JP5994063B2 - セグメント型レゾルバ - Google Patents

セグメント型レゾルバ Download PDF

Info

Publication number
JP5994063B2
JP5994063B2 JP2012085994A JP2012085994A JP5994063B2 JP 5994063 B2 JP5994063 B2 JP 5994063B2 JP 2012085994 A JP2012085994 A JP 2012085994A JP 2012085994 A JP2012085994 A JP 2012085994A JP 5994063 B2 JP5994063 B2 JP 5994063B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
teeth
tooth
resolver
tooth portion
winding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012085994A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013219851A (ja
Inventor
雅宏 酒井
雅宏 酒井
米蔵 久保田
米蔵 久保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tamagawa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tamagawa Seiki Co Ltd filed Critical Tamagawa Seiki Co Ltd
Priority to JP2012085994A priority Critical patent/JP5994063B2/ja
Publication of JP2013219851A publication Critical patent/JP2013219851A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5994063B2 publication Critical patent/JP5994063B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

本発明は、セグメント型レゾルバに関し、特に、四個のティースを互いに離間させた状態でセグメント保持体に並設し、各ティースのステータ巻線から出力される出力信号により回転角度信号を得るようにするための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のレゾルバとしては、例えば、特許文献1に示されている構成を挙げることができるが、図3で示されるようにレゾルバ1の輪状ステータ1Aの内側には、複数の磁極歯2がその全周にわたり所定角度間隔で内方に向けて突出して形成されている。
前記輪状ステータ1Aの両面には、一対の輪状絶縁カバー3,4が一体又は別体にて形成されている。
前記各磁極歯2の外面には、前記各輪状絶縁カバー3,4を介してステータ巻線(図示せず)が巻回されている。
従って、ステータ巻線の励磁巻線に励磁信号が印加された状態で、図示しないロータ(図示せず)が回転することにより、ロータと各磁極歯2とのギャップパーミアンスの変化により、出力巻線から二相の回転角度出力信号を得ることができるように構成されている。
米国特許第6,838,804号明細書
従来のレゾルバは、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述のレゾルバでは、隣り合うティース間で励磁コイルによる磁路を形成しているため、全ての磁路のバランスを合わせるためには、円周上に図3のように各ティースを360度配置する必要があった。
そのため、輪状ステータの円周上の一部分を切り出したいわゆるセグメント型のレゾルバを製作した場合には、各ティース毎の磁束数のバランスが悪化するため、高い精度の回転検出信号を得ることはできなかった。
また、近年、エコカーとしてモータを用いたハイブリッドカーが多く用いられているが、大型のハイブリッドカーの場合、モータの直径も大型化するため従来のレゾルバを用いると、このモータの直径に比較して大型化し、コスト面でも不利となる。
また、前述の輪状ステータを用いた全周にティースを有するレゾルバでは、例えば、車輌搭載後に不具合が発生した場合、車輌からレゾルバを取り外して交換する作業も、エンジンの周囲に一体状に取り付けられているため、その交換作業に要する労力も容易ではなく、交換コストも膨大なものとなる可能性があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、特に、四個のティースを互いに離間させた状態で絶縁材料よりなるセグメント保持体に並設し、各ティースのステータ巻線から出力される出力信号により回転角度信号を得るようにしたセグメント型レゾルバを提供することを目的とする。
本発明によるセグメント型レゾルバは、長手形状で円弧状をなすと共に絶縁材料よりなるセグメント保持体と、前記セグメント保持体の内側に所定角度間隔で並設された少なくとも四個の第1〜第4ティースと、前記各ティースに巻回され励磁巻線及び出力巻線からなるステータ巻線と、前記各ティースの内側に回転自在に設けられたロータと、を備え、前記各ティースは、歯部と、前記歯部と一体に形成され磁性材料からなるレゾルバステータ部と、前記レゾルバステータ部の両側に一体に設けられ前記歯部の両端の近傍位置に延設された一対の舌片と、からなると共に、前記各歯部は平面でみてT字型をなし、前記各ティースにおける磁束の流れは、前記歯部から各舌片及びレゾルバステータ部を介して再び前記歯部へ戻る磁束の流れが形成されるため、前記各ティース内で磁路が完結するようにした構成である。
