JP6557832B2 - レゾルバステータ構造 - Google Patents
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Description
すなわち、図3において符号1で示されるものは輪状ステータであり、前記輪状ステータ1の内壁には、所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極4がスロット4aを介して内周に沿って配置されている。
前記輪状絶縁部材5と一体で、かつ、外方へ向けて突出した保持部7には、前記ステータ巻線に直接接続されたリード線8、又は、前記ステータ巻線に接続されたピン(図示せず)が設けられ、外部への信号等の接続に利用されている。
前記レゾルバ樹脂モールド11をインサート成形で形成する場合は、前記輪状ステータ1を、図示しない射出成形機の金型内にセットすると共に、前記レゾルバ樹脂モールド11に設ける複数のねじカラー12を前記金型内の所定位置にセットして射出成形することによって得ることができる。
すなわち、図3で示される輪状ステータ1に対して、例えば、図示しない輪状カバー部材又はシールドカバー等を取付けようとすると、図4で示されるように、樹脂により形成したレゾルバ樹脂モールド11にねじカラーを設け、これに取付けねじ15を介して固定するため、レゾルバ樹脂モールド11を形成する必要があり、金型代等を含めてコスト増となり、レゾルバのコストダウンには障害となっていた。
また、図3のような輪状ステータ1には、直接、レゾルバカバーやシールドカバー等を設けるには、図示しないボルトナット等の取付けを必要とし、輪状ステータ1の加工等を必要としていた。
すなわち、所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極を有する輪状ステータと、前記輪状ステータの第1端面及び第2端面に対して一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバーと、前記各突出磁極に対して前記輪状絶縁カバーを介して巻回されたステータ巻線と、前記輪状絶縁カバーに一体に形成され端子ピン又はリード線を保持すると共に全体形状が長手四角状をなす保持部と、を備えてなるレゾルバステータ構造において、前記輪状ステータの前記各端面のうちの少なくとも一方には、ねじ孔を有する複数の筒状ねじ部品が設けられていることにより、輪状ステータに直接筒状ねじ部品を取り付けているため、シールドカバー等の種々の輪状板部品を取付けることができ、レゾルバステータの構造を大幅に簡略化できる。
また、前記筒状ねじ部品は、前記輪状ステータに形成された貫通孔内に圧入され、前記貫通孔を貫通した前記筒状ねじ部品の先端部は、前記輪状ステータの前記第2端面に対してカシメ部が形成されていることにより、輪状ステータへの筒状ねじ部品の取付けが容易となる。
また、前記各筒状ねじ部品の端部には、輪状板部品を設け、前記輪状板部品を貫通する取付ねじが前記筒状ねじ部品の前記ねじ孔に螺入することにより、前記輪状板部品が前記筒状ねじ部品に固定されている構成であることにより、輪状板部品の筒状ねじ部品への取付けが容易となる。
また、前記各筒状ねじ部品は、前記輪状ステータの前記輪状絶縁カバーの外側に位置している構成よりなることにより、各筒状ねじ部品の取付けが容易となる。
尚、従来例と同一又は同等部分には、同一符号を付して説明する。また、図3の輪状ステータ1は、図1の輪状ステータ1と基本的には同一(但し、筒状ねじ部品を除く)であるため、これを本発明の構成の説明に援用する。
図1において、符号1で示されるものは輪状鉄芯からなる輪状ステータであり、この輪状ステータ1の内壁1aには、所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極4が設けられている。
前記各突出磁極4には、前記輪状絶縁カバー5を介してステータ巻線21が巻回されている。
尚、前記保持部7には、前記端子ピン22が設けられている場合について述べたが、図3の従来構成のように、前記保持部7にリード線8を設け、前記端線を前記リード線8に接続する構成とすることができる。
