JP3107776B2 - ハンドル装置 - Google Patents

ハンドル装置

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JP3107776B2
JP3107776B2 JP09265544A JP26554497A JP3107776B2 JP 3107776 B2 JP3107776 B2 JP 3107776B2 JP 09265544 A JP09265544 A JP 09265544A JP 26554497 A JP26554497 A JP 26554497A JP 3107776 B2 JP3107776 B2 JP 3107776B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はハンドル装置に関
し、更に詳細には、例えば配分電盤、制御盤、キュービ
クル、キャビネット、ラックなどの筐体の扉の施解錠を
伴う開閉操作に供し、ケースに収容された状態のハンド
ルが把持不能となる、いわゆる平面型のハンドル装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の平面型ハンドル装置による扉の一
般的な開閉操作は、プッシュ操作によってケースから前
方へと所定角度回動・脱出させたハンドルを把持し、ハ
ンドルのケースに対する角度を約一定に保ちながらハン
ドルとケースの交差部に設けた錠軸を中心に当該ハンド
ルを旋回させることによって、錠軸の回転を介して錠軸
後端部に取り付けた止め金板を扉が開放不能な閉位置か
ら開放可能な開位置まで回動させるものである。
【0003】しかしながら、このようなハンドル装置で
はハンドルがケースから脱出する方向とハンドルを操作
する方向とが全く異なるため、使用者はプッシュ操作に
よってハンドルがケースから飛び出した時点で既に扉が
開放可能であると誤解し、ハンドルを旋回させることな
く手前に引くといった誤操作が多発して、ハンドル装置
の故障や筐体の損傷等を引き起こすといった問題があっ
た。
【0004】一方、このような問題点が生じない従前の
平面型ハンドル装置の背面を図9に示す。このハンドル
装置では、プッシュ操作によってケース60からハンド
ル(図示せず)を脱出させると、止め金板64を穿孔6
5を介して支持する支持ピン61が当該穿孔65から外
れるように下方側に移動し、これによって支持ピン61
が止金板64を押し下げるように作用し、止め金板64
が軸ピン62を中心として穿孔65における円弧状部分
65’を案内ピン63に案内されながら降下・回動し
て、開閉動作が行われる。従って、ケースから飛び出し
たハンドルを引けば扉は開放する。
【0005】しかしながら、このハンドル装置の場合、
最初に述べたハンドル装置に付与することが可能な、止
め金板によって扉の密閉性を強化する機構を設けること
ができないといった問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、ハンドルの操作方向がハンドルのケースからの脱出
方向と同一で、且つ、止め金板によって扉の密閉性を強
化することができるハンドル装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るハンドル装
置(以下、本欄において「本装置」という。)は、筐体
の扉に設置するハンドルケースと、このハンドルケース
に対し回動して脱出・収容するハンドル本体と、プッシ
ュ操作によってハンドル本体をハンドルケースから前方
へ所定角度脱出させるハンドル脱出手段と、ハンドルケ
ースから脱出させたハンドル本体を操作することによっ
て、扉を開放不能とする閉位置と扉を開放可能とする開
位置との間を回動する止め金板とを備えるハンドル装置
において、前記ハンドル本体をプッシュ操作により所定
角度脱出し、収納するといった前記ハンドル脱出手段の
回動操作を、前記止め金板に設けた錠軸の軸方向にスト
ロークして変換することにより、前記止め金板の扉に対
する閉位置における後退・前進動作による圧着解除と圧
着を可能にした止め金板進退手段と、前記ハンドル脱出
手段におけるハンドル本体の脱出位置からその脱出方向
と同一方向に延長し、該延長したハンドル本体を脱出位
