JP6577194B2 - 樹脂組成物 - Google Patents

樹脂組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6577194B2
JP6577194B2 JP2015019817A JP2015019817A JP6577194B2 JP 6577194 B2 JP6577194 B2 JP 6577194B2 JP 2015019817 A JP2015019817 A JP 2015019817A JP 2015019817 A JP2015019817 A JP 2015019817A JP 6577194 B2 JP6577194 B2 JP 6577194B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mol
structural unit
polyester
less
acid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015019817A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016141762A (ja
Inventor
郁雄 清水
郁雄 清水
智也 黒木
智也 黒木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Shokubai Co Ltd
Original Assignee
Nippon Shokubai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Shokubai Co Ltd filed Critical Nippon Shokubai Co Ltd
Priority to JP2015019817A priority Critical patent/JP6577194B2/ja
Publication of JP2016141762A publication Critical patent/JP2016141762A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6577194B2 publication Critical patent/JP6577194B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

本発明は、樹脂組成物に関する。より詳しくは、ポリエステルと、環状N−ビニルラクタム系共重合体とを含む、樹脂組成物に関する。
ポリエチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレート等のポリエステル繊維は、機械的強度などに優れるため、衣料用途などに広く使用されている。ところが、ポリエステル繊維は吸放湿性が低いため、肌に近い衣服の材料として用いた場合には、汗による蒸れ等を生じ、快適性の面で問題があった。
そこで、例えば特許文献1には、ポリビニルピロリドンを2〜20重量%、低融点ポリエステルを5〜40重量%、ポリエチレンテレフタレート系ポリエステルを40〜93重量%、ポリエステルの総重量に対し含む吸水性ポリエステルが開示されている。
また、例えば特許文献2には、ポリエステル中に、3〜25重量%のポリ(N−ビニルラクタム)を、繊維断面における平均分散径が500nm以下で微分散した、吸放湿性パラメータ(ΔMR)が1.0%以上、強度が2.0cN/dtex以上、タフネスが15以上、繊度斑U%(n)が1.5以下、色調L値が70以上、色調b値が10.0以下の吸放湿性ポリエステル繊維を巻きつけた、以下に示す(1)〜(3)を満足するする吸放湿性ポリエステル繊維パッケージが開示されている。
(1)糸量2〜15kg
(2)サドルが0〜10.0%
(3)弾性率の内外層差が20.0%以下、沸騰水収縮率の内外層差が1.5%以下 。
特許文献2には、上記吸放湿性ポリエステル繊維パッケージは、着用快適性を得るのに十分な吸放湿性を有しており、また、繊度斑が小さく、L値が高く、かつb値が低い等の特徴を有していることから、均一染色性および発色性に優れており、更に、適度な巻量を有しており、サドルも少なく、解舒性に優れ、取り扱いが容易で型崩れすることもなく、糸条の物性の内外層差も極めて小さく、衣料用として用いるのに適した繊維パッケージであることが開示されている。
中国特許出願公開第102796352号明細書 特開2014−205941号公報
上記のとおり、吸放湿性を付与したポリエステル樹脂組成物が種々検討されているものの、上記のポリエステル樹脂組成物では、ポリエステルの機械的強度を十分に維持できないという問題があった。
そこで本発明は、良好な吸湿性と、機械的強度とを有するポリエステル組成物を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意研究を行った。その結果、特定の重合体を含むポリエステルが、良好な吸湿性と、機械的強度とを有することを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明の樹脂組成物は、ポリエステルと、N−ビニルラクタムに由来する構造単位とスチレン、ビニルトルエン、インデン及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位とを含む環状N−ビニルラクタム系共重合体とを含み、前記環状N−ビニルラクタム系共重合体が、前記スチレン、ビニルトルエン、インデン、及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位を、全単量体に由来する構造単位100モル%に対して、1モル%以上、25モル%以下含み、前記ポリエステルと、前記環状N−ビニルラクタム系共重合体とを99:1〜60:40の質量比率で含み、吸湿率が0.30%以上、15%以下である樹脂組成物である。
