JP6587836B2 - 南京錠施錠式平面ハンドル - Google Patents

南京錠施錠式平面ハンドル Download PDF

Info

Publication number
JP6587836B2
JP6587836B2 JP2015116349A JP2015116349A JP6587836B2 JP 6587836 B2 JP6587836 B2 JP 6587836B2 JP 2015116349 A JP2015116349 A JP 2015116349A JP 2015116349 A JP2015116349 A JP 2015116349A JP 6587836 B2 JP6587836 B2 JP 6587836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
ring
case
handle lever
lock
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015116349A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017002536A (ja
Inventor
瀬川 志朗
志朗 瀬川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takigen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takigen Manufacturing Co Ltd filed Critical Takigen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2015116349A priority Critical patent/JP6587836B2/ja
Priority to TW105116421A priority patent/TWI600821B/zh
Publication of JP2017002536A publication Critical patent/JP2017002536A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6587836B2 publication Critical patent/JP6587836B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、配電盤や制御盤などの機器格納用キャビネットなどに使用する南京錠施錠式平面ハンドルに関する。
一般に平面ハンドルは、例えば特許文献1に開示されているように、扉に固着されるハンドルケースと、ハンドルケースに回転可能に挿通されるハンドル軸に回動軸を介してハンドルケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルレバーと、ハンドルケースの背面側にハンドル軸を介して回転可能に取り付けられ、ハンドルレバーの操作により、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金とを備え、扉の開閉時にハンドルレバーをハンドルケースから引き起こして回転操作することにより止め金を受け金に対して係脱し、扉を閉めた後はハンドルレバーをハンドルケース上に倒伏して収納する形式を採っている。
また、この種の平面ハンドルの施錠形式には、特許文献1に開示されているようなシリンダー錠を使用したものの他に、南京錠を用いた南京錠施錠式のものが知られている。
この南京錠施錠式の平面ハンドルでは、図5に示すように、ハンドルケース501の内部で下部側にロックリング502が突設され、これに対してハンドルレバー503側の下部側にロックリング502を挿通可能にロック穴504が穿設されて、ハンドルレバー503をハンドルケース501上に収納することにより、ハンドルケース501側のロックリング502がハンドルレバー503のロック穴504を通してハンドルレバー503の外側に突出され、この状態から、ロックリング502に南京錠5(のシャックル51)を通し、南京錠5で施錠する形式になっている。
特開2008−13949公報
しかしながら、従来の南京錠施錠式の平面ハンドルでは、ロックリングがハンドルケースに前方に向けて突設され、これが、ハンドルレバーがハンドルケース上に収納された状態で、ハンドルレバーのロック穴に通されてハンドルレバーの外側まで突出されるので、ユーザーが扉を開閉するため、ハンドルレバーを握ってこれを回す際に、ロックリングが手の指に当たって、負傷する恐れがある、という問題がある。
本発明は、このような従来の問題を解決するもので、この種の南京錠施錠式平面ハンドルにおいて、ユーザーが、ハンドルレバーを握ってこれを回す際に、ハンドルケースからのロックリングの突出をなくしてロックリングが手の指に当たらないようにし、ハンドル操作を安全かつ安心して行えるようにすること、を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
