JP6357211B2 - 家具部のための駆動機構及び駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は駆動機構及び駆動方法に関し、より具体的には家具部のための駆動機構及び駆動方法に関する。
引き出しシステム等の家具システムにおいて、通常、引き出しは一対のスライドレールアセンブリを通じてキャビネットに対して開くか又は引っ込めることができる。引っ込め位置(retracted position)から引き出しをキャビネットに対して開くのを容易にすることが可能な製品が現在の市場で既に提供されており、係る製品は所謂プッシュオープン製品(push-open product)である。引き出しをキャビネットに対して引っ込める最後のプロセスで引き出しを自動的に引っ込めることが可能な製品も現在の市場で提供されており、係る製品は所謂自閉製品(self-closing product)である。しかしながら、市場における様々な要求によれば、プッシュオープン機能及び自閉機能の双方を有する製品の製品開発が重要になっている。特許文献1には、固定部に対して自動開閉機能を有する可動部を含む、可動家具部のための自動(self-moving)装置が開示されている。係る特許文献は参考のために記載する。
米国特許第8172345号明細書 米国特許第8668288号明細書 米国特許第8721011号明細書 米国特許第8764134号明細書
本発明は、家具部のための駆動機構及び駆動方法に関する。
本発明の一実施形態によれば、駆動機構は第1の家具部を駆動して第2の家具部に対して動かすように構成されている。当該駆動機構は第1の弾性部材と、第1のロック装置と、第2の弾性部材と、第2のロック装置とを含む。第1のロック装置は第1の弾性部材を解除可能にロックするように構成されている。第1のロック装置が第1の弾性部材をロックすると、第1の弾性部材は第1の弾性力を蓄積し、第1のロック装置が第1の弾性部材のロックを解除すると、第1の弾性部材は第1の弾性力を放って第1の家具部を駆動し、第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置(open position)の方に第1の方向に沿って動かす。第2のロック装置は第2の弾性部材に連結されている。第1の家具部が第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、第1のロック装置は、第1の弾性部材をロックするためにロック解除状態からロック状態に切り替わり、第2の弾性部材は、第1の家具部が第2の弾性力に反応して第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置に第2の方向に沿って動かされるように、第2の弾性力を生成する。
本発明の別の実施形態によれば、家具組立体は第1の家具部と、第2の家具部と、駆動機構とを含む。第1の家具部は第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に可動である。駆動機構は第1のロック装置を含む。第1のロック装置は、第1の部品と、第2の部品と、制御部材とを含む。第1の部品は第2の家具部上で可動である。第2の部品は第1の部品に可動に連結されている。制御部材は第2の部品に対してロック状態及びロック解除状態のうちの一方の状態になるように構成されている。制御部材がロック状態にある場合、制御部材は、第1の部品を第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に第1の方向に沿って動かすことができるようにするために第2の部品と係合しない。制御部材がロック解除状態にある場合、制御部材は、第1の部品を第2の家具部に対して第2の方向に沿って動かすことができないようにするために第2の部品と係合する。第1の家具部が第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、制御部材はロック解除状態からロック状態に切り替わる。
本発明の別の実施形態によれば、本発明は第1の家具部を第2の家具部に対して動かすための駆動方法を提供する。第1の家具部は第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に第1の方向に沿って可動である。当該駆動方法は、第1の弾性部材を提供するステップと、第1の弾性部材を解除可能にロックするように構成された第1のロック装置を提供するステップであって、第1のロック装置に第1の弾性部材のロックを解除させるために、外力によって第1の家具部が第2の家具部に対して第2の方向に沿って動かされると、第1の弾性部材は第1の弾性力を放ち、該第1の弾性力に反応して、第1の家具部が第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置に第1の方向に沿って動かされる、ステップと、第2の弾性部材を提供するステップと、を含み、第1のロック装置に第1の弾性部材をロックさせるために、外力によって第1の家具部が第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置の方に所定の距離動かされると、第2の弾性部材は第2の弾性力を放つように構成され、該第2の弾性力に反応して、第1の家具部が第2の家具部に対して開位置から引っ込め位置に第2の方向に沿って動かされる。
