は、インプット軸41とリヤサンギヤ52とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
クラッチC3は、インプット軸41とセンタ軸43(キャリア53)とを連結する係合状態(オン)と、その連結を解除する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ブレーキB1は、フロントサンギヤ51を制動する係合状態(オン)と、フロントサンギヤ51の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ブレーキB2は、キャリア53を制動する係合状態(オン)と、キャリア53の回転を許容する解放状態(オフ)とに切り替えられる。
ワンウェイクラッチFは、キャリア53の正転(エンジン2の出力軸と同方向の回転)のみを許容する。
<係合表>
図3は、Pレンジ、Rレンジ、NレンジおよびDレンジにおけるクラッチC1〜C3、ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFの状態を示す図である。
図3において、「○」は、クラッチC1〜C3、ブレーキB1,B2およびワンウェイクラッチFが係合状態であることを示している。
PレンジおよびNレンジでは、クラッチC1〜C3およびブレーキB1,B2が解放される。
Rレンジでは、クラッチC1およびブレーキB2が係合され、クラッチC2,C3およびブレーキB1が解放される。
Dレンジの1速段では、クラッチC2およびワンウェイクラッチFが係合され、クラッチC1,C3およびブレーキB1,B2が解放される。
Dレンジの2速段では、クラッチC2およびブレーキB1が係合され、クラッチC1,C3およびブレーキB2が解放される。
Dレンジの3速段では、クラッチC2,C3が係合され、クラッチC1およびブレーキB1,B2が解放される。
Dレンジの4速段では、クラッチC3およびブレーキB1が係合され、クラッチC1,C2およびブレーキB2が解放される。
<係合制御>
図4Aおよび図4Bは、係合制御の内容を示すフローチャートである。図5および図6は、アイドリングストップからの復帰時におけるエンジン回転数、タービン回転数および指示電流値の時間変化の一例を示す図である。図5は、1速同期回転数が相対的に低い場合の一例を示し、図6は、1速同期回転数が相対的に高い場合の一例を示す。
アイドリングストップ制御によりエンジン2が自動停止された後、エンジン再始動条件が成立すると、エンジン2を再始動させるために、エンジン2のクランキングが開始される(時刻T1)。そして、エンジン2がクランキングされながら、エンジン2の点火プラグ73がスパークされる。
一方、エンジン2のクランキングの開始に応答して、シフトレバーがDポジションに位置している場合、ATECU12により、1速段を構成するクラッチC2を係合させるための係合制御が開始される(時刻T1)。係合制御では、ATECU12により、以下に説明する各処理が実行される。
係合制御では、まず、充填処理が実行される(ステップS1)。
充填処理では、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値が0に保持される。エンジン2が完爆すると、エンジン回転数が上昇し、エンジン回転数の上昇に伴って、トルクコンバータ3のタービンランナ32の回転数であるタービン回転数が上昇する。充填処理は、タービン回転数がタービン回転判定値に上昇するか、または、エンジン回転数がエンジン回転判定値に上昇するまで続けられる(時間T1−T2)。
充填処理の開始後、係合制御が所定変速段、つまり1速段を構成するための制御、つまりクラッチC2を係合させるための制御であるか否かが判断される(ステップS2)。
係合制御が1速段を構成するための制御である場合(ステップS2のYES)、タービン回転判定値は、1速同期回転数に応じて設定される(ステップS3)。具体的には、タービン回転判定値は、1速同期回転数に所定の係数を乗じることにより設定されてもよいし、1速同期回転数から所定値を増ずる、または減じることにより設定されてもよい。1速同期回転数は、自動変速機4の変速段が1速段を構成する場合に、アウトプット軸42(図2参照)の回転数と同期するインプット軸41(図2参照)の回転数である。アウトプット軸42の回転数は、車速センサ27(図1参照)から出力されるパルス信号の周波数から求めることができ、また、アウトプット軸42の回転に同期したパルス信号を検出信号として出力する回転センサを設けて、その回転センサから出力されるパルス信号の周波数から求めることもできる。ワンウェイクラッチFは、タービン回転数が1速同期回転数以上である状態で係合し、タービン回転数が1速同期回転数未満である状態で係合せずに空転する。