扉に固着されるハンドルケースと、前記ハンドルケースに回転可能に挿通されるハンドル軸に回動軸を介して前記ハンドルケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルレバーと、前記ハンドルケースの背面側に前記ハンドル軸を介して回転可能に取り付けられ、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金と、前記ハンドルケースと前記ハンドルレバーとの間に設けられて、一端のリング部が前記ハンドルレバーに形成されたロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出されるロックリング、及び前記ロックリングのリング部に掛けて施錠可能な南京錠とを備え、扉の開閉時に前記ハンドルレバーを前記ハンドルケースから引き起こして回転操作することにより前記止め金を前記受け金に対して係脱し、扉を閉めた後は前記ハンドルレバーを前記ハンドルース上に倒伏して収納し、前記ハンドルレバーの前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出される前記ロックリングのリング部に前記南京錠を掛けて、前記ハンドルケースと前記ハンドルレバーとを施錠する形式の南京錠施錠式平面ハンドルにおいて、
前記ハンドルレバーの前記ロック穴は前記ロックリングの回動により前記リング部が出没可能な大きさに形成され、
前記ハンドルケースの内部に前記ハンドルケースに倒伏、収納された状態の前記ハンドルレバーのロック穴に対向して受け部が形成され、
前記ロックリングは、一端に前記リング部を有し、他端に前記ハンドルケース側の前記受け部に係止可能なフック部を有し、前記ハンドルレバーの内側面で前記ロック穴に近接する位置に軸を介して回動可能に取り付けられて、前記リング部が前記ハンドルレバーの前記ロック穴から出没可能にかつ前記フック部が前記ハンドルケースの前記受け部に係脱可能に配置されるとともに、ばね部材により常態として前記フック部が前記受け部に係合可能に前記受け部に対する係合方向に、前記リン部が前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出可能に前記ハンドルレバーの外部に向けて、それぞれ回動付勢され、
前記ハンドルレバーを前記ハンドルケースに倒伏、収納することにより、前記ロックリングの前記フック部と前記ハンドルケース内の前記受け部とを弾性係合させて、前記ハンドルケースに倒伏、収納された状態の前記ハンドルレバーを保持するとともに、前記リング部を前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出させて、前記リング部に前記南京錠を施錠可能とし、
この状態から前記ハンドルレバーを引き起こして回転操作するときは、前記リング部を前記ロック穴に向けて押圧することにより、前記ロックリングの前記フック部と前記ハンドルケース内の前記受け部との弾性係合を解除して、前記ロックリングを前記ハンドルケースから切り離す、
ことを要旨とする。
また、この南京錠施錠式平面ハンドルでは、ロックリングは、略L字形に形成されて、一端にリン部が略円形のリング状に形成され、他端にフック部が略鉤形に形成されることが好ましい。
本発明の南京錠施錠式平面ハンドルによれば、上記のハンドルケース、ハンドルレバー及びロックリングの構成により、ハンドルレバーをハンドルケースに倒伏、収納することにより、ロックリングのフック部とハンドルケース内の受け部とを弾性係合させて、ハンドルケースに倒伏、収納された状態のハンドルレバーを保持するとともに、リング部をロック穴からハンドルレバーの外部に突出させて、リング部に南京錠を施錠可能とし、この状態からハンドルレバーを引き起こして回転操作するときは、リング部をロック穴に向けて押圧することにより、ロックリングのフック部とハンドルケース内の受け部との弾性係合を解除して、ロックリングをハンドルケースから切り離すようにしたので、ユーザーが、ハンドルレバーを握ってこれを回す際に、ハンドルケースからロックリングの突出をなくしてロックリングが手の指に当たらないようにすることができ、ハンドル操作を安全かつ安心して行うことができる、という本発明独自の格別な効果を奏する。
本発明の一実施の形態における南京錠施錠式平面ハンドルの外部構成を示す図((a)は正面図(b)は側面図) 同平面ハンドルの内部構成を示す図(側面断面図) 同平面ハンドルに用いる南京錠を示す図((a)は正面図(b)は側面図) 同平面ハンドルの使用例を示す図(側面断面図) 従来の南京錠施錠式平面ハンドルを示す図(正面図)
次に、この発明を実施するための形態について図を用いて説明する。図1乃至図4に南京錠施錠式平面ハンドル(以下、単に平面ハンドルという。)を示している。
図1及び図2に示すように、平面ハンドルHは、扉に固着されるハンドルケース1と、ハンドルケース1に回転可能に挿通されるハンドル軸13に回動軸14を介してハンドルケース1に対して起伏回動可能に装着されるハンドルレバー2と、ハンドルケース1の背面側にハンドル軸13を介して回転可能に取り付けられ、ハンドルレバー2の回動操作によりボックス本体などの固定枠体側の受け金(図示省略)に対して係脱可能な止め金3と、ハンドルケース1とハンドルレバー2との間に設けられて、一端のリング部40がハンドルレバー2に形成されたロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出されるロックリング4、及びロックリング4のリング部40に掛けて施錠可能な南京錠5とを備え、扉の開閉時にハンドルレバー2をハンドルケース1から引き起こして回転操作することにより止め金3を受け金に対して係脱し、扉を閉めた後はハンドルレバー2をハンドルース1上に倒伏して収納し、ハンドルレバー2のロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出されるロックリング4のリング部40に南京錠5を掛けて、ハンドルケース1とハンドルレバー2とを施錠する形式になっている。
