JP7282308B2 - スライドレール - Google Patents

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Description

本発明は、引き出し、陳列棚、可動トレーなどの可動式収容部をスライド自在に支持するためのスライドレールに関する。
従来、店舗什器、家具、電子機器などの各種設備として、設備本体に対して引き出し、陳列棚、可動トレーなどの可動式収容部を、左右1対のスライドレールにより収納位置と使用位置とにわたって移動自在に支持したものが広く採用されている。スライドレールとしては、設備本体に固定される固定レールと、固定レールに伸縮自在に取付けられた可動レールとを有するものが採用されている。
また、この種のスライドレールとして、使用時における衝撃、地震などで大きな外力が作用したときに、可動式収容部が飛び出さないようにするためのロック装置を備えたものや、可動式収容部の収納位置への移動後期において、バネ部材の付勢力で可動式収容部を収納位置に引き込むように構成した引込装置を備えたものなども種々提案されている。
例えば、ロック装置を備えたスライドレールとして、ラック等の本体に固定される固定レールと、固定レールに対し摺動自在に配設された可動レールと、可動レールの前端部内面に設けられたロック片とよりなるスライドレールにおいて、固定レールの基板前端部に可動レールの方向に突出する係止突片が形成され、ロック片は、可動レールの前方に突出する操作突部と、係止突片側に突出し前端が係止突片に係止する位置で、後端が係止突片から外れた位置に傾斜する案内傾斜片と、案内傾斜片の係止状態を維持する係止状態維持部を有し、可動レールと平行に回動自在で、常に案内傾斜片が係止突片に係止する方向に回動力が付与されているロック装置を備えたスライドレールが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
また、引込装置を備えたスライドレールとして、引張バネとオイルダンパとを備え、可動レールにおける伸長位置から収納位置への移動後期において、可動レールを引張バネの付勢力で収納位置側へ付勢し、オイルダンパにより緩やかに収納位置まで引き込むように構成した引込装置を備えたスライドレールが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2000-41769号公報 特開2019-180926号公報
ところで、特許文献1記載のロック装置を備えたスライドレールに対して、特許文献2記載のような引込装置を設けることも考えられるが、この場合には、引込装置の引張バネによる可動レールの引込力により、係止突片に当接したロック片が、巻きバネの付勢力に抗して回動して係止突片を乗り越えて、可動レールを収納位置側へ移動させる必要があり、また引込途中でロック片が係止突片に引っかかるなどの動作不良の発生を確実に防止するため、巻きバネによるロック片の付勢力を引込バネによる可動レールの引込力よりも小さく設定する必要がある。
しかし、ロック片を直接的に手で操作して、ロックを解除するように構成しているので、巻きバネによるロック片の付勢力を小さく設定すると、例えばロック片の操作性を向上するために、ロック片の操作部を長くしたり、左右のスライドレールのロック片を連結ロッドで連結したりしたときに、ロック片の操作部側の重量が大きくなって、巻きバネの付勢力でロック片をロック位置側へ操作できなくなったり、設備本体に作用する比較的小さな振動により、ロック片がアンロック位置側へ回動して、不用意にロックが解除されたりするという問題がある。
本発明の目的は、ロック装置の作動の安定性を向上し得るスライドレールを提供することである。
本発明は、以下の発明を包含する。
(1) 固定レールと、前記固定レールに対して伸長位置と収納位置とにわたって伸縮自在に取付けられた可動レールと、前記可動レールにおける前記伸長位置から前記収納位置への移動後期において、前記可動レールを第1付勢部材の付勢力で前記収納位置へ引き込む引込装置と、前記可動レールを前記収納位置に係止可能なロック装置であって、前記可動レールを前記収納位置に係止するためのロック機構と、前記ロック機構による前記可動レールの係止を解除するための解除機構とを有するロック装置とを備え、前記ロック機構は、前記固定レールに係合して、前記可動レールの前記収納位置から前記伸長位置側への移動を係止可能なロック位置と、前記可動レールの前記伸長位置側への移動を許容するアンロック位置とにわたって、前記可動レールに回動自在に設けられたロックレバーと、前
