JP2004141189A - 位置入れ替え可能なクッション - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は複数枚のクッションをつなぎ合わせて用いるクッションに関し、特に同一セットの中のどれか1枚のクッション、又はその他の同じ種類のクッションセットとの間でも位置に関係なく交換して、つなぎ合わせることを可能とし、更に分離したクッションを家庭用の洗濯機等を用いて洗うことが出来るようにした構造を有する位置入れ替え可能なクッションの提供にある。
【解決手段】クッションカバーと、その内部に収容されるクッション材から位置入れ替え可能なクッションは構成され、前記クッションカバーは、長手巾と短手巾からなる長方形ユニット袋体であって、その一方の長手巾側縁に分離脱着可能なファスナーの雄部品を取付け、相対する他の長手巾側縁に前記ファスナーと組み合わせることが可能なファスナーの雌部品を取付け、前記クッションカバーを、2枚又はそれ以上の複数枚を、その対応するファスナーの雄部品とファスナーの雌部品を接続することにより連結してどこの位置にでも接続可能とすることを特徴とする位置入れ替え可能なクッション。
【選択図】 図4
【解決手段】クッションカバーと、その内部に収容されるクッション材から位置入れ替え可能なクッションは構成され、前記クッションカバーは、長手巾と短手巾からなる長方形ユニット袋体であって、その一方の長手巾側縁に分離脱着可能なファスナーの雄部品を取付け、相対する他の長手巾側縁に前記ファスナーと組み合わせることが可能なファスナーの雌部品を取付け、前記クッションカバーを、2枚又はそれ以上の複数枚を、その対応するファスナーの雄部品とファスナーの雌部品を接続することにより連結してどこの位置にでも接続可能とすることを特徴とする位置入れ替え可能なクッション。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は複数枚のクッションをつなぎ合わせて用いるクッションに関し、特に同一セットの中のどれか1枚のクッション、又はその他の同じ種類のクッションセットとの間でも位置に関係なく交換して、つなぎ合わせることを可能とし、更に分離したクッションを家庭用の洗濯機等を用いて洗うことが出来るようにした構造を有する位置入れ替え可能なクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から複数枚のクッションを連結してセットとしたクッションはあるが、そのクッションカバーは皮製、布製であっても、クッション材がウレタン系の発泡体を用いたものや天然又は人工の合成繊維の密度の高い綿であるために家庭などで洗うことが出来ないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
分離脱着可能なファスナーをカバーに取付けた構造にして、クッションが汚れた場合には汚れた部分のクッションを取り外して、家庭用の洗濯機を用いて洗濯可能な水切れが良いクッションを提供することを目的としている。
【0004】
【発明を解決するための手段】
クッションカバーの素材には通気性の良い布地(例えば、株式会社テイジン製のダブルラッセルTY001)により長手巾と短手巾からなる長方形ユニット袋体を構成し、その一方の長手巾側縁に分離脱着可能なファスナーの雄部品を取付け、相対する他の長手巾側縁に前記ファスナーと組み合わせることが可能なファスナーの雌部品を取付け、前記クッションカバーを、2枚又はそれ以上の複数枚を、その対応するファスナーの雄部品とファスナーの雌部品を接続することにより連結し、どこの位置にでも接続可能とすることを特徴とする位置入れ替え可能なクッションである。このクッションが汚れた場合にはそれぞれをユニットごとに外し、クッション材を抜いたクッションカバーは家庭用の洗濯機で一般の洗濯物と同様に洗うことが可能なサイズにしてあり、クッション材も又、多くの家庭用の洗濯機で洗うことが出来る構造とサイズにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
この発明の位置入れ替え可能なクッション1は、複数枚からなる多通気性を備えているクッションカバー4の複数の組み合わせからなる。クッションカバー4に収容されるクッション材5には特許出願番号2001−145115で製造した通気性の良い中綿6を利用して出来た特許出願番号2002−269236で示した。クッションカバー4に分離脱着可能なプラスチックファスナー(プラスチックファスナーに限定せず、金属ファスナー、ベルベットファスナー、ホック等でも良い、以下同じ)の雄部品2とプラスチックファスナーの雌部品3を分けて取付ける。クッションカバー4における取付け位置は、一方の長手巾側縁にそのプラスチックファスナーの雄部品2を取付け、相対する他方の長手巾側縁にそのプラスチックファスナーの雌部品3を取付ける構造にしてある。
【0006】
例えば、図4に示す実施例のクッションカバー4では、長方形の長手巾を85cm、短手巾50cmとしている。そのクッションカバー4から構成されるクッションの4枚を1セットとしたクッションセットにおいて、そのクッションカバー4の1枚1枚の両長手巾側縁の厚み中央近傍に前記分離脱着可能なプラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3を分けて取付けてあり、また、各々クッションカバー4にはクッション材5を脱着するためのファスナー付の開口(図示せず)が配備してある。プラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3の取付け位置は、図示しないが、クッションとしての下面と同一又は近い側縁としてもよいものである。
【0007】
以上述べたような構造を備えているために前記クッションセットが何かの都合で汚れた場合には、汚れた1枚又は複数枚を外して、その1枚1枚を渦巻き状に巻いて洗濯槽に入れて洗うことが出来るので経済的で衛生的なクッションである。
【0008】
通気性がきわめて良い構造のため、遠心脱水をすることにより短時間で乾燥させることが可能であり、組立ても短時間で出来る。組立てる位置も関係なく出来るように前述した分離脱着可能なプラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3を分けて取付け、前記クッションカバー4の一方の辺にはプラスチックファスナーの雄部品2を取付け、相対する他の辺にはプラスチックファスナーの雌部品3を取付けてある。
