JP6580550B2 - 引手及び引手取付け構造 - Google Patents
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Description
本発明の引手は、引戸の引手装着部に装着して使用する引手であって、指を掛けることのできる凹状の指掛け凹部と、当該指掛け凹部の周縁に外向きに突設されたフランジ部と、当該フランジ部の背面側に立設された周壁を備え、前記周壁に、前記引手装着部に取付けられる他の引手又は前記引手装着部に取付けられる取付けベースに嵌合可能な嵌合手段が当該周壁と一体に設けられ、嵌合手段が、前記他の引手又は前記取付けベースに嵌合できるように、前記指掛け凹部の背面よりも前記他の引手側又は前記取付けベース側に突出したものである。
本発明の引手取付け構造は、引戸に設けられた有底の引手装着部への引手の取付け構造であって、引手装着部に取付けられる取付けベースと当該取付けベースに結合する引手を備え、引手を前記いずれかの引手とし、引手装着部に取付けベースが取り付けられ、引手装着部に取付けられた取付けベースの外側に前記引手が配置され、取付けベースの嵌合凹部と引手の嵌合凸部とが引手装着部内で嵌合され、取付けベースの嵌合凸部と引手の嵌合凹部とが引手装着部内で嵌合された構造である。なお、本願において有底の引手装着部とは、引戸の厚さ方向に貫通していない引手装着部を意味する。
本発明の引手はフランジ部の背面側に立設された周壁に他の引手や取付けベースに嵌合可能な嵌合手段が設けられ、従来必要であった連結具やアタッチメントが不要であるため、フランジ部の裏側に結合体やアタッチメントを取り付けるためのスペースを確保する必要がなく、フランジ部を狭くしたい等のデザイン上の要望に応えやすい。また、連結具やアタッチメントが不要であるためコストを抑えることができ、部品紛失等による作業遅延のおそれも少ない。
本発明の引手取付け構造は、引手同士或いは引手と取付けベースとを直接嵌合することができるため、連結具やアタッチメント介して連結する場合に比して嵌合が確実であり、引手が不用意に脱落するような問題が生じにくい。
本発明の実施形態の一例を、図面を参照して説明する。本発明の引手1は引戸2に設けられた引手装着部3に装着して使用するものであり、引手装着部3に取り付けられた他の引手1や取付けベース(以下「ベース」という)4への取付けに固定具を必要としない、いわゆるワンタッチ式の引手である。本発明の引手1は、図1(a)のように引戸2の片面側に取り付けることも、図1(b)のように引戸2の両面側に取り付けることもできる。引戸2の片面側に取り付ける場合、図1(a)や図2に示すように、ベース4と引手1を用いる。具体的には、引戸2に凹設された有底の引手装着部3にベース4を取り付け、そのベース4に引手1を取り付ける。他方、引戸2の両面側に取り付ける場合、図1(b)及び図3に示すように、同一の引手1を二つ用いる。具体的には、引戸2に貫通して設けられた引手装着部3の両面側から上下逆さまにした引手1を挿入し、両引手1を連結する。図2に示す引手1と図3に示す二つの引手1は、いずれも同じ構造のものである。なお、引手装着部3は、引手1をスムーズに収めることができ、且つ、収めた引手1ががたつかないように、引手1の形状に合わせて形成してある。
本発明の引手1の引戸2への取付け方の一例を、図面を参照して説明する。この取り付け例は、引手1を引戸2の片面側に取り付ける場合の例である。引手1を引戸2の片面側に取付ける場合は、引手1とベース4を一つずつ用いる。
前記取付け例1に示す方法で取り付けられた引手1は、引手装着部3に取付けられたベース4の外側に引手1が配置され、引手1の位置合わせピン19とベース側ボス21が嵌合され、ベース嵌合凹部15と引手1の嵌合凸部13とが引手装着部3内で嵌合され、ベース嵌合凸部16と引手1の嵌合凹部14とが引手装着部3内で嵌合された構造となる。この構造は、ベース嵌合凹部15と嵌合凸部13及びベース嵌合凸部16と嵌合凹部14を嵌合させる前に、位置合わせピン19をベース側ボス21に差し込んで位置合わせが行われているため、位置ずれのない構造となる。
本発明の引手1の引戸2への取付け方の他例を、図面を参照して説明する。この取り付け例は、引手1を引戸2の両面側に取り付ける場合の例である。引手1を引戸2の両面側に取付ける場合は、引手1を二つ用いる。
前記取付け例2に示す方法で取り付けられた引手1は、二つの引手1のうち一方の引手1が引手装着部3の一方の開口部から挿入され、他方の引手1が引手装着部3の他方の開口部から挿入され、両引手1の位置合わせピン19とボス18が嵌合され、両引手1の嵌合凸部13と嵌合凹部14が引手装着部3内で嵌合された構造となる。この構造は、両引手1の嵌合凸部13と嵌合凹部14を嵌合させる前に、位置合わせピン19をボス18に差し込んで位置合わせが行われているため、位置ずれのない構造となる。
2 引戸
3 引手装着部
4 取付けベース(ベース)
5 指掛け凹部
6 引手本体
6a 本体長辺部
6b 本体第一湾曲部
6c 本体第二湾曲部
6d 底面
7 枠部材
8 係止突部(係止手段)
9 係止孔(係止手段)
10 フランジ部
11 指掛け部(手掛り)
11a 傾斜面
12 枠部材周壁
12a 枠部材長辺部
12b 枠部材第一湾曲部
12c 枠部材第二湾曲部
13 嵌合凸部
14 嵌合凹部
14a 凹部構成突片
15 ベース嵌合凹部
15a ベース凹部構成突片
16 ベース嵌合凸部
17 隙間
18 ボス(位置合わせ手段)
19 位置合わせピン(位置合わせ手段)
20 ベース側ピン(位置合わせ手段)
21 ベース側ボス(位置合わせ手段)