記ロックレバーをロック位置側へ常時付勢する第2付勢部材とを備え、前記解除機構は、前記ロックレバーをアンロック位置側へ操作する操作位置と、前記ロックレバーを操作しない非操作位置とにわたって、変位自在に設けられた解除部材を有し、該解除部材は前記非操作位置に向かって常時付勢され、前記解除部材は、前記可動レールの先端側に回動自在に設けられた解除レバーである、ことを特徴とするスライドレール。
) 前記ロックレバーに傾斜案内面と当接部が設けられ、前記固定レールに誘導部と係止部が設けられ、前記引込装置により前記可動レールを前記収納位置に引き込むときに、前記傾斜案内面が前記誘導部に当接して、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記ロックレバーがアンロック位置側へ変位し、前記収納位置から前記伸長位置への前記可動レールの移動時に、前記当接部が前記係止部に当接して、前記可動レールの前記伸長位置側への移動が係止される前記(1)記載のスライドレール。
) 前記可動レールと前記固定レール間に1乃至複数本の中間レールが伸縮自在に設けられている前記(1)又は(2)記載のスライドレール。
本発明に係るスライドレールによれば、可動レールを収納位置に係止するためのロックレバーを有するロック機構と、ロックレバーをアンロック位置へ操作可能な解除部材を有する解除機構とをロック装置に備えさせ、ロックレバーと解除部材とをそれぞれ別個の付勢部材又は付勢手段で付勢し、かつ解除部材は、ロックレバーをアンロック位置へと操作しない非操作位置に向かって常時付勢されるように構成しているので、第2付勢部材の付勢力を適正に設定することで、解除機構の構成の影響を受けることなく、ロック機構を適正に作動させることが可能となり、ロック装置の作動の安定性を向上できる。このため、例えば解除部材としての解除レバーの操作性を向上するために、大型の解除レバーを採用したり、左右のスライドレールの解除レバーを連結ロッドで連結したりした場合であっても、解除レバーを付勢する付勢部材として、解除レバーに作用する荷重に見合った付勢力の付勢部材を採用することで、振動などにより不用意にロックが解除されるなどの、ロック機構の動作不良を防止しつつ、解除レバーの操作性及び作動の安定性を向上できる。
図1は、伸長状態におけるスライドレールの斜視図である。 図2は、収縮状態におけるスライドレールの斜視図である。 図3は、図2のIII-III線断面図である。 図4は、引込装置の分解斜視図である。 図5Aは、引込装置の引込直前の作動説明図である。 図5Bは、引込装置の引込完了状態での作動説明図である。 図6は、ロック装置付近のスライドレールの一部切欠斜視図である。 図7は、ロック装置付近のスライドレールの側面図である。 図8Aは、ロック装置のロック直前の作動説明図である。 図8Bは、ロック装置のロック状態での作動説明図である。 図8Cは、ロック装置の解除操作時の作動説明図である。 図9Aは、第1の変形例におけるロック装置のロック直前の作動説明図である。 図9Bは、第1の変形例におけるロック装置のロック状態及び解除操作時の作動説明図である。 図10は、第2の変形例におけるロック装置のロック状態での作動説明図である。 図11は、第3の変形例におけるロック装置のロック状態での作動説明図である。 図12は、第4の変形例におけるロック装置のロック状態での作動説明図である。 図13は、第5の変形例におけるロック装置付近のスライドレールの一部切欠斜視図である。 図14は、図13のXIV-XIV断面図であり、ロック装置のロック状態での作動説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態では、図1に記載の前後方向、左右方向、上下方向を基準に前後方向、左右方向、上下方向を定義して説明する。
