JP3035172U - 調理用袋 - Google Patents

調理用袋

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JP3035172U
JP3035172U JP1996008677U JP867796U JP3035172U JP 3035172 U JP3035172 U JP 3035172U JP 1996008677 U JP1996008677 U JP 1996008677U JP 867796 U JP867796 U JP 867796U JP 3035172 U JP3035172 U JP 3035172U
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cooking
cooking bag
rice
bag
bag according
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JP1996008677U
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Inventor
善照 古田
Original Assignee
株式会社ロンアルヴィ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 米とぎと炊飯の両方に使用可能で、かつ、取
扱性の良好な調理用袋を提供すること。 【解決手段】 食物洗浄・調理に使用される調理用袋1
1。透水性及び耐熱性を有する材料で形成されたシート
状物を縫合して形成されており、上端が開口幅を底部幅
と同一またはそれ以上とする開口とされ、側部の略中央
部が縮径され、かつ、側部の中央部付近から下端にかけ
て拡径され、底部が平板状円形とされた形状であること
を特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、食品洗浄等に使用される調理用袋、特に、米とぎ時及び炊飯時に使 用するのに好適な調理用袋に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、食品洗浄等に使用される調理用袋としては、例えば実公平4−4566 9号公報で提案されている洗浄、晒し用収納袋を挙げることができる。
【0003】 「収納袋本体と該収納袋本体の一端部に形成された収納物出入口からなり、前 記収納袋本体は通水性を有するシート状素材からつくられており、前記収納物出 入口は該収納袋本体の最大幅よりも狭い開口幅となっており、該収納付(「該収 納物」の記載ミスと思われる)出入口には弾性を有する一対のシート材が設けら れていることを特徴とする洗浄、晒し用収納袋。」
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記洗浄、晒し用収納袋では、収納物出入口の幅が狭くて薄く、かつ 、弾性を有する一対のシート材が設けられているため、米を入れにくかった。ま た、底面が小さく、収納袋にいれたまま炊飯するのに適していなかった。
【0005】 また、内部に洗った米を入れ、炊飯器内にいれてともに炊くことのできる長方 形または正方形のネット状物である炊飯用ネットも従来、市販されている。
【0006】 しかし、この炊飯用ネットは、ご飯が炊き上がったときにひっくり返すことが 困難である。また、ネットを洗ったり干したりする場合に場所を取るため、取扱 性が良好ではない。
【0007】 本考案は、上記にかんがみて、米とぎと炊飯の両方に使用可能で、かつ、取扱 性の良好な調理用袋を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記課題を下記構成により解決するものである。
【0009】 食物洗浄・調理に使用される調理用袋であって、 透水性及び耐熱性を有する材料で形成されたシート状物を縫合して形成されて おり、 上端が開口幅を底部幅と同一またはそれ以上とする開口とされ、側部の略中央 部が縮径され、かつ、側部の中央部付近から下端にかけて拡径され、底部が平板 状円形とされた形状であることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0011】 (1) 図1に、本考案の一実施形態である調理用袋を示す。
【0012】 調理用袋11は、上端が開口幅を底部幅と略同一とする開口とされ、側部の略 中央部が縮径し、かつ、側部の中央部付近から下端にかけて拡径され、底部が平 板状円形とされた形状とされている構成である。
