JP2589550Y2 - 扉用ハンドル - Google Patents

扉用ハンドル

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JP2589550Y2
JP2589550Y2 JP1993064058U JP6405893U JP2589550Y2 JP 2589550 Y2 JP2589550 Y2 JP 2589550Y2 JP 1993064058 U JP1993064058 U JP 1993064058U JP 6405893 U JP6405893 U JP 6405893U JP 2589550 Y2 JP2589550 Y2 JP 2589550Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、冷蔵庫等の大型筐体の
片開き式扉に設けられる扉用ハンドルに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】冷蔵庫等の大型筐体に片開きで開閉可能
に取り付けられた扉において、この扉のハンドルを操作
することによって、扉を開閉する扉用ハンドルとして
は、例えば、図10に示すものが知られている。図10
において、扉20に固定されたハンドル本体51の先端
には、案内筒52が設けられ、案内筒52内にはラッチ
棒53が軸方向に摺動自在に挿入されている。そして、
案内筒52の内部底面とラッチ棒53の内側端面との間
には圧縮コイルばね54が装着されており、ラッチ棒5
3を案内筒52から突出する方向に付勢している。更
に、ハンドル本体51には支軸55を介してレバー56
が回動可能に取り付けられ、レバー56の先端はL形に
折り曲げられていて、ラッチ棒53に植設されたピン5
7を係止している。又、レバー56はハンドル本体51
内に設けられたレバースプリング58により、反時計方
向に回動付勢されている。
【0003】上記の構成において、扉20を矢印60の
方向に回動して図示しない筐体の開口部を閉じたとき、
ラッチ棒53は筐体に固定された受金59を乗り越え
て、受金59に係合し、扉20は閉扉された状態に保持
される。又、扉20を開扉するときは、レバー56をハ
ンドル本体51と共に握って矢印61方向に回動させ
る。この結果、レバー56のL形に折り曲げられた先端
はピン57を介してラッチ棒53を矢印62方向に移動
させ、ラッチ棒53と受金59との係合を解除する。こ
の状態で扉20は開扉可能になる。
【0004】更に、別の扉用ハンドルとしては、図11
に示すようなものが知られている(実公昭63−423
03号公報)。この扉用ハンドルは、ハンドル本体51
の先端内に、支軸65を介して掛金64を回動可能に設
け、掛金64の一端64aをレバー56の一端に係合さ
せ、掛金64の他端に受金59に係合可能なフック部6
4bを設けたものである。更に、掛金64はハンドル5
1内に設けられた圧縮コイルばね66により支軸65を
中心に反時計方向に回動付勢され、掛金64の一端64
aは常にレバー56の一端に当接している。この構造に
おいて、扉20を閉じた状態では、図11に示すよう
に、掛金64の先端に設けられたフック部64bが受金
59に係合して閉扉が保持されている。又、開扉すると
きは、図10に示す従来例の場合と同様に、レバー56
を握ることにより、掛金64が矢印63方向に押され、
フック部64bと受金59との係合が解除されて開扉可
能となる。
【0005】又、上記従来の扉用ハンドルにおいては、
冷蔵庫等の庫内物の管理のために、前記扉用ハンドルと
は別体で扉に鍵機構を設け、扉の開閉のつど鍵を開け締
めしていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
扉用ハンドルにおいては、閉扉時に閉扉状態を確実に保
持するためには、圧縮コイルばね54又は66の付勢力
を大きくしなければならない。このため、閉扉時に扉2
0を強い力で筐体22の開口部側に回動させなければな
らず、操作性が悪かった。しかも、閉扉時の衝撃により
ラッチ棒53、掛金64、受金59等が破損したり、摩
耗するという問題もあった。
【0007】更に、冷蔵庫等の庫内物の管理のために扉
の庫外側に鍵機構を配設するが、その場合、鍵機構を扉