図1、図2、図6に示すように、スライドレール1は、固定レール2と、固定レール2に対して移動自在に設けられた中間レール3と、中間レール3を介して固定レール2に図1に図示の伸長位置と図2に図示の収納位置とにわたって伸縮自在に取付けられた可動レール4を有している。さらに、可動レール4における伸長位置から収納位置への移動後期において、可動レール4を第1付勢部材12の付勢力で収納位置へ引き込む引込装置10と、可動レール4を収納位置に係止可能なロック装置20を有している。ここで、ロック装置20は、可動レール4を収納位置に係止するためのロック機構30と、ロック機構30による可動レール4の係止を解除するための解除機構40とを有する。ただし、中間レール3は、省略することもできるし、伸縮自在に嵌合する複数本の中間レール3を設けることもできる。
図3に示すように、固定レール2は、側板部2aと、側板部2aの上端縁から左方へ延びる上部レール2bと、側板部2aの下端縁から左方へ延びる下部レール2cとを備え、中間レール3は、側板部3aと、側板部3aの上端縁から左方へ延びる上部レール3bと、側板部3aの下端縁から左方へ延びる下部レール3cとを備え、可動レール4は、側板部4aと、側板部4aの上端縁から右方へ延びる上部レール4bと、側板部4aの下端縁から右方へ延びる下部レール4cとを備えている。
固定レール2の上部レール2bと中間レール3の上部レール3b間と、固定レール2の下部レール2cと中間レール3の下部レール3c間と、中間レール3の上部レール3bと可動レール4の上部レール4b間と、中間レール3の下部レール3cと可動レール4の下部レール4c間には、細長いボール保持板5に複数のボール6を回転自在に保持させてなるスライドガイド7がそれぞれ設けられ、固定レール2及び中間レール3と、中間レール3及び可動レール4とはスライドガイド7を介してそれぞれ前後方向に円滑に移動自在に嵌合されている。なお、図2における符号8は、可動レール4の中間レール3からの脱落を係止するためのストッパ部材である。
引込装置10は、図4、図5A、図5Bに示すように、固定レール2の後部内に固定されたベース部材11と、ベース部材11の本体部11aの上部及び下部に組付けられた引張コイルバネからなる第1付勢部材12と、ベース部材11の本体部11aの高さ方向の中央部に組付けられたオイルダンパからなる緩衝器13と、ベース部材11の本体部11aから前方へ延びる案内部11bに沿って前後方向に移動自在に設けられたスライド部材14と、案内部11bに形成された前後方向に延びるガイド溝11cに沿って移動自在な可動駒15と、可動レール4に取付けられて、可動駒15に係脱可能なフック部材16とを備えている。
第1付勢部材12の後端部はベース部材11に固定され、第1付勢部材12の前端部はスライド部材14に固定され、スライド部材14は、第1付勢部材12の付勢力により、図5Bに図示の後退位置に常時付勢されている。緩衝器13のピストンロッド13aの先端部はスライド部材14に連結され、第1付勢部材12の付勢力によりスライド部材14が、図5Aに図示の前進位置から図5Bに図示の後退位置へ移動する際に、スライド部材14とともにピストンロッド13aが後退して、緩衝器13によりスライド部材14が緩やかに後退位置へ移動するように構成されている。
可動駒15は、レバー部15aと、レバー部15aの後部に左方へ突出状に設けられた係止突部15bと、レバー部15aの後部に右方へ突出状に設けたガイド突部15cと、レバー部15aの前部に左方へ突出状に設けた軸部15dとを備えている。スライド部材14には、可動駒15の軸部15dが装着される軸孔14aが設けられるとともに、可動駒15の係止突部15bが移動自在に装着される円弧状のガイド孔14bが設けられ、可動駒15はスライド部材14に対して軸部15dを中心に回動自在に組み付けられている。可動駒15のガイド突部15cは、ベース部材11の案内部11bに設けたガイド溝11cに嵌合されて、ガイド溝11cに沿って移動自在に構成されている。ガイド溝11cには前後方向に延びるストレート部11dと、ストレート部11dの前端部から斜め上側へ傾斜状に延びる傾斜部11eとが形成され、図5Aに示すように、可動駒15のガイド突部15cがストレート部11dから傾斜部11e内に移動することで、軸部15dを中心に可動駒15の後部が上側へ回動して、係止突部15bがガイド孔14bの上部に係合し、ガイド突部15cが傾斜部11eに保持されることで、係止突部15b及びスライド部材14の後方への移動が規制され、スライド部材14が前進位置に保持されるように構成されている。
