JP6552801B2 - 圧電トランス及びこれを用いた電源用回路モジュール - Google Patents

圧電トランス及びこれを用いた電源用回路モジュール Download PDF

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Description

本発明は、圧電体を用いて入力電圧の変圧を行う圧電トランス及びこれを用いた電源用回路モジュールに関するものである。
従来、回路基板に適当な大きさの収容孔を形成してその中に圧電トランス素子を収容し、両側を保持部材により橋渡しして宙吊りに配設した先行技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。また、この先行技術では、保持部材をブリッジセラミックスとして焼成し、圧電トランス素子を回路基板と一体化することもできる。
上記の先行技術によれば、回路基板の上面に圧電トランス素子を配置する必要がない分、全体として低背化が可能になると考えられる。また、圧電トランス素子を回路基板と一体化しておけば、回路基板に配線パターンを形成する過程で保持部材(ブリッジセラミックス)上にも配線パターンを形成し、圧電トランス素子の電極と回路基板の配線パターンとを同時に形成することができると考えられる。
特開2012−15449号公報
しかしながら、圧電トランス素子の入力電極(1次側電極)は、その表面だけでなく裏面にも形成されていることから、先行技術の構造では、回路基板の表面からだけでなく、裏面からも配線パターンを接続する必要があり、最小工程(片面アルミナ)だけでは配線接続を完成させることができない。このため、圧電トランスとしての回路を完成させるには、回路基板の表面及び裏面にそれぞれ配線パターンを形成する必要があり、その分の手間とコストが増大してしまうという問題がある。
また、先行技術の構造では、回路基板の表面側だけでなく裏面側でも保持部材上に配線パターンを形成する関係上、回路基板と圧電トランス素子、さらに保持部材の全ての厚みを均一に成形し、表面側及び裏面側の両方で接続経路の途中に段差が生じないようにする必要がある。しかし、全ての部品の公差をなくして厚みを均一にするには、極めて高度な製造技術と管理体制が必要であり、そこまでコストをかけて製造することはあまり現実的でない。
さらには、回路基板の表面側及び裏面側の両方で圧電トランス素子が面一に露出しているため、いずれか片方の面(例えば裏面)を他の回路基板等に接触させて面実装する用途には適さず、製品としての使い勝手が悪いという問題もある。
そこで本発明は、製造効率を向上してコストを削減することができる技術の提供を課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は以下の解決手段を採用する。
本発明の圧電トランスは、圧電体(圧電トランス素子)及び基板を備えた構成である。圧電体は平板状をなし、その厚み方向で一対をなす外面に電極が形成されている。電極は、入力電極(1次側電極)又は出力電極(2次側電極)である。また基板は平板状をなしており、圧電体を厚み方向に受け入れて配置可能な孔が形成されている。なお、基板の厚みは圧電体の厚みより大きくてもよいし、小さくてもよいし、同じでもよい。
そして、本発明の圧電トランスは、圧電体が基板の孔内に配置された状態で、その一方の外面に形成された電極にのみ固着された導電体を介して圧電体が基板に保持される構成を有するものである。なお、導電体は基板に形成された電気回路(圧電トランスを用いて電源回路を構成するもの)と圧電体の電極との接続をもなすものである。また導電体は、圧電体の振動に対する耐性(柔軟性や可撓性)を有するものとする。
また本発明の圧電トランスにおいて、基板は、厚み方向で一対をなす一方の外面にのみ導電体を固着させて圧電体を保持している態様が好ましい。
本発明の圧電トランスによれば、圧電体が基板に保持されているのは一方の外面側だけであり、他方の外面(例えば裏面)側での保持は必要としない。このため、最小の製造工程で圧電体を基板に保持する構成を完成させることができ、それだけコストを抑えて製造効率を高めることができる。
また、圧電体の両面(一方の外面及び他方の外面)に電極が必要となる場合であっても、他方の外面に形成される電極を一方の外面にまで延長して形成することにより、「一方の外面のみに形成された電極にのみ固着された導電体」を介して圧電体を基板に保持する構成を実現することができる(詳細は後述)。
〔基板の厚みを圧電体より大きくした態様〕
