JP6589165B2 - 封緘ラベル - Google Patents

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Description

本発明は,複数の物品包装体を連結或いは容器の蓋体を封緘するなどに使用される封緘ラベルに関する。
複数の物品包装体の連結或いは容器蓋体の封緘などには,所望の箇所から切断できる粘着ラベルが使用されている。
例えば下記特許文献1には,複数の物品包装体を粘着ラベルで連結した連結体が記載されている。この連結体は,内部に物品を収納した物品収納部と該物品収納部の周囲を保持する周縁部とを備えた物品包装体を,複数個位置をずらしてテープ片又はラベルで貼着連接した連結体において,前記物品包装体と前記テープ片又はラベルとの貼着部は,前記物品収納部のみとし,且つ,前記テープ片又はラベルは,ミシン目,V字カット又はI字カットとしたものである。
この連結体によれば,物品包装体とテープ片又はラベルの貼着部は物品収納部となるので,連結体を物品包装単体に分離するときには,テープ片又はラベルを物品包装体の貼着部でない部分から簡単に剥がすことができる。
また,下記特許文献2には,ラベルの表裏若しくは表裏のいずれか一方に複数条の短尺切込み線が一方向に配列された破断開始部を備え,前記短尺切込み線はそれぞれ平行し且つその配列方向に対して傾斜させ,また前記短尺切込み線は粘着封印ラベルの縁部に接することなく縁部に沿って配列した粘着封印ラベルが記載されている。
この封印ラベルを複数の物品包装体に貼付することにより,消費者は粘着封印ラベルで連結されている包装体,或いはその他の物を簡単且つ容易に分離できる。
特許第2947349号公報 実用新案登録第3162271号公報
しかしながら,上記特許文献1に記載の物品包装体の連結体は,ミシン目,V字カット又はI字カットが等間隔で一直線状に配列されているので,包装体の輸送や陳列の際に長手方向から引っ張られると,ミシン目などの部分から不用意に破断されてしまう恐れがある。
この点,上記特許文献2の粘着封印ラベルは,短尺切込み線が粘着封印ラベルの縁部に接することなく,縁部に沿って配列されているので,上記の恐れは解消されるが,連結された包装体の分離には強い引裂き力が必要となり,簡単に分離が難しいなどの課題が潜在している。
本発明は,上記の従来技術が抱える課題を解決するためになされたもので,本発明の目的は,通常のラベルと略同等の引張り強度を持ちながら,連結した物品包装体の分離或いは箱蓋体の開封の際などに,簡単且つ容易に切断乃至破断ができる封緘ラベルを提供することにある。
上記目的を達成するために,本発明の第1の態様の封緘ラベルは,プラスチックフィルムの第1の面に接着剤層を設けた封緘ラベルにおいて,前記プラスチックフィルムは,前記第1の面に複数のスリットを所定の間隔をあけて配列したスリット群が少なくとも一列に形成され,前記スリット群の前記スリットは,前記第1の面にあって,該第1の面から対向する第2の面へ向かって所定の幅長及び深さで窪んだ細長の逆凹状溝と,前記逆凹状溝の天井部に前記第2の面へ向かって所定深さで入った亀裂とで形成されていることを特徴とする。
第2の態様の封緘ラベルは,第1の態様の封緘ラベルにおいて,前記スリット群は,前記スリットが前記プラスチックフィルムの端縁と直交する方向または沿う方向に所定の間隔をあけて配列されたものであることを特徴とする。
第3の態様の封緘ラベルは,第1または第2の態様の封緘ラベルにおいて,前記スリット群は,前記プラスチックフィルムの縁部に接することなく内側へ入って該縁部に沿って配列されていることを特徴とする。
第4の態様の封緘ラベルは,第1〜3のいずれかの態様の封緘ラベルにおいて,前記接着剤層は,前記プラスチックフィルムの端縁を除いて塗布されていることを特徴とする。
