JP6516822B2 - スライドレールアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明はスライドレールアセンブリに関し、より具体的にはスライドレールアセンブリの2つのレールが相対的に移動する(relatively moved)間に制動効果を提供可能な制動装置を備えるスライドレールアセンブリに関する。
一般に、スライドレールアセンブリは第1のレールと、第1のレールに対して可動な第2のレールとを含む。スライドレールアセンブリは、いわゆる三部構造のスライドレールアセンブリ(three-section slide rail assembly)を形成するために、第1のレールと第2のレールとの間に可動に取り付けられる第3のレールをさらに含むことが好ましい。
従来技術では、第2のレール及び/又は第3のレールが第1のレールに対して第1の方向に沿って開けられるか又は第1のレールに対して第2の方向に沿って引っ込められる場合、ユーザーは第2のレール及び/又は第3のレールが第1のレールに対して特定の位置に到達するか分からない。したがって、従来技術のスライドレールアセンブリは特定の市場の要件を満たすことができない。
米国特許第7918517号明細書 米国特許第8152251号明細書 米国特許第9642460号明細書
本発明はスライドレールアセンブリに関し、より具体的にはスライドレールアセンブリの2つのレールが相対的に移動する間に制動効果を提供可能な制動装置を備えるスライドレールアセンブリに関する。
本発明の一実施形態によれば、スライドレールアセンブリは第1のレールと、第2のレールと、第3のレールと、制動装置とを含む。第2のレールは第1のレールに対して可動である。第3のレールは第1のレールと第2のレールとの間で可動に取り付けられる。
制動装置は第1のレールに取り付けられる。第3のレールは制動装置の2つの側にそれぞれ位置する第1の押圧部及び第2の押圧部を含む。第3のレールが第1のレールに対して、開く方向に沿って動かされるプロセスの間、第3のレールは、制動装置に制動効果を提供させるために第1の押圧部を通じて制動装置を押圧するように構成されている。第3のレールが第1のレールに対して、引っ込められる方向に沿って動かされるプロセスの間、第3のレールは、制動装置に制動効果を提供させるために第2の押圧部を通じて制動装置を押圧するように構成されている。
本発明の別の実施形態によれば、スライドレールアセンブリは、レールと、移動レール(moving rail)と、制動装置とを含む。移動レールは前記レールに対して可動である。制動装置は前記レールに取り付けられる。移動レールは制動装置の2つの側にそれぞれ位置する第1の押圧部及び第2の押圧部を含む。第1の押圧部及び第2の押圧部は、移動レールが異なる方向に沿って動かされた場合に、制動装置に制動効果を提供させるために制動装置の2つの側をそれぞれ押圧するように構成されている。制動装置は第1の制動部及び第2の制動部を含み、移動レールが第1の方向に沿って動かされると、移動レールは第1の押圧部を通じて第1の制動部を押圧するように構成され、移動レールが第2の方向に沿って動かされると、移動レールは第2の押圧部を通じて第2の制動部を押圧するように構成されている。
様々な図面に図示する下記の好ましい実施形態の詳細な説明を読み終えた後、本発明の上記の目的及び他の目的が当業者に間違いなく明らかになる。
図1は、本発明の一実施形態に係る、第1のレール、第2のレール及び第3のレールを含むスライドレールアセンブリを示す図である。 図2は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの分解図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの第1のレールの分解図である。 図4は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの第3のレールの分解図である。 図5は、本発明の一実施形態に係るスライドレールアセンブリの第2のレールの分解図である。 図6は、本発明の一実施形態に係る第2のレールの一部を示す図である。 図7は、本発明の一実施形態に係る引っ込められた状態にあるスライドレールアセンブリを示す図である。 図8は、図7の領域Aの拡大図である。 図9は、図7の領域Bの拡大図である。 図10は、本発明の一実施形態に係る、ブロック構造に当接するように構成されたスライドレールアセンブリのロック部材を示す図である。 図11は、本発明の一実施形態に係る、ロック部材に接触するよう操作されたスライドレールアセンブリの操作部材を示す図である。 図12は、本発明の一実施形態に係る、ブロック構造から外されたスライドレールアセンブリのロック部材を示す図である。 図13は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第1の方向に沿って同期的に動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレールを示す図である。 図14は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第1の方向に沿ってさらに同期的に動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレールを示す図である。 図15は、図14の領域Aの拡大図である。 