さらに本発明の圧電トランスでは、基板の厚みが圧電体の厚みより大きい態様とすることにより、一方の外面(例えば表面)を基準として圧電体と基板の位置(厚み方向でみた位置)を合わせれば、圧電体の他方の外面(例えば裏面)は基板の他方の面から奥まった位置にある(浮いている)ことになる。この場合、圧電体及び基板の全体を1つのモジュールとして構成しても、圧電体が基板の他方の面側で露出することがないことから、これを圧電トランスのモジュールとして他の回路基板上に面実装する用途に好適する。
〔入力電極を有する態様〕
上述したように、圧電体が一対をなす外面の両方に電極(入力)を有する場合は以下の構成とする。すなわち、2つの電極を「第1の入力電極」及び「第2の入力電極」とすると、「第1の入力電極」は、圧電体の厚み方向で一対をなす外面のうち、一方の外面上のみに形成されている。また「第2の入力電極」は、圧電体の厚み方向で一対をなす外面のうち他方の外面から長手方向又は幅方向の一端にて側面に連なり、かつ、一方の外面上にまで延長して形成されている。なお、ここでいう「長手方向又は幅方向」については、(1)長手方向の一端で側面に連なる態様、(2)幅方向の一端で側面に連なる態様、及び(3)長手方向及び幅方向それぞれの一端で側面に連なる態様を含む(これ以降も同様)。
上記の態様であれば、2つの電極がともに一方の外面上に形成されているため、「一方の外面上に形成された電極にのみ固着された導電体を介して圧電体を基板に支持」する構成としつつ、2つの電極との導通を確実に図ることができる。
上記の〔入力電極を有する態様〕において、圧電体は、一般的な圧電トランスの構造を基準として長手方向又は幅方向(上記(1)〜(3)の態様を含む)に延長されているものとする。すなわち、一般的な構造(ローゼン型等)の圧電トランスであれば、圧電体の厚み方向の両面にそれぞれ1次側の入力電極が形成されており、そのいずれか一方の入力電極が他方の面にまで延長されていることはない。そして、一般的な構造の圧電トランスが所定の振動モード(例えばλモード)で所望の特性を発揮できるとした場合、本発明を構成する圧電体は、同じ振動モードで所望の特性を発揮するために、一般的な構造の圧電トランスと比較して、圧電体が長手方向又は幅方向に延長されている。ここで「特性」とは、外部負荷に対する昇圧比等である。
好ましくは、圧電体が延長された部位を含む構成であり、詳細には、一方の外面上にて延長された第2の入力電極の延長部分に対応して設けられ、入力電圧の印加に伴い駆動及び発電を行う領域をそれぞれ延長部分の延長方向である長手方向又は幅方向に延長した一対の延長部を含む構成となる。したがって、(1)第2の入力電極が長手方向の延長部分を含む場合は圧電体も長手方向への延長部を含み、(2)第2の入力電極が幅方向の延長部分を含む場合は圧電体も幅方向への延長部を含み、(3)第2の入力電極が長手方向及び幅方向それぞれの延長部分を含む場合は圧電体も長手方向及び幅方向それぞれへの延長部を含むものとなる。
これにより、圧電体を基板の一方の外面側だけで導電体を介して支持する構成として電気的な導通を図りつつ、圧電トランスとして所望の特性を確実に発揮することができる。
また基板は、突起の構成を有することができる。すなわち突起は、基板の孔内に圧電体が配置された状態でみて、電極に固着された導電体に対応する位置で孔の内周面から内側に向けて突出して形成されており、孔内での圧電体の配置を案内するものである。
上記の態様であれば、突起が孔の内周面から内側に向けて突出している分、基板の一方の外面の位置が孔内の圧電体に近接して配置されることになる。
基板が突起を有する場合、導電体は、基板の厚み方向で一対をなす一方の外面の突起上で接着剤により接着される態様とすることができる。
導電体が突起上で接着剤により接着される態様であれば、基板の外面上では圧電体により近接した位置で導電体の保持が可能となるため、それだけ導電体にかかる負荷を軽減することができる。
また導電体は、一方の外面に沿って圧電体の幅方向の両側に張り出して延び、かつ、両端の位置が基板の幅方向でみた両側縁の位置に重なること好ましい。
上記の態様であれば、例えば圧電トランスの動作試験を行う際、基板の幅方向でみた両側縁を検査プローブ等で挟み込むだけで導電体の両端への導通を図ることができる。これにより製造過程における動作試験の作業性を高め、最終的な製造効率の向上や検査コストの低減に寄与することができる。
本発明は、上記の圧電トランスを用いた電源用回路モジュールとしての態様を含む。電源用回路モジュールは、上記の圧電トランスを用いて入力電圧を変圧し、電源電圧として出力する電源回路を備える。
本発明の電源用回路モジュールは、上述した圧電トランス単体としての有用性を備えるほか、これをモジュールとして他の装置に組み込んだ場合でも、当該組み込み部分の高さ(厚み)を抑えて装置全体の小型化に寄与することができる。
