JP3282110B2 - 洗浄用具 - Google Patents

洗浄用具

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JP3282110B2
JP3282110B2 JP32830396A JP32830396A JP3282110B2 JP 3282110 B2 JP3282110 B2 JP 3282110B2 JP 32830396 A JP32830396 A JP 32830396A JP 32830396 A JP32830396 A JP 32830396A JP 3282110 B2 JP3282110 B2 JP 3282110B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽、タイル、調
理器具等の器物或いは身体の洗浄に用いる洗浄用具に関
する。
【0002】
【従来の技術】洗浄用具としては、従来からスポンジ、
ボディブラシ、タオル等が知られており、近年では、合
成繊維製のネット部材を束ねて紐で巻き結んだ洗浄ネッ
トや特殊紡織加工により微凹凸を密に群成させた繊維布
等様々な素材、形状のものが市販されている。
【0003】また石鹸との組合せにおいては、スポンジ
に凹部を設けてそこに液体洗剤を注入し、適量の洗剤を
使用できるようにしたり、上記ネット部材や繊維布を袋
状に加工して固形石鹸を包み込むことで、使用者が洗浄
用具に別個の石鹸を付けて発泡させる手間を省いたり、
ストラップを取り付けて水切りを容易にしたもの等、使
用者の利便性の向上を考慮した技術も知られるところで
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、例えば、ス
ポンジは低価格であるが耐久性、感触、洗浄力に劣り、
一方、ボディブラシは感触、洗浄力には富んではいるも
のの高価である。このように、上記従来品には、価格、
耐久性、感触、洗浄力のバランスがとれ、共に良好な性
能を有するものは無く不都合であった。
【0005】合成繊維製のネット部材を束ねて紐で巻き
結んだ洗浄ネットの場合は、ネット部材が使用につれて
巻き結んだ紐から抜け出てしまい、形状が崩れて使用不
可能になるものであった。また、利便性の向上のために
石鹸を関連させたものにおいて、スポンジに凹部を設け
てそこに液体洗剤を注入し適量の洗剤を使用出来るよう
にしたものでは、石鹸の使用量が過大となってしまい易
く、また固形石鹸を袋状のネット部材や繊維布に内包さ
せたものでは、新しい石鹸の補充ができないといった問
題があるほか、特に、これを身体の洗浄に用いた場合に
は、軟化した固形石鹸の存在により感触の悪いものにな
っていて、別にストラップを設ける必要があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、使用者の洗浄行為に係わる不都合を
無くし、固形石鹸を内包した形態のものにあっては、感
触の悪化や石鹸の無駄使いを抑止したり、石鹸の補充を
簡単にできる洗浄用具を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1記載
の発明にかかる洗浄用具は、可撓性合成樹脂材料を主材
とした筒状若しくは袋状のネット部材を有し、該ネット
部材の相対する両側部を、その筒状若しくは袋状の中心
軸線近傍領域で該中心軸線方向に縫い紐により共縫い
し、該ネット部材の共縫い領域を前記中心軸線方向に縮
小して絞り部を形成するように前記縫い紐を結着し、前
記ネット部材を、該絞り部分を略中心としその全体包絡
形状が略球状体になる構成としたことを特徴とする。
【0008】これによれば、前記共縫い領域を前記縫
紐で絞ると、ネット部材の個々の網目が膨らみながら湾
曲し、該絞り部を略中心としてネット部材全体が弾力を
持った略球形の包絡形状をなす洗浄用具となる。このた
め、合成樹脂を材としたネット部材は弾力ある粗目の
網目で強力な洗浄力により被洗浄面を洗浄し、使用者に
良好な感触を与えると共に、ネット部材の両側部面が互
いに縫製されて、使用するうちにほどけるようなことが
無い。
【0009】特に請求項2に示す発明のように、前記ネ
ット部材として、伸縮性かつ熱可塑性を有する合成樹脂
