JP6575140B2 - 粉体収容ユニット、画像形成装置 - Google Patents

粉体収容ユニット、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6575140B2
JP6575140B2 JP2015104564A JP2015104564A JP6575140B2 JP 6575140 B2 JP6575140 B2 JP 6575140B2 JP 2015104564 A JP2015104564 A JP 2015104564A JP 2015104564 A JP2015104564 A JP 2015104564A JP 6575140 B2 JP6575140 B2 JP 6575140B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
powder
toner
wall
conveying member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015104564A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016218316A (ja
Inventor
恭徳 上村
恭徳 上村
阿部 雅人
雅人 阿部
敬美 山下
敬美 山下
卓士 松本
卓士 松本
悠輝 寺門
悠輝 寺門
篤 佐々木
篤 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2015104564A priority Critical patent/JP6575140B2/ja
Priority to US14/980,868 priority patent/US20160342111A1/en
Publication of JP2016218316A publication Critical patent/JP2016218316A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6575140B2 publication Critical patent/JP6575140B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0887Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity
    • G03G15/0891Arrangements for conveying and conditioning developer in the developing unit, e.g. agitating, removing impurities or humidity for conveying or circulating developer, e.g. augers
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/0822Arrangements for preparing, mixing, supplying or dispensing developer
    • G03G15/0865Arrangements for supplying new developer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/08Details of powder developing device not concerning the development directly
    • G03G2215/0802Arrangements for agitating or circulating developer material
    • G03G2215/085Stirring member in developer container