本発明の圧電トランスによれば、製造効率を向上してコストの低減を図ることができる。
第1実施形態の圧電トランスを構成要素に分けて示した分解斜視図である。 圧電トランスを完成状態で斜め上方から示した斜視図である。 圧電トランスを完成状態で斜め下方から示した斜視図である。 圧電トランスを完成状態で示した平面図及び底面図である。 圧電トランスの長手方向に沿う断面図(図4中(A)のV−V線に沿う断面図)である。 第1実施形態の圧電トランスをモジュールとして面実装した例を示す図である。 圧電体を圧電トランス素子の発明として、一般的なタイプの圧電トランス素子との対比により示した図である。 第2実施形態の圧電トランスを主な構成要素に分けて示した分解斜視図である。 第2実施形態圧電トランスを完成状態で斜め上方及び斜め下方から示した斜視図である。 第2実施形態の圧電トランスを完成状態で示した平面図及び正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下では圧電トランスとしての実施形態の他に、圧電体(圧電トランス素子)としての実施形態にも言及している。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態の圧電トランス10を構成要素に分けて示した分解斜視図である。圧電トランス10は、主に圧電体20及び回路基板40から構成されており、回路基板40に圧電体20が支持されることで、モジュール化された圧電トランス10を構成する。
〔圧電体〕
圧電体20は、長細い平板状をなす圧電セラミックス(例えばPZT)で構成されている。圧電体20の厚み方向で対をなす一方の外面(以下では上面とする)には、長手方向の中央から一端までの範囲内に1次側電極22(第1の入力電極)が形成されている他、他端部には2次側電極26(出力電極)が形成されている。また同じ圧電体20の上面には、先の1次側電極22から距離を置いて長手方向の一端部に別の1次側電極24(第2の入力電極)が形成されている。
図1には示されていないが、別の1次側電極24は、圧電体20の長手方向の一端でその側端面に連なり、さらに他方の外面(以下では下面とする)にまで延びている。逆に言えば、別の1次側電極24は、圧電体20の下面で長手方向の中央から一端にかけて形成されるとともに、その側端面及び上面にまで回り込むように延長して形成されている。
このように第1実施形態では、圧電体20の上面に2つの1次側電極22,24及び2次側電極26が形成されていることになる(ただし、1次側電極24については下面にも形成されている。)。
〔導電体〕
圧電体20の上面にて、2つの1次側電極22,24及び2次側電極26にはそれぞれ導電体の一例である導電線28,30,32が固着されている。図では棒状に示されているが、導電線28,30,32は、極細(例えば直径数+μm)の金フィラメントを撚り合わせた金糸線である。したがって導電線28,30,32は、いずれも適度な柔軟性や可撓性を有した導電性線材料である。なお、導電線28,30,32の固着には、いずれも半田23,25,27が用いられている(半田付けされている)。
また各導電線28,30,32は、1次側電極22,24及び2次側電極26に半田付けされた状態で、いずれも圧電体20の幅方向の両側に大きく張り出している。このため各導電線28,30,32は、両側の張り出し部分にて回路基板40に接続され、この状態で圧電体20を回路基板40に保持させることが可能となっている。なお、導電線28,30,32による圧電体20の保持についてはさらに後述する。
〔基板〕
回路基板40は、例えば長細い平板状をなす積層セラミック基板で構成されている。第1実施形態で用いる回路基板40は、圧電体20の厚みよりも大きい厚みを有している。また回路基板40は、幅方向及び長手方向でみて圧電体20の外形よりも一回り大きい外形を有している。さらに回路基板40には、その上面視で真ん中の部分に孔42が形成されており、孔42は回路基板40を厚み方向に貫通(開口)して形成されている。
〔孔〕
孔42は、その内側に圧電体20を配置可能な大きさ及び形状に形成されており、孔42内に圧電体20が配置された状態で、圧電体20の外周面と孔42の内周面との間には適度なクリアランスが確保されるものとなっている。なお、孔42内には、図1に示されるように圧電体20が厚み方向(基板40の厚みと平行)に受け入れられるものとなっている。
〔突起〕
回路基板40には、孔42内の複数箇所(ここでは8箇所)に突起44,46,48,50が形成されており、これら突起44,46,48,50は、いずれも孔42の内周面(内側面)から内側に向けて突出するようにして形成されている。また突起44,46,48,50は、幅方向の両側で互いに対(ここでは4対)をなしている。
