JP5614629B2 - 電源装置 - Google Patents
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Description
プリント配線板に配線された接続線からケース2の各リード2a、2bを介して圧電トランス1の入力電極1bに電圧が印加される。
基板に圧電トランスを除いた部分の電源回路が形成され、前記圧電トランスは前記基板に実装されて前記電源回路と導通接続されている電源装置において、
前記電源回路は、配線パターンが形成された前記基板であるプリント配線板により形成され、
前記基板には、トランス収容孔が形成され、
前記トランス収容孔内で前記圧電トランスと前記基板とを橋渡す保持部材を備え、
前記圧電トランスは、前記基板の厚さとほぼ同じ厚さの平面状に形成され、
前記圧電トランスは、前記保持部材により保持されて前記トランス収容孔内に、その厚さ方向が前記基板の厚さ方向に揃うように宙吊り配設され、
前記圧電トランスは、前記保持部材を介して前記配線パターンに導通接続されることを特徴とする電源装置。
前記基板には、前記圧電トランスが形成される領域において、前記圧電トランスと重なって他の部品が実装されることを特徴とする。
前記圧電トランスは、前記電源回路に前記保持部材を介して導通接続されることを特徴
とする。
前記保持部材は、
、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの入力電極の一端と前記基板とを橋渡す第
1のブリッジセラミックス部と、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの出力電極の
一端と前記基板とを橋渡す第2のブリッジセラミックス部と、を備え、
前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラミックス部は、前記
圧電トランスの振動の節となる部位で前記圧電トランスを保持することを特徴とする。
前記圧電トランスがλモードにより振動する圧電トランスであるときは、
前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラミックス部は、
前記圧電トランスの一端から全体の略4分の1の長さだけ離れた位置で前記圧電トランスを保持し、前記圧電トランスの他端から全体の略4分の1の長さだけ離れた位置で前記圧電トランスを保持することを特徴とする。
前記保持部材は、
、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの入力電極の他端と前記基板とを橋渡す第
3のブリッジセラミックス部と、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの出力電極の
他端と前記基板とを橋渡す第4のブリッジセラミックス部、を備え、
前記第3のブリッジセラミックス部および前記第4のブリッジセラミックス部は、前記
圧電トランスを挟んで前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラ
ミックス部と対向し振動の節となる部位で、前記圧電トランスを保持することを特徴とす
る。
また、本発明の電源装置の構成であれば、製造時に(アルミナ)基板形成の工程で行われる絶縁層の形成が圧電トランス上にも同時に行えるため、絶縁性の確保が容易である。
図1において、本発明の(オンボード型)電源装置6は、圧電トランス7が、基板20に形成されるトランス収容孔20a内で、圧電トランス7と基板20とを橋渡す保持部材8に保持され宙吊り配設されて、基板20上の電源回路と電気的に接続されて成る。
具体的には、保持部材8は、一端が基板20に固定され、トランス収容孔20a内で圧電トランス7の入力電極7bの一端と基板20とを橋渡す第1のブリッジセラミックス部8aと、一端が基板20に固定され、トランス収容孔20a内で圧電トランス7の出力電極7cの一端と基板20とを橋渡す第2のブリッジセラミックス部8bと、一端が基板20に固定され、トランス収容孔20a内で圧電トランス7の入力電極7bの他端と基板20とを橋渡す第3のブリッジセラミックス部8cと、一端が基板20に固定され、トランス収容孔20a内で圧電トランス7の出力電極7cの他端と基板20とを橋渡す第4のブリッジセラミックス部8dとを備える。
第1のブリッジセラミックス部8aおよび第2のブリッジセラミックス部8bは、圧電トランス7の振動の節となる部位(領域、範囲)で圧電トランス7を保持する。
この時、第1のブリッジセラミックス部8a、第2のブリッジセラミックス部8b、第3のブリッジセラミックス部8cおよび第4のブリッジセラミックス部8dは、機械的強度を確保できる条件で、振動を妨げ、効率が低下しないように、できるだけ小さいエリアで圧電セラミックスを支持することが好適である。
