JP6570025B2 - ポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品 - Google Patents

ポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品 Download PDF

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Description

本発明はポリエステル樹脂組成物およびこれを含む成形品に関する。
従来の自動車用ヘッドランプ(head lamp)ベゼル(bezel)、リフレクター(reflector)、照明器具などのような金属蒸着反射体は、光反射面の表面平滑性を高めるために樹脂成形品にプライマー(primer)を塗布後、金属を蒸着して製造されていた。しかし、従来の方法は、プライマーに有機溶剤が含まれているため、環境に有害であり、揮発および塗膜形成に時間が多くかかるため、費用と生産性の面で問題が多かった。
このような問題のため、最近はプライマーの塗布なしに樹脂成形品の表面に直接金属蒸着する直接蒸着方式が増加している。直接蒸着が可能になるためには、樹脂成形品の高い表面平滑性が要求され、特に自動車用ヘッドランプベゼルや照明器具などに適用するためには、高温下においてガス発生および熱分解物質のマイグレーション(migration)発生を最小限とすることが要求される。
ポリブチレンテレフタレート(polybuthylene terephthalate、PBT)樹脂は、結晶化速度が速いため、射出成形性には非常に優れているが、金型での離型性が不十分であり、金型表面での離型不良現象が目立つ。金型に粘着した樹脂の適切な離型性を確保するためには、適切な滑剤の使用が必要である。しかし、一般にこのような滑剤は、樹脂が高温環境下に置かれた時、ガスの発生および熱分解物質のマイグレーションの発生の主な原因になる。したがって、このような影響を最少化させるためには、適切な滑剤の選択が重要である。
一例として、特許文献1には、ポリブチレンテレフタレートとポリエチレンテレフタレートとのブレンド(blend)組成物に無機充填剤およびモンタンワックスが添加された熱可塑性ポリエステル樹脂組成物が開示されている。
韓国公開特許第2002−0062403号公報
しかし、特許文献1に記載の前記組成物は、表面平滑度などには優れているが、モンタンワックスの特性により高温で長期間の放置時、ガスおよび熱分解物質が多量発生する問題がある。
そこで本発明の一実施形態は、金属の直接蒸着により平滑な金属蒸着膜を形成することができ、高温での揮発成分が少なく、離型性に優れ、高温での耐熱性に優れたポリエステル樹脂組成物を提供するためのものである。
本発明の他の一実施形態は、前記ポリエステル樹脂組成物から製造された成形品を提供するためのものである。
本発明の一実施形態では、(A)ポリブチレンテレフタレート100重量部、前記ポリブチレンテレフタレート(A)100重量部に対して(B)タルク0.01〜1重量部、および(C)エチレンアクリル酸系共重合体0.01〜1重量部を含むポリエステル樹脂組成物であって、前記ポリエステル樹脂組成物中に含まれるポリエステルの総重量に対して前記ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルが10重量%未満である、ポリエステル樹脂組成物、を提供する。
前記ポリブチレンテレフタレート(A)の30℃の温度における粘度は、0.6〜1.5dl/gでありうる。
前記タルク(B)の平均粒径は、0.1〜10μmでありうる。
本発明の他の一実施形態では、前記ポリエステル樹脂組成物を用いた成形品を提供する。
前記成形品は、車両用ヘッドランプベゼル、またはリフレクターでありうる。
前記成形品は、250℃/3時間の条件でフォギング試験した時のヘイズ変化は、0.1〜4.0%であり、表面粗度(Ra)は、1〜20nmであり、熱変形温度(HDT)は、180〜190℃でありうる。
本発明の一実施形態に係るポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品は、その表面に金属の直接蒸着により平滑な金属蒸着膜を形成することができ、高温での揮発成分が少なく、離型性に優れ、高温での耐熱性に優れている。
以下、本発明の実施形態を詳しく説明する。ただし、これは例示として提示されるものであり、本発明はこれによって制限されず、特許請求の範囲のみにより定義される。
本明細書で「アルキル基」とは、別途の定義がない限り、いかなるアルケン基やアルキン基を含んでいない「飽和アルキル基」;または少なくとも一つのアルケン基またはアルキン基を含んでいる「不飽和アルキル基」を全て含むものを意味する。前記「アルケン基」は、少なくとも二つの炭素原子が少なくとも一つの炭素−炭素二重結合をなしている置換基を意味し、「アルキン基」は、少なくとも二つの炭素原子が少なくとも一つの炭素−炭素三重結合をなしている置換基を意味する。前記アルキル基は、分枝状、直鎖状または環状でありうる。
