JP7152661B2 - シートスライド装置 - Google Patents
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Description
床面に固定されて、複数の係合穴(27)がスライド方向に沿って等間隔に形成されるロアレール(20)と、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対しスライド可能に設けられるアッパーレール(30)と、
スライド時に回転駆動するモータ(41)と、
前記アッパーレールに組み付けられて、前記モータの回転力に応じて前記アッパーレールを前記ロアレールに対してスライドさせるスライド機構(50)と、
を備えるシートスライド装置(10)であって、
前記スライド機構は、
前記モータの回転力に応じて回転する入力側ギヤ(61)と、
同軸的に円弧状の第1スライドギヤ(62a)が設けられる第1ギヤ(62)と、
同軸的に第2スライドギヤ(63a)が設けられる第2ギヤ(63)と、
同軸的に円弧状の第3スライドギヤ(64a)が設けられる第3ギヤ(64)と、
同軸的に第4スライドギヤ(65a)が設けられる第4ギヤ(65)と、
前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤに噛合可能な第1ラック(71a)と前記係合穴に係合可能な所定数の第1係合爪(72a)とが一側に形成される第1ロック部(70a)と、
前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤに噛合可能な第2ラック(71b)と前記係合穴に係合可能な所定数の第2係合爪(72b)とが一側に形成される第2ロック部(70b)と、
前記第1ラックを前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第1係合爪を前記係合穴に係合させる方向に、前記第1ロック部を付勢する第1付勢部(80a)と、
前記第2ラックを前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第2係合爪を前記係合穴に係合させる方向に、前記第2ロック部を付勢する第2付勢部(80b)と、
を備え、
前記第1ギヤ及び前記第2ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第3ギヤ及び前記第4ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第1ラックは、前記第1スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第1付勢部の付勢力に応じて、前記第1スライドギヤに噛合する第1噛合状態と、前記第1スライドギヤに噛合していない状態にて前記第2スライドギヤに噛合する第2噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2ラックは、前記第3スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第2付勢部の付勢力に応じて、前記第3スライドギヤに噛合する第3噛合状態と、前記第3スライドギヤに噛合していない状態にて前記第4スライドギヤに噛合する第4噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第1スライドギヤは、前記第1噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第1係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第1ロック部が前記スライド方向に沿って所定距離にて当該第1スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第2スライドギヤは、前記第2噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第2スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第1ロック部に対して相対移動するように形成され、
前記第3スライドギヤは、前記第3噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第2係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第2ロック部が前記スライド方向に沿って前記所定距離にて当該第3スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第4スライドギヤは、前記第4噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第4スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第2ロック部に対して相対移動するように形成されることを特徴とする。
床面に固定されて、複数の係合穴(27)がスライド方向に沿って等間隔に形成されるロアレール(20)と、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対しスライド可能に設けられるアッパーレール(30)と、
スライド時に回転駆動するモータ(41)と、
前記アッパーレールに組み付けられて、前記モータの回転力に応じて前記アッパーレールを前記ロアレールに対してスライドさせるスライド機構(50)と、
を備えるシートスライド装置(10)であって、
前記スライド機構は、
前記モータの回転力に応じて回転する入力側ギヤ(61)と、
同軸的に円弧状の第1スライドギヤ(62a)が設けられる第1ギヤ(62)と、
同軸的に第2スライドギヤ(63a)が設けられる第2ギヤ(63)と、
同軸的に円弧状の第3スライドギヤ(64a)が設けられる第3ギヤ(64)と、
同軸的に第4スライドギヤ(65a)が設けられる第4ギヤ(65)と、
一側に前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤに噛合可能な第1ラック(71a)が形成され、他側に前記係合穴に係合可能な所定数の第1係合爪(72a)が形成される第1ロック部(70c)と、
