JP6576145B2 - パワースライド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パワースライド装置に関する。
下記特許文献1に示された車両用シートスライド装置(パワースライド装置)では、シートが左右一対のスライドレール(ロアレール及びアッパレール)を介して車体床部に支持される。左右一対のロアレールには、シート幅方向に延びる固定支持部材が掛け渡されており、この固定支持部材の中央部分には駆動モータが取付けられている。この駆動モータの回転が、フレキシブルワイヤを介して駆動用ウォームギアに伝達される。この駆動用ウォームギアは、アッパレールに設けられると共に、ロアレール内に位置するラックの歯面と噛合されている。これにより、各アッパレールがシートと共に各ロアレールに対してスライドする構成になっている。
特開平4−166429号公報
ところで、上述の車両用シートスライド装置では、アッパレール側に支持された駆動用ウォームギアに、アッパレールのスライド機能と、スライドを規制するロック機能を担わせている。このため、駆動用ウォームギアに強度を持たせる必要があり、重量が大きくなる。
本発明は上記事実を考慮し、軽量で高強度を必要としないパワースライド装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様のパワースライド装置は、車体床部に固定される左右一対のロアレール、及び前記一対のロアレールにそれぞれシート前後方向にスライド可能に取付けられると共に、シートクッションに連結された左右一対のアッパレールを有する左右一対のスライドレールと、前記スライドレールに設けられ、前記アッパレールをスライドさせるスライド機構と、前記スライド機構を作動させるモータと、前記スライド機構と別に前記スライドレールに設けられ、前記アッパレールのスライドを規制するロック機構と、前記ロック機構を操作する駆動装置と、を備える。
本発明の第1態様のパワースライド装置によれば、スライド機構とロック機構とが別に設けられている。このため、スライド機構にロック機能を担わせる必要がなく、スライド機構にロック機能を発揮させるための強度を持たせる必要がない。したがって、駆動用ウォームギアにアッパレールのスライドを規制するロック機能を担わせている従来技術と比較して、スライド機構の重量を小さくすることができる。
また、スライド機構とロック機構を、それぞれ特化した機能とすることができる。このため、駆動用ウォームギアにアッパレールのスライドを規制するロック機能を担わせている従来技術と比較して、軽量で、高強度を必要としない。
本発明の第2態様のパワースライド装置は、第1態様のパワースライド装置において、前記アッパレールに取付けられ、前記モータによりシート前後方向に回転される前記スライド機構の一部としてのピニオンと、前記アッパレールに取付けられ、前記駆動装置によりシート上下方向に駆動される前記ロック機構の一部としてのロック部材と、前記ロアレールに間隔をあけて設けられ、前記ピニオンの歯部が噛合し、かつ前記ロック部材の爪部が係合するロック孔と、を備える。
本発明の第2態様のパワースライド装置によれば、ロアレールにピニオンの歯部が噛合するロック孔が間隔をあけて設けられる。このため、ロアレール内に、ピニオンの歯部を噛合させるためのラックを別途設ける必要がない。したがって、スライド機構の重量を小さくすることができる。また、ロアレールにラックを設けないのでラックを固定するための構成を備える必要がなく、ラックを設ける構成と比較して、ロアレールの構造が単純化される。このため、例えばマニュアルスライド装置に使用されるロアレールなどの汎用品を流用することができる。
また、ロアレールのロック孔には、シート上下方向に駆動するロック部材の爪部が係合する。このとき、ロック部材の爪部の形状や上下方向の駆動量を、ロック孔の形状に合わせて最適化することで、アッパレールのシート前後方向へのスライドを、確実に止めることができる。例えばロック部材の爪部を、シート上下方向上側から下側に向って幅が狭まる形状とし、ロック孔の孔幅と爪部のシート前後方向の幅とが合致する位置までロック部材を駆動させることで、爪部がシート前後方向へ移動することや爪部のがたつきが抑制される。
本発明の第3態様のパワースライド装置は、第2態様のパワースライド装置において、前記ピニオンは、プレス成形される。