置に戻す回動操作を、前記止め金板に設けた錠軸の軸回
転に変換することにより、前記止め金板を扉に対して開
位置−閉位置間に動作可能とした止め金板回動手段と、
を設けたことを特徴とする。本発明に係る別の発明は、
前記止め金板進退手段が、ハンドルケースと錠軸間に設
けた錠軸を後方へ付勢するバネと、前記バネを錠軸に設
けたフランジ部に係合して圧縮し、解除して伸長するハ
ンドル本体の頭部に設けた錠軸抑止部とからなり、これ
らバネの圧縮及び伸長が前記プッシュ操作によるハンド
ル本体のハンドルケースからの脱出及び収納によって行
なわれるものであり、前記止め金板回動手段が、ハンド
ル本体の頭部のハンドルギア部と噛合する前面ギア部
と、錠軸の錠軸ギアと噛合する側面ギア部とを設けたラ
ックからなり、これらそれぞれ噛合したギアが前記ハン
ドル本体のハンドルケースからの所定角度の脱出方向と
同一方向への延長と脱出位置へ戻る回動動作により、前
記止め金板を扉に対して開位置−閉位置間に回動させる
ようにしたことを特徴とする請求項1に記載のハンドル
装置を提供する。本発明のさらに別の発明は、前記止め
金板進退手段が、ハンドルケースと錠軸間に設けた錠軸
を後方へ付勢するバネと、前記バネを錠軸に設けたフラ
ンジ部に係合して圧縮し、解除して伸長するハンドル本
体の頭部に設けた錠軸抑止部とからなり、これらバネの
圧縮及び伸長が前記プッシュ操作によるハンドル本体の
ハンドルケースからの脱出及び収納によって行なわれる
ものであり、前記止め金板回動手段が、ハンドル本体の
頭部のカム穴を設けた穴付カムと、前記カム穴に遊びを
もって係合したピンと、錠軸の錠軸ギアと噛合する側面
ギア部とを設けたラックからなり、前記穴付カムに係合
したピンと噛合したギアが前記ハンドル本体のハンドル
ケースからの所定角度の脱出方向と同一方向への延長と
脱出位置へ戻る回動動作により、前記止め金板を扉に対
して開位置−閉位置間に回動させるようにしたことを特
徴とする請求項1に記載のハンドル装置を提供する。
【0008】本装置の操作及び動作は、次のイ)〜ロ)
に分けることができる。
【0009】イ)ハンドル本体をハンドルケース収容状
態からプッシュ操作によって脱出位置まで回動させる半
自動的操作。この操作によって閉位置の前方に位置する
止め金板が錠軸を含む止め金板進退手段を介して後方へ
ストロークする。
【0010】ロ)ハンドル本体を脱出位置から脱出の延
長方向において往復回動させる手動的操作。この操作に
よって止め金板が錠軸を含む止め金板回動手段を介して
閉位置−開位置間を往復回動する。
【0011】ハ)ハンドル本体を脱出位置からハンドル
ケース収容状態に戻す手動的操作。この操作によって閉
位置の後方に位置する止め金板が止め金板進退手段を介
して前方へストロークする。この前進させた止め金板に
よって筐体本体の一部を扉に対し圧着させて、扉の密閉
性を強化することができる。
【0012】なお、止め金板回動手段としては、ハンド
ル本体の頭部、錠軸の周面等に設けるギア、ラック、カ
ム、ピン等を挙げることができる。
【0013】また、止め金板進退手段としては、バネ等
によって常時後方へ付勢される錠軸をハンドル本体の頭
部がハンドルケース収容状態において付勢に抗して前方
へと抑止するもの等を挙げることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。
【0015】図1は本発明に係るハンドル装置10の正
面図であり、該図のA−A断面が図2に、B−B概略断
面が図3にそれぞれ示される。ハンドル装置10は、筐
体1の扉2に穿孔やビス等を介して設置され、前方(図
2において左方。以下同じ。)が開放するハンドルケー
ス10’と、ケース10’の側壁間に設けた軸ピン13
を中心にケース10’外前方へと回動(図2の矢印C参
照)して、ケース10’に対し出没可能となるハンドル
本体(以下、単に「ハンドル」という。)20とを備え
る。また、ハンドルケース10’内におけるハンドル2
0の上方には錠軸30が収容され、ケース10’外後方
に突出する錠軸30の後端部には止め金板40が錠軸3
0の直径方向に延在するようにワッシャ35を介しネジ
34によって取り付けられる。
【0016】ハンドル20にはピン13を介してねじり