本発明の樹脂組成物は、良好な吸湿性と、機械的強度とを有する。よって、ポリエステル繊維の原料として、好ましく使用することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<環状N−ビニルラクタム系共重合体>
本発明の樹脂組成物は、環状N−ビニルラクタム系共重合体(以下、「本発明の共重合体」という)を含む。
本発明において、「環状N−ビニルラクタム系共重合体」とは、N−ビニルラクタムに由来する構造単位を含む共重合体を表す。
上記「N−ビニルラクタムに由来する構造単位」とは、N−ビニルラクタムが重合して形成される構造単位と同じ構造の構造単位を表す。すなわち、N−ビニルラクタムが重合して形成される構造単位と同じ構造を有すれば、N−ビニルラクタムを重合する方法以外の方法で形成された構造単位も、N−ビニルラクタムに由来する構造単位に含まれる。
上記「N−ビニルラクタム」とは、環状N−ビニルラクタム構造を有する単量体であれば制限はなく、例えばN−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、およびそれらに含まれる水素原子の1または2以上の水素原子が他の置換基で置換された化合物等が例示される。上記他の置換基とは、アルキル基、アリール基、水酸基、アルコキシ基、カルボキシル基、アミド基等が例示される。上記他の置換基は、炭素数が0〜12の置換基が好ましく、1〜4の置換基が好ましい。これら環状N−ビニルラクタム系単量体は、一種類のみを用いてもよく、二種類以上を併用しても良い。環状N−ビニルラクタム系単量体の中でも樹脂組成物の吸放湿性が向上する傾向にあることから、N−ビニルピロリドンが特に好ましい。
本発明の共重合体は、N−ビニルラクタムに由来する構造単位を全単量体に由来する構造単位(N−ビニルラクタムに由来する構造単位と後述するその他の単量体に由来する構造単位)100モル%に対して、50モル%以上、99モル%以下含むことが好ましく、60モル%以上、99モル%以下含むことがさらに好ましく、75モル%以上、99モル%以下含むことが特に好ましい。
N−ビニルラクタムに由来する構造単位とは、例えばN−ビニルラクタムがN−ビニルピロリドンの場合、下記構造式で表すことができる。
Figure 0006577194
一般式(1)において、アステリスクマークは、N−ビニルラクタムに由来する構造単位が結合している原子を表す。
本発明の共重合体は、その他の単量体に由来する構造単位を含む。上記その他の単量体とは、重合性の炭素炭素二重結合を含む化合物であるが、N−ビニルラクタムは含まれない。上記その他の単量体は、好ましくはラジカル重合可能な化合物である。上記その他の単量体としては、具体的には、(i)アクリル酸、メタアクリル酸、およびその塩等の不飽和モノカルボン酸;(ii)フマル酸、マレイン酸、メチレングルタル酸、イタコン酸等の不飽和ジカルボン酸及びこれらの塩(一塩であっても二塩であっても良い);(iii)3−アリルオキシ−2−ヒドロキシプロパンスルホン酸、(メタ)アリルスルホン酸、イソプレンスルホン酸およびこれらの塩等の不飽和スルホン酸;(iv)ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、3−(メタ)アリルオキシ−1,2−ジヒドロキシプロパン、(メタ)アリルアルコール、イソプレノールおよびこれらの水酸基にアルキレンオキシドを付加した不飽和アルコール;(v)(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル等の(メタ)アクリル酸エステル類;(vi)(メタ)アクリルアミド、N−モノメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド等のN置換若しくは無置換の(メタ)アクリルアミド;(vii)スチレン、ビニルトルエン、インデン、ビニルナフタレン、フェノキシポリアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸エステル、ナフトキシポリアルキレングリコールの(メタ)アクリル酸エステル、フェニルマレイミド、ビニルアニリン等の芳香族系単量体;(viii)イソブチレン、オクテン等のアルケン類;(ix)酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のカルボン酸ビニル類;(x)N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ビニルピリジン、ビニルイミダゾールおよびこれらの塩またはこれらの4級化物等の不飽和アミン;等が挙げられる。なお、上記(i)〜(iii)における塩としては、金属塩、アンモニウム塩、有機アミン塩等が例示される。上記(iv)におけるアルキレンオキシド若しくは上記(vii)におけるポリアルキレングリコールを構成するアルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシド等が例示され、炭素数1〜20のアルキレンオキシドが好ましく炭素数1〜4のアルキレンオキシドがより好ましい。上記(iv)若しくは上記(vii)におけるアルキレンオキシドの付加モル数としては、上記(iv)の化合物若しくは上記(vii)の化合物1モルあたり0〜50モルが好ましく、0〜20モルがより好ましい。
