JP2883561B2 - 扉用ロックハンドル装置 - Google Patents

扉用ロックハンドル装置

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JP2883561B2
JP2883561B2 JP7240691A JP24069195A JP2883561B2 JP 2883561 B2 JP2883561 B2 JP 2883561B2 JP 7240691 A JP7240691 A JP 7240691A JP 24069195 A JP24069195 A JP 24069195A JP 2883561 B2 JP2883561 B2 JP 2883561B2
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直之 杉本
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Takigen Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は貨物自動車の冷蔵
・冷凍コンテナー等の扉に装備され、扉をコンテナー本
体等の固定枠体に対し係止施錠するのに使用される扉用
ロックハンドル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来のコンテナー扉用ロックハンドル
装置では、扉の正面側に固着した基板に軸受板部を突設
し、該軸受板部にハンドルの基端部を枢軸によって枢着
し、該枢軸に連結したロック軸を扉の正面側に突設した
案内金具に挿通し、コンテナー本体側の受金に係合する
掛金を該ロック軸の先端部に設け、ハンドルを該枢軸を
中心に引っ張り回転させることによって、該受金から掛
金を離脱させて、コンテナー本体に対する扉の係止施錠
を解除する。また、この扉用ロックハンドル装置では、
扉をコンテナー本体に対し係止施錠した後、荷物の盗難
を防止するために、基板に突設した錠止板部をハンドル
の先端部の長孔に嵌挿し、ハンドルより突出した錠止板
部の透穴に南京錠のフック棒を挿通して、ハンドルを基
板に施錠するようになっている。
【0003】しかしながら、このようなハンドル装置で
は、ハンドルとロック棒及び案内金具がいずれも扉の正
面側に突出配置されている為、コンテナーの外観をすっ
きりしたデザインに仕上げることができないだけでな
く、ロック軸が扉開放時に他物体と衝突して歪曲変形し
た時には、ハンドルの引っ張り回転操作が円滑に行えな
くなる難点がある。さらに、コンテナー本体内に作業中
に誤って外部から扉が閉鎖施錠され、南京錠がハンドル
にかけられた時には、閉じ込められた作業員は自力では
扉を解錠開放して脱出することができず、そのまま放置
された時には窒息死する危険性がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 従って本発明の目的
は、を固定枠体に対して係止施錠した後、盗難防止の
ためにハンドルをケースに対して堅固に施錠できると共
に、ハンドルの施錠状態においても、閉じ込められた者
が内側から的確に解錠操作して脱出できる扉用ロックハ
ンドル装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明の扉用ロックハ
ンドル装置では、扉1に埋め込み固着されるケース2に
ハンドル3の基端部を枢軸4により枢着し、枢軸4に連
動するロック軸5を扉1の内部に埋め込み配置し、該ロ
ック軸5に固定枠体6側の受金7と係脱する掛金8を設
ける。ケース2の底壁部に突設した受軸10と先端部が
係脱するフックレバー11と、フックレバー11の基端
部と係合する補助ハンドル16を、枢軸13により共に
ハンドル3に枢着し、バネ14によってフックレバー1
1を受軸10に係合する方向に回転付勢する。ハンドル
3の中間部に錠前ユニット23を設け、錠前ユニット2
3のロータに連動する錠止板24を設け、錠前ユニット
23のロータを施錠位置に回した時、補助ハンドル16
の動きを阻止する制止突起24aを錠止板24に設け、
ハンドル3をバネ9によりケース2内に没入する方向に
回転付勢する。
【0006】そして、ケース2の底壁部に透孔21を設
け、該透孔21からケース2内に挿入され、先端部でフ
ックレバー11の受動端部11aを押して、フックレバ
ー11を先端部が受軸10から離脱する方向に回転させ
る内側操作棒22を扉1の内側に設ける。
【0007】ケース2の空所に手を差し込んでハンドル
3を握り、補助ハンドル16を枢軸13を中心に回転さ
せると、補助ハンドル16に係合するフックレバー11
