JP2003264945A - 回転機 - Google Patents
回転機Info
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- JP2003264945A JP2003264945A JP2002062858A JP2002062858A JP2003264945A JP 2003264945 A JP2003264945 A JP 2003264945A JP 2002062858 A JP2002062858 A JP 2002062858A JP 2002062858 A JP2002062858 A JP 2002062858A JP 2003264945 A JP2003264945 A JP 2003264945A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- positioning
- rotating machine
- core
- circuit board
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/64—Electric machine technologies in electromobility
Landscapes
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コア素材を積層して成るステータコアを備え
た従来の回転機では、コア素材同士の連結状態が必ずし
も充分ではなく、連結や位置決めのために部品点数が多
くなるなどの問題点があった。 【解決手段】 複数の突極1を放射状に配置したステー
タSが、コア素材21Aを積層して成るステータコア2
1を備え、ステータコア21が、ステータ軸線方向に圧
入貫通させた位置決めピン22,23により各コア素材
21Aを一体化している回転機Aとし、コア素材21A
同士の充分な連結強度を確保し、部品点数の削減や組付
け精度の向上を実現した。
た従来の回転機では、コア素材同士の連結状態が必ずし
も充分ではなく、連結や位置決めのために部品点数が多
くなるなどの問題点があった。 【解決手段】 複数の突極1を放射状に配置したステー
タSが、コア素材21Aを積層して成るステータコア2
1を備え、ステータコア21が、ステータ軸線方向に圧
入貫通させた位置決めピン22,23により各コア素材
21Aを一体化している回転機Aとし、コア素材21A
同士の充分な連結強度を確保し、部品点数の削減や組付
け精度の向上を実現した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータや発電機と
して用いられる回転機に関し、とくに、薄板のコア素材
を積層して成るステータコアを備えた回転機に関するも
のである。
して用いられる回転機に関し、とくに、薄板のコア素材
を積層して成るステータコアを備えた回転機に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、薄板のコア素材を積層して成るス
テータコアを備えた回転機において、ステータコアを製
造するには、プレスにより金属製薄板からコア素材を打
ち抜き成形すると共に、コア素材に半打ち抜き状態のエ
ンボスを成形し、コア素材を順次重ねると共に、加圧に
より互いのエンボスを強制的に係合させる作業を繰り返
して、所定数のコア素材を一体化する方法があった。こ
のステータコアは、例えば外周に突極を放射状に配置し
てステータを構成する。
テータコアを備えた回転機において、ステータコアを製
造するには、プレスにより金属製薄板からコア素材を打
ち抜き成形すると共に、コア素材に半打ち抜き状態のエ
ンボスを成形し、コア素材を順次重ねると共に、加圧に
より互いのエンボスを強制的に係合させる作業を繰り返
して、所定数のコア素材を一体化する方法があった。こ
のステータコアは、例えば外周に突極を放射状に配置し
てステータを構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記したよ
うな従来の回転機にあっては、ステータコアの組立てに
工数がかかるものとなっており、その工数を削減するに
は、コア素材を打ち抜き成形する機能と、コア素材を順
次重ねて加圧する機能を備えた特殊で且つ高価なプレス
装置が必要であった。また、積層した所定数のコア素材
をエンボスの係合で一体化したステータコアでは、コア
素材同士の連結状態が必ずしも充分ではなく、衝撃を受
けた際にコア素材同士が分離する恐れがあるため、搬送
時や組立て時には別の連結手段や位置決め手段が必要と
なり、これにより部品点数が多くなるなどの問題点があ
った。
うな従来の回転機にあっては、ステータコアの組立てに
工数がかかるものとなっており、その工数を削減するに
は、コア素材を打ち抜き成形する機能と、コア素材を順
次重ねて加圧する機能を備えた特殊で且つ高価なプレス
装置が必要であった。また、積層した所定数のコア素材
をエンボスの係合で一体化したステータコアでは、コア
素材同士の連結状態が必ずしも充分ではなく、衝撃を受
けた際にコア素材同士が分離する恐れがあるため、搬送
時や組立て時には別の連結手段や位置決め手段が必要と
なり、これにより部品点数が多くなるなどの問題点があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
状況に鑑みて成されたもので、薄板のコア素材を積層し
