JP6593657B2 - 車体下部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体下部構造に関するものである。
車体下部構造として、例えば左側のサイドシルおよび右側のサイドシル間にフロアパネルを架設し、フロアパネルの下方にバッテリパックを搭載するものが知られている。バッテリパックの内部にはバッテリが収容されている。バッテリパック内のバッテリは、車両の側方から入力した荷重から保護する必要がある。このため、サイドシルの高さを増してサイドシルの内部にエネルギー吸収部材が設けられている。車両の側方から入力した衝撃荷重をエネルギー吸収部材で吸収することにより、バッテリパック内のバッテリ(すなわち、車載部品)を保護することが可能になる(例えば、特許文献1参照)。
また、車体下部構造のなかには、例えばサイドシルを車体側ロッカーとバッテリパック側ロッカーとに分割したものが知られている。車体側ロッカーが上方に位置し、バッテリパック側ロッカーが下方に位置する。サイドシルを各ロッカーに分割することにより、車両の側方から衝撃荷重が入力した際に、入力した衝撃荷重が車体側ロッカーとバッテリパック側ロッカーとに分散する。分散した荷重で各ロッカーを潰して衝撃エネルギーを吸収することにより、バッテリパック内のバッテリ(すなわち、車載部品)を保護することが可能になる(例えば、特許文献2参照)。
米国特許第8702161号明細書 米国特許第9505442号明細書
しかし、特許文献1の車体下部構造は、サイドシルの高さが増している。よって、サイドシルの上部がフロアパネルより上方に位置する。このため、乗員が乗降する際にサイドシルが邪魔になり、乗員の乗降性を良好に確保することが難しい。
また、特許文献2の車体下部構造は、サイドシルが上方の車体側ロッカーと、下方のバッテリパック側ロッカーに分割される。よって、特許文献1の車体下部構造と同様に、サイドシルの上部がフロアパネルより上方に位置する。このため、乗員が乗降する際にサイドシルが邪魔になり、乗員の乗降性を良好に確保することが難しい。
そこで、この発明は、乗員の乗降性を良好に確保した状態で、車両の側方から入力した衝撃荷重から車載部品を保護できる車体下部構造を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明の車体下部構造は、サイドシルアウタ(例えば、実施形態のサイドシルアウタ65)およびサイドシルインナ(例えば、実施形態のサイドシルインナ66)間にスチフナ(例えば、実施形態のスチフナ67)が挟持されたサイドシル(例えば、実施形態の左右のサイドシル14,15)と、前記サイドシルアウタおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた外バルクヘッド(例えば、実施形態の第1〜第3の外バルクヘッド51〜53)と、前記サイドシルインナおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた内バルクヘッド(例えば、実施形態の第1〜第3の内バルクヘッド55〜57)と、前記サイドシルの車幅方向内側に所定間隔をおいて設けられ、バッテリ(例えば、実施形態のバッテリ123)を収容するバッテリパック(例えば、実施形態のバッテリパック28)と、前記バッテリパックの内部(例えば、実施形態のバッテリパック28の内部129)に設けられて車幅方向に延びるバッテリクロスメンバ(例えば、実施形態のバッテリクロスメンバ131)と、前記バッテリパックの側壁(例えば、実施形態のケース壁部124、左側壁124a)に取り付けられたバッテリパックフレーム(例えば、実施形態のバッテリパックフレーム29)と、を備え、前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドは、前記スチフナ側に開口部(例えば、実施形態の開口部87,94)が開口された多角形断面の箱状に形成され、前記スチフナから離れる方向に延びる側壁(例えば、実施形態の側壁84,91)と、前記側壁のうち前記スチフナから離れた側の一端部を塞ぐ底部(例えば、実施形態の底部85,92)と、前記側壁のうち前記開口部側の他端部には、前記スチフナを介して互いに接合される接合フランジ(例えば、実施形態の接合フランジ86,93)と、を有し、前記バッテリパックフレームは、前記サイドシルの下部(例えば、実施形態のサイドシル下部83)に取り付けられる固定部(例えば、実施形態の固定部143)と、前記固定部から前記サイドシルの内壁に向けて立ち上げられ、前記内壁を介して前記内バルクヘッドに対向し、かつ、前記バッテリパックの側壁を介して前記バッテリクロスメンバに取り付けられるフレーム本体(例えば、実施形態のフレーム本体144)と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記サイドシルの上部(例えば、実施形態のサイドシル上部82)に取り付けられ、フロアクロスメンバが上面(例えば、実施形態のフロアパ
ネの上面16a)に設けられるフロアパネル(例えば、実施形態のフロアパネル16)と、前記サイドシルの内壁(例えば、実施形態のサイドシル内壁81)と前記フロアパネルの下面(例えば、実施形態のフロアパネルの下面16b)とに架設され、前記下面から前記内壁まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延びるガセット(例えば、実施形態の第1〜第3のガセット61〜63)と、を備え、前記ガセットは、前記内壁のうち前記内バルクヘッドに対向する部位(例えば、実施形態のサイドシル内壁81のうち内バルクヘッド55に対向する部位81a)に取り付けられ、前記フロアクロスメンバは、前記サイドシルの上部より上方に位置するメンバ上部(例えば、実施形態のメンバ上部101)を有し、前記メンバ上部は、前記サイドシルの上部まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる上傾斜部を有する、ことを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、サイドシルアウタおよびサイドシルインナ間にスチフナが挟持されたサイドシルと、前記サイドシルアウタおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた外バルクヘッドと、前記サイドシルインナおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた内バルクヘッドと、前記サイドシルの上部に取り付けられたフロアクロスメンバが上面に設けられるフロアパネルと、前記サイドシルの内壁と前記フロアパネルの下面とに架設され、前記下面から前記内壁まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延びるガセットと、を備え、前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドは、前記スチフナ側に開口部が開口された多角形断面の箱状に形成され、前記スチフナから離れる方向に延びる側壁と、前記側壁のうち前記スチフナから離れた側の一端部を塞ぐ底部と、前記側壁のうち前記開口部側の他端部には、前記スチフナを介して互いに接合される接合フランジと、を有し、前記ガセットは、前記内壁のうち前記内バルクヘッドに対向する部位に取り付けられ、前記フロアクロスメンバは、前記サイドシルの上部より上方に位置するメンバ上部を有し、前記メンバ上部は、前記サイドシルの上部まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる上傾斜部を有し、前記サイドシルの上端の高さは、前記フロアパネルの上面と前記フロアクロスメンバの上面との間に配置されていることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記サイドシルの車幅方向内側に所定間隔をおいて設けられ、バッテリを収容するバッテリパックと、前記バッテリパックの内部に設けられて車幅方向に延びるバッテリクロスメンバと、前記バッテリパックの側壁に取り付けられたバッテリパックフレームと、を備え、前記バッテリパックフレームは、前記サイドシルの下部に取り付けられる固定部と、前記固定部から前記サイドシルの内壁に向けて立ち上げられ、前記内壁を介して前記内バルクヘッドに対向し、かつ、前記バッテリパックの側壁を介して前記バッテリクロスメンバに取り付けられるフレーム本体と、を備えた、ことを特徴とする。
このように、外バルクヘッドと内バルクヘッドの各接合フランジがスチフナを介して互いに接合されている。外バルクヘッドや内バルクヘッドの箱状の形状が接合フランジで拘束されている。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した際に、各バルクヘッドの側壁の全域(すなわち、全周)に荷重が伝えられる。これにより、外バルクヘッドや内バルクヘッドの全周の側壁を荷重で座屈させることができ、衝撃エネルギーを吸収できる。
ここで、サイドシルの車幅方向内側にバッテリパックが搭載されている場合、車両の側方から入力した衝撃荷重を外バルクヘッドや内バルクヘッドで吸収できる。これにより、バッテリパックの内部に収容されたバッテリ(すなわち、車載部品)を衝撃荷重から保護できる。
また、外バルクヘッドをスチフナの車幅方向外側に配置し、内バルクヘッドをスチフナの車幅方向内側に配置した。外バルクヘッドと内バルクヘッドとを車幅方向に並べて配置できる。よって、サイドシルの高さを増すことなく、サイドシルの内部に外バルクヘッドと内バルクヘッドとを設けることができる。
これにより、サイドシルの高さを抑えることができ、乗員の乗降の際にサイドシルが邪魔になることがなく乗員の乗降性を良好に確保できる。
サイドシルの上部にフロアパネルを取り付けることにより、フロアパネルをサイドシルと同一高さに配置できる。これにより、乗員の乗降の際にサイドシルが邪魔になることがなく乗員の乗降性を良好に確保できる。
また、フロアクロスメンバのメンバ上部に上傾斜部を有し、上傾斜部をサイドシルの上部まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延ばした。さらに、フロアパネルの下面からサイドシルの内壁まで車幅方向外側へ向けてガセットを下り勾配に延ばした。よって、上傾斜部およびガセットで、フロアクロスメンバの断面と略同じ断面を形成することが可能になる。また、上傾斜部およびガセットで形成される断面は、フロアクロスメンバと略同じ大きさの断面とすることができる。
これにより、車両の側方から衝撃荷重が入力した際に、内バルクヘッドからサイドシルの内壁を経てガセットに荷重を伝えることができる。ガセットに伝えられた荷重をフロアクロスメンバに伝え、フロアクロスメンバで荷重を支えることができる。
さらに、フロアパネルの上面にフロアクロスメンバを設けることにより、フロアパネルの下方からフロアクロスメンバを除去できる。これにより、フロアパネルの下方に設けられるバッテリパックなどの床下搭載部品の容量を増大できる。
サイドシルの下部に固定部を取り付けた。また、バッテリパックフレームのフレーム本体をサイドシルの内壁に向けて立ち上げ、内壁を介して内バルクヘッドに対向させた。さらに、フレーム本体をバッテリクロスメンバに取り付けた。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した際に、サイドシルの下部を経て固定部に荷重を伝え、固定部からバッテリクロスメンバに伝えることができる。また、車両の側方から入力した衝撃荷重を、内バルクヘッドからサイドシルの内壁を経てフレーム本体に荷重を伝え、フレーム本体からバッテリクロスメンバに伝えることができる。
すなわち、車両の側方から入力した衝撃荷重をバッテリクロスメンバで支えることができる。これにより、内バルクヘッドを衝撃荷重で充分に潰して衝撃エネルギーを良好に吸収できる。加えて、車両の側方から入力した衝撃荷重で固定部やフレーム本体を潰すこともできる。この結果、バッテリパックの内部に収容されたバッテリを衝撃荷重から保護することができる。
請求項に記載した発明は、前記サイドシルは車体(例えば、実施形態の車体10)の両側部に設けられ、前記サイドシル間に車幅方向を向いて架設されたフロアクロスメンバ(例えば、実施形態の第1〜第3のフロアクロスメンバ34〜36)を備え、前記フロアクロスメンバに車幅方向において重なるように、前記外バルクヘッドと前記内バルクヘッドとが設けられた、ことを特徴とする。
このように、外バルクヘッドと内バルクヘッドとをフロアクロスメンバに重なるように設けた。よって、車両の側方から衝撃荷重が入力した際に、外バルクヘッドと内バルクヘッドとを経た荷重をフロアクロスメンバで良好に支えることができる。これにより、車両の側方から入力した衝撃荷重で外バルクヘッドと内バルクヘッドとを充分に潰して衝撃エネルギーを吸収できる。
請求項に記載した発明は、前記フロアクロスメンバは、車体前後方向に間隔をおいて少なくとも一対設けられ、一対のフロアクロスメンバにシート(例えば、実施形態のドライバシート31、パッセンジャシート32)が取り付けられた、ことを特徴とする。
このように、一対のフロアクロスメンバにシートが取り付けられている。一対のフロアクロスメンバは、車体の両側部のサイドシルに架設されている。よって、車両の側方から入力した衝撃荷重を外バルクヘッドと内バルクヘッドとで充分に吸収して、残りの荷重を一対のフロアクロスメンバで支えることができる。これにより、サイドシルなどの車体側部がシートまで変形することを抑えることができ、乗員を衝撃荷重から保護できる。
請求項に記載した発明は、前記スチフナは、前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドの開口部に対応する部位に形成された穴部(例えば、実施形態の穴部96)を有する、ことを特徴とする。
このように、スチフナに穴部を形成することにより、サイドシルの内部を電着塗装する際に、穴部を利用して電着塗料をサイドシルの内部に良好に案内することができる。これにより、サイドシルの内部に電着塗料を容易に付着できる。