【0009】
又、本発明によるクッションセットは、セットの中の1枚が何らかの理由により破損した場合には1枚を取り寄せて交換することが出来、セット全てを破棄する必要が無いので非常に経済的である。
【0010】
更に又、長期間使用し荷重が多くかかった経歴を持つクッションに疲れが出て凹んできた場合にも、違った部位にあるクッションと交換することもできる。
【0011】
又、押入などに収納する場合にも折り畳むことが可能なため楽に納めることが出来る。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の位置入れ替え可能なクッションは、軽く持ち運びが楽であり、家庭用の洗濯機でも丸洗いすることが出来て衛生的で、分かれた最小単位のどのクッションを何処の位置にも取付けることが可能で経済的なものである。
【0013】
更に波打ち、捻れの動きをするベッドやウオーターベッドのようなベッドにも追従し、通気性が保てる衛生的な位置入れ替え可能なクッションを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置入れ替え可能なクッションの斜視図である。
【図2】本発明による位置入れ替え可能なクッションの脱着可能なファスナーの雄部品が取付けられた部分断面図。
【図3】本発明による位置入れ替え可能なクッションの脱着可能なファスナーの雌部品が取付けられた部分断面図。
【図4】本発明による位置入れ替え可能なクッションを4枚セットにしたときの斜視図。
【図5】本発明に用いた中綿の一部断面図。
【図6】本発明の4枚セットの位置入れ替え可能なクッションを畳んだときの斜視図。
【符号の説明】
1 位置入れ替え可能なクッション
2 プラスチックファスナーの雄部品
3 プラスチックファスナーの雌部品
4 クッションカバー
5 クッション材
6 中綿
【発明が属する技術分野】
本発明は複数枚のクッションをつなぎ合わせて用いるクッションに関し、特に同一セットの中のどれか1枚のクッション、又はその他の同じ種類のクッションセットとの間でも位置に関係なく交換して、つなぎ合わせることを可能とし、更に分離したクッションを家庭用の洗濯機等を用いて洗うことが出来るようにした構造を有する位置入れ替え可能なクッションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から複数枚のクッションを連結してセットとしたクッションはあるが、そのクッションカバーは皮製、布製であっても、クッション材がウレタン系の発泡体を用いたものや天然又は人工の合成繊維の密度の高い綿であるために家庭などで洗うことが出来ないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
分離脱着可能なファスナーをカバーに取付けた構造にして、クッションが汚れた場合には汚れた部分のクッションを取り外して、家庭用の洗濯機を用いて洗濯可能な水切れが良いクッションを提供することを目的としている。
【0004】
【発明を解決するための手段】
クッションカバーの素材には通気性の良い布地(例えば、株式会社テイジン製のダブルラッセルTY001)により長手巾と短手巾からなる長方形ユニット袋体を構成し、その一方の長手巾側縁に分離脱着可能なファスナーの雄部品を取付け、相対する他の長手巾側縁に前記ファスナーと組み合わせることが可能なファスナーの雌部品を取付け、前記クッションカバーを、2枚又はそれ以上の複数枚を、その対応するファスナーの雄部品とファスナーの雌部品を接続することにより連結し、どこの位置にでも接続可能とすることを特徴とする位置入れ替え可能なクッションである。このクッションが汚れた場合にはそれぞれをユニットごとに外し、クッション材を抜いたクッションカバーは家庭用の洗濯機で一般の洗濯物と同様に洗うことが可能なサイズにしてあり、クッション材も又、多くの家庭用の洗濯機で洗うことが出来る構造とサイズにしたことを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
この発明の位置入れ替え可能なクッション1は、複数枚からなる多通気性を備えているクッションカバー4の複数の組み合わせからなる。クッションカバー4に収容されるクッション材5には特許出願番号2001−145115で製造した通気性の良い中綿6を利用して出来た特許出願番号2002−269236で示した。クッションカバー4に分離脱着可能なプラスチックファスナー(プラスチックファスナーに限定せず、金属ファスナー、ベルベットファスナー、ホック等でも良い、以下同じ)の雄部品2とプラスチックファスナーの雌部品3を分けて取付ける。クッションカバー4における取付け位置は、一方の長手巾側縁にそのプラスチックファスナーの雄部品2を取付け、相対する他方の長手巾側縁にそのプラスチックファスナーの雌部品3を取付ける構造にしてある。
【0006】
例えば、図4に示す実施例のクッションカバー4では、長方形の長手巾を85cm、短手巾50cmとしている。そのクッションカバー4から構成されるクッションの4枚を1セットとしたクッションセットにおいて、そのクッションカバー4の1枚1枚の両長手巾側縁の厚み中央近傍に前記分離脱着可能なプラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3を分けて取付けてあり、また、各々クッションカバー4にはクッション材5を脱着するためのファスナー付の開口(図示せず)が配備してある。プラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3の取付け位置は、図示しないが、クッションとしての下面と同一又は近い側縁としてもよいものである。
【0007】
以上述べたような構造を備えているために前記クッションセットが何かの都合で汚れた場合には、汚れた1枚又は複数枚を外して、その1枚1枚を渦巻き状に巻いて洗濯槽に入れて洗うことが出来るので経済的で衛生的なクッションである。
【0008】
通気性がきわめて良い構造のため、遠心脱水をすることにより短時間で乾燥させることが可能であり、組立ても短時間で出来る。組立てる位置も関係なく出来るように前述した分離脱着可能なプラスチックファスナーの雄部品2と雌部品3を分けて取付け、前記クッションカバー4の一方の辺にはプラスチックファスナーの雄部品2を取付け、相対する他の辺にはプラスチックファスナーの雌部品3を取付けてある。