この平面ハンドル装置Hでは、ハンドルケース1は、正面に開口10を有する縦に細長いボックス形に形成され、開口10全周縁に外側に向けてフランジ11が張り出されている。ハンドルケース1の内部上部には、扉の前面と直角に軸受孔12が形成され、この軸受孔12にハンドル軸13が前後方向に移動不能に嵌挿される。なお、ハンドル軸13の後端部は角軸部になっている。また、このハンドルケース1の内部下部には、後述するハンドルレバー2下部のロックリング取付部22のためのロックリング取付部収納部15が背面から後方に向けて突出する凹状に形成され、このロックリング取付部収納部15にハンドルケース1に倒伏、収納された状態のハンドルレバー2の後述するロック穴20に対向して受け部16が後述するロックリング4のフック部41に係止可能に形成される。この場合、受け部16は、断面略L字形をなす係止ブロックで、垂直方向に延びる平板状の取付部161と、取付部161の一方の面の下半部に略コ字形の溝状に突出される受け座162とからなる。なお、受け部16の受け座162は受け座162の底面が取付部161側から漸次下方傾斜する傾斜面になっている。この受け部16は、取付部161がハンドルケース1の内部でロックリング取付部収納部15の上部に取付ねじにより取り付けられて、受け座162がロックリング取付部収納部15内の上部に突出配置される。
ハンドルレバー2はハンドルケース1の開口10内に嵌合して収納可能に縦に細長い板状に形成される。この場合、ハンドルレバー2の下端部はハンドルケース1の下端部よりも下方に少し延ばされる。また、ハンドルレバー2の背面側の上部にはハンドルレバー2をハンドルケース1側のハンドル軸13に枢着するための凹部21が形成される。そして、ハンドルレバー2の上下方向やや下部側にロックリング4を通すためのロック穴20が穿たれ、このハンドルレバー2の内側面でロック穴20に近接する位置にロックリング取付部22が設けられ、このロックリング取付部22にロックリング4が装着される。この場合、ロック穴20は、縦に長い長方形で、ロックリング4の回動により(言い換えれば、ロックリング4がハンドルレバー2の内側面でロック穴20の直下を回動中心にして前後方向に向けて回動された場合に)リング部40が出没可能な大きさに形成される。ロックリング取付部22はハンドルレバー2の内側面でロック穴20の直下に略コ字形の溝形形状に後方に向けて突出して形成され、両側面の所定の位置にそれぞれピン挿通部(図示省略)が穿たれる。ロックリング4は、一端にリング部40を有し、他端にハンドルケース1側の受け部16に係止可能なフック部41を有し、ハンドルレバー2の内側面でロック穴20に近接する位置にピン(軸)221を介して回動可能に取り付けられて、リング部40がハンドルレバー2のロック穴20から出没可能にかつフック部41がハンドルケース1の受け部16に係脱可能に配置されるとともに、ばね部材23により常態としてフック部41が受け部16に係合可能に受け部16に対する係合方向に、リング部40がロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出可能にハンドルレバー2の外部に向けて、それぞれ回動付勢される。この場合、ロックリング4は、略L字形に形成されて、一端にリン部40が略円形のリング状に形成され、他端にフック部41が略鉤形に形成され、中間部にピン挿通部42が穿たれる。このロックリング4はリング部40がロック穴20内に配置され、フック部41がロックリング取付部22のハンドルレバー2側とは反対の開口端部側に配置されて、ロックリング取付部22に設置され、ロックリング取付部22両側面のピン挿通部の一方から通されたピン221がロックリング4のピン挿通部42に
挿通されて、ピン挿通部の他方に通されて取り付けられ、ばね部材23としてコイルスプリングがピン221に巻き付けられて一端をロックリング4の他端側でフック部41とは反対側の縁部に係止され、他端がロックリング取付部22の底面に係止されて、常態として、フック部41が受け部16に係合可能に受け部16に対する係合方向に、リング部40がロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出可能にハンドルレバー2の外部に向けて、それぞれ回動付勢される。このハンドルレバー2は、背面側上端部の凹部21に、ハンドル軸13の前端部が遊び空間を残して挿入され、扉の前面と平行な回動軸14によってハンドル軸13の前端部に枢着される。
このようにしてハンドルレバー2をハンドルケース1に対して所定角度の斜めに引き起こし、この引き起こし状態において、ユーザーがハンドルレバー2を握って回動操作することにより、ハンドルレバー2と一体にハンドル軸13が回転するようになっている。また、ハンドルレバー2の下端部がハンドルケース1の下端部の前面側で下方に突出されて、ユーザーがハンドルレバー2をハンドルケース1から引き出して回転させるときに、ユーザーの指先が掛かり易くなっている。
止め金3は横に長い角丸の略長方形でかつ一端の下部及び横方向中央部の上部にそれぞれ半円形の凸部を有する平板状に形成され、その一端に近接してハンドルケース1のハンドル軸13の角軸に対応して角形の軸穴が形成される。この止め金3はハンドルケース1の角軸に回転角度制御板を介して嵌め込まれ、さらに座金が嵌め込まれて、ボルトによって締付け固定される。このようにしてハンドルレバー2を斜めに引き起こし所定の開方向に回すことにより、ハンドルレバー2とハンドル軸13の間の回動軸14を介してハンドル軸13を同方向に一体に回転して、止め金3を固定枠体側の受け金に係合し、ハンドルレバー2をこれとは反対の閉方向に回すと、回動軸14を介してハンドル軸13を同方向に一体に回転して、止め金3を固定枠体側の受け金から離脱するようになっている。