ここで、各突起44,46,48,50は、孔42内で圧電体20の配置を案内する(位置決め)をなすものである。上記のように圧電体20の外周面と孔42の内周面との間には適度なクリアランスが確保されるものとなっているが、製造過程で孔42内に圧電体20を配置する際、各突起44,46,48,50が圧電体20を位置決めする役割を果たし、孔42内の適切な位置に圧電体20が配置されるものとなっている。
また、長手方向の一端部に位置する突起46の対は、圧電体20の一端部から下面まで延長して形成された1次側電極24及びその導電線30の配置に対応している。また、長手方向の他端部に位置する突起48の対は、圧電体20の他端部に形成された2次側電極26及びその導電線32の配置に対応している。また、長手方向の一端部から中央寄りに位置する突起44の対は、圧電体20の上面だけに形成されている1次側電極22及びその導電線28の配置に対応している。そして、長手方向の他端部から中央寄りに位置する突起50の対は、圧電体20の長手方向で1次側電極22と2次側電極26との間(発電部)における振動の節に対応している。これと反対側に位置する振動の節では、1次側電極22に導電線28が半田付けされている。したがって、突起44の対は、圧電体20の長手方向で1次側電極22,24が形成されている部位(駆動部)における振動の節に対応している。
〔回路電極(ランド)〕
回路基板40の厚み方向で対をなす一方の面(以下では上面とする)には、長手方向でみて孔42の両側に複数(ここでは6個)の回路電極52,54,56が形成されている。これら回路電極52,54,56は、回路基板40の上面に導電パターンとして形成されたランドであり、孔42内に圧電体20が配置された状態では、導電線28,30,32の張り出し部分が半田付けされるものとなっている。特に図示されていないが、回路基板の内層には圧電トランス10を用いた電源回路の構成に必要な各種の配線パターンが形成されており、回路電極52,54,56は、回路基板40の内層にて各種の配線パターンと導通している。
また、回路電極52,54,56は、上記の突起44,46,48の配置にも対応している。すなわち、長手方向の一端部に位置する回路電極54の対は突起46の対に対応し、長手方向の他端部に位置する回路電極56の対は突起48の対に対応し、長手方向の一端部から中央寄りに位置する回路電極52の対は突起44の対に対応している。
その他に回路基板40には、長手方向の両側端面に外部電極58が形成されている。外部電極58は、回路基板40の内層に形成された配線パターンに接続されており、圧電トランス10をモジュール(電源用回路モジュール)として実装する際は、外部電極58にて圧電トランス10を半田付けすることができる。
図2は、圧電トランス10を完成状態で斜め上方から示した斜視図である。また図3は、圧電トランス10を完成状態で斜め下方から示した斜視図である。
〔導電線による圧電体の保持〕
図2中(A):上記のように、回路基板40の孔42内に圧電体20が配置された状態で、各導電線28,30,32は圧電体20から幅方向の両側へ張り出すようにして延び、回路基板40の上面にてそれぞれ対応する回路電極52,54,56に固着されている。なお導電線28,3,32と回路電極52,54,56との固着には、半田53,55,57が用いられている(半田付けされている)。この状態で、圧電体20は回路基板40の上面側のみにて、導電線28,30,32を介して回路基板40に保持されている。
図2中(B):上記のように1次側電極24は、圧電体20の一端から側端面に連なって形成されているが、導電線30は圧電体20の上面のみにて1次側電極24に固着されている。また、上記のように各突起44,46,48,50は、孔42内で圧電体20の配置を案内している。
図3中(C):上記のように、圧電体20は回路基板40の下面側では全く保持されておらず、孔42から視認できる圧電体20は回路基板40の下面から浮いた状態にあることがわかる。なお、上記のように1次側電極24は圧電体20の下面にて、その中央から長手方向の一端にかけて形成されている。
図3中(D):また、圧電体20の下面には、長手方向の他端部に2次側電極29が形成されているが、この2次側電極29は予備的なものである(なくてもよい)。
図4は、圧電トランス10を完成状態で示した平面図及び底面図である。また図5は、圧電トランス10の長手方向に沿う断面図(図4中(A)のV−V線に沿う断面図)である。
〔接着剤〕