22 噛合い部
22a 先方面
22b 後方面
22c 平坦面
22d 奥側面
22e 手前側面
22f 平坦面
23 ベース側噛合い部
24 取付け面
25 ベース周壁
25a ベース長辺部
25b ベース第一湾曲部
25c ベース第二湾曲部
26 隙間
27 固定具
Claims (6)
- 引戸の引手装着部に装着して使用する引手において、
指を掛けることのできる凹状の指掛け凹部と、当該指掛け凹部の周縁に外向きに突設されたフランジ部と、当該フランジ部の背面側に立設された周壁を備え、
前記周壁に、前記引手装着部に取付けられる他の引手又は前記引手装着部に取付けられる取付けベースに嵌合可能な嵌合手段が当該周壁と一体に設けられ、
前記嵌合手段は、前記他の引手又は前記取付けベースに嵌合できるように、前記指掛け凹部の背面よりも前記他の引手側又は前記取付けベース側に突出した、
ことを特徴とする引手。 - 請求項1記載の引手において、
周壁に嵌合手段として嵌合凸部と嵌合凹部が設けられ、
前記嵌合凸部は他の引手の嵌合凹部又は取付けベースの嵌合凹部に嵌合可能であり、
前記嵌合凹部は他の引手の嵌合凸部又は取付けベースの嵌合凸部に嵌合可能である、
ことを特徴とする引手。 - 請求項2記載の引手において、
嵌合凸部が、上下を逆さまにした他の引手と嵌合するときに、当該逆さまにした引手の嵌合凹部に嵌合可能な位置に設けられ、
嵌合凹部が、上下を逆さまにした他の引手と嵌合するときに、当該逆さまにした引手の嵌合凸部に嵌合可能な位置に設けられた、
ことを特徴とする引手。 - 請求項2又は請求項3記載の引手において、
嵌合凸部の側周面と嵌合凹部の内周面に噛合い部が設けられ、
前記嵌合凸部の噛合い部は、他の引手又は取付けベースの嵌合凹部の内周面に設けられた噛合い部と噛み合い可能であり、
前記嵌合凹部の噛合い部は、他の引手又は取付けベースの嵌合凸部の側周面に設けられた噛合い部と噛み合い可能である、
ことを特徴とする引手。 - 引戸に設けられた有底の引手装着部への引手の取付け構造において、
引手装着部に取付けられる取付けベースと当該取付けベースに結合する引手を備え、
前記引手は請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の引手であり、
前記引手装着部に取付けベースが取り付けられ、
前記引手装着部に取付けられた取付けベースの外側に前記引手が配置され、
前記取付けベースの嵌合凹部と前記引手の嵌合凸部とが前記引手装着部内で嵌合され、
前記取付けベースの嵌合凸部と前記引手の嵌合凹部とが前記引手装着部内で嵌合された、
ことを特徴とする引手取付け構造。 - 引戸に貫通して設けられた引手装着部への引手の取付け構造において、
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の引手を二つ備え、
前記引手装着部の一方の開口部から挿入された引手の嵌合凸部と当該引手装着部の他方の開口部から挿入された引手の嵌合凹部とが当該引手装着部内で嵌合され、
前記引手装着部の一方の開口部から挿入された引手の嵌合凹部と当該引手装着部の他方の開口部から挿入された引手の嵌合凸部とが当該引手装着部内で嵌合された、
ことを特徴とする引手取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016255764A JP6580550B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 引手及び引手取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publication Number | Publication Date |
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JP2018105092A JP2018105092A (ja) | 2018-07-05 |
JP6580550B2 true JP6580550B2 (ja) | 2019-09-25 |
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ID=62786889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016255764A Active JP6580550B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 引手及び引手取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6580550B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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JP7406771B2 (ja) | 2021-07-08 | 2023-12-28 | 三協立山株式会社 | 引手ユニット |
KR102607276B1 (ko) * | 2023-01-10 | 2023-11-29 | 박상훈 | 가구용 손잡이 |
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2016
- 2016-12-28 JP JP2016255764A patent/JP6580550B2/ja active Active
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