本発明の第3態様のパワースライド装置によれば、ピニオンがプレス成形されるため、例えば射出成形される場合と比較して、ピニオンの厚みを薄くすることができる。したがって、スライド機構の一部であるピニオンの重量を小さくすることができる。また、ピニオンの厚みを薄くすることにより、ピニオンの歯部が噛合するロアレールのロック孔のシート幅方向の孔径を小さくすることができる。このため、ロアレールのシート幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明の第4態様のパワースライド装置は、第2態様又は第3態様のパワースライド装置において、前記ピニオンは、前記モータの回転軸にシャフトを介して前記モータと直結される。
本発明の第4態様のパワースライド装置によれば、ピニオンが、減速機などを介さずモータの回転軸にシャフトを介して直結される。このため、例えばウォームギアや減速機を用いる場合と比較して構成が単純である。
本発明の第5態様のパワースライド装置は、第2態様〜第4態様の何れか1態様のパワースライド装置において、前記駆動装置は、前記アッパレールが予め設定されたスライド量をスライドした際に、前記ロック機構をロック方向に操作する。
本発明の第5態様のパワースライド装置によれば、アッパレールが予め設定されたスライド量をスライドすると、自動的にロック機能が働く。
本発明の第6態様のパワースライド装置は、第2態様〜第5態様の何れか1態様のパワースライド装置において、前記駆動装置は、前記爪部が前記ロック孔と係合できる位置で前記アッパレールのスライドを停止させる。
本発明の第6態様のパワースライド装置によれば、車体搭乗者が駆動装置を操作すると、駆動装置は、爪部がロック孔と係合できる位置までアッパレールをスライドさせてから、アッパレールのスライドを停止させる。
以上説明したように、第1態様に係るパワースライド装置は、軽量かつ部品強度を小さくできるという優れた効果を有する。
第2態様に係るパワースライド装置は、生産効率が高く、アッパレールのシート前後方向へのスライドを確実に止めることができるという優れた効果を有する。
第3態様に係るパワースライド装置は、パワースライド機構を更に軽量化できるという優れた効果を有する。
第4態様に係るパワースライド装置は、モータの回転力のエネルギー損失が少ないという優れた効果を有する。
第5態様に係るパワースライド装置は、アッパレールの過剰なスライドを抑制することができるという優れた効果を有する。
第6態様に係るパワースライド装置は、ロック機構を確実に機能させることができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係るパワースライド装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るパワースライド装置のスライド状態を示す側断面図である。 本発明の実施形態に係るパワースライド装置のスライド機構を示す断面図であり、(A)は上アッパレールに取付けられるベアリングを示し、(B)は下アッパレールに取付けられるベアリングを示す。 本発明の実施形態に係るパワースライド装置のロック状態におけるロック機構を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るパワースライド装置のロック解除状態におけるロック機構を示す断面図である。 本発明の実施形態に係るパワースライド装置の操作方法を示すフローチャートである。
以下、図1〜図5を参照して、本発明の実施形態に係るパワースライド装置10について説明する。なお、各図中に適宜示される矢印FR、矢印UP、矢印LH、矢印RHは、パワースライド装置10の前方向、上方向、左方向、右方向を示している。また、パワースライド装置10の前後左右上下の方向性は、パワースライド装置10が搭載された車両の前後左右上下の方向性、及び車両に搭載されるシートクッション90の前後左右上下の方向性と一致している。さらに、以下の説明に記載する「シート幅方向」は、「シート左右方向」と同義である。
[本実施形態の構成]
図1に示されるように、本実施形態のパワースライド装置10は、左右一対のスライドレール20と、スライドレール20に設けられるスライド機構30と、スライド機構30に回転力を伝達するモータ40と、スライドレール20に設けられるロック機構50と、ロック機構50を操作する駆動装置60と、を備えて構成される。
なお、図1は、本実施形態のパワースライド装置10を説明するための分解斜視図であり、詳しくは後述するが、左右対称の構成となる部分についてはシート幅方向左側の構成のみを示し、右側の構成は省略されている。また、スライドレール20を構成するロアレール22のシート前後方向後ろ側の端部も省略されている。