【0013】 袋本体13は耐熱性を有する合成繊維よりなるネット状物で形成されており、 縫合部である、底面部15の周囲及び両側部には、耐熱性を有する合成繊維より なる織布で形成された補強布17が配され、ともに縫合されている。
【0014】 そして、両側部に配された補強布17の上端及び下端には、耐熱性を有する合 成繊維よりなる織布で形成された持ち手19がループ状に配設されている。
【0015】 袋本体、補強布及び持ち手を形成する耐熱性を有する合成繊維としては、炊飯 に使用するため、200℃程度の耐熱性を有する合成繊維が好ましく、耐熱性ポ リエステル系(ポリエチレンテレフタレート等)、ポリアミド系(66ナイロン 等)、ポリビニルアルコール系(ビニロン)、レーヨン繊維、アクリル繊維、ア セテート繊維等を挙げることができる。具体的には、「東レテトロン」(東レ製 )等を挙げることができる。
【0016】 袋本体の大きさは、炊飯器の容量に応じて数種類用意するものである。また、 袋本体の縮径度及び拡径度は、それぞれ約85〜95%、約105〜115%と する。
【0017】 (2) 本考案の一実施形態である調理用袋の使用態様の一例として、米とぎ及び 炊飯に用いる場合を説明する。
【0018】 調理袋11内に米を計量して入れ、流水にさらしたり、水を張ったおけ等に入 れて調理袋11ごと、外側から手でもんで米をとぐ。次いで、図2に示すように 、炊飯器23内にといだ米Kを調理袋11ごと入れ、そのまま炊く。炊き上がっ たら、調理袋11ごと炊飯器内23より取り出し、炊き上がったご飯を調理袋1 1より保温器等に移す。
【0019】 本考案の調理袋に米を入れてといだ場合、素早くぬか等の汚れを落すことがで き、とぎ水を素早く切ることができる。また、調理袋ごと炊飯器内にいれて炊い た場合、炊飯器の釜と米との間に調理袋による隙間ができるため、熱が米にむら なく伝わる。従って、米とぎ及び炊飯に本考案の調理袋を使用した場合、従来よ りおいしいご飯を炊くことができる。
【0020】 本考案の調理袋には、上端と底部の外部側に計4ケ所の持ち手が配設されてい るため、取扱性に優れている。例えば、炊飯器内より調理袋を取り出す場合には 上端に配設された2ケ所の持ち手を持ち、調理袋よりご飯を保温器等に移す場合 には底部に配設された2ケ所の持ち手を持つと便利である。袋本体を洗う場合に も、持ち手部分を洗濯ばさみ等でとめてほすことができる。
【0021】 また、本考案の調理用袋は、側部の略中央部が縮径され、かつ、側部の中央部 付近から下端にかけて拡径され、底部が平板状円形とされた形状とされているた め、炊飯器の釜の内径の大きさが多少変化しても、対応が可能である。
【0022】 本考案の調理袋は、米とぎ及び炊飯に使用するばかりでなく、例えば、野菜・ 貝類等の洗浄・調理にも使用可能である。
【0023】 図3に示すように、上端に全周にわたって紐状物25を通して、上端を巾着状 に収縮可能とするとともに、両側部に配された補強布17の下端及び紐状物25 の下部付近に、持ち手19が取り付けられている構成とすることも可能である。
【0024】 上端が巾着状に収縮可能とした場合には、内部に米等を入れて洗浄する場合、 中にいれたものが外にこぼれることがない。この巾着状に収縮した上端は、両側 部に配された持ち手を左右方向に引っ張るだけで、開口可能である。なお、図例 では紐状物を1本通したものが示されているが、2本通したものも使用可能であ る。
【0025】 本考案では、袋本体が耐熱性を有する合成繊維よりなるネット状物で形成され ているものが使用されているが、これに限られるものではなく、耐熱性を有し、 かつ、透水性を有するものであれば、合成繊維よりなる織布、不織布等の布地ま たはこれらの布地にパンチング等により穴を開けたもの等を使用することも可能 である。しかし、米をといだり、野菜・貝類などを洗浄する場合にネット状物で 形成されている方が好適であるため、袋本体はネット状物で形成されることが好 ましい。
【0026】 また、本考案では、袋本体の縫合部に補強布が配されているが、これに限られ るものではなく、補強布が配されていないものも使用可能である。しかし、形状 保持性や強度的な見地からは補強布が配されていることが好ましい。
【0027】 さらにまた、本考案では持ち手として、耐熱性を有する合成繊維よりなる織布 で形成されたループ状のものが用いられているが、これに限られるものではなく 、例えば、耐熱性を有する合成繊維よりなる紐状物またはテープ状物で形成して もよく、また、耐熱性を有する合成樹脂製のリング状物等を使用してもよい。
【0028】
【本考案の作用・効果】
本考案の調理用袋は、上記のような構成であるため、以下のような作用・効果 を奏する。
【0029】 上端及び底部の外部側に持ち手が配設されているため、炊飯時や袋本体を洗う 場合の取扱性に優れている。