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、粉体収容ユニット、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の画像形成装置においてトナー収容部には、収容されているトナーを回転しながら補給口に向けて搬送するアジテータが設けられている。このアジテータは、剛体よりなる胴体部と、可撓性部材よりなる羽根部とを備えている。
特開2002−132032号公報
特許文献1に記載のアジテータ(搬送部材)の羽根部は、一定の厚さで形成されている。そして、アジテータが、羽根部の先端でトナー収容部(収容部)の内壁と接触しながら回転するようになっている。つまり、アジテータが回転してトナー(粉体)を搬送する場合に、トナー収容部の内壁には、羽根部の先端側だけが接触するようになっている。
このように、羽根部の先端だけがトナー収容部の内壁に接触しているため、トナー収容部にトナーが残ってしまうことがある。
本発明の課題は、厚さ一定の羽根部を用いる場合と比して、収容部の内壁に付着している粉体を効率良く搬送することができる。
第1態様に係る搬送部材は、一方向に延びた円柱状であって粉体が収容される収容部に配置され、前記一方向に延びる軸部と、基端が前記軸部に固定され先端が前記収容部の内壁に接触して撓む板状の本体部と、前記本体部の先端から突出し、前記本体部に比して板厚が薄くされた突出部と、を有する羽根部と、を備えることを特徴とする。
第2態様に係る搬送部材は、第1態様に記載の搬送部材において、前記羽根部の板厚方向から見て、前記突出部の端縁は、波状とされていることを特徴とする。
第3態様に係る粉体収容ユニットは、粉体が収容される一方向に延びた円柱状の収容部が形成され、前記一方向の一端側に、前記収容部に収容される粉体を排出する排出口が形成されている収容部材と、前記収容部材に回転可能に支持され、前記収容部に収容される粉体を回転して前記排出口に向けて搬送する第1態様又は第2態様に記載の搬送部材と、を備えることを特徴とする。
第4態様に係る粉体収容ユニットは、第3態様に記載の粉体収容ユニットにおいて、前記本体部は、前記収容部の内壁に接触して前記搬送部材の回転方向の下流側が突となるように撓み、前記突出部は、前記本体部の先端において、前記搬送部材の回転方向の上流側の部分から突出していることを特徴とする。
第5態様に係る画像形成装置は、第3態様又は第4態様に記載の粉体収容ユニットと、静電潜像が形成される像保持体と、前記粉体収容ユニットから排出される粉体であるトナーを受け取り、前記像保持体に形成される静電潜像をトナー画像として現像する現像器と、を備えることを特徴とする。
第1態様の搬送部材によれば、厚さ一定の羽根部を用いる場合と比して、収容部の内壁に付着している粉体を効率良く搬送することができる。
第2態様の搬送部材によれば、羽根部の板厚方向から見て、突出部の端縁が、直線状とされている場合と比して、収容部の内壁に付着している粉体を効率良く搬送することができる。
第3態様の粉体収容ユニットによれば、第1態様又は第2態様に記載の搬送部材を備えていない場合と比して、多くの粉体を排出口から排出することができる。
第4態様の粉体収容ユニットによれば、突出部が、本体部の先端において、搬送部材の回転方向の下流側の部分から突出している場合と比して、多くの粉体を排出口から排出することができる。
第5態様の画像形成装置によれば、第3態様又は第4態様に記載の粉体収容ユニットを備えていない場合と比して、静電潜像をトナー画像として現像するために、粉体収容ユニットに収容されるトナーを有効に用いることができる。
(A)(B)(C)(D)本発明の実施形態に係る搬送部材を示した正面図、搬送部材の断面図、搬送部材の拡大正面図、搬送部材の拡大断面図である。 (A)(B)本発明の実施形態に係る粉体収容ユニットを示した断面図、及び拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る粉体収容ユニットを示した分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る粉体収容ユニットを示した分解図である。 本発明の実施形態に係る粉体収容ユニットを示した断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。
本発明の実施形態に係る搬送部材、粉体収容ユニット、及び画像形成装置の一例について図1〜図6に従って説明する。なお、図中に示す矢印H方向は、鉛直方向であって装置上下方向を示し、矢印W方向は、水平方向であって装置幅方向を示し、矢印D方向は、水平方向であって装置奥行を示す。
(全体構成)
画像形成装置10は、図6に示されるように、記録媒体としてのシート部材Pが収容される収容部12と、シート部材Pをシート部材Pの搬送経路20に沿って搬送する搬送部18と、搬送されるシート部材Pに画像形成を行う画像形成部26とを備えている。
〔収容部〕
収容部12は、シート部材Pが積載される複数の収容部材14と、夫々の収容部材14に積載されるシート部材Pを搬送経路20に送り出す送出ロール16とを備えている。
〔搬送部〕
搬送部18は、送出ロール16によって搬送経路20に送り出されたシート部材Pを、シート部材Pの搬送方向の下流側へ搬送する複数の搬送ロール22を備えている。
〔画像形成部〕
画像形成部26は、像保持体28と、像保持体28の表面を帯電する帯電ロール30と、帯電した像保持体28の表面を露光して静電潜像を形成する露光装置32と、粉体の一例としてのトナーT(図5参照)を用いて静電潜像を現像してトナー画像として可視化する現像装置34とを備えている。
さらに、画像形成部26は、搬送経路20に沿って搬送されるシート部材Pに像保持体28の表面に形成されたトナー画像を転写する転写ロール36と、シート部材P上のトナー画像を加熱・加圧してシート部材Pに定着する定着装置38とを備えている。
また、画像形成部26は、現像装置34へ供給されるトナーTを内部に収容する収容部材48(図5参照)を有する粉体収容ユニット40を備えている。この粉体収容ユニット40は、画像形成装置10の装置本体10Aに対して脱着可能とされている。なお、粉体収容ユニット40については、詳細を後述する。
(全体構成の作用)
画像形成装置10では、次のようにして画像が形成される。