可動レール4の後部にはフック部材16が取付けられ、フック部材16の右面部には後方へ向けて開口し、前部側が前方斜め下方へ向けて傾斜した操作溝16aが形成され、可動レール4における伸長位置から収納位置への移動後期において、係止突部15bが操作溝16aに嵌合することで、軸部15dを中心に係止突部15bが下側へ回動して、ガイド突部15cと傾斜部11eとの係合が解除され、ガイド突部15cがストレート部11dへ移動することで、図5Bに示すように、可動レール4がフック部材16及びスライド部材14とともに第1付勢部材12の付勢力で収納位置まで移動するように構成されている。一方、可動レール4を収納位置から前方へ引き出すと、ガイド突部15cが傾斜部11eに移動するまで、係止突部15bとフック部材16の操作溝16aとの係合により、スライド部材14がフック部材16及び可動レール4とともに前方へ移動し、ガイド突部15cがストレート部11dから傾斜部11eへ移動すると、図5Aに示すように、可動駒15の後部が上側へ回動して、係止突部15bがフック部材16の操作溝16aから離脱するとともに、係止突部15bがガイド溝11c及び傾斜部11eの上部に係合して、スライド部材14が可動駒15とともに前進位置に保持されるように構成されている。
なお、引込装置10としては、可動レール4における伸長位置から収納位置への移動後期において、可動レール4を第1付勢部材12の付勢力で収納位置へ引き込むように構成したものであれば、前述した引込装置10以外の周知の構成、例えば特許文献2に記載のような構成の引込装置を採用することもできる。
次に、可動レール4を収納位置に係止するためのロック機構30と、ロック機構30による可動レール4の係止を解除するための解除機構40とを有するロック装置20の構成について、図6、図7、図8A、図8B、図8Cを参照しながら説明する。
ロック機構30について説明すると、可動レール4の前部における側板部4aの高さ方向の途中部には第1支軸31が右側へ突出状に設けられ、第1支軸31にはロックレバー32がその後部において回動自在に支持されている。ロックレバー32は、図7、図8Bに図示のロック位置と、図8Cに図示のアンロック位置とにわたって、第1支軸31に回動自在に支持され、巻きバネからなる第2付勢部材33によりロック位置側へ常時付勢されている。
ロックレバー32の前後方向の途中部の端部には、ロック位置において前方上がりに傾斜したロック片32aが設けられ、固定レール2の側板部2aの高さ方向の途中部には切り起こしにより左方へ突出してから下方へ延びる係止片34が設けられている。係止片34は可動レール4の伸縮移動に伴うロック片32aの移動軌跡上に配置され、伸長位置から収納位置への可動レール4の移動後期において、係止片34の下端前部の円弧状の誘導部34aがロック片32aの上面の傾斜案内面32bに当接して、図8Aに矢印Aで示すように、ロックレバー32がアンロック位置側へ回動し、可動レール4が収納位置まで移動できるように構成されている。また、ロック片32aが係止片34を乗り越えると、図8Bの矢印Bで示すように、ロックレバー32が第2付勢部材33の付勢力により上方へ回動して、ロックレバー32がロック位置に復帰し、この状態において、可動レール4の前方への移動が、ロック片32aの前端の当接部32cが誘導部34aの後端の係止部34bに当接することにより規制されて、可動レール4が伸長位置側へ移動しないように収納位置に係止されるように構成されている。