一側に前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤに噛合可能な第2ラック(71b)が形成され、他側に前記係合穴に係合可能な所定数の第2係合爪(72b)が形成される第2ロック部(70d)と、
前記第1ラックを前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第1係合爪と前記係合穴との係合を解除する方向に、前記第1ロック部を付勢する第1付勢部(80a)と、
前記第2ラックを前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第2係合爪と前記係合穴との係合を解除する方向に、前記第2ロック部を付勢する第2付勢部(80b)と、
を備え、
前記第1ギヤ及び前記第2ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第3ギヤ及び前記第4ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第1ラックは、前記第1スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第1付勢部の付勢力に応じて、前記第1スライドギヤに噛合する第1噛合状態と、前記第1スライドギヤに噛合していない状態にて前記第2スライドギヤに噛合する第2噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2ラックは、前記第3スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第2付勢部の付勢力に応じて、前記第3スライドギヤに噛合する第3噛合状態と、前記第3スライドギヤに噛合していない状態にて前記第4スライドギヤに噛合する第4噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2スライドギヤは、前記第2噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第1係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第1ロック部が前記スライド方向に沿って所定距離にて当該第1スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第1スライドギヤは、前記第1噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第1スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第1ロック部に対して相対移動するように形成され、
前記第4スライドギヤは、前記第4噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第2係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第2ロック部が前記スライド方向に沿って前記所定距離にて当該第4スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第3スライドギヤは、前記第3噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第3スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第2ロック部に対して相対移動するように形成されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明の第1実施形態に係るシートスライド装置について図を参照して説明する。
本実施形態に係るシートスライド装置10は、電動式スライドシートとして構成される車両用シート(図示略)を前後スライド可能に車両フロア等の床面(図示略)に固定する装置である。このシートスライド装置10は、図1~図3に示すように、主に、床面に固定されるロアレール20と、車両用シートに固定されるアッパーレール30と、アッパーレール30をロアレール20に対してスライドさせるためのスライド機構50とをそれぞれ左右一対備えるように構成されている。
図8に示すように、第1ロック部70aは、第1スライドギヤ62a及び第2スライドギヤ63aに噛合可能な第1ラック71aと、ロアレール20の係合穴27に係合可能な所定数の第1係合爪72aと、第1ラック71aと各第1係合爪72aとを連結する連結部73とを備えている。第1ラック71a及び各第1係合爪72aは、連結部73における一側の上端及び下端から同じ方向に延出するように形成されている。各第1係合爪72aは、第1ラック71aが第2スライドギヤ63aに噛合する際に、ロアレール20の係合穴27に係合するように形成されている。特に、各第1係合爪72aは、係合穴27に対して円滑に係合するため、先端側ほど幅が狭くなるように形成されている。連結部73には、アッパーレール30への組み付け時に2つの案内部34が挿通する開口74が、スライド方向に長くなるように形成されている。
本実施形態では、第1スライドギヤ62aは、第1噛合状態中に、第1ロック部70aの第1ラック71aを第1付勢部80aによる付勢力に抗してロック解除方向に所定量以上押し込むことで、第1係合爪72aとロアレール20の係合穴27との係合が解除されるように配置されている。さらに、第1スライドギヤ62aは、1回転中の第1噛合状態時において、第1ラック71aの押し込み量が上記所定量以上となる間、第1ロック部70aが、スライド方向に沿って所定距離にて当該第1スライドギヤ62aに対して相対移動し、第1ラック71aの押し込み量が上記所定量未満に変わったときに、第1係合爪72aが次の係合穴27に噛合するように形成されている。すなわち、第1スライドギヤ62aは、上記所定距離が、係合している係合穴27から次に係合する予定の係合穴27までのスライド方向の距離となるように調整されている。なお、この調整は、第1スライドギヤ62aの歯数やピッチ円径、回転中心位置等に応じて行うことができる。