前記アルキル基は、C1〜C20のアルキル基であり、具体的にC1〜C6である低級アルキル基、C7〜C10である中級アルキル基、C11〜C20である高級アルキル基でありうる。
本明細書で特別な言及がない限り、(メタ)アクリレートは、アクリレートまたはメタクリレートを意味する。また、(メタ)アクリル酸アルキルエステルは、アクリル酸アルキルエステルまたはメタクリル酸アルキルエステルを意味し、(メタ)アクリル酸エステルは、アクリル酸エステルまたはメタクリル酸エステルを意味する。
本明細書で別途の定義がない限り、「共重合」とは、ブロック共重合、ランダム共重合、グラフト共重合または交互共重合を意味し、「共重合体」とは、ブロック共重合体、ランダム共重合体、グラフト共重合体または交互共重合体を意味することができる。
本発明の一実施形態では、(A)ポリブチレンテレフタレート100重量部、前記ポリブチレンテレフタレート(A)100重量部に対して(B)タルク0.01〜1重量部、および(C)エチレンアクリル酸共重合体0.01〜1重量部、を含むポリエステル樹脂組成物であって、前記ポリエステル樹脂組成物中に含まれるポリエステルの総重量に対して前記ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルが10重量%未満である、ポリエステル樹脂組成物を提供する。
以下、前記ポリエステル樹脂組成物に含まれる各成分について具体的に説明する。
(A)ポリブチレンテレフタレート
前記ポリブチレンテレフタレート(polybutylene terephthalate、PBT)は、ブチレンテレフタレートユニットを主たる構成ユニットとするポリエステル樹脂を意味し、ブチレンテレフタレートユニットのみから構成されるポリブチレンテレフタレートホモポリマーおよびブチレンテレフタレートユニットと他の構成ユニットとを含むポリブチレンテレフタレート共重合体の両方を意味する。具体的には前記ポリブチレンテレフタレートは、ポリブチレンテレフタレートの全ポリエステルの構成ユニットを100モル%として、ブチレンテレフタレートユニットを60〜100モル%、好ましくは80〜100モル%、より好ましくは90〜100モル%含む。
上記ポリブチレンテレフタレート共重合体としては、樹脂の衝撃強度および表面改質のために、前記ポリブチレンテレフタレートをポリテトラメチレングリコール(PTMG)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、脂肪族ポリエステル、脂肪族ポリアミドなどのような衝撃向上成分と共重合させた共重合体があげられる。すなわちポリブチレンテレフタレート共重合体は、ブチレンテレフタレートユニットと、ポリテトラメチレングリコール(PTMG)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、脂肪族ポリエステル、および/または脂肪族ポリアミド由来の構成ユニットとから構成されうる。
前記ポリブチレンテレフタレートのホモポリマーは、1,4−ブタンジオール又はそのエステル形成性誘導体と、テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体(C1〜C6のアルキルエステル(例えばジメチルテレフタレート)や酸ハロゲン化物等)とを直接エステル化反応させたり、またはエステル交換反応させたりして縮重合したポリブチレンテレフタレート重合体が用いられ得る。
また、ポリブチレンテレフタレート共重合体は、1,4−ブタンジオール又はそのエステル形成性誘導体を含むグリコール(ジオール)成分と、テレフタル酸又はそのエステル形成性誘導体(C1〜C6のアルキルエステルや酸ハロゲン化物等)を含むジカルボン酸成分とを縮重合させる方法や、ポリブチレンテレフタレート重合体とポリテトラメチレングリコール(PTMG)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)、脂肪族ポリエステル、または脂肪族ポリアミドとの溶融状態でのエステル交換反応を通じて製造されうる。このような変性ポリブチレンテレフタレートを構成するブチレンテレフタレートユニット以外の他の構成ユニットは単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