解除機構40について説明すると、第1支軸31よりも前側において可動レール4の側板部4aには左右方向の第2支軸41が右側へ突出状に設けられ、第2支軸41には解除部材である解除レバー42がその長さ方向の途中部において回動自在に支持されている。解除レバー42は、図8Cに図示の操作位置と、図8A、図8Bに図示の非操作位置とにわたって第2支軸41に回動自在に支持され、巻きバネからなり、第3付勢手段である第3付勢部材43により非操作位置側に向かって常時付勢され、可動レール4の下部レール4cで回動規制されている。
解除レバー42の前端部には解除レバー42を回動操作するための操作部42aが設けられ、解除レバー42の後端部にはロックレバー32の前端部を下側へ回動可能な押圧部42bが設けられ、図8Cに矢印Cで示すように、解除レバー42を操作位置へ操作することで、ロックレバー32がアンロック位置へ回動されて、ロックレバー32のロック片32aが固定レール2の係止片34よりも下側へ移動し、この状態で可動レール4を収納位置から伸長位置側へ移動できるように構成されている。
なお、ロックレバー32及び解除レバー42は、金属板を用いたプレス成形品で構成したが、合成樹脂材料を用いた射出成型品で構成することも可能である。
また、第2付勢部材33及び第3付勢部材43は、巻きバネで構成したが、引張りコイルバネや板バネなどのバネ部材で構成することもできる。
なお、第3付勢部材43は、バネ部材以外に、例えば図10に示すように、解除レバー先端に重量の大きな部材を設けたり、図11に示すように、磁気的吸引反発力を利用したものを設けたりしても良い。
このスライドレール1は、通常のスライドレール1と同様に、店舗什器、家具、電子機器などの各種設備における設備本体と、設備本体に対して出し入れ可能に組み付けられる引き出し、陳列棚、可動トレーなどの可動式収容部との間に組み付けて用いることができる。例えば袖机などの家具に組み付ける場合には、左右対称の1組のスライドレール1を、家具本体の左右の側壁と、引き出しの左右の側壁間に配置させて、固定レール2を家具本体の側壁に固定するとともに、可動レール4を引き出しの側壁に固定して、スライドレール1を家具に組み付けることになる。ただし、左右のスライドレールの一方をスライドレール1で構成し、他方を引込機構10を備え、ロック装置20を備えていない通常のスライドレールで構成することも可能である。解除レバー42は、直接的に手で操作しないように構成することもできる。例えば、解除レバー42の操作部42aに操作ノブを連結して、操作ノブを介して解除レバー42を操作するように構成したり、左右対称の1組のスライドレール1を設ける場合には、左右の解除レバー42の操作部42aを連結ロッドで連結して、該連結ロッドを介して解除レバー42を操作するように構成したりすることもできる。このため、解除レバー42としては、ロックレバー32をアンロック位置へ変位可能なものであれば、使用形態に応じて、任意の形状のものを採用することができる。
このスライドレール1では、可動レール4が収納位置に配置されている状態では、図8Bに示すように、ロックレバー32がロック位置に配置されて、ロックレバー32の当接部32cが係止片34の係止部34bに当接することで、可動レール4の伸長位置側への移動が規制される。そして、可動レール4を収納位置から伸長位置側へ移動させる場合には、図8Cに示すように、解除レバー42を操作位置へ移動させて、解除レバー42によりロックレバー32をアンロック位置へ回動操作しながら、可動レール4を伸長位置側へ移動させることができる。また、このとき、可動駒15のガイド突部15cが傾斜部11e内に移動するまで、引込装置10のスライド部材14が、第1付勢部材12の付勢力に抗して、可動レール4とともに伸長位置側へ移動し、軸部15dが傾斜部11e内に移動すると、可動駒15が回動して係止突部15bがガイド孔14bの上部に移動し、スライド部材14が前進位置に係止される。
一方、可動レール4を収納位置側へ操作すると、収納位置への移動後期において、可動レール4に設けたフック部材16の操作溝16aが可動駒15の係止突部15bに係合するとともに、可動駒15の係止突部15bがガイド孔14bの下部へ操作されて、第1付勢部材12の付勢力により可動レール4及びフック部材16が可動駒15及びスライド部材14とともに収納位置まで引き込まれる。また、可動レール4が収納位置の直前まで引き込まれると、ロックレバー32の傾斜案内面32bが固定レール2の係止片34の誘導部34aに当接して、ロックレバー32がアンロック位置に回動し、ロック片32aが係止片34を乗り越えると、ロックレバー32が第2付勢部材33の付勢力でロック位置に回動する。そして、この状態で、図8Bに示すように、ロック片32aの当接部32cが係止片34の係止部34bに当接することで、収納位置から伸長位置側への可動レール4の移動が係止される。