図4中(A):上記のように導電線28,30,32は、回路基板40の上面にてそれぞれ対応する回路電極52,54,56に半田付けされている。その上で第1実施形態では、例えば回路基板40上面の各突起44上で導電線28を接着剤S(図中に2点鎖線で示す)により接着することができる。これにより、導電線28の接着強度を高めるとともに、導電線28にかかる圧電体20の負荷を軽減することができる。また、上記のように突起44の対は圧電体20の振動の節の位置に対応しているため、接着剤Sを用いても圧電体20の振動を阻害しにくいという利点がある。
なお、図示のように接着剤Sは、突起44の上面から圧電体20の上面にかけて広範囲に塗布されていてもよい。また、ここでは突起44の対だけに接着剤Sを塗布する例を示しているが、他の突起46,48の対に接着剤Sを塗布して導電線30,32を接着してもよい。また、振動の節の位置に対応する突起50の対に接着剤Sを塗布することで、圧電体20そのものを回路基板40と接着することとしてもよい。
〔導電線の全長と両端位置〕
図4中(A):上記のように各導電線28,30,32は、1次側電極22,24及び2次側電極26に半田付けされた状態で、いずれも圧電体20の幅方向の両側に大きく張り出している。各導電線28,30,32の張り出しは、回路基板40の上面で対応する回路電極52,54,56との半田付けを行うためであるが、第1実施形態では、各導電線28,30,32が回路電極52,54,56よりさらに両側に張り出すだけの全長を有するものとなっている。ただし、各導電線28,30,32の両端の位置は、回路基板40の幅方向でみた両側縁の位置にちょうど重なっている(一致している)。これにより、例えば圧電トランス10の製造過程で動作試験を行う際、回路基板40の両側縁を図示しない検査プローブ等で挟み込むだけで、各導電線28,30,32の両端への導通を容易に図ることができる。これにより、動作試験の作業性を高め、最終的な製造効率の向上や検査コストの低減に寄与することができる。
図4中(B):ここでも同様に、圧電体20は回路基板40の下面側では全く保持されていない。また、各突起44,46,48,50と圧電体20の両側面との間には僅かに隙間が設けられているため、この隙間を通じて上面側の導電線28,30,32を視認することができる。
図5:上記のように第1実施形態では、圧電体20を回路基板40の上面側だけで保持する際、互いの上面を基準として厚み方向(高さ方向)の位置を合わせることにより、回路基板40の下面から圧電体20を浮かせた状態とすることができる。このため、回路基板40をベースとして圧電トランス10を他の回路基板等に面実装しても、圧電体20の下面が他の回路基板等へ直に触れることがない。以下、面実装の例について説明する。
〔面実装例〕
図6は、一実施形態の圧電トランス10をモジュールとして面実装した例を示す図である。
図6中(A):例えば、圧電トランス10を他のマザー基板60に面実装する際、回路基板40の下面をマザー基板60の実装面に対向させて配置することができる。この場合でも、圧電体20の下面が回路基板40の下面から上方へ浮いているので、圧電体20がマザー基板60に接触することがなく、その振動が阻害されることはない。また、リフロー前の段階で接着剤Sにより圧電体20が基板40に接着されているため、リフロー時の熱で半田23,25,27等が溶融したとしても、圧電体20が基板40から落下してしまうことはない。
〔電源用回路ブロックの形態〕
また、圧電トランス10は電源用回路ブロックを構成するモジュールとしてマザー基板60に実装することができる。このため基板40には、入力電圧を圧電トランス10の1次側電極22,24に入力し、2次側電極26から変圧された電圧を出力する電源回路(図示していない)が形成されている。
〔焦電対策不要〕
また、圧電トランス10の面実装はリフローにより対応することができる。例えば、マザー基板60上の図示しないパターン上にメタルマスク等を介してクリーム半田を塗布し、実装位置に圧電トランス10をモジュールとしてマウントしてリフローを行う。このとき、リフロー時の熱が圧電体20に加わるが、マウント状態で既に圧電トランス10の回路が導通しているため、いわゆる焦電対策を考慮する必要がない。この点、リード端子を介してスルーホール実装する形態であれば、フロー槽を通す過程で焦電対策を施しておく必要があるが、第1実施形態では面実装対応によりリフローが可能である。
〔実装高さ薄型化〕
図6中(B):また、圧電トランス10を面実装とする場合でも、マザー基板60からの実装高さ(図中符号Ht)は、回路基板40の厚みに半田53,55,57等の盛り上がり分を加えただけとなる。このため、ケース体等(図示していない)に圧電体20を収容した形態と比較して大幅な薄型化を実現することができる。