また、前記ポリブチレンテレフタレート(A)の30℃の温度における粘度は、0.6〜1.5dl/gであることが好ましい。なお、本明細書において「粘度」とはASTM D2857−95により測定した固有粘度[η]を意味し、 前記ポリブチレンテレフタレートは、ASTM D2857−95により測定した固有粘度[η]が0.6〜1.5dl/gであることが好ましく、より好ましくは、具体的に0.6〜1.4dl/g、0.6〜1.3dl/g、0.6〜1.2dl/g、0.6〜1.1dl/g、0.7〜1.5dl/g、0.8〜1.5dl/gでありうる。ポリブチレンテレフタレートの固有粘度が前記範囲を有する場合、これを含むポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品は、より優れた耐熱度を確保することができる。
なお、分子量の異なる複数のポリブチレンテレフタレートホモポリマーおよび/または複数種類のポリブチレンテレフタレート共重合体を組み合わせて用いる場合のポリブチレンテレフタレートの粘度は、各ポリブチレンテレフタレートの粘度ηと重量分率c(重量%)との積の和から算出される粘度の平均値を用いることとする。たとえば、粘度0.83dl/gのポリブチレンテレフタレートホモポリマー60重量部と粘度1.10dl/gのポリブチレンテレフタレートホモポリマー40重量部との混合物の場合には、その平均粘度は、0.83×0.6+1.10×0.4=0.938dl/gとなる。
前記ポリエステル樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート100重量部を含むことによって、ポリブチレンテレフタレート以外の他のポリエステル樹脂、例えばポリエチレンテレフタレートを使用する場合に比べて耐熱度に優れ、平滑度、ヘイズ(haze)などの外観特性に優れている。また、ポリブチレンテレフタレートに他のポリエステル樹脂を混合して使用する場合に比べても耐熱度および外観特性により優れている。
なお、前記ポリエステル樹脂組成物は、ポリブチレンテレフタレート以外の他のポリエステルを含みうる。ただし、前記ポリエステル樹脂組成物中に含まれるポリエステルの総重量(100重量%)に対して前記ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルが10重量%未満である。ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルの含有量がポリエステル樹脂組成物中のポリエステル全重量(100重量%)に対して10重量%以上である場合には、耐熱性が著しく悪化する。耐熱性および外観特性を向上させる面で、前記ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルの含有量は好ましくは0〜5重量%であり、より好ましくは0〜3重量%であり、特に好ましくは0重量%、すなわち、他のポリエステルを含有しない。
(B)タルク
前記タルク(talc)は、無機充填剤の一種であって、マグネシウムシリケート水和物である滑石を意味する。前記タルクの化学式は、Mg(OH)Si10であり、屈折率は、1.53〜1.56であり、形態は、鱗状、葉片状、または板状でありうる。前記タルクは、ケイ酸および酸化マグネシウムと共に少量の(好ましくは0.01〜2.5重量%)酸化アルミニウム、酸化カルシウム、および/または酸化鉄などを含むことができる。前記タルクは、商業的に販売される製品を使用することができる。
前記タルクは、硬度が低く、耐熱性および化学的安定性に優れているため、これを含む前記ポリエステル樹脂組成物は、カオリン(kaolin)、クレイ(clay)などの他の無機充填剤を使用する場合に比べて優れた耐熱性および外観特性を確保することができる。
前記タルクの平均粒径(直径)は、具体的には0.1〜10μm、好ましくは0.1〜9μm、より好ましくは0.1〜8μm、さらに好ましくは0.1〜7μm、一層好ましくは0.1〜6μm、より一層好ましくは0.1〜5μm、特に好ましくは0.1〜4μm、最も好ましくは0.1〜3μmでありうる。前記範囲を満足する場合、これを含むポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品は、優れた耐熱性および外観特性を示すことができる。本明細書において、平均粒径とは、レーザー回折・散乱法によって求めた粒度分布における体積基準の積算分布曲線の中央値(積算値50%)(メジアン径)での粒子径を意味する。
前記ポリエステル樹脂組成物は、前記ポリブチレンテレフタレート(A)100重量部に対して前記タルクを0.01〜1重量部含むことができる。
前記含量範囲を満足する場合、これを含むポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品は、平滑な金属蒸着膜を形成することができ、高温での揮発成分が少なく、優れた離型性と耐熱性を確保することができる。