図16は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対してもはや同期的に動かされないスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレールを示す図である。 図17は、図16の領域Aの拡大図である。 図18は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第1の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレール並びに制動効果を提供する制動装置を示す図である。 図19は、図18の領域Aの拡大図である。 図20は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第1の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレールを示す図である。 図21は、図20の領域Aの拡大図である。 図22は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールの接触部材に一時的に固定されたスライドレールアセンブリの第3のレールの固定部材と、第1のレール及び第3のレールに対して第1の方向に沿って動かされた第2のレールとを示す図である。 図23は、図22の領域Aの拡大図である。 図24は、本発明の一実施形態に係る、第1のレール及び第3のレールに対して第1の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールを示す図である。 図25は、本発明の一実施形態に係る、開いた状態にあるスライドレールアセンブリを示す図である。 図26は、図25の領域Aの拡大図である。 図27は、開いた状態にあるスライドレールアセンブリと、操作部材によってブロック要素によってもはやブロックされないように駆動された作用部材とを示す図である。 図28は、図27の領域Aの拡大図である。 図29は、本発明の一実施形態に係る、第1のレール及び第3のレールに対して第2の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールを示す図である。 図30は、本発明の一実施形態に係る、第1のレール及び第3のレールに対して第2の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールであって、固定部材と接触している第2のレールを示す図である。 図31は、図30の領域Aの拡大図である。 図32は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第2の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレール並びに偏向された固定部材を示す図である。 図33は、図32の領域Aの拡大図である。 図34は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第2の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレール及び第3のレール並びに制動効果を提供する制動装置を示す図である。 図35は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第2の方向に沿って動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールを示す図である。 図36は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第2の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールと、ブロック構造と接触するロック部材とを示す図である。 図37は、本発明の一実施形態に係る、第1のレールに対して第2の方向に沿ってさらに動かされたスライドレールアセンブリの第2のレールと、ブロック構造を横断するロック部材とを示す図である。
図1及び図2に示すように、本発明の一実施形態によれば、スライドレールアセンブリ20は第1のレール22及び第2のレール24を含む。スライドレールアセンブリ20は、第1のレール22に対する第2のレール24の移動距離を伸長するために第1のレール22と第2のレール24との間に可動に取り付けられる第3のレール26をさらに含むことが好ましい。
図2及び図3に示すように、第1のレール22は第1の壁28a、第2の壁28b及び第1の壁28aと第2の壁28bとの間に連結された側壁30を含む。第1のレール22の第1の壁28a、第2の壁28b及び側壁30によって第1の通路32が定義されている。第1のレール22は前部34a及び後部34bを有する。
スライドレールアセンブリ20はブロック構造36、接触部材38及び少なくとも1つの制動装置40をさらに含む。
ブロック構造36は第1のレール22の側壁30に取り付けられている。ブロック構造36はリベット留め、ネジ留め又は溶接により第1のレール22に固定してもよいし、ブロック構造36は第1のレール22と一体的に形成してもよい。したがって、ブロック構造36は第1のレール22の一部として見なすことができる。本実施形態では、ブロック構造は突出壁であるが、本発明はこのような構成に限定されない。別の実施形態では、ブロック構造36は凹状構造(又は孔)であり得る。ブロック構造36は第1のレール22の前部34aに隣接していることが好ましい。