本発明の共重合体は、その他の単量体に由来する構造単位を1種を含んでもよいし、2種以上含んでもよい。その他の単量体に由来する構造単位とは、その他の単量体が重合して形成される構造単位と同じ構造の構造単位であり、具体的には、その他の単量体の炭素炭素二重結合が単結合になった構造である。例えば、その他の単量体がアクリル酸ブチル(CH=CHCOOC)である場合、その他の単量体に由来する構造単位は、−CH−CH(COOC)−、で表すことができる。
本発明の共重合体は、その他の単量体に由来する構造単位を、全単量体に由来する構造単位100モル%に対して、1モル%以上、50モル%以下含むことが好ましく、1モル%以上、40モル%以下含むことがより好ましく、1モル%以上、25モル%以下含むことがさらに好ましい。
上記その他の単量体としては、本発明の樹脂組成物の機械的強度が向上する傾向にあることから、疎水性単量体を含むことがより好ましい。本発明において、疎水性単量体とは、水への溶解度が5%以下の単量体をいう。本発明の共重合体は、疎水性単量体に由来する構造単位を、全単量体に由来する構造単位100モル%に対して、1モル%以上、50モル%以下含むことが好ましく、1モル%以上、40モル%以下含むことがより好ましく、1モル%以上、25モル%以下含むことがさらに好ましい。
上記その他の単量体としては、本発明の樹脂組成物の機械的強度が向上する傾向にあることから、スチレン、ビニルトルエン、インデン、及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体を含む。本発明の共重合体は、スチレン、ビニルトルエン、インデン、及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位を、全単量体に由来する構造単位100モル%に対して、1モル%以上、25モル%以下含む。
本発明の共重合体における各構成単位は、ランダムに存在していても、ブロック状等、規則的に存在していても構わない。
本発明の共重合体は、本発明の樹脂組成物の機械的強度が向上し、吸放湿性が向上する傾向にあることから、重量平均分子量が5,000以上、3,000,000以下であることが好ましく、10,000以上、1,000,000以下であることがより好ましい。なお、上記重量平均分子量は後述する測定方法により測定することができる。
<共重合体の製造方法>
本発明の共重合体は、N−ビニルラクタムおよびその他の単量体を含む単量体成分を重合する工程(以下、「重合工程」ともいう)を含み、製造することが好ましい。
上記重合工程における重合は、溶剤の不存在下で行ってもよいし、溶剤を使用してもよい。重合は、従来公知の種々の方法、例えば、溶液重合法、懸濁重合法、逆相懸濁重合法、或いは注型重合法、薄膜重合法、噴霧重合法等を採用することができる。
上記重合工程において、N−ビニルラクタムを含む単量体成分の重合を開始する方法としては、重合開始剤を添加する方法、UVを照射する方法、熱を加える方法、光開始剤存在下に光を照射する方法等を採用することができる。
上記重合工程において、重合開始剤を用いることが好ましい。上記重合開始剤としては、例えば、過酸化水素;過硫酸ナトリウム、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム等の過硫酸塩;ジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)、2,2’−アゾビス(イソブチロニトリル)、2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2’−アゾビス[N−(2−カルボキシエチル)−2−メチルプロピオンアミジン]水和物、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]、2,2’−アゾビス[2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン]二塩酸塩、2,2’−アゾビス(1−イミノ−1−ピロリジノ−2−メチルプロパン)二塩酸塩等のアゾ系化合物;過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル、過酢酸、ジ−t−ブチルパーオキサイド、クメンヒドロパーオキサイド等の有機過酸化物;アスコルビン酸と過酸化水素、スルホキシル酸ナトリウムとt−ブチルヒドロパーオキシド、過硫酸塩と金属塩等の、酸化剤と還元剤とを組み合わせてラジカルを発生させる酸化還元型開始剤等が好適である。これらの重合開始剤のうち、過酸化水素、過硫酸塩、アゾ系化合物が好ましく、アゾ系化合物が最も好ましい。これらの重合開始剤は、単独で使用されてもよく、2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
上記重合開始剤の使用量としては、単量体の使用量(N−ビニルラクタムとその他の単量体の合計の使用量)1モルに対して、0.1g以上、10g以下であることが好ましく、0.1g以上、7g以下であることがより好ましく、0.1g以上、5g以下であることがさらに好ましい。