なお、図3にこの平面ハンドルの施錠に用いる南京錠を示している。この南京錠5は一般に知られている汎用品で、シャックル51をロックリング4のリング部40に通し、本体側のロック部50に押し込んで施錠する形式になっている。
平面ハンドルHはかかる構成を備え、ハンドルケース1がパッキン17を介して扉の縦長の受孔に扉正面側から嵌め込まれ、ハンドルケース1の背面に取付板18が配置され取付ねじ19が締結されて扉に締付け固定されることにより、扉に取り付けられる。
図4にこの平面ハンドルHの使用例を示している。
扉の開閉時は、図4(1)に示すように、ハンドルレバー2をハンドルケース1から引き起こして回転操作することにより止め金3を受け金に対して係脱する。そして、扉を閉めた後は、図4(1)−図4(5)に示すように、ハンドルレバー2をハンドルケース1上に倒伏して収納する。この場合、図4(2)−図(5)に示すように、ハンドルレバー1をハンドルケース2に倒伏、収納することにより、この間、ハンドルレバー2側のロックリング4のフック部41がハンドルケース1側の受け部16の受け座162の外側面の取付部161側端部に当接し、ロックリング4は全体がコイルスプリング23を圧縮しながらロック穴20内のリング部40側をハンドルケース1側に向けて回動されてフック部41が受け座162の取付部161側端部から反対側の開口端部側まで摺動案内され、このフック部41が受け座162の外側面を乗り超えたところで、コイルスプリング23の付勢力によりロックリング4全体がロック穴20内のリング部40側をロック穴20の外側に向けて回動されるとともに、ロックリング4のフック部41が受け部16の受け座162の内側面に弾性係合されて、ハンドルケース1に倒伏、収納された状態のハンドルレバー2が保持され、同時に、リング部40がハンドルレバー2のロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出され、リング部40に南京錠5を掛けて施錠可能となる。したがって、この平面ハンドルHを施錠する場合は、ロックリング4のリング部40に南京錠5を掛けて、すなわち、南京錠5のシャックル51をリング部40に通し、本体側のロック50部に押し込んで施錠し、ハンドルケース1とハンドルレバー2とを施錠する。
また、この平面ハンドルHが南京錠5により施錠された状態から南京錠5を取り外してハンドルレバー2を引き起こし回転操作するときは、南京錠5をキーにより解錠してロックリング4のリング部40から取り外し、図4(5)、(4)に示すように、リング部40を(コイルスプリング23の付勢力に抗して)ロック穴20に対して少し斜め上に向けて押してロックリング4を押圧回動することにより、ロックリング4のフック部41とハンドルケース1内の受け部16の受け座162との弾性係合が解除されて、ロックリング4がハンドルケース1から切り離される。この状態から、図4(3)−(1)に示すように、ハンドルレバー2を引き起こして、ハンドルレバー2を回転すればよい。そして、このハンドルレバー2を回転操作するときは、ロックリング4はハンドルケース1から切り離されてハンドルレバー2側にあるので、従来のようなハンドルケースからのロックリングの突出をなくして、ハンドルレバー2の回転操作中にロックリング4が手の指に当たることがない。
以上説明したように、この平面ハンドルHでは、既述のとおり、ハンドルレバー2にロック穴20が形成され、ハンドルケース1の内部に受け部16が形成され、ロックリング4は、略L字形に形成されて、一端にリング部40を有し、他端にフック部41を有し、ハンドルレバー2の内側面でロック穴20の直下のロックリング取付部22にピン221を介して回動可能に取り付けられて、リング部40がハンドルレバー2のロック穴20から出没可能にかつフック部41がハンドルケース1の受け部16に係脱可能に配置されるとともに、コイルスプリング23により常態としてフック部41が受け部16に対して係合方向に、リン部40がロック穴20の外部に向けて、それぞれ回動付勢されており、ハンドルレバー2をハンドルケース1に倒伏、収納することにより、ロックリング4のフック部41とハンドルケース1内の受け部16とを弾性係合させて、ハンドルケース1に倒伏、収納された状態のハンドルレバー2を保持するとともに、リング部40をロック穴20からハンドルレバー2の外部に突出させて、リング部40に南京錠5を施錠可能とし、この状態からハンドルレバー2を引き起こして回転操作するときは、リング部40をロック穴20に向けて押圧することにより、フック部41と受け部16との弾性係合を解除して、ロックリング4をハンドルケース1から切り離すようにしたので、ユーザーが、ハンドルレバー2を握ってこれを回すときに、ハンドルケース1からのロックリング4の突出をなくしてロックリング4が手の指に当たらないようにすることができ、ハンドル操作を安全かつ安心して行うことができる。
なお、この実施の形態では、ロックリング4のリン部40を略円形のリング状に形成したが、リン部40に南京錠5のシャックル51を通して施錠できるものであれば、リング部40の形状は任意である。また、フック部41、受け部16の形状も同様で、フック部41と受け部16の係止状態を作出することができる限り、その形状は任意である。
H 南京錠施錠式平面ハンドル
1 ハンドルケース
10 開口
11 フランジ
12 軸受孔
13 ハンドル軸
14 回動軸
15 ロックリング取付部収納部
16 受け部
161 取付部
162 受け座
17 パッキン
18 取付板
19 取付ねじ
2 ハンドルレバー
20 ロック穴
21 凹部
22 ロックリング取付部
221 ピン(軸)
23 ばね部材(コイルスプリング)
3 止め金
4 ロックリング
40 リング部
41 フック部
42 ピン挿通部
5 南京錠
50 ロック部
51 シャックル