このように、可動レール4を収納位置に係止するためのロックレバー32を有するロック機構30と、ロックレバー32をアンロック位置へ回動可能な解除レバー42を有する解除機構40とをロック装置20に備えさせ、ロックレバー32と解除レバー42とをそれぞれ別個の付勢部材33、43で付勢し、かつ解除レバー42は、ロックレバー32をアンロック位置へと操作しない非操作位置に向かって常時付勢されるように構成しているので、第2付勢部材33の付勢力を適正に設定することで、解除機構40の構成の影響を受けることなく、ロック機構30を適正に作動させることが可能となり、ロック装置20の作動の安定性を向上できる。このため、例えば解除レバー42の操作性を向上するために、解除レバー42として大型なものを採用したり、左右のスライドレール1の解除レバー42を連結ロッドで連結したりした場合であっても、解除レバー42を付勢する第3付勢部材43として、解除レバー42に作用する荷重に見合った付勢部材を採用することで、比較的小さな振動などにより不用意にロックが解除されるなどの、ロック機構30の動作不良を防止しつつ、解除レバー42の操作性及び作動の安定性を向上できる。
なお、ロック装置20としては、ロックレバー32に傾斜案内面32bと当接部32cが設けられ、固定レール2に誘導部34aと係止部34bが設けられ、引込装置10により可動レール4を収納位置に引き込むときに、傾斜案内面32bが誘導部34aに当接して、第2付勢部材33の付勢力に抗してロックレバー32がアンロック位置側へ操作され、収納位置から伸長位置への可動レール4の移動時に、当接部32cが係止部34bに当接して、可動レール4の伸長位置側への移動が係止されるように構成されたものであれば、前述した以外の構成のロック装置20を採用することもできる。
例えば、図9A、図9Bに第1の変形例として示すロック装置20Aのように、ロックレバー32Aに傾斜案内面32Abと当接部32Acを設け、固定レール2に誘導部34Aaと係止部34Abを設けることもできる。この場合には、第2付勢部材33によりロックレバー32Aが、図9Aに図示のロック位置側へ付勢された状態で、可動レール4を収納位置側へ操作すると、ロックレバー32Aの傾斜案内面32Abが固定レール2の下部レール2cの前端の誘導部34Aaに当接して、ロックレバー32Aが図9Bに仮想線で図示のアンロック位置側の姿勢まで回動される。なお、解除レバー42Aは、実線で表す姿勢を維持し、ロックレバー32Aから離れている。そして、可動レール4が収納位置まで移動すると、図9Bに示すように、ロックレバー32Aのロック片32Aaが固定レール2の下部レール2cの前部に設けた嵌合孔35Aに嵌合して、嵌合孔35Aの前縁の係止部34Abにロックレバー32Aの当接部32Acが当接することで、収納位置から伸長位置側への可動レール4の移動が係止される。また、収納位置から伸長位置側へ可動レール4を引き出す際には、図9Bに仮想線で示すように、解除レバー42Aを操作位置側へ操作することで、ロックレバー32Aをアンロック位置側の姿勢まで回動させ、この状態で可動レール4を伸長位置側へ引き出すことができる。
また、図10に第2の変形例として示すロック装置20Bのように、解除レバー42Bの先端に、リンクピン44を介して、質量の大きな操作部42Baをぶら下げて、矢印T2で示す方向に解除レバー42Bを回動付勢する構成としても良い。なお、ロック機構については、上記第1の変形例と同様であり、説明を省略するが、それに限定されない。このように質量の大きな操作部42Baを用いる場合は、図8Cに示す実施形態において、解除レバー42を非操作位置に向かって常時付勢するために備えていた、第3付勢部材43を省くことができる。