製ネット素材を用い、少なくともその一部を加熱処理し
て適度な弾性力を得るように形成すると、略球状体のネ
ット部材の形状維持が保たれて、被洗浄体との良好な圧
接力が得られる。前記縫い紐の結着は縫い紐が、前記
ネット部材の共縫い領域を小環形状に縮小した絞り部を
形成すべく一重もしくは複数回絞り部に巻き回して得ら
れる大略小環形状を形成するように結着しても良く、ま
前記ネット部材の共縫い領域を中心軸線方向に縮小
した状態で大略渦巻き状に巻き込んで重合し、縫い紐の
内外両端相互を前記ネット部材を通して結着しても良
い。
【0010】また、請求項記載の発明は、前記ネット
部材が単数のみではなく、複数であっても良いとした。
例えば前記ネット部材の複数を前記中心軸線方向に整
列させ、これらネット部材の両側部を、その筒状若しく
は袋状の中心軸線近傍領域で該中心軸線方向に縫い紐に
より共縫いして前記共縫い領域を形成しても良く、ま
前記ネット部材の複数を、それぞれの中心軸線が略
平行になるように重合させ、これら複数のネット部材の
両側部を同時一体的に共縫いして前記共縫い領域を形成
しても良い。この場合、前記複数のネット部材の各々
は、伸縮性かつ熱可塑性を有する合成樹脂製ネット素材
からなり、このうち少なくとも1つは加熱処理してあ
り、且つ少なくとも1つは加熱処理していないものを用
いて、弾力および収縮性の異なるネット部材を組合せ
も良い
【0011】また前記ネット部材の複数を、それぞれ
の中心軸線が略共通になるように同心的に重合させ、こ
れら複数のネット部材の両側部を同時に共縫いして前記
共縫い領域を形成しても良い。この場合、前記同心的に
重合させた複数のネット部材の各々は、伸縮性かつ熱可
塑性を有する合成樹脂製ネット素材からなり、このうち
少なくとも最外部に位置するネット部材は加熱処理して
あり、且つ少なくとも最内部に位置するネット部材は加
熱処理していないものを用いて、弾力および収縮性の異
なるネット部材を組合せても良い
【0012】また、前記複数のネット部材はそれぞれ
ネットの構成繊維の太さ或いは断面形状等の物理的条件
が異なる構成として、洗浄力並びに洗浄感覚に変化をつ
けてもよい。また種類の異なるネット部材の混在比率を
調整することで、所望の洗浄力或いは肌触り等を得る
ともできる。前記共縫い領域を共縫いする縫い紐は
本の縫い紐によりネット部材を共縫いしても良く、ま
平行な2本の縫い紐により所定の間隔を保って平行に
共縫いしても良い。
【0013】また請求項に記載の発明の様に、固形洗
剤を前記ネット部材に装着して、別に洗剤を用意する必
要を無くすることも出来る。このようにすれば、本発明
にかかる洗浄用具を水または湯に濡らして簡便に洗浄を
行うことができる。この固形洗剤を装着する方法として
洗浄用具の中心部分たる前記絞り部内に、前記固形
洗剤を固定配設することが出来る。具体的には前記固
形洗剤が中央部外周に環状凹部を有し、該固形洗剤を収
納袋に収納した状態で、前記固形洗剤の周りを前記共縫
い領域が囲みかつ前記環状凹部周囲を前記共縫い領域外
面で前記縫い紐が囲むようにして、前記絞り部内に固形
洗剤を固定配設することが出来る。また前記固形洗剤
を2個収納袋に収納した状態で、該2個の前記固形洗剤
の周りを前記共縫い領域が囲みかつ2つの固形洗剤間に
実質的に形成される環状凹部周囲を前記共縫い領域外面
で前記縫い紐が囲むように、前記絞り部内に固形洗剤を
固定配設することも出来る。更には前記ネット部材の
大略渦巻き状に巻き込んだ共縫い領域の内端内に、中央
部外周に環状凹部を有しかつ収納袋に収納されたヒョウ
タン形の固形洗剤を収納し、前記共縫い領域を該固形洗
剤の周りに渦巻き状に巻き付くように、縫い紐を前記固
形洗剤の環状凹部に巻き回し、該縫い紐の内外端相互を
前記ネット部材を通して結着することも出来る。
【0014】このようにすれば、共縫い領域を絞る際
に、同時に縫い紐が固形洗剤の環状凹部に食い込んで、
ネット部材に容易に固形洗剤を固定装着出来る。この場
前記収納袋を、前記固形洗剤が前記収納袋内に挿脱
自由な少なくとも一つの開口端を有する構成とすれば、
該開口端を通じて新しい固形洗剤に交換若しくは追補
きる。収納袋は、同様なネット部材を用いると、泡切