第1の態様の封緘ラベルによれば,スリットを設けないラベルと略同等の引張り力を保持しているので,複数の物品包装連結体などに使用した場合は運搬・保管などの扱い時に,該物品包装連結体は不用意な分離を防止でき,また箱蓋体の封緘などでも不慮な開封を防止できる。また,切断乃至開封の際は,スリット群の任意の箇所に手指の爪を押し当てることによって,簡単に切断できるので開封が容易になり,さらに,スリット群のいずれかの端部分からもスリット群に沿って簡単に引き裂くことができ、開封が容易なる。
第2の態様の封緘ラベルによれば,複数のスリットがプラスチックフィルムの端縁と交差または沿う方向に配列されているので,使用用途に合わせて選択できる。
第3の態様の封緘ラベルによれば,スリット群はプラスチックフィルムの縁部に接することなく内側へ入って該縁部に沿って配列されているので,スリットを設けないラベルと略同等の引張り力を保持できる。
第4の態様の封緘ラベルは,プラスチックフィルムの端縁を除いて塗布されているので,非粘着部が摘み部となって剥離がし易くなる。
本発明の実施形態に係る封緘ラベルを示し,図1Aは平面図,図1Bは図1AのIA−IAの断面図である。 図2Aは図1のIIA部分を拡大した拡大図,図2Bは図2AのIIB−IIBの断面図である。 図3はスリット形成装置を示し,図3Aはスリット形成装置の一部斜視図であり,図3Bは図3Aを別の角度からみた一部斜視図,図3Cは別のスリット形成装置の一部斜視図である。 スリットの形成工程を説明する側面図である。 本発明の実施形態に係る封緘ラベルの変形例を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る封緘ラベルを箱体に貼付した斜視図である。 本発明の実施形態に係る封緘ラベルを封筒に貼付した平面図である。 本発明の実施形態に係る封緘ラベルを包装体に貼付した斜視図である。
[実施形態]
以下,図面を参照して,本発明の実施形態を説明する。但し,以下に示す実施形態は,本発明の技術思想を具体化するための封緘ラベルを例示するものであって,本発明をこれに特定することを意図するものではなく,特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
まず,図1,図2を参照して,本発明の実施形態に係る封緘ラベルを説明する。なお,図1は本発明の実施形態に係る封緘ラベルを示し,図1Aは平面図,図1Bは図1AのIA−IAの断面図,図2Aは図1のIIA部分を拡大した拡大図,図2Bは図2AのIIB−IIBの断面図である。
本発明の実施形態に係る封緘ラベル(以下,ラベルともいう。)10は,図1に示したように,所定長さの対向する縦辺11a,11b及びこの縦辺より若干長い対向する横辺11c,11dを有し所定の肉厚tの略矩形状のプラスチックフィルム(以下,フィルムという。)11と,このフィルム11の背面11eに所定量の接着剤を塗布した接着剤層14とを備えた構成を有している。なお,背面11eは,本発明における第1の面にとなっている。
フィルム11は,セロハン,樹脂製フィルム,自然分解性を有する有機物又は無機物のフィルム,二軸延伸ポリプロピレン,二軸延伸ポリエチレンテレフタレートなどテープ材として周知の材料を使用することができる。また,接着剤層13の接着剤は,公知の接着剤,例えば,ウレタン変性アクリルオリゴマー,又はウレタンなどのプレポリマーを主体とした樹脂,シリコーン樹脂,フッ素樹脂,UV硬化型樹脂などを使用することができる。
フィルム11は,背面11eの長手方向の略中央部に,複数のスリット12が所定の間隔をあけて連鎖配列した一列のスリット群12Aが形成されている(図1)。なお,このスリット群12Aの両端には切り込み13を設けるのが好ましい。個々のスリット12は,フィルム背面11eにあってフィルム11の両端縁から所定幅長離れ,略中央部に位置し,これらは同じ形状をしている。すなわち,図2に示したように,背面11eから表面11fへ所定深さで窪んだ細長の凹状溝12aと,この凹状溝の天井部から表面11fへ向かって所定深さ入った亀裂12bとで形成されている。