【0030】 側部の略中央部が縮径され、かつ、前記側部の中央部付近から下端にかけて拡 径された形状であるため、炊飯器の釜の内径の大きさが多少変化しても、対応が 可能であり、経済的である。
【0031】 本考案の調理袋に米を入れてとぐとき、手を米の中へいれずに調理袋ごと外側 から手でもんで行うため、米粒の中での爪の傷付きや手荒れを防ぐことができ、 かつ、素早くぬか等の汚れを落し、とぎ水を素早く切ることができる。
【0032】 調理袋ごと炊飯器に入れて炊くとき、炊飯器の釜と米との間に調理袋による隙 間ができるため、熱が米にむらなく伝わる。従って、従来よりおいしいご飯を炊 くことができる。
【0033】 炊飯器の釜の内部にご飯がこびりついたりすることがなく、釜の手入れも楽に なる。
【0034】 さらに、上端が巾着状に収縮可能とした場合は、米をとぐ場合に、米粒が外へ こぼれるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態である調理用袋の斜視図
【図2】本考案の一実施形態である調理用袋の使用態様
【図3】本考案の他の一実施形態である調理用袋の斜視
【符号の説明】
11、21 調理袋 13 袋本体 15 底面部 17 補強布 19 持ち手

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食物洗浄・調理に使用される調理用袋で
    あって、 透水性及び耐熱性を有する材料で形成されたシート状物
    を縫合して形成されており、 上端が開口幅を底部幅と同一またはそれ以上とする開口
    とされ、側部の略中央部が縮径され、かつ、前記側部の
    中央部付近から下端にかけて拡径され、前記底部が平板
    状円形とされた形状であることを特徴とする調理用袋。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の調理用袋であって、前
    記シート状物が、合成繊維よりなるネット状物であるこ
    とを特徴とする調理用袋。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の調理用袋であって、前
    記シート状物を形成する合成繊維が、耐熱性ポリエステ
    ル系であることを特徴とする調理用袋。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の調理用袋であって、少
    なくとも、上端及び下端の同一軸線上に一箇所ずつ持ち
    手が取り付けられていることを特徴とする調理用袋。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の調理用袋であって、前
    記持ち手が、紐状物からなるループ状のものであり、袋
    本体縫合時にともに縫合されていることを特徴とする調
    理用袋。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の調理用袋であって、袋
    本体の縫合部に沿って補強布がともに縫合されているこ
    とを特徴とする調理用袋。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の調理用袋であって、上
    端に全周にわたって紐状物を通して、上端を巾着状に収
    縮可能とするとともに、少なくとも、上端近傍及び下端
    の同一軸線上に一箇所ずつ持ち手が取り付けられている
    ことを特徴とする調理用袋。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の調理用袋であって、前
    記調理用袋が、米とぎ時及び炊飯時に使用されることを
    特徴とする調理用袋。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0960358A (ja) * 1995-08-25 1997-03-04 Takigen Mfg Co Ltd 扉用ロックハンドル装置
JP2017144245A (ja) * 2017-02-22 2017-08-24 株式会社イグチ 炊飯用ネット
JP2021007696A (ja) * 2019-07-02 2021-01-28 山中産業株式会社 米封入済み洗米バッグ及び洗米パック
JP2021029098A (ja) * 2019-08-13 2021-03-01 有限会社かんこめ 炊飯方法

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