また、図11に第3の変形例として示すロック装置20Cのように、解除レバー42Cの後方側に、可動レール4の上部レール4bとの間で磁気的吸引力が働くように、第3付勢部材43Cとしてのマグネットを配置する構成としても良い。又は、解除レバー42Cの前方側と、可動レール4の上部レール4bとの間で、磁気的反発力が働くように、互いに同極が向き合う一対のマグネット(図示せず)を、解除レバー42Cの前方側と、可動レール4の上部レール4bとに配置する構成としても良い。いずれにしても矢印T2で示す方向に回動付勢する構成であればかまわない。なお、ロック機構については、上記第1の変形例と同様であり、説明を省略するが、それに限定されない。
また、図12に第4の変形例として示すロック装置20Dのように、操作ピン47を軸受46で支承し、圧縮コイルバネからなり第3付勢手段である第3付勢部材43Dで、矢印T2で示す方向に付勢する構成としても良い。ロック機構については、上記第1の変形例と同様であり、説明を省略するが、それに限定されない。なお、ロック解除する際は、第3付勢部材43Dによる付勢力に抗して、操作部42Daを下方に押すことで、ロックレバー32Aを反時計方向(アンロック位置側の方向)に回動させることができる。
上記実施形態及び変形例における解除機構は、解除部材が上下方向に回動又は変位するものであったため、引き出しなどの可動部の左右に組み付ける場合は、左右の部材を対称とした、いわゆる左右勝手の構成とする必要があるが、図13及び図14に、第5の変形例として示すロック装置20Eのように、ロックレバー32Eと解除レバー42Eとを、可動レール4の上部レール4bと下部レール4cとの間に固定された第1支軸31E,第2支軸41Eで、回動自在に支持した構成であっても良い。このように構成することで、スライドレール1の左右勝手をなくして、部品の種類を少なくでき、スライドレール1の製作コストを安くすることも可能になる。
以下、ロック装置20Eを詳しく説明する。但し、上記実施形態、乃至各変形例と同様な部分については説明を省略する。可動レール4に第1支軸31Eにて回動自在に支持されたロックレバー32Eは、図示しない第2付勢部材によって、図14における矢印T1の方向に回動付勢されている。また、可動レール4に第2支軸41Eにて回動自在に支持された解除レバー42Eは、図示しない第3付勢部材によって、図14における矢印T2の方向に回動付勢され、可動レール4の側板部4aによって回動規制されている。
ロックレバー32Eの後方の端部には、ロック片32Eaが設けられ、固定レール2の側板部2aの高さ方向のほぼ中央部には切り起こしにより左方へ突出してから後方へ延びる係止片34Eが設けられている。係止片34Eは可動レール4の伸縮移動に伴うロック片32Eaの移動軌跡上に配置され、伸長位置から収納位置への可動レール4の移動後期において、係止片34Eの前部の傾斜面状の誘導部34Eaがロック片32Eaの後部に当接して、ロックレバー32Eがアンロック位置側(図14における矢印T1の反対向き)へ回動し、可動レール4が収納位置まで移動できるように構成されている。また、ロック片32Eaが係止片34Eを乗り越えると、ロックレバー32Eが図示しない第2付勢部材の付勢力により、図14における矢印T1の方向へ回動して、ロックレバー32Eがロック位置に復帰し、この状態において、可動レール4の前方への移動が、ロック片32Eaの後端の当接部32Ecが誘導部34Eaの後端の係止部34Ebに当接することにより規制されて、可動レール4が伸長位置側へ移動しないように収納位置に係止されるように構成されている。
解除レバー42Eの前端部には解除レバー42Eを回動操作するための操作部42Eaが設けられ、解除レバー42Eの後端部にはロックレバー32Eの前端部を右側へ押圧可能な押圧部42Ebが設けられ、解除レバー42Eの操作部42Eaを図14において矢印T2と反対方向へ回動操作することによって、ロックレバー32Eがアンロック位置へ回動されて、ロックレバー32Eのロック片32Eaが固定レール2の係止片34Eよりも左側へ移動し、この状態で可動レール4を収納位置から伸長位置側へ移動できるように構成されている。