【0009】
又、本発明によるクッションセットは、セットの中の1枚が何らかの理由により破損した場合には1枚を取り寄せて交換することが出来、セット全てを破棄する必要が無いので非常に経済的である。
【0010】
更に又、長期間使用し荷重が多くかかった経歴を持つクッションに疲れが出て凹んできた場合にも、違った部位にあるクッションと交換することもできる。
【0011】
又、押入などに収納する場合にも折り畳むことが可能なため楽に納めることが出来る。
【0012】
【発明の効果】
以上述べたように本発明の位置入れ替え可能なクッションは、軽く持ち運びが楽であり、家庭用の洗濯機でも丸洗いすることが出来て衛生的で、分かれた最小単位のどのクッションを何処の位置にも取付けることが可能で経済的なものである。
【0013】
更に波打ち、捻れの動きをするベッドやウオーターベッドのようなベッドにも追従し、通気性が保てる衛生的な位置入れ替え可能なクッションを提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による位置入れ替え可能なクッションの斜視図である。
【図2】本発明による位置入れ替え可能なクッションの脱着可能なファスナーの雄部品が取付けられた部分断面図。
【図3】本発明による位置入れ替え可能なクッションの脱着可能なファスナーの雌部品が取付けられた部分断面図。
【図4】本発明による位置入れ替え可能なクッションを4枚セットにしたときの斜視図。
【図5】本発明に用いた中綿の一部断面図。
【図6】本発明の4枚セットの位置入れ替え可能なクッションを畳んだときの斜視図。
【符号の説明】
1 位置入れ替え可能なクッション
2 プラスチックファスナーの雄部品
3 プラスチックファスナーの雌部品
4 クッションカバー
5 クッション材
6 中綿
Claims (2)
- 位置入れ替え可能なクッションは、クッションカバーと、その内部に収容されるクッション材から構成され、前記クッションカバーは、長手巾と短手巾からなる長方形ユニット袋体であって、その一方の長手巾側縁に分離脱着可能なファスナーの雄部品を取付け、相対する他の長手巾側縁に前記ファスナーと組み合わせることが可能なファスナーの雌部品を取付け、前記クッションカバーを、2枚又はそれ以上の複数枚を、その対応するファスナーの雄部品とファスナーの雌部品を接続することにより連結してどこの位置にでも接続可能とすることを特徴とする位置入れ替え可能なクッション。
- 前記クッションカバーは、クッション材を挿入、抜き取りのための開閉可能な開口にファスナーを配備してなることを特徴とする請求項1の位置入れ替え可能なクッション。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002306244A JP2004141189A (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 位置入れ替え可能なクッション |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002306244A JP2004141189A (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 位置入れ替え可能なクッション |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004141189A true JP2004141189A (ja) | 2004-05-20 |
Family
ID=32453086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002306244A Pending JP2004141189A (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 位置入れ替え可能なクッション |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004141189A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107597A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107596A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145943A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145945A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145946A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145944A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
-
2002
- 2002-10-21 JP JP2002306244A patent/JP2004141189A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008107597A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008107596A (ja) * | 2006-10-26 | 2008-05-08 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145943A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145945A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145946A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
JP2008145944A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Yamaha Corp | 電子楽器の鍵盤装置 |
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