接触部材38は第1のレール22の側壁30に取り付けられている。接触部材38はリベット留め、ネジ留め又は溶接により第1のレール22に固定してもよいし、接触部材38は第1のレール22と一体的に形成してもよい。したがって、接触部材38は第1のレール22の一部として見なすことができる。接触部材38は第1のレール22の前部34aから離れていることが好ましい。即ち、接触部材38及びブロック構造36は第1のレール22の異なる位置に位置している。接触部材38はガイド部42及びガイド部42に隣接する当接部44を含む。ガイド部42は傾斜面又は弧面を有する。
少なくとも1つの制動装置40は第1のレール22に取り付けられている。本実施形態では、2つの制動装置40が第1のレール22に取り付けられている。各制動装置40はブロック構造36と接触部材38との間に位置していることが好ましい。具体的には、第1のレール22の側壁30は開口46を有する。開口46の2つの対向する側には第1の側壁48a及び第2の側壁48bがそれぞれ設けられている。他方、制動装置40は制動効果を提供するように構成されている。制動装置40は第1の制動部50及び第2の制動部52を含む。例えば、第1の制動部50はシリンダーであり、第2の制動部52はロッドであり得る。シリンダーは制動媒体及び/又は弾性物体を内部に含み、ロッドはシリンダーから伸長するか又はシリンダー内に後退するよう構成されている。そのような構成は当業者には周知である。簡略化のために、係る構成についてのさらなる説明は省略する。別の実施形態では、第1の制動部50はロッドであり、第2の制動部52はシリンダーであり得るが、本発明は前述の実施形態に限定されない。スライドレールアセンブリ20は保持ベース54、第1の要素56及び第2の要素58をさらに含むことが好ましい。具体的には、保持ベース54は第1の側壁48aと第2の側壁48bとの間で開口46内に位置している。保持ベース54は第1のレール22に取り付けられていることが好ましい。例えば、保持ベース54は係合、リベット留め又はネジ留めにより第1のレール22に固定することができる。加えて、保持ベース54は制動装置40を取り付けるための取り付け構造60を提供する。他方、第1の要素56及び第2の要素58は第1のレール22に可動に取り付けられている。例えば、第1の要素56及び第2の要素58のそれぞれは少なくとも1つの摺動部62を有する。少なくとも1つの摺動部62は、第1のレール22に対して第1の要素56及び第2の要素58を動かすことができるように、第1のレール22の開口46内で摺動可能な摺動溝で有り得る。さらに、第1の要素56は第1の側壁48aと第1の制動部50との間に位置し、第2の要素58は第2の側壁48bと第2の制動部52との間に位置している。
図2及び図4に示すように、第3のレール26は第1のレール22の第1の通路32に取り付けられ、第1のレール22に対して可動である。具体的には、第3のレール26は第1の壁64a、第2の壁64b及び第1の壁64aと第2の壁64bとの間に連結された側壁66を含む。第1の壁64a、第2の壁64b及び側壁66により第2の通路68が定義されている。第3のレール26は前部70a及び後部70bを有する。
スライドレールアセンブリ20は同期部材72及び固定部材74をさらに含む。同期部材72は第3のレール26及び第2のレール24のうちの一方に可動に取り付けられている。本実施形態では、同期部材72は第3のレール26に可動に取り付けられている。第3のレール26は第1の細長い孔75を有することが好ましい。同期部材72は第1のシャフト部材76により第3のレール26に枢結されている。同期部材72は、第1の細長い孔75を通じて第1のレール22と第2のレール24との間で偏向されるように構成されている。同期部材72は、第1のシャフト部材76の2つの側にそれぞれ位置する第1の部分78及び第2の部分80を有する。スライドレールアセンブリ20は、同期部材72に弾性力を加えるように構成された第1の弾性部材82をさらに含むことが好ましい。例えば、第1の弾性部材82は本体部82aと、本体部82aに連結された弾性脚部82bとを有し、弾性脚部82bは第2の部分80に弾性力を加えるように構成されている。他方、固定部材74は第3のレール26に可動に取り付けられている。第3のレール26は第2の細長い孔83を有することが好ましい。固定部材74は第2のシャフト部材84により第3のレール26に枢結されている。固定部材74は、第2の細長い孔83を通じて第1のレール22と第2のレール24との間で偏向されるように構成されている。固定部材74は、第2のシャフト部材84の2つの側にそれぞれ位置する第1の部位86及び第2の部位88を有する。スライドレールアセンブリ20は固定部材74に弾性力を加えるように構成された第2の弾性部材90をさらに含むことが好ましい。例えば、第2の弾性部材90は本体部90aと、本体部90aに連結された弾性脚部90bとを有し、弾性脚部90bは第2の部位88に弾性力を加えるように構成されている。同期部材72及び固定部材74は第3のレール26の後部70bに隣接し、第3のレール26の長手方向に沿って第3のレール26の異なる位置に設けられている。