パワースライド装置10の車両上方向にはシートクッション90が設けられており、シートクッション90を構成するクッションフレーム92が、レッグブラケット94、96を介してスライドレール20を構成する上アッパレール24Aに取付けられている。
(スライドレール)
まず、図1を参照して、本実施形態に係るスライドレール20の構成について説明する。
スライドレール20は左右一対とされ、シートクッション90の下方にシート前後方向に配置されている。各スライドレール20は、シート前後方向に沿って長尺状に形成されたロアレール22とアッパレール24とを備えている。
各ロアレール22(以下、単にロアレール22と称することがある)は、ロール成形された金属製のC型鋼材(リップ付きチャンネル状)とされ、開口22Aを上方へ向けて配置されている。ロアレール22の少なくとも前後両端部は、リップブラケット26を介して、車体床部100の上面側に固定されている。ロアレール22は、開口22Aと対向するウェブ22Bに、シート前後方向に沿った長さがL、シート幅方向に沿った幅がWのロック孔22Cが、シート前後方向に一定の間隔Pで配置されている。ロック孔22Cは、ロアレール22のロール成形後、打ち抜き加工によって形成される。
各アッパレール24(以下、単にアッパレール24と称することがある)は、後述するベアリング34が取付けられた上アッパレール24A、後述するピニオン32をシート幅方向に挟み込んで保持する一対の中アッパレール24B、及び後述するベアリング36が取付けられた下アッパレール24Cを含んで構成されている。上アッパレール24A、中アッパレール24B、及び下アッパレール24Cはそれぞれ金属製とされ、溶接、又は図示しないリベット、ねじ、若しくは係止爪などによって互いに固定され、上アッパレール24Aに備えられたベアリング34、及び下アッパレール24Cに備えられたベアリング36がそれぞれロアレール22と摺接して、アッパレール24がロアレール22に対してスライド可能とされている。
(スライド機構)
次に、図1〜図3を参照して、本実施形態に係るスライド機構30の構成について説明する。
図1に示されるように、スライド機構30は、中アッパレール24Bに取付けられたピニオン32、上アッパレール24Aに取付けられたベアリング34、下アッパレール24Cに取付けられたベアリング36を含んで構成されている。なお、図1には、スライド機構30はシートクッション90の左側のみに記載されているが、シートクッション90の右側にもシート中央に対して対称に同様の構成が設けられている。
ピニオン32は、プレス成形された円盤状の金属製歯車で、モータシャフト42を介して後述するモータ40と接続されており、モータ40の回転動力により、中心Oを中心にしてシート前後方向に回転可能とされている。
図2に示すように、ピニオン32の歯部32Aは、ピニオン32の外周に沿って等間隔に形成され、ピニオン32の中心Oを通る直線を基準として線対称にピニオン径方向外側に向って幅が狭まるテーパー形状とされている。ロアレール22、アッパレール24を含んだスライドレール20と、ピニオン32を含んだスライド機構30とが組み立てられた状態においては、ピニオン32は、下アッパレール24Cに形成されたピニオン貫通孔24Dを貫通し、ピニオン32の歯部32Aは、ロアレール22のロック孔22Cと噛合されている。
ピニオン32の中心Oからロアレール22までの距離を半径とするピッチ円R上における、それぞれの歯部32Aの円周方向に沿った長さTは、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った長さLと略同一とされ、ピッチ円R上における歯部32Aの間隔Sは、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った間隔Pと略同一とされている。そして、ピッチ円Rの円周長さは、間隔Sの整数倍とされている。また、歯部32Aのシート幅方向に沿った厚みは、ロック孔22Cのシート幅方向に沿った幅Wよりも小さく形成されている。
なお、本実施形態では歯部32Aの円周方向に沿った長さTは、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った長さLと略同一とされているが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、ピニオン32がスムーズに回転するためには、歯部32Aの長さTは、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った長さLよりも若干小さいことが好ましい。このように、歯部32Aの長さTと、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った長さLは、必ずしも同一である必要はない。