れ、水切れが良く好ましい。
【0015】固形洗剤を前記ネット部材に装着する他の
方法としては固形洗剤を、2本の縫い紐間の前記絞り
部内に配設しても良い。このような配置とすれば、固形
洗剤は、2 本の縫い紐とネット部材の共縫い領域とによ
り全体が包まれて、納まりよくネット部材に固定装着出
来る。固形洗剤は、必ずしもネット部材の絞り部内に固
定装着する必要はない。例えば略球状体のネット部材
の表面に固定装着して、固形洗剤を視認するようにして
も良い。このようにすれば、固形洗剤を、紐で、あるい
は固形洗剤の入った収納袋を面ファスナーで、簡単にネ
ット部材に固定装着可能であるから、製作が簡略化され
る。また前記伸縮性かつ熱可塑性を有する合成樹脂製
ネット素材からなる加熱処理していないネット部材内部
に少なくとも1つの固形洗剤を装着する構成とすれば
加熱処理していないネット部材の収縮性により固形洗剤
を安定して保持することができる。
【0016】全体的に言えることであるが、前記ネット
部材の筒状若しくは袋状の開放端部は、ネット構成部材
の切断端部が被洗浄面を傷める虞がある場合、或いは肌
の感触を損なう虞がある場合に該開放端部を内側に折
り返して、切断端部を被洗浄面に対して突き出さないよ
うにした方が好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の実施形態
における洗浄用具の外観を示し、全体の包絡形状が略球
状をなす略球状体10に、吊り下げ用のストラップ20が取
り付けてある。かかる洗浄用具は図2に示されるような
工程を経て製造される。即ち、網目を為す筒状若しくは
一方の開口端が閉鎖された袋状のネット部材11を偏平に
して、該ネット部材11の相対する両側部11a,11b を重合
し、その筒状の中心軸線l近傍領域で該中心軸線l方向
に縫い紐12により同時に共縫いする。この結果、ネット
部材11は、その可撓性の為、縫い紐12の両側に断面ルー
プ状の弾力性のある膨らみを持った形状となる。
【0018】そしてこのネット部材11の共縫い領域13
を、その中心軸線方向に長さを縮小するように、縫い紐
12の両端を図2(c)の矢線方向に回し、同図(d)あ
るいは(e)のごとく小環形状に結着して絞り部14を形
成する。これにより、前記共縫い領域13は、前記小環状
の縫い紐12に絞られて前記中心軸線l方向に縮小し、該
絞り部14を中心にその周りにネット部材11が弾性をもっ
て広がる。
【0019】広がったネット部材11の包絡形状は、ネッ
ト部材11の絞り部14を中心とする略球状体10を構成す
る。吊り下げ用のストラップ20は、前記縫い紐12に結着
されるか、若しくは縫い紐12の外方で共縫い領域13の周
囲に巻き回して結着する。縫い紐12そのものを延長して
ストラップ20を形成するようにしても良い。なお縫い紐
12は一重の小環形状に結着しても良いし、更に適数回、
絞り部14の外側を巻き回して後、結着することにより、
複数重の小環形状に結着するようにしても良い。
【0020】ネット部材11は、網目をなす可撓性合成樹
脂、例えば市販のポリエチレン系樹脂(三井石化産資株
式会社製、商品名:ネトロン)を主材としたものが好適
である。すなわち、一般に市販のネット部材では筒状形
状をなし、その中心軸線lに直角な方向( 横方向とい
う) に収縮性が強過ぎるため、後述する製造工程を経て
仕上がった製品は、個々の網目が縮小したものとなり、
柔軟性ある素材を用いたにもかかわらず硬い感触となっ
て肌触りが悪くなってしまう。そこで、本実施形態では
多くの素材の中から例えば熱可塑性を有した収縮性・可
撓性あるポリエチレン系樹脂を選択し、加熱処理を施す
のみで所望の収縮性・可撓性を有する略球状体を形成で
きる。換言すれば、ミカン等の食料品の包装、流通等に
多用されている安価な筒状ネット素材をネット部材11に
用いることが可能となり、その結果、製作コストを大幅
に低減することができることとなる。
【0021】なお上記ネトロンの加熱処理は、具体的に
は60〜90°Cの熱風を3〜10秒程度吹き付けて行
えば良い。かかるネット部材11は、リールに巻回され
た長い筒状のネット素材を図2(a)に示すような適当
な長さに裁断することにより両端部に開口部15a, 15bを