スリット群12Aは,所定の幅長及び肉厚で長尺のプラスチックテープ11に形成される。
図3を参照して,プラスチックテープへスリットを形成する装置を説明する,なお,図3はスリット形成装置を示し,図3Aは装置の一部斜視図であり,図3Bは図3Aを別の角度からみた一部斜視図,図3Cは別のスリット形成装置の一部斜視図である。
スリット形成装置15は,図3A,図3Bに示したように,少なくとも1枚の円盤状の回転歯18と,この回転歯18と所定の隙間をあけて対向して設けた受けローラ16とを備え,回転歯18の外周囲には複数個の歯18aが所定のピッチで設けられている。個々の歯18aは,同じ形状であって,先端が所定の角度θ(図4A,図4B参照)に尖った略V字状になっている。このスリット形成装置15を使用し,プラスチックテープ(以下,テープという。)11が回転歯18と受けローラ16間を通過する際に,これらの回転により一連のスリット12がテープ11の第1の面11aに形成される。なお,回転歯18は一対の支持部材17A,17Bで支持されている。
このスリット12の形成工程を補足説明すると,テープ11が回転歯18と受けローラ16間の隙間を通過すると,テープ11の第1の面11a(フィルム11の第1の面となる。)が回転歯18の歯先で押圧されて,その先端が第1の面11aに所定深さd1突き刺さり,所定の深さ切り込まれる(図4A)。すなわち,テープ11の第1の面11aはV字状に切り込まれて,テープ11を構成するフィルム材は矢印方向へ弾性変形する(図4B)。その後,回転歯18の回転により,歯先がテープ面から抜けると,フィルム材のV字状の凹み部分はその弾性復元力,すなわち前記矢印と反対方向の力により戻る。しかし,テープ11の第1の面11aは,その表面部分の開口が広いため,開口が塞がらずに細長な開口を残した所定深さの凹状溝12aとなる。
一方,内部の下方は,開口が小さいためかそれが塞がって亀裂12bとなる(図4C)。すなわち,この亀裂12bは,V字状溝の先端が尖っているので,面上方部分の凹み部分に比べて弾性力が強く元の形状に戻って形成されたものである。また,テープ11は,第2の面11bにこの面から突出した小突起12cが形成される。この小突起12cは亀裂12bの下端に対応する箇所にあって,回転歯18の歯先でテープ11が押圧されたときにできたものである。なお,この小突起12cは,他の従来の粘着ラベルなどとの違いを確認できる働きもする。また,この小突起12cは極めて小さいので,第2の面11bのコーテングには支障とならない。
このスリット12の具体例として,例えば厚さ40μmのテープ11に角度θ=30°の回転歯で25μmの深さに入れると,凹状溝の深さは14.2μm,残りが亀裂のスリトが形成できた。回転歯18の角度θは20°〜35°が好ましく,この範囲を超えたり下回ったりすると,スリット12を構成する凹状溝の幅長が狭く或いは大きくなり,良好な切断ができない。すなわち,発明の作用効果を奏さなくなる。
図3Cは,別のスリット形成装置15Aを示している。このスリット形成装置15Aは,回転歯18が上下に移動できるようになっている。回転歯18を上下動させることによって,テープ11への切り込み深さの調節が容易になる。すなわち,テープ11がないところにおいてジャストタッチで合わせて,必要な深さ分だけセットバックして回転歯18の位置を機械調整する。この形成装置によれば,スリット12の切り込み量を調整するのが容易になる。