て成るステータコアを備えた回転機において、ステータ
コアの製造の簡略化を実現することができると共に、積
層したコア素材同士の充分な連結強度を確保し、部品点
数の削減や組付け精度の向上を実現することができる回
転機を提供することを目的としている。
状況に鑑みて成されたもので、薄板のコア素材を積層し
て成るステータコアを備えた回転機において、ステータ
コアの製造の簡略化を実現することができると共に、積
層したコア素材同士の充分な連結強度を確保し、部品点
数の削減や組付け精度の向上を実現することができる回
転機を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる回転機
は、請求項1として、複数の突極を放射状に配置したス
テータが、薄板のコア素材を積層して成るステータコア
を備え、ステータコアが、ステータ軸線方向に圧入貫通
させた少なくとも2本の位置決めピンにより各コア素材
を一体化している構成とし、請求項2として、ステータ
を保持するステータハウジングを備え、ステータハウジ
ングに、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けた構
成とし、請求項3として、各突極が、鉄心にインシュレ
ータを介してコイルを巻き付けた構造であり、各コイル
を電気的に接続する結線部材を備えると共に、結線部材
に、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けた構成と
し、請求項4として、位置決めピンのうちの少なくとも
1本が、軸線上にめねじ孔を有するねじ付ピンであり、
ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータ
コア上に結線部材を固定した構成とし、請求項5とし
て、ステータに対して回転するロータの回転検出用セン
サを設けた回路基板を備え、回路基板に、位置決めピン
と係合する位置決め孔を設けた構成とし、請求項6とし
て、位置決めピンのうちの少なくとも1本が、軸線上に
めねじ孔を有するねじ付ピンであり、ねじ付ピンのめね
じ孔に螺着する固定用ねじでステータコア上に回路基板
を固定した構成とし、請求項7として、ステータコア上
に結線部材と回路基板を重合して配置すると共に、ねじ
付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータコア
上に結線部材と回路基板の両方を固定した構成としてお
り、上記構成を従来の課題を解決するための手段として
いる。
は、請求項1として、複数の突極を放射状に配置したス
テータが、薄板のコア素材を積層して成るステータコア
を備え、ステータコアが、ステータ軸線方向に圧入貫通
させた少なくとも2本の位置決めピンにより各コア素材
を一体化している構成とし、請求項2として、ステータ
を保持するステータハウジングを備え、ステータハウジ
ングに、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けた構
成とし、請求項3として、各突極が、鉄心にインシュレ
ータを介してコイルを巻き付けた構造であり、各コイル
を電気的に接続する結線部材を備えると共に、結線部材
に、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けた構成と
し、請求項4として、位置決めピンのうちの少なくとも
1本が、軸線上にめねじ孔を有するねじ付ピンであり、
ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータ
コア上に結線部材を固定した構成とし、請求項5とし
て、ステータに対して回転するロータの回転検出用セン
サを設けた回路基板を備え、回路基板に、位置決めピン
と係合する位置決め孔を設けた構成とし、請求項6とし
て、位置決めピンのうちの少なくとも1本が、軸線上に
めねじ孔を有するねじ付ピンであり、ねじ付ピンのめね
じ孔に螺着する固定用ねじでステータコア上に回路基板
を固定した構成とし、請求項7として、ステータコア上
に結線部材と回路基板を重合して配置すると共に、ねじ
付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータコア
上に結線部材と回路基板の両方を固定した構成としてお
り、上記構成を従来の課題を解決するための手段として
いる。
【0006】
【発明の作用】本発明の請求項1に係わる回転機では、
複数の突極を放射状に配置したステータにおいて、ステ
ータコアが、薄板のコア素材を積層してステータ軸線方
向に位置決めピンを圧入貫通させることにより、各コア
素材を一体化したものとなっている。各コア素材は、プ
レスにより打ち抜き成形することができ、この際、位置
決めピンを圧入貫通させる孔を同時に成形できることは
明らかである。そして、各コア素材は、少なくとも2本
の位置決めピンによってステータ軸線回り方向の動きが
規制されると共に、同ピンとの圧接によって互いに充分
な強度で連結した状態となる。また、位置決めピンは、
ステータコアを貫通しているので、ステータに取付ける
各種部品の位置決めにも使用し得ることとなる。
複数の突極を放射状に配置したステータにおいて、ステ
ータコアが、薄板のコア素材を積層してステータ軸線方
向に位置決めピンを圧入貫通させることにより、各コア
素材を一体化したものとなっている。各コア素材は、プ
レスにより打ち抜き成形することができ、この際、位置