Claims (2)

  1. 扉に固着されるハンドルケースと、前記ハンドルケースに回転可能に挿通されるハンドル軸に回動軸を介して前記ハンドルケースに対して起伏回動可能に装着されるハンドルレバーと、前記ハンドルケースの背面側に前記ハンドル軸を介して回転可能に取り付けられ、ボックス本体などの固定枠体側の受け金に対して係脱可能な止め金と、前記ハンドルケースと前記ハンドルレバーとの間に設けられて、一端のリング部が前記ハンドルレバーに形成されたロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出されるロックリング、及び前記ロックリングのリング部に掛けて施錠可能な南京錠とを備え、扉の開閉時に前記ハンドルレバーを前記ハンドルケースから引き起こして回転操作することにより前記止め金を前記受け金に対して係脱し、扉を閉めた後は前記ハンドルレバーを前記ハンドルース上に倒伏して収納し、前記ハンドルレバーの前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出される前記ロックリングのリング部に前記南京錠を掛けて、前記ハンドルケースと前記ハンドルレバーとを施錠する形式の南京錠施錠式平面ハンドルにおいて、
    前記ハンドルレバーの前記ロック穴は前記ロックリングの回動により前記リング部が出没可能な大きさに形成され、
    前記ハンドルケースの内部に前記ハンドルケースに倒伏、収納された状態の前記ハンドルレバーのロック穴に対向して受け部が形成され、
    前記ロックリングは、一端に前記リング部を有し、他端に前記ハンドルケース側の前記受け部に係止可能なフック部を有し、前記ハンドルレバーの内側面で前記ロック穴に近接する位置に軸を介して回動可能に取り付けられて、前記リング部が前記ハンドルレバーの前記ロック穴から出没可能にかつ前記フック部が前記ハンドルケースの前記受け部に係脱可能に配置されるとともに、ばね部材により常態として前記フック部が前記受け部に係合可能に前記受け部に対する係合方向に、前記リン部が前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出可能に前記ハンドルレバーの外部に向けて、それぞれ回動付勢され、
    前記ハンドルレバーを前記ハンドルケースに倒伏、収納することにより、前記ロックリングの前記フック部と前記ハンドルケース内の前記受け部とを弾性係合させて、前記ハンドルケースに倒伏、収納された状態の前記ハンドルレバーを保持するとともに、前記リング部を前記ロック穴から前記ハンドルレバーの外部に突出させて、前記リング部に前記南京錠を施錠可能とし、
    この状態から前記ハンドルレバーを引き起こして回転操作するときは、前記リング部を前記ロック穴に向けて押圧することにより、前記ロックリングの前記フック部と前記ハンドルケース内の前記受け部との弾性係合を解除して、前記ロックリングを前記ハンドルケースから切り離す、
    ことを特徴とする南京錠施錠式平面ハンドル。
  2. ロックリングは、略L字形に形成されて、一端にリン部が略円形のリング状に形成され、他端にフック部が略鉤形に形成される請求項1に記載の南京錠施錠式平面ハンドル。
JP2015116349A 2015-06-09 2015-06-09 南京錠施錠式平面ハンドル Active JP6587836B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116349A JP6587836B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 南京錠施錠式平面ハンドル
TW105116421A TWI600821B (zh) 2015-06-09 2016-05-26 掛鎖上鎖式平面把手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015116349A JP6587836B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 南京錠施錠式平面ハンドル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017002536A JP2017002536A (ja) 2017-01-05
JP6587836B2 true JP6587836B2 (ja) 2019-10-09

