JP6594941B2 - 家具部のためのクラッチ - Google Patents

家具部のためのクラッチ Download PDF

Info

Publication number
JP6594941B2
JP6594941B2 JP2017211490A JP2017211490A JP6594941B2 JP 6594941 B2 JP6594941 B2 JP 6594941B2 JP 2017211490 A JP2017211490 A JP 2017211490A JP 2017211490 A JP2017211490 A JP 2017211490A JP 6594941 B2 JP6594941 B2 JP 6594941B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission member
contact
passage
base
furniture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017211490A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018179282A (ja
Inventor
庚金 陳
秀江 梁
俊強 王
Original Assignee
川湖科技股▲分▼有限公司
川益科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 川湖科技股▲分▼有限公司, 川益科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical 川湖科技股▲分▼有限公司
Publication of JP2018179282A publication Critical patent/JP2018179282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6594941B2 publication Critical patent/JP6594941B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • A47B88/453Actuated drawers
    • A47B88/46Actuated drawers operated by mechanically-stored energy, e.g. by springs
    • A47B88/47Actuated drawers operated by mechanically-stored energy, e.g. by springs having both self-opening and self-closing mechanisms which interact with each other
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • A47B88/453Actuated drawers
    • A47B88/46Actuated drawers operated by mechanically-stored energy, e.g. by springs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • A47B88/473Braking devices, e.g. linear or rotational dampers or friction brakes; Buffers; End stops
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • A47B88/49Sliding drawers; Slides or guides therefor with double extensible guides or parts
    • A47B88/493Sliding drawers; Slides or guides therefor with double extensible guides or parts with rollers, ball bearings, wheels, or the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Drawers Of Furniture (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Description