係合制御が1速段を構成するための制御ではない場合(ステップS2のNO)、タービン回転判定値が規定値に設定される(ステップS4)。
なお、ここで説明する係合制御が1速段を構成するクラッチC2を係合させるための制御に限定される場合、係合制御が1速段を構成するための制御であるか否かの判断(ステップS2)が省略されて、タービン回転判定値が常に1速同期回転数に応じた値に設定されてもよい。
エンジン回転判定値は、一定値である。
その後、タービン回転数がタービン回転判定値以上であるか否かが判断される(ステップS5)。
タービン回転数がタービン回転判定値未満である場合(ステップS5のNO)、つづけて、エンジン回転数がエンジン回転判定値以上であるか否かが判断される(ステップS6)。
タービン回転数がタービン回転判定値以上であるか否かの判断およびエンジン回転数がエンジン回転判定値以上であるか否かが判断は、タービン回転数がタービン回転判定値に達するか、または、エンジン回転数がエンジン回転判定値に達するまで繰り返される。タービン回転数がタービン回転判定値に達するか(ステップS5のYES)、または、エンジン回転数がエンジン回転判定値に達すると(ステップS6のYES)、充填処理が終了となり、つづけて、第1初期処理が開始される(ステップS7)。図5には、タービン回転数がタービン回転判定値に達したことに応答して充填処理が終了される例が示され、図6には、エンジン回転数がエンジン回転判定値に達したことに応答して充填処理が終了される例が示されている。
第1初期処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が0である充填電流値から第1初期電流値に上げられる(時刻T2)。その後、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持される。C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持されることにより、第1初期処理では、充填処理時よりもクラッチC2に供給される油圧が制限される。
第1初期処理が実行されている間、つまりC2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値に保持されている間に、クラッチC2へのオイルの充填が完了する。クラッチC2へのオイルの充填が完了して、ピストンがクラッチプレートに当接すると、クラッチC2が滑りながら係合し始めることにより、クラッチC2がトルク伝達容量を持ち始める。クラッチC2のトルク伝達容量の上昇に伴って、タービン回転数がピークから降下する。
第1初期処理の開始後、タービン回転数がピークから第1所定量(たとえば、30rpm)降下したか否かが繰り返し判断される(ステップS8)。
タービン回転数が第1所定量降下すると(ステップS8のYES)、第1初期処理が終了となり、つづけて、第2初期処理が開始される(ステップS9)。
第2初期処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第1初期電流値から第2初期電流値に上げられる(時刻T3)。その後、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第2初期電流値に保持される。
第2初期処理の開始後、タービン回転数がピークから第1所定量よりも大きい第2所定量(たとえば、50rpm)降下したか否かが繰り返し判断される(ステップS10)。
タービン回転数の降下が進み、タービン回転数が第2所定量降下すると(ステップS10のYES)、第2初期処理が終了となり、スイープ処理が開始される(ステップS11、時刻T4)。
スイープ処理では、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が第2初期電流値からスイープにより一定の時間変化率(時間勾配)で漸減される。これにより、クラッチC2の係合が進み、タービン回転数の降下が進む。
スイープ処理の開始後、タービン回転数が1速同期回転数に一致したことが検出されたか否かが判定される(ステップS12)。
クラッチC2の係合が進み、クラッチC2の滑りがなくなると、タービン回転数の降下が止まり、タービン回転数が1速同期回転数に一致すると(ステップS12のYES)、C2ソレノイドバルブ75の指示電流値が0でない場合には、指示電流値が0に下げられて(時刻T5)、係合制御が終了される。
<作用効果>