有する筒状に形成され、その後、前処理としてアイロ
ン、ドライヤー等の熱源を用いて上述した加熱処理を施
し、所望の収縮性と網目の大きさを有したものとする。
なお、市販のネット部材としてリールに巻回されたも
のを用いたが、食料品の流通等に使用されるために既に
袋状に形成されたネット部材を用いても良い。
【0022】そして、裁断されたネット部材11両端の開
口部15a, 15bは、網目を構成する繊維が外に突き出す形
状となって、肌などの被洗浄体の感触を悪くするので、
図2(b)に示すように、両端の開口部を内側に折り込
んだ状態で、縫製に際し縫い紐12を通すように共縫いす
る。これにより、折り込まれた両端部16a,16b はその折
り込まれた位置を保持する。
【0023】このように、略球状体に形成された洗浄用
具は、ネット部材11に洗剤をつけて、肌等の被洗浄面を
洗浄する。すると、洗剤の泡がネット部材11の網目に泡
立ち良くわたる。ここで、ネット部材11が可撓性ある合
成樹脂製であるために肌の皮膚表面を適当な摩擦力で効
果的に洗浄すると共に、使用者に良好な感触を与えるこ
とが可能となり、使用後の水切りが良いために清潔さを
保つことが出来る。また合成樹脂を主材としたネット部
材11は、低価格で市場に提供出来る。更にネット部材の
相対する両側部11a,11b を縫い紐12により同時に共縫い
するので、使用するうちにネット部材11がほどけるよう
なことが無く、高い耐久性を有する。
【0024】なお、ネット部材11の前記共縫いは、1本
の縫い紐12で中心軸線l近傍を縫うようにしたが、縫い
紐12は複数本でも良く、また中心軸線lを多少外れて
も、中心軸線lに対して傾斜しても、また多少曲線を描
くように縫ってもかまわない。要するに、ネット部材11
が縫い絞られた際に略球状体10に形成されれば良い訳で
ある。
【0025】また、縫い紐12は、紐状の他、糸状、帯
状、鎖状等のものをも含むものであって、ネット部材を
共縫いにより絞り込むことが出来る形状であれば良い。
縫い紐12の材料としては、動植物繊維製品、革製品、合
成樹脂製品、金属製品を問わないが、被洗浄面に対応し
て適当に選択されるべきである。縫い紐12の結着は、紐
を結ぶ他に、鉤穴に鉤ホックを嵌合させる方法(フック
止め)、マジックテープ(クラレ株式会社の登録商標)
等の面ファスナーによる接合、その他公知の締結手段を
自由に選ぶことが出来ることは言うまでもない。
【0026】ストラップ20を用いれば、洗浄用具を洗面
所・風呂場・台所等に吊り下げる等して便利に使用でき
る。なお、2図(d)において縫い紐12を結着する際
に、リング状のストラップ20に縫い紐を通して一緒に結
ぶことで簡単にストラップ20を取り付けることができ、
また、本実施形態においては、ストラップ20を別に用意
したが、縫い紐12でループを形成するように結んでスト
ラップ20の代用としてもよい。
【0027】ところで上記実施の形態では、単一のネッ
ト部材11を用いて洗浄用具を製作したが、これに限ら
ず、複数のネット部材を用いて製作することが可能であ
る。例えば図3に示す様に、両端開口部15a, 15bを内側
に折り込んだ複数のネット部材21a,21b,21c,--を中心軸
線l方向に整列させ、これらそれぞれのネット部材の相
対する両側部を、その筒状若しくは袋状の中心軸線l近
傍領域で該中心軸線l方向に縫い紐12により共縫いして
一体とし、縫い紐12を縛って共縫い領域13を絞るように
することが出来る。
【0028】また図4に示す様に、複数のネット部材31
a,31b,31c,--- を、それぞれの中心軸線l1,l2,l3,---
が略平行になるように重合させ、これら複数のネット部
材の相対する両側部を中心軸線lに沿って同時一体的に
共縫いし、該共縫い領域13を縫い紐12を用いて絞り込む
ことも可能である。更には、図5に示す様に、複数のネ
ット部材41a,41b,41c,--- を、それぞれの中心軸線lが
略共通になるように同心的に重合させ、これら複数のネ
ット部材の相対する両側部を同時に共縫いし、該共縫い
領域13を縫い紐12で絞り込む様にしても良い。
【0029】これらの場合、複数のネット部材は、加熱
処理したものとしないものとを適宜組み合わせて、洗浄