本発明はクラッチに関し、より具体的には家具部のためのクラッチに関する。
引き出しシステム等の家具システムにおいて、通常、引き出しは一対のスライドレールアセンブリを通じてキャビネットに対して開くか又は引っ込めることができる。引っ込め位置(retracted position)から引き出しをキャビネットに対して開くのを容易にすることが可能な製品が現在の市場で既に提供されており、係る製品は所謂プッシュオープン製品(push-open product)である。引き出しをキャビネットに対して引っ込める最後のプロセスで引き出しを自動的に引っ込めることが可能な製品も現在の市場で提供されており、係る製品は所謂自閉製品(self-closing product)である。しかしながら、市場における様々な要求によれば、プッシュオープン機能及び自閉機能の双方を有する製品の製品開発が重要になっている。特許文献1には、固定部に対して自動開閉機能を有する可動部を含む、可動家具部のための自動(self-moving)装置が開示されている。係る特許文献は参考のために記載する。
米国特許第8172345号明細書 米国特許第9681748号明細書 米国特許第9655447号明細書
本発明は、家具部のためのクラッチに関する。
本発明の一実施形態によれば、クラッチは第1の伝達部材(transmission member)と、第2の伝達部材と、少なくとも1つの当接部材と、制御ベース(control base)と、係合部材とを含む。第2の伝達部材は第1の伝達部材に可動に連結されている。少なくとも1つの当接部材は第1の伝達部材と第2の伝達部材との間で可動に取り付けられている。第1の伝達部材は第1の当接部を有し、第2の伝達部材は第2の当接部を有し、該第1の当接部及び該第2の当接部により当接空間が定義され、当接空間は該少なくとも1つの当接部材を収容するように構成され、該少なくとも1つの当接部材が所定の位置に位置している場合、該少なくとも1つの当接部材は第1の伝達部材及び前記第2の伝達部材と当接し、該少なくとも1つの当接部材が所定の位置から離れている場合、該少なくとも1つの当接部材は第1の伝達部材及び第2の伝達部材と当接しない。制御ベースは第2の伝達部材に対して第1の状態及び第2の状態のうちの一方になるように構成されている。係合部材は制御ベースに可動に取り付けられている。制御ベースが第1の状態にある場合、係合部材は第2の伝達部材と係合しない。制御ベースが第2の状態にある場合、係合部材は第2の伝達部材と係合する。
本発明の別の実施形態によれば、駆動機構は第1の家具部を駆動して第2の家具部に対して動かすように構成されている。当該駆動機構は、第1の弾性部材と、クラッチと、第2の弾性部材と、連結装置とを含む。クラッチは第1の弾性部材を解除可能にロックするように構成されている。クラッチは、第1の伝達部材、第2の伝達部材、少なくとも1つの当接部材、制御ベース及び係合部材を含む。第1の伝達部材は第2の家具部上で可動であり、第2の伝達部材は第1の伝達部材に可動に連結され、第1の伝達部材及び第2の伝達部材により当接空間が定義されるとともに該少なくとも1つの当接部材を収容するように構成され、少なくとも1つの当接部材が所定の位置に位置している場合、少なくとも1つの当接部材は第1の伝達部材及び第2の伝達部材と当接し、少なくとも1つの当接部材が前記所定の位置から離れている場合、少なくとも1つの当接部材は第1の伝達部材及び第2の伝達部材と当接せず、該制御ベースは選択的に第1の状態及び第2の状態のうちの一方になるように構成され、該係合部材は制御ベースに枢結されている。連結装置は第2の弾性部材に連結されている。クラッチが第1の弾性部材をロックすると、第1の弾性部材は第1の弾性力を蓄積し、クラッチが第1の弾性部材を解放すると、第1の弾性部材は前記第1の弾性力を放って第1の家具部を駆動して第2の家具部に対して第1の方向に沿って引っ込め位置から開位置に動かす。第1の家具部が第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、制御ベースは、第1の弾性部材をロックするために第2の状態から第1の状態に切り替わり、第2の弾性部材は第2の弾性力を生成し、第1の家具部は、該第2の弾性力に反応して第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置に第2の方向に沿って移動するよう構成されている。
様々な図面に図示する下記の好ましい実施形態の詳細な説明を読み終えた後、本発明の上記の目的及び他の目的が当業者に間違いなく明らかになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る、キャビネットに対して開けられた引き出しを示す図である。 図2は、引き出しを取り外した状態の図1のキャビネットを示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る、引っ込められた状態のスライドレールアセンブリを示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る駆動機構及び運搬部材の分解図である。 図6は、図5の駆動機構及び運搬部材を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る駆動機構のクラッチの一部の部品の分解図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る、クラッチの当接部材が所定位置に位置している場合に、互いに当接する2つの伝達部材を示す図である。 図9は、図8の当接部材を別の角度で示す図である。 図10は、本発明の一実施形態に係る、所定の位置から離れたクラッチの当接部材を示す図である。 図11は、図10の当接部材を別の角度で示す図である。 図12は、本発明の一実施形態に係る制御ベース及び係合部材の分解図である。 図13は、本発明の一実施形態に係る第1のベースに対して第1の状態にあるクラッチを示す図である。 図14は、図13の領域Aの拡大図である。 図15は、もはや第1の状態にないクラッチを示す図である。 図16は、図15の領域Bの拡大図である。 図17は、係合部材が駆動されて偏向された状態で、もはや第1の状態にないクラッチを示す図である。 図18は、図17の領域Cの拡大図である。 図19は、第1の状態から第2の状態に切り替えられたクラッチを示す図である。 図20は、図19の領域Dの拡大図である。 図21は、本発明の一実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールに対して引っ込め位置に位置する第1のレールと、クラッチが第1の状態にあることにより第1の方向に沿って第1の弾性力を蓄積する第1の弾性力部材とを示す図である。 