コイル状のハンドルバネ14が設けられ、このバネ14
はケース10’の後壁11との間で圧縮され、ハンドル
20をハンドルケース10’から脱出させる方向Cに付
勢する。
【0017】また、ハンドル20にはストッパー21が
ピン22を介して設けられ、ストッパー21の後方部に
は上向きの爪部21”が設定され、爪部21”はケース
後壁11から隆起させた爪受部12と係合し、この係合
によってハンドル20はハンドルバネ14の付勢に抗し
てケース10’に収容された状態(以下、単に「ケース
収容状態」という。)を維持する。
【0018】ストッパー21の前面はピン22を介して
設けたバネ23によってプッシュボタン21’として機
能し、このボタン21’をプッシュ操作すると、ストッ
パー爪部21”と爪受部12の係合が解除され、ハンド
ル20がハンドルバネ14の付勢によってケース10’
から回動・脱出する。このハンドル20の脱出した位置
(以下、単に「脱出位置」という。)のケース収容状態
に対する回動角度は約15度に設計される。なお、ハン
ドルバネ14、爪部21”を含むストッパー21、爪受
部12等がハンドル脱出手段を構成する。
【0019】ハンドル20の側部には図示されない凸部
が設けられ、この凸部はロックユニット24へのキー操
作によってケース10の側部に設けた図示されない穿孔
に対して出し入れされ、凸部が穿孔と嵌合する場合、た
とえプッシュボタン21’を押してもハンドル20はケ
ース10から飛び出ない。
【0020】ハンドル20の頭部には、図4に拡大して
示すように、上方に突出する錠軸抑止部25と、錠軸抑
止部25の両脇(一方のみ図示される。)に軸ピン13
を中心とする円弧状のハンドルギア部26とが設定され
る。
【0021】再び図2を参照して、錠軸30の前方には
拡径するフランジ部32と、軸線に沿って窪む凹部33
とが設けられ、凹部33にはコイルバネ16が挿入され
る。コイルバネ16はケース10’の錠軸30前方部分
に設けたカバー17によって圧縮されて、錠軸30を後
方へと付勢する。また、錠軸30の周面には錠軸ギア部
31が約220度設定される。ケース収容状態におい
て、ハンドル20の錠軸抑止部25は錠軸フランジ部2
6と係合して、コイルバネ16による錠軸30の後方へ
の移動を抑止する。
【0022】ハンドルケース10’内における錠軸30
の両脇の一方にはラック15が収容され、ラック15に
は、図5に拡大して示すように、ハンドルギア部26と
噛合可能な前面ギア部15’と、錠軸ギア部31と噛合
可能な側面ギア部15”とが設定される。なお、側面ギ
ア部15”はラック15の図示されない他方の側面にも
設けられ、ハンドルギア部26の錠軸抑止部25に対す
る両脇設定と共に、ハンドル装置10の左右兼用設置を
可能とする。
【0023】ケース収容状態において、止め金板40は
筐体1の扉受枠部1’(図3参照)にひっかかって、扉
2が開方不能となる閉位置(図1及び図3参照)にあ
る。また、ハンドル20の錠軸抑止部25がフランジ部
32を介して錠軸30をコイルバネ16を圧縮する最前
方に位置させ、これに従って止め金板40も最前方に位
置して、筐体扉受枠部1’を扉2に対し圧着する。
【0024】次に、ハンドル20をケース収容状態から
プッシュボタン21’のプッシュ操作によって脱出位置
まで回動させると、錠軸抑止部25のフランジ部32を
介する錠軸30の抑止が解除され、コイルバネ16が伸
長して錠軸30を後方へ若干移動させ、これに従って止
め金板40も後方へと約3mmストロークし、扉受枠部
1’の扉2に対する圧着を解除する。
【0025】次いで、ハンドル20を把持して脱出位置
から更に脱出の延長方向における図2の破線位置まで回
動させると、ハンドルギア部26がラック前面ギア部1
5’と噛合して、ラック15を降下させる。この降下に
よってラック側面ギア部15”が錠軸ギア部31と噛合
して、錠軸30を回転させる。この回転によって、止め
金板40が閉位置から錠軸30を中心に図1の矢印D方
向に回動し、扉受枠部1’とのひっかかりが解けて扉2
を開放可能となる開位置に移動する。
【0026】なお、扉2を閉める場合は、既述した動作
とは逆に、ハンドルケース10’外にあるハンドル20
を手動によりケース収容状態に戻す。この操作の初期段