このように、焼成により一体化しておくと、基板20に配線層を形成する工程で圧電セラミックスにも同時に電極及び外部への配線が可能となる点で有効である。
このように形成された圧電トランスを用いた電源装置は、次のように動作する。基板20の接続端から第1のブリッジセラミックス部8a(または第3のブリッジセラミックス部8c)に形成された接続線を介して、圧電トランス7の入力電極7bに電圧が印加される。
また、圧電トランスの上に他の部品を実装することも可能であり、電源モジュール(電源装置)として組む場合、モジュール自体の小型化、低背化に貢献できる。
また、本発明の電源装置は、圧電トランスと外部端子とを電気的に接続するワイヤは無く、手作業の工程を無くすことが可能となる。しかも、ワイヤ切れの心配が無いので、高信頼性が確保でき、絶縁を確保できる実装が可能である。
本発明の電源装置は、圧電トランス7の入力電極および出力電極が第1のブリッジセラミックス部8aおよび第2のブリッジセラミックス部8b(または第3のブリッジセラミックス部8cおよび第4のブリッジセラミックス部8d)を介して基板20に配線された接続線の接続端と接続されるものとして説明しているが、特にこれに限定されるものではなく、ボンディングワイヤまたはボンディングリードにより接続されるものでもよい。
7 圧電トランス
7a 入力電極
7b 出力電極
8 保持部材
8a 第1のブリッジセラミックス部
8b 第2のブリッジセラミックス部
8c 第3のブリッジセラミックス部
8d 第4のブリッジセラミックス部
20 基板
20a トランス収容孔
Claims (6)
- 基板に圧電トランスを除いた部分の電源回路が形成され、前記圧電トランスは前記基板に実装されて前記電源回路と導通接続されている電源装置において、
前記電源回路は、配線パターンが形成された前記基板であるプリント配線板により形成され、
前記基板には、トランス収容孔が形成され、
前記トランス収容孔内で前記圧電トランスと前記基板とを橋渡す保持部材を備え、
前記圧電トランスは、前記基板の厚さとほぼ同じ厚さの平面状に形成され、
前記圧電トランスは、前記保持部材により保持されて前記トランス収容孔内に、その厚さ方向が前記基板の厚さ方向に揃うように宙吊り配設され、
前記圧電トランスは、前記保持部材を介して前記配線パターンに導通接続される
ことを特徴とする電源装置。 - 前記基板には、前記圧電トランスが形成される領域において、前記圧電トランスと重なって他の部品が実装される
ことを特徴とする請求項1に記載の電源装置。 - 前記圧電トランスは、
前記トランス収容孔内に配置され、焼成により前記保持部材を介して前記基板と一体化する
ことを特徴とする請求項2に記載の電源装置。 - 前記保持部材は、
前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの入力電極の一端と前記基板とを橋渡す第1のブリッジセラミックス部と、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの出力電極の一端と前記基板とを橋渡す第2のブリッジセラミックス部と、を備え、
前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラミックス部は、前記圧電トランスの振動の節となる部位で前記圧電トランスを保持する
ことを特徴とする請求項3に記載の電源装置。 - 前記圧電トランスがλモードにより振動する圧電トランスであるときは、
前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラミックス部は、
前記圧電トランスの一端から全体の略4分の1の長さだけ離れた位置で前記圧電トランスを保持し、前記圧電トランスの他端から全体の略4分の1の長さだけ離れた位置で前記圧電トランスを保持する
ことを特徴とする請求項4に記載の電源装置。 - 前記保持部材は、
前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの入力電極の他端と前記基板とを橋渡す第3のブリッジセラミックス部と、前記トランス収容孔内で前記圧電トランスの出力電極の他端と前記基板とを橋渡す第4のブリッジセラミックス部、を備え、
前記第3のブリッジセラミックス部および前記第4のブリッジセラミックス部は、前記圧電トランスを挟んで前記第1のブリッジセラミックス部および前記第2のブリッジセラミックス部と対向し振動の節となる部位で、前記圧電トランスを保持する
ことを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
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Family Applications (1)
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