図22は、第1の状態にあるクラッチを説明するための、図21の領域Aの拡大図である。 図23は、第2のレールの一部を捕捉する連結装置の捕捉部材と、補助弾性部材を通じて連結装置のブロッキング部材と当接する押圧部材を含む駆動機構とを説明するための、図21の領域Bの拡大図である。 図24は、本発明の一実施形態に係る、外力によって第2のレールに対して第2の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図25は、第2の状態にあるクラッチを説明するための図24の領域Aの拡大図である。 図26は、第2のレールの一部を捕捉する連結装置の捕捉部材と、補助弾性部材を押圧して所定の距離動かす押圧部材とを説明するための、図24の領域Bの拡大図である。 図27は、本発明の一実施形態に係る、第2の状態にあるスライドレールアセンブリのクラッチと、弾性力を放って第1のレールを駆動し、第2のレールに対して第1の方向に沿って動かす第1の弾性部材とを示す図である。 図28は、クラッチに対して端部に位置する第1のベース部を示すための図27の領域Aの拡大図である。 図29は、第2のレールの一部を捕捉することなく、ブロッキング部材に対して逸れた連結装置の捕捉部材を説明するための、図27の領域Bの拡大図である。 図30は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置から引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図31は、クラッチに対して所定の距離動かされて第2の状態で維持された第1のベース部を説明するための、図30の領域Aの拡大図である。 図32は、ブロッキング部材に対して逸れた連結装置の捕捉部材を説明するための、図30の領域Bの拡大図である。 図33は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置からさらに引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図34は、第1の状態になるように、クラッチに対して動かされた第1のベース部と、第2のレールの一部の捕捉準備ができた連結装置の捕捉部材とを説明するための、図33の領域Aの拡大図である。 図35は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置からさらに引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図36は、第1の状態にあるクラッチと、第2のレールの逸らすべき一部を捕捉した連結装置の捕捉部材とを説明するための、図35の領域Aの拡大図である。 図37は、本発明の一実施形態に係る、第2の弾性部材の第2の弾性力に反応にして、第2のレールに対して第2の方向に沿って引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図38は、第1のレールが第2のレールに対して第2の方向に沿って引っ込められた場合に制動効果を提供する制動装置を説明するための、図37の領域Aの拡大図である。
図1は、第1の家具部22、第2の家具部24及び一対のスライドレールアセンブリ26を少なくとも含む、本発明の一実施形態に係る家具組立体20を示す。本実施形態では、第1の家具部22が例えば引き出しであり、第2の家具部24が例えばキャビネットである。一対のスライドレールアセンブリ26は第1の家具部22と第2の家具部24との間に取り付けられている。本実施形態では、スライドレールアセンブリ26はアンダーマウント型の引き出しスライドであり、第1の家具部22の底部の2つの側に隣接するように第1の家具部22にそれぞれ取り付けられている。上記の構成によれば、一対のスライドレールアセンブリ26を通じて、第1の家具部22を第2の家具部24に対して容易に開くか又は引っ込めることができる。
図2及び図3に示すように、スライドレールアセンブリ26は第1のレール28及び第2のレール30を含む。第2のレール30は第2の家具部24に長手方向に且つ固定されて取り付けられている。そのため、第2のレール30は第2の家具部24の一部と見なすことができる。第1のレール28は第2のレール30に対して長手方向に動かすことができる。そのため、第1のレール28は第1の家具部22の一部と見なすことができる。スライドレールアセンブリ26は、第1のレール28と第2のレール30との間に可動に取り付けられた第3のレール32をさらに含むことが好ましい。第3のレール32は、第2のレール30に対する第1のレール28の移動距離を伸長できるように構成されている。スライドレールアセンブリ26は、第2のレール30に固定取り付けされた拡張ベース34をさらに含むことが好ましい。拡張ベース34は第2のレール30の一部と見なすことができ、拡張ベース34は第2のレール30の長手方向に沿って配置されている。スライドレールアセンブリ26は、拡張ベース34の長手方向に沿って配置された補助トラック36をさらに含むことが好ましい。本実施形態では、補助トラック36はギアラックである。拡張ベース34は係合機構(engagement feature)38をさらに含む。係合機構38は、拡張ベース34に固定取り付けされた独立した部品であってもよいし、係合機構38は拡張ベース34から形成されていてもよい。
図4に示すように、スライドレールアセンブリ26は、第1のレール28に取り付けられた運搬部材40をさらに含む。運搬部材40は第1のレール28の一部と見なすことができ(即ち、運搬部材40は第1の家具部22の一部と見なすことができる)、第2のレール30に対して第1のレール28と共に動くように構成されている。運搬部材40は拡張ベース34に対して動かすことができる。図4は、第2のレール30に対して引っ込められた状態にある第1のレール28を示す図である。即ち、運搬部材40は拡張ベース34に対して引っ込められている。
図5及び図6に示すように、本発明は駆動機構42を提供する。駆動機構42は運搬部材40上に配置されている。具体的には、駆動機構42は連結部材44、第1のベース部46、第2のベース部48、第1の弾性部材50、第2の弾性部材52、クラッチ54及び連結装置56等の複数の部品を含む。
連結部材44は運搬部材40(又は第1の家具部22)に対して動かすことができる。連結部材44は第1の取り付け部58及び第2の取り付け部60を備えていることが好ましい。