用具の大きさおよび弾力を変えることにより、使用者の
手に馴染むように調整することができる。図5に示した
ような複数のネット部材を同心的に重合させた場合に
は、収縮力のある加熱処理していないネット部材を内側
に配置すれば、加熱処理したネット部材の弾力を損なう
こともない。
【0030】さらに、それぞれネットの構成繊維の太
さ、材質、断面形状等の物理的条件が異なるようにし
て、種類の異なるネット部材の混在比率を調整して縫製
するようにすれば、所望の洗浄力或いは肌触り等を得る
ことが可能となる。次に、図6及び図7に示す本発明の
他の実施形態の洗浄用具を説明する。本実施形態は、上
述したネット部材11の共縫い領域13の絞り部14内に固形
洗剤56を内包した洗浄用具を示し、図1の実施形態と同
様な構成については同一符号を付してある。固形洗剤
は、図7(b)に示す様な収納袋53内に包み込まれて使
用に供される。該収納袋53は、リールに巻回された前
記ネット素材と同種材からなるネット素材を適当な長さ
に裁断して、図7(a)に示すように両端部に開口
有する筒状のネット部材51を用意し、該両端を内方に
複数重(本実施形態では3重)に折り畳んで縫製する。
そして内部に固形洗剤56を配設した状態で、その両端周
縁に紐52を挿通して縛ることにより開口部55a, 55bを閉
鎖し、もって収納袋53内に固形洗剤56を収納する。実際
には一方の開口部55a を先に閉鎖して袋状に形成した
後、他方の開口部55b から固形洗剤56を挿入し、その
後、他方の開口部55b を閉鎖することになる。
【0031】ここで、ネット素材は先の実施形態で用い
たネット素材と同じ大きさのものを用いて折り畳むこと
により、洗剤の大きさに合うように径を小さくしている
が、これは、わざわざ別の寸法のネット素材を用意する
必要をなくして量産コストを下げることができるという
理由によるだけで、勿論小径のネット部材を用いても良
いものである。
【0032】また、本工程におけるネット素材は前処理
としての加熱処理を行なわず、強い伸縮性を有した素材
をそのまま用いている。これにより、収縮力を持って固
形洗剤56を収納袋53内に収納出来るから、固形洗剤56の
遊動を防止し、ネット部材11との徒な摩擦を回避して無
駄に洗剤の使用量が多くなることを防止した。本実施形
態としては、固形洗剤56を、例えば図7(a)に示すよ
うに、長手方向中間部に環状凹部56a を設けた所謂ヒョ
ウタン形状にしたり、図7(d)に56b,56c で示す球状
のものを2個並べて収納袋53内に収納する形態を採用し
ている。そして固形洗剤56の納入された収納袋53の外面
から、固形洗剤56の前記環状凹部56a もしくは2個の球
状固形洗剤56b,56c の中間部に形成される実質環状凹部
56d の外周を、同図(b)の様に紐57でくくった状態
で、若しくは紐57を用いずに直接、ネット部材51の共縫
い絞りの際、同図(c)の様に前記縫い紐12で同時に巻
き回す様にしている。これによって、ネット部材51の共
縫い絞り部14内に、固形洗剤56を固定収納が可能とな
る。
【0033】このような構成としたことで、別に用意し
た洗剤を洗浄時につける手間が省けるほか、固形洗剤56
が露出せず、従って肌触りを損なうことがない。また収
納袋53も合成樹脂製のネット素材であるので水切れが良
く、固形洗剤56の膨潤が防止出来、無駄に洗剤の使用量
が多くなることもない。更に縫い紐12を固形洗剤56の環
状凹部56a もしくは2つの球状固形洗剤56b,56c 間の実
質環状凹部56d に係合させて、ネット部材51を収納袋53
に強固に固定できると共に強い伸縮性を有したネット部
材からなる収納袋53を用いて、固形洗剤56,56b,56cの徒
な離脱を防止する。
【0034】使用によって固形洗剤56が消耗し、あるい
は使用しきった場合には、少なくとも一方の開口端部に
ある紐52を解くことで、詰め替え用の新しい洗剤を簡単
に補充でき、ネット部材11及び収納袋53を一度の使用で
捨てることなく継続使用することが可能となる。なお紐
52の代わりにゴム等の弾性部材で閉塞したり、面ファス
ナーを用いて貼着したり、帯状部材で結束する等して簡
単に開閉自在な構成とすることも可能である。