様々な図面に図示する下記の好ましい実施形態の詳細な説明を読み終えた後、本発明の上記の目的及び他の目的が当業者に間違いなく明らかになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る、キャビネットに対して開けられた引き出しを示す図である。 図2は、引き出しを取り外した状態の図1のキャビネットを示す図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解図である。 図4は、本発明の一実施形態に係る、引っ込められた状態のスライドレールアセンブリを示す図である。 図5は、本発明の一実施形態に係る駆動機構及び運搬部材の分解図である。 図6は、図5の駆動機構及び運搬部材を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る駆動機構の第1のロック装置の一部の部品の分解図である。 図8は、本発明の一実施形態に係る、第1のロック装置の当接部材が所定位置に位置している場合に、互いに当接する2つの部品を示す図である。 図9は、図8の当接部材を別の角度で示す図である。 図10は、本発明の一実施形態に係る、所定の位置から離れた第1のロック装置の当接部材を示す図である。 図11は、図10の当接部材を別の角度で示す図である。 図12は、本発明の一実施形態に係る、第1のベース部に隣接して位置するとともに連結部材に取り付けられ、制御通路に対応する制御部材を有する第1のロック装置を示す図である。 図13は、本発明の一実施形態に係る、第1のベース部に対してロック状態にある第1のロック装置を示す図である。 図14は、ロック状態から徐々に離れる図13の第1のロック装置を示す図である。 図15は、ロック状態からロック解除状態に切り替えられている図14の第1のロック装置を示す図である。 図16は、本発明の一実施形態に係る、スライドレールアセンブリの第2のレールに対して引っ込め位置に位置する第1のレールと、第1のロック装置がロック状態にあることにより第1の方向に沿って第1の弾性力を蓄積する第1のロック装置の第1の弾性力部材とを示す図である。 図17は、ロック状態にある第1のロック装置を説明するための、図16の領域Aの拡大図である。 図18は、第2のレールの一部を捕捉する第2のロック装置の捕捉部材と、補助弾性部材を通じて第2のロック装置のブロッキング部材と当接する押圧部材を含む駆動機構とを説明するための、図16の領域Bの拡大図である。 図19は、本発明の一実施形態に係る、外力によって第2のレールに対して第2の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図20は、ロック解除状態にある第1のロック装置を説明するための図19の領域Aの拡大図である。 図21は、第2のレールの一部を捕捉する第2のロック装置の捕捉部材と、補助弾性部材を押圧してある距離動かす押圧部材とを説明するための、図19の領域Bの拡大図である。 図22は、本発明の一実施形態に係る、ロック解除状態にあるスライドレールアセンブリの第1のロック装置と、弾性力を放って第1のレールを駆動し、第2のレールに対して第1の方向に沿って動かす第1の弾性部材とを示す図である。 図23は、第1のロック装置に対して端部に位置する第1のベース部を示すための図22の領域Aの拡大図である。 図24は、第2のレールの一部を捕捉することなく、ブロッキング部材に対して逸れた第2のロック装置の捕捉部材を説明するための、図22の領域Bの拡大図である。 図25は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置から引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図26は、第1のロック装置に対してある距離動かされてロック解除状態で維持された第1のベース部を説明するための、図25の領域Aの拡大図である。 図27は、ブロッキング部材に対して逸れた第2のロック装置の捕捉部材を説明するための、図25の領域Bの拡大図である。 図28は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置からさらに引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図29は、ロック状態になるように、第1のロック装置に対して動かされた第1のベース部と、第2のレールの一部の捕捉準備かできた第2のロック装置の捕捉部材とを説明するための、図28の領域Aの拡大図である。 図30は、本発明の一実施形態に係る、第2のレールに対して、第2の方向に沿って開位置からさらに引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図31は、ロック状態にある第1のロック装置と、第2のレールの逸らすべき一部を捕捉した第2のロック装置の捕捉部材とを説明するための、図30の領域Aの拡大図である。 図32は、本発明の一実施形態に係る、第2の弾性部材の第2の弾性力に反応にして、第2のレールに対して第2の方向に沿って引っ込められたスライドレールアセンブリの第1のレールを示す図である。 図33は、第1のレールが第2のレールに対して第2の方向に沿って引っ込められた場合に制動効果を提供する制動装置を説明するための、図32の領域Aの拡大図である。
図1は、第1の家具部22、第2の家具部24及び一対のスライドレールアセンブリ26を少なくとも含む、本発明の一実施形態に係る家具組立体20を示す。本実施形態では、第1の家具部22が例えば引き出しであり、第2の家具部24が例えばキャビネットである。一対のスライドレールアセンブリ26は第1の家具部22と第2の家具部24との間に取り付けられている。本実施形態では、スライドレールアセンブリ26はアンダーマウント型の引き出しスライドであり、第1の家具部22の底部の2つの側に隣接するように第1の家具部22にそれぞれ取り付けられている。上記の構成によれば、一対のスライドレールアセンブリ26を通じて、第1の家具部22を第2の家具部24に対して容易に開くか又は引っ込めることができる。