特に前記タルクの含量が1重量部を超える場合、表面粗度(粗さ)が増加して金属を直接蒸着した時、平滑な金属蒸着膜を形成することが困難であり、そのために、表面を滑らかにする別途の工程を備えなければならない。反面、前記ポリエステル樹脂組成物は、タルクを0.01〜1重量部含むことによって、低い表面粗度を確保して平滑な金属蒸着膜を実現することができ、優れた離型性および耐熱度を示すことができる。
前記タルクの含量は、好ましくは0.01〜0.9重量部、より好ましくは0.01〜0.8重量部、さらに好ましくは0.01〜0.7重量部、一層好ましくは0.01〜0.6重量部、特に好ましくは0.01〜0.5重量部含むことができる。また、他の一実施形態においては、前記タルクは、0.1〜1重量部が好ましく、0.1〜0.9重量部がより好ましく、0.1〜0.8重量部がさらに好ましく、0.1〜0.7重量部が一層好ましく、0.1〜0.6重量部がより一層好ましく、特に好ましくは0.1〜0.5重量部含むことができる。
(C)エチレンアクリル酸系共重合体
前記エチレンアクリル酸系共重合体は、エチレンアクリル酸共重合体およびエチレンアクリル酸エステル共重合体の両方を意味する。
具体的に前記エチレンアクリル酸系共重合体は、エチレンアクリル酸共重合体、エチレンメタクリル酸共重合体、エチレンアクリル酸エステル共重合体、エチレンメタクリル酸エステル共重合体、またはこれらの組み合わせでありうる。
このような共重合体を構成するアクリル酸エステル単量体としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、プロピルアクリレート、ブチルアクリレート、ペンチルアクリレート、ヘキシルアクリレート、オクチルアクリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、シクロヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタデシルアクリレート、フェニルアクリレート、ベンジルアクリレートなどのアクリル酸エステル単量体がある。
また、メタクリル酸エステル単量体としては、メチルメタクリレート、エチルメタクリレート、プロピルメタクリレート、ブチルメタクリレート、ペンチルメタクリレート、ヘキシルメタクリレート、オクチルメタクリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレート、ドデシルメタクリレート、オクタデシルメタクリレート、フェニルメタクリレート、ベンジルメタクリレートなどがある。
前記エチレンアクリル酸系共重合体の製造方法は特に制限されず、従来公知の方法が用いられる。たとえば、前記エチレンアクリル酸系共重合体は上記エチレンとアクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸エステル単量体、およびメタクリル酸アクリル酸エステル単量体から選択される少なくとも一種の単量体とを通常の方法でラジカル重合させることにより製造すればよい。また、市販のエチレンアクリル酸系共重合体を使用しても良い。
前記エチレンアクリル酸系共重合体は、前記ポリエステル樹脂組成物で滑剤の役割を果たすことができる。前記エチレンアクリル酸系共重合体は、滑剤として樹脂に適切な離型性を付与すると同時に、高温で低い揮発性を有するため、樹脂を高温で放置した時、ガスおよび熱分解物質の発生を抑制する役割を果たす。
前記ポリエステル樹脂組成物は、前記ポリブチレンテレフタレート(A)100重量部に対して前記エチレンアクリル酸系共重合体を0.01〜1重量部含むことができる。
前記含量範囲を満足する場合、これを含むポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品は、優れた離型性を確保することができ、優れた外観特性および耐熱性を実現することができる。
特に前記エチレンアクリル酸系共重合体の含量が1重量部を超える場合、これを含むポリエステル樹脂組成物およびこれを用いた成形品の耐熱性が低下したり、高温で発生する揮発物質が増加し得る。反面、前記ポリエステル樹脂組成物は、前記エチレンアクリル酸系共重合体を0.01〜1重量部含むことによって、高温で発生する揮発物質を低減し、優れた離型性および耐熱性を同時に実現することができる。
前記エチレンアクリル酸系共重合体の含量は、好ましくは0.01〜0.9重量部、より好ましくは0.01〜0.8重量部、さらに好ましくは0.01〜0.7重量部、一層好ましくは0.01〜0.6重量部、特に好ましくは0.01〜0.5重量部である。また、他の一実施形態において、前記エチレンアクリル酸系共重合体は、好ましくは0.1〜1重量部、より好ましくは0.1〜0.9重量部、さらに好ましくは0.1〜0.8重量部、一層好ましくは0.1〜0.7重量部、より一層好ましくは0.1〜0.6重量部、特に好ましくは0.1〜0.5重量部含むことができる。