ハンドルとは別体に配設していたので、鍵操作が煩雑で
あり、部品数も多く不経済であった。
【0008】更に、作業者等が庫内に閉じ込められた場
合には、作業者が扉の鍵を庫内側から操作出来ず、脱出
困難に陥る危険性があるので、これに対する対応手段も
要求される。
【0009】本考案は、このような状況に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、小さな力で扉の開
閉が行なえ、従って、各部品の破損や摩耗の発生を防止
することが出来、しかも閉扉時に確実に閉扉状態を保持
した経済的な扉用ハンドルであると共に、冷蔵庫等の庫
内物の管理のための扉の鍵操作が容易であり、且つ、使
用上安全な扉用ハンドルを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1考案は、冷蔵庫等の筐体に固定された受金
と、前記筐体の開口部の一端に回動可能に取り付けられ
た扉に付設されたハンドル本体の内側に沿って設けられ
一端が前記ハンドル本体に回動可能に装着されたレバー
の操作によって回動する掛金とが係脱可能に係合する扉
用ハンドルにおいて、該扉用ハンドルが、前記レバーの
回動を受けて前記掛金と前記受金の係脱を行なわせるア
ームレバーと、前記扉の面に平行に回動可能に前記ハン
ドル本体に軸支され、一端はテーパー面を有した掛金と
を備え、前記アームレバーは、前記レバーの回動によっ
て前記掛金のテーパー面を押圧し、前記掛金の受金への
係脱回動を行なわせるものである。
【0011】本第2考案は、本第1考案において、前記
扉用ハンドルは、前記レバーの外側に沿って、前記レバ
ーの枢軸と同軸に補助レバーを有し、該補助レバーの回
動を規制する鍵機構を更に備えたものである。
【0012】
【作用】本考案によれば、扉用ハンドルは、レバーと掛
金との間に掛金と受金との係脱を行なわせるアームレバ
ーと、扉の面に平行に回動可能にハンドル本体に軸支さ
れ、一端はテーパー面を有した掛金とを備え、アームレ
バーは、前記レバーの回動によって前記掛金のテーパー
面に沿って押圧し、前記掛金の係脱回動を行なわせるも
のであるので、扉を閉めた状態では、掛金の先端が受金
に近接して、筐体に固定された受金に係止されており、
扉は受金を介して筐体に閉じた状態で係止される。ハン
ドル本体に取り付けられたレバーをハンドル本体と共に
握って回動させると、レバーに係合しているアームレバ
ーも回動し、アームレバーは台座に取り付けられた掛金
のテーパー面に沿って押圧して、その分力により掛金を
先端が開く方向に回動させ、この結果、掛金の先端は受
金から離脱して、扉は開扉可能となる。
【0013】従って、本考案に係る扉用ハンドルは、扉
の開閉時には、レバーを回動させるだけでよく、受金に
加わる衝撃力は殆どないため、掛金や受金の摩耗や破損
の発生を防止することが出来る。この時、掛金はハンド
ル本体内に収納されているので、掛金のためのカバーが
不要となり、扉を薄型にすることが出来る。
【0014】又、本考案に係る扉用ハンドルは、レバー
の外側に沿って、レバーの枢軸と同軸に補助レバーを有
し、該補助レバーの回動を規制する鍵機構を備えたの
で、鍵を掛けた時には庫外側のハンドルを引いただけで
は扉を開くことは出来ず、しかも庫内側からはレバーを
非常解除装置を介して押圧することにより、庫内側から
簡単に扉を開くことが出来て鍵操作が容易であり、且つ
人が庫内に閉じ込められることがなく使用上安全であ
る。
【0015】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案を更に詳しく説
明する。図1は本考案に係る扉ハンドルの一実施例を示
す一部省略断面図、図2は図1の扉ハンドルの作用を説
明する一部省略断面図、図3は図2における掛金の開閉
状態を示す要部平面図、図4は図2におけるI−I線断面
図、図5は図1、2の扉ハンドル実施例におけるアーム
レバーの部品図で、(A)は正面図、(B)は平面図、
(C)は右側面図、図6は本考案に係る扉ハンドル掛金
のばねの他の実施例を示す正面図、図7は本考案に係る
扉ハンドル掛金の音消しラバー取り付け状態を示し、一
対の掛金の一方の側のみを示した平面図、図8は本考案
に係る扉ハンドルの他の実施例を示す一部省略断面図、
図9は図8における実施例のレバー及び補助レバーと鍵