図2及び図3に示すように、スライドレールアセンブリ26は第1のレール28及び第2のレール30を含む。第2のレール30は第2の家具部24に長手方向に且つ固定されて取り付けられている。そのため、第2のレール30は第2の家具部24の一部と見なすことができる。第1のレール28は第2のレール30に対して長手方向に動かすことができる。そのため、第1のレール28は第1の家具部22の一部と見なすことができる。スライドレールアセンブリ26は、第1のレール28と第2のレール30との間に可動に取り付けられた第3のレール32をさらに含むことが好ましい。第3のレール32は、第2のレール30に対する第1のレール28の移動距離伸長できるように構成されている。スライドレールアセンブリ26は、第2のレール30に固定取り付けされた拡張ベース34をさらに含むことが好ましい。拡張ベース34は第2のレール30の一部と見なすことができ、拡張ベース34は第2のレール30の長手方向に沿って配置されている。スライドレールアセンブリ26は、拡張ベース34の長手方向に沿って配置された補助トラック36をさらに含むことが好ましい。本実施形態では、補助トラック36はギアラックである。拡張ベース34は係合機構(engagement feature)38をさらに含む。係合機構38は、拡張ベース34に固定取り付けされた独立した部品であってもよいし、係合機構38は拡張ベース34から形成されていてもよい。
図4に示すように、スライドレールアセンブリ26は、第1のレール28に取り付けられた運搬部材40をさらに含む。運搬部材40は第1のレール28の一部と見なすことができ(即ち、運搬部材40は第1の家具部22の一部と見なすことができる)、第2のレール30に対して第1のレール28と共に動くように構成されている。運搬部材40は拡張ベース34に対して動かすことができる。図4は、第2のレール30に対して引っ込められた状態にある第1のレール28を示す図である。即ち、運搬部材40は拡張ベース34に対して引っ込められている。
図5及び図6に示すように、本発明は駆動機構42を提供する。駆動機構42は運搬部材40上に配置されている。具体的には、駆動機構42は連結部材44、第1のベース部46、第2のベース部48、第1の弾性部材50、第2の弾性部材52、第1のロック装置54及び第2のロック装置56等の複数の部品を含む。
連結部材44は運搬部材40(又は第1の家具部22)に対して動かすことができる。連結部材44は第1の取り付け部58及び第2の取り付け部60を備えていることが好ましい。
第1のベース部46は第2のベース部48に隣接して配置される。例えば、第2のベース部48は、第1のベース部46及び第2のベース部48を一体とみなすことができるように、第1のベース部46の一方側に取り付けられる。第1のベース部46及び第2のベース部48のうちの一方は運搬部材40に連結されている。第1のベース部46及び第2のベース部48は、複数の固定部材62等の少なくとも1つの固定部材62を備えていることが好ましい。他方で、連結部材44は、複数の固定部材62に対応する位置に位置する複数の伸長孔64等の少なくとも1つの伸長孔64を備える。複数の伸長孔64は、連結部材44を第1のベース部46又は第2のベース部48に対して動かすことができるようにする。具体的には、各固定部材62が対応する伸長孔64の一部を通って運搬部材40(又は第1の家具部22)に連結されている。固定部材62及び伸長孔64はそれぞれ突起及び有界孔(bounded hole)(長手孔等)である。
第1の弾性部材50は連結部材44に取り付けられている。第1の弾性部材50は第1のベース部46と連結部材44の第1の取り付け部58との間に取り付け可能であることが好ましい。他方で、第2の弾性部材52は、連結部材44と第2のロック装置56との間に取り付けられる。
第1のロック装置54は連結部材44上に配置されている。第1のロック装置54は、第1の弾性部材50を解除可能にロックするように構成されている。それに加えて、第1のベース部46は、第1のロック装置54を収容するための空間66を提供する。
第2のロック装置56は捕捉部材(capturing member)68及びブロッキング部材(blocking member)70を含む。本実施形態では、捕捉部材68は、ブロッキング部材70に可動に連結、例えば枢結される。第2のロック装置56のブロッキング部材70は第2の弾性部材52に連結されている。例えば、第2の弾性部材52は、第2のロック装置56のブロッキング部材70と連結部材44の第2の取り付け部60との間に取り付けることができる。本実施形態では、第2のロック装置56は第2のベース部48に可動に取り付けられている。具体的には、第2のベース部48はガイド通路72を有する。ガイド通路72は長手方向通路(longitudinal path)74と、長手方向通路74と連通するとともに長手方向通路74に対して逸れた横方向通路(transverse path)76とを含む。捕捉部材68及びブロッキング部材70はガイド通路72の長手方向通路74に沿って動かすことができる。本実施形態では、捕捉部材68及びブロッキング部材70は、ガイド通路72の長手方向通路74に沿って動かすことができる第1のピン71及び第2のピン73をそれぞれ有する。