決めピンを圧入貫通させる孔を同時に成形できることは
明らかである。そして、各コア素材は、少なくとも2本
の位置決めピンによってステータ軸線回り方向の動きが
規制されると共に、同ピンとの圧接によって互いに充分
な強度で連結した状態となる。また、位置決めピンは、
ステータコアを貫通しているので、ステータに取付ける
各種部品の位置決めにも使用し得ることとなる。
【0007】本発明の請求項2に係わる回転機では、ス
テータを保持するステータハウジングに、位置決めピン
と係合する位置決め孔を設けているので、ステータハウ
ジングへのステータの組付けが容易に且つ精度良く行わ
れる。
テータを保持するステータハウジングに、位置決めピン
と係合する位置決め孔を設けているので、ステータハウ
ジングへのステータの組付けが容易に且つ精度良く行わ
れる。
【0008】本発明の請求項3に係わる回転機では、各
突極が、鉄心にインシュレータを介してコイルを巻き付
けた構造であると共に、各コイルを電気的に接続する結
線部材に、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けて
いるので、位置決めピンによって結合部材のステータ軸
線回り方向の動きが規制され、ステータへの結線部材の
組付けが容易に且つ精度良く行われる。
突極が、鉄心にインシュレータを介してコイルを巻き付
けた構造であると共に、各コイルを電気的に接続する結
線部材に、位置決めピンと係合する位置決め孔を設けて
いるので、位置決めピンによって結合部材のステータ軸
線回り方向の動きが規制され、ステータへの結線部材の
組付けが容易に且つ精度良く行われる。
【0009】本発明の請求項4に係わる回転機では、位
置決めピンのうちの少なくとも1本がねじ付ピンであ
り、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステ
ータコア上に結線部材を固定しているので、ねじ付ピン
および固定用ねじによって結線部材のステータ軸線回り
方向および軸線方向の動きが規制され、ステータへの結
線部材の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
置決めピンのうちの少なくとも1本がねじ付ピンであ
り、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステ
ータコア上に結線部材を固定しているので、ねじ付ピン
および固定用ねじによって結線部材のステータ軸線回り
方向および軸線方向の動きが規制され、ステータへの結
線部材の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
【0010】本発明の請求項5に係わる回転機では、ス
テータに対して回転するロータの回転検出用センサを設
けた回路基板を備えると共に、回路基板に、位置決めピ
ンと係合する位置決め孔を設けているので、位置決めピ
ンによって回路基板のステータ軸線回り方向の動きが規
制され、ステータへの回路基板の組付けが容易に且つ精
度良く行われる。
テータに対して回転するロータの回転検出用センサを設
けた回路基板を備えると共に、回路基板に、位置決めピ
ンと係合する位置決め孔を設けているので、位置決めピ
ンによって回路基板のステータ軸線回り方向の動きが規
制され、ステータへの回路基板の組付けが容易に且つ精
度良く行われる。
【0011】本発明の請求項6に係わる回転機では、位
置決めピンのうちの少なくとも1本がねじ付ピンであ
り、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステ
ータコア上に回路基板を固定しているので、ねじ付ピン
および固定用ねじによって回路基板のステータ軸線回り
方向および軸線方向の動きが規制され、ステータへの回
路基板の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
置決めピンのうちの少なくとも1本がねじ付ピンであ
り、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステ
ータコア上に回路基板を固定しているので、ねじ付ピン
および固定用ねじによって回路基板のステータ軸線回り
方向および軸線方向の動きが規制され、ステータへの回
路基板の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
【0012】本発明の請求項7に係わる回転機では、ス
テータコア上に結線部材と回路基板を重合して配置する
と共に、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじで
ステータコア上に結線部材と回路基板の両方を固定して
いるので、ねじ付ピンおよび固定用ねじによって結線部
材および回路基板のステータ軸線回り方向および軸線方
向の動きが同時に規制され、ステータへの結線部材およ
び回路基板の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
テータコア上に結線部材と回路基板を重合して配置する
と共に、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじで
ステータコア上に結線部材と回路基板の両方を固定して
いるので、ねじ付ピンおよび固定用ねじによって結線部
材および回路基板のステータ軸線回り方向および軸線方
向の動きが同時に規制され、ステータへの結線部材およ