第1のベース部46は第2のベース部48に隣接して配置される。例えば、第2のベース部48は、第1のベース部46及び第2のベース部48を一体とみなすことができるように、第1のベース部46の一方側に取り付けられる。第1のベース部46及び第2のベース部48のうちの一方は運搬部材40に連結されている。第1のベース部46及び第2のベース部48は、複数の固定部材62等の少なくとも1つの固定部材62を備えていることが好ましい。他方、連結部材44は、複数の固定部材62に対応する位置に位置する複数の伸長孔64等の少なくとも1つの伸長孔64を備える。複数の伸長孔64は、連結部材44を第1のベース部46又は第2のベース部48に対して動かすことができるようにする。具体的には、各固定部材62が対応する伸長孔64の一部を通って運搬部材40(又は第1の家具部22)に連結されている。固定部材62及び伸長孔64はそれぞれ突起及び有界孔(bounded hole)(長手孔等)である。
第1の弾性部材50は連結部材44に取り付けられている。第1の弾性部材50は第1のベース部46と連結部材44の第1の取り付け部58との間に取り付け可能であることが好ましい。他方、第2の弾性部材52は、連結部材44と連結装置56との間に取り付けられる。
クラッチ54は連結部材44上に配置されている。クラッチ54は、第1の弾性部材50を解除可能にロックするように構成されている。それに加えて、第1のベース部46は、クラッチ54を収容するための空間66を提供する。
連結装置56は捕捉部材(capturing member)68及びブロッキング部材(blocking member)70を含む。本実施形態では、捕捉部材68は、ブロッキング部材70に可動に連結、例えば枢結される。連結装置56のブロッキング部材70は第2の弾性部材52に連結されている。例えば、第2の弾性部材52は、連結装置56のブロッキング部材70と連結部材44の第2の取り付け部60との間に取り付けることができる。本実施形態では、連結装置56は第2のベース部48に可動に取り付けられている。具体的には、第2のベース部48はガイド通路72を有する。ガイド通路72は長手方向通路(longitudinal path)74と、長手方向通路74と連通するとともに長手方向通路74に対して逸れた横方向通路(transverse path)76とを含む。捕捉部材68及びブロッキング部材70はガイド通路72の長手方向通路74に沿って動かすことができる。本実施形態では、捕捉部材68及びブロッキング部材70は、ガイド通路72の長手方向通路74内で動かすことができる第1のピン71及び第2のピン73をそれぞれ有する。
駆動機構42は制動装置78をさらに含むことが好ましい。制動装置78はシリンダー80と、シリンダー80に対して可動な制動ロッド82とを含む。当業者にとって制動装置78は周知であるため、制動装置78についてのさらなる説明は省略する。制動ロッド82は、捕捉部材68及びブロッキング部材70のうちの一方に対応する位置に位置している。本実施形態では、制動ロッド82は、例えばブロッキング部材70に対応する位置に位置している。
図7に示すように、クラッチ54は第1の伝達部材84と、第1の伝達部材84に可動に連結される第2の伝達部材86とを含む。本発明では、第1の伝達部材84及び第2の伝達部材86はシャフト88により互いに枢結されている。第1の伝達部材84は第2の家具部24上で動かすことができる。例えば、第1の伝達部材84は補助トラック36に沿って動かすことができる。具体的には、第1の伝達部材84は、補助トラック36に沿って動かすことができるように第2のレール30の拡張ベース34の補助トラック36と噛み合う。第2の伝達部材86は本体部90及びハウジング部92等の2つの部分を含む。本体部90及びハウジング部92は一体形成可能である。あるいは、本体部90はハウジング部92を収容するための取り付け空間(図示せず)を有することができる。そのため、ハウジング部92が本体部90に取り付けられている場合、本体部90及びハウジング部92を一体と見なすことができる。本体部90は互いに離間した複数の係合部94を有する。
図8及び図9に示すように、クラッチ54は第1の伝達部材84と第2の伝達部材86(ハウジング部92等)との間に可動に取り付けられた少なくとも1つの当接部材96をさらに含む。具体的には、第1の伝達部材84は少なくとも1つの第1の当接部98を備え、第2の伝達部材86(ハウジング部92等)は少なくとも1つの第2の当接部100を備える。それに加えて、第1の伝達部材84は傾斜面102を有する。第1の伝達部材84の第1の当接部98と第2の伝達部材86の第2の当接部100との間に、当接部材96を収容するための当接空間104が定義されている。傾斜面102は第1の伝達部材84に配置され、第1の当接部98に隣接していることが好ましい。当接部材96は傾斜面102上で移動可能である。例えば、第1の伝達部材84が第1の移動方向に沿って回転されると、当接部材96は傾斜面102上の所定の位置に移動して第1の伝達部材84が第2の伝達部材86を駆動して、当接部材96を通じて第1の移動方向に沿って移動するように、第1の伝達部材84の第1の当接部98及び第2の伝達部材86の第2の当接部100に当接する。
図10及び図11に示すように、第1の伝達部材84が(第1の移動方向とは異なる)第2の移動方向に沿って回転されると、当接部材96が傾斜面102上の所定の位置から離れるように当接部材96は第1の伝達部材84の第1の当接部98により駆動される。そのため、第1の伝達部材84は第2の伝達部材86を駆動して、当接部材96を通じて第2の移動方向に沿って動かすことができない。
図12に示すように、クラッチ54は、第2の伝達部材86に対して可動な制御ベース106をさらに含む。本実施形態では、制御ベース106の一部は枢動部材85により連結部材44に枢結されている。制御ベース106は、制御ベース106に可動に取り付けられる係合部材108をさらに含むことが好ましい。具体的には、係合部材108は、係合部材108を制御ベース106に枢結するためにシャフト部109により制御ベース106に連結されている。係合部材108は第2の伝達部材86の複数の係合部94に対応する。クラッチ54は、クラッチ54に対する第1のベース部46の動きによって生じる摩擦を低減するために、第1のベース部46と回転接触する回転部材117をさらに含むことが好ましい。
図13及び図14に示すように、第1のベース部46は制御通路110を有する。制御通路110は第1の通路112と、第1の通路112と連通するとともに、第1の通路112に対して偏向した第2の通路114とを含む。他方、制御通路110は制御ベース106が第1のベース部46又は第2の伝達部材86に対して動かすことができるようにする。制御ベース106は制御通路110と協働するためにガイド部材116を備えることが好ましい。本実施形態では、ガイド部材116が第1のベース部46の制御通路110の第2の通路114に位置している場合、制御ベース106は第1の状態L1にある。そのため、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94と係合しない。制御ベース106は凹部107と、凹部107に隣接して位置する2つの分離壁部(separated walls)109a、109bとを有することが好ましい。凹部107は、係合部材108が限られた空間内で制限されて動くことができるようにするために限られた空間を提供する。他方、所定の長手方向距離Xが制御通路110の第1の通路112によって定義される。