先ず、電圧が印加された帯電ロール30は、像保持体28の表面を予定の電位で一様に帯電する。続いて、外部から入力されたデータに基づいて露光装置32が帯電した像保持体28の表面に露光光を照射して静電潜像を形成する。
これにより、画像データに対応した静電潜像が像保持体28の表面に形成される。さらに、現像装置34が、この静電潜像を現像してトナー画像として可視化する。
そこで、像保持体28と転写ロール36とが、収容部材14から送出ロール16によって搬送経路20へ送り出されて搬送ロール22によって搬送されるシート部材Pを挟持搬送する。これにより、転写ロール36が、像保持体28の表面に形成されたトナー画像をシート部材Pに転写する。
また、定着装置38が、シート部材Pに転写されたトナー画像をシート部材Pに定着する。そして、搬送ロール22は、表面にトナー画像が定着されたシート部材Pを画像形成装置10の外部へ排出する。
(要部構成)
次に、粉体収容ユニット40について説明する。
粉体収容ユニット40は、図6に示されるように、装置本体10Aの上方側の部分に配置され、装置奥行方向の手前側(紙面手前側)から装置本体10Aに対して脱着可能とされている。
粉体収容ユニット40は、図5に示されるように、トナーTを内部に収容する収容部材48と、収容部材48の内部に配置されて収容部材48の内部に収容されるトナーTを搬送する搬送部材70とを備えている。
〔収容部材〕
収容部材48は、図3に示されるように、装置奥行方向の手前側(図中左側)が開放された本体部材50と、本体部材50の開口50Bを閉止する閉止部材52とを備えている。
また、本体部材50は、装置奥行方向に延びている円筒状の円筒部54と、円筒部54の装置奥行方向の奥側(図中右側)を閉止する閉止部56とを有している。そして、本体部材50の内部には、トナーTが収容される装置奥行方向(一方向の一例)に延びた円柱状の収容部50Aが形成されている。
さらに、円筒部54において装置奥行方向の奥側の部分には、収容部50Aに収容されたトナーTを、現像装置34(図6参照)と連通している連通路(図示省略)に排出する排出口54Aが形成されている。排出口54Aは、下方側を向くように配置され、円筒部54から下方側に向けてトナーTが排出されるようになっている。
また、排出口54Aには、排出口54Aを開放又は閉止する開閉蓋58が取り付けられている。粉体収容ユニット40が、装置本体10A(図6参照)から離脱している場合には、図示せぬ付勢部材の付勢力で、開閉蓋58は、排出口54Aを閉止する閉止位置に配置されるようになっている。一方、粉体収容ユニット40が、装置本体10Aに装着されている場合には、開閉蓋58は、図示せぬ突起に押圧されて排出口54Aを開放する開放位置に配置されるようになっている。
さらに、閉止部56は円板状とされ、閉止部56の内側面において中央側の部分には、図4に示されるように、凹部56Aが形成されている。後述する軸部72の突起73が、この凹部56Aに挿入され、凹部56Aが、軸部72を支持するようになっている。
また、閉止部材52は、外周部にフランジが形成された円板状とされ、図示せぬ固定手段によって本体部材50の開口50Bに固定されるようになっている。さらに、閉止部材52の中央側の部分には、貫通する貫通孔52Aが形成されている。この貫通孔52Aに、後述する軸部72の中間部72Cが貫通し、閉止部材52が、軸部72を支持するようになっている。
〔搬送部材〕
搬送部材70は、図3、図4に示されるように、装置奥行方向に延びる軸部72と、軸部72に固定されている羽根部82とを備えている。本実施形態では、軸部72と羽根部82とは、ポリプロピレン樹脂を用いて射出成形により一体に成形されている。また、このポリプロピレン樹脂の曲げ弾性率は、一例として、1000〔MPa〕とされている。
[軸部]
軸部72は、装置奥行方向に延び、断面十字状とされている。そして、軸部72は、長手方向の断面が同様の大きさとされている本体部72Aと、本体部72Aの装置奥行方向の奥側の部分に形成され、先細りとされた先端部72Bとを有している。また、先端部72Bの先端には、円柱状の突起73が形成されている。
さらに、軸部72は、本体部72Aの装置奥行方向の手前側の部分に形成され、外形の大きさが本体部72Aに比して小さくされた中間部72Cと、中間部72Cの装置奥行方向の手前側の部分に形成され、外形の大きさが中間部72Cに比して小さくされた基端部72Dとを有している。
この構成において、搬送部材70が収容部材48の内部に配置された状態では、突起73が凹部56Aに挿入され、中間部72Cが貫通孔52Aを貫通することで、搬送部材70は、軸部72を軸として、収容部材48に回転可能に支持されるようになっている。
なお、中間部72Cと、貫通孔52Aの縁部との間から、トナーTが収容部材48の外側に漏れないように、図示せぬシール部材が設けられている。
[羽根部]
羽根部82は、基端84Aが軸部72の本体部72Aに固定され、先端84Bが収容部50Aの内壁51に接触して撓む板状(図2参照)の本体部84と、本体部84の先端84Bに形成されている突出部90と有している。
本体部84は、搬送部材70が収容部材48の内部に配置されていない状態(自由状態)で、装置奥行方向(軸部72の軸方向)に延びる矩形状とされ、本体部84の板面は、軸部72の周方向に向いている。そして、本体部84(羽根部82)には、後述するスリット92が形成されている。
本実施形態では、本体部84の基端84Aの板厚(図1(B)の厚さT1)は、0.3〔mm〕とされ、本体部84の先端84Bの板厚(図1(B)(D)の厚さT2)は、0.15〔mm〕とされている。
また、突出部90は、図1(A)(B)に示されるように、本体部84の先端84Bから軸部72の径方向に突出している。そして、この突出部90は、本体部84の先端84Bにおいて、装置奥行方向の奥側から手前側まで(図4の範囲G)の全域に形成されている。また、突出部90は、図1(D)に示されるように、本体部84において本体部84の板厚方向の一端側から突出している。
さらに、突出部90の板厚(図1(C)の厚さT3)は、本体部84の板厚より薄くされ、本実施形態では、0.005〔mm〕以上0.1〔mm〕以下とされている。なお、突出部90の板厚については、その機械的強度、柔軟性から好ましくは、0.005〔mm〕以上0.05〔mm〕以下とされ、さらに好ましくは、0.01〔mm〕以上0.03〔mm〕以下とされる。
また、突出部90の長さ(図1(D)の長さL1)は、0.05〔mm〕以上10.0〔mm〕以下とされている。