本発明によるセグメント型レゾルバは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、長手形状で円弧状をなすと共に絶縁材料よりなるセグメント保持体と、前記セグメント保持体の内側に所定角度間隔で並設された少なくとも四個の第1〜第4ティースと、前記各ティースに巻回され励磁巻線及び出力巻線からなるステータ巻線と、前記各ティースの内側に回転自在に設けられたロータと、を備え、前記各ティースは、歯部と、前記歯部と一体に形成され磁性材料からなるレゾルバステータ部と、前記レゾルバステータ部の両側に一体に設けられ前記歯部の両端の近傍位置に延設された一対の舌片と、からなると共に、前記各歯部は平面でみてT字型をなし、前記各ティースにおける磁束の流れは、前記歯部から各舌片及びレゾルバステータ部を介して再び前記歯部へ戻る磁束の流れが形成されるため、前記各ティース内で磁路が完結するように構成したことにより、簡単な構成で大型モータの回転角度検出を行い、かつ、低コストで取り換え可能なセグメント型レゾルバを得ることができる。
また、前記セグメント保持体は、円弧状よりなることにより、各ティースの向きをロータの中心に向けて容易に配置することができる。
本発明によるセグメント型レゾルバを示す平面構成図である。 図1のティースの磁束の流れを示す拡大平面構成図である。 従来のレゾルバを示す斜視図である。
本発明は、四個のティースを互いに離間させた状態でセグメント保持体に並設し、各ティースのステータ巻線から出力される出力信号により回転角度信号を得るようにしたセグメント型レゾルバを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるセグメント型レゾルバの好適な実施の形態について説明する。
尚、従来例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説明する。
図1において、符号1で示されるものは長手形状のセグメント型レゾルバであり、このセグメント型レゾルバ1は、少なくとも四個の第1〜第4ティース2A〜2Dを有するセグメント保持体10と、このセグメント保持体10の内側に回転自在に設けられたロータ11とから構成されている。
前記セグメント保持体10は絶縁材より形成されると共に、全体形状が円弧状に形成され、前記各ティース2A〜2Dは前記セグメント保持体10の内側すなわち内面10aに所定角度間隔で配設されている。
前記各ティース2A〜2Dの向きは、前記ロータ11の回転中心Pに向かうように構成されている。
前記各ティース2A〜2Dの構造は、ステータ巻線12の励磁巻線12aと出力巻線12bのうちの前記出力巻線12bの巻き方向を除いて全て同一であり、図2に示される通りである。
すなわち、図2において符号20で示されるものは磁性材料で形成されたレゾルバステータ部であり、このレゾルバステータ部20の中央位置には内方へ向けて突出し全体形状が平面でみてT字型をなす歯部21が形成され、この歯部21には前記ステータ巻線12が設けられている。
前記レゾルバステータ部20の両側には、このレゾルバステータ部20と一体に設けられ前記歯部21の両端の近傍位置に延接される一対の舌片22が形成されている。
前記セグメント保持体10に設けられた前記第1〜第4ティース2A〜2Dは、図1で示されるように電気角で90度毎に配設され、前記第1、第3ティース2A,2CはCos用、前記第2、第4ティース2B,2DはSin用であり、前記第1、第2ティース2A,2Bの出力巻線12bは正巻き、前記第3、第4ティース2C,2Dの出力巻線12bの巻線方向は前記正巻きに対して逆の逆巻きに巻回されている。
尚、前記各ティース2A〜2Dにおける磁束の流れは、図2の矢印A,Bで示されるように、前記歯部21から各舌片22及びレゾルバステータ部20を介して再び前記歯部21へ戻る磁路を形成するため、各ティース2A〜2D内で磁路が完結されている。従って、各ティース2A〜2D毎の磁路のバラツキを抑え、最小で四個のティース2A〜2Dで二相のレゾルバ信号(回転角検出信号)を出力することができるように構成されている。
次に、以上の構成において、前記各ティース2A〜2Dにおける励磁巻線12aは、同じターン数で巻回され、各出力巻線12bの巻線方向は前述のように、各ティース2A〜2Dにおいて、前記第1、第2ティース2A,2Bは正巻き、第3、第4ティース2C,2Dは逆巻きで構成されているため、前記各ティース2A〜2Dの各励磁巻線12b(各々同一のターン数)に対して、図示しない周知のR/D変換器を介して励磁信号を印加すると共に、ロータ11が回転すると、図1の第1、第3ティース2A,2CのCos同志が直列に接続され、かつ、第2、第4ティース2B,2DのSin同志が直列に接続されているため、ロータ11と各ティース2A〜2D間のギャップパーミアンスの変化に応じてSin,Cosの二相の回転角度信号が出力されて前述のR/D変換器に送られてデジタル信号化される。
本発明によるセグメント型レゾルバは、四個のティースを互いに離間させた状態でセグメント保持体に並設し、各ティースのステータ巻線から出力される回転角度信号を得ることができ、大型のモータに対して取り換えが極めて容易なレゾルバを得ることができる。
1 セグメント型レゾルバ
2A〜2D 第1〜第4ティース
10 セグメント保持体
10a 内面
11 ロータ
12 ステータ巻線
12a 励磁巻線
12b 出力巻線
20 レゾルバステータ部
21 歯部
22 舌片
A,B 磁束の流れ
P 回転中心