〔圧電トランス素子〕
図7は、圧電体20を圧電トランス素子の発明として、一般的なタイプの圧電トランス素子との対比により示した図である。
〔一般的な圧電トランス素子〕
図7中(A):一般的なタイプの圧電トランス素子200は、厚み方向で対をなす外面にそれぞれ1次側電極220,240が形成されており、1次側電極220,240は、長手方向の中央から一端部までの範囲内(駆動部)に形成される。このとき各電極220,240への導電線の接続(半田付け等)は、両面のそれぞれで行われる。また2次側電極260,290は、長手方向の一端部(発電部の振幅最大位置付近)に形成される例が一般的である。
〔圧電トランス素子の発明〕
図7中(B):上述したように、圧電体20は、上面のみに形成された1次側電極22,24及び2次側電極26に導電線28,30,32を固着(半田付け)し、上面側だけで回路基板40に保持させることを可能とするため、下面に形成されている1次側電極24を上面にまで延長させている。このとき1次側電極24の延長部分は、圧電体20の上面で導電線30を確実に固着(半田付け)するために必要な長さ(図中符号P)と、片方の1次側電極22との間に確保すべきクリアランス(図中符号C)となる。なお、クリアランスは通常、圧電体20の厚みより大きく確保されている。
〔延長部〕
ここで、図7中(A)に示される一般的な圧電トランス素子200を所定の振動モード(例えば、λモード)で作動させて得られる特性(以下、一般特性とする)を想定した場合を考える。このとき、一般的な圧電トランス素子200を基準として圧電体20(圧電トランス素子の発明)を長手方向に延長することにより、圧電体20を同様のλモードで作動させ、一般特性と同等の特性(例えば、外部負荷に対する昇圧比)を発揮させることができる。また、圧電体20の延長は、駆動部及び発電部となる領域の両方について施されており、図7中(B)に示される例では、長手方向の一端部及び他端部にそれぞれ一対の延長部(図中符号E1,E2)が形成されている。
〔幅方向への延長〕
図7では、圧電体20の長手方向に1次側電極24を延長し、長手方向へ圧電体20を延長した形態を例に挙げているが、1次側電極24を圧電体20の幅方向に延長し、その延長方向である幅方向に圧電体20を延長してもよい。この場合、下面に形成されている1次側電極24は、圧電体20の幅方向の一端で側面に連なり、かつ、上面に折り返された形態となる。ここでも同様に1次側電極24の延長部分は、圧電体20の上面で導電線30を確実に固着(半田付け)するために必要な長さ(図中符号Pに相当)と、片方の1次側電極22の幅方向の一端との間に確保すべきクリアランス(図中符号Cに相当)となる。そして、圧電体20は、一般的な圧電トランス素子200を基準として幅方向に延長されることにより、圧電体20を同様のλモードで作動させ、一般特定と同等の特性を発揮させることができる。同様に圧電体20の延長は、駆動部及び発電部となる領域の両方に施される結果、全長にわたって圧電体20が幅方向に延長されることになる。
このように、圧電体20が延長部を有することにより、上面側だけで回路基板40に保持させる構造であっても、所定の振動モードで作動させたときに必要な特性を確実に発揮させることができる。また、1次側電極24の延長部分は長手方向及び幅方向の両方に設けられていてもよく、この場合、圧電体20も長手方向及び幅方向の両方に延長される。
〔第2実施形態〕
図8は、第2実施形態の圧電トランス100を主な構成要素に分けて示した分解斜視図である。
第2実施形態の圧電トランス100は、第1実施形態と同様の圧電体20を有するが、ここでは回路基板400の構成が第1実施形態のもの(回路基板40)と異なっている。そして、第2実施形態の圧電トランス100は、回路基板400の構成により電源用回路ブロックとしての形態を有している。以下の説明では、第1実施形態と異なる点を主に挙げることとし、第1実施形態と共通する事項については、図中に同じ参照符号を付して重複した説明を省略する。
〔導電線〕
圧電体20の構成は第1実施形態と共通するが、第2実施形態では異なる態様の導電線281,301,321が用いられている。すなわち、各導電線281,301,321は、圧電体20の幅方向のいずれか片側に張り出すだけの長さを有しており、第1実施形態(導電線28,30,32)のように両側にまで張り出していない。また、3本ある導電線281,301,321の張り出し方向は皆同じではなく、例えば、圧電体20の長手方向の両端部に位置(1次側電極24及び2次側電極26に対応)する2本の導電線301,321は幅方向の一方の側に張り出しているが、これらの間に位置(1次側電極22に対応)する1本の導電線281は幅方向の他方の側に張り出している。このため3本の導電線281,301,321は、圧電体20の幅方向へ互い違いに張り出している。