び回路基板の組付けが容易に且つ精度良く行われる。
【0013】
【発明の効果】本発明の請求項1に係わる回転機によれ
ば、積層したコア素材に位置決めピンを圧入貫通させて
各コア素材を一体化することから、従来の如き特殊で且
つ高価なプレス装置を用いることなく、比較的容易に且
つ短時間でステータコアを製造することが可能である。
また、少なくとも2本の位置決めピンを用いることで、
コア素材同士のステータ軸線回り方向の動きを規制し
て、積層したコア素材同士の充分な連結強度を確保する
ことができると共に、貫通させた位置決めピンをステー
タ自体やステータに取付ける部品の位置決めに用いるこ
とができる。したがって、搬送時や組立て時に別の連結
手段や位置決め手段を用いる必要がなく、部品点数の削
減を実現することができると共に、簡単な構造でありな
がら組付け精度の向上を実現することができ、ひいては
回転機の生産性の向上や低コスト化をも実現することが
できる。
ば、積層したコア素材に位置決めピンを圧入貫通させて
各コア素材を一体化することから、従来の如き特殊で且
つ高価なプレス装置を用いることなく、比較的容易に且
つ短時間でステータコアを製造することが可能である。
また、少なくとも2本の位置決めピンを用いることで、
コア素材同士のステータ軸線回り方向の動きを規制し
て、積層したコア素材同士の充分な連結強度を確保する
ことができると共に、貫通させた位置決めピンをステー
タ自体やステータに取付ける部品の位置決めに用いるこ
とができる。したがって、搬送時や組立て時に別の連結
手段や位置決め手段を用いる必要がなく、部品点数の削
減を実現することができると共に、簡単な構造でありな
がら組付け精度の向上を実現することができ、ひいては
回転機の生産性の向上や低コスト化をも実現することが
できる。
【0014】本発明の請求項2に係わる回転機によれ
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるうえに、
ステータハウジングに対するステータの組付けを容易に
且つ高精度に行うことができる。また、ステータハウジ
ングには位置決め孔を設けるだけで良いので、ステータ
ハウジングの加工工数を低減することができ、これによ
りコストのさらなる低減を実現することができる。
ば、請求項1と同様の効果を得ることができるうえに、
ステータハウジングに対するステータの組付けを容易に
且つ高精度に行うことができる。また、ステータハウジ
ングには位置決め孔を設けるだけで良いので、ステータ
ハウジングの加工工数を低減することができ、これによ
りコストのさらなる低減を実現することができる。
【0015】本発明の請求項3に係わる回転機によれ
ば、請求項1および2と同様の効果を得ることができる
うえに、ステータに対する結線部材の組付けを容易に且
つ高精度に行うことができる。また、位置決めピンによ
って結合部材のステータ軸線回り方向の動きを規制する
ので、各突極のコイルに接続した多数の端子と結線部材
との位置精度を確保することができると共に、結線作業
を容易に且つ正確に行うことができる。
ば、請求項1および2と同様の効果を得ることができる
うえに、ステータに対する結線部材の組付けを容易に且
つ高精度に行うことができる。また、位置決めピンによ
って結合部材のステータ軸線回り方向の動きを規制する
ので、各突極のコイルに接続した多数の端子と結線部材
との位置精度を確保することができると共に、結線作業
を容易に且つ正確に行うことができる。
【0016】本発明の請求項4に係わる回転機によれ
ば、請求項3と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、結線部材のス
テータ軸線回り方向および軸線方向の動きを規制して、
ステータに対する結線部材の組付け精度のさらなる向上
を実現することができ、また、結線部材のがたつきを完
全に阻止して結線部分の信頼性を高めることができ、断
線等を未然に防止することができる。
ば、請求項3と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、結線部材のス
テータ軸線回り方向および軸線方向の動きを規制して、
ステータに対する結線部材の組付け精度のさらなる向上
を実現することができ、また、結線部材のがたつきを完
全に阻止して結線部分の信頼性を高めることができ、断
線等を未然に防止することができる。
【0017】本発明の請求項5に係わる回転機によれ
ば、請求項1〜4と同様の効果を得ることができるうえ
に、ステータに対する回路基板の組付けを容易に且つ高
精度に行うことができる。また、位置決めピンによって
回路基板のステータ軸線回り方向の動きを規制するの
で、ロータに対して、回路基板に設けた回転検出用セン
サを正確に位置決めすることができ、これによりロータ
の回転検出の高精度化、ならびに当該回転機の回転制御
の高精度化を実現することができる。
ば、請求項1〜4と同様の効果を得ることができるうえ
に、ステータに対する回路基板の組付けを容易に且つ高
精度に行うことができる。また、位置決めピンによって
回路基板のステータ軸線回り方向の動きを規制するの
で、ロータに対して、回路基板に設けた回転検出用セン
サを正確に位置決めすることができ、これによりロータ
の回転検出の高精度化、ならびに当該回転機の回転制御
の高精度化を実現することができる。
【0018】本発明の請求項6に係わる回転機によれ