図1に示すように、ベアリング34は、上アッパレール24Aの前後の両端部をそれぞれ左右から挟み込むように、合計4個取付けられている。図3(A)に示すように、ベアリング34の直径はロアレール22のシート上下方向の内径よりも小径とされ、ベアリング34がロアレール22と摺接することで、アッパレール24を構成する上アッパレール24Aとロアレール22とがシート上下方向に直接接触しないように距離を保ち、かつアッパレール24がスライドする際の上下方向のガタつきを抑制している。
図1に示すように、ベアリング36は、下アッパレール24Cの前後の両端部左右に、合計4個取付けられている。図3(B)に示すように、左右に隣合うベアリング36の外側間距離はロアレール22のシート幅方向の内径よりも小幅とされ、ベアリング36がロアレール22と摺接することで、アッパレール24を構成する下アッパレール24Cとロアレール22とがシート幅方向に直接接触しないように距離を保ち、かつアッパレール24がスライドする際のシート幅方向のガタつきを抑制している。
(モータ)
次に、図1を参照して、本実施形態に係るモータ40の構成について説明する。
モータ40は、本体内部に収容された図示しない出力軸の回転軸の軸線方向がシート幅方向に沿う状態で左右の上アッパレール24Aに挟まれる位置に配置されており、モータブラケット44を介して、図示しないシート幅方向右側の上アッパレール24Aに固定されている。
モータ40の本体部48からは、出力軸の回転軸と一体のモータシャフト42が本体部48の左右方向へ突出しており、先述したピニオン32が、同軸的かつ相対回転不能に連結されている。モータシャフト42は、上アッパレール24Aに設けられた切欠き、中アッパレール24Bに設けられた貫通孔をそれぞれ貫通し、中アッパレール24Bと軸受等を介して相対回転可能に固定されている。
先述の通り、モータ40はモータブラケット44を介して上アッパレール24Aに固定され、上アッパレール24Aと中アッパレール24Bは互いに溶接などによって固定され、出力軸の回転軸と一体のモータシャフト42とピニオン32が、同軸的かつ相対回転不能に連結されている。このため、アッパレール24とピニオン32は互いに相対回転可能とされている。
(ロック機構)
次に、図1、図4を参照して、本実施形態に係るロック機構50の構成について説明する。
図1に示されるように、ロック機構50は、上アッパレール24Aのシート幅方向外側に取付けられるロック部材52、ロック部材52のシート幅方向外側に取付けられるスプリングブラケット54、スプリングブラケット54のシート幅方向外側に取付けられるスプリング56、ロック部材52及びスプリングブラケット54のそれぞれに設けられた貫通孔を貫通するロックシャフト58を含んで構成されている。なお、図1には、ロック部材52、スプリングブラケット54、及びスプリング56はシートクッション90の左側のみに記載されているが、シートクッション90の右側にも同様の構成が設けられている。
図4に示すように、ロック部材52は、平板状に形成された金属製部材で、上アッパレール24Aのシート幅方向外側側面に沿って上下方向に移動可能とされた本体部52Aと、本体部52Aのシート前後方向前側及び後側の両下端部からそれぞれシート上下方向下側に突出する爪部52Bと、本体部52Aのシート前後方向の中央部からシート上下方向上側に突出する角部52Cを含んで構成される。ロック部材52のシート幅方向に沿った厚みは、ロック孔22Cのシート幅方向に沿った幅Wよりも小さく形成されている。
ロック部材52の角部52Cには貫通孔が設けられており(図1参照)、ロックシャフト58が貫通している。また、上アッパレール24Aにはシート上下方向に長い長孔状の貫通孔24Fが設けられており(図1参照)、ロックシャフト58が貫通している。ロックシャフト58をシート上下方向に動かすことで、上アッパレール24Aの貫通孔24Fに沿ってロック部材52が上下方向に移動する。
なお、上アッパレール24Aのシート幅方向外側面には、ロック部材52のシート前後方向の幅と略同一幅の溝が設けてあり、該溝にロック部材52が嵌合することで、ロック部材52がシート上下方向に移動するためのガイドとなっている。さらに、ロック部材52は、上アッパレール24Aに設けられた図示しない係止爪などによって上アッパレール24Aに固定され、シート上下方向以外の方向への移動を規制されている。また、ロック部材52は下アッパレール24Cに形成されたロック部材貫通孔24Eを貫通し、シート上下方向に移動可能とされている。