上記重合する工程においては、必要に応じて連鎖移動剤を用いても良い。連鎖移動剤としては、具体的には、メルカプトエタノール、チオグリコール酸、メルカプトプロピオン酸、n−ドデシルメルカプタン等の、チオール系連鎖移動剤;四塩化炭素、塩化メチレン、ブロモホルム、ブロモトリクロロエタン等の、ハロゲン化物;イソプロピルアルコール、グリセリン等の、第2級アルコール;次亜リン酸、次亜リン酸ナトリウム等の次亜リン酸(塩)(これらの水和物を含む);亜リン酸、亜リン酸ナトリウム等の亜リン酸(塩);亜硫酸ナトリウム、亜硫酸カリウム等の亜硫酸(塩);亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸水素カリウム等の重亜硫酸(塩);亜ジチオン酸ナトリウム等の亜ジチオン酸(塩);ピロ亜硫酸カリウム等のピロ亜硫酸(塩);などが挙げられる。上記連鎖移動剤は、単独で使用されてもあるいは2種以上の混合物の形態で使用されてもよい。
連鎖移動剤の使用量としては、単量体(全単量体)の使用量1モルに対して、0g以上、600g以下であることが好ましく、1g以上、500g以下であることがより好ましく、1g以上、400g以下であることがさらに好ましい。
上記重合工程は、反応促進等を目的として、重金属イオンを使用しても良い。本発明で重金属イオンとは、比重が4g/cm以上の金属のイオンを意味する。重金属イオンを使用することで、重合開始剤の使用量を低減することが可能となる。上記重金属イオンは、イオンの形態として含まれるものであれば特に限定されないが、重金属化合物を溶解してなる溶液を用いる方法を用いると、取り扱い性に優れるため好適である。上記重金属化合物としては、モール塩(Fe(NH(SO・6HO)、硫酸第一鉄・7水和物、塩化第一鉄、塩化第二鉄、塩化マンガン等が例示される。
上記重金属イオンの使用量としては、重合反応液全量に対して、0ppm以上、100ppm以下であることが好ましく、0ppm以上、50ppm以下であることがより好ましい。
上記重合工程において、溶剤を使用する場合、溶剤としては、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、ジエチレングリコール等のアルコール類等から選ばれる1種または2種以上が例示される。
溶媒の使用量としては、単量体100質量%に対して40〜1000質量%が好ましい。より好ましくは、45質量%以上であり、更に好ましくは、50質量%以上である。また、より好ましくは、950質量%以下であり、更に好ましくは、900質量%以下である。溶媒の使用量が40質量%未満であると、得られる重合体の分子量が高くなるおそれがあり、1000質量%を超えると、得られる重合体の濃度が低くなり、保管等のコストが高額になるおそれがある。
上記重合工程におけるN−ビニルラクタムの使用量は、全単量体100モル%に対し、50モル%以上、99モル%以下であることが好ましく、60モル%以上、99モル%以下であることがより好ましく、75モル%以上、99モル%以下であることがさらに好ましい。上記重合工程におけるその他の単量体の使用量は、全単量体100モル%に対し、1モル%以上、50モル%以下であることが好ましく、1モル%以上、40モル%以下であることがより好ましく、1モル%以上、25モル%以下であることがさらに好ましい。
上記重合工程において、重合温度は、特に限定されるものではないが、比較的低温の方が共重合体の分子量が大きくなるので好ましく、20℃〜100℃の範囲内が重合率が向上するのでさらに好ましい。尚、反応時間は、上記重合反応が完結するように、反応温度や、単量体成分、重合開始剤、および溶媒等の種類(性質)や組み合わせ、使用量等に応じて、適宜設定すればよい。
本発明の共重合体は、上記重合工程に加え、任意の工程を含んで製造してもよい。例えば、残存した重合開始剤や連鎖移動剤を失活させる工程、精製工程、安定剤等の添加剤添加工程、濃縮・希釈工程、乾燥工程、粉砕工程、分級工程、造粒工程等を含んでいてもよい。
<ポリエステル>
本発明の樹脂組成物は、ポリエステルを含む。
上記ポリエステルとしては、酸成分として、テレフタル酸、イソフタル酸から選択される1以上のジカルボン酸に由来する構造単位を必須に含み、ジオール成分としてエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールから選択される1以上のジオールに由来する構造単位から選択される1種以上の構造単位を必須に含むポリエステルが好ましい。
上記「ジカルボン酸に由来する構造単位」とは、ジカルボン酸が重縮合して形成される構造単位と同じ構造の構造単位であり、例えばテレフタル酸に由来する構造単位は、テレフタル酸をHOOC−Ph−COOHと表した場合、−OC−Ph−CO−と表すことができる。なお、ジカルボン酸が重縮合して形成される構造単位と同じ構造であれば、ジカルボン酸を使用しなくても、ジカルボン酸に由来する構造単位に含まれる。
上記「ジオールに由来する構造単位」とは、ジオールが重縮合して形成される構造単位と同じ構造の構造単位であり、例えばエチレングリコール(HOCHCHOH)に由来する構造単位は、−OCHCHO−と表すことができる。
上記ポリエステルとしては、酸成分として、テレフタル酸およびイソフタル酸以外のジカルボン酸(以下、「その他のジカルボン酸」ともいう)に由来する構造単位を含んでいてもよい。その他のジカルボン酸としては、フタル酸、コハク酸、アジピン酸、ナフトキシジカルボン酸、テレフタル酸若しくはイソフタル酸の水素原子の1または2以上が、置換基で置換されたジカルボン酸が例示される。上記置換基としては、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、炭素数6〜18のアリール基、スルホン酸基、アミノ基等が例示される。