以上のように、1速段を構成するクラッチC2を係合させる係合制御では、まず、充填処理が実行される。充填処理では、その開始から所定条件が成立するまでの間、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値が0(充填値)に設定される。充填処理により、クラッチC2にオイルを早く充填することができ、クラッチC2の応答性の向上を図ることができる。タービン回転数がタービン回転判定値に達するか、または、エンジン回転数がエンジン回転判定値に達すると、初期処理が開始される。初期処理では、指示値が0から第1初期電流値に変更されることにより、クラッチC2に供給される油圧が充填処理時よりも制限される。
タービン回転判定値は、1速段の同期回転数に応じて設定される。同期回転数が車両1の車速に対応するので、車両1の走行中に係合制御が開始された場合、車両1の停車中に係合制御が開始される場合と比較して、タービン回転判定値が大きな値に設定される。そのため、車両1の走行中に係合制御が開始された場合に、充填処理の開始後に短時間で、タービン回転数がタービン回転判定値に上昇して充填処理が終了されることを抑制できる。その結果、充填処理の実行時間が長くなる。その結果、充填処理におけるクラッチC2へのオイルの充填量を確保することができ、係合制御の開始から終了までのタイムラグを短縮することができる。
また、タービン回転数が同期回転数に上昇するまでは、ワンウェイクラッチFが係合せずに空転しているので、クラッチC2のピストンがプレートに当接しても、車両1の駆動輪にトルクが伝達されないのでショックが発生しない。
よって、車両1の走行中に係合制御が開始される場合にも、タイムラグの短縮と同期ショックの抑制とを両立させることができる。
<変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
たとえば、C2ソレノイドバルブ75に供給される電流の目標値である指示電流値は、クラッチC2に供給される油圧の目標値である指示油圧に対応するので、係合制御では、指示電流値の設定と同様に、指示油圧が係合制御における指示値として設定されてもよい。
前述の各センサは、本発明に関連するセンサを例示したものに過ぎず、エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDSECU14には、その他のセンサが接続されていてもよい。
エンジンECU11、ATECU12、ブレーキECU13およびIDSECU14の機能の一部または全部は、1つのECUに集約されていてもよい。
1速段を構成するための係合制御に本発明が適用される場合を取り上げたが、係合要素およびワンウェイクラッチの係合により1速段以外の変速段(たとえば、2速段)が構成される自動変速機では、当該変速段を構成するための係合制御に本発明が適用されてもよい。
また、車両1が有段式の自動変速機4を搭載している構成を取り上げたが、本発明は、車両1の発進時に係合されるクラッチを備える無段変速機または動力分割式無段変速機を搭載した車両に適用することもできる。動力分割式無段変速機は、変速比の変更により動力を無段階に変速するベルト式の無段変速機構と、動力を一定の変速比で変速する一定変速機構とを備え、駆動源の動力を2系統に分割して伝達可能な変速機である。
その他、前述の構成には、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
3 トルクコンバータ
4 自動変速機
12 ATECU(制御装置)
74 油圧回路
75 C2ソレノイドバルブ
C2 クラッチ(係合要素)
F ワンウェイクラッチ

Claims (1)

  1. 油圧回路から供給される油圧により係合する係合要素と、トルクコンバータから入力されるタービン回転数が所定変速段の同期回転数以上である場合に係合するワンウェイクラッチとを備え、前記係合要素および前記ワンウェイクラッチの両方が係合した状態で前記所定変速段を構成する自動変速機の制御装置であって、
    前記自動変速機の前記油圧回路を制御して、前記自動変速機の前記係合要素を係合させる係合制御を実行し、
    当該係合制御において、
    当該係合制御の開始から所定条件が成立するまでの間、前記油圧回路を制御するための指示値を充填値に設定する充填処理と、
    前記充填処理後、前記充填処理時よりも前記係合要素に供給される油圧が制限されるように、前記指示値を前記充填値から初期値に変更する初期処理とを実行し、
    前記所定条件には、前記タービン回転数が前記同期回転数に応じて設定される判定値に上昇するという条件が含まれる、制御装置。
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