第3のレール26は第1の押圧部92、第2の押圧部94及びブロック部96を含むことが好ましい。第1の押圧部92と第2の押圧部94との間には所定の距離が定義されており、第1の押圧部92及び第2の押圧部94の双方は、本実施形態では突出構造である。第1の押圧部92及び第2の押圧部94は第1のレール22の側壁30の方を向くように構成されている。他方、ブロック部96は第2のレール24の側壁100の方を向くように構成されている。ブロック部96は突起であり得る。本実施形態では、追加の部品が第3のレール26に固定され、該部品は第3のレール26の前部70aに隣接してブロック部96を有する。ブロック部96は第3のレール26の一部として見なすことができるが、本発明はそのような構成に限定されない。別の実施形態では、ブロック部96は第3のレール26と一体的に形成されていてもよい。
図2、図5及び図6に示すように、第2のレール24は第3のレール26の第2の通路68に取り付けられ、第3のレール26に対して可動である。具体的には、第2のレール24は第1の壁98a、第2の壁98b及び第1の壁98aと第2の壁98bとの間に連結された側壁100を含む。第2のレール24は前部101a及び後部101bを有する。スライドレールアセンブリ20はロック部材102をさらに含む。スライドレールアセンブリ20は操作部材104、作用部材106及び解除部材108をさらに含む。
スライドレールアセンブリ20が引っ込められた状態にある場合、ロック部材102は第1のレール22のブロック構造36に当接するように構成されている。ロック部材102は動作可能に第2のレール24に取り付けることができ、ロック部材102は第2のレール24の前部101aに隣接していることが好ましい。具体的には、ロック部材102は第2のレール24に可動に取り付けられている。例えば、ロック部材102は第2のレール24に枢結されている。本実施形態では、スライドレールアセンブリ20は、第2のレール24に取り付けられる支持構造110をさらに含む。支持構造110は本体部112、少なくとも1つの耳部114及び弾性部116を含む。本体部112は、リベット留め、ネジ留め又は溶接により第2のレール24の側壁100に連結することができる。少なくとも1つの耳部114は本体部112に対して実質的に垂直に連結されている。弾性部116は本体部112に対して傾斜しており、ロック部材102に弾性力を提供するように構成されている。さらに、ロック部材102は本体部118、ガイド部120及びロック部150を含む。本体部118は、ピン部材126によって支持構造110の少なくとも1つの耳部114に枢結されおり、ガイド部120及びロック部150はピン部材126の2つの側にそれぞれ位置している。ガイド部120は傾斜面又は弧面を有する。ガイド部120は、第2のレール24の貫通孔128を通じて第1のレール22の側壁30の方を向くように構成されていることが好ましい。ロック部材102は少なくとも1つの肩部(shoulder part)122及び少なくとも1つの第1の部分124をさらに含むことが好ましい。少なくとも1つの肩部122は本体部118から延びて、ガイド部120に隣接している。少なくとも1つの肩部122は、第2のレール24の少なくとも1つの制限部130に対応する位置に位置していることが好ましい。少なくとも1つの制限部130は第2のレール24の側壁100に対して突出している。他方、少なくとも1つの第1の部分124は本体部118に連結されており、ロック部150に隣接している。少なくとも1つの第1の部分124は第2のレール24の少なくとも1つの孔131に対応する位置に位置している。
操作部材104はロック部材102を動かすために操作されるよう構成されている。具体的には、操作部材104は第2のレール24に対して動かすことができる。例えば、操作部材104は少なくとも1つの細長い孔132を有する。操作部材104は、少なくとも1つの接続部材134が少なくとも1つの細長い孔132の一部を貫通するように配置することにより第2のレール24に可動に取り付けられている。操作部材104は、ロック部材102の少なくとも1つの第1の部分124と相互的に作用するように構成された少なくとも1つの第2の部分136を含むことが好ましい。少なくとも1つの第2の部分136及び少なくとも1つの第1の部分124のうちの一方は傾斜面又は弧面を有する。スライドレールアセンブリ20は、操作部材104を所定の操作状態で保持するために操作部材104に弾性力を加えるように構成された少なくとも1つの補助弾性部材138をさらに含むことが好ましい。
作用部材106は第2のレール24に可動に取り付けられている。例えば、作用部材106は第2のレール24の側壁100に枢結されている。スライドレールアセンブリ20は、第2のレール24に対して作用部材106を所定の状態で保持するために作用部材106に弾性力を提供するための弾性部142を有するベース140をさらに含むことが好ましい。
解除部材108は動作可能に作用部材106に連結されている。解除部材108は解除部144、駆動部146及び延在部148を含む。解除部144は操作部材104に連結されている。駆動部146は作用部材106を駆動して動かすように構成されている。延在部148は解除部144と駆動部146との間に連結されており、延在部148は実質的に第2のレール24の長手方向に沿って配置されている。