(D)その他添加剤
前記ポリエステル樹脂組成物は、物性間の均衡を保つために、または最終用途の必要に応じて、1種以上のその他添加剤をさらに含むことができる。具体的に、前記その他添加剤としては、難燃剤、界面活性剤、核剤、カップリング剤、充填剤、可塑剤、衝撃補強剤、滑剤、抗菌剤、離型剤、酸化防止剤、無機物添加剤、着色剤、静電気防止剤、顔料、染料、防炎剤、熱安定剤、紫外線吸収剤、紫外線遮断剤、接着剤などが用いられ、これらは単独または2種以上を組み合わせて用いられ得る。
前記その他添加剤は、前記樹脂組成物の物性を阻害しない範囲内で適切に含まれ、その他添加剤が含まれる場合には、具体的には前記ポリブチレンテレフタレート100重量部に対して40重量部以下含まれ、より具体的には0.1〜30重量部、より好ましくは0.1〜10重量部、さらに好ましくは0.1〜5重量部含まれ得る。
前述したポリエステル樹脂組成物は、樹脂組成物を製造する公知の方法で製造することができる。例えば、一実施形態に係る構成成分とその他添加剤を同時に混合した後、押出機内で溶融押出してペレット形態で製造することができる。
本発明の他の一実施形態では、前記ポリエステル樹脂組成物を用いた成形品を提供する。
前記成形品は、樹脂組成物を用いて射出成形、ブロー成形、押出成形、熱成形などの多様な工程により製造され得る。
前記成形品は、耐衝撃性など機械的物性および耐熱性に優れているだけでなく、向上した耐候性を確保することができるため、屋外で使用される各種電気電子部品、自動車部品などに有利に用いられ得る。具体的に、前記成形品は、車両用ヘッドランプベゼル、または、リフレクターなどに用いられ得るが、これに制限されるのではない。
前記成形品は、平滑度が高く、離型性と耐熱性に優れている。
また、前記成形品は、高温条件で揮発物質の発生が少ない。具体的に前記成形品に対してフォギング(fogging)試験を施した時、加熱時に発生する揮発物質が少ない。例えば、前記成形品を透明密閉容器内で250℃で3時間加熱してフォギング試験を行った時、透明密閉容器のヘイズ変化(フォギング試験前後でのヘイズ変化)は、好ましくは0.1〜4.0%でありうる。好ましくは0.1〜3.0%、好ましくは1.0〜4.0%、好ましくは1.0〜3.0%でありうる。なお、本明細書において、ヘイズは、濁度または曇り度を意味し、下記計算式1により計算され得る。また、前記フォギング試験した時のヘイズ変化(%)は{(フォギング試験後のヘイズ値)−(フォギング試験前のヘイズ値)}/(フォギング試験前のヘイズ値)×100から算出される。
一方、前記成形品の表面粗度(Ra)は、1〜20nmでありうる。本明細書において表面粗度(Ra)は、表面の粗度(roughness)を意味し、算術平均粗度(Ra)で表示した。前記算術平均粗度(Ra)は、測定区間の中心線で上側と下側の全体面積の合計を求め、その値を測定区間の長さで割った値を意味する。
前記成形品の熱変形温度(heat distortion temperature、HDT)は、180〜190℃でありうる。これは前記ポリエステル樹脂組成物を用いた成形品の耐熱性が優れていることを意味する。なお、本明細書において、熱変形温度(HDT)はASTM D648−07に準拠して測定するものとする。
以下、本発明を実施例および比較例を通じてより詳細に説明するが、下記実施例および比較例は、説明を目的とするものであり、本発明を制限しようとするものではない。
[実施例1、2および比較例1〜7]
下記表1に示したそれぞれの成分を下記量(重量部)で混合して押出および加工してペレット形態のポリエステル樹脂組成物を製造した。押出は、スクリュー軸長(L)に対するスクリュー軸直径(D)の比(L/D)=29、スクリュー軸直径(D)=45mmである二軸押出機を使用し、バレル温度は240℃に設定した。
製造されたペレットを100℃で2時間乾燥後、6oz.の射出成形機を使用してシリンダー温度240℃、金型温度60℃に設定して9cm×5cm×0.2cmの大きさの試片およびASTM D648に順じた耐熱度(HDT)測定用試片を製造した。
前記表1で使用された各構成についての説明は次の通りである。なお、表1の数値は各構成成分の含有量(重量部)を示す。
(A)ポリエステル
(A−1)30℃での粘度が0.83±0.015dl/gであるポリブチレンテレフタレート(PBT、SHINKONG社製)を使用した。
(A−2)30℃での粘度が1.10±0.02dl/gであるポリブチレンテレフタレート(PBT、SHINKONG社製)を使用した。
(A−3)30℃での粘度が0.78±0.02dl/gであるポリエチレンテレフタレートグリコール(PETG、SKケミカル社製)を使用した。
(A−4)30℃での粘度が0.77±0.02dl/gであるポリエチレンテレフタレート(PET、SKケミカル社製)を使用した。