機構の要部を示す説明図で、(A)は正面断面図、
(B)は鍵機構のロック棒とレバー及び補助レバーとの
関係を示す分解斜視図である。
【0016】図1において、ハンドル本体2は、扉20
に対して、その片側基端2aが後述する非常解除装置3
0のナット30dと案内筒30eの嵌合により固定さ
れ、その先端中央寄りに台座2bにねじで固定された係
止片2cが扉20にねじで固定された係止片20aに固
定されている。更に、ハンドル本体2は、長手方向にレ
バー3が設けられ、レバー3の一端はハンドル本体2の
先端近傍の内面に設けられた枢軸5によって、回動可能
に軸支されている。又、ハンドル本体2の内面とレバー
3との間にはレバースプリング6が装着され、レバー3
を反時計方向に回動付勢している。更に、ハンドル本体
2内には、枢軸9を介してアームレバー8が回動可能に
設けられ、アームレバー8の一端はレバー3の整合する
位置である係合部3aに係合し、アームレバー8の他端
は掛金の整合する位置である係合部11aに係合してい
る。尚、図5にアームレバー8の部品図を示して、図
1、2の理解の一助にする。
【0017】更に、ハンドル本体2の先端部内面には扉
20面に対して直角の方向に、枢軸5の近傍に台座12
が設けられ、台座12の先端には一対の掛金11がねじ
14を介して扉20の面に対して平行の方向に回動可能
に取り付けられている。掛金11はL形状に形成され、
掛金11の扉20の面に平行な一辺間には、図3に示す
ように、先端を近接する方向に回動付勢するばね13が
装着されている。更に、台座12の軸に平行な一辺の先
端は、図4に示すように、内側に向かって傾斜したテー
パー面11bが左右対称に設けられている。
【0018】一方、筐体22の開口部23前面片側には
前面に平行に受金26がL形受金支持片27と受座28
を介して筐体22に取り付けられている。受金26は受
金26の台座26aの山形状刃26bとL形受金支持片
27の山形状刃27aが噛み合ってビス固定されてお
り、台座26aに形成された長孔へのビス止め位置の調
整によって受金26の位置を扉面に直角の方向に調節出
来ると共に、掛金11の先端が相互に近接したときに受
金26と係合するようになっている。受金26の掛金1
1に係合する部分26cは平面状に形成され、掛金11
の係合部11cが係合し易い形状になっている。L形受
金支持片27の基部27bには長孔が形成され、受座2
8の溝に沿って扉面と平行の方向に調節自在に固定出来
るようになっているので、掛金11の係合部11cと受
金26の係合部26cとの係合深さを調節出来る。受座
28の基部28aにはピン28bが植設され、開口部枠
24の固定孔に嵌合すると共に、二重安全装置40の固
定ボルト40bで固定されている。
【0019】非常解除装置30は、合成樹脂製のナット
30d及び扉20を貫通した合成樹脂製の案内筒30e
内に、庫内側から取手30aに固着した押棒30bをば
ね30cを介して挿入し、ピン30fにより固定したも
ので、押棒30bは常にばね30cによって庫内側に付
勢されている。
【0020】二重安全装置40は、庫内側に配置された
取手40aと取手40aに固着した固定ボルト40bを
有し、上記受金27及び受座28をナット40cで固定
したものである。
【0021】次に、上記構成を有する本実施例の扉ハン
ドルの作用について説明する。図2において、扉20を
筐体22に対して閉じた状態では、一対の掛金11は、
ばね13の付勢力により先端係合部11cが近接してお
り、筐体22に固定された受金26に係合して扉20が
閉じた状態に保持されている。扉20を開く場合には、
レバー3をハンドル本体2と共にレバースプリング6の
付勢力に抗して把持し、レバー3を枢軸5を中心にして
時計方向に回動する。この時アームレバー8は、係合部
3aを介してレバー3に押圧され、枢軸9を中心にして
時計方向に回動され、アームレバーの先端8aが二点鎖
線で示した上昇位置に至る。
【0022】この結果、アームレバー8の先端8aは、
図4に示すように、掛金11のテーパー面11bに沿っ
て矢印10方向に移動し、掛金11は、図3に示したよ
うに、ねじ14を中心にて、ばね13の付勢力に抗して
矢印15方向に回動し、受金26が一対の係合部11c
間を通り抜けられる位置まで拡開する。そして掛金11