がバネ14に抗して枢軸13を中心に回転し、ケース2
の底壁部の受軸10からフックレバー11の先端部が離
脱することによって、ケース2に対するハンドル3の係
止施錠が解除される。そこでバネ9の付勢に抗して枢軸
4を中心にハンドル3をケース2から引出し回転させる
と、枢軸4と一体にロック軸5が回転する。このロック
軸5の回転によって掛金8が固定枠体6側の受金7から
離脱する為、固定枠体6に対する扉1の係止施錠が解除
され、ハンドル3をさらに引き出すことによって扉1が
開放操作される。ハンドル3から手を離すと、ハンドル
3はバネ9の付勢によってケース2内に向かって復帰回
転する。
【0008】荷物の搬出入作業の終了後、扉1を閉鎖し
てハンドル3の全体をケース2内に押し込むと、フック
レバー11先端の受動縁部11aが受軸10に当接する
為、フックレバー11はバネ14の付勢に抗して回転
し、フックレバー11の先端部が受軸10に深く係合す
ることによって、ハンドル3をケース2に対して再び係
止施錠する。扉1を固定枠体6に係止施錠した後、ハン
ドル3を施錠したい時には、錠前ユニット23のロータ
を所定の鍵によって施錠方向に回し、錠止板24の制止
突起24aを補助ハンドル16の前面に移動させる。こ
の制止突起24aと補助ハンドル16の係合によって、
外部よりフックレバー11の先端部を受軸10から離脱
することができなくなり、ハンドル3を操作することが
できなくなる。
【0009】作業員が固定枠体6内に閉じ込められ、上
記のようにハンドル3が錠前ユニット23と錠止板24
によって施錠された場合には、当該作業員はケース2の
底壁部の透孔21から内側操作棒22を挿入し、内側操
作棒22の先端部でフックレバー11の受動端部11a
を直接押せば良い。この内側操作棒22の押し込み操作
によって、フックレバー11がバネ14の付勢に抗して
枢軸13を中心に回転し、フックレバー11の先端部が
受軸10から離脱して、ケース2に対するハンドル3の
拘束も解除される。ここで、内側操作棒22をさらに押
してフックハンドル11の受動端部11aでハンドル3
の背面を押すとハンドル3がケース2から押し出され、
ロック軸5が解錠方向に回転する。このロック軸5の回
転によって掛金8が受金7から離脱するため、固定枠体
6に対する扉1の係止施錠が解除され、閉じ込められた
作業員はただちに扉1を内側から押し開いて脱出する。
【0010】
【発明の実施の形態】 図示の実施形態では、箱型のケ
ース2は扉1に埋め込まれ、ネジ17によって締付固着
されている。枢軸4はハンドル3の基端部に取りつけら
れたパイプ押え27に挿入され、ネジ28により仮締め
される。この状態で掛金8と受金7の掛り具合をチェッ
クし、最適な状態に微調節し、枢軸4,パイプ押え27
に横断孔19,20をあけ、ネジ18により本締め固定
されている。ロック軸5は適当な継手部材を介して、又
は、直接枢軸4の先端部に連結され、扉1の内部に挿通
されるか、扉1の背面側に露出して配置されている。必
要に応じてロック軸5は案内金具12に挿通される。ロ
ック軸5の先端部は扉1の縁枠材15の内側に配置さ
れ、掛金8は該先端部に嵌合固着されている。受金7
は、コンテナー本体6の正面側にビス留めや溶接によっ
て固定されるが、扉1の閉鎖時には縁枠材15の背面側
に隠蔽される。巻き締めコイルバネで構成した付勢用バ
ネ14のコイル部は枢軸13に嵌合され、巻き締めコイ
ルバネで構成した付勢用バネ9のコイル部は枢軸4に嵌
合されている。
【0011】ケース2の底背部の背面側には、透孔21
と同軸に案内盤25が設けられている。緊急時に内側操
作棒22を捜すことなく直ちに使用できるよう、内側操
作棒22は案内盤25の中央孔25aに常時挿通してお
くのが望ましい。また、冷気の逸出防止の為、案内盤2
5の全体を円錐筒型蛇腹体26で包囲し、蛇腹体26の
先端部を内側操作棒22に気密に取りつけることが望ま
しい。蛇腹体26内には復帰付勢用の圧縮コイルバネを
収容することができる。尚、コンテナー本体6に庫内灯
が完備されており、内側操作棒22の所在をただちに確
認できる時には、内側操作棒22は常時は案内盤25か
ら取りはずしておくこともできる。
【0012】この扉用ロックハンドル装置では、扉1に
埋め込み固着されるケース2にハンドル3の基端部を枢
軸4により枢着し、枢軸4に連動するロック軸5を扉1
の内部に埋め込み配置し、該ロック軸5に固定枠体6側
の受金7と係脱する掛金8を設け、ケース2の底壁部に
突設した受軸10と先端部が係脱するフックレバー11
と、フックレバー11の基端部と係合する補助ハンドル