【0035】固形洗剤56を、収納袋53を用いずに直接ネ
ット部材11の共縫い領域13の絞り部14内に収納すること
も可能である。例えば図8(a)に示す様に、ネット部
材11の共縫い領域13を、複数本例えば2本の縫い紐12a,
12b で、ネット部材11の中心軸線lに平行に所定の距離
を保って共縫いし、該2本の縫い紐12a,12b 間に固形洗
剤66を配設して後、縫い紐12a,12b それぞれを引き絞り
込めば、図8(b)に示す様に、前記共縫い領域13が袋
状となって固形洗剤66を包み込み、縫い紐12a,12b が共
縫い領域13の開口部を閉鎖する。これによりネット状収
納袋を用いずに、固形洗剤66をネット部材11の中央部に
装着することが出来、経済的でありかつ製作容易であ
る。前記縫い紐12a,12b の一方を紐解けば、洗剤の補充
が可能である。補充後に再び当該開口を縫い紐12a 又は
12b を縛って閉鎖することにより再使用に供することと
なる。本実施形態では、固形洗剤の形状を問うものでは
ない。
【0036】図9に、本発明の他の実施形態として、ネ
ット部材を渦巻き状に巻き込んで、固形洗剤をその内部
に収納した例を示す。即ち、比較的長いネット部材61
を、既述の実施形態のように両端開口部を内方に折り込
、両側部11a,11b を重合し、縫い紐12で共縫いする。
この共縫い領域13の一端内に収納袋53に収納された前記
ヒョウタン形の固形洗剤65を縫い込む。具体的には図9
(a)に示すように、前記共縫いをネット部材61の一端
部近くで行わず、該一端部の両側間に前記固形洗剤65を
収納する。そして該一端部の一方の側部から、縫い紐12
を中心軸線に沿って縫製し、ネット部材の折り返したそ
の最先端で他方の端部に移り、他方の側部に至って後、
縫い紐12の先端を外部に垂らしておく。ついで、図9
(b)に示すように、かかるネット部材の共縫い領域13
を中心軸線l方向に縮小した状態で、図9(c)に示す
ように前記固形洗剤65の収納した一端を内端として、前
記縫い紐12を固形洗剤65の環状凹部の周りに巻き回すよ
うに共縫い領域13を大略渦巻き状に巻き込んで重合し、
最後に縫い紐12の内外両端相互を前記ネット部材61の網
目を通して結着する。実質的には縫い紐12を複数巻きの
小環形状に形成したもので、先の実施形態における一重
巻き小環形状に縫い紐12を結着したものと変わりがな
い。ただ本実施形態では、ネット部材61が複数重に巻き
回される構成となるからネット部材の量が大きくなり、
結果的に質量の大きな洗浄用具となるものである。
【0037】本実施形態を固形洗剤の無い洗浄用具とし
て使う場合は、固形洗剤を共縫い領域13の一端部に収納
することなく、従ってネット部材の全領域にわたって共
縫いを行い、前記と同様に、内端から外端にかけて渦巻
き状に巻き込んで後、縫い紐12の内外両端をネット部材
の網目を通して結着すれば良い。固形洗剤のネット部材
への装着は、これまでの実施形態によると、ネット部材
の絞り部内であったが、加熱処理しない部位を含むネッ
ト部材を用いる構成では、この加熱処理しない部位に固
形洗剤を配設し、その収縮力で保持させるようにしても
よい。
【0038】例えば、前記図2に示した構成において、
図10(a)に示すように、ネット部材11の両端部18a お
よび18b に加熱処理しない部位を設け、図10(b)に示
すように、この両端部18a および18b をネット部材11の
内側に折り込むようにする。そして、両端部18a および
18b の内部に固形洗剤67を所望の数だけ配設し、上述し
た図2の例と同様に縫い紐12でネット部材11を共縫いす
ると共に、絞り部14を形成して、図10(c)に示すよう
な略球状体の洗浄用具とする。
【0039】このようにすれば、ネット部材11の加熱処
理しない部位18a および18b の収縮力により確実に固形
洗剤67を保持することができる。また、固形洗剤67が
された場合には、絞り部14の両側部に位置するネット
部材11の開口部19a および19b から容易に補充すること
もできるので、長期間にわたって繰り返し使用すること
ができる。
【0040】一方、加熱処理していないものを含む複数
のネット部材から構成される洗浄用具にあっては、加熱