図15〜図18に示すように、第1のベース部46に外力が加えられえると(例えば第1の家具部22が押されると)、制御ベース106は、ガイド部材116が制御通路110の第2の通路114から制御通路110の第1の通路112に入るように第1のベース部46の制御通路110の第2の通路114の壁によってガイドされる。係合部材108は制御ベース106に可動に取り付けられているため、係合部材108は、第2の伝達部材86の係合部94が係合部材108に当接した場合に移動及び偏向するように第2の伝達部材86の係合部94により駆動することができる。
図19及び図20に示すように、制御ベース106は第2の伝達部材86に対して第2の状態L2にある。制御ベース106が第2の状態L2にある場合、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94と係合するように(例えば互いに係合するように)構成されている。即ち、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94に対して選択的に係合するか又は係合しないようにすることができる。
上記の構成によれば、制御ベース106は選択的に第1の状態L1及び第2の状態L2のうちの一方になるように構成されている。即ち、クラッチ54は第1の状態L1又は第2の状態L2になることができる。例えば、制御ベース106は第2の伝達部材86に対して回転及び偏向させて第1の状態L1から第2の状態L2に切り替えることができる。具体的には、制御ベース106は第1の状態L1から第2の状態L2に又は第2の状態L2から第1の状態L1に制御通路110の第1の通路112及び第2の通路114を通じて切り替えることができる。
図21、図22及び図23に示すように、第1のレール28は第2のレール30に対して引っ込め位置P1に位置している(即ち、第1の家具部22は第2の家具部24に対して引っ込め位置P1に位置している)。そのため、制御ベース106は、ガイド部材116が第1のベース部46の制御通路110の第2の通路114内に位置しているため第1の状態L1にある。第1の状態L1にある場合、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94と係合しない。そのような状態では、第1の伝達部材84は第1の方向D1及び第2の方向に沿って補助トラック36上を移動できる。第1の伝達部材84は第1の方向D1に沿って補助トラック36上を移動できるため、第1の伝達部材84は、第2の家具部24に対して、引っ込め位置P1から開位置の方に第1の方向D1に沿って動かすことができる。それに加えて、制御ベース106が第1の状態L1で保持されて、第1の方向D1に沿って連結部材44に加えられる第1の弾性力(又は第1の駆動力)を第1の弾性部材50に蓄積させる。即ち、クラッチ54の制御ベース106が第1の弾性部材50をロックすると、第1の弾性部材50は第1の弾性力を蓄積するように構成されている。他方、捕捉部材68は第2のレール30(又は第2の家具部24)の一部、例えば係合機構38を捕捉するように構成された捕捉機構(capturing feature)118を有する。捕捉機構118は留め具又は凹状構造である。第2のベース部48は部屋120をさらに含むことが好ましい。駆動機構は、部屋120内に収容された補助弾性部材122及び押圧部材124をさらに含む。補助弾性部材122は、押圧部材124が部屋120から部分的に突出してブロッキング部材70と接触するように押圧部材124に弾性力を提供するように構成されている。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はブロッキング部材70と当接する。
図24、図25及び図26に示すように、捕捉部材68と、第2のレール30の係合機構38とが互いに係合するため、第2の方向D2に沿った外力が第1のレール28に加えられると、第1のレール28は第2のレールに対して、第2の方向D2に沿って引っ込め位置P1から移動する。そして、押圧部材124はブロッキング部材70と当接し、外力に反応して補助弾性部材122を押圧し、それにより第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って短い距離移動する。第1のレール28が第2の方向D2に沿って移動したことに反応して、第1のベース部46は制御ベース106をさらに駆動して第1の状態L1から第2の状態L2に移す。それにより、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94と係合できる(制御ベース106が第1の状態L1から第2の状態L2に移るプロセスについては、図13〜図20を参照。簡略化のためにさらなる説明は省略する)。そのような状態では、第1の伝達部材84を補助トラック36に対して第2の方向D2に沿って動かすことができない(即ち、第1の伝達部材84は第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って動かすことができない)。即ち、そのような状態では、第1の伝達部材84は第1の方向D1(第2の方向D2と反対の方向)に沿ってのみ補助トラック36上を移動できる。
図27、図28及び図29に示すように、制御ベース106が第2の状態L2にあり(即ち、制御ベース106のガイド部材116が制御通路110の第1の通路112内に位置している)且つ第2の方向D2に沿った外力がもはや存在していない場合、第1の弾性部材50は第1の弾性力を放って第1のレール28を駆動し、第2のレール30に対して第1の方向D1に沿って引っ込め位置P1から移動させる。即ち、クラッチ54の制御ベース106が第2の状態L2にある場合、クラッチ54は、第1の弾性部材50が第1の弾性力を放って第1のベース部46及び第2のベース部48が第1のレール28と共に第1の方向D1に沿って移動するように第1の弾性部材50のロックを解除する。第1の弾性部材50によって第1の弾性力が放たれることに反応して、第2のレール30に対して第1のレール28を開くことができる。第2のベース部48が第1の方向D1に沿って動かされると、第2のベース部48のガイド通路72が捕捉部材68に対して動かされて、捕捉部材68の第1のピン71をガイド通路72の長手方向通路74から横方向通路76に入れる。従って、捕捉部材68は、捕捉部材68の捕捉機構118を拡張ベース34の係合機構38から取り外すためにブロッキング部材70に対して逸らされる。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はシリンダー80に対して外側に伸長されて制動準備状態に置かれるとともに連結装置56のブロッキング部材70に対応する。