また、スチフナに穴部を形成することにより、スチフナ(すなわち、車体)の軽量化を図ることができる。
この発明によれば、外バルクヘッドがスチフナの車幅方向外側に配置され、内バルクヘッドがスチフナの車幅方向内側に配置されている。外バルクヘッドと内バルクヘッドとが車幅方向に並べて配置されることにより、サイドシルの高さを増すことなく、サイドシルの内部に外バルクヘッドと内バルクヘッドとを設けることができる。
これにより、乗員の乗降性を良好に確保した状態で、車両の側方から入力した衝撃荷重から車載部品を保護できる。
本発明の一実施形態における車体下部構造を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造を示す平面図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造からシートを除去した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造を図2のIV−IV線に沿って破断した状態を示す断面図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造において図4のV部拡大を示す断面図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造の外バルクヘッドおよび内バルクヘッドを示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造の外バルクヘッドおよび内バルクヘッドを示す分解斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造のガセット示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造のバッテリパックフレームを破断した状態で示す斜視図である。 本発明の一実施形態における車体下部構造で車両側方から入力した衝撃荷重からバッテリを保護する例を説明する断面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を指すものとする。
図1、図2に示すように、車体10は、車体10の下部を構成する車体下部構造12を備えている。車体下部構造12は、左サイドシル14と、右サイドシル15と、フロアパネル16と、フロアクロスメンバユニット17と、左側の外バルクヘッドユニット18と、左側の内バルクヘッドユニット19と、右側の外バルクヘッドユニット21と、右側の内バルクヘッドユニット22と、左側のガセットユニット24と、右側のガセットユニット25とを備えている。
また、車体下部構造12は、バッテリパック28(図4参照)と、バッテリパックフレーム29(図4参照)と、ドライバシート31と、パッセンジャシート32とを備えている。
なお、車体下部構造12は、略左右対称な部材で構成されているので、以下、左側の各構成部材について説明して右側の各構成部材の説明を省略する。
左サイドシル14は、車体10の両側部のうち左側部10aに設けられて車体前後方向に延出されている。右サイドシル15は、車体10の両側部のうち右側部10bに設けられて車体前後方向に延出されている。
左サイドシル14と右サイドシル15とにフロアパネル16が架設されている。フロアパネル16の上面16aにフロアクロスメンバユニット17が取り付けられている。フロアクロスメンバユニット17は、第1フロアクロスメンバ34と、第2フロアクロスメンバ35と、第3フロアクロスメンバ36とを備えている。
第1フロアクロスメンバ34は、車室38内おいて車体前方側に配置されている。第1フロアクロスメンバ34は、左サイドシル14と右サイドシル15とに車幅方向を向いて架設されている。
第2フロアクロスメンバ35は、第1フロアクロスメンバ34の車体後方側に配置されている。第2フロアクロスメンバ35は、左サイドシル14と右サイドシル15とに車幅方向を向いて架設され、第1フロアクロスメンバ34と平行に延出されている。
第3フロアクロスメンバ36は、第2フロアクロスメンバ35の車体後方側に配置されている。第3フロアクロスメンバ36は、左サイドシル14と右サイドシル15とに車幅方向を向いて架設され、第2フロアクロスメンバ35と平行に延出されている。
第1フロアクロスメンバ34、第2フロアクロスメンバ35および第3フロアクロスメンバ36は、それぞれ車体前後方向に間隔をおいて設けられている。第1フロアクロスメンバ34および第2フロアクロスメンバ35の右半部に、例えばドライバシート31がボルト37、ナットなどの締結部材で取り付けられている。第1フロアクロスメンバ34および第2フロアクロスメンバ35の左半部に、例えばパッセンジャシート32がボルト41、ナット42(図4参照)などの締結部材で取り付けられている。また、第3フロアクロスメンバ36にリヤシート43が設けられている。
このように、第1フロアクロスメンバ34および第2フロアクロスメンバ35の右半部にドライバシート31が取り付けられている。また、第1フロアクロスメンバ34および第2フロアクロスメンバ35の左半部にパッセンジャシート32が取り付けられている。第1フロアクロスメンバ34および第2フロアクロスメンバ35は、左サイドシル14と右サイドシル15とにそれぞれ架設されている。
第1フロアクロスメンバ34、第2フロアクロスメンバ35、および第3フロアクロスメンバ36は、類似部材であり、以下、第2フロアクロスメンバ35について詳しく説明して、第1フロアクロスメンバ34および第3フロアクロスメンバ36の詳しい説明を省略する。第2フロアクロスメンバ35を、以下、「フロアクロスメンバ35」と略記する。
左側の外バルクヘッドユニット18は、第1外バルクヘッド51と、第2外バルクヘッド52と、第3外バルクヘッド53とを備えている。
第1外バルクヘッド51は、第1フロアクロスメンバ34の延長線上に配置されている。第2外バルクヘッド52は、第2フロアクロスメンバ35の延長線上に配置されている。第3外バルクヘッド53は、第3フロアクロスメンバ36の延長線上に配置されている。
第1外バルクヘッド51、第2外バルクヘッド52、および第3外バルクヘッド53は、類似部材であり、以下、第2外バルクヘッド52を「外バルクヘッド52」として詳しく説明し、第1、第3の外バルクヘッド51,53の詳しい説明を省略する。
図3に示すように、左側の内バルクヘッドユニット19は、第1内バルクヘッド55と、第2内バルクヘッド56と、第3内バルクヘッド57とを備えている。
第1内バルクヘッド55は、第1フロアクロスメンバ34の延長線上に配置されている。第2内バルクヘッド56は、第2フロアクロスメンバ35の延長線上に配置されている。第3内バルクヘッド57は、第3フロアクロスメンバ36の延長線上に配置されている。
第1内バルクヘッド55、第2内バルクヘッド56、および第3内バルクヘッド57は、類似部材であり、以下、第2内バルクヘッド56を「内バルクヘッド56」として詳しく説明し、第1、第3の内バルクヘッド55,57の詳しい説明を省略する。
図2に戻って、左側のガセットユニット24は、第1ガセット61と、第2ガセット62と、第3ガセット63とを備えている。