以上のように構成することで、解除レバー42Eはスライドレール1に対して、左右方向に変位することが可能になるため、スライドレール1の左右勝手をなくすことも可能になり、金型費用などを低減することが可能になるため、コスト抑制も図ることが可能になる。
以上、本発明の実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は前述した実施形態及びその変形例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を変更し得ることは勿論である。
1 スライドレール
2 固定レール
2a 側板部
2b 上部レール
2c 下部レール
3 中間レール
3a 側板部
3b 上部レール
3c 下部レール
4 可動レール
4a 側板部
4b 上部レール
4c 下部レール
5 ボール保持板
6 ボール
7 スライドガイド
8 ストッパ部材
10 引込装置
11 ベース部材
11a 本体部
11b 案内部
11c ガイド溝
11d ストレート部
11e 傾斜部
12 第1付勢部材
13 緩衝器
13a ピストンロッド
14 スライド部材
14a 軸孔
14b ガイド孔
15 可動駒
15a レバー部
15b 係止突部
15c ガイド突部
15d 軸部
16 フック部材
16a 操作溝
20,20A,20B,20C,20D,20E ロック装置
30,30E ロック機構
31,31E 第1支軸
32,32A,32E ロックレバー
32a,32Aa,32Ea ロック片
32b,32Ab 傾斜案内面
32c,32Ac,32Ec 当接部
33 第2付勢部材
34,34E 係止片
34a,34Aa 誘導部
34b,34Ab,34Eb 係止部
35A 嵌合孔
40,40A,40B,40C,40D,40E 解除機構
41,41E 第2支軸
42,42A,42B,42C,42D,42E 解除部材(解除レバー)
42a,42Ba,42Ca,42Da,42Ea 操作部
42b,42Db,42Eb 押圧部
43,43B,43D 第3付勢手段(第3付勢部材)
44 リンクピン
46 軸受
47 操作ピン

Claims (3)

  1. 固定レールと、前記固定レールに対して伸長位置と収納位置とにわたって伸縮自在に取付けられた可動レールと、前記可動レールにおける前記伸長位置から前記収納位置への移動後期において、前記可動レールを第1付勢部材の付勢力で前記収納位置へ引き込む引込装置と、前記可動レールを前記収納位置に係止可能なロック装置であって、前記可動レールを前記収納位置に係止するためのロック機構と、前記ロック機構による前記可動レールの係止を解除するための解除機構とを有するロック装置とを備え、
    前記ロック機構は、前記固定レールに係合して、前記可動レールの前記収納位置から前記伸長位置側への移動を係止可能なロック位置と、前記可動レールの前記伸長位置側への移動を許容するアンロック位置とにわたって、前記可動レールに回動自在に設けられたロックレバーと、前記ロックレバーをロック位置側へ常時付勢する第2付勢部材とを備え、
    前記解除機構は、前記ロックレバーをアンロック位置側へ操作する操作位置と、前記ロックレバーを操作しない非操作位置とにわたって、変位自在に設けられた解除部材を有し、
    該解除部材は前記非操作位置に向かって常時付勢され
    前記解除部材は、前記可動レールの先端側に回動自在に設けられた解除レバーである、
    ことを特徴とするスライドレール。
  2. 前記ロックレバーに傾斜案内面と当接部が設けられ、前記固定レールに誘導部と係止部が設けられ、前記引込装置により前記可動レールを前記収納位置に引き込むときに、前記傾斜案内面が前記誘導部に当接して、前記第2付勢部材の付勢力に抗して前記ロックレバーがアンロック位置側へ変位し、前記収納位置から前記伸長位置への前記可動レールの移動時に、前記当接部が前記係止部に当接して、前記可動レールの前記伸長位置側への移動が係止される請求項記載のスライドレール。
  3. 前記可動レールと前記固定レール間に1乃至複数本の中間レールが伸縮自在に設けられている請求項1又は2記載のスライドレール。
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