ロック部材52の爪部52Bは、シート上下方向上側の基端部から下側の先端部に向って幅が狭まる勾配を有する形状とされ、爪部52Bの先端部のシート前後方向の長さL1は、ロアレール22のロック孔22Cのシート前後方向の長さLよりも小さく、爪部52Bの基端部のシート前後方向の長さL2は、ロック孔22Cのシート前後方向の長さLよりも大きい。これにより、ロック部材52がシート上下方向下側に移動した際には、ロック部材52の爪部52Bがロアレール22のロック孔22Cに密着して係合し、アッパレール24のロアレール22に対する相対移動が規制される。
スプリングブラケット54は、材軸方向が上アッパレール24Aの延設方向、すなわちシート前後方向に沿ってロック部材52のシート幅方向外側に設置される。スプリングブラケット54は、スプリングブラケット54のシート前後方向後ろ側の端部に設けられた固定部54Aによって、ロック部材52よりもシート前後方向後ろ側で上アッパレール24Aに対して回転可能に固定されている。また、スプリングブラケット54のシート前後方向前側の端部に設けられた、材軸方向に長孔とされた貫通孔54Bを、ロックシャフト58が貫通している。
上アッパレール24Aのロック部材52よりもシート前後方向前側にはスプリングブラケット55が固定されており、スプリングブラケット55のシート上下方向上側に形成された引掛け部55Cと、スプリングブラケット54のシート上下方向上側に形成された引掛け部54Cとにそれぞれ、スプリング56の端部が引掛けられている。
スプリング56は、通常、縮む方向に付勢されており、このため、スプリングブラケット54には固定部54Aを中心として、シート前後方向前側に回転する方向(図4では反時計回り)へ付勢力が働いている。これにより、スプリングブラケット54の貫通孔54Bにはシート上下方向下側かつシート前後方向後ろ側に移動する付勢力が働き、ロックシャフト58に、シート上下方向下側に向う力が作用する。このため、ロック部材52は、通常、シート上下方向下側に付勢されている。したがって、ロック部材52の爪部52Bは、ロアレール22のロック孔22Cに対して密着して係合している。
(駆動装置)
次に、図1、図5を参照して、本実施形態に係る駆動装置60の構成について説明する。
図1に示されるように、駆動装置60は、図示しない操作スイッチ、及びモータ40のそれぞれと電気的に接続されたアクチュエータ62と、アクチュエータ62から延出されるケーブル64と、ロックシャフト58のシート上下方向上側に配置されたロックブラケット66と、を含んで構成されている。操作スイッチは、例えば車両の運転席の近傍に配設されている。
アクチュエータ62は、アクチュエータブラケット62Aを介してクッションフレーム92に固定されている。
ロックブラケット66は、金属平板を曲げ加工した断面Z形状部材とされ、シート上下方向かつ前後方向に沿った垂直状部分の下側の側端面からシート幅方向右側に向って下フランジ66Aが立設され、また上側の側端面からシート幅方向左側に向って上フランジ66Bが立設されている。下フランジ66Aは、図示しないシート幅方向右側の上アッパレール24Aの上面に固定され、上フランジ66Bは、上フランジ66Bに形成された貫通孔66Cがロックシャフト58のシート上下方向上側に位置するように配置されている。
アクチュエータ62からはケーブル64が延出され、ケーブル64はロックブラケット66の上フランジ66Bに形成された貫通孔66Cを貫通して、端部が固定部材を介してロックシャフト58の中央部に固定されている。また、ケーブル64は、アクチュエータ62からロックブラケット66までの範囲をフレキシブルチューブ68で被覆されている。フレキシブルチューブ68の先端は円筒状の固定部材68Aによってロックブラケット66の貫通孔66Cに対して垂直に固定され、ケーブル64がロックブラケット66の上フランジ66Bに対して垂直に貫通するように方向が規制されている。
図5に示すように、アクチュエータ62が作動することで、アクチュエータ62から延出されたケーブル64が巻き取られ、ロックシャフト58をシート上下方向上側に引き上げる。これにより、ロック部材52がシート上下方向上側に引張られてロックが解除される。なお、このときスプリングブラケット54は固定部54Aを中心としてシート前後方向後側(図5では時計回り)に回転し、スプリング56は、ロック状態よりも伸ばされている。