図7及び図8に示すように、スライドレールアセンブリ20は引っ込められた状態にある。具体的には、引っ込められた状態にある場合、第2のレール24及び第3のレール26は第1のレール22に対して引っ込められている。第2のレール24が第1のレール22の対して格納位置R(又は所定の位置)にある場合、ロック部材102のロック部150は、第2のレール24が第1のレール22に対して格納位置Rから第1の方向(開く方向等)に沿って移動するのを防止して、スライドレールアセンブリ20が引っ込められた状態にあることを保証するために第1のレール22のブロック構造36の第1の側S1に当接するように構成されている。操作部材104は、ユーザーが操作部材104を便利に操作できるように第2のレール24の前部101aを越えて延びていることが好ましい。第2のレール24が格納位置Rに位置している場合、ロック部材102のロック部150は、支持構造110の弾性部116の弾性力に対応して第1のレール22のブロック構造36と当接するように維持される。本実施形態では、支持構造110の弾性部116はロック部材102を弾性的に支持するように構成されている。加えて、図7に示すように、第3のレール26の第1の押圧部92及び第2の押圧部94は制動装置40の2つの側にそれぞれ位置している。ロック部材102のロック部150は第1のレール22のブロック構造36の第1の側S1に当接するため、第2の制動部52が第1の制動部50に対して引っ込められるように第2の押圧部94は第2の要素58を通じて制動装置40の第2の制動部52に一時的に当接できることが好ましい。
より具体的には、図9に示すように、スライドレールアセンブリ20が引っ込められた状態にある場合、第1の弾性部材82の弾性脚部82bは、同期部材72の第2の部分80が第1のレール22の方に傾き、同期部材72の第1の部分78が第2のレール24の係合部152と係合(例えば、第2のレール24の孔又は溝の壁部と係合)するように同期部材72の第2の部分80に弾性力を加える。他方、第2の弾性部材90の弾性脚部90bは、固定部材74の第2の部位88が第1のレール22の方に傾き、固定部材74の第1の部位86が第2のレール24の方に傾くように固定部材74の第2の部位88に弾性力を加える。
図10及び図11に示すように、スライドレールアセンブリ20がもはや引っ込められた状態にないように操作するために、ユーザーはロック部材102を操作してロック部材102のロック部150を動かし、第1のレール22のブロック構造36の第1の側S1にもはや当接していない状態にする。例えば、ユーザーは操作部材104に力Fを加え、操作部材104をロック部材102に対して動かすことでロック部材102を駆動して動かすことができる。
図11及び図12に示すように、ロック部材102が操作されることで駆動されて動かされると、ロック部材102のロック部150はブロック構造36から外れる。操作部材104の第2の部分136とロック部材102の第1の部分124との間の相互作用を通じて(例えば、2つの傾斜面又は弧面が互いに当接することを通じて)、操作部材104はロック部材102のロック部150をブロック構造36の第1の側S1から外すためにロック部材102が偏向するように容易に駆動させることができることが好ましい。ロック部材102が操作されて偏向されると、支持構造110の弾性部116は弾性力を蓄積するために弾性的に屈曲し、ロック部材102の第1の部分124は第2のレール24の孔131に近づく。加えて、ロック部材102が操作されて偏向されると、ロック部材102の肩部122は第2のレール24の制限部130に当接するように構成されている。
図13に示すように、ロック部材102がブロック構造36から外れると、第2のレール24及び第3のレール26は第1のレール22に対して格納位置から第1の方向D1に沿って動かすことができる。第2のレール24が第1の方向D1に沿って動かされると、第2のレール24及び第3のレール26は同期部材72を通じて第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って同期的に動かすことができる。具体的には、同期部材72の第1の部分78と第2のレール24の係合部152との間の係合を通じて、第2のレール24及び第3のレール26を同期的に動かすことができる。
図14及び図15に示すように、第2のレール24及び第3のレール26が第1の所定の位置P1に近づくように第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って同期的に動かされると、同期部材72の第2の部分80は、接触部材38の一部、例えばガイド部42と接触する(本発明はこのような構成に限定されない)。さらに、第3のレール26が第1のレール22に対して第1の方向に沿って動かされたことに対応して、第2の押圧部94は、第2の制動部52が第1の制動部50に対して伸長するように、第2の要素58を通じて制動装置40の第2の制動部52にもはや当接していない。即ち、制動装置40は制動準備状態(damping ready state)にある。
図15、図16及び図17に示すように、第2のレール24及び第3のレール26が第1のレール22に対して第1の方向D1に沿ってさらに同期的に動かされて第1の所定の位置P1に至ると、第3のレール26は同期部材72と第1のレール22の接触部材38との間の相互作用により第2のレール24とはもはや同期的に移動しない。具体的には、同期部材72の第2の部分80は接触部材38のガイド部42と接触し、それによって同期部材72が偏向して同期部材72の第1の部分78が第2のレール24の係合部152から外れる。したがって、第3のレール26はもはや第2のレール24と同期的に第1の方向D1に沿って移動しない。ガイド部42及び同期部材72の第2の部分80のうちの少なくとも一方は、同期部材72を偏向させるのを支援するために傾斜面又は弧面を有することが好ましい。