図30、図31及び図32に示すように、外力によって、第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から動かされると(即ち、外力によって、第1の家具部22が第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から動かされると)、第1のベース部46及び第2のベース部48は第1のレール28と共に第2の方向D2に沿って移動する。クラッチ54は(第1の伝達部材84の第1の当接部98及び第2の伝達部材86の第2の当接部100と当接する、図8の当接部材96等)、第2の伝達部材86の係合部94と係合する係合部材108と係合状態にあるため、第1の伝達部材84は第2の方向D2に沿って補助トラック36上を移動できない。そのような状態では、第1の弾性部材50は外力に反応して第1の弾性力を蓄積し、第2の弾性部材52も外力に反応して第2の弾性力を蓄積する。具体的には、第1のベース部46が外力に反応して第2のレール30に対して動かされると、第1の弾性部材50が第1のベース部46によって伸ばされて第1の弾性力を蓄積する。他方、捕捉部材68の第1のピン71はガイド通路72の横方向通路76内で保持されているため、第2の弾性部材52は第2のベース部48によって伸ばされて第2の弾性力を蓄積する。
図33及び図34に示すように、第1のレール28が第2のレール30に対して開位置P2から引っ込め位置P1の方に第2の方向D2に沿って所定の距離動かされると(例えば、第1のレール28が制御通路110の第1の通路112の長手方向距離X動かされる)、第1のベース部46が移動して、制御ベース106が第2の伝達部材86に対して第2の状態L2から第1の状態L1に戻るよう切り替えられるように、制御ベース106のガイド部材116を制御通路110の第1の通路112から第2の通路114に戻す。従って、係合部材108は第2の伝達部材86の係合部94と係合しない。そのような状態では、第1の弾性部材50及び第2の弾性部材52は第1の弾性力(又は第1の駆動力)及び第2の弾性力(又は第2の駆動力)をそれぞれ蓄積することができる。即ち、クラッチ54の制御ベース106は、第1のレール28が第2のレール30に対して所定の距離動かされたことに反応して、第1の弾性部材50をロックする状態に戻る。第2の弾性部材52の第2の弾性力は、第2の方向D2に沿って連結部材44に加えることができる。他方、捕捉部材68は第2のレール30の係合機構38を捕捉する準備ができている。
図35及び図36に示すように、第1のレール28を第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って引っ込める最後のプロセスでは、捕捉部材68の捕捉機構118は、捕捉部材68の第1のピン71がガイド通路72の横方向通路76から遠ざかって長手方向通路74に移るように、第2のレール30の係合機構38を捕捉する。即ち、捕捉部材68はブロッキング部材70に隣接するようにブロッキング部材70に対して逸らされる。
図37及び図38に示すように、捕捉部材68が第2のレール30の係合機構38を捕捉すると、第2の弾性部材52は第2の弾性力を放ち、第2の弾性力に反応して、第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って引っ込め位置P1に引っ込められる。即ち、第1の家具部22は、第2の弾性力に反応して、第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から引っ込め位置P1に動かすことができる。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はブロッキング部材70に当接するため、制動装置78は、第1のレール28を第2のレール30に対して引っ込め位置P1に引っ込めるプロセスにおいて制動効果を提供するように構成されている。
上記の構成によれば、本発明は下記のような特徴を有する。
係合部材108は、制御ベース106の限られた空間内で可動に取り付けらている。第2の伝達部材86の係合部94が係合部材108と係合すると、第2の伝達部材86と係合部材108との間での衝撃又は揺れ(jolt)が防止されるように第2の伝達部材86の係合部94によって係合部材108を駆動して偏向させることができる。即ち、係合部材108が制御ベース106に固定取り付けされている場合、第2の伝達部材86の係合部94と係合部材108との再係合の間に衝撃又は揺れが起こり得る。本発明の実施形態では、係合部材108は制御ベース106の限られた空間内で可動に取り付けられている。係合部材108が第2の伝達部材86の係合部94と係合しようとすると、係合部材108はそれに従って駆動されて偏向するため、第2の伝達部材86と係合部材108との間での衝撃又は揺れが低減される。
当業者であれば、本発明の教示を維持しながら多くの変更及び改良が装置及び方法に加えられ得ることに容易に気付く。従って、上記の開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈すべきである。
20 家具組立体
22 第1の家具部
24 第2の家具部
26 スライドレールアセンブリ
28 第1のレール
30 第2のレール
32 第3のレール
34 拡張ベース
36 補助トラック
38 係合機構
40 運搬部材
42 駆動機構
44 連結部材
46 第1のベース部
48 第2のベース部
50 第1の弾性部材
52 第2の弾性部材
54 クラッチ
56 連結装置
58 第1の取り付け部
60 第2の取り付け部
62 固定部材
64 伸長孔
66 空間
68 捕捉部材
70 ブロッキング部材
72 ガイド通路
74 長手方向通路
76 横方向通路
78 制動装置
80 シリンダー
82 制動ロッド
84 第1の伝達部材
86 第2の伝達部材
88 シャフト
90 本体部
92 ハウジング部
94 係合部
96 当接部材
98 第1の当接部
100 第2の当接部
102 傾斜面
104 当接空間
106 制御ベース
107 凹部
108 係合部材
109 分離壁部
110 制御通路
112 第1の通路
114 第2の通路
116 ガイド部材
118 捕捉機構
120 部屋
122 補助弾性部材
124 押圧部材