上記ポリエステルは、テレフタル酸、イソフタル酸から選択される1以上のジカルボン酸に由来する構造単位を全ジカルボン酸に由来する構造単位(テレフタル酸に由来する構造単位、イソフタル酸に由来する構造単位、その他のジカルボン酸に由来する構造単位)100モル%に対し、50モル%以上、100モル%以下含むことが好ましく、80モル%以上、100モル%以下含むことがより好ましく、90モル%以上、100モル%以下含むことがさらに好ましい。
上記ポリエステルとしては、ジオール成分として、エチレングリコール、プロピレングリコールおよびブチレングリコール以外のジオール(以下、「その他のジオール」ともいう)に由来する構造単位を含んでいてもよい。その他のジオールとしては、ジエチレングリコール(HOCHCHOCHCHOH)、トリエチレングリコール(HOCHCHOCHCHOCHCHOH)等のアルキレングリコールが縮合した構造のジオール、エチレングリコール、プロピレングリコール若しくはブチレングリコールの水素原子の1または2以上が、置換基で置換されたジオール等が例示される。上記置換基としては、炭素数1〜18のアルキル基、炭素数1〜18のアルコキシ基、炭素数6〜18のアリール基、スルホン酸基、アミノ基等が例示される。
上記ポリエステルは、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールから選択される1以上のジオールに由来する構造単位を全ジオールに由来する構造単位(エチレングリコールに由来する構造単位、プロピレングリコールに由来する構造単位、ブチレングリコールに由来する構造単位、その他のジオールに由来する構造単位)100モル%に対し、50モル%以上、100モル%以下含むことが好ましく、80モル%以上、100モル%以下含むことがより好ましく、90モル%以上、100モル%以下含むことがさらに好ましい。
上記ポリエステルは、グリコール酸や乳酸などのヒドロキシカルボン酸に由来する構造単位やトリメリット酸やグリセリン等の分岐成分に由来する構造単位を含んでいてもよい。
上記ポリエステルとして、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート、ポリプロピレンイソフタレート、ポリブチレンイソフタレート等が例示される。
上記ポリエステルの融点は、150℃以上、260℃以下であることが好ましく、200℃以上、255℃以下であることがより好ましい。上記範囲の融点を有するポリエステルと、上記範囲以外の融点を有するポリエステルとを混合してもよい。
上記ポリエステルは、テレフタル酸、イソフタル酸、およびこれらのエステル若しくは酸塩化物から選択される1以上と、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコールから選択される1以上とを必須とする成分を重縮合する工程を含み、製造することが好ましい。上記重縮合においては、触媒を使用することが好ましく、例えばアンチモン系、チタン系、スズ系等の公知の触媒等を使用することができる。触媒は2種以上を併用しても良い。
上記ポリエステルは、重縮合する工程の他に任意の工程を含んで製造してもよく、例えば触媒の失活工程、精製工程等を含んでいてもよい。
<樹脂組成物>
本発明の樹脂組成物は、ポリエステルと、本発明の共重合体とを含む。
本発明の樹脂組成物に含まれる、ポリエステルと、本発明の共重合体との質量の比率は、99:1〜60:40であ、98:2〜65:35であることが好ましく、97:3〜70:30であることがより好ましい。
本発明の樹脂組成物は、ポリエステルと、本発明の共重合体以外の成分を含んでいてもよい。本発明の樹脂組成物におけるポリエステルおよび本発明の共重合体の合計の含有量は、80質量%以上、100質量%以下であることが好ましく、90質量%以上、100質量%以下であることがより好ましい。ポリエステルと、本発明の共重合体以外の成分としては、酸化亜鉛、酸化マグネシウム等の白色顔料等が例示される。
本発明の樹脂組成物は、ポリエステルと、本発明の共重合体との相溶性が良好であることが好ましい。例えば電子顕微鏡で観察した際に、ポリエステルと、本発明の共重合体とのミクロ層分離が観察されないか、または島成分(本発明の共重合体)の平均粒径が500nm以下であることが好ましい。上記島成分の平均粒径は、300nm以下であることがより好ましい。
本発明の樹脂組成物は、良好な吸放湿性を有している。本発明の樹脂組成物は、吸湿率が0.30%以上、15%以下であり、より好ましくは吸湿率が0.35%以上、10%以下であり、さらに好ましくは吸湿率が0.40%以上、8%以下である。
本発明の樹脂組成物は、ポリエステルと、本発明の共重合体を混合する工程を含み、製造することが好ましい。通常は溶融混合することが好ましいが、溶剤に溶解して混合してもよい。溶融混合する際の混合器としては、特に限定されないが、一軸押出機、二軸押出機、双腕型ニーダー等を用いることができる。また、混合する工程は、回分式でも連続式でも行うことができる。
本発明の樹脂組成物は、上記混合する工程以外に任意の工程を含んで製造してもよく、例えば、乾燥工程、成型工程等が例示される。
本発明の樹脂組成物は、ポリエステル繊維の原料として好適であるが、その形状は特に制限されず、例えばペレット状や、シート状、棒状、塊状、紛体状とすることができる。