第1ガセット61は、第1フロアクロスメンバ34のうち、左端部側の傾斜部99の下方に配置されている。第2ガセット62は、第2フロアクロスメンバ35のうち、左端部側の傾斜部107(図4も参照)の下方に配置されている。第3ガセット63は、第3フロアクロスメンバ36のうち、左端部側の傾斜部109の下方に配置されている。
第1ガセット61、第2ガセット62、および第3ガセット63は、類似部材であり、以下、第2ガセット62を「ガセット62」として詳しく説明し、第1ガセット61および第3ガセット63の詳しい説明を省略する。
図4、図5に示すように、左サイドシル14は、サイドシルアウタ65と、サイドシルインナ66と、スチフナ67とを備えている。
サイドシルアウタ65は、車幅方向外側に設けられている。サイドシルアウタ65は、外膨出部71と、上フランジ72と、下フランジ73とを有する。外膨出部71は、上フランジ72および下フランジ73から車幅方向外側に膨出されている。外膨出部71の内面に補強部材74が取り付けられている。上フランジ72は、外膨出部71の上端から上方へ張り出されている。下フランジ73は、外膨出部71の下端から下方へ張り出されている。
サイドシルインナ66は、サイドシルアウタ65の車幅方向内側に設けられている。サイドシルインナ66は、内膨出部76と、上フランジ77と、下フランジ78とを有する。内膨出部76は、上フランジ77および下フランジ78から車幅方向内側に膨出されている。内膨出部76は、内壁81と、上部82と、下部83とにより断面U字状に形成されている。内膨出部76の内面に補強部材79が取り付けられている。上フランジ77は、上部82の外端から上方へ張り出されている。下フランジ78は、下部83の外端から下方へ張り出されている。
スチフナ67は、サイドシルアウタ65とサイドシルインナ66との間に介在されている。スチフナ67は、平坦な板状に形成され、サイドシルアウタ65とサイドシルインナ66との間に介在されている。具体的には、サイドシルアウタ65の上フランジ72とサイドシルインナ66の上フランジ77との間にスチフナ67の上辺部67aが挟み込まれた状態で接合されている。また、サイドシルアウタ65の下フランジ73とサイドシルインナ66の下フランジ78との間にスチフナ67の下辺部67bが挟み込まれた状態で接合されている。すなわち、サイドシルアウタ65とサイドシルインナ66との間にスチフナ67が挟持されている。
左サイドシル14は、サイドシルアウタ65とサイドシルインナ66とにより矩形枠の外形に形成されている。スチフナ67の上辺部67aが上フランジ72,77間に介在され、スチフナ67の下辺部67bが下フランジ73,78間に介在されることにより、スチフナ67が上下方向に向けて配置されている。
サイドシルアウタ65とスチフナ67との間に外側空間88が形成されている。また、サイドシルインナ66とスチフナ67との間に内側空間89が形成されている。
図6、図7に示すように、サイドシルアウタ65とスチフナ67との間の外側空間88に外バルクヘッド52が配置されている。外バルクヘッド52は、側壁84と、底部85と、接合フランジ86とを有する。側壁84は、前側壁84aと、後側壁84bと、上側壁84cと、下側壁84dとを有する。前側壁84a、後側壁84b、上側壁84c、および下側壁84dで側壁84が矩形枠状に形成されている。
側壁84の一端部(スチフナ67から離れた側の端部)が底部85で塞がれている。底部85は矩形状に形成されている。側壁84の他端部(スチフナ67側の端部)には開口部87(図5も参照)が矩形状に開口されている。側壁84の他端部には接合フランジ86が形成されている。
接合フランジ86は、前接合フランジ86aと、後接合フランジ86bと、上接合フランジ86cと、下接合フランジ86dとを有する。
前接合フランジ86aは、前側壁84aの他端部からスチフナ67の外面67cに沿って車体前方へ向けて張り出されている。後接合フランジ86bは、後側壁84bの他端部からスチフナ67の外面67cに沿って車体後方へ向けて張り出されている。上接合フランジ86cは、上側壁84cの他端部からスチフナ67の外面67cに沿って上方へ向けて張り出されている。下接合フランジ86dは、下側壁84dの他端部からスチフナ67の外面67cに沿って下方へ向けて張り出されている。
すなわち、接合フランジ86は、側壁84のうち開口部87側の他端部において、開口部87の全周に設けられている。接合フランジ86を構成する前接合フランジ86a、後接合フランジ86b、上接合フランジ86c、および下接合フランジ86dがスチフナ67の外面67cに接触された状態に配置されている。
このように、外バルクヘッド52は、スチフナ67側に開口部87が開口された多角形断面(具体的には、矩形断面)のボックス状(以下、箱状という)に形成されている。
サイドシルインナ66とスチフナ67との間の内側空間89に内バルクヘッド56が配置されている。内バルクヘッド56は、外バルクヘッド52と同様に、側壁91と、底部92と、接合フランジ93とを有する。側壁91は、前側壁91aと、後側壁91bと、上側壁91cと、下側壁91dとを有する。前側壁91a、後側壁91b、上側壁91c、および下側壁91dで側壁91が矩形枠状に形成されている。
側壁91の一端部(スチフナ67から離れた側の端部)が底部92で塞がれている。底部92は矩形状に形成されている。側壁91の他端部(スチフナ67側の端部)には開口部94が開口されている。内バルクヘッド56の開口部94は、外バルクヘッド52の開口部87と同一形状の矩形状に開口されている。
側壁91の他端部には接合フランジ93が形成されている。
接合フランジ93は、前接合フランジ93aと、後接合フランジ93bと、上接合フランジ93cと、下接合フランジ93dとを有する。前接合フランジ93aは、前側壁91aの他端部からスチフナ67の内面67dに沿って車体前方へ向けて張り出されている。後接合フランジ93bは、後側壁91bの他端部からスチフナ67の内面67dに沿って車体後方へ向けて張り出されている。上接合フランジ93cは、上側壁91cの他端部からスチフナ67の内面67dに沿って上方へ向けて張り出されている。下接合フランジ93dは、下側壁91dの他端部からスチフナ67の内面67dに沿って下方へ向けて張り出されている。
すなわち、接合フランジ93は、側壁91のうち開口部94側の他端部において、開口部94の全周に設けられている。接合フランジ93を構成する前接合フランジ93a、後接合フランジ93b、上接合フランジ93c、および下接合フランジ93dがスチフナ67の内面67dに接触された状態に配置されている。
内バルクヘッド56は、外バルクヘッド52の開口部87と同一形状の矩形状にスチフナ67側に開口部94が開口され、多角形断面(実施形態では矩形断面)の箱状に形成されている。
外バルクヘッド52の接合フランジ86がスチフナ67の外面67cに接触され、内バルクヘッド56の接合フランジ93がスチフナ67の内面67dに接触された状態において、接合フランジ86および接合フランジ93がスチフナ67を介して重ね合される。重ね合された接合フランジ86および接合フランジ93がスチフナ67を介して互いに接合されている。