駆動機構42は制動装置78をさらに含むことが好ましい。制動装置78はシリンダー80と、シリンダー80に対して可動な制動ロッド82とを含む。当業者にとって制動装置78は周知であるため、制動装置78についてのさらなる説明は省略する。制動ロッド82は、捕捉部材68及びブロッキング部材70のうちの一方に対応する位置に位置している。本実施形態では、制動ロッド82は、例えばブロッキング部材70に対応する位置に位置している。
図7に示すように、第1のロック装置54は第1の部品84と、第1の部品84に可動に連結された第2の部品86とを含む。本発明では、第1の部品84及び第2の部品86はシャフト88により互いに枢結されている。第1の部品84は第2の家具部24上で動かすことができる。例えば、第1の部品84は補助トラック36に沿って動かすことができる。具体的には、第1の部品84は、補助トラック36に沿って動かすことができるように第2のレール30の拡張ベース34の補助トラック36と噛み合う。第2の部品86は本体部90及びハウジング部92の2つの部分を含む。本体部90及びハウジング部92は一体形成可能である。あるいは、本体部90はハウジング部92を収容するための取り付け空間(図示せず)を有することができる。そのため、ハウジング部92が本体部90に取り付けられている場合、本体部90及びハウジング部92を一体と見なすことができる。本体部90は互いに離間した複数の係合部94を有する。
図8及び図9に示すように、第1のロック装置54は第1の部品84と第2の部品86(ハウジング部92等)との間に可動に取り付けられた少なくとも1つの当接部材96をさらに含む。具体的には、第1の部品84は少なくとも1つの第1の当接部98を備え、第2の部品86は少なくとも1つの第2の当接部100を備える。それに加えて、第1の部品84は傾斜面102を有する。第1の部品84の第1の当接部98と第2の部品86の第2の当接部100との間に、当接部材96を収容するための当接空間104が定義されている。傾斜面102は第1の部品84に配置され、第1の当接部98に隣接していることが好ましい。当接部材96は傾斜面102上で移動可能である。例えば、第1の部品84が第1の移動方向に沿って回転されると、当接部材96は傾斜面102上の所定の位置に移動して第1の部品84が第2の部品86を駆動して、当接部材96を通じて第1の移動方向に沿って移動するように、第1の部品84の第1の当接部98及び第2の部品86の第2の当接部100に当接する。
図10及び図11に示すように、第1の部品84が(第1の移動方向とは異なる)第2の移動方向に沿って回転されると、当接部材96が傾斜面102上の所定の位置から離れるように当接部材96は第1の部品84の第1の当接部98により駆動される。そのため、第1の部品84は第2の部品86を駆動して、当接部材96を通じて第2の移動方向に沿って動かすことができない。
図12に示すように、第1のロック装置54は、第2の部品86に対して可動な制御部材106をさらに含む。本実施形態では、制御部材106は第2の部品86に対して枢結されている。制御部材106が第2の部品86に対して回転し且つ逸れるように、枢結部材85によって、例えば制御部材106の一部が連結部材44に枢結されている。制御部材106は、第2の部品86の係合部94に対応する制御部108を有することが好ましい。制御部材106及び第1のベース部46のうちの一方には制御通路110が形成されていることが好ましい。本実施形態では、例えば第1のベース部46に制御通路110が形成されている。制御通路110は第1の通路112と、第1の通路112と連通するとともに第1の通路112に対して逸れた第2の通路114とを含む。他方で、制御通路110は、制御部材106を第1のベース部46又は第2の部品86に対して動かすことができるようにする。制御部材106の別の部分には、制御通路110と協働するガイド部材116が設けられていることが好ましい。第1のロック装置54は、第1のロック装置54に対して第1のベース部46が移動することで生じる摩擦を低減するために第1のベース部46と回転接触する回転部材117をさらに含むことが好ましい。
図13、図14及び図15に示すように、制御部材106は、選択的にロック状態L1及びロック解除状態L2のうちの一方の状態になるように構成されている。即ち、第1のロック装置54はロック状態L1又はロック解除状態L2になることができる。例えば、制御部材106は、第2の部品86(又は第1のロック装置54)に対して回転させ且つ逸らしてロック状態L1からロック解除状態L2にすることができる。具体的には、制御部材106は、制御通路110の第1の通路112及び第2の通路114を通じて第1のロック状態L1からロック解除状態L2に切り替えるか又はロック解除状態L2からロック状態L1に切り替えることができる。本実施形態では、ガイド部材116が第1のベース部46の制御通路110の第2の通路114内に位置している場合、制御部材106はロック状態L1にある。そのため、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と係合しない。第1のベース部46に外力が加えられると、制御部材106が逸れて、ガイド部材116が制御通路110の第2の通路114から第1の通路112に入るようにする。そのため、制御部材106は第2の部品86(又は第1のロック装置54)に対してロック解除状態L2にあり、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と係合する。即ち、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と選択的に係合するか又は係合しないようにできる。他方で、制御通路110の第1の通路112によって所定の長手方向距離Xが定義されている。