以下に実施例を掲げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例のみに限定されるものではない。
<重合反応率、重合体組成分析>
実施例1と実施例2における重合反応時の反応率および重合体中の特定単量体単位の含有率は、得られた重合反応混合物中の未反応単量体の量をガスクロマトグラフィ(Agilent Technologies社製 6890N)を用いて求めた。
<重合平均分子量の測定条件>
装置:東ソー製 HLC−8320GPC
検出器:RI
カラム:東ソー製 TSK−GEL ALPHA−M,ALPHA−2500
カラム温度:40℃
流速:0.8ml/min
検量線:TSKgel standard Poly(ethylene oxide)
溶離液:アセトニトリルと0.2M 硝酸ナトリウム水溶液とを1:4で混合した溶液。
<樹脂の強度評価>
樹脂ペレットを、手動式加熱プレス機(井元製作所製、IMC−180C型)を用いて、270℃、10MPaで1分間溶融プレス成形して、厚さ100μmの未延伸フィルムを作製した。得られたフィルムに対し、重さ2.7gの球体を100mmの高さから自由落下させ、球体がフィルムに衝突時にフィルムが割れないものを○、割れるものを×とした。
<吸湿性>
樹脂ペレットを、手動式加熱プレス機(井元製作所製、IMC−180C型)を用いて、270℃、10MPaで1分間溶融プレス成形して、厚さ100μmの未延伸フィルムを作製した。得られたフィルムを110℃で12時間乾燥した質量(X)を測定した。続いて、フィルムを40℃、相対湿度80%の恒温槽にて保管し、5時間後に取り出して吸湿後の質量(Y)を測定した。吸湿率は以下の計算式で計算した。
吸湿率(%)=(Y−X)×100/X
<実施例1>
二枚パドル型の攪拌翼、ガラス製の蓋、撹拌シール付の撹拌器、窒素導入管、温度センサーを備えたガラス製反応容器に、2−プロパノール(以下、「IPA」と記す)55.5質量部とN−ビニルピロリドン(以下、「NVP」と記す)35.6質量部を仕込み、窒素気流下100rpmで撹拌して、還流するまで昇温した。
単量体溶液として、スチレン(以下、「St」と記す)1.9質量部にIPA35.6質量部を加えた溶液を調製した。
開始剤溶液としてジメチル2,2’−アゾビス(2−メチルプロピオネート)(和光純薬工業社製、以下、「V−601」と記す)1.1質量部にIPA20.3質量部を加えた溶液を調製した。
還流を保ちながら、上記で調製を行った単量体溶液と開始剤溶液を180分間連続的に滴下した。滴下完了後から30分後に5質量%のV601のIPA溶液を3質量部、さらに滴下完了後から90分後に5質量%のV601のIPA溶液を3質量部加えて60分還流を保って重合反応を完結させた。なお、重合完結後のNVPの消費率は99%、Stの消費率は100%であった。よって、得られた共重合体(A−1)に含まれるNVPとStの重量比は95:5であった。
IPAの一部を留去して、次いで減圧乾燥してラボミルサーにて粉砕することで目的の共重合体(A−1)の粉体を得た。得られた共重合体(A−1)の重量平均分子量は42,000であった。
ポリエステル樹脂(ユニチカ製、MA−2101M)28.42gと得られた共重合体(A−1)1.58gとを、ミキサー(東洋精機製作所製、ラボプラストミル)を用いて270℃で5分間混練し、ポリエステル樹脂とNVP/St共重合体との樹脂組成物(B−1)を得た。得られた樹脂組成物(B−1)の評価結果を表1に示す。
<実施例2>
二枚パドル型の攪拌翼、ガラス製の蓋、撹拌シール付の撹拌器、窒素導入管、温度センサーを備えたガラス製反応容器に、IPA21.0質量部とNVP33.8質量部を仕込み、窒素気流下100rpmで撹拌して、還流するまで昇温した。
単量体溶液として、St3.8質量部にIPA71.3質量部を加えた溶液を調製した。
開始剤溶液として1.0質量部のV−601にIPA19.2質量部を加えた溶液を調製した。
還流を保ちながら、上記で調製を行った単量体溶液と開始剤溶液を180分間連続的に滴下した。滴下完了後から30分後に5質量%のV601のIPA溶液を2質量部、さらに滴下完了後から90分後に5質量%のV601のIPA溶液を2質量部加えて60分還流を保って重合反応を完結させた。なお、重合完結後のNVPの消費率は40%、Stの消費率は98%であった。よって、得られた共重合体(A−2)に含まれるNVPとStの重量比は78:22であった。
IPAの一部を留去して、次いで減圧乾燥してラボミルサーにて粉砕することで目的の共重合体(A−2)の粉体を得た。得られた共重合体(A−2)の重量平均分子量は48,000であった。
ポリエステル樹脂(ユニチカ製、MA−2101M)28.08gと得られた共重合体(A−2)1.92gとを、ミキサー(東洋精機製作所製、ラボプラストミル)を用いて270℃で5分間混練し、ポリエステル樹脂とNVP/St共重合体との樹脂組成物(B−2)を得た。得られた樹脂組成物(B−2)の評価結果を表1に示す。
<比較例1>
マックスブレンド(住友重機械工業社の登録商標)型の攪拌翼、ガラス製の蓋、撹拌シール付の撹拌器、窒素導入管、温度センサーを備えたSUS製反応容器に、イオン交換水(420.4質量部)、5%水酸化ナトリウム水溶液(以下、「5%NaOHaq」と記す)1.5質量部、ジ亜リン酸ナトリウム一水和物(和光純薬工業社製、以下、「SHP・1H2O」と記す)2.5質量部、を仕込み、窒素気流下200rpmで撹拌して、90℃に昇温した。