さらに、羽根部82の板厚方向から突出部90を見ると、突出部90の端縁90Aは、図1(C)に示されるように、波状とされている。本実施形態では、突出部90の端縁90Aには、装置奥行方向において長さ1〔mm〕の範囲内に、波状の凸部が20個以上形成されている。また、突出部90の長さのレンジ(1個の搬送部材70における最大突出量と最小突出量との差:図1(C)の距離Z)は、0.03〔mm〕以上0.1〔mm〕以下とされている。
なお、寸法及び形状については、例えば、株式会社ミツトヨ製の測定顕微鏡を用いて測定することができる。
さらに、羽根部82には、図4に示されるように、自由状態で、軸部72の径方向に対して傾斜するスリット92が、複数形成されている。そして、このスリット92が、装置奥行方向に羽根部82を複数に分割している。
具体的には、スリット92は、搬送部材70が収容部材48の内部に配置された状態で、排出口54Aに対して装置奥行方向の手前側のスリット92Aと、排出口54Aに対して装置奥行方向の奥側のスリット92Bとから構成されている。
スリット92Aは、装置奥行方向に予め決められた間隔で複数形成され、夫々のスリット92Aは、先端(軸部72から遠い側)が基端(軸部72に近い側)に対して装置奥行方向の奥側に位置するように傾斜している。これに対して、スリット92Bは、先端が基端に対して装置奥行方向の手前側に位置するように傾斜している。
また、装置奥行方向において最も奥側に位置するスリット92Aの先端、及びスリット92Bの先端には、軸部72の径方向に延びるスリット94が夫々繋がっている。
この構成において、図2(A)に示されるように、搬送部材70が収容部材48の内部に配置された状態で搬送部材70を図中矢印R1方向に回転させると、羽根部82(本体部84)が湾曲して、搬送部材70が回転するようになっている。そして、図5に示されるように、収容部50Aの内壁51に接触している本体部84の先端84Bが、装置奥行方向に対して傾斜することで、回転する搬送部材70が、収容部50Aに収容されるトナーTを排出口54Aに向けて搬送するようになっている。また、図2(A)(B)に示されるように、搬送部材70の回転方向は、突出部90が、本体部84の先端84Bにおいて搬送部材70の回転方向の上流側の部分から突出するように、決められている。
〔その他〕
図5に示されるように、収容部材48から外部に露出した軸部72の基端部72Dには、ギア96が取り付けられている。
この構成において、粉体収容ユニット40が装置本体10Aに装着された状態では、ギア96と装置本体10A内に備えられたギア(図示省略)とが噛合うようになっている。そして、ギア96を介して図示せぬ駆動源からの回転力が搬送部材70に伝達され、搬送部材70が回転するようになっている。
(作用)
次に、粉体収容ユニット40の作用を、収容部50Aに収容されたトナーTを排出口54Aに向けて搬送する動作によって説明する。
ギア96を介して図示せぬ駆動源からの回転力が搬送部材70に伝達さると、図2(A)(B)に示されるように、本体部84の先端84Bが収容部50Aの内壁51に接触して本体部84が撓みながら搬送部材70が、矢印R1方向(時計方向)に回転する。そして、回転する搬送部材70が、収容部50Aに収容されるトナーTを排出口54A(図5参照)に向けて搬送する。
ここで、本体部84の先端84Bには、突出部90が形成されている。このため、図2(B)に示されるように、収容部50Aの内壁51には、本体部84の先端84Bと、突出部90とが接触している。これにより、本体部84の先端84Bだけが収容部50Aの内壁51に接触する場合と比して、収容部50Aの内壁51に付着しているトナーTが効率良くに搬送される。
換言すれば、厚さ一定の羽根部を用いる場合と比して、収容部50Aの内壁51に付着しているトナーTが効率良くに搬送される。
また、羽根部82の板厚方向から突出部90を見ると、突出部90の端縁90Aは、波状とされている(図1(C)参照)。このため、突出部90が直線状の場合と比して、波状の凸部と収容部50Aの内壁51との接触圧力が高くなり、収容部50Aの内壁51に付着しているトナーTが効率良く搬送される。
また、粉体収容ユニット40においては、収容部50Aの内壁51に付着しているトナーTが効率良く搬送されることで、多くのトナーTが排出口54Aから排出される。
また、粉体収容ユニット40においては、突出部90が、本体部84の先端84Bにおいて搬送部材70の回転方向の上流側の部分から突出している(図2(B)参照)。このため、本体部84の先端84Bと、突出部90の端縁90Aとで収容部50Aの内壁51と接触する。これにより、突出部90が、本体部84において搬送部材70の回転方向の下流側の部分から突出している場合と比して、収容部50Aの内壁51と羽根部82とが2箇所で接触し、収容部50Aの内壁51に付着しているトナーTが効率良く搬送される。このため、多くのトナーTが排出口54Aから排出される。
また、画像形成装置10においては、多くのトナーTが排出口54Aから排出されることで、静電潜像をトナー画像として現像するために、粉体収容ユニット40に収容されるトナーTが有効に用いられる。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、羽根部82の板厚方向から突出部90を見ると、突出部90の端縁90Aは、波状とされたが、直線状であってもよい。しかし、この場合には、突出部90の端縁90Aを波状とすることで奏する作用は生じない。
また、上記実施形態では、突出部90が、本体部84の先端84Bにおいて搬送部材70の回転方向において上流側の部分から突出していたが、突出部90が、例えば、本体部84の先端84Bにおいて搬送部材70の回転方向において下流側の部分から突出していてもよい。しかし、この場合には、突出部90が、本体部84の先端84Bにおいて搬送部材70の回転方向において上流側の部分から突出することで奏する作用は生じない。
また、上記実施形態では、ギア96は、収容部材48に対して装置奥行方向の手前側に配置されたが、ギア96が、収容部材48に対して装置奥行方向の奥側に配置されていてもよい。
10 画像形成装置
28 像保持体
34 現像装置(現像器の一例)
40 粉体収容ユニット
48 収容部材
50A 収容部
51 内壁
54A 排出口
70 搬送部材
72 軸部
82 羽根部
84 本体部
84A 基端
84B 先端
90 突出部
90A 縁部