図16、図17及び図18に示すように、第1のレール28は第2のレール30に対して引っ込め位置P1に位置している(即ち、第1の家具部22は第2の家具部24に対して引っ込め位置P1に位置している)。そのため、制御部材106は、ガイド部材116が第1のベース部46の制御通路110の第2の通路114内に位置しているためロック状態L1にある。ロック状態L1にある場合、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と係合しない。そのような状態では、第1の部品84は第1の方向D1及び第2の方向D2に沿って補助トラック36上を移動できる。第1の部品84は第1の方向D1に沿って補助トラック36上を移動できるため、第1の部品84は、第2の家具部24に対して、引っ込め位置P1から開位置の方に第1の方向D1に沿って動かすことができる。それに加えて、制御部材106がロック状態L1で保持されて、第1の方向D1に沿って連結部材44に加えられる第1の弾性力(又は第1の駆動力)を第1の弾性部材50に蓄積させる。即ち、第1のロック装置54の制御部材106が第1の弾性部材50をロックすると、第1の弾性部材50は第1の弾性力を蓄積するように構成されている。他方で、捕捉部材68は第2のレール30(又は第2の家具部24)の一部、例えば係合機構38を捕捉するように構成された捕捉機構(capturing feature)118を有する。捕捉機構118は留め具又は凹状構造である。第2のベース部48は部屋120をさらに含むことが好ましい。駆動機構は、部屋120内に収容された補助弾性部材122及び押圧部材124をさらに含む。補助弾性部材122は、押圧部材124が部屋120から部分的に突出してブロッキング部材70と接触するように押圧部材124に弾性力を提供するように構成されている。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はブロッキング部材70と当接する。
図19、図20及び図21に示すように、捕捉部材68と、第2のレール30の係合機構38とが互いに係合するため、第2の方向D2に沿った外力が第1のレール28に加えられると、第1のレール28は第2のレールに対して、第2の方向D2に沿って引っ込め位置P1から移動する。そして、押圧部材124はブロッキング部材70と当接し、外力に反応して補助弾性部材122を押圧し、それにより第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って短い距離移動する。第1のレール28が第2の方向D2に沿って移動したことに反応して、第1のベース部46は制御部材106をさらに駆動してロック状態L1からロック解除状態L2に移す。それにより、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と係合できる(制御部材106がロック状態L1からロック解除状態L2に移るプロセスについては、図13、図14及び図15を参照。簡略化のためにさらなる説明は省略する)。そのような状態では、第1の部品84を補助トラック36に対して第2の方向D2に沿って動かすことができない(即ち、第1の部品84は第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って動かすことができない)。即ち、そのような状態では、第1の部品84は第1の方向D1(第2の方向D2と反対の方向)に沿ってのみ補助トラック36上を移動できる。
図22、図23及び図24に示すように、制御部材106がロック解除状態L2にあり(即ち、制御部材106のガイド部材116が制御通路110の第1の通路112内に位置している)且つ第2の方向D2に沿った外力がもはや存在していない場合、第1の弾性部材50は第1の弾性力を放って第1のレール28を駆動し、第2のレール30に対して第1の方向D1に沿って引っ込め位置P1から移動させる。即ち、第1のロック装置54の制御部材106がロック解除状態L2にある場合、第1のロック装置54は、第1の弾性部材50が第1の弾性力を放って第1のベース部46及び第2のベース部48が第1のレール28と共に第1の方向D1に沿って移動するように第1の弾性部材50のロックを解除する。第1の弾性部材50によって第1の弾性力が放たれることに反応して、第2のレール30に対して第1のレール28を開くことができる。第2のベース部48が第1の方向D1に沿って動かされると、第2のベース部48のガイド通路72が捕捉部材68に対して動かされて、捕捉部材68の第1のピン71をガイド通路72の長手方向通路74から横方向通路76に入る。従って、捕捉部材68は、捕捉部材68の捕捉機構118を拡張ベース34の係合機構38から取り外すためにブロッキング部材70に対して逸らされる。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はシリンダー80に対して外側に伸長されて制動準備状態に置かれるとともに第2のロック装置56のブロッキング部材70に対応する。