単量体水溶液として、N−ビニルピロリドン(以下、「NVP」と記す)500質量部にイオン交換水55.6質量部を加えた溶液を調製した。
開始剤水溶液として2,2’−アゾビス−2−アミジノプロパン二塩酸塩(和光純薬工業社製、以下、「V−50」と記す)3.0質量部にイオン交換水17.0質量部を加えた溶液を調製した。
窒素を30mL/分で導入し、温度を90±2℃に保ちながら、上記で調製を行った単量体水溶液を360分間連続的に滴下した。また開始剤水溶液は390分間連続的に滴下した。滴下完了後30分間、90℃に保って重合反応を完結させた。
更に88%ギ酸水溶液(和光純薬工業社製)2.9質量部を重合開始から420分後に一括で添加することによりPVP(A−3)の水溶液を得た。
得られた水溶液をドラムドライヤーに投入し、ドラム表面温度140℃、ドラム回転数1.5rpmの運転条件で20秒間乾燥した後、得られた乾燥物をラボミルサーに粉砕してPVP(A−3)の粉体を得た。得られたPVP(A−3)の重量平均分子量は20,000であった。
ポリエステル樹脂(ユニチカ製、MA−2101M)28.50gと得られたPVP(A−3)1.50gとを、ミキサー(東洋精機製作所製、ラボプラストミル)を用いて270℃で5分間混練し、ポリエステル樹脂とPVPとの樹脂組成物(B−3)を得た。得られた樹脂組成物(B−3)の評価結果を表1に示す。
<比較例2>
ポリエステル樹脂(ユニチカ製、MA−2101M)30.00gを、ミキサー(東洋精機製作所製、ラボプラストミル)を用いて270℃で5分間混練した。評価結果を表1に示す。
Figure 0006577194
表1の結果から、本発明の樹脂組成物は、良好な吸湿性と、機械的強度とを有することが明らかとなった。

Claims (2)

  1. ポリエステルと、N−ビニルラクタムに由来する構造単位とスチレン、ビニルトルエン、インデン及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位とを含む環状N−ビニルラクタム系共重合体とを含み、
    前記環状N−ビニルラクタム系共重合体が、前記スチレン、ビニルトルエン、インデン、及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位を、全単量体に由来する構造単位100モル%に対して、1モル%以上、25モル%以下含み、
    前記ポリエステルと、前記環状N−ビニルラクタム系共重合体とを99:1〜60:40の質量比率で含み、
    吸湿率が0.30%以上、15%以下である、
    樹脂組成物。
  2. 前記環状N−ビニルラクタム系共重合体が、前記N−ビニルラクタムに由来する構造単位を50モル%以上、99モル%以下含み、前記スチレン、ビニルトルエン、インデン及びビニルナフタレンからなる群から選択された少なくとも1つの単量体に由来する構造単位を1モル%以上、25モル%以下含む、請求項1に記載の樹脂組成物。
JP2015019817A 2015-02-04 2015-02-04 樹脂組成物 Active JP6577194B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015019817A JP6577194B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 樹脂組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015019817A JP6577194B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 樹脂組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016141762A JP2016141762A (ja) 2016-08-08
JP6577194B2 true JP6577194B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=56568448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015019817A Active JP6577194B2 (ja) 2015-02-04 2015-02-04 樹脂組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6577194B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6522388B2 (ja) * 2015-03-30 2019-05-29 株式会社日本触媒 N−ビニルラクタム系共重合体および樹脂組成物
JP7365756B2 (ja) * 2016-08-26 2023-10-20 株式会社日本触媒 樹脂組成物
JP7493326B2 (ja) * 2019-04-05 2024-05-31 株式会社日本触媒 樹脂組成物、及びn-ビニルアミド系重合体

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0826137B2 (ja) * 1987-06-10 1996-03-13 東レ株式会社 ポリエステルの製造方法
JP2007009228A (ja) * 1996-06-03 2007-01-18 Nippon Shokubai Co Ltd 熱可塑性共重合体およびその製造方法