ば、請求項5と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、回路基板のス
テータ軸線回り方向および軸線方向の動きを規制し、回
路基板のがたつきを完全に阻止して、ステータに対する
回路基板の組付け精度のさらなる向上を実現することが
できる。
ば、請求項5と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、回路基板のス
テータ軸線回り方向および軸線方向の動きを規制し、回
路基板のがたつきを完全に阻止して、ステータに対する
回路基板の組付け精度のさらなる向上を実現することが
できる。
【0019】本発明の請求項7に係わる回転機によれ
ば、請求項6と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、ステータコア
上に重合して配置した結線部材と回路基板の両方の動き
を同時に規制し、ステータに対する結線部材および回路
基板の組付けを容易に且つ高精度に行うことができる。
また、共通の固定用ねじで結線部材と回路基板の両方を
固定するので、部品点数のさらなる低減や構造の簡略化
を実現することができると共に、結線部材と回路基板の
互いの位置精度も確保されるので、コネクタやリード線
を用いた双方の結線を容易に且つ正確に行うことができ
る。
ば、請求項6と同様の効果を得ることができるうえに、
ねじ付ピンに螺着した固定用ねじにより、ステータコア
上に重合して配置した結線部材と回路基板の両方の動き
を同時に規制し、ステータに対する結線部材および回路
基板の組付けを容易に且つ高精度に行うことができる。
また、共通の固定用ねじで結線部材と回路基板の両方を
固定するので、部品点数のさらなる低減や構造の簡略化
を実現することができると共に、結線部材と回路基板の
互いの位置精度も確保されるので、コネクタやリード線
を用いた双方の結線を容易に且つ正確に行うことができ
る。
【0020】
【実施例】図1に示す回転機Aは、電動車の駆動輪とし
て用いられるブラシレスモータであって、複数の突極1
を外側に向けて放射状に配置したステータSと、突極1
の先端面に対向する複数の磁石2を円周方向に配置した
ロータRを備えている。
て用いられるブラシレスモータであって、複数の突極1
を外側に向けて放射状に配置したステータSと、突極1
の先端面に対向する複数の磁石2を円周方向に配置した
ロータRを備えている。
【0021】ステータSは、中心にボス3を有する円板
状のステータハウジング4に固定してある。ステータハ
ウジング4は、後記する位置決めピンと係合する位置決
め孔4Aを有すると共に、主軸(車軸)5に装着され、
ボス3の部分に設けた止めねじ6によって主軸5に固定
してある。また、ステータSには、後記する結線部材7
と、複数の回転検出用センサ(例えばホール素子)8を
設けた回路基板9が組付けてある。
状のステータハウジング4に固定してある。ステータハ
ウジング4は、後記する位置決めピンと係合する位置決
め孔4Aを有すると共に、主軸(車軸)5に装着され、
ボス3の部分に設けた止めねじ6によって主軸5に固定
してある。また、ステータSには、後記する結線部材7
と、複数の回転検出用センサ(例えばホール素子)8を
設けた回路基板9が組付けてある。
【0022】これに対して、ロータRは、ロータ本体を
構成するロータハウジング10と、内周面にN極とS極
の磁石2を交互に配置してボルト11によりロータハウ
ジング10に固定されるヨーク12を備えている。ロー
タハウジング10は、浅い有底円筒状を成すと共に、中
心に円筒部13を一体的に備えており、円筒部13の内
側に嵌合した2つのボールベアリング14を介して主軸
5に回転自在に保持してある。また、ロータハウジング
10は、外周部に一対のフランジ部15,15を有し、
両フランジ部15,15の間で図示しないタイヤの取り
付け溝16を形成している。
構成するロータハウジング10と、内周面にN極とS極
の磁石2を交互に配置してボルト11によりロータハウ
ジング10に固定されるヨーク12を備えている。ロー
タハウジング10は、浅い有底円筒状を成すと共に、中
心に円筒部13を一体的に備えており、円筒部13の内
側に嵌合した2つのボールベアリング14を介して主軸
5に回転自在に保持してある。また、ロータハウジング
10は、外周部に一対のフランジ部15,15を有し、
両フランジ部15,15の間で図示しないタイヤの取り
付け溝16を形成している。
【0023】上記のステータハウジング4とロータハウ
ジング10は、いずれも金属製であって、主軸5に装着
した状態において、ステータS等を収容する環状の空間
を形成すると共に、駆動輪のホイールを構成している。
ジング10は、いずれも金属製であって、主軸5に装着
した状態において、ステータS等を収容する環状の空間
を形成すると共に、駆動輪のホイールを構成している。
【0024】また、ロータハウジング10は、中央部の
モータ内側面に、円筒部13を中心にして、外周に検出
用磁石17を設けた円形のプレート18がピン19やね
じ20で固定してある。つまり、当該回転機(ブラシレ
スモータ)Aは、ロータR側の検出用磁石17の磁極を
ステータS側の回転検出用センサ8で検出し、その検出
信号に基づいて各突極1への通電を切り替える制御を行
うものである。
モータ内側面に、円筒部13を中心にして、外周に検出
用磁石17を設けた円形のプレート18がピン19やね
じ20で固定してある。つまり、当該回転機(ブラシレ