次に、第2実施形態に係るシートスライド装置について、図11を参照して説明する。
本第2実施形態では、第1ロック部70a及び第2ロック部70bに代えて第1ロック部70c及び第2ロック部70dを採用する点が、上記第1実施形態と主に異なる。
具体的には、本実施形態に係る第1ロック部70cは、図11からわかるように、連結部73における一側に第1ラック71aが形成され、この一側に対して反対側(裏側)となる他側に各第1係合爪72aが形成されている。同様に、第2ロック部70dは、連結部73における一側に第2ラック71bが形成され、他側に各第2係合爪72bが形成されている。このため、ロアレール20では、各係合穴27は、他側案内部22bに連なる内壁部26に対して長手方向に沿って等間隔にて形成される。また、開口31b,31cは、各係合穴27に応じて第2アッパーレール32に形成される。
なお、本発明は上記実施形態等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)第2スライドギヤ63a及び第4スライドギヤ65aは、円状に形成されることに限らず、円弧状に形成されてもよい。特に、図12(A)(B)にて模式的に例示するギヤ部60aのように、第1スライドギヤ62aと第2スライドギヤ63aと第3スライドギヤ64aと第4スライドギヤ65aとが同じ半円弧形状となるように、第1ギヤ62と第2ギヤ63と第3ギヤ64と第4ギヤ65とが同じ形状に形成されても、各ギヤの歯数やピッチ円径、回転中心位置等を調整することで、上記第2実施形態と同様に、係合状態の第1ロック部70cを基準とするギヤ部60a及び第2ロック部70dの相対移動と、係合状態の第2ロック部70dを基準とするギヤ部60a及び第1ロック部70cの相対移動とを交互に繰り返すようにスライドするスライド機構50を実現することができる。
なお、図12は、ギヤ部の変形例を説明する説明図であって、図12(A)は、第1噛合状態及び第4噛合状態にて係合状態の第1ロック部70cを基準としてギヤ部60a及び第2ロック部70dが相対移動する状態を示し、図12(B)は、第2噛合状態及び第3噛合状態にて係合状態の第2ロック部70dを基準としてギヤ部60a及び第1ロック部70cが相対移動する状態を示している。これにより、ギヤ部に関して更なる標準化を図ることができる。上記第1実施形態に係る第1ロック部70a及び第2ロック部70bについても同様な調整により上記効果を奏する。
20…ロアレール
27…係合穴
30…アッパーレール
41…モータ
50…スライド機構
60,60a…ギヤ部
61…入力側ギヤ
62…第1ギヤ
62a…第1スライドギヤ
63…第2ギヤ
63a…第2スライドギヤ
64…第3ギヤ
64a…第3スライドギヤ
65…第4ギヤ
65a…第4スライドギヤ
70a,70c…第1ロック部
70b,70d…第2ロック部
71a…第1ラック
71b…第2ラック
72a…第1係合爪
72b…第2係合爪
80a…第1付勢部
80b…第2付勢部
Claims (3)
- 床面に固定されて、複数の係合穴がスライド方向に沿って等間隔に形成されるロアレールと、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対しスライド可能に設けられるアッパーレールと、
スライド時に回転駆動するモータと、
前記アッパーレールに組み付けられて、前記モータの回転力に応じて前記アッパーレールを前記ロアレールに対してスライドさせるスライド機構と、
を備えるシートスライド装置であって、
前記スライド機構は、
前記モータの回転力に応じて回転する入力側ギヤと、
同軸的に円弧状の第1スライドギヤが設けられる第1ギヤと、
同軸的に第2スライドギヤが設けられる第2ギヤと、
同軸的に円弧状の第3スライドギヤが設けられる第3ギヤと、
同軸的に第4スライドギヤが設けられる第4ギヤと、
前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤに噛合可能な第1ラックと前記係合穴に係合可能な所定数の第1係合爪とが一側に形成される第1ロック部と、
前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤに噛合可能な第2ラックと前記係合穴に係合可能な所定数の第2係合爪とが一側に形成される第2ロック部と、
前記第1ラックを前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第1係合爪を前記係合穴に係合させる方向に、前記第1ロック部を付勢する第1付勢部と、
前記第2ラックを前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第2係合爪を前記係合穴に係合させる方向に、前記第2ロック部を付勢する第2付勢部と、
を備え、
前記第1ギヤ及び前記第2ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第3ギヤ及び前記第4ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第1ラックは、前記第1スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第1付勢部の付勢力に応じて、前記第1スライドギヤに噛合する第1噛合状態と、前記第1スライドギヤに噛合していない状態にて前記第2スライドギヤに噛合する第2噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2ラックは、前記第3スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第2付勢部の付勢力に応じて、前記第3スライドギヤに噛合する第3噛合状態と、前記第3スライドギヤに噛合していない状態にて前記第4スライドギヤに噛合する第4噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第1スライドギヤは、前記第1噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第1係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第1ロック部が前記スライド方向に沿って所定距離にて当該第1スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第2スライドギヤは、前記第2噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第2スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第1ロック部に対して相対移動するように形成され、