これらのスリット形成装置15,15Aを使用して,長尺テープ11の第1の面11aに複数のスリット12を所定の間隔をあけて一列に配設したが,この方法では,生産効率が限定されてしまう。そこで,各リット形成装置15,15Aに,複数枚の回端歯18を装着し,これに,広大面積のフィルムシート(原反フィルムともいう。)を使用して,この原反フィルムにスリット列を複数列形成する。次いで,各スリット列の略中間,すなわち,長手方向に切断した際に,このスリット列が切断長尺テープの略中央に位置するようにして切断する。これにより,テープ11の生産性を上げることができる。なお,スリットは,長尺テープの長手方向と直角に配設したが,長手方向に沿って,配設してもよい。この場合,回転歯の角度を変更することにより形成できる。
なお,スリットを形成する方法はこの装置に限定されるものでなく,他の方法,例えばプレス加工や,レーザー加工等でも行なうことができる。
一連のスリット12を形成したテープ11は,次工程で,背面11eに接着剤を塗布して接着剤層14を形成する。その後,このテープ11を剥離シート(図示省略)に貼付して,封緘ラベル10を作製する。なお,この種のラベルの作製は既に公知となっており,この封緘ラベルもこの公知技術を使用して作製するので,これらの説明を省略する。
このラベル10は,使用時に,剥離シートから剥いで閉蓋の封緘などに使用する。
蓋などに貼付したラベル10は,スリット群12のいずれかの箇所に手指爪を押し当てると,フィルム材の表面11fが所定深さ窪み,この窪みにより,まず亀裂12bの凹み溝12aに連なる部分が開口する。さらに手指を強く押し当てるとこの亀裂12bの開口が伸び,ついには凹み溝12aからフィルムの表面にまで連なる開口が形成された状態となる。当初,このフィルムに形成される開口は,手指の爪を押し当てた場所の近辺にのみ形成されるが,次いで手指爪をこのスリット群12の延在方向全体に沿って適宜に往復動させると,それに伴ってスリット群12の各凹み溝12aの亀裂12bが開口し,亀裂12bの開口に追随して各凹み溝12aからフィルムの表面にまで連なる開口がスリット群12の全体に亘って形成され,さらにそれぞれの凹み溝12aからフィルムの表面にまで連なる開口が連続的につながるようになる。これにより,フィルム材はスリット群12の部分で裂け,その結果,ラベル10が切断される。すなわち,このラベル10は,まず,亀裂12b部分が開口し,続く隣接する開口のつながりを経て,フィルム材の裂けへと続き,この一連の作用により,ラベル10は簡単且つ容易に切断される。
また,スリット群12Aは,ラベル10の略中央部に形成されているので,長手方向の端部から引っ張られても,切断することがない。すなわち,スリット形成前と略同じ程度の引張強度を持っていることになる。さらに,このラベル10は,スリット群12Aのいずれかの端部分からも,スリット群に沿って簡単に引き裂くことが可能になる。なお,このラベル10は,背面11eにスリット12が形成されているので,表面11fは凹凸がなく,綺麗な印刷などが可能になる。
以上,本発明の第1実施形態の封緘ラベル10を説明したが,この封緘ラベル10は,これに限定するものでなく,以下のように変更し得るものである。形状は矩形状だけでなく,例えば楕円形状,円形状,瓢箪形状,星状など任意の形状にしてもよく,また,これらの表面に文字,絵文字などを印刷などしてもよく,さらに,スリット群12Aは,長手方向と直交するだけでなく,所定角度傾斜させもよく,さらにまた,スリット群の少なくとも一端に切り込みなどをいれてもよい。これらにより,種々の物品,箱体などに使用でき,その用途の拡大ができる。
[変形例]
図5を参照して,封緘ラベル10の変形例を説明する。