処理していないネット部材内部の任意の位置に固形洗剤
を配設しても良い。例えば、前記図3に示した構成にお
いて、ネット部材21b が加熱処理していないネット部材
である場合、図11(a)に示すように、ネット部材21b
内部の任意の位置に固形洗剤68を所望の数だけ配設し、
各ネット部材の相対する両側部を、その筒状若しくは袋
状の中心軸線l近傍領域で該中心軸線l方向に縫い紐12
により共縫いして一体とし、縫い紐12を縛って共縫い領
域13を絞るようにする。これにより、図11(b)に示す
ように、襞状に形成されたネット部材21b の内部に固形
洗剤68を収納する。加熱処理していないネット部材21b
は収縮性があるため、ネット部材内部での固形洗剤68の
遊動を防止し、確実に保持できる。
【0041】また、図12に示すように、固形洗剤をネッ
ト部材の外側から装着しても良い。このものは、固形洗
剤76を収納袋73に内包し、該収納袋73の両端に紐72の端
部をそれぞれ結着する。そして固形洗剤76の入った収納
袋73をネット部材11の表面に配設して、前記紐72をネッ
ト部材11の縫い紐12と結んで固定する。紐72を縫い紐12
に結着せず、ネット部材11に前記紐72を通し、これら相
互をその両端で結着しても良い。このようにすれば、製
作が簡略化されて製造コストを低減でき、固形洗剤のみ
を使い捨てることが可能であり、また、使用者が外部か
ら固形洗剤の消耗状態を視認でき、さらに、固形洗剤、
収納袋、ネット部材の色調、配色を適宜考慮すること
で、例えば固形洗剤を花芯に見立てたバラの花のような
形状を与える等、従来の洗浄用具の感覚を越えた装飾的
な効果を有し、美感を起こさせる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、可撓性合成樹脂材料を主材とした筒状若しくは
袋状のネット部材の両側部を、縫い紐により共縫いし縮
小して絞り部を形成したから、簡単な作業で、前記絞り
部を略中心としてネット部材全体が弾力を持った略球形
の包絡形状をなす洗浄用具を得ることが出来る。これに
より、低価格である合成樹脂を主材としたネット部材は
弾力ある粗目の網目で被洗浄面を強力な洗浄力で洗浄
し、使用者に良好な感触を与えると共に、ネット部材の
両側部面を互いに縫製するので、使用するうちにほどけ
るようなことが無く、美しい外観を維持して装飾性に富
み、高い耐久性を有する。
【0043】特に請求項2に示す発明は、前記ネット部
材を、伸縮性かつ熱可塑性を有する合成樹脂製ネット素
材を加熱処理して適度な弾性力を得るように形成したの
で、略球状体のネット部材の形状維持が保たれて、被洗
浄体との良好な圧接力が得られ、適度な感触と洗浄力が
得られる。又、前記縫い紐の結着は、縫い紐が、前記ネ
ット部材の共縫い領域を小環形状に縮小した絞り部を形
成すべく一重もしくは複数回絞り部に巻き回して得られ
る大略小環形状を形成するように結着しても良く、ま
た、前記ネット部材の共縫い領域を中心軸線方向に縮小
した状態で大略渦巻き状に巻き込んで重合し、縫い紐の
内外両端相互を前記ネット部材を通して結着しても良
く、これにより、縫い紐を簡単に結着するだけで、ネッ
ト部材の共縫い領域を容易に縮小して絞り部を形成する
ことが出来る。
【0044】特に、ネット部材を渦巻き状に巻き込んだ
場合、前記ネット部材の共縫い領域を大略渦巻き状に巻
き込んで重合するから、洗浄用具を容易に大径に形成出
来る。請求項3に記載の発明は、洗浄用具を形成するの
に、ネット部材の数を問わないので、ネット素材の選択
範囲を大きくすることが出来る。特に加熱処理の有無
により弾力および収縮力の異なるネット部材を適宜組み
合わせることによって、洗浄用具の大きさおよび弾力を
調節することが出来る。
【0045】ット部材のネット構成繊維の太さ或いは
断面形状等の物理的条件を異なる構成とした場合、洗浄
力並びに洗浄感覚に変化をつけることも出来るし、また
種類の異なるネット部材の混在比率を調整することで、
所望の洗浄力或いは肌触り等を得ることが可能となる。
〜2本の縫い紐によりネット部材を共縫いした場合
、その作業が容易である。
【0046】請求項に記載の発明は、固形洗剤をネッ
ト部材に装着したから、別に洗剤を用意する必要を無く