Claims (3)

  1. 粉体が収容される一方向に延びた円柱状の収容部が形成され、前記一方向の一端側に、前記収容部に収容される粉体を排出する排出口が形成されている収容部材と、
    前記収容部に回転可能に支持される搬送部材と、を備え、
    前記搬送部材は、
    前記一方向に延びる軸部と、
    基端が前記軸部に固定され先端が前記収容部の内壁に接触して撓む板状の本体部と、前記本体部の先端から突出し、前記本体部に比して板厚が薄くされた突出部と、を有する羽根部と、を備え、
    前記羽根部には、自由状態で、前記軸部の径方向に対して傾斜するスリットが、複数形成されており、前記収容部の前記内壁に接触している前記本体部の先端が、前記一方向に対して傾斜することで、回転する前記搬送部材が、前記収容部に収容される粉体を前記排出口に向けて搬送するようになっており、
    前記本体部は、前記収容部の内壁に接触して前記搬送部材の回転方向の下流側が突となるように撓み、前記突出部は、前記本体部の先端において、前記搬送部材の回転方向の上流側の部分から突出しており、
    前記収容部の内壁に、前記本体部の先端と、前記突出部とが接触する粉体収容ユニット。
  2. 前記羽根部の板厚方向から見て、前記突出部の端縁は、波状とされている請求項1に記載の粉体収容ユニット。
  3. 請求項1又は2に記載の粉体収容ユニットと、
    静電潜像が形成される像保持体と、
    前記粉体収容ユニットから排出される粉体であるトナーを受け取り、前記像保持体に形成される静電潜像をトナー画像として現像する現像器と、
    を備える画像形成装置。
JP2015104564A 2015-05-22 2015-05-22 粉体収容ユニット、画像形成装置 Active JP6575140B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104564A JP6575140B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 粉体収容ユニット、画像形成装置
US14/980,868 US20160342111A1 (en) 2015-05-22 2015-12-28 Powder container, image forming apparatus, and transport member disposed therein