スモータ)Aは、ロータR側の検出用磁石17の磁極を
ステータS側の回転検出用センサ8で検出し、その検出
信号に基づいて各突極1への通電を切り替える制御を行
うものである。
【0025】次に、ステータS等のより具体的な構成と
その組付け要領を説明する。ステータSは、図2に示す
リング状のコア21と、コア21の外周に一定間隔で取
付けた突極1を備えている。コア21は、プレスにより
金属製薄板から打ち抜き成形したリング状のコア素材2
1Aを所定枚数積層したものである。この実施例では、
コア素材21Aには、120度間隔となる3箇所に、大
貫通孔21Bが形成してあると共に、大貫通孔21Bの
間の部分に、各々3個の小貫通孔21Cが所定間隔で形
成してある。これらの貫通孔21B,21Cは、当該コ
ア素材21Aのプレス成形の際に同時成形してある。
その組付け要領を説明する。ステータSは、図2に示す
リング状のコア21と、コア21の外周に一定間隔で取
付けた突極1を備えている。コア21は、プレスにより
金属製薄板から打ち抜き成形したリング状のコア素材2
1Aを所定枚数積層したものである。この実施例では、
コア素材21Aには、120度間隔となる3箇所に、大
貫通孔21Bが形成してあると共に、大貫通孔21Bの
間の部分に、各々3個の小貫通孔21Cが所定間隔で形
成してある。これらの貫通孔21B,21Cは、当該コ
ア素材21Aのプレス成形の際に同時成形してある。
【0026】そして、ステータコア21は、上記のコア
素材21Aを積層した後、3つの大貫通孔21Bに、軸
線上にめねじ孔22Aを形成した位置決めピンであるね
じ付ピン22を夫々圧入貫通させると共に、3つの小貫
通孔21Cに位置決めピン23を夫々圧入貫通させるこ
とにより、各コア素材21Aを一体化したものとなって
いる。これにより、各コア素材21Aは、ステータ軸線
回り方向の動きが完全に規制され、且つ互いに充分な強
度で連結された状態となる。したがって、搬送時や組立
て時において別の連結手段等を用いる必要は全く無い。
素材21Aを積層した後、3つの大貫通孔21Bに、軸
線上にめねじ孔22Aを形成した位置決めピンであるね
じ付ピン22を夫々圧入貫通させると共に、3つの小貫
通孔21Cに位置決めピン23を夫々圧入貫通させるこ
とにより、各コア素材21Aを一体化したものとなって
いる。これにより、各コア素材21Aは、ステータ軸線
回り方向の動きが完全に規制され、且つ互いに充分な強
度で連結された状態となる。したがって、搬送時や組立
て時において別の連結手段等を用いる必要は全く無い。
【0027】ここで、ねじ付ピン22と位置決めピン2
3は、ステータコア21を貫通して上下に突出してお
り、このとき、位置決めピン23は、ねじ付ピン22に
対して、結線部材7の厚さよりも大きい寸法差Hで高く
突出している。また、ステータコア21の外周には、突
極1の数に対応して嵌合凹部24が形成してある。
3は、ステータコア21を貫通して上下に突出してお
り、このとき、位置決めピン23は、ねじ付ピン22に
対して、結線部材7の厚さよりも大きい寸法差Hで高く
突出している。また、ステータコア21の外周には、突
極1の数に対応して嵌合凹部24が形成してある。
【0028】各突極1は、図4に示すように、基端に嵌
合凸部25Aを有し且つ先端に張出部25Bを有する鉄
心25と、鉄心25の外側に嵌合した中空状の合成樹脂
製インシュレータ26を備えると共に、インシュレータ
26の外周にコイル27を巻き付けた構成になってい
る。そして、各突極1は、図3に示すように、ステータ
コア21の嵌合凹部24に、鉄心25の嵌合凸部25A
をステータ軸線方向から嵌合してステータSを構成す
る。
合凸部25Aを有し且つ先端に張出部25Bを有する鉄
心25と、鉄心25の外側に嵌合した中空状の合成樹脂
製インシュレータ26を備えると共に、インシュレータ
26の外周にコイル27を巻き付けた構成になってい
る。そして、各突極1は、図3に示すように、ステータ
コア21の嵌合凹部24に、鉄心25の嵌合凸部25A
をステータ軸線方向から嵌合してステータSを構成す
る。
【0029】また、インシュレータ26の突極基端側の
フランジ26Aには、該インシュレータ26により絶縁
された状態でステータ軸線方向に貫通するターミナル2
8,29が一体的に設けてある。各ターミナル28,2
9は、上側に突出した端部を結線部材7への接続端子と
している。
フランジ26Aには、該インシュレータ26により絶縁
された状態でステータ軸線方向に貫通するターミナル2
8,29が一体的に設けてある。各ターミナル28,2
9は、上側に突出した端部を結線部材7への接続端子と
している。
【0030】結線部材7は、図5に示すように、リング
状のプリント基板であって、ステータコア21の3本の
位置決めピン23に対応して、内向きに突出した突片7
Aを有すると共に、各突片7Bに、位置決めピン22と
係合する位置決め孔7Aが形成してある。
状のプリント基板であって、ステータコア21の3本の
位置決めピン23に対応して、内向きに突出した突片7
Aを有すると共に、各突片7Bに、位置決めピン22と
係合する位置決め孔7Aが形成してある。
【0031】また、回路基板9は、環状のプリント基板
であって、ステータコア21の3本のねじ付ピン22お
よび3本の位置決めピン23に対応して、これらと係合
する係合する位置決め孔9Aが形成してある。なお、こ
の回路基板9には、先述した回転検出用センサ8のほ
か、当該回転機Aの駆動回路や結線部材7とのコネクタ