なお、各導電線281,301,321が金糸線で構成されている点は第1実施形態と同じである。
〔基板〕
第2実施形態で用いる回路基板400もまた、例えば長細い平板状をなす積層セラミック基板で構成されているが、回路基板400の厚みは圧電体20の厚みよりも小さい。また回路基板400は、圧電体20の他にも電源回路の構成要素となる各種の電子部品を実装できる大きさを有している。例えば回路基板400には、入力コネクタ402や出力バス線404、抵抗(又はコンデンサ、コイルでもよい)406,408、チップ部品410,412等が実装されている。このうち1つのチップ部品412は回路基板400の裏面に実装されている。また、出力バス線404は回路基板400にスルーホール実装されており、その末端(基端)が裏面にて固定されている。これら電子部品と圧電体20は回路基板400に形成された配線パターン(図示されていない)により接続されることにより、圧電トランス100を用いた電源回路を構成している。
〔孔〕
回路基板400の孔421は、圧電体20を厚み方向に受け入れて配置可能な大きさと形状を有する他、上記の抵抗406を同じく厚み方向に受け入れて配置できる領域分だけ拡張(第1実施形態の孔42との比較)されている。その他に、回路基板400には幅方向の一方の側縁部に切り欠き414が形成されており、この切り欠き414は、別の抵抗408を厚み方向に受け入れて配置可能な大きさと形状を有している。なお、孔421内に突起44,46,48,50が形成されている点は第1実施形態と同様である。
〔回路電極(ランド)〕
回路基板400の上面には、第1実施形態と同様に回路電極52,54,56が形成されているが、第2実施形態では各回路電極52,54,56が対をなしておらず、いずれも単一で配置されている。なお、各回路電極52,54,56の配置は、上述した導電線281,301,321の張り出し方向に対応している。また、回路基板400の内層に図示しない配線パターンが形成されている点、及び、回路電極52,54,56が突起44,46,48の配置に対応している点は第1実施形態と同様である。
図9は、第2実施形態の圧電トランス100を完成状態で斜め上方及び斜め下方から示した斜視図である。
〔導電線による圧電体の保持〕
図9中(A):第2実施形態では、回路基板400の孔421内に圧電体20が配置された状態で、各導電線281,301,321が圧電体20から幅方向のいずれか一方の側方へ張り出すようにして延び、回路基板400の上面にてそれぞれ対応する回路電極52,54,56に固着(半田付け)されている。この状態で、圧電体20は回路基板400の上面側のみにて、導電線281,301,321を介して回路基板400に保持されている。このとき、上記のように3本の導電線281,301,321が互い違いに張り出しており、圧電体20は幅方向の両側でバランスよく3点支持されるため、回路基板400から落下することはない。
図9中(B):圧電体20の下面に1次側電極24が形成されており、この1次側電極24が長手方向の一端にて側面に連なり、上面にまで延長されている点は第1実施形態と同様である。また、他端部には予備的な2次側電極29が形成されている。
図10は、第2実施形態の圧電トランス100を完成状態で示した平面図及び正面図である。
図10中(A):ここでは、孔421の形状がより明らかとなっている。上記のように、孔421は圧電体20より一回り大きく形成された領域に加えて、抵抗406を配置可能な領域が追加されている。なお、ここでは1つの孔421を形成した例を挙げているが、抵抗406に対応する孔(又は切り欠き)を別に形成してもよい。
〔接着剤〕
特に図示されていないが、第1実施形態と同様に、接着剤を用いて導電線281を突起44の部分で回路基板400の上面に接着することができる。また、その他の導電線301,321をそれぞれ対応する突起46,48の部分で回路基板400の上面に接着してもよい。なお、第2実施形態の圧電トランス100は実装部品として使用されないため、リフローによる半田23,25,27,53,55,57の溶融を考慮しなければ、接着剤による固定を省略することもできる。
図10中(B):第2実施形態の場合、回路基板400の厚みが圧電体20の厚みより小さいため、回路基板400の下面よりも圧電体20の下面が下方に位置している。ただし、上記のように第2実施形態の圧電トランス100は、実装部品としてではなく電源用回路ブロックとして用いることを主としているため、面実装タイプの第1実施形態よりも回路基板400の厚みを薄くして構成することができる。これにより、全体の軽量化や薄型化を図ることができる。