これにより、外バルクヘッド52および内バルクヘッド56は、車幅方向に重ね合された状態でスチフナ67に取り付けられている。さらに、外バルクヘッド52および内バルクヘッド56は、フロアクロスメンバ35に車幅方向において重なるように設けられている。
この状態において、外バルクヘッド52は、側壁84がスチフナ67から車幅方向外側へ向けて離れる方向に延びている。また、外バルクヘッド52は、側壁84のうちスチフナ67から離れた側の一端部が底部85で塞がれている。内バルクヘッド56は、側壁91がスチフナ67から車幅方向内側へ向けて離れる方向に延びている。また、内バルクヘッド56は、側壁91のうちスチフナ67から離れた側の一端部が底部92で塞がれている。
図2、図5に示すように、外バルクヘッド52および内バルクヘッド56は、フロアクロスメンバ35に対して車幅方向において重なるように設けられている。よって、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した際に、外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とを衝撃荷重F1で潰すことができる。さらに、外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とを経た荷重F2をフロアクロスメンバ35で良好に支えることができる。
このように、車両Veの側方から入力した衝撃荷重F1で外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とを潰して衝撃エネルギーを吸収できる。
外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とで吸収した残りの荷重F2をフロアクロスメンバ(すなわち、第2フロアクロスメンバ)35で支えることができる。同様に、外バルクヘッド51と内バルクヘッド55とで吸収した残りの荷重F2を、第1フロアクロスメンバ34で支えることができる。
これにより、例えば左サイドシル14などの車体側部がパッセンジャシート32まで変形することを抑えることができる。また、右サイドシル15などの車体側部がドライバシート31まで変形することを抑えることができる。
すなわち、パッセンジャシート32やドライバシート31の乗員を衝撃荷重F1から保護できる。
図7に戻って、スチフナ67は穴部96を有する。穴部96は、外バルクヘッド52の開口部87と、内バルクヘッド56の開口部94とに対応する部位に形成されている。スチフナ67に穴部96を形成することにより、左サイドシル14の内部を電着塗装する際に、穴部96を利用して電着塗料を左サイドシル14の内部に良好に案内できる。これにより、左サイドシル14の内部に電着塗料を容易に付着できる。
また、スチフナ67に穴部96を形成することにより、スチフナ67を軽量化でき、車体10の軽量化を図ることができる。
図4、図6に示すように、サイドシルインナ66の内膨出部76の上部(上面)82にフロアパネル16の左側部16cが取り付けられている。内膨出部76の上部82は、左サイドシル14の上部となる部位である。以下、左サイドシル14の上部を「サイドシル上部82」という。
フロアパネル16は平坦に形成されている。よって、フロアパネル16は、サイドシル上部82と同一高さに配置されている。これにより、乗員の乗降の際に左サイドシル14が邪魔になることがなく乗員の乗降性を良好に確保できる。
フロアパネル16の上面16aにフロアクロスメンバ35が設けられている。フロアクロスメンバ35は、メンバ上部101と、メンバ前壁部102と、メンバ後壁部103と、メンバ前フランジ104と、メンバ後フランジ105とを有する。
メンバ上部101の前辺からメンバ前壁部102がフロアパネル16に向けて下方に張り出されている。メンバ上部101の後辺からメンバ後壁部103がフロアパネル16に向けて下方に張り出されている。メンバ上部101、メンバ前壁部102、およびメンバ後壁部103でフロアクロスメンバ35が断面U字状に形成されている。
メンバ前フランジ104は、メンバ前壁部102の下辺からフロアパネル16の上面16aに沿って車体前方へ張り出されている。メンバ後フランジ105は、メンバ後壁部103の下辺からフロアパネル16の上面16aに沿って車体後方へ張り出されている。
メンバ前フランジ104およびメンバ後フランジ105がフロアパネル16の上面16aに接合されることにより、フロアパネル16の上面16aにフロアクロスメンバ35が取り付けられている。この状態において、フロアクロスメンバ35のメンバ上部101がサイドシル上部82より上方に位置している。
フロアクロスメンバ35は、左サイドシル14側に傾斜部107を有する。また、メンバ上部101は、左端部の近傍に上傾斜部108を有する。
上傾斜部108は、傾斜部107の上部を形成する部位である。上傾斜部108は、サイドシル上部82まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延びている。上傾斜部108の外側端部108aは、サイドシル上部82に位置する。メンバ前フランジ104の端部104aおよびメンバ後フランジ105の端部105aは、フロアパネル16の左側部16cを介してサイドシル上部82に接合されている。よって、傾斜部107の端部107aが、フロアパネル16の左側部16cを介してサイドシル上部82に接合されている。
図5、図8に示すように、サイドシルインナ66の内膨出部76の内壁81とフロアパネル16の下面16bとにガセット62が架設されている。以下、内膨出部76の内壁81を「サイドシル内壁81」という。
ガセット62は、ガセット傾斜部111と、ガセット前壁部112と、ガセット後壁部113と、ガセットフランジ114〜118とを有する。ガセット傾斜部111は、平面視矩形状に形成されている。ガセット傾斜部111は、フロアパネル16の下面16bからサイドシル内壁81まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延ばされている。すなわち、ガセット62は、フロアパネル16の下面16bからサイドシル内壁81まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延ばされている。
ガセット傾斜部111の前辺からフロアパネル16に向けてガセット前壁部112が張り出されている。ガセット傾斜部111の後辺からフロアパネル16に向けてガセット後壁部113が張り出されている。ガセット傾斜部111、ガセット前壁部112、およびガセット後壁部113でガセット62が断面U字状に形成されている。
ガセット傾斜部111の下辺111aからガセットフランジ114が張り出されている。ガセット前壁部112の側辺112aおよび上辺112bからガセットフランジ115,116がそれぞれ張り出されている。ガセット後壁部113の側辺113aおよび上辺113bからガセットフランジ117,118がそれぞれ張り出されている。