階、すなわちハンドル20を脱出位置に戻すまでにおい
て、止め金板40は開位置から閉位置へと回動し、最終
段階、すなわちハンドルを脱出位置からケース収容状態
に戻すまでにおいて、止め金板40は再び前方へとスト
ロークして扉2との間で扉受枠部1’を挟み付ける。
【0027】なお、ハンドルギア部26、ラック15、
錠軸ギア部31等が止め金板回動手段を構成し、コイル
バネ16、カバー17、フランジ部32、錠軸抑止部2
5等が止め金板進退手段を構成する。
【0028】以上の実施例では、ハンドルギア部26と
ラック前面ギア部15’とを噛合させることにより、ラ
ック15の上下移動及びラック側面ギア部15”と錠軸
ギア部31との噛合を介して錠軸30を回転させたが、
この場合、特にハンドルギア部26が経時的に破損する
おそれがある。そこで、図6及び図7に示すように、ハ
ンドル20(図1乃至図5と実質的に共通する部分は便
宜的に同一の番号を付す。)に穴付カム27(図8参
照)を付設する一方、ラック15の側部にカム穴28と
係合するピン18を突設し、次のようにして所定の動作
を行わせることができる。
【0029】ケース収容状態(図6参照)において、錠
軸30はフランジ部32が錠軸抑止部25に抑え付けら
れることにより、バネ16(図2参照)の付勢に抗して
前方に拘束され、また、カム27はカム穴28の下方縁
部28’がピン18と接する位置にある。
【0030】解錠に当たっては、まず、ケース収容状態
からプッシュボタン21’(図2参照)を押してハンド
ル20を脱出位置まで回動・脱出させる。これによって
錠軸抑止部25による抑えが解かれ、バネ16の付勢に
よって錠軸30が後方へ約3mm移動する。また、ハン
ドル20と一体的にカム27も回動し、カム穴28の上
方縁部28”にピン18が接する位置に来る。
【0031】次に、ハンドル20を握って脱出延長方向
に持ち上げると、カム27が更に回動し、カム穴上方縁
部28”がピンを押し下げ、これに伴ってラック15が
降下し、ラック側面ギア部15”と錠軸ギア部31との
噛合を介して錠軸30を回転させ、これに伴って止め金
板40が閉位置から開位置へと回動する。
【0032】この状態から、ハンドル20をケース1
0’内に戻すことによって施錠することができる。この
操作は、前半の持ち上げたハンドル20を脱出位置に戻
すまでと、後半の脱出位置からケース収容状態とするま
でとに区分され、前半の操作では、カム27がカム穴下
方縁部28’によってピン18を押し上げ、これに伴い
ラック15が上昇し、ラック側面ギア部15”−錠軸ギ
ア部31間の噛合を介して錠軸30が逆方向に回転し、
止め金板40が開位置から閉位置へと回動する。また、
後半の操作では、錠軸抑止部25による錠軸フランジ部
32の抑え付けによる止め金板40の前方ストロークが
行われる。
【0033】
【発明の効果】本発明に係るハンドル装置では、止め金
板回動手段を設けたことによって、ハンドル本体の操作
方向をプッシュ操作によってハンドル本体をハンドルケ
ースから脱出させた方向と同一とし、また、止め金板進
退手段を設けたことによって、閉位置における止め金板
を進退させて扉の密閉性を強化し、扉のシール効果を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るハンドル装置を示す正面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B概略断面図である。
【図4】ハンドル本体の頭部を拡大して示す破断側面図
である。
【図5】ラックを拡大して示す側面図である。
【図6】別の止め金板回動手段を用いたハンドル装置の
錠軸付近を透視して示す側面図である。
【図7】別の止め金板回動手段を用いたハンドル装置の
錠軸付近を透視して示す正面図である。
【図8】カムの平面図である。
【図9】従来のハンドル装置を示す背面図である。
【符号の説明】