などが設けてある。
であって、ステータコア21の3本のねじ付ピン22お
よび3本の位置決めピン23に対応して、これらと係合
する係合する位置決め孔9Aが形成してある。なお、こ
の回路基板9には、先述した回転検出用センサ8のほ
か、当該回転機Aの駆動回路や結線部材7とのコネクタ
などが設けてある。
【0032】上記の結線部材7は、ステータコア21の
位置決めピン23に位置決め孔7Aを係合してステータ
Sに組付けられ、各突極2におけるターミナル28,2
9の接続端子をはんだにより電気的に接続する。また、
回路基板9は、結線部材7の組付け後、位置決めピン2
3に位置決め孔9Aを係合してステータSに組付けられ
ると共に、その下面をねじ付ピン22の上面に当接し、
ねじ付ピン22のめねじ孔22Aに固定用ねじ30を螺
着することにより固定される。
位置決めピン23に位置決め孔7Aを係合してステータ
Sに組付けられ、各突極2におけるターミナル28,2
9の接続端子をはんだにより電気的に接続する。また、
回路基板9は、結線部材7の組付け後、位置決めピン2
3に位置決め孔9Aを係合してステータSに組付けられ
ると共に、その下面をねじ付ピン22の上面に当接し、
ねじ付ピン22のめねじ孔22Aに固定用ねじ30を螺
着することにより固定される。
【0033】すなわち、この実施例では、ステータS上
に、結線部材7および回路基板9を重合して配置し、各
位置決めピン23、ねじ付ピン22および固定用ねじ3
0により、結線部材7および回路基板9のステータ軸線
回り方向および軸線方向の動きを完全に規制して、両方
を同時に固定している。その後、ステータSは、ステー
タハウジング4の位置決め孔4Aに各位置決めピン23
を係合する。
に、結線部材7および回路基板9を重合して配置し、各
位置決めピン23、ねじ付ピン22および固定用ねじ3
0により、結線部材7および回路基板9のステータ軸線
回り方向および軸線方向の動きを完全に規制して、両方
を同時に固定している。その後、ステータSは、ステー
タハウジング4の位置決め孔4Aに各位置決めピン23
を係合する。
【0034】このようにして、当該回転機Aでは、ステ
ータハウジング4、ステータS、結線部材7および回路
基板9が同軸状態に組付けられ、この際、位置決めピン
22および位置決めピンであるねじ付ピン23を基準に
すると共に、固定用ねじ30を用いることにより、簡単
な構造でありながら、ステータ軸線回り方向および軸線
方向の動きを確実に規制して容易で且つ高精度な組付け
を実現している。
ータハウジング4、ステータS、結線部材7および回路
基板9が同軸状態に組付けられ、この際、位置決めピン
22および位置決めピンであるねじ付ピン23を基準に
すると共に、固定用ねじ30を用いることにより、簡単
な構造でありながら、ステータ軸線回り方向および軸線
方向の動きを確実に規制して容易で且つ高精度な組付け
を実現している。
【0035】また、組付けの高精度化により、各突極1
におけるターミナル28,29の接続端子と結線部材7
との位置精度が高いものとなるので、結線作業を容易に
且つ確実に行うことができると共に、結線部分の信頼性
を高めて断線等を未然に防止することができる。さら
に、回路基板9の回転検出用センサ8とロータR側の検
出用磁石17との位置精度も高いものとなるので、ロー
タRの回転検出の高精度化ならびに当該回転機Aの回転
制御の高精度化を実現し得る。そしてさらに、結線部材
7と回路基板9の互いの位置精度も確保されるので、コ
ネクタやリード線による双方の結線も容易に且つ正確に
行うことができる。
におけるターミナル28,29の接続端子と結線部材7
との位置精度が高いものとなるので、結線作業を容易に
且つ確実に行うことができると共に、結線部分の信頼性
を高めて断線等を未然に防止することができる。さら
に、回路基板9の回転検出用センサ8とロータR側の検
出用磁石17との位置精度も高いものとなるので、ロー
タRの回転検出の高精度化ならびに当該回転機Aの回転
制御の高精度化を実現し得る。そしてさらに、結線部材
7と回路基板9の互いの位置精度も確保されるので、コ
ネクタやリード線による双方の結線も容易に且つ正確に
行うことができる。
【0036】なお、本発明に係わる回転機は、詳細な構
造が上記実施例のみに限定されることは無く、例示した
モータ以外のモータや発電機にも適用することができ、
例えば、ねじ付ピンを含む位置決めピンの数などを適宜
変更し得る。また、結線部材と回路基板を別の固定用ね
じで夫々固定することも可能であるが、上記実施例のよ
うに結線部材と回路基板を重合して共通の固定用ねじで
固定する構成にすれば、部品点数も少なくなるうえに、
高精度な組付けをより一層容易に行うことができる。
造が上記実施例のみに限定されることは無く、例示した
モータ以外のモータや発電機にも適用することができ、
例えば、ねじ付ピンを含む位置決めピンの数などを適宜
変更し得る。また、結線部材と回路基板を別の固定用ね
じで夫々固定することも可能であるが、上記実施例のよ
うに結線部材と回路基板を重合して共通の固定用ねじで
固定する構成にすれば、部品点数も少なくなるうえに、
高精度な組付けをより一層容易に行うことができる。
【図1】本発明に係わる回転機の一実施例を説明する断
面図である。
面図である。
【図2】ステータコアの平面図(a)および断面図
(b)である。
(b)である。
【図3】ステータコアと突極を説明する要部の平面図で
ある。
ある。