ガセット傾斜部111の下辺111aから張り出されたガセットフランジ114は、サイドシル内壁81のうち内バルクヘッド56に対向する部位81aに接合されている。
ガセット前壁部112の側辺112aから張り出されたガセットフランジ115は、サイドシル内壁81に接合されている。ガセット後壁部113の側辺113aから張り出されたガセットフランジ117は、サイドシル内壁81に接合されている。
ガセット前壁部112の上辺112bから張り出されたガセットフランジ116は、フロアパネル16の下面16bに接合されている。ガセット後壁部113の上辺113bから張り出されたガセットフランジ118は、フロアパネル16の下面16bに接合されている。
このように、フロアクロスメンバ35に傾斜部107が形成され、傾斜部107の上傾斜部108がサイドシル上部82まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延ばされている。さらに、フロアパネル16の下面16bからサイドシル内壁81まで車幅方向外側へ向けてガセット傾斜部111が下り勾配に延ばされている。
傾斜部107およびガセット62により断面S1が形成されている。また、フロアクロスメンバ35のうち直線部35aは、断面S2に形成されている。断面S1は断面S2と略同じ断面形状に形成されている。
よって、傾斜部107の強度は、フロアクロスメンバ35のうち直線部35aと同様に確保されている。これにより、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した際に、内バルクヘッド56からサイドシル内壁81を経てガセット62に荷重F3を伝えることができる。ガセット62に伝えられた荷重F3をフロアクロスメンバ35に伝え、フロアクロスメンバ35で荷重F3を支えることができる。
さらに、フロアパネル16の上面16aにフロアクロスメンバ35を設けることにより、フロアパネル16の下方からフロアクロスメンバを除去できる。よって、フロアパネル16の下方の空間119を増すことができる。これにより、フロアパネル16の下方に設けられるバッテリパック28などの床下搭載部品(すなわち、車載部品)の容量を増大できる。この結果、バッテリパック28に収容されるバッテリ123の容量を増大でき、車両Veの航続距離を増大させることができる。
図4に戻って、左サイドシル14および右サイドシル15(図2参照)間で、かつ、フロアパネル16の下方にバッテリパック28が設けられている。バッテリパック28は、バッテリケース121と、リッド122とを備えている。バッテリケース121は、ケース壁部124と、ケース底部125と、ケースフランジ126とを有する。
ケース壁部124は、前壁と、後壁と、左側壁124aと、右側壁とを有する。前壁と、後壁と、左側壁124aと、右側壁とにより、ケース壁部124が矩形枠状に形成されている。
ケース壁部124は、下端部がケース底部125で塞がれ、上端部に開口部127が形成されている。ケース壁部124の開口部127の全周からケースフランジ126がバッテリケース121の外側に張り出されている。
バッテリケース121の内部(すなわち、バッテリパック28の内部129)にはバッテリクロスメンバ131が設けられている。バッテリクロスメンバ131は、バッテリパック28の内部129において車幅方向に延びている。バッテリクロスメンバ131は左端部にフランジ131aを有する。フランジ131aは、ケース壁部124の左側壁124aに接合されている。
また、バッテリクロスメンバ131には、複数の締結部材133の下取付部133aがボルト、ナットで車幅方向に間隔をおいて取り付けられている。バッテリケース121の内部にバッテリ123が収容されている。
バッテリケース121の開口部127がリッド122で上方から塞がれている。リッド122は、リッド壁部135と、リッド頂部136と、リッドフランジ137とを有する。
リッド壁部135は、前壁と、後壁と、左側壁135aと、右側壁とを有する。前壁と、後壁と、左側壁135aと、右側壁とにより、リッド壁部135が矩形枠状に形成されている。すなわち、リッド壁部135は、ケース壁部124と同様に形成されている。
リッド壁部135は、上端部がリッド頂部136で塞がれ、下端部に開口部138が形成されている。リッド壁部135の開口部138の全周からリッド122の外側にリッドフランジ137が張り出されている。
リッドフランジ137をケースフランジ126に上方から重ねることにより、リッドフランジ137とケースフランジ126との間がシール部材で密封されている。よって、バッテリケース121の開口部127がリッド122で閉塞される。バッテリパック28の内部129にバッテリ123が収容されている。バッテリケース121の開口部127をリッド122で閉塞した状態において、リッド頂部136の開口136aから締結部材133の上部133bが上方に突出されている。
突出された上部133bは、フロアクロスメンバ35のブラケット141にボルト、ナットで締結されている。これにより、バッテリパック28は、複数の締結部材133でフロアクロスメンバ35のブラケット141に締結されている。
図5、図9に示すように、バッテリパック28は、左サイドシル14の車幅方向内側に配置されている。バッテリパック28は、サイドシル内壁81に対して所定間隔L1をおいて設けられている。
ケース壁部124の左側壁124a(バッテリパック28の外周)にはバッテリパックフレーム29が取り付けられている。バッテリパックフレーム29は、断面L字形に形成されている。バッテリパックフレーム29は、固定部143と、フレーム本体144とを備えている。
固定部143は、内膨出部76の下部(下面)83に取り付けられている。内膨出部76の下部83は、左サイドシル14の下部となる部位である。以下、左サイドシル14の下部を「サイドシル下部83」という。
フレーム本体144は、固定部143からサイドシル内壁81に向けて立ち上げられ、サイドシル内壁81を介して内バルクヘッド56に対向するように配置されている。
フレーム本体144は、内壁部146と、外壁部147と、頂部148と、底部149と、下フランジ151とを有する。内壁部146、外壁部147、頂部148、および底部149でフレーム本体144が断面矩形枠状に形成されている。
フレーム本体144の内壁部146は、ケース壁部124の左側壁124aに沿って接合されている。さらに、内壁部146は、左側壁124aを介してバッテリクロスメンバ131のフランジ131aにも接合されている。すなわち、フレーム本体144がバッテリクロスメンバ131に接合されている。
下フランジ151は、バッテリケース121のケース底部125に沿って接合されている。フレーム本体144の内部にバルクヘッド152が取り付けられている。
固定部143は、頂部154と、外壁部155と、底部156と、折曲部157と、上フランジ158と、下フランジ159とを有する。頂部154、外壁部155、および底部156で固定部143が断面U字形に形成されている。上フランジ158は、フレーム本体144の外壁部147に沿って接合されている。下フランジ159は、フレーム本体144の下フランジ151に沿って接合されている。