アクチュエータ62は、操作スイッチからの電気信号を検知して、任意の位置でモータ40を停止し、ロック機構50を作動させることができる。また、図示しない検知手段を用いてアッパレール24のスライド量を検知して、あるいはピニオン32の回転量を検知して、予め設定されたスライド量あるいは回転量に達した際に、自動的にモータ40を停止し、ロック機構50を作動させることができる。
さらにアクチュエータ62は、操作スイッチからアクチュエータ62に、スライドを停止する電気信号が送られたあともアッパレール24をスライドさせる。そして、上述の検知手段、あるいは別途設けた検知手段がロック孔22Cの位置を検知し、該検知手段からロック孔22Cのシート上下方向直上部にロック部材52の爪部52Bが位置したことを知らせる信号が送られた時点で、アクチュエータ62は、アッパレールのスライドを停止させる。
(作動方法)
次に、図4、図5、及び図6のフローチャートを用いて、本実施形態のパワースライド装置10の作動方法について説明する。
図4に示すように、アクチュエータ62に接続された操作スイッチが操作されない状態では、ロック部材52の爪部52Bがロアレール22のロック孔22Cに係合し、スプリング56の付勢力によって、ロック状態が保持されている。
まず、図6のステップ200で、操作スイッチからアクチュエータ62にスライド操作を開始する電気信号が送られる。
次に、ステップ202で、アクチュエータ62がケーブル64を巻き取り、スプリング56の付勢力に抗してロック部材52がシート上下方向上側に引張られる。このため、ロック部材52の爪部52Bがロアレール22のロック孔22Cから離れてロックが解除される(図5参照)。
次に、ステップ204で、アクチュエータ62からモータ40に電気信号が送られてモータ40が駆動し、モータシャフト42を介してピニオン32を回転させる。
次に、ステップ206で、一対のアッパレール24が、車体床部100に固定された一対のロアレール22に対してシート前後方向にスライドされる。その結果、アッパレール24に連結されたシートクッション90が、一対のロアレール22すなわち車体床部100に対してシート前後方向にスライドされる。
次に、ステップ208で、操作スイッチからアクチュエータ62にスライド操作を停止する電気信号が送られたか否かを判断する。スライド操作を停止する電気信号が送られた場合は、ステップ210に移行する。スライド操作を停止する電気信号が送られない場合は、ステップ212に移行する。
ステップ210では、検知手段が、ロック孔22Cのシート上下方向直上部にロック部材52の爪部52Bが位置したことを、一例としてピニオンの回転量から検知して、アクチュエータ62に電気信号を送り、ステップ214に移行する。なお、検知手段が、ロック孔22Cのシート上下方向直上部にロック部材52の爪部52Bが位置したことを検知するまでは、モータ40は駆動を続ける。
ステップ212では、検知手段が、アッパレール24のスライド量、あるいはピニオン32の回転量を検知して、予め設定されたスライド量あるいは回転量に達したか否かを判断する。アッパレール24のスライド量、あるいはピニオン32の回転量が予め設定されたスライド量あるいは回転量に達していると、アクチュエータ62に電気信号を送り、ステップ214に移行する。アッパレール24のスライド量、あるいはピニオン32の回転量が、予め設定されたスライド量あるいは回転量に達していない場合は、ステップ208に戻る。
そしてステップ214で、アクチュエータ62からモータ40に電気信号が送られて、モータ40が停止してピニオン32の回転が停止する。
次に、ステップ216では、アッパレール24のスライドが停止する。その結果、アッパレール24に連結されたシートクッション90が、一対のロアレール22すなわち車体床部100に対してスライドを停止する。
次に、ステップ218で、アクチュエータ62のケーブル64の巻き取りが解除され、スプリング56の付勢力によってロック部材52がシート上下方向下側に引張られる。このため、ロック部材52の爪部52Bがロアレール22のロック孔22Cに係合して、ロック状態となる。その結果、アッパレール24に連結されたシートクッション90が、一対のロアレール22すなわち車体床部100に対して移動がロックされる。
[作用及び効果]
次に、本実施形態の作用及び効果について説明する。