JP2002030125A (ja) * 2000-04-17 2002-01-31 Asahi Medical Co Ltd 新規親水化芳香族高分子
JP2002003731A (ja) * 2000-06-19 2002-01-09 Nippon Shokubai Co Ltd 熱可塑性樹脂組成物
JP4032850B2 (ja) * 2002-07-03 2008-01-16 東洋紡績株式会社 空洞含有ポリエステル系フィルム
JP2008031452A (ja) * 2006-07-03 2008-02-14 Sumitomo Chemical Co Ltd 芳香族ブロック共重合体、その分解方法および該分解方法を用いた分析方法
JP2008088060A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Jsr Corp 芳香族求核置換反応によるテレケリックオリゴマーの合成に有用な末端封止化合物、該末端封止化合物を含有するテレケリックオリゴマー、および上記テレケリックオリゴマーとポリアリーレンとのブロック共重合体
JP4867610B2 (ja) * 2006-11-22 2012-02-01 富士ゼロックス株式会社 静電潜像現像用透明トナー、その製造方法、静電潜像現像用現像剤、画像形成方法および画像形成装置。
JP6117729B2 (ja) * 2014-04-07 2017-04-19 十条ケミカル株式会社 導電性樹脂組成物および面状発熱体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016141762A (ja) 2016-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6577194B2 (ja) 樹脂組成物
JP6275131B2 (ja) カルボキシル基含有重合体及びその組成物
JP6130651B2 (ja) 複合樹脂組成物の製造方法
JP6324369B2 (ja) 超吸収性コポリマー
SG161231A1 (en) Production process of polyacrylic acid (salt) water-absorbent resin
WO2018110245A9 (ja) ラテックス、セルロースナノファイバー含有樹脂、成形体及びこれらの製造方法
JP5766283B2 (ja) 改善された色安定性を有する吸水性ポリマー粒子
WO2018207934A1 (ja) 重合用組成物及びその重合体並びに重合体の製造方法
Machotová et al. Waterborne hygienic coatings based on self-crosslinking acrylic latex with embedded inorganic nanoparticles: a comparison of nanostructured ZnO and MgO as antibacterial additives
JP2012031292A (ja) ポリアクリル酸(塩)系吸水性樹脂およびその製造方法
JP2012526878A (ja) 防臭性吸水ポリマー粒子の製造方法
JP2016188267A (ja) N−ビニルラクタム系共重合体および樹脂組成物
BR112014007345B1 (pt) dispersão aquosa de polímero, e, composição para revestimento
JP2007211144A (ja) ビニルピロリドン系重合体溶液、及び、その製造方法
JP2018123061A (ja) ポリマー型抗菌・防カビ剤、およびその利用
JP6961291B2 (ja) N−ビニルラクタム系共重合体及びn−ビニルラクタム系共重合体含有組成物
JP7365756B2 (ja) 樹脂組成物
JP6294372B2 (ja) ポリ(メタ)アクリル酸系重合体
JP4963047B2 (ja) 染料移行防止剤、洗濯用洗剤組成物
JP2012207139A (ja) 吸収性樹脂の製法及び吸収性樹脂
JPH09136808A (ja) 抗菌性樹脂
JP2015105443A (ja) 製紙薬品用分散剤および製紙薬品分散液
JP2013256740A (ja) 製紙用歩留向上剤およびそれを用いた製紙方法
JP2012057171A (ja) ビニルラクタム重合体及びその製造方法
JP5259974B2 (ja) ポリマーの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181003

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20181129

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181130

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190718

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20190726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6577194

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150