前記筒状ねじ部品31は、その先端部31aが前記貫通孔32内に圧入によって挿入された後に貫通し、前記先端部31aは、一般のカシメよりも外部に突出する量が少ない突出量でカシメられたカシメ部33によって前記輪状ステータ1に固定されている。
従って、前記輪状板部品40は、図2で示されるように、前記各筒状ねじ部品31の端部31bに固定されている。
従って、前記輪状板部品40と前記輪状ステータ1が前記筒状ねじ部品31を介して互いに離間した状態で合体され、前記保持部7に対応して前記輪状板部品40には、内側開放形の切欠き50が形成されている。
すなわち、所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極4を有する輪状ステータ1と、前記輪状ステータ1の第1端面1A及び第2端面1Bに対して一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー5と、前記各突出磁極4に対して前記輪状絶縁カバー5を介して巻回されたステータ巻線21と、前記輪状絶縁カバー5に一体に形成され端子ピン22又はリード線8を保持すると共に全体形状が長手四角状をなす保持部7と、を備えてなるレゾルバステータ構造において、前記輪状ステータ1の前記各端面1A,1Bのうちの少なくとも一方には、ねじ孔30を有する複数の筒状ねじ部品31が設けられている構成であり、また、前記筒状ねじ部品31は、前記輪状ステータ1に形成された貫通孔32内に圧入され、前記貫通孔32を貫通した前記筒状ねじ部品31の先端部31aは、前記輪状ステータ1の前記第2端面1Bに対してカシメ部33が形成されている構成であり、また、前記各筒状ねじ部品31の端部31bには、輪状板部品40を設け、前記輪状板部品40を貫通する取付ねじ41が前記筒状ねじ部品31の前記ねじ孔30に螺入することにより、前記輪状板部品40が前記筒状ねじ部品31に固定されている構成であり、また、前記各筒状ねじ部品31は、前記輪状ステータ1の前記輪状絶縁カバー5の外側1Cに位置していると共に前記輪状板部品40と前記輪状ステータ1が前記筒状ねじ部品31を介して互いに離間した状態で合体され、前記保持部7に対応して前記輪状板部品40には、内側開放形の切欠き50が形成されている構成である。
1A,1B 第1、第2端面
1C 外側
A 軸方向
4 突出磁極
4a スロット
5 輪状絶縁部材
6 輪状巻線カバー
7 保持部
8 リード線
10 外周側
21 ステータ巻線
30 ねじ孔
31 筒状ねじ部品
31a 先端部
31b 端部
32 貫通孔
33 カシメ部
40 輪状板部品
41 取付ねじ
50 切欠き
Claims (1)
- 所定角度間隔で内方に向けて突出する複数の突出磁極(4)を有する輪状ステータ(1)と、前記輪状ステータ(1)の第1端面(1A)及び第2端面(1B)に対して一体又は別体にて設けられた輪状絶縁カバー(5)と、前記各突出磁極(4)に対して前記輪状絶縁カバー(5)を介して巻回されたステータ巻線(21)と、前記輪状絶縁カバー(5)に一体に形成され端子ピン(22)又はリード線(8)を保持すると共に全体形状が長手四角状をなす保持部(7)と、を備えてなるレゾルバステータ構造において、前記輪状ステータ(1)の前記各端面(1A,1B)のうちの少なくとも一方には、ねじ孔(30)を有する複数の筒状ねじ部品(31)が設けられ、
前記筒状ねじ部品(31)は、前記輪状ステータ(1)に形成された貫通孔(32)内に圧入され、前記貫通孔(32)を貫通した前記筒状ねじ部品(31)の先端部(31a)は、前記輪状ステータ(1)の前記第2端面(1B)に対してカシメ部(33)が形成され、
前記各筒状ねじ部品(31)の端部(31b)には、輪状板部品(40)を設け、前記輪状板部品(40)を貫通する取付ねじ(41)が前記筒状ねじ部品(31)の前記ねじ孔(30)に螺入することにより、前記輪状板部品(40)が前記筒状ねじ部品(31)に固定され、
前記各筒状ねじ部品(31)は、前記輪状ステータ(1)の前記輪状絶縁カバー(5)の外側(1C)に位置していると共に、前記輪状板部品(40)と前記輪状ステータ(1)が前記筒状ねじ部品(31)を介して互いに離間した状態で合体され、前記保持部(7)に対応して前記輪状板部品(40)には、内側開放形の切欠き(50)が形成されているレゾルバステータ構造。
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