固定部143の内部161にカラー162が介在され、カラー162にボルト163が貫通されている。ボルト163、ナット164で固定部143がサイドシル下部83に取り付けられている。
このように、固定部143がサイドシル下部83に取り付けられ、バッテリパックフレーム29のフレーム本体144がサイドシル内壁81に向けて立ち上げられている。フレーム本体144は、サイドシル内壁81を介して内バルクヘッド56にフレーム本体144が対向されている。また、フレーム本体144がバッテリクロスメンバ131のフランジ131aに接合されている。
よって、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した際に、左サイドシル14から固定部143およびフレーム本体144を経てバッテリクロスメンバ131に荷重F4を伝えて、バッテリクロスメンバ131で荷重F4を支えることができる。また、車両Veの側方から入力した衝撃荷重F1を、内バルクヘッド56からサイドシル内壁81を経てフレーム本体144およびバッテリクロスメンバ131に荷重F5を伝え、バッテリクロスメンバ131で荷重F5を支えることができる。
これにより、外バルクヘッド52および内バルクヘッド56を衝撃荷重F1で充分に潰して衝撃エネルギーを良好に吸収でき、バッテリパック28の内部129に収容されたバッテリ123を衝撃荷重F1から保護できる。
また、バッテリクロスメンバ131で荷重F4、荷重F5を支えることにより、固定部143やフレーム本体144(すなわち、バッテリパックフレーム29)を潰すことができる。これにより、衝撃エネルギーを一層良好に吸収でき、バッテリ123を衝撃荷重F1から保護できる。
以上、説明したように、車体下部構造12によれば、外バルクヘッド52と内バルクヘッド56の各接合フランジ86,93がスチフナ67を介して互いに接合されている。よって、外バルクヘッド52の箱状の形状が接合フランジ86で拘束されている。また、内バルクヘッド56の箱状の形状が接合フランジ93で拘束されている。
これにより、車両Veの側方から衝撃荷重F1が入力した際に、外バルクヘッド52の側壁84の全域(すなわち、全周)に衝撃荷重F1が伝えられる。また、内バルクヘッド56の側壁91の全域(すなわち、全周)に衝撃荷重F1が伝えられる。この結果、外バルクヘッド52の側壁84の全周や、内バルクヘッド56の側壁91の全周を衝撃荷重F1で座屈させることができ、衝撃エネルギーを吸収できる。
ここで、左サイドシル14の車幅方向内側にバッテリパック28が搭載されている。この場合、車両Veの側方から入力した衝撃荷重F1を外バルクヘッド52や内バルクヘッド56で吸収することにより、バッテリパック28内のバッテリ123を衝撃荷重F1から保護することができる。
また、外バルクヘッド52がスチフナ67の車幅方向外側に配置され、内バルクヘッド56がスチフナ67の車幅方向内側に配置されている。すなわち、外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とが車幅方向に並べて配置されている。よって、左サイドシル14の高さを増すことなく、左サイドシル14の内部に外バルクヘッド52と内バルクヘッド56とを設けることができる。
これにより、左サイドシル14の高さを抑えることができ、乗員の乗降の際に左サイドシル14が邪魔になることがなく乗員の乗降性を良好に確保できる。
つぎに、車両Veの側方から衝撃荷重F6が入力した際に車体下部構造12でバッテリ123を保護する例を図10に基づいて説明する。
図10に示すように、車両Veの側方から左サイドシル14に衝撃荷重F6が入力する。左サイドシル に入力した衝撃荷重F6で左サイドシル14のサイドシルアウタ65の外膨出部71が車幅方向内側に変形する。外膨出部71が変形して、外バルクヘッド52の底部85に当接する。
外バルクヘッド52と内バルクヘッド56の各接合フランジ86,93がスチフナ67を介して互いに接合されている。よって、外バルクヘッド52の箱状の形状が接合フランジ86で拘束されている。また、内バルクヘッド56の箱状の形状が接合フランジ93で拘束されている。
これにより、外バルクヘッド52の底部85に外膨出部71当接することにより、外バルクヘッド52の側壁84の全域(すなわち、全周)に衝撃荷重F6が伝えられる。また、内バルクヘッド56の側壁91の全域(すなわち、全周)に衝撃荷重F6が伝えられる。
衝撃荷重F6により、外バルクヘッド52の側壁84の全周や、内バルクヘッド56の側壁91の全周が衝撃荷重F6で座屈により潰れて衝撃エネルギーを吸収する。
外バルクヘッド52や内バルクヘッド56で吸収された残りの荷重が、フロアクロスメンバ35に荷重F7として伝えられる。また、残りの荷重は、固定部143およびフレーム本体144を経てバッテリクロスメンバ131に荷重F8として伝えられる。さらに、残りの荷重は、フレーム本体144を経てバッテリクロスメンバ131に荷重F9として伝えられる。
荷重F7はフロアクロスメンバ35で支えられる。また、荷重F8および荷重F9はバッテリクロスメンバ131で支えられる。よって、外バルクヘッド52や内バルクヘッド56を充分に潰すことが可能になり、衝撃荷重F6による衝撃エネルギーを外バルクヘッド52や内バルクヘッド56で良好に吸収できる。
さらに、荷重F8および荷重F9をバッテリクロスメンバ131で支えることにより、固定部143やフレーム本体144(すなわち、バッテリパックフレーム29)を潰すことができる。よって、荷重F8および荷重F9をバッテリパックフレーム29で良好に吸収できる。
これにより、バッテリパック28の内部129に収容されたバッテリ123を衝撃荷重F6から保護できる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、外バルクヘッド52や内バルクヘッド56を矩形断面の箱状に形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、外バルクヘッド52や内バルクヘッド56を五角形や六角形などの多角形断面の箱状に形成することも可能である。
また、前記実施形態では、スチフナ67に穴部96を形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、スチフナ67から穴部96を除去してもよい。スチフナ67から穴部96を除去することにより、車体剛性を向上させることや、衝撃エネルギー吸収量を増加させることが可能になる。
さらに、前記実施形態では、車載部品として床下搭載部品のバッテリパック28を例示したが、これに限定しない。その他の車載部品として燃料タンクなどの他の部品に適用することも可能である。
Ve………車両
10………車体
12………車体下部構造
14,15…左右のサイドシル(サイドシル)
16………フロアパネル
16a……フロアパネルの上面
16b……フロアパネルの下面
28………バッテリパック
29………バッテリパックフレーム
31………ドライバシート(シート)