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015104564A JP6575140B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 粉体収容ユニット、画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016218316A JP2016218316A (ja) 2016-12-22
JP6575140B2 true JP6575140B2 (ja) 2019-09-18

Family

ID=57325355

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015104564A Active JP6575140B2 (ja) 2015-05-22 2015-05-22 粉体収容ユニット、画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20160342111A1 (ja)
JP (1) JP6575140B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023075795A (ja) * 2021-11-19 2023-05-31 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 搬送部材、搬送装置、粉体供給容器および粉体利用装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5655195A (en) * 1994-07-15 1997-08-05 Ricoh Company, Ltd. Toner cartridge for a developing device included in an image forming apparatus
JP3388064B2 (ja) * 1994-09-16 2003-03-17 株式会社リコー 補給カートリッジ
US5758233A (en) * 1996-12-20 1998-05-26 Lexmark International, Inc. Toner cartridge with locating on photoconductor shaft
JP3504909B2 (ja) * 2000-06-06 2004-03-08 シャープ株式会社 トナー補給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016218316A (ja) 2016-12-22
US20160342111A1 (en) 2016-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4890338B2 (ja) トナー収容器及び画像形成装置
JP6406928B2 (ja) 現像剤容器、現像剤収納ユニット、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
JP4661625B2 (ja) 現像剤カートリッジおよび攪拌部材
JP6277993B2 (ja) 現像剤撹拌部材および画像形成装置
JP2000242077A (ja) 感光体ユニット、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置
ES2685948T3 (es) Dispositivo de revelado y aparato de formación de imágenes
JP4356021B2 (ja) 現像装置
JP6127803B2 (ja) 現像装置、画像形成ユニット、画像形成装置
US8849164B2 (en) Developer storage body, developing device and image forming apparatus
JP6575140B2 (ja) 粉体収容ユニット、画像形成装置
JP2006227662A (ja) シール構造、現像装置及びクリーニング装置
JP6036101B2 (ja) 現像剤収容器
JP6667249B2 (ja) カートリッジ
US10031440B2 (en) Developing device and image forming member including a clearance closing member with grooves
JP6123417B2 (ja) 現像ローラおよび現像装置
CN109478034B (zh) 调色剂盒
JP7087410B2 (ja) トナーカートリッジ
JP6699312B2 (ja) 現像剤カートリッジ
JP2006064794A (ja) トナーカートリッジ及びこれに使用されるトナー搬送手段
JP2015087664A (ja) カートリッジ
JP6269258B2 (ja) 現像剤収容容器
JP2017058508A (ja) 現像装置、画像形成ユニット、画像形成装置
JP6127632B2 (ja) 回転装置、案内装置、画像形成装置
JP2016095328A (ja) 現像装置と画像形成装置
JP2014191310A (ja) 現像ローラおよび現像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20181130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181211

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190710

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190805

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6575140

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350