図18及び図19に示すように、第2のレール24及び第3のレール26がもはや同期的に移動しない場合は、第2のレール24及び第3のレール26を第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って独立して(又は個々に)さらに動かすことができる。第3のレール26が第1の所定の位置P1から第1の方向D1に沿ってさらに動かされると、固定部材74の第2の部位88は第1のレール22の接触部材38の一部と、例えばガイド部42と接触する。加えて、第3のレール26の第1の押圧部92は、第3のレール26及び/又は第2のレール24に制動効果を提供するために第2の制動部52が第1の制動部50に対して徐々に引っ込められるように第1の要素56を通じて制動装置40の第1の制動部50を押圧することができる。とりわけ、ユーザーは、第3のレール26が制動効果に従って第1のレール22に対して完全に伸長した状態になることが分かる。
図19、図20及び図21に示すように、第3のレール26が第2の所定の位置P2に近づくように第1のレール22に対して第1の方向D1に沿ってさらに動かされると、固定部材74は固定部材74と第1のレール22の接触部材38との間の相互作用によって偏向される。具体的には、固定部材74の第2の部位88が接触部材38のガイド部42と接触し、それにより固定部材74が偏向されて固定部材74の第2の部位88が接触部材38のガイド部42を横断する。ガイド部42及び固定部材74の第2の部位88のうちの少なくとも一方は、固定部材74の第2の部位88が接触部材38のガイド部42を横断するのを支援するために傾斜面又は弧面を有することが好ましい。さらに、固定部材74が偏向されると、第2の弾性部材90の弾性脚部90bは弾性力を蓄積する。加えて、第3のレール26の第1の押圧部92は、第2の制動部52を第1の制動部50に対してさらに引っ込めることができるように、第1の要素56を通じて制動装置40の第1の制動部50をさらに押圧する。
図21、図22及び図23に示すように、第3のレール26が第1のレール22に対して第1の方向D1に沿ってさらに動かされて第2の所定の位置P2に至ると、固定部材74は、第3のレール26が第1のレール22に対して第2の方向D2(引っ込められる方向等)に沿って引っ込められるのを防止するために、接触部材38に一時的に固定される(例えば、固定部材74の第2の部位88が接触部材38の当接部44に一時的に固定される)。加えて、第3のレール26の第1の押圧部92は、第2の制動部を第1の制動部50に対して限界までさらに引っ込めることができるように第1の要素56を通じて制動装置40の第1の制動部50をさらに押圧することができる。
図24に示すように、第3のレール26が第2の所定の位置P2に位置している場合、第2のレール24は、スライドレールアセンブリ20を完全に開くために第3のレール26及び/又は第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って開き位置(open position)E(又は伸長位置)にさらに動かすことができる。
図25及び図26に示すように、第2のレール24が第3のレール26及び/又は第1のレール22に対して開き位置Eに位置している場合、作用部材106は、第2のレール24が開き位置Eから第2の方向D2(引っ込められる方向等)に沿って移動するのを防止するために第3のレール26のブロック部96によってブロックされる。そのような状態にある場合、ユーザーは解除部材108又は操作部材104に力Fを加えて作用部材106を動かして、作用部材106がもはやブロック部96によってブロックされてない状態にすることができる。
図27及び図28に示すように、操作部材104が操作されると、解除部材108が駆動されて、駆動部146を通じて作用部材106を偏向させて作用部材106がもはやブロック部96によってブロックされていない状態にする。即ち、第2のレール24は第3のレール26及び/又は第1のレール22に対して開き位置Eから第2の方向D2に沿って動かすことができる。
図29、図30及び図31に示すように、第2のレール24が第3のレール26及び/又は第1のレール22に対して開き位置Eから第2の方向D2に沿って動かされるプロセスの間、第2のレール24の一部(第2のレール24の後部101b等)は固定部材74の第1の部位86と接触するように構成されている(図31を参照されたい)。
図31、図32及び図33に示すように、第2のレール24が第2の方向D2に沿ってさらに動かされるプロセスの間、第2のレール24の後部101bは、部位86固定部材74の第2の部位88を接触部材38の当接部44から外して第3のレール26を第1のレール22に対して第2の方向D2に沿って動かすことができるようにするために第1の部位86を通じて固定部材74を駆動することができる。
図34に示すように、第3のレール26及び第2のレール24が第1のレール22に対して第2の方向D2に沿って動かされるプロセスの間、第3のレール26の第2の押圧部94は、第3のレール26及び/又は第2のレール24に制動効果を提供するために第2の要素58を通じて制動装置40の第2の制動部52を押圧する。とりわけ、ユーザーは、第3のレール26が制動効果に従って第1のレール22に対して完全に引っ込められた状態になることが分かる。