前記第3スライドギヤは、前記第3噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第2係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第2ロック部が前記スライド方向に沿って前記所定距離にて当該第3スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第4スライドギヤは、前記第4噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第4スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第2ロック部に対して相対移動するように形成されることを特徴とするシートスライド装置。 - 床面に固定されて、複数の係合穴がスライド方向に沿って等間隔に形成されるロアレールと、
シートに固定されるとともに前記ロアレールに対しスライド可能に設けられるアッパーレールと、
スライド時に回転駆動するモータと、
前記アッパーレールに組み付けられて、前記モータの回転力に応じて前記アッパーレールを前記ロアレールに対してスライドさせるスライド機構と、
を備えるシートスライド装置であって、
前記スライド機構は、
前記モータの回転力に応じて回転する入力側ギヤと、
同軸的に円弧状の第1スライドギヤが設けられる第1ギヤと、
同軸的に第2スライドギヤが設けられる第2ギヤと、
同軸的に円弧状の第3スライドギヤが設けられる第3ギヤと、
同軸的に第4スライドギヤが設けられる第4ギヤと、
一側に前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤに噛合可能な第1ラックが形成され、他側に前記係合穴に係合可能な所定数の第1係合爪が形成される第1ロック部と、
一側に前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤに噛合可能な第2ラックが形成され、他側に前記係合穴に係合可能な所定数の第2係合爪が形成される第2ロック部と、
前記第1ラックを前記第1スライドギヤ及び前記第2スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第1係合爪と前記係合穴との係合を解除する方向に、前記第1ロック部を付勢する第1付勢部と、
前記第2ラックを前記第3スライドギヤ及び前記第4スライドギヤのいずれか一方に押し付ける方向であって、前記第2係合爪と前記係合穴との係合を解除する方向に、前記第2ロック部を付勢する第2付勢部と、
を備え、
前記第1ギヤ及び前記第2ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第3ギヤ及び前記第4ギヤのうちの一方は、他方と前記入力側ギヤとの双方に噛合し、
前記第1ラックは、前記第1スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第1付勢部の付勢力に応じて、前記第1スライドギヤに噛合する第1噛合状態と、前記第1スライドギヤに噛合していない状態にて前記第2スライドギヤに噛合する第2噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2ラックは、前記第3スライドギヤが円弧状に形成されることで、前記第2付勢部の付勢力に応じて、前記第3スライドギヤに噛合する第3噛合状態と、前記第3スライドギヤに噛合していない状態にて前記第4スライドギヤに噛合する第4噛合状態と、のいずれかの状態に維持され、
前記第2スライドギヤは、前記第2噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第1係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第1ロック部が前記スライド方向に沿って所定距離にて当該第1スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第1スライドギヤは、前記第1噛合状態中に、前記第1係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第1スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第1ロック部に対して相対移動するように形成され、
前記第4スライドギヤは、前記第4噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴との係合が解除されて、前記第2係合爪が次の前記係合穴に対して係合可能な位置まで前記第2ロック部が前記スライド方向に沿って前記所定距離にて当該第4スライドギヤに対して相対移動するように形成され、
前記第3スライドギヤは、前記第3噛合状態中に、前記第2係合爪と前記係合穴とが係合した状態で、当該第3スライドギヤが前記スライド方向に沿って前記所定距離にて前記第2ロック部に対して相対移動するように形成されることを特徴とするシートスライド装置。 - 前記第1スライドギヤと前記第2スライドギヤと前記第3スライドギヤと前記第4スライドギヤとが同じ形状となるように、前記第1ギヤと前記第2ギヤと前記第3ギヤと前記第4ギヤとが同じ形状に形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のシートスライド装置。
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