の先端係合部11cは、受金26から離れてロックが解
除され、この状態で扉20を開くことが出来る。再び、
扉20を閉じる時には、レバー3を握って掛金11の先
端係合部11cを受金26から退避させた状態で閉扉
し、レバー3を離せば、レバー3はレバースプリング6
の付勢力により、反時計方向に回動し、アームレバー8
は、係合部3aからの規制を開放され、掛金11のばね
13の付勢力により反時計方向に戻され、掛金11の先
端係合部11cが近接し、受金26と係合してロックさ
れる。
【0023】本実施例によれば、扉20の開閉時にレバ
ー3を回動させ、アームレバー8を介して掛金11を回
動させて、筐体22側の受金26とハンドル本体2側の
掛金11との係合又は解除を行なうだけでよいので、受
金26に衝撃力が加わらず、受金26及び掛金11の摩
耗や破損の発生を防止することが出来、しかも閉扉時に
確実に閉扉状態を保持することが出来る。又、掛金11
はハンドル本体2内に収納されているので、掛金11の
ためのカバーが不要になり、扉20を薄型にすることが
出来る。
【0024】次に、図1において、扉20側に設けられ
た非常解除装置30の作用について説明する。何らかの
原因で作業者が庫内に閉じ込められた場合には、取手3
0aをばね30cに逆らって押圧することにより、押棒
30bはレバー3の一端を時計回り方向に回動させるの
でレバー3を直接把持したときと同じ状態となり、レバ
ー3の係合部3aはアームレバー8の一端を押圧し、ア
ームレバー8の他端は掛金11のテーパー面11bに沿
って押圧し、掛金11の先端係合部11cを図3の矢印
15の方向に回動させるので、掛金の先端係合部11c
は受金26から外れ、扉20は開扉可能になり、庫内に
閉じ込められた作業者は無事に脱出することが出来る。
【0025】更に、非常解除装置30が故障、凍結等で
正常に働かなかった場合には、筐体22側に取り付けら
れた二重安全装置40の取手40aを回動して、固定ボ
ルト40bとナット40cとの嵌合を外すと、受金支持
片27及び受金26は受座28から外れ脱落するので、
掛金11は自由になり、扉20は開放され、庫内に閉じ
込められた作業者は無事に脱出することが出来る。
【0026】図6は、本考案に係る扉ハンドル掛金のば
ねの他の実施例で、ばね13は、台座12の先端側に、
台座を軸にして嵌合され、一端13aは一対の掛金11
の係合部11cを互いに近接する方向(図3の矢印15
と反対方向)に回動付勢し、他端は台座12に固定した
ものである。
【0027】図7は、本考案に係る扉ハンドル掛金の操
作時に発生する衝突音を消すラバー取り付け状態を示
し、一対の掛金11の一方の側のみを示したものであ
る。掛金11の他方の側は、この図の中央線7と対象に
設けられる。そして掛金11の係合部11cとは反対側
の端近傍11e外側に音消しラバー11dを取り付けた
ものである。これにより、扉開閉時の掛金11とハンド
ル本体との衝突音と衝撃を和らげる働きをする。
【0028】図8は、本考案に係る扉ハンドルの他の実
施例を示す一部省略断面図である。図8の扉用ハンドル
は、図1のレバー3の外側に沿って、レバー3の枢軸5
と同軸に補助レバー4を有し、補助レバー4の回動を規
制する鍵機構16を備えたものである。図9(A)、
(B)に示すように、ロック棒17は、その先端に縦長
突起17aとその隣接下部に丸状突起17bを有する。
一方、レバー3には、ロック棒17の縦長突起17a及
び丸状突起17bを遊嵌する丸孔3bが設けられ、補助
レバー4には、縦長孔4aが設けられ、この縦長孔4a
は、ロック棒17の縦長突起17aを補助レバー4の縦
長孔4a方向(図の矢印18方向)に向けた際には遊嵌
し、縦長孔4aに直角の方向に向けた際には、縦長突起
17aは縦長孔4aに遊嵌も嵌合もしない。従って、ロ
ック棒17の縦長突起17aを補助レバー4の縦長孔4
a方向に向けて固定した際には、レバー3及び補助レバ
ー4は共に時計方向に回動し、扉を開扉することが出来
る。ロック棒17の縦長突起17aを補助レバー4の縦
長孔4a方向とは直角の方向に向けて固定した際には、
レバー3は回動するが、補助レバー4は回動せず、扉は
開扉しない。
【0029】以上この考案を図示の実施例について詳し
く説明したが、それを以ってこの考案をそれらの実施例