図25、図26及び図27に示すように、外力によって、第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から動かされると(即ち、外力によって、第1の家具部22が第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から動かされると)、第1のベース部46及び第2のベース部48は第1のレール28と共に第2の方向D2に沿って移動する。第1のロック装置54は(第1の部品84の第1の当接部98及び第2の部品86の第2の当接部100と当接する、図8の当接部材96等)、第2の部品86の係合部94と係合する制御部材106の制御部108と係合状態にあるため、第1の部品84は第2の方向D2に沿って補助トラック36上を移動できない。そのような状態では、第1の弾性部材50は外力に反応して第1の弾性力を蓄積し、第2の弾性部材52も外力に反応して第2の弾性力を蓄積する。具体的には、第1のベース部46が外力に反応して第2のレール30に対して動かされると、第1の弾性部材50が第1のベース部46によって伸ばされて第1の弾性力を蓄積する。他方で、捕捉部材68の第1のピン71はガイド通路72の横方向通路76内で保持されているため、第2の弾性部材52は第2のベース部48によって伸ばされて第2の弾性力を蓄積する。
図28及び図29に示すように、第1のレール28が第2のレール30に対して開位置P2から引っ込め位置P1の方に第2の方向D2に沿って所定の距離動かされると(例えば、第1のレール28が制御通路110の第1の通路112の長手方向距離X動かされる)、第1のベース部46が移動して、制御部材106が第2の部品86に対してロック解除状態L2からロック状態L1に戻るように切り替えられるように、制御部材106のガイド部材116を制御通路110の第1の通路112から第2の通路114に戻す。従って、制御部材106の制御部108は第2の部品86の係合部94と係合しない。そのような状態では、第1の弾性部材50及び第2の弾性部材52は第1の弾性力(又は第1の駆動力)及び第2の弾性力(又は第2の駆動力)をそれぞれ蓄積することができる。即ち、第1のロック装置54の制御部材106は、第1のレール28が第2のレール30に対して所定の距離動かされたことに反応して、第1の弾性部材50をロックする状態に戻す。第2の弾性部材52の第2の弾性力は、第2の方向D2に沿って連結部材44に加えることができる。他方で、捕捉部材68は第2のレール30の係合機構38を捕捉する準備ができている。
図30及び図31に示すように、第1のレール28を第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って引っ込める最後のプロセスでは、捕捉部材68の捕捉機構118は、捕捉部材68の第1のピン71がガイド通路72の横方向通路76から遠ざかって長手方向通路74に移るように、第2のレール30の係合機構38を捕捉する。即ち、捕捉部材68はブロッキング部材70に隣接するようにブロッキング部材70に対して逸らされる。
図32及び図33に示すように、捕捉部材68が第2のレール30の係合機構38を捕捉すると、第2の弾性部材52は第2の弾性力を放ち、第2の弾性力に反応して、第1のレール28が第2のレール30に対して第2の方向D2に沿って引っ込め位置P1に引っ込められる。即ち、第1の家具部22は、第2の弾性力に反応して、第2の家具部24に対して第2の方向D2に沿って開位置P2から引っ込め位置P1に動かすことができる。それに加えて、制動装置78の制動ロッド82はブロッキング部材70に当接するため、制動装置78は、第1のレール28を第2のレール30に対して引っ込め位置P1に引っ込めるプロセスにおいて制動効果を提供するように構成されている。
さらに、本発明は第1の家具部22及び第2の家具部24のための駆動方法をさらに提供する。当該駆動方法は前で説明した実施形態に開示されている。簡略化のために、さらなる説明は省略する。
当業者であれば、本発明の教示を維持しながら多くの変更及び改良が装置及び方法に加えられ得ることに容易に気付く。従って、上記の開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈すべきである。
20 家具組立体
22 第1の家具部
24 第2の家具部
26 スライドレールアセンブリ
28 第1のレール
30 第2のレール
32 第3のレール
34 拡張ベース
36 補助トラック
38 係合機構
40 運搬部材
42 駆動機構
44 連結部材
46 第1のベース部
48 第2のベース部
50 第1の弾性部材
52 第2の弾性部材
54 第1のロック装置
56 第2のロック装置
58 第1の取り付け部
60 第2の取り付け部
62 固定部材
64 伸長孔
66 空間
68 捕捉部材
70 ブロッキング部材
72 ガイド通路
74 長手方向通路
76 横方向通路
78 制動装置
80 シリンダー
82 制動ロッド
84 第1の部品
86 第2の部品
88 シャフト
90 本体部
92 ハウジング部
94 係合部
96 当接部材
98 第1の当接部
100 第2の当接部
102 傾斜面
104 当接空間
106 制御部材
108 制御部
110 制御通路
112 第1の通路
114 第2の通路
116 ガイド部材
118 捕捉機構
120 部屋
122 補助弾性部材
124 押圧部材

Claims (18)

  1. 第1の家具部を駆動して第2の家具部に対して動かすように構成された駆動機構であって、当該駆動機構は、
    第1の弾性部材と、
    前記第1の弾性部材を解除可能にロックするように構成された第1のロック装置であって、前記第1のロック装置が前記第1の弾性部材をロックすると、前記第1の弾性部材は第1の弾性力を蓄積し、前記第1のロック装置が前記第1の弾性部材のロックを解除すると、前記第1の弾性部材は第1の弾性力を放って前記第1の家具部を駆動し、前記第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に第1の方向に沿って動かす、第1のロック装置と、