図35及び図36に示すように、第2のレール24(及び第3のレール26)が第1のレール22に対して第2の方向D2に沿ってさらに動かされるプロセスの間、ロック部材102のガイド部120は第1のレール22のブロック構造36の第2の側S2と当接するように構成されている。
図36及び図37に示すように、第2のレール24(及び第3のレール26)が格納位置Rに近づくように第1のレール22に対して第2の方向D2に沿ってさらに動かされると、ブロック構造36によってロック部材102が偏向されて、ロック部材102のガイド部120がブロック構造36の第2の側S2を横断することができる。ロック部材102のガイド部120に加えて、ブロック構造36もガイド部154を有することが好ましい。ガイド部120、154間の相互作用を通じて(例えば、2つの傾斜面又は弧面が互いに当接することを通じて)、ロック部材102はブロック構造36の第2の側S2を容易に横断することができる。さらに、ロック部材102のガイド部120がブロック構造36の第2の側S2を横断した後、ロック部材102のロック部150は、支持構造110の弾性部116の弾性力に対応して第1のレール22のブロック構造36の第1の側S1と再度当接する。即ち、第2のレール24(及び第3のレール26)は、第1のレール22に対して(図7及び図8に示すように)再度格納位置Rで保持することができる。引っ込められた状態にあるスライドレールアセンブリ20に関するさらなる説明は、簡潔化のために省略する。
したがって、本発明のスライドレールアセンブリは下記のように特徴付けられる。
1)第3のレール26の第1の押圧部92及び第2の押圧部94は、制動装置40の2つの側にそれぞれ位置している。したがって、第3のレール26が第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って開かれるプロセスの間又は第3のレール26が第1のレール22に対して第2の方向D2に沿って引っ込められるプロセスの間、制動装置40は制動効果を提供するように構成されている。これにより、制動装置40は2方向制動機能を有する。
2)ロック部材102がブロック構造36から外れている場合、第2のレール24及び第3のレール26は同期部材72を通じて第1のレール22に対して第1の方向D1に沿って同期的に移動させるか又は開くことができる。同期部材72が接触部材38と相互的に作用する場合、第3のレール26はもはや第2のレール24と同期的に移動しない。
3)第2のレール24が第1のレール22に対して格納位置Rに位置している場合、ロック部材102は、第2のレール24(及び第3のレール26)が第1のレール22に対して格納位置Rから第1の方向D1に沿って移動するか又は開くのを防止するためにブロック構造36と当接する。
当業者であれば、本発明の教示を維持しながら多くの変更及び改良が装置及び方法に加えられ得ることに容易に気付く。従って、上記の開示は、添付の請求項の範囲によってのみ限定されると解釈すべきである。
20 スライドレールアセンブリ
22 第1のレール
24 第2のレール
26 第3のレール
36 ブロック構造
38 接触部材
40 制動装置
50 第1の制動部
52 第2の制動部
72 同期部材
74 固定部材
76 第1のシャフト部材
82 第1の弾性部材
84 第2のシャフト部材
90 第2の弾性部材
92 第1の押圧部
94 第2の押圧部
96 ブロック部
102 ロック部材
104 操作部材
110 支持構造
106 作用部材
108 解除部材
140 ベース

Claims (10)

  1. 第1の壁と、第2の壁と、該第1の壁及び該第2の壁の間に接続される側壁とを含む第1のレールであって、該側壁には開口が形成され、該開口は壁部を含む、第1のレールと、
    前記第1のレールに対して可動な第2のレールと、
    前記第1のレールと前記第2のレールとの間で可動に取り付けられる第3のレールと、
    前記第1のレールの開口の壁部に摺動可能に取り付けられる第1の要素及び第2の要素を介して前記第1のレールに取り付けられる制動装置と、
    を含むスライドレールアセンブリであって、
    前記第3のレールは前記制動装置の2つの側にそれぞれ位置する第1の押圧部及び第2の押圧部を含み、
    前記第3のレールが前記第1のレールに対して、開く方向に沿って動かされるプロセスの間、前記第3のレールは、前記制動装置に制動効果を提供させるために前記第1の押圧部及び前記第1の要素を通じて前記制動装置を押圧するように構成され、
    前記第3のレールが前記第1のレールに対して、引っ込められる方向に沿って動かされるプロセスの間、前記第3のレールは、前記制動装置に制動効果を提供させるために前記第2の押圧部及び前記第2の要素を通じて前記制動装置を押圧するように構成されている、スライドレールアセンブリ。
  2. 前記第1のレールに取り付けられる接触部材と、前記第3のレールに可動に取り付けられる同期部材とをさらに含み、
    前記第2のレールが格納位置から前記開く方向に沿って動かされると、前記第3のレールは前記同期部材を通じて前記第1のレールに対して前記開く方向に沿って前記第2のレールと同期的に移動し、前記第2のレール及び前記第3のレールが第1の所定の位置に動かされると、前記第3のレールは前記同期部材と前記接触部材との相互作用により前記第2のレールともはや同期的に移動しない、請求項1に記載のスライドレールアセンブリ。