1 筐体 1’ 扉受枠部 2 扉 10 ハンドル装置 10’ ハンドルケース 12 爪受部 13 軸ピン 14 ハンドルバネ 15 ラック 15’ 側面ギア部 15” 前面ギア部 16 コイルバネ 17 カバー 18 ピン 20 ハンドル本体 21 ストッパー 21’ プッシュボタン 21” 爪部 25 錠軸抑止部 26 ハンドルギア部 27 カム 28 カム穴 28’ 下方縁部 28” 上方縁部 30 錠軸 31 錠軸ギア部 32 フランジ部 33 凹部 40 止め金板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 5/02 E05C 3/08 E05B 5/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体の扉に設置するハンドルケースと、
    このハンドルケースに対し回動して脱出・収容するハン
    ドル本体と、プッシュ操作によってハンドル本体をハン
    ドルケースから前方へ所定角度脱出させるハンドル脱出
    手段と、ハンドルケースから脱出させたハンドル本体を
    操作することによって、扉を開放不能とする閉位置と扉
    を開放可能とする開位置との間を回動する止め金板とを
    備えるハンドル装置において、 前記ハンドル本体をプッシュ操作により所定角度脱出
    し、収納するといった前記ハンドル脱出手段の回動操作
    を、前記止め金板に設けた錠軸の軸方向にストロークし
    て変換することにより、前記止め金板の扉に対する閉位
    置における後退・前進動作による圧着解除と圧着を可能
    にした止め金板進退手段と、 前記ハンドル脱出手段におけるハンドル本体の脱出位置
    からその脱出方向と同一方向に延長し、該延長したハン
    ドル本体を脱出位置に戻す回動操作を、前記止め金板に
    設けた錠軸の軸回転に変換することにより、前記止め金
    板を扉に対して開位置−閉位置間に動作可能とした止め
    金板回動手段と、 を設けたことを特徴とするハンドル装置。
  2. 【請求項2】 前記止め金板進退手段が、ハンドルケー
    スと錠軸間に設けた錠軸を後方へ付勢するバネと、前記
    バネを錠軸に設けたフランジ部に係合して圧縮し、解除
    して伸長するハンドル本体の頭部に設けた錠軸抑止部と
    からなり、これらバネの圧縮及び伸長が前記プッシュ操
    作によるハンドル本体のハンドルケースからの脱出及び
    収納によって行なわれるものであり、 前記止め金板回動手段が、ハンドル本体の頭部のハンド
    ルギア部と噛合する前面ギア部と、錠軸の錠軸ギアと噛
    合する側面ギア部とを設けたラックからなり、これらそ
    れぞれ噛合したギアが前記ハンドル本体のハンドルケー
    スからの所定角度の脱出方向と同一方向への延長と脱出
    位置へ戻る回動動作により、前記止め金板を扉に対して
    開位置−閉位置間に回動させるようにしたことを特徴と
    する請求項1に記載のハンドル装置。
  3. 【請求項3】 前記止め金板進退手段が、ハンドルケー
    スと錠軸間に設けた錠軸を後方へ付勢するバネと、前記
    バネを錠軸に設けたフランジ部に係合して圧縮し、解除
    して伸長するハンドル本体の頭部に設けた錠軸抑止部と
    からなり、これらバネの圧縮及び伸長が前記プッシュ操
    作によるハンドル本体のハンドルケースからの脱出及び
    収納によって行なわれるものであり、 前記止め金板回動手段が、ハンドル本体の頭部のカム穴
    を設けた穴付カムと、前記カム穴に遊びをもって係合し
    たピンと、錠軸の錠軸ギアと噛合する側面ギア部とを設
    けたラックからなり、前記穴付カムに係合したピンと噛
    合したギアが前記ハンドル本体のハンドルケースからの
    所定角度の脱出方向と同一方向への延長と脱出位置へ戻
    る回動動作により、前記止め金板を扉に対して開位置−
    閉位置間に回動させるようにしたことを特徴とする請求
    項1に記載のハンドル装置。
JP09265544A 1996-10-21 1997-09-30 ハンドル装置 Expired - Lifetime JP3107776B2 (ja)

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JPH10184114A JPH10184114A (ja) 1998-07-14
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