なお、上記ポリエステルの粘度はASTM D2857−95に準拠して測定した。
(B)無機充填剤
(B−1)平均粒径(直径)が1.0μmであるタルク(HAYASHIKASEI社製)を使用した。
(B−2)平均粒径(直径)が1.0μmであるカオリン(AUSTRALIAN CHINACLAYS社製)を使用した。
(C)滑剤
(C−1)エチレンアクリル酸共重合体(ALLIED CORP社製、AC−540A)を使用した。
(C−2)脂肪酸エステルネオペンチルポリオール(N.O.F社製、UNISTER H−476を使用した。
(C−3)ペルフルオロポリエチレン(DUPONT社製、FLUOROGUARD PCA)を使用した。
[評価例]
前記製造されたペレット形態の樹脂またはこれを用いた射出成形品試験片に対して下記の物性を評価してその結果を下記表2に示した。
(1)フォギング試験(Fogging Test)
前記製造されたペレットを透明密閉容器に入れて250℃で3時間加熱し、前記透明密閉容器での加熱前後のヘイズ変化を測定した。なお、ヘイズは上記計算式1により計算し、フォギング試験した時のヘイズ変化(%)は(フォギング試験後のヘイズ値)/(フォギング試験前のヘイズ値)×100から算出した。ヘイズ変化が低いほど揮発物質が少ないことを示す。
(2)耐熱度評価
前記製造された射出成形品試験片に対してASTM D648−07により熱変形温度(HDT)を測定した(0.45MPa荷重)。
(3)表面粗度(Ra)評価
前記製造された9cm×5cm×0.2cmの大きさの射出成形品試験片に対して表面測定器を用いて表面粗度(Ra)を測定した。表面粗度(Ra)は、Veeco社製のWYKO NT1100 optical profilerを用いて測定した。表面粗度(Ra)が低いほど成形品の表面平滑度に優れていることを示す。
(4)離型性評価
カップ形状の金型を用いて前記製造されたペレットでカップ形状の成形品を射出成形する場合、取り出し(イジェクト)時に離型ピンにかかる力(N)をセンサーを用いて測定した。発生する力が低いほど離型性に優れていることを示す。
前記表2に示されているように、ポリエステルとしてPETまたはPETGをポリエステル全重量の10重量%用いた比較例1および2の場合、熱変形温度(HDT)が減少する問題、つまり、耐熱度が低下する問題がある。
比較例3は、無機充填剤としてタルクの代わりにカオリンを用いた場合であり、熱変形温度(HDT)が顕著に低いことが分かる。
比較例4は、タルクを過量添加した場合であり、熱変形温度(HDT)の増加効果が微々であり、表面粗度(Ra)が増加したことを確認することができる。
比較例5および6は、それぞれ脂肪酸系滑剤、フッ素化ポリオレフィン系滑剤を用いた場合であり、比較例7は、エチレンアクリル酸系共重合体を過量使用した場合であり、フォギング試験時にヘイズ変化が高いという問題、つまり、高温で揮発成分が過量発生する問題がある。
反面、実施例1および2の場合、比較例1〜7に比べてフォギング試験時にヘイズ変化が小さいことから、高温で発生する揮発成分が少なく、かつ、表面粗度(Ra)が低いことから、表面平滑度に優れていることが分かる。また、耐熱度および離型性にも優れていることを確認することができる。
以上で、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるのではなく、特許請求の範囲と発明の詳細な説明の範囲内で多様に変形して実施することができ、これも本発明の範囲に属する。

Claims (3)

  1. (A)ポリブチレンテレフタレート100重量部、
    前記ポリブチレンテレフタレート(A)100重量部に対して
    (B)タルク0.01〜1重量部、および
    (C)エチレンアクリル酸系共重合体0.01〜1重量部、
    を含むポリエステル樹脂組成物を用いた成形品であって、
    前記ポリエステル樹脂組成物中に含まれるポリエステルの総重量に対して前記ポリブチレンテレフタレート(A)以外のポリエステルが10重量%未満であり、
    前記タルク(B)の平均粒径は、0.1〜10μmであり、
    前記成形品を250℃/3時間の条件でフォギング試験した時のヘイズ変化は、0.1〜4.0%であり、
    前記成形品の表面粗度(Ra)は、1〜20nmであり、
    前記成形品の熱変形温度(HDT)は、180〜190℃である、成形品。
  2. 前記ポリブチレンテレフタレート(A)の30℃の温度における粘度は、0.6〜1.5dl/gである、請求項1に記載の成形品
  3. 前記成形品は、車両用ヘッドランプベゼル、またはリフレクターである、請求項1または2に記載の成形品。
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