図8〜図10に示される圧電トランス100は、例えば樹脂ケースに収容された形態の電源用回路モジュールとして構成することもできる。この場合、入力コネクタ402及び出力バス線404は樹脂ケースの開口等から露出させつつ、圧電体20、回路基板400及びその実装部品が樹脂ケースに覆われた状態となるので、各種部品の保護や全体のハンドリング性が向上する。
本発明は上述した実施形態に制約されることなく、種々に変形して実施することができる。例えば、各導電線28,30,32,281,301,321は全てが金糸線でなくてもよく、振動の節に対応する1次側電極22では、導電線28,281をソリッドなリード線としてもよい。
また、各導電線28,30,32,281,301,321の固着は半田付けだけに限らず、導電性接着剤による固着であってもよい。
各実施形態では、導電体の一例として導電線28,30,32,281,301,321等(金糸線)を挙げているが、例えば導電パターンを形成したフレキシブル基板(FPC)を用いてもよいし、柔軟性を備えた導電板(銅板等)を用いてもよい。
その他、圧電体20や回路基板40,400の厚みや長さ、幅は適宜に変更可能である。また、回路基板40,400の外形や孔42,421の形状は図示も含めて好ましい例示であり、これらに限定されるものではない。
10 圧電トランス
20 圧電体
22,24 1次側電極
26 2次側電極
28,30,32 導電線
40 回路基板
42 孔
44,46,48,50 突起
52,54,56 回路電極
100 圧電トランス
281,301,321 導電線
400 回路基板
421 孔

Claims (9)

  1. 厚み方向で一対をなす外面に電極が形成された平板状の圧電体と、
    前記圧電体を厚み方向に受け入れて配置可能な孔が形成された平板状の基板とを備え、
    前記圧電体は、
    前記基板の孔内に配置された状態で、一方の外面に形成された電極固着された導電体のみを介して前記基板に保持されることを特徴とする圧電トランス。
  2. 請求項1に記載の圧電トランスにおいて、
    前記基板は、
    前記圧電体の厚みより大きい厚みを有することを特徴とする圧電トランス。
  3. 請求項1又は2に記載の圧電トランスにおいて、
    前記基板は、
    厚み方向で一対をなす一方の外面にのみ前記導電体を固着させて前記圧電体を保持していることを特徴とする圧電トランス。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の圧電トランスにおいて、
    前記圧電体は、
    厚み方向で一対をなす外面のうち、一方の外面上のみに形成された第1の入力電極と、
    厚み方向で一対をなす外面のうち他方の外面から長手方向又は幅方向の一端にて側面に連なり、かつ、前記一方の外面上にまで延長して形成された第2の入力電極と
    を有することを特徴とする圧電トランス。
  5. 請求項4に記載の圧電トランスにおいて、
    前記圧電体は、
    前記一方の外面上にて延長された前記第2の入力電極の延長部分に対応して設けられ、入力電圧の印加に伴い駆動及び発電を行う領域をそれぞれ前記延長部分の延長方向である長手方向又は幅方向に延長した延長部を含むことを特徴とする圧電トランス。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の圧電トランスにおいて、
    前記基板は、
    前記孔内に前記圧電体が配置された状態でみて、前記電極に固着された前記導電体に対応する位置で前記孔の内周面から内側に向けて突出して形成され、前記孔内での前記圧電体の配置を案内する突起を有することを特徴とする圧電トランス。
  7. 請求項6に記載の圧電トランスにおいて、
    前記導電体は、
    前記基板の厚み方向で一対をなす一方の外面の前記突起上で接着剤により接着されていることを特徴とする圧電トランス。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の圧電トランスにおいて、
    前記導電体は、
    前記一方の外面に沿って前記圧電体の幅方向の両側に張り出して延び、かつ、両端の位置が前記基板の幅方向でみた両側縁の位置に重なることを特徴とする圧電トランス。
  9. 請求項1から8のいずれに記載の圧電トランスを用いて入力電圧を変圧して出力する電源回路を備えた電源用回路モジュール。
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