図5Aの封緘ラベル10Aは,複数のスリット群12A,12Bを所定の間隔をあけて2列に配列したものである。各スリット群12A,12Bの少なくともいずれかの端部に切り込み13を形成するのが好ましい。なお,スリット群は,2列でなくそれ以上でもよい。この封緘ラベル10Aによれば,スリット群が複数列となっているので,手指爪による切断,及びスリット群に沿った切断が簡単,容易になる。図5Bの封緘ラベル10Bは,スリットをラベルの長手方向に沿って配列した複数のスリット群12N,12Mを所定の間隔をあけて2列に配列したものである。図5Cの封緘ラベル10Cは,フィルム11の両端縁の少なく一方の端縁に所定幅長の接着剤を塗布しない非接着部11e'を設けものである。この封緘ラベル10Cは,非粘着部11e'を摘み部として,剥離できる。図5Dの封緘ラベル10Dは,複数のスリット群12M,12Nを設けたものである。
[使用例]
これらのラベルは,箱の閉蓋,封筒或いは包装体などの封緘に使用される。図6〜図8を参照して,これら箱の閉蓋,封筒及び包装体への使用例を説明する。
箱20の閉蓋では,図6に示したように,箱体21の開口を蓋22で閉蓋し,閉蓋した箇所に封緘ラベル10を貼付して封緘する。この封緘により,箱体21内の内容物は外へ飛び出すことがない。開封時は,封緘ラベル10のスリットに手指爪を押し当てることによって,このラベルが切断されて開封される。なお,蓋22の差込み部22aにミシン目または切込みなどの押込み切断部を設けて置くと,封緘ラベル10の上からこの押込み切断部23を押すと,この押込み切断部が切れて,封緘ラベルが切断される。
また,封筒24では,図7に示したように,封筒本体25の蓋部26を封緘する封緘口12に封緘ラベル10を貼付する。なお,この封緘ラベル10は,変形例,すなわち,スリットを端縁と略平行に配列した封緘ラベルを使用するのが好ましい。開封時は,蓋部26を持ち上げにより,スリット群が裂けて切断,開封される。さらに,包装体28では,図8に示したように,物品収納容器29の開口面30に平行に一対の切込み線31が設けられており,この一対の切込み線31を跨ぐように図5Bに示したようなスリット群12N,12Mが形成された封緘ラベル10Bが添付されている。この開口面30から摘み部30a引き剥すと,この摘み部30aは切り込み線31に沿って引き剥されて,封緘ラベル10Bへ達すると,この封緘ラベル10はスリット群12N,12Mが裂けて切断されて,開口面30が開口される。なお,符号32は,開口部30の全体を引きはがすために設けられた切込み線を示している。
10,10A〜10D 封緘ラベル
11 プラスチックテープ
11 フィルム
11e 第1の面
11f 第2の面
11e' 非粘着部
12 スリット
12a 凹み溝
12b 亀裂
12A,12B,12N,12M スリット群
13 切り込み
14 粘着剤層

Claims (4)

  1. プラスチックフィルムの第1の面に接着剤層を設けた封緘ラベルにおいて,
    前記プラスチックフィルムは,前記第1の面に複数のスリットを所定の間隔をあけて配列したスリット群が少なくとも一列に形成され,
    前記スリット群の前記スリットは,前記第1の面にあって,該第1の面から対向する第2の面へ向かって所定の幅長及び深さで窪んだ細長の逆凹状溝と,前記逆凹状溝の天井部に前記第2の面へ向かって所定深さで入った亀裂とで形成されていることを特徴とする封緘ラベル。
  2. 前記スリット群は,前記スリットが前記プラスチックフィルムの端縁と直交する方向または沿う方向に所定の間隔をあけて配列されたものであることを特徴とする請求項1に記載の封緘ラベル。
  3. 前記スリット群は,前記プラスチックフィルムの縁部に接することなく内側へ入って該縁部に沿って配列されていることを特徴とする請求項1または2に記載の封緘ラベル。
  4. 前記接着剤層は,前記プラスチックフィルムの端縁を除いて塗布されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の封緘ラベル。
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