Family

ID=57753321

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015116349A Active JP6587836B2 (ja) 2015-06-09 2015-06-09 南京錠施錠式平面ハンドル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6587836B2 (ja)
TW (1) TWI600821B (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0754509Y2 (ja) * 1990-11-02 1995-12-18 吉雄 赤対 錠止装置
JP2898588B2 (ja) * 1995-10-13 1999-06-02 タキゲン製造株式会社 引出し回転型扉用ロックハンドル装置
JP3107776B2 (ja) * 1996-10-21 2000-11-13 タキゲン製造株式会社 ハンドル装置
JP4101035B2 (ja) * 2002-11-15 2008-06-11 日東工業株式会社 鎖錠用ハンドルのロック機構
CN2594406Y (zh) * 2002-11-18 2003-12-24 孙国勤 手柄弹出式平面门锁
JP4825287B2 (ja) * 2009-08-10 2011-11-30 タキゲン製造株式会社 扉用ロックハンドル装置
KR20110005319U (ko) * 2009-11-23 2011-05-31 가부시키가이샤 호시모토 이중잠금장치를 갖는 전기기기박스용 도어핸들구조
TWI413725B (zh) * 2011-04-07 2013-11-01 Asmith Mfg Company 開關箱門手把及其緩升結構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017002536A (ja) 2017-01-05
TWI600821B (zh) 2017-10-01
TW201704608A (zh) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6216788B2 (ja) オートバイ用ケース
US6631835B2 (en) Object storing case of a motorcycle
EP3261482B1 (en) Closure device assembly for a piece of luggage
US20100052339A1 (en) Locker structure
JP2014218258A5 (ja)
US8915105B2 (en) Latch assembly
JP6587836B2 (ja) 南京錠施錠式平面ハンドル
JP2009068166A (ja) ジッパーロック
US9810002B2 (en) Rotary cable latch
JP5725752B2 (ja) ハンドル装置
JP5894218B2 (ja) 磁石サイドロック
JP5522861B2 (ja) カバン用ロック装置
KR200459647Y1 (ko) 미닫이식 방범창 또는 방충망 도어의 잠금장치
JPH08303079A (ja) 錠止装置
CN215907632U (zh) 一种安全方便的密码锁盒
KR101395941B1 (ko) 사물함용 잠금장치
JP5634454B2 (ja) ジッパーロック
JP4127353B2 (ja) 錠前
JP6655445B2 (ja) リード係留装置
JP3214086U (ja) ハンドル装置
JP4530294B2 (ja) 扉開閉用ハンドルの掛金装置
JP2009203604A (ja) 扉開閉用ハンドルの掛金装置
JP6215180B2 (ja) ラッチ組立体
JPH0546608Y2 (ja)
JP6025112B2 (ja) 引き戸用補助錠

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180601

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190320

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190402

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190531

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20190531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6587836

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250