16を、枢軸13により共にハンドル3に枢着し、バネ
14によってフックレバー11を受軸10に係合する方
向に回転付勢したため、コンテナー等の扉1の正面を簡
約化されてすっきりとしたデザインに仕上げることがで
き、又、ロック軸5が扉1の開放時に他物体と衝突する
事態があり得ないので、ロック軸5の歪曲変形に夜作動
不良が発生することがなく、常に円滑に作動する。ハン
ドル3の中間部に錠前ユニット23を設け、錠前ユニッ
ト23のロータに錠止板24を固着してあるので、扉1
を固定枠体6に対して係止施錠した後、錠前ユニット2
3のロータを施錠位置に回し、錠止板24の制止突起2
4aを補助ハンドル16に係合させることによって、ハ
ンドル3をケース2に対して堅固に錠止することがで
き、荷物の盗難を的確に防止することができる。
【0013】
【発明の効果】 以上のように本発明の扉用ロックハン
ドル装置では、 固定枠体6内に閉じ込められられ、ハン
ドル3を錠前ユニット23と錠止板24によって施錠さ
れてしまった場合には、ケース2の底壁部の透孔21か
ら挿入した内側操作棒22でフックレバー11の受動端
部11aを押して、フックレバー11の先端部が受軸1
0から離脱する為、内側操作棒22をさらに押すことに
よって、ハンドル3とロック軸5を解錠方向に回転操作
することができ、閉じ込められた者は扉1を独力で解錠
開放して即時に脱出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る扉用ロックハンド
ル装置を取りつけたコンテナーの要部正面図である。
【図2】 該扉用ロックハンドル装置の正面図である。
【図3】 図2のA−A線断面図である。
【図4】 図2のB−B線断面図である。
【図5】 図2のC−C線断面図である。
【図6】 該扉用ロックハンドル装置のケース底壁の透
孔に内側操作棒を装備した場合の縦断面図である。
【符号の説明】
1 扉 2 ケース 3 ハンドル 4 枢軸 5 ロック軸 6 固定枠体 7 受金 8 掛金 9 バネ 10 受軸 11 フックレバー 12 案内金具 13 枢軸 14 バネ 15 縁枠材 16 補助ハンドル 17 ネジ 18 ネジ 19 横断孔 20 横断孔 21 透孔 22 内側操作棒 23 錠前ユニット 24 錠止板 25 案内盤 26 円錐筒蛇腹体 27 パイプ押え 28 ネジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉1に埋め込み固着されるケース2にハ
    ンドル3の基端部を枢軸4により枢着し、枢軸4に連動
    するロック軸5を扉1の内部に埋め込み配置し、該ロッ
    ク軸5に固定枠体6側の受金7と係脱する掛金8を設
    け、ケース2の底壁部に突設した受軸10と先端部が係
    脱するフックレバー11と、フックレバー11の基端部
    と係合する補助ハンドル16を、枢軸13によりハンド
    ル3に枢着し、バネ14によってフックレバー11を受
    軸10に係合する方向に回転付勢し、ハンドル3の中間
    部に錠前ユニット23を設け、錠前ユニット23のロー
    タに連動する錠止板24を設け、錠前ユニット23のロ
    ータを施錠位置に回した時、補助ハンドル16の動きを
    阻止する制止突起24aを錠止板24に設け、ハンドル
    3をバネ9によってケース2内に没入する方向に回転付
    勢し、ケース2の底壁部に透孔21を設け、該透孔21
    からケース2内に挿入され、先端部でフックレバー11
    の受動端部11aを押して、フックレバー11を先端部
    が受軸10から離脱する方向に回転させる内側操作棒2
    2を扉1の内側に設けた扉用ロックハンドル装置。
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JP4502600B2 (ja) * 2003-06-05 2010-07-14 コクヨ株式会社 収納家具
JP4991824B2 (ja) * 2009-10-29 2012-08-01 タキゲン製造株式会社 ハンドル装置

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JP3057618B2 (ja) * 1991-08-30 2000-07-04 日野車体工業株式会社 扉のハンドル装置
JP3035172U (ja) * 1996-08-28 1997-03-11 株式会社ロンアルヴィ 調理用袋

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