Claims (7)

  1. 第1の伝達部材と、
    前記第1の伝達部材に可動に連結される第2の伝達部材と、
    前記第1の伝達部材と前記第2の伝達部材との間で可動に取り付けられる少なくとも1つの当接部材であって、前記第1の伝達部材は傾斜面及び第1の当接部を有し、前記第2の伝達部材は第2の当接部を有し、該第1の当接部及び該第2の当接部により当接空間が定義され、該当接空間は該少なくとも1つの当接部材を収容するように構成され、該少なくとも1つの当接部材は該傾斜面上を移動可能であり、前記第1の伝達部材が第1の方向に回転された場合、該少なくとも1つの当接部材は所定の位置に移動し、該少なくとも1つの当接部材が該所定の位置に位置する場合、該少なくとも1つの当接部材は前記第1の当接部及び前記第2の当接部と当接し、前記第1の伝達部材が第2の方向に回転された場合、該少なくとも1つの当接部材は前記第1の当接部により駆動されて前記所定の位置から離れ、該少なくとも1つの当接部材は前記所定の位置から離れている場合前記第1の当接部及び前記第2の当接部と当接しない、少なくとも1つの当接部材と、
    前記第2の伝達部材に対して第1の状態及び第2の状態のうちの一方になるように構成されるとともに、凹部と、該凹部に隣接して位置する2つの分離壁部とを有する制御ベースと、
    前記制御ベースに可動に取り付けられる係合部材と、
    を含むクラッチであって、
    前記制御ベースが第1の状態にある場合、前記係合部材は前記第2の伝達部材と係合しないため、前記第1の伝達部材は前記第1の方向及び前記第2の方向の双方に移動可能であり、
    前記制御ベースが第2の状態にある場合、前記係合部材は前記第2の伝達部材と係合するため、前記第1の伝達部材は前記第1の方向には移動できるが前記第2の方向に移動できず、
    前記凹部は限られた空間を提供し、前記係合部材は前記制御ベースの状態に応じて該限られた空間内で前記2つの分離壁部のいずれかと当接して制限的に動くことができるように構成されている、クラッチ。
  2. 前記第1の伝達部材と前記第2の伝達部材とは、シャフトによって互いに枢結されている、請求項1に記載のクラッチ。
  3. 前記第2の伝達部材は本体部及びハウジング部を含み、
    前記本体部は前記ハウジング部を収容するように構成され、前記本体部は互いに離間した複数の係合部を含む、請求項1に記載のクラッチ。
  4. 前記係合部材はシャフト部により前記制御ベースに枢結されており、前記係合部材は前記第2の伝達部材の複数の係合部に対応する、請求項3に記載のクラッチ。
  5. 第1の家具部を駆動して第2の家具部に対して動かすように構成された駆動機構であって、当該駆動機構は、
    第1の弾性部材と、
    請求項1に記載のクラッチと、
    第2の弾性部材と、
    前記第2の弾性部材に連結された連結装置と、
    を含み、
    前記クラッチが前記第1の弾性部材をロックすると、前記第1の弾性部材は第1の弾性力を蓄積し、前記クラッチが前記第1の弾性部材を解放すると、前記第1の弾性部材は前記第1の弾性力を放って前記第1の家具部を駆動して前記第2の家具部に対して第1の方向に沿って引っ込め位置から開位置の方に動かし、
    前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、前記制御ベースは、前記第1の弾性部材をロックするために第2の状態から第1の状態に切り替わり、前記第2の弾性部材は第2の弾性力を生成し、前記第1の家具部は、該第2の弾性力に反応して前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置に第2の方向に沿って移動するよう構成されている、駆動機構。
  6. 前記第2の家具部は前記第2の家具部の長手方向に沿って配置された補助トラックを含み、前記第1の伝達部材は該補助トラックに沿って可動である、請求項に記載の駆動機構。
  7. 第1のベース部及び第2のベース部をさらに含み、
    前記第1のベース部は前記第1の家具部に連結され、前記第2のベース部は前記第1の家具部に連結され、前記第1のベース部及び前記制御ベースのうち一方は制御通路を有し、該制御通路は第1の通路と、該第1の通路に対して偏向した第2の通路とを含み、前記制御通路は前記制御ベースが前記第1の状態及び前記第2の状態の一方になるように動かされるように構成され、前記所定の距離は前記第1の通路によって定義され、前記第2のベース部は長手方向通路と、該長手方向通路と連通した横方向通路とを含むガイド通路を有し、前記連結装置は前記ガイド通路を通じて前記第2のベース部に可動に取り付けられるとともに、ブロッキング部材と、該ブロッキング部材に枢結された捕捉部材とを含む、請求項に記載の駆動機構。
JP2017211490A 2017-04-12 2017-11-01 家具部のためのクラッチ Active JP6594941B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW106112319 2017-04-12
TW106112319A TWI616161B (zh) 2017-04-12 2017-04-12 用於傢俱組件的離合器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018179282A JP2018179282A (ja) 2018-11-15
JP6594941B2 true JP6594941B2 (ja) 2019-10-23