  3. 前記同期部材は第1のシャフト部材により前記第3のレールに枢結され、前記同期部材は、前記第1のシャフト部材の2つの側にそれぞれ位置する第1の部分及び第2の部分を有し、該第1の部分は前記第2のレールと係合するように構成され、前記第2のレール及び前記第3のレールが前記第1の所定の位置に動かされると、前記第2の部分は、前記第1の部分を前記第2のレールから外すために前記接触部材と接触して前記同期部材を偏向させ、前記スライドレールアセンブリは、前記同期部材に弾性力を加えるように構成された第1の弾性部材をさらに含む、請求項2に記載のスライドレールアセンブリ。
  4. 前記第3のレールに可動に取り付けられる固定部材をさらに含み、前記第3のレールが前記第1の所定の位置から第2の所定の位置に前記開く方向に沿って動かされると、前記固定部材は、前記第3のレールが前記第1のレールに対して引っ込められるのを防止するために前記接触部材に固定されるように構成され、前記固定部材は第2のシャフト部材により前記第3のレールに枢結され、前記固定部材は前記第2のシャフト部材の2つの側にそれぞれ位置する第1の部位及び第2の部位を有し、該第2の部位は前記接触部材に固定されるように構成され、前記スライドレールアセンブリは前記固定部材に弾性力を加えるように構成された第2の弾性部材をさらに含む、請求項2に記載のスライドレールアセンブリ。
  5. 前記第3のレールはブロック部を含み、前記スライドレールアセンブリは前記第2のレールに可動に取り付けられる作用部材をさらに含み、前記第3のレールが前記第2の所定の位置に位置し、前記第2のレールが前記第3のレールに対して開き位置に位置している場合、前記作用部材は前記第2のレールが前記開き位置から、前記引っ込められる方向に沿って移動するのを防止するために前記ブロック部によってブロックされる、請求項4に記載のスライドレールアセンブリ。
  6. 前記作用部材は前記第2のレールに枢結され、前記スライドレールアセンブリは、動作可能に前記作用部材に連結されるとともに、前記作用部材が前記ブロック部によってもはやブロックされない状態になるよう偏向させるように構成された解除部材をさらに含み、前記スライドレールアセンブリは前記作用部材に弾性力を提供するための弾性部を有するベースをさらに含む、請求項5に記載のスライドレールアセンブリ。
  7. 前記作用部材が操作されて前記ブロック部によってもはやブロックされていない状態にあり、前記第2のレールが前記第3のレールに対して前記開き位置から前記引っ込められる方向に沿って動かされると、前記第2のレールは前記第3のレールが前記第1のレールに対して前記引っ込める方向に沿って動かすことができるように前記固定部材を前記接触部材から外すように構成されている、請求項6に記載のスライドレールアセンブリ。
  8. ブロック構造と、ロック部材とをさらに含み、
    前記ブロック構造は前記第1のレールに取り付けられ、前記ロック部材は、前記第2のレールが前記第1のレールに対して前記格納位置から前記開く方向に沿って移動するのを防止するために前記ブロック構造と当接するように構成され、前記ロック部材は前記第2のレールに枢結されている、請求項2に記載のスライドレールアセンブリ。
  9. 操作部材と、支持構造とをさらに含み、
    前記操作部材は前記第2のレールが前記第1のレールに対して前記開く方向に沿って動かすことができるように前記ロック部材を前記ブロック構造から外すために操作されるように構成されており、
    前記支持構造は、前記ロック部材に弾性力を提供するための弾性部を有し、前記第2のレールが前記格納位置に位置している場合に、前記ロック部材は前記弾性部の弾性力に対応して前記ブロック構造と当接した状態で保持され、
    前記スライドレールアセンブリは前記操作部材を所定の操作状態で維持するために前記操作部材に弾性力を加えるように構成された補助弾性部材をさらに含む、請求項8に記載のスライドレールアセンブリ。
  10. 第1の壁と、第2の壁と、該第1の壁及び該第2の壁の間に接続される側壁とを含むレールであって、該側壁には開口が形成され、該開口は壁部を含む、レールと、
    前記レールに対して可動な移動レールと、
    前記レールの開口の側壁に摺動可能に取り付けられる第1の要素及び第2の要素を介して前記レールに取り付けられる制動装置と、
    を含むスライドレールアセンブリであって、
    前記移動レールは前記制動装置の2つの側にそれぞれ位置する第1の押圧部及び第2の押圧部を含み、
    前記第1の押圧部及び前記第2の押圧部は、前記移動レールが異なる方向に沿って動かされた場合に、前記制動装置に制動効果を提供させるために前記第1の要素及び前記第2の要素を通じて前記制動装置の2つの側をそれぞれ押圧するように構成され、
    前記制動装置は第1の制動部及び第2の制動部を含み、前記移動レールが第1の方向に沿って動かされると、前記移動レールは前記第1の押圧部及び前記第1の要素を通じて前記第1の制動部を押圧するように構成され、前記移動レールが第2の方向に沿って動かされると、前記移動レールは前記第2の押圧部及び前記第2の要素を通じて前記第2の制動部を押圧するように構成されている、スライドレールアセンブリ。
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