    第2の弾性部材と、
    前記第2の弾性部材に連結された第2のロック装置であって、前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、前記第1のロック装置は、前記第1の弾性部材をロックするためにロック解除状態からロック状態に切り替わり、前記第2の弾性部材は、前記第1の家具部が第2の弾性力に反応して前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置に前記第2の方向に沿って動かされるように、第2の弾性力を生成する、第2のロック装置と、
    を含み、
    前記第1のロック装置は第1の部品、第2の部品及び制御部材を含み、
    前記第1の部品は、前記第2の家具部が含む補助トラックに沿って可動であり、前記第2の部品は前記第1の部品に可動に連結され、前記制御部材は選択的にロック状態及びロック解除状態の一方の状態になるように構成され、
    前記制御部材は制御部を有し
    前記制御部材がロック解除状態にある場合、前記制御部材の制御部は前記第2の部品と係合し、前記制御部材がロック状態にある場合、前記制御部材の制御部は前記第2の部品と係合しない、駆動機構。
  2. 前記補助トラックは前記第2の家具部の長手方向に沿って配置され、前記第1の家具部は前記補助トラックに沿って可動である、請求項に記載の駆動機構。
  3. 前記第1の家具部に連結された第1のベース部をさらに含み、
    前記第1のベース部及び前記制御部材のうちの一方は制御通路を有し、
    前記制御通路は第1の通路と、該第1の通路に対して逸れた第2の通路とを含み、
    前記制御通路は前記制御部材をロック状態及びロック解除状態のうちの一方の状態に移すように構成され、
    前記所定の距離は前記第1の通路によって定義されている、請求項2に記載の駆動機構。
  4. 前記第1のベース部に隣接して配置される第2のベース部をさらに含み、
    前記第2のベース部はガイド通路を有し、
    前記ガイド通路は長手方向通路と、該長手方向通路に対して逸れた横方向通路とを含み、
    前記第2のロック装置は捕捉部材と該捕捉部材に可動に連結されたブロッキング部材とを含み、
    前記捕捉部材及び前記ブロッキング部材は前記ガイド通路の長手方向通路に沿って可動であり、前記捕捉部材は前記第2の家具部の一部を捕捉するように構成されている、請求項に記載の駆動機構。
  5. 前記第1の家具部に対して可動な連結部材をさらに含み、
    前記第1のロック装置は前記連結部材上に配置され、
    前記連結部材は第1の取り付け部及び第2の取り付け部を有し、
    前記第1の弾性部材は前記第1のベース部と前記第1の取り付け部との間に取り付けられ、
    前記第2の弾性部材は前記ブロッキング部材と前記第2の取り付け部との間に取り付けられている、請求項に記載の駆動機構。
  6. 前記第1のベース部は固定部材を有し、
    前記連結部材は前記固定部材に対応する位置に位置する伸長孔を備え、
    前記連結部材は前記伸長孔を通じて前記第1のベース部に対して可動であり、
    前記固定部材は前記伸長孔の一部を通って前記第1の家具部に連結されている、請求項に記載の駆動機構。
  7. 前記固定部材及び前記伸長孔はそれぞれ突起及び有界孔である、請求項に記載の駆動機構。
  8. 前記ブロッキング部材及び前記捕捉部材の一方に対応する位置に位置する制動ロッドを有する制動装置をさらに含む、請求項に記載の駆動機構。
  9. 前記第2のベース部は部屋をさらに含み、
    前記駆動機構は前記部屋に収容される補助弾性部材及び押圧部材をさらに含み、
    前記補助弾性部材は前記押圧部材に弾性力を提供するように構成され、
    前記押圧部材は前記部屋から部分的に突出する、請求項に記載の駆動機構。
  10. 前記制御部材は前記第2の部品に対して枢結されている、請求項2に記載の駆動機構。
  11. 前記第1のロック装置は前記第1の部品と前記第2の部品との間に可動に取り付けられた少なくとも1つの当接部材をさらに含み、
    前記第1の部品は第1の当接部を有し、
    前記第2の部品は第2の当接部を有し、
    当接空間が前記第1の当接部及び前記第2の当接部によって定義されるとともに前記当接部材を収容するように構成され、
    前記当接部材が所定の位置に位置している場合、前記当接部材は前記第1の部品及び前記第2の部品と当接し、前記当接部材が前記所定の位置から遠ざかっている場合、前記当接部材は前記第1の部品及び前記第2の部品と当接しない、請求項に記載の駆動機構。
  12. 家具組立体であって、
    第1の家具部と、
    第2の家具部であって、該第2の家具部は補助トラックと含むとともに、前記第1の家具部は該第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に可動である、第2の家具部と、
    第1のロック装置を含む駆動機構であって、該第1のロック装置は、
    前記補助トラックに沿って可動な第1の部品と、
    前記第1の部品に可動に連結された第2の部品と、
    前記第2の部品に対してロック状態及びロック解除状態のうちの一方の状態になるように構成された制御部材と、
    を含み、