Claims (1)

  1. 長手形状で円弧状をなすと共に絶縁材料よりなるセグメント保持体(10)と、前記セグメント保持体(10)の内側に所定角度間隔で並設された少なくとも四個の第1〜第4ティース(2A〜2D)と、前記各ティース(2A〜2D)に巻回され励磁巻線(12a)及び出力巻線(12b)からなるステータ巻線(12)と、前記各ティース(12A〜12D)の内側に回転自在に設けられたロータ(11)と、を備え、
    前記各ティース(2A〜2D)は、歯部(21)と、前記歯部(21)と一体に形成され磁性材料からなるレゾルバステータ部(20)と、前記レゾルバステータ部(20)の両側に一体に設けられ前記歯部(21)の両端の近傍位置に延設された一対の舌片(22)と、からなると共に、前記各歯部(21)は平面でみてT字型をなし、前記各ティース(2A〜2D)における磁束の流れは、前記歯部(21)から各舌片(22)及びレゾルバステータ部(20)を介して再び前記歯部(21)へ戻る磁束の流れ(A,B)が形成されるため、前記各ティース(2A〜2D)内で磁路が完結するように構成したことを特徴とするセグメント型レゾルバ。
JP2012085994A 2012-04-05 2012-04-05 セグメント型レゾルバ Active JP5994063B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085994A JP5994063B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 セグメント型レゾルバ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012085994A JP5994063B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 セグメント型レゾルバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013219851A JP2013219851A (ja) 2013-10-24
JP5994063B2 true JP5994063B2 (ja) 2016-09-21

Family

ID=49591363

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012085994A Active JP5994063B2 (ja) 2012-04-05 2012-04-05 セグメント型レゾルバ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5994063B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6283784B2 (ja) * 2014-04-28 2018-02-28 多摩川精機株式会社 Vrレゾルバの抵抗溶接部構造及びその溶接方法
JP6173617B2 (ja) * 2014-11-25 2017-08-02 三菱電機株式会社 回転角度検出装置
JP6557832B2 (ja) * 2015-10-19 2019-08-14 多摩川精機株式会社 レゾルバステータ構造

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2620134C2 (de) * 1976-05-07 1986-01-02 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Einrichtung zur Lageerkennung von beweglichen Körpern
JP2000055610A (ja) * 1998-08-07 2000-02-25 Tadatoshi Goto ねじれ量検出装置
JP3665737B2 (ja) * 2000-11-30 2005-06-29 山洋電気株式会社 nXリラクタンスレゾルバ
JP3911670B2 (ja) * 2002-03-27 2007-05-09 ミネベア株式会社 回転位置検出器
JP2004007902A (ja) * 2002-05-31 2004-01-08 Tamagawa Seiki Co Ltd 回転機の絶縁キャップ構造
JP2005055183A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Tamagawa Seiki Co Ltd セグメント型レゾルバ及びリニアレゾルバ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013219851A (ja) 2013-10-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5791794B2 (ja) 永久磁石埋込型回転電機
JP5038475B2 (ja) ロータ
JP5547924B2 (ja) ブラシレスモータ
US20170366050A1 (en) Axial gap motor rotor and axial gap motor
JP6388066B2 (ja) ブラシレスモータ
TWI547064B (zh) 永久磁鐵型電動機之轉子
US20100257947A1 (en) Torque sensor
JP5994063B2 (ja) セグメント型レゾルバ
JP2008187841A (ja) 電機子コア、電機子、及びモータ、並びに電機子コアの製造方法
US20130271121A1 (en) Resolver
JP6867386B2 (ja) レゾルバ
JP2007221877A (ja) 磁石回転子
JP6284908B2 (ja) ステータ及びそれを用いたレゾルバ
JP5764785B2 (ja) セグメントレゾルバ
JP5281601B2 (ja) リラクタンス型レゾルバ
WO2018116640A1 (ja) レゾルバステータ
JP2013062973A (ja) レゾルバの固定子
JP6976243B2 (ja) レゾルバ
JP2015033254A5 (ja) ステータコアアセンブリ
JP6313243B2 (ja) 可変リラクタンス型レゾルバ
JP6393229B2 (ja) ステータおよびレゾルバ
JP2015201922A (ja) スイッチトリラクタンスモータ
JP2013027130A (ja) レゾルバ
JP2012210121A (ja) バリアブルリラクタンス型レゾルバ
JP5580159B2 (ja) インナーロータ型モータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20141216

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151124

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5994063

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250