本実施形態のパワースライド装置10によれば、スライド機構30と、ロック機構50とが、別体とされている。このため、スライド機構30にロック機能を担わせる必要がなく、スライド機構30にロック機能を発揮させるための強度を持たせる必要がない。このため、ピニオン32はプレス成形することができ、例えば射出成形される場合と比較して、厚みを薄くすることができる。したがって、スライド機構30の重量を小さくすることができる。
また、ピニオン32の厚みを薄くすることにより、ピニオン32の歯部32Aが噛合するロアレール22のロック孔22Cのシート幅方向に沿った幅Wを小さくすることができる。このため、ロアレール22のシート幅方向の寸法を小さくすることができる。したがって、パワースライド機構10を更に軽量化することができる。また、ロアレール22の断面欠損が少なくなるので、ロアレール22に変形が生じにくくなる。したがって、ピニオン32が例えば射出成形される場合と比較して、スライド機構30の耐久性を高くすることができる。
また、本実施形態のパワースライド装置10によれば、スライド機構30とロック機構50に対して、それぞれスライド機能とロック機能に最適化した部品を設定することができる。例えば先述したように、ピニオン32をスムーズに回転させるために、ピニオン32の歯部32Aの長さTを、ロック孔22Cのシート前後方向に沿った長さLよりも若干小さくすることができる。一方で、ロック部材52は、スプリング56の付勢力によりシート上下方向下側に付勢されているので、ロック部材52の爪部52Bをロアレール22のロック孔22Cと隙間なく係合させてロック部材52がアッパレール24のスライドを確実にロックすることができる。このように、本実施形態のパワースライド装置10によれば、ロック機能を損なうことなく、スライド機能を最適化することができるピニオン32の形状、ロック孔22Cの形状等を設定することができる。
また、本実施形態のパワースライド装置10によれば、ロアレール22にピニオン32の歯部32Aが噛合するロック孔22Cが設けられるため、ロアレール22内に、ピニオン32の歯部32Aを噛合させるためのラック等を設ける必要がない。したがって、スライド機構30の重量を小さくすることができる。また、ロアレール22にラックを設けないので、ラックを固定するための構成を備える必要がなく、ラックを設ける構成と比較して、ロアレール22の構造が単純化される。このため、例えばマニュアルスライド装置に使用されるロアレールなどの汎用品を使用することができる。したがって、パワースライド装置10の生産効率が高くなる。
また、本実施形態のパワースライド装置10によれば、モータ40の回転軸の回転方向とピニオン32の回転方向が一致し、モータ40とピニオン32が減速機などを介さず、モータシャフト42のみで連結される。換言すると、モータ40とピニオン32が直結される。このため、例えばウォームギアや減速機を用いる場合と比較して構成が単純である。したがって、パワースライド装置10の重量を軽くすることができ、またモータ40の回転力のエネルギー損失が少ない。
また、本実施形態のパワースライド装置10によれば、アッパレール24が予め設定されたスライド量をスライドすると、自動的にロック機能が働く。したがって、アッパレール24の過剰なスライドを抑制することができる。
[変形例]
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
上記実施形態では、アッパレール24はそれぞれ別部材の上アッパレール24A、中アッパレール24B、下アッパレール24Cを接合して構成されるものとしたが本発明の実施形態はこれに限られない。例えば上アッパレール24A、中アッパレール24B、下アッパレール24Cを一体的に形成するなど、アッパレールの構成は適宜変更することができる。
また、上記実施形態では、アクチュエータ62がモータ40と電気的に接続し、アクチュエータ62からモータ40に電気信号が送られてモータ40が駆動するものとしたが本発明の実施形態はこれに限られない。例えばモータ40は操作スイッチと電気的に接続され、操作スイッチから送られる電気信号によって、ロック部材52及びモータ40を操作するものとしてもよい。
また、上記実施形態では、ロアレール22はロール成形されるものとしたが本発明の実施形態はこれに限られない。例えば押出成形や曲げ成形してもよい。
また、上記実施形態では、モータ40はモータブラケット44を介してシート幅方向右側の上アッパレール24Aに固定されているものとしたが本発明の実施形態はこれに限られない。例えばブラケットを介してクッションフレーム92に固定されているものとしてもよい。同様に、アクチュエータ62はアクチュエータブラケット62Aを介してクッションフレーム92に固定されているものとしたが、例えば上アッパレール24Aに固定するものとしてもよい。このように、モータ40及びアクチュエータ62の取付構造(取付位置)は適宜変更することができる。