Family

ID=60327144

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017211490A Active JP6594941B2 (ja) 2017-04-12 2017-11-01 家具部のためのクラッチ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10021978B1 (ja)
EP (1) EP3387951B1 (ja)
JP (1) JP6594941B2 (ja)
TW (1) TWI616161B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102607011B1 (ko) * 2018-10-01 2023-11-29 삼성전자주식회사 냉장고

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20020056141A1 (en) * 2000-04-03 2002-05-09 Advanced Interactive Inc. Two way cable system with noise-free return path
DE202005009860U1 (de) * 2004-12-17 2006-04-20 Alfit Ag Schließ- und Öffnungsvorrichtung für Schubladen
JP5675628B2 (ja) * 2008-10-22 2015-02-25 ボーグワーナー インコーポレーテッド 複数の列のラチェット要素を有するワンウェイまたは選択可能クラッチ
US8277002B2 (en) * 2009-01-09 2012-10-02 Jonathan Manufacturing Corporation Self-closing slide assembly with dampening mechanism
US8172345B2 (en) * 2009-07-20 2012-05-08 King Slide Works Co., Ltd. Self-moving device for movable furniture parts
JP2011046280A (ja) * 2009-08-27 2011-03-10 Hi-Lex Corporation 自動車のバックドアの開度保持装置
EP2388156B1 (de) * 2010-05-19 2012-05-09 Pewag Schneeketten GMBH & Co KG Spannschloss
AT512512B1 (de) * 2012-07-10 2013-09-15 Blum Gmbh Julius Antriebsvorrichtung für ein bewegbares Möbelteil
US8801120B2 (en) * 2012-09-12 2014-08-12 King Slide Works Co., Ltd. Self-opening and self-closing slide assembly
US9188172B2 (en) * 2013-01-10 2015-11-17 Means Industries, Inc. Compact overrunning coupling and control assembly having reduced part count and manufacturing complexity
AT514058B1 (de) 2013-04-12 2014-10-15 Blum Gmbh Julius Antriebsvorrichtung für ein bewegbares Möbelteil
JP6358943B2 (ja) * 2014-12-11 2018-07-18 Thk株式会社 運動案内装置
JP6413963B2 (ja) * 2015-07-10 2018-10-31 トヨタ自動車株式会社 クラッチシステム
DE202015104440U1 (de) * 2015-08-21 2016-11-22 Grass Gmbh Vorrichtung zum Bewegen eines bewegbaren Möbelteils und Möbel
DE202015104431U1 (de) * 2015-08-21 2016-11-22 Grass Gmbh Vorrichtung für die Bewegung eines Möbelteils und Möbel
JP6493106B2 (ja) * 2015-09-04 2019-04-03 トヨタ自動車株式会社 セレクタブルワンウェイクラッチ
JP2017065484A (ja) * 2015-09-30 2017-04-06 アイシン精機株式会社 車両用シートリフター装置
TWI532452B (zh) * 2015-11-12 2016-05-11 川湖科技股份有限公司 驅動機構
TWI536933B (zh) 2015-11-12 2016-06-11 川湖科技股份有限公司 滑軌總成
TWI538638B (zh) 2015-11-12 2016-06-21 川湖科技股份有限公司 用於傢俱組件的驅動機構及方法
TWI572304B (zh) * 2016-03-31 2017-03-01 川湖科技股份有限公司 用於傢俱組件的驅動機構及方法
TWI615112B (zh) * 2016-07-01 2018-02-21 川湖科技股份有限公司 傢俱組件及用於活動傢俱件的震動偵測裝置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3387951B1 (en) 2020-05-06
EP3387951A1 (en) 2018-10-17
US10021978B1 (en) 2018-07-17
JP2018179282A (ja) 2018-11-15
TW201836521A (zh) 2018-10-16
TWI616161B (zh) 2018-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6357211B2 (ja) 家具部のための駆動機構及び駆動方法
JP6228265B2 (ja) 駆動機構
JP6228264B2 (ja) 家具用の駆動機構及び駆動方法
JP6644757B2 (ja) スライドレールアセンブリ
US6824233B2 (en) Track device for drawers
JP6516823B2 (ja) スライドレールアセンブリ
TWI528920B (zh) 用於滑軌總成的驅動機構及導引配件
JP2018187347A (ja) スライドレールアセンブリ
JP6516822B2 (ja) スライドレールアセンブリ
JP6498244B2 (ja) スイッチを備えたスライドレールアセンブリ
JP6941710B2 (ja) スライドレールアセンブリ
JP6594941B2 (ja) 家具部のためのクラッチ
US10980346B2 (en) Synchronization system, slide rail assembly and driving method for slide rail assembly
US10405654B2 (en) Driving mechanism, protection device and control method applicable to furniture
TWI721493B (zh) 滑軌總成
CN108720381B (zh) 用于家具组件的离合器
CN108567251B (zh) 用于可活动家具组件的回归机构
CN114847691A (zh) 滑轨总成
CN112240341B (zh) 滑轨总成

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171101

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190507

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190917

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190925

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6594941

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250