32………パッセンジャシート(シート)
34〜36…第1〜第3のフロアクロスメンバ(フロアクロスメンバ)
51〜53…第1〜第3の外バルクヘッド(外バルクヘッド)
55〜57…第1〜第3の内バルクヘッド(内バルクヘッド)
61〜63…第1〜第3のガセット(ガセット)
65………サイドシルアウタ
66………サイドシルインナ
67………スチフナ
81………サイドシル内壁(サイドシルの内壁)
81a…サイドシル内壁のうち内バルクヘッドに対向する部位
82………サイドシル上部(サイドシルの上部)
83………サイドシル下部(サイドシルの下部)
84,91…側壁
85,92…底部
86,93…接合フランジ
87,94…開口部
96………穴部
101……メンバ上部
107……傾斜部
108……上傾斜部
121……ケース
123……バッテリ
124……ケース壁部(バッテリパックの側壁)
124a…左側壁(バッテリパックの側壁)
129……バッテリパックの内部
131……バッテリクロスメンバ
143……固定部
144……フレーム本体
L1………所定間隔

Claims (7)

  1. サイドシルアウタおよびサイドシルインナ間にスチフナが挟持されたサイドシルと、
    前記サイドシルアウタおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた外バルクヘッドと、
    前記サイドシルインナおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた内バルクヘッドと、
    前記サイドシルの車幅方向内側に所定間隔をおいて設けられ、バッテリを収容するバッテリパックと、
    前記バッテリパックの内部に設けられて車幅方向に延びるバッテリクロスメンバと、
    前記バッテリパックの側壁に取り付けられたバッテリパックフレームと、を備え、
    前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドは、
    前記スチフナ側に開口部が開口された多角形断面の箱状に形成され、
    前記スチフナから離れる方向に延びる側壁と、
    前記側壁のうち前記スチフナから離れた側の一端部を塞ぐ底部と、
    前記側壁のうち前記開口部側の他端部には、前記スチフナを介して互いに接合される接合フランジと、
    を有し、
    前記バッテリパックフレームは、
    前記サイドシルの下部に取り付けられる固定部と、
    前記固定部から前記サイドシルの内壁に向けて立ち上げられ、前記内壁を介して前記内バルクヘッドに対向し、かつ、前記バッテリパックの側壁を介して前記バッテリクロスメンバに取り付けられるフレーム本体と、を備えることを特徴とする車体下部構造。
  2. 前記サイドシルの上部に取り付けられ、フロアクロスメンバが上面に設けられるフロアパネルと、
    前記サイドシルの内壁と前記フロアパネルの下面とに架設され、前記下面から前記内壁まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延びるガセットと、を備え、
    前記ガセットは、前記内壁のうち前記内バルクヘッドに対向する部位に取り付けられ、
    前記フロアクロスメンバは、前記サイドシルの上部より上方に位置するメンバ上部を有し、
    前記メンバ上部は、前記サイドシルの上部まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる上傾斜部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車体下部構造。
  3. サイドシルアウタおよびサイドシルインナ間にスチフナが挟持されたサイドシルと、
    前記サイドシルアウタおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた外バルクヘッドと、
    前記サイドシルインナおよび前記スチフナ間に配置され、前記スチフナに取り付けられた内バルクヘッドと、
    前記サイドシルの上部に取り付けられたフロアクロスメンバが上面に設けられるフロアパネルと、
    前記サイドシルの内壁と前記フロアパネルの下面とに架設され、前記下面から前記内壁まで車幅方向外側へ向けて下り勾配に延びるガセットと、を備え、
    前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドは、
    前記スチフナ側に開口部が開口された多角形断面の箱状に形成され、
    前記スチフナから離れる方向に延びる側壁と、
    前記側壁のうち前記スチフナから離れた側の一端部を塞ぐ底部と、
    前記側壁のうち前記開口部側の他端部には、前記スチフナを介して互いに接合される接合フランジと、
    を有し、
    前記ガセットは、前記内壁のうち前記内バルクヘッドに対向する部位に取り付けられ、
    前記フロアクロスメンバは、前記サイドシルの上部より上方に位置するメンバ上部を有し、
    前記メンバ上部は、前記サイドシルの上部まで車幅方向外側に向けて下り勾配に延びる上傾斜部を有し、
    前記サイドシルの上端の高さは、前記フロアパネルの上面と前記フロアクロスメンバの上面との間に配置されていることを特徴とする車体下部構造。
  4. 前記サイドシルの車幅方向内側に所定間隔をおいて設けられ、バッテリを収容するバッテリパックと、
    前記バッテリパックの内部に設けられて車幅方向に延びるバッテリクロスメンバと、
    前記バッテリパックの側壁に取り付けられたバッテリパックフレームと、を備え、
    前記バッテリパックフレームは、
    前記サイドシルの下部に取り付けられる固定部と、
    前記固定部から前記サイドシルの内壁に向けて立ち上げられ、前記内壁を介して前記内バルクヘッドに対向し、かつ、前記バッテリパックの側壁を介して前記バッテリクロスメンバに取り付けられるフレーム本体と、を備えた、
    ことを特徴とする請求項3に記載の車体下部構造。
  5. 前記サイドシルは車体の両側部に設けられ、
    前記サイドシル間に車幅方向を向いて架設されたフロアクロスメンバを備え、
    前記フロアクロスメンバに車幅方向において重なるように、前記外バルクヘッドと前記内バルクヘッドとが設けられた、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車体下部構造。
  6. 前記フロアクロスメンバは、車体前後方向に間隔をおいて少なくとも一対設けられ、
    一対の前記フロアクロスメンバにシートが取り付けられた、
    ことを特徴とする請求項5に記載の車体下部構造。
  7. 前記スチフナは、
    前記外バルクヘッドおよび前記内バルクヘッドの開口部に対応する部位に形成された穴部を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車体下部構造。
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