すことが出来、また水または湯に濡らすだけで、簡便に
洗浄を行うことが出来る。前記固形洗剤を前記絞り部内
に配設した場合は、洗浄用具の中心部分固形洗剤を容
易に固定配設することが出来、徒な洗剤離脱のおそれが
無い。
【0047】この場合少なくとも一つの開口端を有す
る構成の収納袋に固形洗剤を収納し、固形洗剤が前記収
納袋内に挿脱自由に構成すれば、該開口端を通じて新し
い固形洗剤に交換若しくは追補することが容易である。
収納袋は、同様なネット部材を用いると、泡切れ、水切
れが良く好ましい。略平行な2本の縫い紐間の絞り部内
に固形洗剤を配設した場合、固形洗剤を容易にネット部
材の絞り部内に収納することが出来るし、固形洗剤の収
納袋を別に用意することも省ける。
【0048】球状体のネット部材の表面に固形洗剤を
固定装着した場合、その装着が容易であり、製作が簡略
化され、製造コストを安価にできる結果、洗剤または洗
剤の入った収納袋の使い捨てが可能となり使用用途を拡
大できる。また、固形洗剤を視認できるから、固形洗剤
の消耗量を容易に視認でき、また色彩の使用を工夫する
ことにより、洗剤、収納袋、ネット部材を装飾的に楽し
むことも可能である。
【0049】加熱していないネット部材の内部に固形洗
剤を配設すれば、その収縮力により固形洗剤の遊動を防
止して、ネット部材と固形洗剤との徒な摩擦を回避し、
固形洗剤の無駄な損耗を減少させることができる。
ト部材の筒状若しくは袋状の開放両端部を内側に折り返
して、切断端部を被洗浄面に対して突き出さないように
した場合は、開放端部が滑らかになり、ネット構成部材
の切断端部が被洗浄面を傷める虞がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す洗浄用具の概観を示
す斜視図
【図2】同上の洗浄用具の製造工程を示す図
【図3】本発明の複数のネット部材を用いた例を示す説
明図
【図4】本発明の複数のネット部材を用いた他の例を示
す説明図
【図5】本発明の複数のネット部材を用いた更に他の例
を示す説明図
【図6】本発明の他の実施形態を示す断面図
【図7】同上の洗浄用具の製造工程を示す図
【図8】本発明の他の実施形態を示す説明図
【図9】本発明の他の実施形態を示す説明図
【図10】本発明の他の実施形態を示す説明図
【図11】本発明の他の実施形態を示す説明図
【図12】本発明の他の実施形態を示す説明図
【符号の説明】
10 略球状体 11、21a 、21b 、21c 、31a 、31b 、31c 、41a 、41b
、41c,51、61ネット部材 11a 、11b 両端部 12、12a 、12b 縫い紐 13 共縫い領域 14 絞り部 15a 、15b 開口部 16a 、16b 折り込んだ両端部 20 ストラップ 53 、73 収納袋 56、56b 、56c 、65、66、67、68、76 固形洗剤 56a 環状凹部 56d 実質環状凹部 57 紐

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性合成樹脂材料を主材とした筒状若し
    くは袋状のネット部材を有し、該ネット部材の相対する
    両側部を、その筒状若しくは袋状の中心軸線近傍領域で
    該中心軸線方向に縫い紐により共縫いし、該ネット部材
    の共縫い領域を前記中心軸線方向に縮小して絞り部を形
    成するように前記縫い紐を結着し、前記ネット部材を、
    該絞り部を略中心としその全体包絡形状が略球状体にな
    る構成としたことを特徴とする洗浄用具。
  2. 【請求項2】前記ネット部材は、伸縮性かつ熱可塑性を
    有する合成樹脂製ネット素材からなり、少なくともその
    一部を加熱処理してなる請求項1に記載の洗浄用具。
  3. 【請求項3】前記ネット部材が複数である請求項1又は
    請求項2に記載の洗浄用具。
  4. 【請求項4】固形洗剤を前記ネット部材に装着したこと
    を特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載
    の洗浄用具。
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