【図4】突極の鉄心とインシュレータを説明する斜視図
である。
である。
【図5】ステータコアと結線部材および回路基板を説明
する部分破断の平面図(a)および分解状態の断面図
(b)である。
する部分破断の平面図(a)および分解状態の断面図
(b)である。
A 回転機
R ロータ
S ステータ
1 突極
4 ステータハウジング
4A 位置決め孔
7 結線部材
7A 位置決め孔
8 回転検出用センサ
9 回路基板
9A 位置決め孔
17 検出用磁石
21A コア素材
21 ステータコア
22 ねじ付ピン(位置決めピン)
22A めねじ孔
23 位置決めピン
25 鉄心
26 インシュレータ
27 コイル
30 固定用ねじ
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 伊藤 浩之
東京都中央区銀座1丁目28番16号 特殊電
装株式会社内
Fターム(参考) 5H002 AA07 AB06 AC03
5H019 AA10 BB01 BB19 BB22 BB24
BB30 CC04 DD01 EE01 EE14
5H604 AA08 BB01 BB10 BB15 CC01
CC05 QB03 QB04 QB17
5H615 AA01 BB01 BB07 BB14 PP01
PP07 PP10 SS20
5H621 GA01 GA04 GB09 HH02 JK01
JK14
Claims (7)
- 【請求項1】 複数の突極を放射状に配置したステータ
が、薄板のコア素材を積層して成るステータコアを備
え、ステータコアが、ステータ軸線方向に圧入貫通させ
た少なくとも2本の位置決めピンにより各コア素材を一
体化していることを特徴とする回転機。 - 【請求項2】 ステータを保持するステータハウジング
を備え、ステータハウジングに、位置決めピンと係合す
る位置決め孔を設けたことを特徴とする請求ク1に記載
の回転機。 - 【請求項3】 各突極が、鉄心にインシュレータを介し
てコイルを巻き付けた構造であり、各コイルを電気的に
接続する結線部材を備えると共に、結線部材に、位置決
めピンと係合する位置決め孔を設けたことを特徴とする
請求項1または2に記載の回転機。 - 【請求項4】 位置決めピンのうちの少なくとも1本
が、軸線上にめねじ孔を有するねじ付ピンであり、ねじ
付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータコア
上に結線部材を固定したことを特徴とする請求項3に記
載の回転機。 - 【請求項5】 ステータに対して回転するロータの回転
検出用センサを設けた回路基板を備え、回路基板に、位
置決めピンと係合する位置決め孔を設けたことを特徴と
する請求項1〜4のいずれかに記載の回転機。 - 【請求項6】 位置決めピンのうちの少なくとも1本
が、軸線上にめねじ孔を有するねじ付ピンであり、ねじ
付ピンのめねじ孔に螺着する固定用ねじでステータコア
上に回路基板を固定したことを特徴とする請求項5に記
載の回転機。 - 【請求項7】 ステータコア上に結線部材と回路基板を
重合して配置すると共に、ねじ付ピンのめねじ孔に螺着
する固定用ねじでステータコア上に結線部材と回路基板
の両方を固定したことを特徴とする請求項6に記載の回
転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062858A JP2003264945A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002062858A JP2003264945A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 回転機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003264945A true JP2003264945A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002062858A Pending JP2003264945A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | 回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003264945A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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WO2008041673A1 (fr) * | 2006-10-03 | 2008-04-10 | Daikin Industries, Ltd. | Bobine destinée à un moteur |
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-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002062858A patent/JP2003264945A/ja active Pending
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Legal Events
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