その他、本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 パワースライド装置
20 スライドレール
22 ロアレール
22A 開口
22B ウェブ
22C ロック孔
24 アッパレール
24A 上アッパレール
24B 中アッパレール
24C 下アッパレール
24D ピニオン用孔
24E ロック部材用孔
26 リップブラケット
30 スライド機構
32 ピニオン
34 ベアリング
36 ベアリング
40 モータ
42 モータシャフト
44 モータブラケット
48 本体部
50 ロック機構
52 ロック部材
52A 本体部
52B 爪部
52C 角部
54 スプリングブラケット
54A 固定部
54B 貫通孔
54C 引掛け部
55 スプリングブラケット
55C 引掛け部
56 スプリング
58 ロックシャフト
60 駆動装置
62 アクチュエータ
62A アクチュエータブラケット
64 ケーブル
66 ロックブラケット
66A 下フランジ
66B 上フランジ
66C 貫通孔
68 フレキシブルチューブ
68A 固定部材
90 シートクッション
92 クッションフレーム
94 レッグブラケット
96 レッグブラケット
100 車体床部

Claims (7)

  1. 車体床部に固定される左右一対のロアレール、及び前記一対のロアレールにそれぞれシート前後方向にスライド可能に取付けられると共に、シートクッションに連結された左右一対のアッパレールを有する左右一対のスライドレールと、
    前記スライドレールに設けられ、前記アッパレールをスライドさせるスライド機構と、
    前記スライド機構を作動させるモータと、
    前記スライド機構と別に前記スライドレールに設けられ、前記アッパレールのスライドを規制するロック機構と、
    前記ロック機構を操作する駆動装置と、
    を備え、
    前記ロック機構は、
    前記アッパレールに形成された溝及び貫通孔と、
    前記貫通孔を貫通して前記アッパレールに取付けられ前記駆動装置により前記溝に沿ってシート上下方向に駆動されるロック部材と、
    前記ロアレールに間隔をあけて設けられ、前記ロック部材の爪部が係合するロック孔と、を有し、
    前記爪部は、先端部のシート前後方向の長さが前記ロック孔のシート前後方向の長さよりも小さく、かつ、基端部のシート前後方向の長さが前記ロック孔のシート前後方向の長さよりも大きく形成され、
    前記スライド機構は、前記アッパレールに取付けられ前記モータによりシート前後方向に回転されるピニオンを備え、
    前記ピニオンの歯部は、前記ロック孔に噛合すると共に、シート前後方向の長さが前記ロック孔のシート前後方向の長さよりも小さく形成されている、
    パワースライド装置。
  2. 前記ピニオンは、プレス成形された、請求項1に記載のパワースライド装置。
  3. 前記ピニオンは、前記モータの回転軸の回転方向に回転し、シャフトを介して前記モータと直結される、請求項1又は請求項2に記載のパワースライド装置。
  4. 前記駆動装置は、前記アッパレールが予め設定されたスライド量をスライドした際に、前記ロック機構をロック方向に操作する、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のパワースライド装置。
  5. 前記駆動装置は、前記ピニオンの回転量が予め設定された回転量に達した際に、前記ロック機構をロック方向に操作する、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のパワースライド装置。
  6. 前記駆動装置は、前記爪部が前記ロック孔と係合できる位置で前記アッパレールのスライドを停止させる、請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のパワースライド装置。
  7. 一対の前記アッパレールにそれぞれ設けられた前記ロック部材を連結するロックシャフトと、
    前記ロックシャフトに固定された前記駆動装置のワイヤケーブルと、
    を備えた請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のパワースライド装置。
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