    前記制御部材は制御部を有し、前記制御部材がロック状態にある場合、該制御部は、前記第1の部品を前記第2の家具部に対して前記引っ込め位置から前記開位置の方に第1の方向に沿って動かすことができるようにするために前記第2の部品と係合せず、
    前記制御部材がロック解除状態にある場合、前記制御部は、前記第1の部品を前記第2の家具部に対して第2の方向に沿って動かすことができないようにするために前記第2の部品と係合し、
    前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置の方に第2の方向に沿って所定の距離動かされると、前記制御部材はロック解除状態からロック状態に切り替わる、家具組立体。
  13. 前記駆動機構は第1のベース部をさらに含み、
    前記第1のベース部及び前記制御部材のうちの一方は制御通路を有し、
    前記制御通路は第1の通路と、該第1の通路に対して逸れた第2の通路とを含み、
    前記制御通路は前記制御部材をロック状態及びロック解除状態のうちの一方の状態に移すように構成され、
    前記所定の距離は前記第1の通路によって定義されている、請求項12に記載の家具組立体。
  14. 前記駆動機構は第1の弾性部材をさらに含み、
    前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込み位置の方向に前記第2の方向に沿って動かされると、前記第1の弾性部材は、前記制御部材がロック解除状態からロック状態に切り替わったことに反応して第1の弾性力を蓄積するように構成され、
    前記第1の弾性力は、前記第1の家具部を駆動して前記第2の家具部に対して前記引っ込め位置から前記開位置の方に前記第1の方向に沿って動かすように構成されている、請求項13に記載の家具組立体。
  15. 前記駆動機構は第2の弾性部材をさらに含み、
    前記第2の弾性部材は、前記制御部材がロック解除状態からロック状態に切り替わったことに反応して第2の弾性力を蓄積するように構成され、
    前記第2の弾性力は、前記第1の家具部を駆動して前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置の方に前記第2の方向に沿って動かすように構成されている、
    請求項14に記載の家具組立体。
  16. 前記駆動機構は第2のベース部及び第2のロック装置をさらに含み、
    前記第2のベース部は前記第1のベース部に隣接して配置され、
    前記第2のベース部はガイド通路を有し、
    前記ガイド通路は長手方向通路と、該長手方向通路に対して逸れた横方向通路とを含み、
    前記第2のロック装置は捕捉部材と該捕捉部材に可動に連結されたブロッキング部材とを含み、
    前記捕捉部材及び前記ブロッキング部材は前記ガイド通路の長手方向通路に沿って可動であり、前記捕捉部材は前記第2の家具部の一部を捕捉するように構成され、
    前記駆動機構は第1の取り付け部及び第2の取り付け部を有する連結部材をさらに含み、
    前記第1の弾性部材は前記第1のベース部と前記第1の取り付け部との間に可動に取り付けられ、
    前記第2の弾性部材は前記ブロッキング部材と前記第2の取り付け部との間に取り付けられている、請求項15に記載の家具組立体。
  17. 前記駆動機構は、前記ブロッキング部材及び前記捕捉部材のうちの一方に対応する位置に位置する制動ロッドを有する制動装置をさらに含む、請求項16に記載の家具組立体。
  18. 第1の家具部を第2の家具部に対して動かすための駆動方法であって、該第1の家具部は該第2の家具部に対して引っ込め位置から開位置の方に第1の方向に沿って可動であり、当該駆動方法は、
    第1の弾性部材を提供するステップと、
    前記第1の弾性部材を解除可能にロックするように構成された第1のロック装置を提供するステップであって、該第1のロック装置に前記第1の弾性部材のロックを解除させるために外力によって前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して第2の方向に沿って動かされると、前記第1の弾性部材は第1の弾性力を放ち、該第1の弾性力に反応して、前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記引っ込め位置から前記開位置に前記第1の方向に沿って動かされる、ステップと、
    第2の弾性部材を提供するステップと、
    を含み、
    前記第1のロック装置に前記第1の弾性部材をロックさせるために外力によって前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置の方に所定の距離動かされると、前記第2の弾性部材は第2の弾性力を放つように構成され、該第2の弾性力に反応して、前記第1の家具部が前記第2の家具部に対して前記開位置から前記引っ込め位置に前記第2の方向に沿って動かされ、
    前記第1のロック装置は第1の部品、第2の部品及び制御部材を含み、
    前記第1の部品は、前記第2の家具部が含む補助トラックに沿って可動であり、前記第2の部品は前記第1の部品に可動に連結され、前記制御部材は選択的にロック状態及びロック解除状態の一方の状態になるように構成され、
    前記制御部材は制御部を有し、
    前記制御部材がロック解除状態にある場合、前記制御部材の制御部は前記第2の部品と係合し、前記制御部材がロック状態にある場合、前記制御部材の制御部は前記第2の部品と係合しない、駆動方法。
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