のみに限定するものではなく、例えば、上記実施例にお
いて掛金11は一対のL形状のものであったが、1個の
L形状のものであっても良い。このように、この考案の
精神を逸脱せずして種々改変を加えて多種多様の変形を
なし得ることは云うまでもない。
【0030】
【考案の効果】本第1考案によれば、扉用ハンドルは、
レバーの回動を受けて、掛金と受金の係脱を行なわせる
アームレバーと、扉の面に平行に回動可能に前記ハンド
ル本体に軸支され、一端はテーパー面を有した掛金とを
備え、アームレバーは、前記レバーの回動によって掛金
のテーパー面を押圧し、掛金の係脱回動を行なわせるも
のであるので、小さな力で扉の開閉が行なえ、従って各
部品の破損や摩耗の発生を防止することが出来、しかも
閉扉時に確実に閉扉状態を保持することが出来る。
【0031】本第2考案によれば、扉用ハンドルは、前
記レバーの外側に沿って、レバーの枢軸と同軸に補助レ
バーを有し、補助レバーの回動を規制する鍵機構を備え
たものであるので、本第1考案の効果に加え、冷蔵庫等
の庫内物の管理のための鍵操作が容易であり、且つ作業
者等が庫内に閉じ込められることがなく、使用上安全で
経済的な扉用ハンドルである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る扉ハンドルの一実施例を示す一部
省略断面図である。
【図2】図1の扉ハンドルの作用を説明する一部省略断
面図である。
【図3】図2における掛金の開閉状態を示す要部平面図
である。
【図4】図2におけるI−I線断面図である。
【図5】図1、2の扉ハンドル実施例におけるアームレ
バーの部品図で、(A)は正面図、(B)は平面図、
(C)は右側面図である。
【図6】本考案に係る扉ハンドル掛金のばねの他の実施
例を示す正面図である。
【図7】本考案に係る扉ハンドル掛金の音消しラバー取
り付け状態を示し、一対の掛金の一方の側のみを示した
平面図である。
【図8】本考案に係る扉ハンドルの他の実施例を示す一
部省略断面図である。
【図9】図8における実施例のレバー及び補助レバーと
鍵機構の要部を示す説明図で、(A)は正面断面図、
(B)は鍵機構のロック棒とレバー及び補助レバーとの
関係を示す分解斜視図である。
【図10】従来技術に係る扉ハンドルを示す一部省略断
面図である。
【図11】従来技術に係る他の扉ハンドルを示す一部省
略断面図である。
【符号の説明】
1 扉用ハンドル 2 ハンドル本体 3 レバー 4 補助レバー 5 枢軸 8 アームレバー 11 掛金 11b テーパー面 16 鍵機構 20 扉 22 筐体 23 開口部 26 受金
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E05C 1/00 - 3/40 E05B 1/00 311 F25D 23/02 F25D 23/02 306

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫等の筐体に固定された受金と、前
    記筐体の開口部の一端に回動可能に取り付けられた扉に
    付設されたハンドル本体の内側に沿って設けられ一端が
    前記ハンドル本体に回動可能に装着されたレバーの操作
    によって回動する掛金とが係脱可能に係合する扉用ハン
    ドルにおいて、該扉用ハンドルが、前記レバーの回動を
    受けて前記掛金と前記受金の係脱を行なわせるアームレ
    バーと、前記扉の面に平行に回動可能に前記ハンドル本
    体に軸支され、一端はテーパー面を有した掛金とを備
    え、前記アームレバーは、前記レバーの回動によって前
    記掛金のテーパー面を押圧し、前記掛金の受金への係脱
    回動を行なわせるものであることを特徴とする扉用ハン
    ドル。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記扉用ハンドル
    は、前記レバーの外側に沿って、前記レバーの枢軸と同
    軸に補助レバーを有し、該補助レバーの回動を規制する
    鍵機構を更に備えたものであることを特徴とする扉用ハ
    ンドル。
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